JP2015113212A - 乗客コンベア装置 - Google Patents

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考生 小原
Takao Obara
考生 小原
勇人 仲條
Isato Nakajo
勇人 仲條
壮太 三浦
Sota Miura
壮太 三浦
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Abstract

【課題】簡易な構造で、ステップとスカートガードとの間隙に挟まれる危険に対する乗客の意識を高めることのできる乗客コンベア装置の提供。
【解決手段】無端状に走行するステップ3の側方に立設され上端をデッキベース6に固定されたスカートガード7と、このスカートガード7のステップ3の反対側の位置においてその上方に立設された欄干パネルと、この欄干パネルとスカートガード7との間に設けられ、このスカートガード7側がデッキベース6に固定された内側デッキ8と、スカートガード7上端と内側デッキ8下端との接合部に、ステップ3側に突出するように配置されるモール9とを備えた乗客コンベア装置において、モール9に、ステップ3とスカートガード7との間隙Gを照射可能な照明部10を設けたものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、乗客コンベア装置に関する。
乗客コンベア装置の欄干部に照明装置を設ける背景技術として、特許文献1がある。この公報には、無端乗客輸送バンドと、無端移動手すりと、輸送バンドおよび/または無端移動手すりの速度を求める装置と、輸送バンドに沿って延在するとともに複数の光源を含む照明手段と、光源に接続された照明制御装置と、を備える乗客コンベアであって、照明制御装置は、輸送バンドおよび/または移動手すりの速度に従って個々の光源を点灯するように設けられている、と記載されている。また、この公報にあっては、照明手段を欄干の近傍で内側デッキの頂部に設けられた照明プロファイルの内部に位置するものとして開示されているが、照明手段は内側デッキに沿ったどの位置に設けてもよい、と記載されている。
また、乗客等がステップとスカートガードとの間隙に挟まれるという危険性を回避するものとして、特許文献2がある。この公報には、内側デッキのスカートガード側折り曲げ端部をスカートガードとほぼ面一或いは内側となるようにデッキベースに固定し、スカートガード上端固定部とデッキベース固定部とを、ステップ側に突出するよう設けられたモールにより覆い、かつ、このモールを、このモール内に収納されるボルトによりデッキベースに固定した、と記載されている。
特表2009−537420号公報 特開2009−227352号公報
ところで、乗客コンベア装置にあっては、乗客等がステップとスカートガードとの間隙に挟まれることは重大事故に至る恐れが高く、この危険性を低減することは重要な課題である。しかしながら、前述した特許文献1は、照明手段を動的なものとし、乗客コンベアの全体または部分に特に注意を引くようにしたものであるが、ステップとスカートガードとの間隙に乗客の注意を喚起する点で特別な工夫がされたものではなかった。また、前述した特許文献2は、内側デッキに配置したモールによって乗客等がステップとスカートガードとの間隙に挟まれるという危険性を回避するものであるが、乗客の注意を喚起する点で課題があった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、簡易な構造で、ステップとスカートガードとの間隙に挟まれる危険に対する乗客の意識を高めることのできる乗客コンベア装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、無端状に走行するステップの側方に立設され上端をデッキベースに固定されたスカートガードと、前記スカートガードの前記ステップの反対側の位置においてその上方に立設された欄干パネルと、前記欄干パネルと前記スカートガードとの間に設けられ、前記スカートガード側が前記デッキベースに固定された内側デッキと、前記スカートガード上端と前記内側デッキ下端との接合部に、前記ステップ側に突出するように配置されるモールとを備えた乗客コンベア装置において、前記モールに、前記ステップと前記スカートガードとの間隙を直接照射可能な照明部を設けたことを特徴としている。
本発明によれば、モールに設けた照明部によりステップとスカートガードとの間隙を直接照射することにより、ステップとスカートガードとの間隙に挟まれる危険に対する乗客の意識を高めることができる。また、スカートガード上端と内側デッキ下端との接合部を覆うモールに照明部を設けるという簡易な構造であることから、容易に採用できると共に、既にモールを備えた乗客コンベア装置にあっては、リニューアル時等に特別な加工等を要することなく照明装置付きのものすることができる。
乗客コンベア装置の概略構成図である。 本発明に係る乗客コンベア装置の一実施例を示し、図1のA−A線に沿う縦断面図である。 ベビーカーの車輪との位置関係を示す図2相当図である。
本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。尚、各図において、同一又は類似の構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。
図1は、乗客コンベア装置の概略構成図である。乗客コンベア装置、例えばエスカレータは、図1に示すように、下階床と上階床とに架設される本体枠1と、この本体枠1に配置され、下階床に連なる下部乗降口2aから上階床に連なる上部乗降口2bにかけて、無端状に走行するステップ3と、このステップ3と同期して移動するハンドレール4と、本体枠1の長手方向に沿ってステップ3の両側に立設され、ハンドレール4の走行路を形成する欄干5とを備えている。
図2は、本発明に係る乗客コンベア装置の一実施例を示し、図1のA−A線に沿う縦断面図である。欄干5は、図2に示すように、ステップ3の側方に立設され上端をデッキベース6に固定されたスカートガード7と、このスカートガード7のステップ3の反対側の位置においてその上方に立設された図示しない欄干パネルと、この欄干パネルとスカートガード7との間に設けられ、このスカートガード7側がデッキベース6に固定された内側デッキ8と、ステップ3側に突出するように配置され、スカートガード7上端と内側デッキ8下端との接合部を覆うモール9とを備えている。
モール9には、ステップ3とスカートガード7との間隙Gを光16で直接照射可能な照明部10が設けられており、この照明部10は、モール9に填装される光源体11と、この光源体11の下方に配置される導光体12とを有している。また、モール9には、鉛直方向下方が解放された開口部9aが形成され、この開口部9aに、例えばLEDから成る光源体11が、取付範囲15で示した下部乗降口2aから上部乗降口2bにわたって取り付けられている。さらに、導光体12は、ステップ3側からスカートガード7側に向かって先細りとなる傾斜部13を備えている。
エスカレータの運転時、LEDから成る光源体11が点灯し、光源体11の発する光は導光体12に導かれ、ステップ3とスカートガード7との間隙Gを直接照射する。これによって、エスカレータに乗り込んだ乗客は、ステップ3とスカートガード7との間隙Gに意識を向け、この間隙Gに挟まれることがないよう、自分の足元、衣服、及び持ち物等に注意を払う。また、導光体12は、ステップ3側からスカートガード7側に向かって先細りとなる傾斜部13を有していることから、図3に示すように、例えば乗客が用いているベビーカーの車輪14が、スカートガード7方向に押し付けられても、導光体12の傾斜部13により阻まれ、ステップ3と導光体12との間に車輪が挟まることを防ぐ。特に、ベビーカーの車輪14の高さが、ステップ3と導光体12との間の高さに近いか、それより若干小さい場合には、その挟まれ防止の効果が大きい。尚、図3は、ベビーカーの車輪との位置関係を示す図2相当図である。
本実施例によれば、モール9に設けた照明部10によりステップ3とスカートガード7との間隙Gを直接照射することにより、ステップ3とスカートガード7との間隙Gに挟まれる危険に対する乗客の意識を高めることができる。また、スカートガード7上端と内側デッキ3下端との接合部を覆うモール9に照明部10を設けるという簡易な構造であることから、容易に採用できると共に、既にモールを備えた乗客コンベア装置にあっては、リニューアル時等に特別な加工等を要することなく照明装置付きのものとすることができる。
なお、前述した実施例では、照明部10は、光源体11、及び導光体12から構成されるものとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、導光体12を介することなく光源体11の発する光で直接ステップ3とスカートガード7との間隙Gを直接照射するようにしても良い。
以上、本発明の実施例を説明してきたが、これまでの実施例で説明した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。
6 デッキベース
7 スカートガード
8 内側デッキ
9 モール
10 照明部
11 光源体
12 導光体
13 傾斜部
14 車輪
15 取付範囲
16 光

Claims (3)

  1. 無端状に走行するステップの側方に立設され上端をデッキベースに固定されたスカートガードと、前記スカートガードの前記ステップの反対側の位置においてその上方に立設された欄干パネルと、前記欄干パネルと前記スカートガードとの間に設けられ、前記スカートガード側が前記デッキベースに固定された内側デッキと、前記スカートガード上端と前記内側デッキ下端との接合部に、前記ステップ側に突出するように配置されるモールとを備えた乗客コンベア装置において、
    前記モールに、前記ステップと前記スカートガードとの間隙を直接照射可能な照明部を設けたことを特徴とする乗客コンベア装置。
  2. 前記照明部は、前記モールに填装される光源体と、前記光源体の下方に配置される導光体とを有することを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア装置。
  3. 前記導光体は、前記ステップ側から前記スカートガード側に向かって先細りとなる傾斜部を備えることを特徴とする請求項2に記載の乗客コンベア装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021084792A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 東芝エレベータ株式会社 スカートガードパネル照明装置
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