JP2013216118A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】偏摩耗性能およびスノー性能を両立できる空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】この空気入りタイヤ1は、タイヤ周方向に延在する複数の周方向主溝2と、これらの周方向主溝2に区画されて成る複数の陸部3と、これらの陸部3に配置されてタイヤ幅方向に延在する複数のラグ溝4とを備えている。また、すべてのラグ溝4が、一方の溝壁に階段形状を有する階段部5を有している。また、階段部5が、踏面部51にサイプ6を有する。また、サイプ6が、踏面部51の長手方向の両端部に開口している。
【選択図】図5

Description

この発明は、空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、偏摩耗性能およびスノー性能を両立できる空気入りタイヤに関する。
オールシーズン用の乗用車用空気入りラジアルタイヤでは、非積雪路における優れた耐偏摩耗性能と、雪上路におけるスノー性能との双方が要求される。このような課題に関する従来の空気入りタイヤとして、特許文献1に記載される技術が知られている。
国際公開第97/032741号
この発明は、偏摩耗性能およびスノー性能を両立できる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかる空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延在する複数の周方向主溝と、前記周方向主溝に区画されて成る複数の陸部と、前記陸部に配置されてタイヤ幅方向に延在する複数のラグ溝とを備える空気入りタイヤであって、前記ラグ溝が、少なくとも一方の溝壁に階段形状を有する階段部を有することを特徴とする。
この発明にかかる空気入りタイヤでは、ラグ溝が階段部を有することにより、陸部の剛性が補強される。また、階段部の階段形状により、スノートラクション性が向上する。これにより、タイヤの耐摩耗性能およびスノー性能が両立する利点がある。
図1は、この発明の実施の形態にかかる空気入りタイヤを示すタイヤ子午線方向の断面図である。 図2は、図1に記載した空気入りタイヤのトレッド面を示す平面図である。 図3は、図2に記載した空気入りタイヤのラグ溝を示す説明図である。 図4は、図2に記載した空気入りタイヤのラグ溝を示す説明図である。 図5は、図2に記載した空気入りタイヤのラグ溝を示す説明図である。 図6は、図2に記載した空気入りタイヤのラグ溝を示す説明図である。 図7は、図1に記載した空気入りタイヤの変形例を示す説明図である。 図8は、図1に記載した空気入りタイヤの変形例を示す説明図である。 図9は、図1に記載した空気入りタイヤの変形例を示す説明図である。 図10は、図1に記載した空気入りタイヤの変形例を示す説明図である。 図11は、図1に記載した空気入りタイヤの変形例を示す説明図である。 図12は、図1に記載した空気入りタイヤの変形例を示す説明図である。 図13は、この発明の実施の形態にかかる空気入りタイヤの性能試験の結果を示す表である。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施の形態の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。また、この実施の形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
[空気入りタイヤ]
図1は、この発明の実施の形態にかかる空気入りタイヤ1を示すタイヤ子午線方向の断面図である。同図は、空気入りタイヤ1の一例として、乗用車用ラジアルタイヤを示している。なお、符号CLは、タイヤ赤道面である。
この空気入りタイヤ1は、一対のビードコア11、11と、一対のビードフィラー12、12と、カーカス層13と、ベルト層14と、トレッドゴム15と、一対のサイドウォールゴム16、16と、一対のビードゴム17、17を備える(図1参照)。
一対のビードコア11、11は、環状構造を有し、左右のビード部のコアを構成する。一対のビードフィラー12、12は、一対のビードコア11、11のタイヤ径方向外周にそれぞれ配置されてビード部を補強する。
カーカス層13は、単層構造を有し、左右のビードコア11、11間にトロイダル状に架け渡されてタイヤの骨格を構成する。また、カーカス層13の両端部は、ビードコア11およびビードフィラー12を包み込むようにタイヤ幅方向外側に巻き返されて係止される。また、カーカス層13は、スチールあるいは有機繊維材(例えば、ナイロン、ポリエステル、レーヨンなど)から成る複数のカーカスコードをコートゴムで被覆して圧延加工して構成され、絶対値で85[deg]以上95[deg]以下のカーカス角度(タイヤ周方向に対するカーカスコードの繊維方向の傾斜角)を有する。
ベルト層14は、一対の交差ベルト141、142と、ベルトカバー143とを積層して成り、カーカス層13の外周に掛け廻されて配置される。一対の交差ベルト141、142は、スチールあるいは有機繊維材から成る複数のベルトコードをコートゴムで被覆して圧延加工して構成され、絶対値で10[deg]以上30[deg]以下のベルト角度を有する。また、一対の交差ベルト141、142は、相互に異符号のベルト角度(タイヤ周方向に対するベルトコードの繊維方向の傾斜角)を有し、ベルトコードの繊維方向を相互に交差させて積層される(クロスプライ構造)。ベルトカバー143は、スチールあるいは有機繊維材から成る複数のベルトコードをコートゴムで被覆して圧延加工して構成され、絶対値で10[deg]以上45[deg]以下のベルト角度を有する。また、ベルトカバー143は、交差ベルト141、142のタイヤ径方向外側に積層されて配置される。
トレッドゴム15は、カーカス層13およびベルト層14のタイヤ径方向外周に配置されてタイヤのトレッド部を構成する。一対のサイドウォールゴム16、16は、カーカス層13のタイヤ幅方向外側にそれぞれ配置されて左右のサイドウォール部を構成する。一対のビードゴム17、17は、左右のビードコア11、11およびビードフィラー12、12のタイヤ幅方向外側にそれぞれ配置されて、左右のビード部を構成する。
図2は、図1に記載した空気入りタイヤ1のトレッド面を示す平面図である。同図は、ブロックを基調とした一般的なトレッドパターンを示している。なお、符号Tは、タイヤ接地端である。
この空気入りタイヤ1は、タイヤ周方向に延在する複数の周方向主溝2と、これらの周方向主溝2に区画されて成る複数の陸部3と、陸部3に配置されてタイヤ幅方向に延在する複数のラグ溝4とをトレッド部に備える(図2参照)。
例えば、この図2の構成では、ストレート形状を有する4本の周方向主溝2がタイヤ赤道面CLを中心として左右対称に配置されている。また、これらの周方向主溝2により、5列の陸部3が区画されている。また、すべての陸部3が、タイヤ周方向に所定間隔で配列された複数のラグ溝4を有している。また、すべてのラグ溝4が、陸部3を横断して陸部3の左右のエッジ部に開口するオープン構造を有している。これにより、各陸部3がラグ溝4によりタイヤ周方向に分断されて、ブロック列が形成されている。
なお、周方向主溝とは、5.0[mm]以上の溝幅を有する周方向溝をいう。また、ラグ溝とは、1.5[mm]以上の溝幅を有する横溝をいう。
また、図2の構成では、上記のように、すべてのラグ溝4が、オープン構造を有することにより、空気入りタイヤ1が、ブロックを基調としたトレッドパターンを有している。しかし、これに限らず、一部あるいは全部のラグ溝4が、陸部3内で両端部を終端させるクローズド構造を有しても良いし、一方の端部で陸部3のエッジ部に開口すると共に他方の端部にて陸部3内に終端するセミクローズド構造を有しても良い(図示省略)。また、空気入りタイヤ1が、ラグ溝4を有さない陸部3を備えることにより、リブ状の陸部3を含むリブパターンを有しても良い(図示省略)。
また、図2の構成では、ラグ溝4が、直線形状を有している。しかし、これに限らず、ラグ溝4が、円弧形状あるいは屈曲形状を有しても良い(図示省略)。また、ラグ溝4が、タイヤ周方向に対して傾斜角を有しつつタイヤ幅方向に延在しても良い(図示省略)。この場合には、ラグ溝4の傾斜角が、30[deg]以上90[deg]以下の範囲内にあることが好ましい。
[ラグ溝の溝壁の階段部およびサイプ]
図3〜図6は、図2に記載した空気入りタイヤ1のラグ溝4を示す説明図である。これらの図において、図3は、ラグ溝4の平面図を示し、図4は、ラグ溝4の溝深さ方向かつタイヤ周方向の断面図を示している。また、図5は、タイヤ新品時におけるラグ溝4の斜視図を示し、図6は、摩耗中期におけるラグ溝4の斜視図を示している。
この空気入りタイヤ1では、ラグ溝4が、少なくとも一方の溝壁に階段形状を有する階段部5を有する(図3〜図5参照)。
階段部5は、踏面部51と蹴上部52とを交互に接続して成る階段形状を有し、ラグ溝4の溝壁に配置されて溝開口部と溝底とを接続する。ここで、踏面部51とは、陸部3の踏面に平行な壁面部をいい、ラグ溝4の溝開口部側に平面を向けて配置される。また、蹴上部52とは、陸部3の踏面に対して溝深さ方向に傾斜した壁面部をいい、階段部5の段差を形成する。なお、階段部5は、少なくとも1段あれば良いが、複数段であることが好ましい。
例えば、図2に示すように、すべてのラグ溝4が階段部5をそれぞれ備えている。また、階段部5が、ラグ溝4の両溝壁のうちタイヤ周方向に向かって一方の溝壁にのみ配置されている。したがって、階段部5が、タイヤ周方向に向かって一方向に偏って配置されている。また、図3〜図5に示すように、階段部5が、3つの踏面部51をもつ多段構造を有している。また、これらの踏面部51が、陸部3の踏面とラグ溝4の溝底との間に、所定の段差をもって配置されている。また、階段部5が、ラグ溝4の溝長さ方向の全域に渡って配置されている。また、階段部5が、ラグ溝4の溝底を残して配置されている。また、階段部5が、車両前進時におけるタイヤ回転方向に対して、陸部3の踏み込み側(タイヤ周方向の先に接地する側)にあるラグ溝4の溝壁に配置されている。
また、この空気入りタイヤ1では、階段部5が、踏面部51にサイプ6を有する(図3〜図5参照)。
サイプとは、陸部に形成された切り込みをいい、0.4[mm]以上1.5[mm]のサイプ幅および1.0[mm]以上5.0[mm]以下のサイプ深さを有する。
例えば、図3〜図5の構成では、階段部5が、すべての踏面部51に1本のサイプ6をそれぞれ有している。また、各サイプ6が、ストレート形状を有し、踏面部51のエッジ部に沿ってラグ溝4の長手方向に延在している。また、各サイプ6が、オープン構造を有し、踏面部51の長手方向(ラグ溝4の溝長さ方向)の両端部にそれぞれ開口している。
この空気入りタイヤ1では、タイヤ新品時にて、ラグ溝4が階段部5を有することにより、陸部3の剛性が補強される(図5参照)。また、階段部5の階段形状により、スノートラクション性が向上する。これにより、タイヤの耐摩耗性能およびスノー性能が両立する。また、タイヤの摩耗が進行すると、階段部5の踏面部51が陸部3の踏面に露出する(図6参照)。すると、踏面部51にあるサイプ6が機能して、スノートラクション性が向上する。これにより、摩耗進行後においても、タイヤのスノー性能が維持される。
また、図3〜図5の構成では、階段部5が、ラグ溝4の一方の溝壁にのみ配置されている。しかし、これに限らず、一対の階段部5が、ラグ溝4の左右の溝壁にそれぞれ配置されても良い(図示省略)。
また、上記の構成では、ラグ溝4の溝幅L2と、階段部5の総幅W2とが、0.1≦W2/L2≦0.8の関係を有することが好ましく、0.3≦W2/L2≦0.5の関係を有することがより好ましい(図3参照)。これにより、ラグ溝4の溝底の幅が適正に確保され、また、段落5の蹴上部52との接続部におけるラグ溝4の溝底の曲率半径Rが適正に確保される。なお、このラグ溝4の溝底の曲率半径Rが、階段部5側にて、1[mm]≦Rの範囲にあることが好ましい。
また、上記の構成では、階段部5の踏面部51の幅W3および蹴上部52の高さW4が、1.5[mm]≦W3≦5.0[mm]および1.5[mm]≦W4≦8.0[mm]の範囲内にあることが好ましい(図4参照)。このとき、踏面部51の幅W3と、蹴上部52の高さW4とが、0.3≦W3/W4≦3.0の関係を有することが好ましい。
また、上記の構成では、陸部3の踏面から最も溝底側にある階段部5の踏面部51までの距離W5と、ラグ溝4の溝深さL3とが、0.4≦W5/L3≦0.8の関係を有することが好ましい(図4参照)。したがって、タイヤの摩耗中期から80[%]摩耗時までに、階段部5の踏面部51およびサイプ6が陸部3の踏面に露出するように構成される。
また、上記の構成では、サイプ6が、階段部5の踏面部51の両端部に開口するオープン構造を有している(図3参照)。しかし、これに限らず、サイプ6が、一方の端部にて踏面部51の端部に開口すると共に他方の端部にて踏面部51内に終端するセミクローズド構造を有しても良いし、両端部にて踏面部51内に終端するセミクローズド構造を有しても良い(図示省略)。かかる構成としても同様な効果が得られる。
また、上記の構成では、サイプ6のサイプ深さが、このサイプ6を有する踏面部51に対してラグ溝4の溝底側で隣接する蹴上部52の高さW4以下であることが好ましい(図4参照)。すなわち、タイヤの摩耗進行により、上段(ラグ溝4の溝開口部側)の踏面部51および蹴上部52が摩耗消滅して、その下段(ラグ溝4の溝底側)にある踏面部51が陸部3の踏面に露出したときに、この踏面部51上に上段のサイプ6が残存しないように、サイプ深さが規定される。これにより、下段の踏面部51が陸部3の踏面に露出したときに、階段部5の剛性が適正に確保される。
また、上記の構成では、サイプ6を有する階段部5の踏面部51の幅W3と、この踏面部51のエッジ部からサイプ6までの距離W6とが、0.4≦W6/W3≦0.8の関係を有することが好ましい(図4参照)。すなわち、サイプ6が、踏面部51の中央部から奥側寄りに配置される。これにより、この踏面部51が陸部3の踏面に露出したときに、階段部5の剛性が適正に確保される。
図7〜図12は、図1に記載した空気入りタイヤ1の変形例を示す説明図である。これらの図は、階段部5の変形例を示している。
図3〜図5の構成では、階段部5が、ラグ溝4の溝長さL1の全域に渡って配置されている(図3および図5参照)。このため、ラグ溝4の溝長さL1と、階段部5の長さW1とが一致している。かかる構成では、陸部3の剛性が効果的に補強されて、タイヤの耐摩耗性が向上する。
これに対して、図7および図8の変形例では、ラグ溝4が、陸部3の左右のエッジ部に開口するオープン構造を有し、階段部5が、ラグ溝4の溝長さ方向の中央部に配置されている。このため、ラグ溝4の溝長さL1と、階段部5の長さW1とが、W1<L1の関係を有している。かかる構成では、階段部5が、ラグ溝4の中央部を底上することにより、陸部3の剛性が確保されて、タイヤの耐摩耗性能が向上する。また、ラグ溝4の開口端部の溝面積が確保されるので、タイヤのウェット性能が向上する。なお、上記の構成では、比W1/L1が、0.3≦W1/L1≦0.8であることが好ましい。また、階段部5とラグ溝4の開口端部とのラグ溝4の溝長さ方向の距離Dが、2.0[mm]≦Dであることが好ましい。
一方、図9の構成では、ラグ溝4が、陸部3の左右のエッジ部に開口するオープン構造を有し、階段部5が、ラグ溝4の一方の開口端部に配置されている。かかる構成では、階段部5が陸部3の隅部の剛性を補強するので、陸部3の剛性が効果的に確保されて、タイヤの耐摩耗性能が向上する。また、ラグ溝4の他方の開口部が開放されるので、タイヤのウェット性能が好適に確保される。なお、上記の構成では、比W1/L1が、0.2≦W1/L1≦0.8であることが好ましい。
また、図10の構成では、ラグ溝4が、陸部3の左右のエッジ部に開口するオープン構造を有し、階段部5が、ラグ溝4の左右の開口部にそれぞれ配置されている。かかる構成では、階段部5が陸部3の左右の隅部の剛性を補強するので、陸部3の剛性がより効果的に確保されて、タイヤの耐摩耗性能が向上する。
また、図11の構成では、ラグ溝4が、陸部3の左右のエッジ部に開口するオープン構造を有し、ラグ溝4の一方の端部に、階段部5が配置され、ラグ溝4の他方の端部に、ラグ溝の溝底を底上げする底上部が配置されている。また、図12の構成では、ラグ溝4が、陸部3の一方のエッジ部に開口すると共に他方の端部にて陸部3内に終端するセミクローズド構造を有し、階段部5が、ラグ溝4の開口端部に配置されている。これらの構成としても、陸部3の剛性が補強されて、タイヤの耐偏摩耗性能が向上する。
また、図11および図12の構成では、ラグ溝4が、タイヤ幅方向内側に底上部(図11参照)あるいは終端部(図12参照)を有し、タイヤ幅方向外側に階段部5を有することにより、タイヤのスノー性能が向上する。逆に、ラグ溝4が、タイヤ幅方向内側に階段部5を有し、タイヤ幅方向外側に底上部あるいは終端部を有することにより、タイヤのドライ性能が向上する。
[効果]
以上説明したように、この空気入りタイヤ1は、タイヤ周方向に延在する複数の周方向主溝2と、これらの周方向主溝2に区画されて成る複数の陸部3と、これらの陸部3に配置されてタイヤ幅方向に延在する複数のラグ溝4とを備える(図2参照)。また、一部あるいはすべてのラグ溝4が、少なくとも一方の溝壁に階段形状を有する階段部5を有する(図3〜図5参照)。かかる構成では、ラグ溝4が階段部5を有することにより、陸部3の剛性が補強され、また、階段部5の階段形状により、スノートラクション性が向上する。これにより、タイヤの耐摩耗性能およびスノー性能が両立する利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、階段部5が、踏面部51にサイプ6を有する。かかる構成では、摩耗中期にて、階段部5の踏面部51が陸部3の踏面に露出することにより、スノートラクション性が向上して、タイヤのスノー性能が維持される利点がある(図6参照)。
また、この空気入りタイヤ1では、サイプ6が、踏面部51のエッジ部に沿ってラグ溝4の長手方向に延在する(図3参照)。これにより、陸部3が摩耗して踏面部が陸部3の踏面に露出したときに、サイプ6が適正に機能する利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、サイプ6が、踏面部51の長手方向の両端部に開口する(図3参照)。
また、この空気入りタイヤ1では、サイプ6のサイプ深さが、このサイプ6を有する踏面部51に対してラグ溝4の溝底側で隣接する蹴上部52の高さW4以下である(図4参照)。これにより、下段の踏面部51が陸部3の踏面に露出したときに、階段部5の剛性が適正に確保される利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、サイプ6を有する階段部5の踏面部51の幅W3と、この踏面部51のエッジ部からサイプ6までの距離W6とが、0.4≦W6/W3≦0.8の関係を有する(図4参照)。これにより、この踏面部51が陸部3の踏面に露出したときに、階段部5の剛性が適正に確保される利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、階段部5の踏面部51の幅W3および蹴上部52の高さW4が、1.5[mm]≦W3≦5.0[mm]および1.5[mm]≦W4≦8.0[mm]の範囲内にある(図4参照)。これにより、階段部5の形状が適正化されて、タイヤの耐摩耗性能が向上する利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、ラグ溝4の溝幅L2と、階段部5の総幅W2とが、0.1≦W2/L2≦0.8の関係を有する(図2参照)。これにより、ラグ溝4の溝底が適正に確保されて、タイヤのウェット性能が確保される。
また、この空気入りタイヤ1では、ラグ溝4の溝底の曲率半径Rが、1[mm]≦Rの範囲にある(図4参照)。これにより、階段部5を有するラグ溝4の成形が容易となる利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、陸部3の踏面から最も溝底側にある階段部5の踏面部51までの距離W5と、ラグ溝4の溝深さL3とが、0.4≦W5/L3≦0.8の関係を有する(図4参照)。これにより、タイヤの摩耗中期から80[%]摩耗時までに、階段部5の踏面部51およびサイプ6が陸部3の踏面に露出して、サイプ6によるトラクション性の向上効果が得られる利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、階段部5が、ラグ溝4の溝長さL1の全域に渡って配置される(図3参照)。これにより、陸部3の剛性が効果的に補強されて、タイヤの耐摩耗性が向上する利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、ラグ溝4が、陸部3の左右のエッジ部に開口すると共に、階段部5が、ラグ溝4の溝長さ方向の中央部に配置される(図7および図8参照)。これにより、ラグ溝4の開口端部の溝面積が確保されるので、タイヤのウェット性能が向上する利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、ラグ溝4が、陸部3の少なくとも一方のエッジ部に開口すると共に、階段部5が、ラグ溝4の少なくとも一方の開口端部に配置される(図9〜図12参照)。
また、この空気入りタイヤ1では、階段部5が、ラグ溝4の両溝壁のうちタイヤ周方向に向かって一方の溝壁にのみ配置される(図2参照)。
[回転方向の指定]
また、空気入りタイヤ1は、車両の前進方向を基準とした回転方向の指定を有する。かかる回転方向の指定は、一般に、方向性トレッドパターンを有するタイヤに用いられ、例えば、タイヤのサイドウォール部に付されたマークや凹凸、あるいはタイヤに添付されたカタログによって表示され得る。
例えば、図3〜図5の構成では、階段部5が、指定された回転方向を基準としたときに、ラグ溝4の左右の溝壁のうち陸部3の踏み込み側の溝壁に配置されている。かかる構成では、階段部5がラグ溝4内にエッジ成分を形成して、スノートラクション性が向上する。これにより、タイヤのスノー性能、特に雪上発進性能が向上する点で好ましい。
一方、階段部5が、指定された回転方向を基準としたときに、ラグ溝4の左右の溝壁のうち陸部3の蹴り出し側(接地後着側)の溝壁に配置されても良い(図示省略)。かかる構成では、陸部3の剛性が補強されるので、制動時における陸部3の倒れ込みが抑制される。これにより、タイヤのドライ制動性能が向上する点で好ましい。
[適用対象]
また、この空気入りタイヤ1は、オールシーズン用の乗用車用ラジアルタイヤに適用されることが好ましい。かかるオールシーズン用のタイヤでは、非積雪路における優れた耐偏摩耗性能と、雪上路におけるスノー性能との双方が要求される。
図13は、この発明の実施の形態にかかる空気入りタイヤの性能試験の結果を示す表である。
この性能試験では、相互に異なる複数の空気入りタイヤについて、(1)スノー性能、(2)ウェット性能、(3)耐摩耗性能、(4)雪上発進性能および(5)ドライ制動性能に関する評価が行われた(図13参照)。これらの性能試験では、タイヤサイズ215/60R16の空気入りタイヤがJATMA規定の適用リムに組み付けられ、この空気入りタイヤにJATMA規定の最高空気圧および最大負荷が付与される。また、試験車両として、排気量2.0[L]のセダンが用いられる。
(1)スノー性能および(4)雪上発進性能に関する評価では、試験車両が雪路である所定のハンドリングコースを速度40[km/h]で走行して、テストドライバーが操縦安定性および発進性に関する官能評価を行う。これらの評価は従来例を基準(100)とした指数評価により行われ、その数値が大きいほど好ましい。
(2)ウェット性能に関する評価では、試験車両がウェット路である所定のハンドリングコースを速度40[km/h]で走行して、テストドライバーが操縦安定性に関する官能評価を行う。この評価は従来例を基準(100)とした指数評価により行われ、その数値が大きいほど好ましい。
(3)耐摩耗性能に関する評価では、試験車両が一般舗装路を2万[km]走行した後に、タイヤの摩耗状態が観察される。そして、タイヤの推定摩耗寿命が算出されて、従来例を基準(100)とした指数評価が行われる。この評価は、数値が大きいほど好ましい。
(5)ドライ制動性能に関する評価では、試験車両がドライ路を走行し、速度100[km/h]からの制動距離が測定される。この評価は従来例を基準(100)とした指数評価により行われ、その数値が大きいほど好ましい。
実施例1〜6の空気入りタイヤ1は、図3〜図5の構成を有し、3段の踏面部51を有する階段部5がラグ溝4の一方の溝壁にのみ配置されている。ままた、周方向主溝の溝深さが7[mm]である。また、ラグ溝4の溝長さL1、溝幅L2および溝深さL3が、L1=20[mm]、L2=18[mm]およびL3=6[mm]である。また、階段部5の長さW1、蹴上部の高さW4および陸部3の踏面から階段部5の最下段の踏面部51までの距離W5が、W1=L1=20[mm]、W4=1.5[mm]およびW5=4.5[mm]である。
従来例の空気入りタイヤは、図3〜図5の構成において、ラグ溝が階段部を有していない。
試験結果に示すように、実施例1〜6の空気入りタイヤ1では、スノー性能および耐摩耗性能が両立することが分かる。
1 空気入りタイヤ、2 周方向主溝、3 陸部、4 ラグ溝、5 階段部、6 サイプ、11 ビードコア、12 ビードフィラー、13 カーカス層、14 ベルト層、141、142 交差ベルト、143 ベルトカバー、15 トレッドゴム、16 サイドウォールゴム、17 ビードゴム、51 踏面部、52 蹴上部

Claims (16)

  1. タイヤ周方向に延在する複数の周方向主溝と、前記周方向主溝に区画されて成る複数の陸部と、前記陸部に配置されてタイヤ幅方向に延在する複数のラグ溝とを備える空気入りタイヤであって、
    前記ラグ溝が、少なくとも一方の溝壁に階段形状を有する階段部を有することを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記階段部が、踏面部にサイプを有する請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記サイプが、前記踏面部のエッジ部に沿って前記ラグ溝の長手方向に延在する請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記サイプが、前記踏面部の長手方向の両端部に開口する請求項2または3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記サイプのサイプ深さが、当該サイプを有する前記踏面部に対して前記ラグ溝の溝底側で隣接する蹴上部の高さW4以下である請求項2〜4のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記サイプを有する前記階段部の踏面部の幅W3と、前記踏面部のエッジ部から前記サイプまでの距離W6とが、0.4≦W6/W3≦0.8の関係を有する請求項2〜5のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記階段部の踏面部の幅W3および蹴上部の高さW4が、1.5[mm]≦W3≦5.0[mm]および1.5[mm]≦W4≦8.0[mm]の範囲内にある請求項1〜6のいずれか一つに記載の空気入りリタイヤ。
  8. 前記ラグ溝の溝幅L2と、前記階段部の総幅W2とが、0.1≦W2/L2≦0.8の関係を有する請求項1〜7のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記ラグ溝の溝底の曲率半径Rが、1[mm]≦Rの範囲にある請求項1〜8のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  10. 前記陸部の踏面から最も溝底側にある前記踏面部までの距離W5と、前記ラグ溝の溝深さL3とが、0.4≦W5/L3≦0.8の関係を有する請求項1〜9のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  11. 前記階段部が、前記ラグ溝の溝長さの全域に渡って配置される請求項1〜10のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  12. 前記ラグ溝が、前記陸部の左右のエッジ部に開口すると共に、前記階段部が、前記ラグ溝の溝長さ方向の中央部に配置される請求項1〜11のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  13. 前記ラグ溝が、前記陸部の少なくとも一方のエッジ部に開口すると共に、前記階段部が、前記ラグ溝の少なくとも一方の開口端部に配置される請求項1〜12のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  14. 前記階段部が、ラグ溝の両溝壁のうちタイヤ周方向に向かって一方の溝壁にのみ配置される請求項1〜13のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  15. 車両の前進方向を基準とした回転方向の指定を有し、且つ、前記階段部が、前記回転方向に対して前記陸部の踏み込み側にある前記ラグ溝の溝壁に配置される請求項1〜14のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  16. 車両の前進方向を基準とした回転方向の指定を有し、且つ、前記階段部が、前記回転方向に対して前記陸部の蹴り出し側にある前記ラグ溝の溝壁に配置される請求項1〜15のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
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