JPH0196549A - センサ素子 - Google Patents

センサ素子

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Publication number
JPH0196549A
JPH0196549A JP62253245A JP25324587A JPH0196549A JP H0196549 A JPH0196549 A JP H0196549A JP 62253245 A JP62253245 A JP 62253245A JP 25324587 A JP25324587 A JP 25324587A JP H0196549 A JPH0196549 A JP H0196549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
substrate
thermistor
thin
sensor element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62253245A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutaka Uda
和孝 宇田
Takashi Sugihara
孝志 杉原
Hiroki Tabuchi
宏樹 田渕
Yasuhiko Inami
井波 靖彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH0196549A publication Critical patent/JPH0196549A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はセンサ素子に関するものであり、特に、周囲
からの水蒸気、ガス、赤外線あるいは流体がもたらす熱
の出入りあるいは酵素反応によって生じるサーミスタ薄
膜の温度変化をインピーダンス変化として検知するセン
サ素子に関するものである。
[従来の技術] 第4図は従来の絶対湿度センサの構造を表わしたもので
ある。サーミスタビード6を極細の白金導線7で両側か
ら支持体8に懸架した構造を有している。次に、この絶
対湿度センサの検出原理について説明する。
発熱しているサーミスタビード6に水蒸気が触れると、
乾燥空気との熱伝導度の差によってサーミスタビード6
の放熱状態が変化する。したがって、その温度の変化に
よるインピーダンスの変化を検出することによって、湿
度が検知される。このときのインピーダンス変化は概し
て小さく、また周囲の温度によっても変化するため、実
際には、同じ温度特性を有するサーミスタビード6を、
別に、乾燥空気を含んだ缶に密封して、温度補償が行な
われる。
また、この原理を用いて、ガスの高感度検知も可能であ
り、ガスクロマトグラフィの熱伝導度検出器(T CD
)に実用化されている。この場合、発熱体には2本の白
金線が用いられており、一方にはキャリアガスのみを、
他方には被検ガスを含ませたキャリアガスを、曝すこと
によって、被検ガス量に応じた差出力が得られる。この
ようにすることにより、キャリアガスの流速や周囲温度
の変化の影響がキャンセルされる。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の絶対湿度センサは以上のように構成されており、
その製造過程においては、第4図に示すごときものを、
1個ずつ製造しているので、温度特性の揃った1対のサ
ーミスタビードを選別する工程が必要であった。また、
缶封止など溶接によるアセンブリを行なう必要があり、
コスト高の要因となっていた。また、サーミスタビード
6の直径は0.’5mm程度であるが、さらに小形化を
図った、より速い感湿応答性を有するものが求められて
いた。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、製造コストのダウンが図れ、検出応答速度の
速い、低消費電力のセンサ素子を提供することを目的と
する。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、周囲からの水蒸気、ガス、赤外線あるいは流
体がもたらす熱の出入りあるいは酵素反応によって生じ
るサーミスタ薄膜の温度変化をインピーダンス変化とし
て検知するセンサ素子にかかるものである。そして、前
記サーミスタ薄膜を支持する半導体基板を該サーミスタ
薄膜の直下で部分的にエツチング除去し、空洞化したこ
とを特徴とする。
[作用] 半導体基板を用いてセンサ素子を作るので、小形化が図
れる。半導体基板上に微小なサーミスタをたくさん形成
するというバッチプロセスによって製造できるので、多
量に均一な素子を製造することができ、素子選別が不要
となる。また、サーミスタの直下の半導体基板を部分的
にエツチング除去するので、サーミスタの熱容量が小さ
くなり、応答速度が速くなる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例の斜視図であり、サーミスタ
薄膜がブリッジ状に加工された半導体基板1の支持部に
搭載されたセンサ素子である。シリコン半導体基板1上
に、微小なサーミスタ薄膜2が形成されており、該サー
ミスタ薄膜2の上には櫛歯状電極3が形成されており、
該サーミスタ薄膜2の直下の半導体基板1はエツチング
除去され空洞化され、サーミスタ薄膜2が固定されてい
る支持部が両端保持されたブリッジとして残存している
次に、第1図に示す、サーミスタ薄膜がブリッジ状に加
工されたセンサ素子の製造方法を説明する。第2A図、
第2B図、第2C図および第2D図は、その製造方法の
工程を示した図である。
シリコン基板1上に、電気抵抗率や抵抗温度係数が大き
く、かつStのエツチング液にほとんど溶解しない、サ
ーミスタ薄膜またとえばSiCからなるサーミスタ薄膜
をスパッタ法またはCVD法によって形成する(第2A
図)。次に、サーミスタ薄膜2のインピーダンスをII
N定するための、櫛歯状電極3を形成する(第2B図)
。さらに、スハッタ法’I’CVD法ニヨリ、SiC,
5i02゜Si、N4.A120.などから成る保護膜
4をシリコン基板1の両面に形成する(第2C図)。
この保護膜4は絶縁膜であるとともに、Siのエツチン
グ液から櫛歯状電極3を保護するものである。
次に、サーミスタ薄膜2の一部分であり、櫛歯状電極3
と半導体基板1に挾まれた部分である発熱部2′の熱容
量を小さくし、シリコン基板1への熱の放散を抑えるた
めに、発熱部2′の直下のSi3板を、EPW(エチレ
ンジアミン、ピロカテコール、水)やKOH水溶液のよ
うなアルカリ性エツチング液を用いて、異方性エツチン
グし、サーミスタ薄膜をブリッジ状に加工する(第2D
図)。
なお、第2E図はこの発明の他の実施例を示したもので
あり、ブリッジの代わりにサーミスタ薄膜2の支持部を
片持ち梁(カンチレバー)状に残存させるようにシリコ
ン基板がエツチング除去され空洞部が形成された例であ
る。このような形状にすることによっても、サーミスタ
の熱容量は小さくなる。
第2F図はこの発明のさらに他の実施例を示したもので
あり、発熱部の直下のSi基板がエツチングによって薄
く残存するダイアフラム状に加工されたものである。こ
のような形状にしても、サーミスタの熱容量を小さくす
ることができる。
また、上記実施例では、半導体基板1にシリコン基板を
用いた場合について説明したが、本発明はこれに限られ
るものでなく 、G a A s基板であっても実施例
と同様の効果を実現し得る。
さらに、上記実施例ではサーミスタ薄膜2の材料として
、SiCを用いた場合を例示して説明したが、Geを用
いても実施例と同様の効果を実現する。但し、GeはS
iのエツチング液に溶解するので、Geを用いる場合に
は、予めサーミスタ薄膜2の下地に保護膜を形成してお
く必要がある。
次に、本発明を湿度センサやガスセンサに応用する場合
について説明する。
第3図はこれらに応用した場合の基本的概念を示した図
である。半導体基板1上に、サーミスタ薄膜2のブリッ
ジの1対を形成し、そのうち片方を温度補償用のサーミ
スタとして乾燥空気9中に密封する。この密封は、両面
に保護膜4を有するシリコンウェハ10をエツチング加
工した遮蔽カバー5を、半導体基板1上に接着すること
により行なわれる。この遮蔽カバー5は、異方性エツチ
ングによって凹部5aが形成されていて、一方には外気
がサーミスタに触れるように貫通孔5bが設けられてい
る。
なお、ガスセンサとして用いる場合には、密封ガスとし
て所望の気体を用いればよい。
また、本発明に係るセンサ素子は、外界からの赤外線照
射や酵素反応によるサーミスタ薄膜の温度上昇をインピ
ーダンス変化として検知する赤外線センサ(サーミスタ
ボロメータ)や酵素センサとしても利用できるほか、フ
ロー(流速)センサへの応用も可能である。
[発明の効果] 以上説明したとおり、本発明に係るセンサ素子は、半導
体基板を用い半導体プロセスにより、微小でかつ熱容量
の小さいサーミスタ薄膜を形成することにより得られる
もので、検出応答速度が速く、かつ低消費電力のセンサ
素子となる。また、半導体ウェハ単位のバッチ処理での
製造が可能であるため、多量に均一な素子を製造するこ
とが可能となり、素子選別が不要となる。その結果、工
程数が減るので、製造コストのダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るセンサ素子の一実施例の構造の斜
視図、第2A図、第2B図、第2C図および第2D図は
本発明に係るセンサ素子の製造方法の説明図、第2E図
はこの発明の他の実施例を示す図、第2F図はこの発明
のさらに他の実施例を示す図、第3図はこの発明の一応
用例を示す図、第4図は従来のサーミスタビード型絶対
湿度センサの構造図である。 図において、1はシリコン半導体、2はサーミスタ薄膜
である。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 周囲からの水蒸気、ガス、赤外線あるいは流体がもたら
    す熱の出入りあるいは酵素反応によって生じるサーミス
    タ薄膜の温度変化をインピーダンス変化として検知する
    センサ素子において、前記サーミスタ薄膜を支持する半
    導体基板を前記サーミスタ薄膜の直下で部分的にエッチ
    ング除去し、空洞化したことを特徴とするセンサ素子。
JP62253245A 1987-10-07 1987-10-07 センサ素子 Pending JPH0196549A (ja)

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