JP2011057425A - 乗客コンベア - Google Patents
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Abstract
【課題】隣接する踏段に段差が生じる傾斜部分において、乗客の履物などが挟まれ事故を防止できる乗客コンベアを得ること。
【解決手段】無端状に連結され循環移動する踏段3を有する乗客コンベア1において、踏段3の両側面に対して所定の隙間7を隔てて配設されたスカートガード5と、隣接する踏段3と踏段3とにより段差が形成される傾斜部分において、踏段3とスカートガード5との隙7を照射する光源30とを備えたものである。
【選択図】 図1
【解決手段】無端状に連結され循環移動する踏段3を有する乗客コンベア1において、踏段3の両側面に対して所定の隙間7を隔てて配設されたスカートガード5と、隣接する踏段3と踏段3とにより段差が形成される傾斜部分において、踏段3とスカートガード5との隙7を照射する光源30とを備えたものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、乗客コンベアに関するものである。
従来の乗客コンベアは下記特許文献1に示すように、乗客コンベアのステップ走行移動部の左右隣側に立設された欄干の下部スカートガードパネルの乗降口部分に、このスカートガードパネルの長手方向に沿って点滅灯を配設されている。
さらに、乗客コンベアは、踏段を支持する主枠と、この主枠の乗降部に設けられた乗降部と、この乗降部に配設され、当該乗降部の上方を照らす、冷陰極蛍光ランプを光源とする照明器具とを備えている。
かかる乗客コンベアによれば、欄干の下部スカートガードパネルの乗降口部分に配設した点滅灯の光を点滅することにより、乗客に踏段の終端の位置と踏段がコムに入り込むことを警告すると共に、スカートガードとステップの隙間を明示しているので、乗客の安全性に寄与し得る。
さらに、乗客コンベアは、踏段を支持する主枠と、この主枠の乗降部に設けられた乗降部と、この乗降部に配設され、当該乗降部の上方を照らす、冷陰極蛍光ランプを光源とする照明器具とを備えている。
かかる乗客コンベアによれば、欄干の下部スカートガードパネルの乗降口部分に配設した点滅灯の光を点滅することにより、乗客に踏段の終端の位置と踏段がコムに入り込むことを警告すると共に、スカートガードとステップの隙間を明示しているので、乗客の安全性に寄与し得る。
しかしながら、乗客コンベアにおける、踏段とスカートガードの隙間に挟まれる事故は、隣接する踏段に段差が生じる傾斜部分で発生している。したがって、上記従来の乗客コンベアでは、踏段間に段差が生じない乗降部のみの注意喚起では、隣接する踏段に段差が生じて乗客のる挟まれる領域での事故を効果的に防止できないとういう課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、隣接する踏段に段差が生じる傾斜部分において、乗客の履物などが挟まれ事故を防止できる乗客コンベアを得ることを課題としている。
本発明に係る乗客コンベアは、無端状に連結され循環移動する踏段を有する乗客コンベアにおいて、
前記踏段の両側面に対して所定の隙間を隔てて配設されたスカートガードと、
隣接する前記踏段と前記踏段とにより段差が形成される傾斜部分において、前記踏段と前記スカートガードとの前記隙を照射する発光手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
本発明の乗客コンベアによれば、発光手段は、隣接する踏段と踏段とにより段差が形成される傾斜部分において、踏段とスカートガードとの隙間を照射するので、該隙間が発光する。これにより、踏段に乗っている乗客に対して隙間が発光されて注意喚起となり、踏段とスカートガードとの隙間から足を遠ざけるようになる。したがって、隣接する踏段に段差が生じる傾斜部分に乗客の履物などが挟まれ事故を未然に防止できる。
前記踏段の両側面に対して所定の隙間を隔てて配設されたスカートガードと、
隣接する前記踏段と前記踏段とにより段差が形成される傾斜部分において、前記踏段と前記スカートガードとの前記隙を照射する発光手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
本発明の乗客コンベアによれば、発光手段は、隣接する踏段と踏段とにより段差が形成される傾斜部分において、踏段とスカートガードとの隙間を照射するので、該隙間が発光する。これにより、踏段に乗っている乗客に対して隙間が発光されて注意喚起となり、踏段とスカートガードとの隙間から足を遠ざけるようになる。したがって、隣接する踏段に段差が生じる傾斜部分に乗客の履物などが挟まれ事故を未然に防止できる。
本発明に係る乗客コンベアにおける発光手段は、傾斜部分を連続して照射する、ことが好ましい。
これにより、発光手段は、隣接する踏段と踏段とにより段差が形成される傾斜部分において、踏段とスカートガードとの隙を連続して照射するので、該隙間が発光する。したがって、踏段に乗っている乗客に対して、隙間が連続的発光されるので、より一層の注意喚起となる。
これにより、発光手段は、隣接する踏段と踏段とにより段差が形成される傾斜部分において、踏段とスカートガードとの隙を連続して照射するので、該隙間が発光する。したがって、踏段に乗っている乗客に対して、隙間が連続的発光されるので、より一層の注意喚起となる。
本発明に係る乗客コンベアにおける発光手段は、踏段の側面とスカートガードの間に形成される隙間の直下に設けると共に、上向きに発光するよう配置する、ことが好ましい。
これにより、発光手段は、踏段の側面とスカートガードの間に形成される隙間の直下に設けると共に、上向きに発光するよう配置したので、光が踏段の上部まで有効に到達できることになる。乗客に対してより一層の注意を喚起する。
これにより、発光手段は、踏段の側面とスカートガードの間に形成される隙間の直下に設けると共に、上向きに発光するよう配置したので、光が踏段の上部まで有効に到達できることになる。乗客に対してより一層の注意を喚起する。
本発明の乗客コンベアによれば、隣接する踏段に段差が生じる傾斜部分において、乗客の履物などが挟まれ事故を未然に防止できる乗客コンベアを得ることができる。
実施の形態1.
本発明の一実施の形態を図1及び図2によって説明する。図1は、本発明の実施の一実施の形態による乗客コンベアの欄干に対して直角方向から見た断面図、図2は図1のスカートガードの内側から踏段側面を見た図である。
図1及び図2において、乗客コンベア1は、ガイドレール12に案内される踏段3に対してスカートガード5は所定の隙間隔てた位置に配置されており、無端状に連結され循環移動する踏段3とスカートガード5の間には空隙(隙間)7が存在している。
乗客コンベア1は、踏段3の側面から立設された欄干9の基部を覆うデッキボード11と、欄干9の頂部を移動する移動手摺15とを有している。そして、踏段3は図1において紙面直角方向に進行するため、踏段3の側面とスカートガード5との空隙7は概ね一定に形成されている。
本発明の一実施の形態を図1及び図2によって説明する。図1は、本発明の実施の一実施の形態による乗客コンベアの欄干に対して直角方向から見た断面図、図2は図1のスカートガードの内側から踏段側面を見た図である。
図1及び図2において、乗客コンベア1は、ガイドレール12に案内される踏段3に対してスカートガード5は所定の隙間隔てた位置に配置されており、無端状に連結され循環移動する踏段3とスカートガード5の間には空隙(隙間)7が存在している。
乗客コンベア1は、踏段3の側面から立設された欄干9の基部を覆うデッキボード11と、欄干9の頂部を移動する移動手摺15とを有している。そして、踏段3は図1において紙面直角方向に進行するため、踏段3の側面とスカートガード5との空隙7は概ね一定に形成されている。
発光手段としての光源30は、図1及び図2に示すように、隣接する踏段3と踏段3とにより段差が形成される傾斜部分において、踏段3両側面の下方、即ち空隙7下方には、スカートガード5に連結固定された取付け板20に、上向きに光30Lを照射する方向に固定されており、光源30から発した光30Lは、空隙7を通して踏段3の上方に向かって照射される。ここで、光源30Lの色は、赤色又は黄色とすることが好ましい。直感的に危険性を認識する効果が得られるからである。
図2において、光源30は踏段3の進行方向に沿って、間隔を空け複数配置されている。
このように、踏段3とスカートガード5との間に形成される空隙7の下方から上方に向かって光30Lが照射されると、空隙7に面した部分のスカートガード7の表面は、踏段3が光源30付近を通過する度に、光30Lによって明るく光るため、踏段3上の乗客から見下ろすと、踏段3の両側面に形成された空隙部が明るく光り注意を促す効果がある。
ここで、光源30としてはLEDを用いることが好ましい。LEDを用いることにより、輝度の高い発光が得られるため、踏段3とスカートガード5間の空隙7を効果的に照射するとともに、乗客が踏段3の上から見下ろした際の、光30Lの視認性が良好となる。したがって、乗客への注意喚起効果が高い。
このように、踏段3とスカートガード5との間に形成される空隙7の下方から上方に向かって光30Lが照射されると、空隙7に面した部分のスカートガード7の表面は、踏段3が光源30付近を通過する度に、光30Lによって明るく光るため、踏段3上の乗客から見下ろすと、踏段3の両側面に形成された空隙部が明るく光り注意を促す効果がある。
ここで、光源30としてはLEDを用いることが好ましい。LEDを用いることにより、輝度の高い発光が得られるため、踏段3とスカートガード5間の空隙7を効果的に照射するとともに、乗客が踏段3の上から見下ろした際の、光30Lの視認性が良好となる。したがって、乗客への注意喚起効果が高い。
上記実施形態の乗客コンベアは、無端状に連結され循環移動する踏段3を有する乗客コンベア1において、踏段3の両側面に対して所定の隙間を隔てて配設されたスカートガード5と、隣接する踏段3と踏段3とにより段差が形成される傾斜部分において、踏段3とスカートガード5との隙7を照射する光源30と、を備えたものである。
かかる乗客コンベア1によれば、光源30は、隣接する踏段3と踏段3とにより段差が形成される傾斜部分において、踏段3とスカートガード5との隙間7に光を照射するので、該隙間7が発光する。これにより、踏段3に乗っている乗客に対して、隙間7が発光されることにより注意喚起する。踏段3とスカートガード5との隙間7から足等を遠ざけるようになる。したがって、隣接する踏段3に段差が生じる傾斜部分に乗客の履物などが挟まれ事故を未然に防止できる。
かかる乗客コンベア1によれば、光源30は、隣接する踏段3と踏段3とにより段差が形成される傾斜部分において、踏段3とスカートガード5との隙間7に光を照射するので、該隙間7が発光する。これにより、踏段3に乗っている乗客に対して、隙間7が発光されることにより注意喚起する。踏段3とスカートガード5との隙間7から足等を遠ざけるようになる。したがって、隣接する踏段3に段差が生じる傾斜部分に乗客の履物などが挟まれ事故を未然に防止できる。
実施の形態2.
本発明の他の実施形態を図3によって説明する。図3は、本発明の実施の他の形態による乗客コンベアを側方から見た図である。図3中、図2と同一符号は同一部分を示し、説明を省略する。
図3において、乗客コンベアは、踏段3両側面の下方に、踏段3の進行方向に沿って連続的に配置された光源130から光30Lが踏段3の方向に照射するように形成されている。照射された光130Lは、踏段3とスカートガード5との間に形成される空隙7を通過して、踏段3の上方へ到達する。
このように、踏段3の両側面とスカートガード5との間に形成される空隙7が、踏段3の移動中に連続的に明るく光ることにより、踏段3上の乗客に対して注意喚起する効果がより一層得られる。
本発明の他の実施形態を図3によって説明する。図3は、本発明の実施の他の形態による乗客コンベアを側方から見た図である。図3中、図2と同一符号は同一部分を示し、説明を省略する。
図3において、乗客コンベアは、踏段3両側面の下方に、踏段3の進行方向に沿って連続的に配置された光源130から光30Lが踏段3の方向に照射するように形成されている。照射された光130Lは、踏段3とスカートガード5との間に形成される空隙7を通過して、踏段3の上方へ到達する。
このように、踏段3の両側面とスカートガード5との間に形成される空隙7が、踏段3の移動中に連続的に明るく光ることにより、踏段3上の乗客に対して注意喚起する効果がより一層得られる。
1 乗客コンベア、3 踏段、5 スカートガード、7 隙間、30,130 光源、30L,130L 光。
Claims (3)
- 無端状に連結され循環移動する踏段を有する乗客コンベアにおいて、
前記踏段の両側面に対して所定の隙間を隔てて配設されたスカートガードと、
隣接する前記踏段と前記踏段とにより段差が形成される傾斜部分において、前記踏段と前記スカートガードとの前記隙を照射する発光手段と、
を備えたことを特徴とする乗客コンベア。 - 前記発光手段は、前記傾斜部分を連続して照射する、
ことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記発光手段は、前記踏段側面と前記スカートガードの間に形成される隙間の直下に設けると共に、上向きに発光するよう配置した、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の乗客コンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009211739A JP2011057425A (ja) | 2009-09-14 | 2009-09-14 | 乗客コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009211739A JP2011057425A (ja) | 2009-09-14 | 2009-09-14 | 乗客コンベア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011057425A true JP2011057425A (ja) | 2011-03-24 |
Family
ID=43945533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009211739A Pending JP2011057425A (ja) | 2009-09-14 | 2009-09-14 | 乗客コンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011057425A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013216406A (ja) * | 2012-04-05 | 2013-10-24 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 乗客コンベアの踏段照明装置 |
CN103449295A (zh) * | 2012-05-30 | 2013-12-18 | 株式会社日立制作所 | 乘客传送设备 |
-
2009
- 2009-09-14 JP JP2009211739A patent/JP2011057425A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013216406A (ja) * | 2012-04-05 | 2013-10-24 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 乗客コンベアの踏段照明装置 |
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