JP2013213811A - ガスセンサを有する集積回路 - Google Patents

ガスセンサを有する集積回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2013213811A
JP2013213811A JP2013028220A JP2013028220A JP2013213811A JP 2013213811 A JP2013213811 A JP 2013213811A JP 2013028220 A JP2013028220 A JP 2013028220A JP 2013028220 A JP2013028220 A JP 2013028220A JP 2013213811 A JP2013213811 A JP 2013213811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor element
integrated circuit
gas
main surface
barrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013028220A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5736400B2 (ja
Inventor
Humbert Aurelie
ハンバート オーレリー
Daamen Roel
ダーメン ロエル
Nguyen Viet
グエン ヴィート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NXP BV
Original Assignee
NXP BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NXP BV filed Critical NXP BV
Publication of JP2013213811A publication Critical patent/JP2013213811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5736400B2 publication Critical patent/JP5736400B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/02Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
    • G01N27/04Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance
    • G01N27/14Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance of an electrically-heated body in dependence upon change of temperature
    • G01N27/18Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance of an electrically-heated body in dependence upon change of temperature caused by changes in the thermal conductivity of a surrounding material to be tested
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/0004Gaseous mixtures, e.g. polluted air
    • G01N33/0009General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment
    • G01N33/0027General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment concerning the detector
    • G01N33/0036Specially adapted to detect a particular component
    • G01N33/004Specially adapted to detect a particular component for CO, CO2
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N15/00Thermoelectric devices without a junction of dissimilar materials; Thermomagnetic devices, e.g. using the Nernst-Ettingshausen effect
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N15/00Thermoelectric devices without a junction of dissimilar materials; Thermomagnetic devices, e.g. using the Nernst-Ettingshausen effect
    • H10N15/10Thermoelectric devices using thermal change of the dielectric constant, e.g. working above and below the Curie point
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N19/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one thermoelectric or thermomagnetic element covered by groups H10N10/00 - H10N15/00

Abstract

【課題】ガス流によるセンサ素子の冷却及び相対湿度の影響の双方、又は、何れか一方を阻止し、測定の信頼性、及び、精度を改善することができる半導体基板に熱伝導性ガスセンサ素子を有する集積回路を提供する。
【解決手段】半導体基板2の主表面上に電気抵抗性のセンサ素子8を配し、センサ素子を通過する検出ガス流による熱伝導性に基づき、周囲のガスの組成を決定する。集積回路は更に、ガス流がセンサ素子を通過するのを阻止するための障壁50を具えており、ガス流の速度により影響や、相対湿度の影響を低減させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、集積回路に関するものである。特に、本発明は、ガスセンサを有する集積回路に関するものである。更に本発明は、このような集積回路の製造方法に関するものである。
今日では、集積回路はガスセンサ、相対湿度(RH)センサ、特定アナライト検出センサ等のような種々の異なるセンサを有しうる。
ガスセンサは、種々のガスの組成及び濃度の双方又は何れか一方を検出する多数の異なる適用分野で用いられている。一例の適用分野は、食料又は飲料のような消耗品の周囲の空気中に存在するCO2 のレベルを監視して消費に対する適合性を決定するサプライチェーン監視分野である。この監視は代表的に、流通網における種々の段階で実行しうる。他の適用分野には、大気質監視分野、建造物又は自動車における暖房換気空調(HVAC)システムに使用する分野又は温室におけるCO2 監視分野がある。
ガスセンサの機能性を僅かな追加費用で集積回路に加えうることは、製品監視用のRFタグのような大量市場適用分野にとって特に適している。その理由は、このような集積回路に対する価格への影響が大きい為、すなわち商業的に魅力があるようにするためにこれらを廉価に製造しうるようにする必要がある為である。
図1は、ガスセンサを有する集積回路の一例を示す。この集積回路は基板2を有しており、この基板内にはCMOSデバイスのような多数の能動素子を設けることができる。集積回路の製造分野において周知のように、基板の上には、複数の絶縁層により分離された複数の金属層を含む金属化積層体4が設けられている。金属層は基板2内の能動素子間を相互接続し、代表的にはアルミニウ又は銅のような金属を有する。
この例では、金属化積層体4の上にガスセンサが設けられている。このガスセンサは特に、一連の不動態化層16A、16B及び18の上に位置しており、これら不動態化層自体は通常、金属化積層体4の頂面上に位置している。この例では、層16A及び16Bが高密度プラズマ(HDP)酸化物を有し、損傷保護を行う層18はSi3 4 の厚肉層を有する。図1に示すように、金属ビア8が不動態化層を貫通し、これら金属ビアによりガスセンサの電極15を金属化積層体4に接続している。これにより、ガスセンサと基板2中の1つ以上の能動素子との間を、金属化積層体4を介して電気接続させる。金属ビア8と電極15とは、金属化積層体4中の金属層と同じ材料を有するか、又は金属化積層体4中の金属層とは異なる材料、例えば、タングステンを有するようにしうる。
図1には保護層14も示してあり、この保護層14は、例えば、電極15を腐食に対し保護するTa2 5 を有している。
保護層14の上には、厚肉の酸化物層17が設けられている。この酸化物層17と、保護層14と、不動態化層16A、16B及び18とを貫通させて溝20が設けられており、この溝の底部には、金属化積層体4の上側金属化層内で接着パッド12が設けられている。従って、溝20は、種々の絶縁性の上側層を通して集積回路に対する電気接続を達成させることができる。
ガスセンサ自体は、図1に断面で示しているセンサ素子8を有している。センサ素子8は代表的に、金属材料、例えば、タングステンを有している。他の例では、センサ素子8が、ドーピングされた多結晶シリコンのような半導体材料を有するようにしうる。センサ素子8は例えば、表面積を増大させるために(その結果として感度を増大させるために)蛇行パターンに配置されるようにしうる。図1に示すように、この蛇行パターンの端部は保護層14を貫通してセンサ電極15に接続している。又、図1に示してあるように、この蛇行パターン自体はほぼ、酸化物層17内に形成された浅い溝内に位置している。従って、センサ素子8は、検出すべきガスに直接アクセスするように周囲の環境に提供される。
従って、図1は、金属化積層体上の不動態化積層体上の集積回路内に設けられたガスセンサの一例を構成しており、金属化積層体自体は半導体基板2内のCMOSトランジスタのような能動素子の上に設けられている。
ガスセンサは熱伝導性に基づくものであり、以下のように動作する。電流がセンサ素子8を流れることにより、このセンサ素子8を加熱する。その周囲のガスがセンサ素子8から熱を取り除く。伝達した熱の量及び伝達する速度は、ガスの組成に依存する。熱平衡時には、(センサ素子8の温度に依存する)センサ素子8の固有抵抗は熱伝達の量及び速度に感応する。従って、センサ素子8の固有抵抗は、周囲のガスの組成に依存する。それ故、センサ素子8の固有抵抗を測定することにより、周囲のガスの組成を決定することができる。
本発明の観点は、添付の特許請求の範囲の独立請求項及び従属請求項に開示してある。従属請求項の特徴の組み合わせを、必要に応じて且つ特許請求の範囲に明瞭に設定されていないように独立請求項の特徴と組み合わせることができる。
本発明の1つの観点によれば、集積回路を提供する。この集積回路は、主表面を有する半導体基板を具えている。又、集積回路は、検出すべきガスに曝すための、主表面上に位置する電気抵抗性のセンサ素子を有する熱伝導性に基づくガスセンサをも具えている。この集積回路は更に、センサ素子を通過するガス流を抑止するために主表面上に位置する障壁を具えている。
本発明の他の観点によれば、集積回路の製造方法を提供する。この集積回路の製造方法は、主表面を有する半導体基板を設けるステップを具えている。又、この集積回路の製造方法は、検出すべきガスに曝すための、主表面上に位置する電気抵抗性のセンサ素子を有する熱伝導性に基づくガスセンサを形成するステップをも具えている。この集積回路の製造方法は更に、センサ素子を通過するガス流を抑止するために主表面上に位置する障壁を形成するステップを具えている。
センサ素子を通過するガス流を抑止するための障壁を設けることにより、以下に更に詳細に説明するように、冷却及び相対湿度の影響を緩和させる。これにより、ガス濃度/組成のより正確で信頼性のある測定を達成しうる。
一例では、センサ素子を主表面上の金属化積層体における溝内に位置させる。これにより、センサ素子を通常のように1つ以上の金属と金属化積層体におけるビア層機構との双方又は何れか一方から形成するようにしうる。溝自体は、センサ素子を通るガス流に対する障壁を形成する。
一例では、センサ素子を金属化積層体の下位レベルに形成する。金属化積層体の下位レベルにセンサ素子を設けることにより、センサ素子を、溝の頂部を通過するガス流から適切に遠ざけることができる。ある例では、検出すべきガスを加熱する加熱素子をセンサ素子と一緒に溝内に配置しうる。
一例では、集積回路に、半導体基板の主表面上に位置するパターン化した層を設けることができる。このパターン化した層により障壁の少なくとも一部分を構成しうる。例えば、このパターン化した層を金属化積層体上に位置させ、溝とこのパターン化した層とが相俟って障壁を形成するようにしうる。或いはまた、センサ素子を金属化積層体における溝内に設けない例では、パターン化した層のみで障壁を構成するようにしうる。パターン化した層はSU‐8のようなフォトレジスト材料を有するようにしうる。このようにすることにより、良好に確立されるフォトリソグラフィー技術を用いて障壁の形状(例えば、高さ及び深さ)及び位置を規定しうるようにする。
パターン化した層により形成する空洞の深さは、少なくとも10μmとすることができる。パターン化した層により形成する空洞は、幅を1とし、深さdを15≦d≦30の範囲内とした、深さ対幅のアスペクト比を有することができる。
本発明の更なる観点によれば、上述した種類の集積回路を有する無線周波数識別(RFID)タグを提供することができる。
本発明の他の観点によれば、上述した種類の集積回路を有するモバイル通信装置を提供することができる。
本発明の他の観点によれば、上述した種類の1つ以上の集積回路を有する暖房換気空調(HVAC)システムを提供することができる。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施例を説明するも、これらは例示にすぎず、同様な符号は同様な素子を示すものである。
図1は、ガスセンサを有する集積化ガスセンサを示す断面図である。 図2は、図1に示す種類のセンサを通過する冷却ガス流の影響を示す線図である。 図3は、相対湿度を変化させた場合の図1に示す種類のガスセンサに対する影響を示す線図である。 図4は、ガスセンサを通過するガス流に対し障壁を設ける原理を示す線図である。 図5は、本発明の一実施例による集積回路の例を示す断面図である。 図6は、本発明の一実施例による集積回路の他の例を示す断面図である。 図7は、図6の実施例に示す種類の集積回路で実施しうる多数の異なる溝構造を示す断面図である。 図8は、本発明の一実施例による集積回路の他の例を示す断面図である。
以下に添付図面を用いて本発明の実施例を説明する。
本発明の実施例によれば、図1に関して前述した種類のガスセンサ内でセンサ素子を通過するガス流によりガス自体の組成に関して間違った読みを導入するおそれがあることを確かめた。特に、センサ素子を通過するガスの動きにより、センサ素子8を囲むガスが静止している代表的な場合よりも大きな割合でセンサ素子を冷却しうることが分かっている。このように冷却力が増大するのは、ガス流が通常の熱伝導とガス自体の動きとの双方によりセンサ素子から熱を奪うという事実から得られるものである。この原理を示す測定を図2に示す。
図2の右側の部分には、集積回路の基板2の主表面上に設けたガスセンサ10の線図を示している。矢印はガスセンサ10を通過するガス流を線図的に示している。
図2のグラフは、図1に示す種類のセンサ素子の抵抗値を、このセンサ素子を通過するガス流の3つの別々の速度に対し、このセンサ素子にまたがる電圧の関数として示している。特に、図2のグラフでは、プロットライン(折れ線)11が、センサ素子の抵抗値を、センサ素子を通過する低速な流速(0.7リットル(L)/分(min ))のガスに対して電圧の関数として示しており、一方、プロットライン13及びプロットライン15はそれぞれより高速な流速(1.35リットル/分及び3.15リットル/分)のガスに対して電圧の関数として示している。プロットライン9は、図1に示すセンサ素子の特定構造(材料及び設計)に対する抵抗値及びワイヤ温度間の対応関係を示す。
特に(測定した最も低速な流速及び最も高速な流速に相当する)プロットライン11及び15を比較すると、図2から明らかなように、ガスの流速が高速となると、センサ素子にまたがる所定の電圧に対しセンサ素子の抵抗値が減少する。抵抗値のこの減少は、センサ素子を通過するガスの流速が増大する際にガスの冷却力が増大することにより生じる。この影響の為に、センサ素子の両端間の測定抵抗値は、所定の抵抗値がガスの組成とセンサを通過するガスの流速との組み合わせに起因するという理由で変化することを本発明者は確かめた。
図2では、周囲のガス中に存在するCO2 の種々の濃度に対し、抵抗値の複数の測定を各電圧及び各流速で行った。これにより、ガス組成に起因して生じる抵抗値の差の大きさをガス流の影響と比較した。(図2において矢印17で示す)異なる流速により生じる抵抗値の差は、(図2において矢印19で示す)ガスの組成の変化により生じる抵抗値の差よりも幾分大きいことを確かめた。従って、ガスの組成を決定することを試みる際に重大な問題が生じる。その理由は、ガス流の影響を取り除くのが困難であり、実際には流速の影響がガス組成の変化を殆ど隠してしまうおそれがある為である。
本発明者が注目した他の影響は、センサ素子を囲むガスにおける湿度のレベルが抵抗値の測定をも変えるおそれがあるということである。このことを図3に示す。
この図3では、x軸に沿ってガス濃度がプロットされている。この場合、ガスはCO2 である。ガスの所定の相対湿度(RH)に対し、センサ素子の抵抗値が対応するCO2 の濃度を表している。図3における4つの異なるプロットは、CO2 の濃度とセンサ素子の抵抗値との間の関数関係がガスの相対湿度に応じてシフトすることを示している。従って、0%の相対湿度レベルでは、センサ素子にける所定レベルの抵抗値が、例えば、40%、60%又は80%の相対湿度に対するよりも低い濃度のCO2 を表す傾向にある。
ガス流に関連する上述した問題と同様に、本発明者は、ガスの相対湿度が、熱伝導性に基づくガスセンサのセンサ素子の測定抵抗値を変化させることを確かめた。その理由は、センサ素子の抵抗値はガスの濃度とガスの相対湿度との双方に依存する為である。ガス自体における相対湿度を決定する個別の手段が設けられていないと、ガス流の影響を取り除く場合と同様に、相対湿度の影響を取り除くのは困難である。
本発明の一実施例によれば、半導体基板の主表面上に位置する電気抵抗性のセンサ素子を有する熱伝導性に基づくガスセンサを具える集積回路を提供する。ガス流及び相対湿度の双方又は何れか一方の上述した影響を緩和させるために、この集積回路に、半導体基板の主表面上に位置する障壁をも設ける。この障壁は、センサ素子を通過するガス流を抑止する作用をする。
センサ素子を通過するガス流に対し障壁を設けることにより、ガス流により生ぜしめられる抵抗値の差をガス組成/濃度の変化により生ぜしめられる抵抗値の差よりも著しく小さくしうることが図4に示されている。
図4の右側の部分には、基板2上に設けたガスセンサ10の例を線図的に示してある。この場合も、ガス流を矢印の列で線図的に示してある。本例では、ガス流自体が障壁34で示されている。
図4の左側部分のグラフには、CO2 の濃度がセンサ素子の抵抗値の関数として示されている。この場合も、3つの別々のプロットが描かれている。すなわち、プロットライン21が比較的遅い流速(0.7リットル/分)を示しており、プロット23及びプロット25が順次に速くした流速(1.35リットル/分)及び(3リットル/分)を示している。
図2では、(3つの異なるプロットの位置が異なることにより明らかなように)、見かけのCO2 濃度が依然としてセンサ素子を通過するガス流の速度により影響を受けるが、センサ素子を冷却するガス流の影響は図2に示す影響よりもかなり小さいことに注意すべきである。実際、図4における測定値は、障壁を用いることにより、センサ素子を通過するガス流の影響はガス濃度の変化による影響に比べて比較的小さくすることができ、これにより上述したセンサ素子における抵抗値の測定の変化が著しく緩和される。
障壁を設けることにより、ガス流の冷却による影響を緩和させることに加え、相対湿度の影響を緩和させることができる。センサ素子を囲むガスは、障壁が存在する為に比較的静止状態となる。センサ素子が加熱されると、ガスの湿度が減少するとともに、ガスが静止状態にある為にセンサ素子に到来する新たな量のガスの湿度に置き換わらない。従って、センサ素子自体の加熱により、検出すべきガスの熱伝導性に及ぼす湿度の影響を低減させる。
図5は、本発明の一実施例による集積回路の第1の例を示す。図5の例は図1に関連して説明した装置に類似していることが分かる。
本例の集積回路には、第1図につき説明した種々の金属化、不動態化及びその他の特徴事項に加えて、障壁50が設けられている。この障壁は高さd及び幅wを有している。この障壁は、ガス流がセンサ素子8を通過するのを阻止する。その代りに、図5の頂部に矢印で示すガス流がこの障壁の頂部を越えて通過する。これに比べ、図1の例では、ガスはセンサ素子8の頂部を直接接触して通過するように流れ、上述した冷却及び湿度の影響を引き起こすおそれがある。
障壁50は、ガス流がセンサ素子8を直接接触して通過するのを阻止するが、センサ素子8は依然として関連のガスを検出するための周囲環境に直接アクセスする。従って、障壁はセンサ素子を完全に取り囲んでいるものではない。上述したように、障壁はガス流によるセンサ素子の冷却及び相対湿度の影響の双方又は何れか一方を阻止し、これによりセンサ素子8の固有抵抗の測定の信頼性及び精度を改善するものである。
図5の例では、障壁50は酸化物層17の上に形成されたパターン化層を用いて形成されている。このパターン化層は、金属化積層体及び種々の不動態化層やセンサ自体の形成に続いて、標準のリソグラフィー技術を用いて設けることができる。障壁50に対する構造は適切な如何なるものにすることもできる。例えば、集積回路における1つの又は複数のセンサをガス流に対して保護しうるようにパターン化した障壁を設けることができる。一例では、障壁50を形成するパターン化層は感光性ポリマのようなポリマを有するようにしうる。このような材料の一例はSU‐8である。このような層は、標準のフォトリソグラフィー技術を用いてパターン化しうる。
本発明の一実施例によれば、上述した種類のパターン化層より成る空洞の深さは少なくとも10ミクロンとする。この深さは、センサ素子をガス流から充分遠くに離して冷却及び相対湿度の双方又は何れか一方の影響を著しく緩和させるのに充分であると思われる。
空洞は、この場合もガス流がセンサ素子8から離間した状態に確実に保たれるようにするのに充分深いアスペクト比(深さ対幅の比)を有するように形成することができる。特に、空洞の幅を1とした場合適切な深さdは15≦d≦30の範囲内とする。
図6は、本発明の実施例によるガスセンサを有する集積回路の第2の例を示す。本例では、センサ素子8が、半導体基板2上に設けた金属化積層体62の金属層内に形成された金属機構を有する。図6に示すように、金属化積層体62は絶縁材料の層により分離された多数の分離金属層22を有しうる。これら金属層22は、絶縁層を貫通する金属ビア24により相互連結しうる。金属化積層体62の上には1つ以上の不動態化又はその他の層26、28及び30を設けることができる。
図6に示す金属化積層体62の左側部分には、1つ以上の不動態化又はその他の層26、28及び30を貫通して接着パッド12にアクセスを行う開口を形成することができることが示されている。この接着パッド12は、本例では、金属化積層体62内の金属層の1つから形成されており、上述した金属ビア24を用いて金属化積層体の他の金属層に連結することができる。図6に示す例の右側の部分には、金属化積層体の種々の層を貫通する溝60を形成しうることが示されている。この溝は、例えば、金属化積層体62の形成に際して標準のエッチング技術を用いて形成することができる。
本例では、溝60が集積回路の障壁を構成し、この障壁により、ガス流がセンサ素子8を通過するのを阻止する。集積回路の頂部を通過するガス流を、この図6における溝の頂部に矢印で示している。ガスが浅い溝の頂部に位置するセンサ素子の頂部を直接接触して通過するように流れうる図1の例とは相違して、図6の例では、ガス流がセンサ素子8に直接到達しえない。
本例では、センサ素子8自体は金属化積層体62の金属レベル(層)の1つにおける金属材料から形成されている。従って、センサ素子8は、標準のバックエンドオブライン(BEOL)処理に応じた集積回路の金属処理中に金属化積層体の一部として規定するのが便利である。このようにすることにより、例えば、CMOSデバイスを有する基板を具える半導体集積回路の頂部上にガスセンサを便利で費用効率が良い形態で形成しうる。
以下に詳細に説明するように、他の例では、センサ素子8を金属レベルの1つに設けるのではなく、装置のビアレベルの1つ内に設けることができる。代表的には、ビアレベルにおける金属機構は、金属レベルに用いられているのとは異なる金属を有するようにしうる。金属レベルがアルミニウを有するようにしうる例では、ビアレベルがタングステンを有するようにしうる。従って、センサ素子8を形成するのに用いる材料を、これを設けるレベルに応じて異ならせることができる。
図7は、図6と関連して上述した例に応じて溝内に位置させたセンサ素子8を具えるガスセンサに対する多数の異なる構造を示す。この図7では、それぞれ別々の例の溝構造の全てを単一の装置に設けるということを意味しているものではない。実際に、代表的な実施例には単一の溝のみを設けることができる。図7には、多数の異なる構造が可能であることを示す目的のために、種々の溝構造を示しているものである。
従って、図7に示す溝60Aでは、センサ素子8は、図6に示すのとほぼ同様に金属化積層体62の金属レベルの1つ内に設けられている。これと相違し、図7の溝60Bでは、センサ素子8は、図6においても関連して上述したように2つの異なる金属レベル間に位置するビアレベル内に設けられている。
溝60Cでは、この場合もセンサ素子をビアレベル内に設けるように示してあるが、本例では、センサ素子8を、溝60Bのビアレベルに示すセンサ素子8よりも薄肉としてある。これにより、溝60C内のセンサ素子8の表面積対体積の比率を増大させ、これにより感度を増大させる。設計ルールは代表的に金属化積層体における異なるレベル間で相違する。従って、センサ素子が位置しているレベルは、許容される最小のライン寸法に応じて選択することができる。
本発明の1つ以上の実施例では、溝内にセンサ素子8を設けることに加えて、別個の加熱素子38を設けることもできる。当該技術分野で既知のように、ある種の熱伝導性に基づくガスセンサでは、センサ素子自体は用いずに別個の加熱素子を用いて、検出すべきガスを加熱することができる。これとは別に、少なくともセンサ素子に関する抵抗値測定が、周囲のガスの熱伝導性と、熱がセンサ素子8から除去される速度とに感応する限りにおいて、中心となる機能は上述したものとほぼ同様である。
従って、図7に示す溝60Dでは、センサ素子8を金属化積層体62の金属レベル内に設けるとともに、別個の加熱素子38を異なる金属レベル内に設ける。図7の溝60Eでは、センサ素子8の位置と加熱素子38の位置とを交換し、センサ素子8が加熱素子38の下側に配置されるようにしてある。
図7の例の溝60Fでは、その構造は溝60Eに示すものと類似しているが、センサ素子は単一の金属層又はビア層のみに形成しうるものではなく、隣接の金属層又はビア層から形成した機構を有しうることが示されている。従って、溝60Fにおけるセンサ素子8は、金属層から形成した部分を、この金属層のすぐ上に位置する隣接のビア層から形成した部分に加えて有するものである。
図7の例の溝60Gでも、センサ素子8は金属化積層体における1つよりも多い層から形成した機構を有する。特に、センサ素子8は、金属化積層体62の2つの隣接金属層から形成した部分を、これら隣接金属層から形成した部分を電気的に接続する介在ビア層から形成した部分に加えて具えている。溝60G内には加熱素子38も示してある。本例では、加熱素子38を別の金属層又はビア層内に設けずに、センサ素子8を設ける前記1つよりも多い層と同じ層内に加熱素子38を設けている。
溝60Hは、センサ素子を設けるレベルとは別のレベル内に加熱素子38を設ける他の例である。この場合も、隣接レベルから形成した部分をセンサ素子8が具えている。
従って、図7から明らかなように、種々の異なる構造が可能である。金属化積層体にガスセンサと加熱素子との双方又は何れか一方を設け、センサ素子を製造する際には、周知で容易に制御しうる金属化技術を採用しうるようにすることにより、これらの異なる構造を設計する上での高度の自由度が少なくとも部分的に得られる。
本発明の更なる実施例を図8に示す。この図8の実施例は図6の実施例に類似する。従って、図8に示すように、センサ素子8は金属化積層体62における溝60内に設けられている。溝60内のセンサ素子及び加熱素子の双方又は何れか一方の構造は、図7に関して上述した例の何れかに従うことができる。
図8の実施例は、金属化積層体62における溝60内にセンサ素子及び加熱素子の双方又は何れか一方を設けることに加えて、金属化積層体62上の1つ以上の不動態層上にパターン化層を設け得る限りにおいて、図6につき上述した実施例と相違する。このパターン化層は更なる障壁50を構成する。このようにすることにより、パターン化層が溝60と協働して改善した障壁を形成する。図8においてパターン化層の頂部に矢印で示すガス流は、パターン化層が存在しない場合よりもセンサ素子から更に離間される為、ガス流及び相対湿度に対するセンサ素子8の感度が更に減少される。パターン化層は、図5に関して上述したパターン化層とほぼ同様に形成しうる。
ここで述べたセンサ素子に対する代表的な材料には、Al及びWのような金属材料が含まれる。他の材料には、Cu、Ti、TiN、Ta、TaN、Pt又は多結晶シリコンのような半導体材料が含まれる。
センサ素子8を上述した種類の金属化積層体における溝内に設ける場合には、センサ素子8の位置を溝の底部付近に選択し、これによりガス流からのセンサ素子8の距離をこのセンサ素子を金属化積層体におけるより高い金属化層に設けた場合よりもより離すようにすることができることが分かる。センサ素子及び加熱素子の双方又は何れか一方を金属化積層体のより低い金属レベル又はビアレベル内に設けることにより、ガスセンサの精度及び感度を改善させることができる。それにもかかわらず、図8を再度参照するに、センサ素子を溝60のより上側の金属層又はビア層内に位置する場合でも、ガス流に対する障壁を形成しうるという意味で、金属化積層体における溝60の上に位置するパターン化層から形成された障壁50を設けることは有利なことである。
ここで述べた種類のガスセンサを有する集積回路は、標準の半導体処理技術を用いて製造しうる。これらの技術には例えば、標準の処理を用いる金属化積層体の形成技術と、標準のリソグラフィー技術を用いてこれらの金属化積層体上にフォトレジスト材料を設ける技術との双方が含まれる。
従って、ここで述べた種類の集積回路を製造する方法は、主表面を有する半導体基板を設けるステップと、これに続いて前記主表面上に位置する電気抵抗性のセンサ素子であって、検出すべきガスに曝すための当該センサ素子を有する熱伝導性に基づくガスセンサを形成するステップとを有するようにしうる。前述したように、ある例では、センサ素子を金属化積層体内に形成しうるが、このことは本発明にとって必須なことではない。集積回路の製造方法には更に、主表面上に、検出すべきガス流がセンサ素子を通過するのを阻止するための障壁を形成するステップを設けることができる。この障壁は、前述したように、金属化積層体内に溝を形成し、センサ素子をこの溝内に配置することにより形成することもできる。他の例では、例えば、フォトレジストを有するパターン化層を用いて障壁を形成しうる。
本発明によるガスセンサの適用分野には、暖房換気空調(HVAC)システムにおける設備が含まれる。ここに述べた種類の1つ以上のガスセンサは無線周波数識別(RFID)タグ内に設けることができるということも考えられる。更に、ここに述べた種類の集積回路はモバイル通信装置内に設けることができる。
従って、集積回路及びその製造方法につき上述したが、集積回路は、主表面を有する半導体基板を具えている。この集積回路は、主表面上に位置する電気抵抗性のセンサ素子であって、検出すべきガスに曝すための当該センサ素子を有する熱伝導性に基づくガスセンサをも具える。この集積回路は更に、主表面上に配置され、検出すべきガス流がセンサ素子を通過するのを阻止するための障壁を具える。
本発明の特定の実施例を説明したが、その多くの変形/追加及び置換の双方又は何れか一方を、特許請求の範囲に記載した本発明の範囲内で達成しうること明らかである。

Claims (15)

  1. 主表面を有する半導体基板と、
    前記主表面上に位置する電気抵抗性のセンサ素子であって、検出すべきガスに曝すための当該センサ素子を有する熱伝導性に基づくガスセンサと、
    前記主表面上に配置され、検出すべきガス流がセンサ素子を通過するのを阻止するための障壁と
    を具える集積回路。
  2. 請求項1に記載の集積回路であって、前記センサ素子は、前記主表面上の金属化積層体における溝内に位置している集積回路。
  3. 請求項2に記載の集積回路において、前記センサ素子は、前記金属化積層体の金属レベル又はビアレベル内に形成されている集積回路。
  4. 請求項3に記載の集積回路において、前記センサ素子は、前記金属化積層体のより低いレベル内に形成されている集積回路。
  5. 請求項2〜4の何れか一項に記載の集積回路において、前記ガスセンサが更に、検出すべきガスを加熱する加熱素子を具え、この加熱素子は前記センサ素子と一緒に前記溝内に配置されている集積回路。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の集積回路において、この集積回路は前記半導体基板の前記主表面上にパターン化層を具えており、このパターン化層は前記障壁の少なくとも一部分を形成している集積回路。
  7. 請求項2〜5の何れか一項に従属する場合の請求項6に記載の集積回路において、前記パターン化層が前記金属化積層体上に位置し、前記溝と前記パターン化層とが相俟って前記障壁を構成している集積回路。
  8. 請求項6又は7に記載の集積回路において、前記パターン化層がフォトレジスト材料を有している集積回路。
  9. 請求項8に記載の集積回路において、前記フォトレジスト材料がSU‐8を有している集積回路。
  10. 請求項6〜9の何れか一項に記載の集積回路において、前記パターン化層が、幅を1とし深さdを15≦d≦30の範囲内とした深さ対幅のアスペクト比を有する空洞を形成している集積回路。
  11. 請求項10に記載の集積回路において、前記パターン化層により形成された前記空洞の深さを少なくとも10μmとした集積回路。
  12. 請求項1〜11の何れか一項に記載の集積回路を具える無線周波数識別(RFID)タグ。
  13. 請求項1〜11の何れか一項に記載の集積回路を具えるモバイル通信装置。
  14. 請求項1〜11の何れか一項に記載の集積回路を1つ以上具える暖房換気空調(HVAC)システム。
  15. 主表面を有する半導体基板を設けるステップと、
    前記主表面上に位置する電気抵抗性のセンサ素子であって、検出すべきガスに曝すための当該センサ素子を有する熱伝導性に基づくガスセンサを形成するステップと、
    前記主表面上に、ガス流が前記センサ素子を通過するのを阻止するための障壁を形成するステップと
    を有する集積回路の製造方法。
JP2013028220A 2012-03-30 2013-02-15 ガスセンサを有する集積回路 Active JP5736400B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP12162383.9A EP2645091B1 (en) 2012-03-30 2012-03-30 Integrated circuit comprising a gas sensor
EP12162383.9 2012-03-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013213811A true JP2013213811A (ja) 2013-10-17
JP5736400B2 JP5736400B2 (ja) 2015-06-17

Family

ID=45936986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013028220A Active JP5736400B2 (ja) 2012-03-30 2013-02-15 ガスセンサを有する集積回路

Country Status (4)

Country Link
US (2) US9263500B2 (ja)
EP (1) EP2645091B1 (ja)
JP (1) JP5736400B2 (ja)
CN (1) CN103364455B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230000493A (ko) * 2021-06-24 2023-01-03 (주)위드멤스 일체 구조를 갖는 기체 열전도 방식의 수소 센서

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9158693B2 (en) 2011-10-31 2015-10-13 Intel Corporation Dynamically controlling cache size to maximize energy efficiency
EP2645091B1 (en) 2012-03-30 2018-10-17 ams international AG Integrated circuit comprising a gas sensor
EP2720034B1 (en) * 2012-10-12 2016-04-27 ams International AG Integrated Circuit comprising a relative humidity sensor and a thermal conductivity based gas sensor
EP2863214B1 (en) * 2013-10-15 2019-12-18 ams international AG A thermal conductivity detector having a multi-layer sensing element, a gas sensor, and a method of gas sensing
WO2015071337A1 (en) * 2013-11-12 2015-05-21 Lfoundry S.R.L. Integrated gas sensor and related manufacturing process
JPWO2015072430A1 (ja) * 2013-11-15 2017-03-16 本田技研工業株式会社 ガスセンサ
US9835574B2 (en) * 2014-07-02 2017-12-05 Stmicroelectronics S.R.L. Gas measurement device and measurement method thereof
KR101799743B1 (ko) 2014-11-07 2017-11-20 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 복수의 안테나, ic 및/또는 감지 요소를 갖는 태그 조립체
CN107636433B (zh) 2014-11-07 2021-08-06 3M创新有限公司 使用具有激发元件的感测装置的无线感测系统
US20160131328A1 (en) 2014-11-07 2016-05-12 Lighthouse Technologies Limited Indoor smd led equipped for outdoor usage
WO2016073413A1 (en) 2014-11-07 2016-05-12 3M Innovative Properties Company Wireless sensor for thermal property with thermal source
CN107072551B (zh) 2014-11-07 2021-06-04 3M创新有限公司 无线感测装置以及用于检测水合的方法
GB201421102D0 (en) 2014-11-27 2015-01-14 Cambridge Entpr Ltd Thermal conductivity sensing device, methods for operation and uses of the same
US9658179B2 (en) 2015-06-24 2017-05-23 Infineon Technologies Ag System and method for a MEMS transducer
US10254261B2 (en) * 2016-07-18 2019-04-09 Stmicroelectronics Pte Ltd Integrated air quality sensor that detects multiple gas species
US10557812B2 (en) 2016-12-01 2020-02-11 Stmicroelectronics Pte Ltd Gas sensors
CN107607152B (zh) * 2017-07-18 2020-05-15 上海申矽凌微电子科技有限公司 传感器的制造方法及传感器
CN108717097A (zh) * 2018-04-10 2018-10-30 杭州电子科技大学 一种降气体流速的mems缓冲器结构
CN108680703A (zh) * 2018-04-10 2018-10-19 杭州电子科技大学 一种用于微气体传感器的mems缓冲器结构
CN108982905B (zh) * 2018-07-27 2021-09-07 杭州电子科技大学 集流量传感器为一体的可降气体流速的mems缓冲结构

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0196549A (ja) * 1987-10-07 1989-04-14 Sharp Corp センサ素子
JPH05223770A (ja) * 1992-02-12 1993-08-31 Tokin Corp 熱伝導式絶対湿度センサ
JPH085597A (ja) * 1994-06-22 1996-01-12 Tokyo Gas Co Ltd 防風構造を有するマイクロガスセンサ
JPH08159836A (ja) * 1994-12-08 1996-06-21 Tokyo Gas Co Ltd ガスメータ
JP2007535662A (ja) * 2004-04-02 2007-12-06 カミンズ,チモシー 統合電子センサ
JP2008304237A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Canon Inc 可燃性ガスセンサ、該ガスセンサを備えた燃料電池システム、及び可燃性ガスセンサの異常検出方法、該異常検出方法を用いた燃料電池システムの制御方法
JP2009099760A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Kobe Steel Ltd メンブレン構造素子及びその製造方法
JP2010533840A (ja) * 2007-07-13 2010-10-28 ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ リランド スタンフォード ジュニア ユニヴァーシティ 改善された生物学的アッセイのための電場を用いる方法および器具
WO2011037234A1 (ja) * 2009-09-28 2011-03-31 株式会社村田製作所 無線icデバイスおよびそれを用いた環境状態検出方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3279831D1 (en) * 1981-10-09 1989-08-24 Honeywell Inc Integrated semiconductor device and method of fabricating said device
JPH08110317A (ja) * 1994-10-12 1996-04-30 Hitachi Ltd 集積型マイクロセンサ
GB2321336B (en) * 1997-01-15 2001-07-25 Univ Warwick Gas-sensing semiconductor devices
US6361206B1 (en) * 1999-01-28 2002-03-26 Honeywell International Inc. Microsensor housing
US8357958B2 (en) * 2004-04-02 2013-01-22 Silicon Laboratories Inc. Integrated CMOS porous sensor
GB0500393D0 (en) * 2005-01-10 2005-02-16 Univ Warwick Microheaters
JP2006226860A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Hitachi Ltd セラミックスセンサおよびその製造方法
JP2007248357A (ja) 2006-03-17 2007-09-27 Toyota Central Res & Dev Lab Inc ガスセンサと、それを用いる燃料供給システムと、その使用方法
CN101368921B (zh) * 2008-09-08 2011-11-16 无锡尚沃生物科技有限公司 高灵敏度与高选择性气体传感器
DE102010012042A1 (de) * 2010-03-19 2011-09-22 Epcos Ag Bauelement mit einem Chip in einem Hohlraum und einer spannungsreduzierten Befestigung
EP2554980B1 (en) 2011-08-03 2014-06-25 Nxp B.V. Integrated circuit with sensor and method of manufacturing such an integrated circuit
EP2559996B1 (en) 2011-08-16 2017-11-22 Nxp B.V. Gas sensor
EP2645091B1 (en) 2012-03-30 2018-10-17 ams international AG Integrated circuit comprising a gas sensor

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0196549A (ja) * 1987-10-07 1989-04-14 Sharp Corp センサ素子
JPH05223770A (ja) * 1992-02-12 1993-08-31 Tokin Corp 熱伝導式絶対湿度センサ
JPH085597A (ja) * 1994-06-22 1996-01-12 Tokyo Gas Co Ltd 防風構造を有するマイクロガスセンサ
JPH08159836A (ja) * 1994-12-08 1996-06-21 Tokyo Gas Co Ltd ガスメータ
JP2007535662A (ja) * 2004-04-02 2007-12-06 カミンズ,チモシー 統合電子センサ
JP2008304237A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Canon Inc 可燃性ガスセンサ、該ガスセンサを備えた燃料電池システム、及び可燃性ガスセンサの異常検出方法、該異常検出方法を用いた燃料電池システムの制御方法
JP2010533840A (ja) * 2007-07-13 2010-10-28 ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ リランド スタンフォード ジュニア ユニヴァーシティ 改善された生物学的アッセイのための電場を用いる方法および器具
JP2009099760A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Kobe Steel Ltd メンブレン構造素子及びその製造方法
WO2011037234A1 (ja) * 2009-09-28 2011-03-31 株式会社村田製作所 無線icデバイスおよびそれを用いた環境状態検出方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230000493A (ko) * 2021-06-24 2023-01-03 (주)위드멤스 일체 구조를 갖는 기체 열전도 방식의 수소 센서
KR102487972B1 (ko) 2021-06-24 2023-01-16 (주)위드멤스 일체 구조를 갖는 기체 열전도 방식의 수소 센서

Also Published As

Publication number Publication date
EP2645091A1 (en) 2013-10-02
US9263500B2 (en) 2016-02-16
US9865647B2 (en) 2018-01-09
JP5736400B2 (ja) 2015-06-17
CN103364455A (zh) 2013-10-23
EP2645091B1 (en) 2018-10-17
US20130256825A1 (en) 2013-10-03
US20160163766A1 (en) 2016-06-09
CN103364455B (zh) 2016-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5736400B2 (ja) ガスセンサを有する集積回路
EP2720034B1 (en) Integrated Circuit comprising a relative humidity sensor and a thermal conductivity based gas sensor
EP2554981B1 (en) Integrated circuit with a gas sensor and method of manufacturing such an integrated circuit
EP2629084B1 (en) Integrated circuit and manufacturing method
JP3542614B2 (ja) 温度センサおよび該温度センサの製造方法
US7255001B1 (en) Thermal fluid flow sensor and method of forming same technical field
US7986027B2 (en) Encapsulated metal resistor
CN105466463B (zh) 传感器芯片
EP2708878B1 (en) Method of manufacturing an integrated circuit comprising a gas sensor
JPH1123338A (ja) 感熱式流量検出素子およびそれを用いた流量センサ
JP2010085137A (ja) 空気流量計
US7721599B2 (en) Reduced resistance thermal flow measurement device
EP3339816A1 (en) Flow rate sensor
EP1873499A1 (en) Thermal flow sensor for high flow velocities
US20190064094A1 (en) Gas sensor and gas sensor package having the same
US7880580B2 (en) Thermistor having doped and undoped layers of material
KR100821127B1 (ko) 열전대를 구비하는 고전력 소자 및 그 제조방법
US7059186B2 (en) Integrated flow sensor for measuring a fluid flow
JP5803435B2 (ja) 赤外線温度センサ
JP2021139652A (ja) サーモパイル型センサ
JP2008066324A (ja) 磁気検出装置およびその製造方法
KR102445270B1 (ko) 전류센서 및 그의 제조방법
KR102165935B1 (ko) 전류센서 및 그의 제조방법
JP2013003068A (ja) 流量センサ
JP2014041012A (ja) 抵抗温度センサおよびこれを用いた温度検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140304

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141001

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141021

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150113

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150324

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5736400

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250