JP2013212750A - 車両のルーフ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サンルーフパネルとサンシェードとが設けられた車両のルーフ装置において、操作スイッチの構造を簡単にでき、且つ良好な操作性を実現する。
【解決手段】スイッチユニット9には、中立位置p1と、開操作位置p2と、閉操作位置p3とが設定され、制御装置10は、開信号が第1時間t1(例えば、2sec)よりも短い時間にわたって入力した場合(ステップST4:No、ステップST9:No)と、開信号が第1時間t1にわたって入力した場合(ステップST6:No、ステップST9:Yes)と、開信号が第1時間t1よりも長い第2時間t2(例えば、4sec)にわたって入力した場合(ステップST6:Yes)とで、異なる作動(ステップST5・10、ステップST7・11、ステップST8)を行うようにすることで、簡単なスイッチ構成で良好な操作性を実現する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ルーフに形成された開口をそれぞれ選択的に開閉するサンルーフパネルおよびサンシェードの作動を搭乗者の操作に応じて制御する制御装置を備えた車両のルーフ装置に関する。
自動車のルーフには、採光や通風などのためにスライド開閉式のサンルーフパネルが設けられることがある。サンルーフパネルを設けると、車室内が明るくなって開放感が得られる一方、車室内が明るくなり過ぎたり、暑くなり過ぎたりすることがある。そのため、サンルーフパネルが設けられた車両では、遮光性を有するパネル状またはシート状のサンシェードをサンルーフパネルよりも車室側の位置に開閉自在に設けることで、ルーフに形成された開口からの入射光を遮断できるようにすることが多い。
このようなサンルーフパネルとサンシェードとによって開口を開閉し得る車両ルーフにおいて、両者を電動駆動式とする場合には、それぞれに対して駆動装置と操作スイッチとを設ける構成が考えられる。ところが、両者の作動が関連づけられていないと、サンシェードが閉じているにもかかわらずサンルーフパネルが開いているような状況が生じ得るため、好ましくない。そこで、両駆動装置を連動させる制御回路を付設し、このような作動状態が生じないようにした車両のルーフ装置が提案されている(特許文献1参照)。
また、ともに電動駆動式のサンルーフパネルとサンシェードとが設けられた車両のルーフにおいて、操作スイッチのベース部材に取付けられる操作部材を中立位置から2つの作動方向(すなわち、開方向および閉方向)に移動可能とし、各方向にサンルーフパネル用およびサンシェード用にそれぞれ2段階の操作位置(すなわち、合計4つの接点)を設けることで、1つの操作スイッチによってサンルーフパネルおよびサンシェードの両方を操作可能にしたルーフ装置が提案されている(特許文献2参照)。このルーフ装置では、サンルーフの駆動操作を行った際にサンルーフまたはサンシェードの位置に応じてサンシェードも駆動するようにしており、これにより、サンシェードが閉じているにもかかわらずサンルーフが開いているような好ましくない状況が生じることを防止できるようになっている。また、操作スイッチが1つであることから、内装をシンプルにでき、操作スイッチを配置するためのスペースを小さくすることもできる。
特開平4−293617号公報 特開平11−268540号公報
しかしながら、特許文献2の車両のルーフ装置では、操作の各方向に2つの操作位置(接点)を設けなければならず、操作スイッチの構造が複雑になる。また、中立位置から離れた側の操作位置に操作する場合には、中立位置寄りの操作位置を通過するため、例えば操作部材を中立位置から離れた側の操作位置に操作する際にゆっくり操作してしまうと、瞬間的にサンシェードが作動した後にサンルーフが作動するといった操作者の意思と異なる作動を行う虞があり、操作性に改善の余地がある。
本発明は、このような背景に鑑みなされたもので、サンルーフパネルとサンシェードとが設けられた車両のルーフ装置において、操作スイッチの構造を簡単にでき、且つ良好な操作性を実現することを主な目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ルーフ(2)に形成された開口(2a)をそれぞれ選択的に開閉し、サンルーフ用電動機(15)により駆動されるサンルーフパネル(5)およびサンシェード用電動機(17)により駆動されるサンシェード(7)と、搭乗者による操作に供される操作スイッチ(9)と、前記操作スイッチの操作に基づいて、前記サンルーフ用電動機および前記サンシェード用電動機を駆動して前記サンルーフパネルおよび前記サンシェードの作動を制御する制御装置(10)とを備えた車両(V)のルーフ装置(1)であって、前記操作スイッチは、中立位置(p1)と、前記中立位置に対して第1方向(後方)に位置する開操作位置(p2)と、前記中立位置に対して前記第1方向と異なる第2方向(前方)に位置する閉操作位置(p3)とが設定されたベース部材(18)と、前記中立位置と前記開操作位置および閉操作位置との間を変位可能に前記ベース部材に設けられた操作部材(19)とを有し、前記操作部材が前記開操作位置にあるときに前記制御装置に開信号を入力し、前記操作部材が前記閉操作位置にあるときに前記制御装置に閉信号を入力するものであり、前記制御装置は、前記開信号または前記閉信号が第1所定時間(t1・t3)よりも短い時間にわたって入力した場合と、前記開信号または前記閉信号が第1所定時間以上かつ第2所定時間(t2・t4)よりも短い時間にわたって入力した場合と、前記開信号または前記閉信号が前記第1所定時間よりも長い第2所定時間にわたって入力した場合とで、異なる開閉作動を行う構成とする。
上記構成によれば、操作スイッチには2つの操作方向についてそれぞれ1つの操作位置が設定される、すなわちそれぞれ1つの接点を設けられるだけで済むため、操作スイッチの構成を簡単にすることができる。また、操作部材を各操作位置に配する時間に2つの閾値を設定することにより、開閉操作についてそれぞれ3つの異なる作動が可能となり、良好な操作性を実現することができる。
また、本発明の一側面によれば、前記制御装置は、前記開信号が前記第1所定時間よりも短い時間にわたって入力した場合、前記サンルーフパネルおよび前記サンシェードの位置に応じて前記サンルーフパネルまたは前記サンシェードを開方向に作動させ、前記開信号が第1所定時間かつ第2所定時間よりも短い時間にわたって入力した場合、前記サンルーフパネルおよび前記サンシェードの位置に応じて前記サンルーフパネルまたは前記サンシェードを全開作動させ、前記サンシェードが全開位置以外の位置にあるときに、前記開信号が前記第2所定時間にわたって入力した場合、前記サンルーフパネルおよび前記サンシェードをともに全開作動させる構成とすることができる。
また、本発明の一側面によれば、前記制御装置は、前記閉信号が前記第1所定時間よりも短い時間にわたって入力した場合、前記サンルーフパネルおよび前記サンシェードの位置に応じて前記サンルーフパネルまたは前記サンシェードを閉方向に作動させ、前記閉信号が前記第1所定時間かつ第2所定時間よりも短い時間にわたって入力した場合、前記サンルーフパネルおよび前記サンシェードの位置に応じて前記サンルーフパネルまたは前記サンシェードを全閉作動させ、前記サンルーフパネルが全閉位置以外の位置にあるときに、前記閉信号が前記第2所定時間にわたって入力した場合、前記サンルーフパネルおよび前記サンシェードをともに全閉作動させる構成とすることができる。
上記構成によれば、例えば、開作動時にはサンシェードを優先的に作動させ、閉作動時にはサンルーフパネルを優先的に作動させることにより、サンシェードが閉じているにもかかわらずサンルーフパネルが開いているような好ましくない状況が生じることを防止できる。また、操作部材を開操作位置または閉操作位置に配する時間に応じて、サンルーフパネルまたはサンシェードの全開または全閉作動と、サンルーフパネルおよびサンシェードの両方の全開または全閉作動とを行うことができ、良好な操作性を実現できる。
また、本発明の一側面によれば、前記サンルーフパネルがチルトアップ作動可能であり、前記ベース部材には、前記中立位置に対して前記第1および第2方向と異なる第3方向(上方)に位置するチルト操作位置(p4)がさらに設定され、前記操作部材が前記中立位置と前記チルト操作位置との間を変位可能とされており、前記操作スイッチは、前記操作部材が前記チルト操作位置にあるときにチルト信号を発生するものであり、前記制御装置は、前記チルト信号が入力した場合、その位置に応じて前記サンルーフパネルをチルトアップまたはチルトダウンさせる構成とすることができる。
上記構成によれば、1つの操作スイッチによってサンルーフパネルおよびサンシェードの開閉作動だけでなく、サンルーフパネルのチルト作動をも直感的でわかり易く且つ簡単な操作で行い得るため、より良好な操作性を実現できる。
このように本発明によれば、サンルーフパネルおよびサンシェードの開閉操作に用いる単一の操作スイッチの構造を簡単にでき、良好な操作性を実現できる車両のルーフ装置を提供することができる。
実施形態に係る車両のルーフの概略平面図 図1に示すスイッチユニットの詳細図(A:下面図、B:断面図) 図1に示す制御装置による作動モードの選択手順を示すフロー図 図1に示す制御装置による作動モードの選択手順を示すフロー図 図1に示す制御装置による作動モードの選択手順を示すフロー図 図1に示すルーフ装置による作動例を示すタイムチャート 図1に示すルーフ装置による作動例を示すタイムチャート 図1に示すルーフ装置による作動例を示すタイムチャート 図1に示すルーフ装置による作動例を示すタイムチャート
以下、本発明に係るルーフ装置1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、説明にあたっては、自動車Vの進行方向を基準にして前後、左右をそれぞれ定め、左右で一対に設けられた部材やこれらに機能的に対応する部材等については同じ符号の後に左右を表す記号l,rを付して、例えば、ステー11l(左側)、ステー11r(右側)とし、総称する場合には、ステー11または両ステー11と記す。
図1は、ルーフパネルアウタ3およびサンルーフパネル5の一部を透視して示す自動車Vのルーフ2の平面図である。ルーフ2は、自動車Vの外郭を画成するルーフパネルアウタ3と、ルーフパネルアウタ3の下方に位置し、自動車Vの車室を画成するルーフライニング4とを有しており、ルーフパネルアウタ3の前部に開口3aが形成されるとともに、この開口3aと重なるルーフライニング4の前部にこの開口3aよりも小さな開口4aが形成されている。両開口3a、4aによってルーフ2の開口2aが構成されている。
ルーフ2には、ルーフパネルアウタ3の開口3aをサンルーフパネル5によって選択的に開閉するサンルーフ装置6と、ルーフライニング4の開口4aをサンシェードパネル7によって選択的に開閉するサンシェード装置8とが設けられている。また、ルーフ2の開口2aよりも前方における車幅方向の中央には、サンルーフ装置6およびサンシェード装置8に対する搭乗者による操作に供されるスイッチユニット9が車室に露出するように設けられており、スイッチユニット9の操作に基づいてサンルーフ装置6およびサンシェード装置8を駆動制御する制御装置10が自動車Vの適所に設けられている。
なお、ルーフパネルアウタ3とルーフライニング4との間には、サンルーフ装置6を収容する空間が形成されており、サンルーフ装置6は、サンルーフパネル5をこの空間に収容するかたちで後方にスライドさせるインナスライド式である。
サンルーフパネル5には、これを支持する左右のステー11l、11rが取付けられ、両ステー11の前部には、それぞれ前部スライダ12l、12rが設けられ、両ステー11の後部には、それぞれ公知のリンク機構を介して後部スライダ13l、13rが設けられている。両後部スライダ13には、左右のプッシュプルケーブル14l、14rが接続され、ルーフ2の前部に設けられたサンルーフ用電動機15を制御装置10が駆動制御することにより、両プッシュプルケーブル14が同期的に押し引きされる。
サンルーフパネル5が開口3aを閉塞する図1に実線で示す全閉位置にあるときに、両プッシュプルケーブル14が押されると、サンルーフパネル5は図示しないガイドレールに沿って後方へスライドし、想像線で示す全開位置へと移動する。この状態で両プッシュプルケーブル14が引かれると、サンルーフパネル5は前方へスライドして全閉位置に戻る。
また、サンルーフパネル5が全閉位置にあるときに、両プッシュプルケーブル14が引かれると、サンルーフパネル5は後部を跳ね上げてチルトアップし(以下、この位置をチルトアップ位置という。)、この状態で両プッシュプルケーブル14が押されると、サンルーフパネル5はチルトダウンして全閉位置へ戻るようになっている。
サンシェードパネル7にも左右のプッシュプルケーブル16l、16rが接続され、ルーフ2の後部に設けられたサンシェード用電動機17を制御装置10が駆動制御することにより、両プッシュプルケーブル16が同期的に押し引きされる。サンシェードパネル7が開口4aを閉塞する図1に実線(および破線)で示す全閉位置にあるときに、両プッシュプルケーブル16が引かれると、サンシェードパネル7は後方へスライドして想像線で示す全開位置へ移動し、この状態で両プッシュプルケーブル16が押されると、サンシェードパネル7は前方へスライドして全閉位置に戻る。
図2に示すように、スイッチユニット9は、ルーフ2に固定されるベース部材18と、ベース部材18に相対変位可能に設けられた操作部材19とを有している。なお、スイッチユニット9には、操作部材19のほかに運転席および助手席用に左右のマップランプ20l、20rも一体に設けられており、操作部材19は、両マップランプ20の間すなわちスイッチユニット9の左右方向の中央に配置されている。
ベース部材18には、操作部材19を配置できる位置として、図2に実線で示す中立位置p1と、中立位置p1に対して後方に位置する開操作位置p2と、前記中立位置p1に対して前方に位置する閉操作位置p3と、中立位置p1に対して上方に位置するチルト操作位置p4とが設定されている。操作部材19は、開操作位置p2や閉操作位置p3、チルト操作位置p4と中立位置p1との間を移動可能とされており、常時中立位置p1に位置するように図示しない付勢手段によって付勢されている。
スイッチユニット9は、操作部材19が開操作位置p2にあるときに常時開接点に接触して開スイッチを閉成して開信号を制御装置10に入力し、操作部材19が閉操作位置p3にあるときに別の常時開接点に接触して閉スイッチを閉成して閉信号を制御装置10に入力し、操作部材19がチルト操作位置p4にあるときにさらに別の常時開接点に接触してチルトスイッチを閉成してチルト信号を制御装置10に入力するようになっている。
制御装置10は、スイッチユニット9の操作に基づいて次のように作動モードを選択してサンルーフ装置6およびサンシェード装置8を駆動制御する。すなわち、図3に示すように、開信号が入力すると(ステップST1:Yes)、サンルーフパネル5またはサンシェードパネル7が閉方向に作動中でなく(ステップST2:No)、サンシェードパネル7が全開位置になければ(ステップST3:No)、開信号が継続して入力される時間が第1時間t1(例えば、2sec)を経過していない場合には(ステップST4:No)、サンシェードパネル7をその時間だけ開作動させる(ステップST5)。ここで、開作動とは、開信号が入力している間だけサンシェードパネル7(サンルーフパネル5を開作動させる場合はサンルーフパネル5)を開方向に駆動する作動のことである。
一方、開信号が継続して入力される時間が第1時間t1を経過しており(ステップST4:Yes)、第1時間t1よりも長い第2時間t2(例えば、4sec)を経過していない場合には(ステップST6:No)、サンシェードパネル7をオート開作動させる(ステップST7)。ここで、オート開作動とは、開信号が入力しなくなった後にも引き続きサンシェードパネル7(サンルーフパネル5を開作動させる場合は、サンルーフパネル5)を開方向に駆動し、全開位置へ移動させる全開作動のことである。つまり、サンシェードパネル7の開方向への駆動を継続するが、開信号の継続的な入力を条件にする作動モードから開信号の入力にかかわらない作動モードに切り替える。なお、開作動中やオート開作動中であっても、異物の挟み込みなどがあってサンシェード用モータなどの負荷が大きくなった場合には、挟み込み防止機能によりサンシェードパネル7の駆動が停止する。
他方、開信号が継続して入力される時間が第2時間t2を経過している場合には(ステップST6:Yes)、サンルーフパネル5およびサンシェードパネル7の両方をオート開作動させる(ステップST8)。この場合、開信号が入力し始めて最初の4secの間はサンシェードパネル7のみが開方向に駆動され、4sec経過後にサンルーフパネル5も開方向に駆動(オート開作動)されることになる。
開信号が入力し(ステップST1:Yes)、サンルーフパネル5またはサンシェードパネル7が閉方向に作動中でないが(ステップST2:No)、サンシェードパネル7が全開位置にある場合には(ステップST3:Yes)、開信号が継続して入力される時間が第1時間t1を経過するまでは(ステップST9:No)、サンルーフパネル5を開作動させる(ステップST10)。一方、開信号が継続して入力される時間が第1時間t1を経過すると(ステップST9:Yes)、サンルーフパネル5をオート開作動させる(ステップST11)。
開信号が入力し(ステップST1:Yes)、サンルーフパネル5またはサンシェードパネル7が閉方向に作動中である場合には(ステップST2:Yes)、作動中のサンルーフパネル5およびサンシェードパネル7の閉方向への作動を停止する(ステップST12)。この作動モードは、サンルーフパネル5などを後述のオート閉作動させているときに、操作部材19を開操作位置p2に操作することにより、所望の位置で停止できるようにするためのものである。これにより、例えば、サンルーフパネル5を全開位置から全閉位置の少し手前の所望の位置へ駆動したい場合に、後述する閉作動を繰り返し行って所望の位置まで少しずつ移動させる操作や、後述するオート閉作動を行った後に開作動を行って所望の位置まで戻す操作に比べ、操作が簡単になっている。
開信号が入力しない場合(ステップST1:No)の作動モードについては図4を参照して説明する。閉信号が入力すると(ステップST13:Yes)、サンルーフパネル5またはサンシェードパネル7が開方向に作動中でなく(ステップST14:No)、サンルーフパネル5が全閉位置になければ(ステップST5:No)、閉信号が継続して入力される時間が第3時間t3(例えば、2sec)を経過していない場合には(ステップST16:No)、サンルーフパネル5を閉作動させる(ステップST17)。ここで、閉作動とは、開作動と同様に、閉信号が入力している間だけサンルーフパネル5(サンシェードパネル7を閉作動させる場合はサンシェードパネル7)を閉方向に駆動する作動のことである。
一方、閉信号が継続して入力される時間が第3時間t3を経過しており(ステップST16:Yes)、第3時間t3よりも長い第4時間t4(例えば、4sec)を経過していない場合には(ステップST18:No)、サンルーフパネル5をオート閉作動させる(ステップST19)。ここで、オート閉作動とは、オート開作動と同様に、閉信号が入力しなくなった後にも引き続きサンルーフパネル5(サンシェードパネル7を閉作動させる場合は、サンシェードパネル7)を閉方向に駆動し、全閉位置へ移動させる全閉作動のことである。つまり、サンルーフパネル5の閉方向への駆動を継続するが、閉信号の継続的な入力を条件にした作動モードから閉信号の入力にかかわらない作動モードに切り替える。閉作動中やオート閉作動中であっても、異物の挟み込みなどがあってサンルーフ用モータなどの負荷が大きくなった場合には、挟み込み防止機能によりサンルーフパネル5の駆動が停止することは、開作動などと同様である。
他方、閉信号が継続して入力される時間が第4時間t4を経過している場合には(ステップST18:Yes)、サンルーフパネル5およびサンシェードパネル7の両方をオート閉作動させる(ステップST20)。この場合、閉信号が入力し始めて最初の4secの間はサンルーフパネル5のみが閉方向に駆動され、4sec経過後にサンシェードパネル7も閉方向に駆動(オート閉作動)されることになる。
閉信号が入力し(ステップST13:Yes)、サンルーフパネル5またはサンシェードパネル7が開方向に作動中でないが(ステップST14:No)、サンルーフパネル5が全閉位置にある場合には(ステップST15:Yes)、閉信号が継続して入力される時間が第3時間t3を経過するまでは(ステップST21:No)、サンシェードパネル7を閉作動させる(ステップST22)。一方、閉信号が継続して入力される時間が第3時間t3を経過すると(ステップST21:Yes)、サンシェードパネル7をオート閉作動させる(ステップST23)。
閉信号が入力し(ステップST13:Yes)、サンルーフパネル5またはサンシェードパネル7が開方向に作動中である場合には(ステップST14:Yes)、作動中のサンルーフパネル5およびサンシェードパネル7の開方向への作動を停止する(ステップST24)。この作動モードは、サンシェードパネル7などを前述のオート開作動させているときに、操作部材19を閉操作位置p3に操作することにより、所望の位置で停止できるようにするためのものである。これにより、例えば、サンシェードパネル7を全閉位置から全開位置の少し手前の所望の位置へ駆動したい場合に、前述した開作動を繰り返し行って所望の位置まで少しずつ移動させる操作や、前述したオート開作動を行った後に閉作動を行って所望の位置まで戻す操作に比べ、操作が簡単になっている。
開信号および閉信号が入力しない場合(ステップST1:No、ステップST13:No)の作動モードについては図5を参照して説明する。チルト信号が入力すると(ステップST25:Yes)、サンルーフパネル5が開位置(全閉位置よりも全開位置側の位置)になく(ステップST26:No)、サンルーフパネル5がチルト作動中でない場合(ステップST27:No)、サンルーフパネル5が全閉位置にあれば(ST28:Yes)、サンルーフパネル5をチルトアップ作動させる(ステップST29)。一方、サンルーフパネル5が全閉位置になければ(ステップST28:No)、サンルーフパネル5をチルトダウン作動させる(ステップST30)。なお、チルトアップ作動とは、サンルーフパネル5をチルトアップ位置に向けて傾動させる作動であり、チルトダウン作動とは、サンルーフパネル5を全閉位置に向けて傾動させる作動である。
チルト信号が入力し(ステップST25:Yes)、サンルーフパネル5が開位置にないが(ステップST26:No)、サンルーフパネル5がチルト作動中である場合(ステップST27:Yes)、チルト作動中のサンルーフパネル5の作動を停止する(ステップST31)。この作動モードは、サンルーフパネル5を前述のチルトアップまたはチルトダウン作動させているときに、操作部材19を再度チルト操作位置p4に操作することにより、所望のチルト角度で停止できるようにするためのものである。
チルト信号が入力しても(ステップST25:Yes)、サンルーフパネル5が開位置(全閉位置よりも全開位置側の位置)にある場合には(ステップST26:Yes)、および、チルト信号も入力しない場合には(ステップST25:No)、何ら処理を行わない。
次に、このように制御されるサンルーフパネル5およびサンシェードパネル7の作動例について図6〜図9のタイムチャートを参照して説明する。まず、図6に示すように、サンルーフパネル5およびサンシェードパネル7が全閉位置にあるときに、時点a1において操作部材19が開操作位置p2に操作されると、サンシェードパネル7が優先的に開作動を開始し、操作部材19が開操作位置p2に配される時間が第1時間t1よりも短いと、操作部材19が中立位置p1に戻された時点a2でサンシェードパネル7の開作動が停止する。
その後、時点a3において再度操作部材19が開操作位置p2に操作されると、再びサンシェードパネル7が開作動を開始し、操作部材19が開操作位置p2に配される時間が第1時間t1を経過した時点a4で、作動モードがサンシェードパネル7の開作動からオート開作動に切り替わり、操作部材19が開操作位置p2に配される時間が第2時間t2よりも短いと、サンルーフパネル5が開作動することなくサンシェードパネル7のみが全閉位置まで駆動される。
サンシェードパネル7が全閉位置にある状態において、時点a5において操作部材19が開操作位置p2に操作されると、サンルーフパネル5が開作動を開始し、操作部材19が開操作位置p2に配される時間が第1時間t1よりも短いと、操作部材19が中立位置p1に戻された時点a6でサンルーフパネル5の開作動が停止する。その後、同様に時点a7において再度操作部材19が開操作位置p2に操作されると、再びサンルーフパネル5が開作動を開始し、操作部材19が開操作位置p2に配された時間が第1時間t1を経過した時点a8で、サンルーフパネル5の作動モードが開作動からオート開作動に切り替わり、操作部材19が開操作位置p2に配される時間が第2時間t2よりも短いと、サンルーフパネル5が全閉位置まで駆動される。
一方、サンルーフパネル5およびサンシェードパネル7が全閉位置にあるときに、時点a9において操作部材19が開操作位置p2に操作されると、サンシェードパネル7が優先的に開作動を開始し、操作部材19が開操作位置p2に配される時間が第1時間t1を経過した時点a10で、作動モードがサンシェードパネル7の開作動からオート開作動に切り替わり、第2時間t2を経過した時点a11で、サンシェードパネル7およびサンルーフパネル5をともにオート開作動する作動モードに切り替わり、サンルーフパネル5も開方向への作動を開始する。
図7には、サンルーフパネル5およびサンシェードパネル7が全閉位置にあるときに、操作部材19が閉操作位置p3に操作された場合の作動例を示している。操作部材19が上記した開操作位置p2に操作されたときの作動例と対応するため、詳細な説明は省略する。なお、図中の時点bn(nは整数)は上記時点an(nは整数)に対応し、第3時間t3および第4時間t4はそれぞれ第1時間t1および第2時間t2に対応し、閉方向への作動の場合にはサンルーフパネル5が優先的に作動するようになっている。
図8は、サンルーフパネル5およびサンシェードパネル7を停止させるときの作動を表している。サンルーフパネル5およびサンシェードパネル7が全閉位置にあるときに、時点c1において操作部材19が開操作位置p2に操作されてサンシェードパネル7が開作動を開始し、第1時間t1を経過した時点c2でサンシェードパネル7の作動モードが開作動からオート開作動に切り替わり、サンシェードパネル7のオート開作動中の時点c3で操作部材19が閉操作位置p3に操作されると、サンシェードパネル7の作動が停止する。その後、時点c4で再度操作部材19が開操作位置p2に操作され、サンシェードパネル7が全開位置に移動される。
この状態で、時点c5において操作部材19が開操作位置p2に操作されてサンルーフパネル5が開作動を開始し、時点c6でオート開作動に切り替わり、サンルーフパネル5のオート開作動中の時点c7で操作部材19が閉操作位置p3に操作されると、サンルーフパネル5の作動が停止する。その後、時点c8で再度操作部材19が開操作位置p2に操作されると、サンシェードパネル7が開作動を再開する。
一方、サンルーフパネル5およびサンシェードパネル7が全閉位置にあるときに、時点c9において操作部材19が開操作位置p2に操作されてサンシェードパネル7が開作動を開始し、第2時間t2を経過した時点c10でサンルーフパネル5およびサンシェードパネル7がオート開作動となり、サンルーフパネル5およびサンシェードパネル7のオート開作動中の時点c11で操作部材19が閉操作位置p3に操作されると、サンルーフパネル5およびサンシェードパネル7の両方が作動を停止する。その後、時点c12で再度操作部材19が開操作位置p2に操作されると、サンシェードパネル7が開作動を再開し、時点c13でサンルーフパネル5もオート開作動する。
詳細な説明および図示は両略するが、閉方向への作動中の停止動作も、図8に示した開方向への作動中の停止動作と対応する。
次に、図9を参照してサンルーフパネル5のチルト作動について説明する。サンルーフパネル5が全閉位置にあるときに、時点d1において操作部材19がチルト操作位置p4に操作されると、サンルーフパネル5がチルトアップ作動を開始する。なお、操作部材19がチルト操作位置p4に配される時間は作動に関係なく、操作部材19が一度チルト操作位置p4に操作されると、サンルーフパネル5はチルトアップ位置まで傾動する。
サンルーフパネル5がチルトアップ位置にある状態において、時点d2において操作部材19がチルト操作位置p4に操作されると、サンルーフパネル5がチルトダウン作動を開始し、その後にチルト操作位置p4への操作がなければ全閉位置へと傾動する。
一方、時点d3で操作部材19がチルト操作位置p4に操作されてサンルーフパネル5がチルトアップ作動中に、時点d4において再度操作部材19がチルト操作位置p4に操作されると、サンルーフパネル5はチルトアップ作動を停止する。この状態で時点d5において再度操作部材19がチルト操作位置p4に操作されると、サンルーフパネル5は再度チルトアップ作動を開始する。
同様に、時点d6で操作部材19がチルト操作位置p4に操作されてサンルーフパネル5がチルトダウン中に、時点d7において再度操作部材19がチルト操作位置p4に操作されると、サンルーフパネル5はチルトダウン作動を停止する。一方、この状態で時点d8において再度操作部材19がチルト操作位置p4に操作されると、サンルーフパネル5はチルトアップ作動を開始する。サンルーフパネル5がチルトアップ位置にあるときに、時点d9において操作部材19がチルト操作位置p4に操作されることにより、サンルーフパネル5はチルトダウン作動を開始して全閉位置へと傾動する。
このように車両のルーフ装置1が構成されたことにより、以下のような効果を得ることができる。すなわち、スイッチユニット9には、後方および前方の2つの操作方向についてそれぞれ1つの操作位置(開操作位置p2、閉操作位置p3)が設定されるだけであるため、スイッチユニット9の構成が簡単になっている。また、操作部材19の作動範囲が小さいため、ベース部材18を小さくすることも可能である。
また、上記のように、制御装置10は、開信号が第1時間t1よりも短い時間にわたって入力した場合(ステップST4:No、ステップST9:No)と、開信号が第1時間t1以上かつ第2時間t2よりも短い時間にわたって入力した場合(ステップST6:No、ステップST9:Yes)と、開信号が第2時間t2にわたって入力した場合(ステップST6:Yes)とで、異なる作動(ステップST5・10、ステップST7・11、ステップST8)を行い、閉信号が第3時間t3よりも短い時間にわたって入力した場合(ステップST16:No、ステップST21:No)と、閉信号が第3時間t3以上かつ第4時間t4よりも短い時間にわたって入力した場合(ステップST18:No、ステップST21:Yes)と、閉信号が第4時間t4にわたって入力した場合(ステップST18:Yes)とで、異なる作動(ステップST17・22、ステップST19・23、ステップST20)を行っている。これにより、後方および前方の各操作方向について3つの異なる操作を行うことが可能となり、良好な操作性が実現される。
本実施形態では、開信号が入力されたときには(ステップST1:Yes)、サンシェードパネル7を優先的に開作動させ(ステップST3:No、ステップST5・7)、閉信号が入力されたときには(ステップST13:Yes)、サンルーフパネル5を優先的に閉作動させる(ステップST15:No、ステップST17・19)ことにより、サンシェードパネル7が閉じているにもかかわらずサンルーフパネル5が開いているような好ましくない状況が生じることが防止される。また、操作部材19を開操作位置p2または閉操作位置p3に配する時間に応じて(ステップST6、ステップST18)、サンルーフパネル5またはサンシェードパネル7の全開作動(ステップST7・11)または全閉作動(ステップST19・23)と、サンルーフパネル5およびサンシェードパネル7の両方の全開作動(ステップST8)または全閉作動(ステップST20)とを行うことができ、良好な操作性が実現される。
また、本実施形態では、サンルーフパネル5がチルトアップ作動可能とされ、ベース部材18に、中立位置p1に対して上方に位置するチルト操作位置p4がさらに設定されたことにより、1つのスイッチユニット9によってサンルーフパネル5およびサンシェードパネル7の開閉作動だけでなく、サンルーフパネル5のチルト作動をも直感的でわかり易く且つ簡単な操作で行い得るため、より良好な操作性が実現される。
以上で具体的実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。例えば、上記実施形態では、サンルーフ装置6は、サンルーフパネル5がチルト作動可能なインナスライド式であるが、サンルーフパネル5がチルト作動しない形態であってもよく、サンルーフパネル5がルーフパネルアウタ3の上方でスライドするアウタスライド方式であってもよい。また、上記実施形態では、サンシェード用電動機17がサンシェードパネル7を駆動しているが、シート状のサンシェードを駆動する形態であってもよい。また、上記実施形態では、開信号の入力時間の閾値である第1時間t1および第2時間t2と、閉信号の対応する入力時間の閾値である第3時間t3および第4時間t4とが同一時間(ともに2secおよび4sec)となっているが、開信号と閉信号とで異なる閾値を設定してもよい。一方、上記実施形態に示した本発明に係るルーフ装置1の各構成要素は、必ずしも全てが必須ではなく、適宜取捨選択可能である。
1 ルーフ装置
2 ルーフ
2a 開口
3 ルーフパネルアウタ
3a 開口
4 ルーフライニング
4a 開口
5 サンルーフパネル
7 サンシェードパネル
9 スイッチユニット(操作スイッチ)
10 制御装置
15 サンルーフ用電動機
17 サンシェード用電動機
18 ベース部材
19 操作部材
V 自動車
p1 中立位置
p2 開操作位置
p3 閉操作位置
p4 チルト操作位置
t1 第1時間(第1所定時間)
t2 第2時間(第2所定時間)
t3 第3時間(第1所定時間)
t4 第4時間(第2所定時間)

Claims (4)

  1. ルーフに形成された開口をそれぞれ選択的に開閉し、サンルーフ用電動機により駆動されるサンルーフパネルおよびサンシェード用電動機により駆動されるサンシェードと、
    搭乗者による操作に供される操作スイッチと、
    前記操作スイッチの操作に基づいて、前記サンルーフパネルおよび前記サンシェードの作動を制御する制御装置とを備えた車両のルーフ装置であって、
    前記操作スイッチは、中立位置と、前記中立位置に対して第1方向に位置する開操作位置と、前記中立位置に対して前記第1方向と異なる第2方向に位置する閉操作位置とが設定されたベース部材と、前記中立位置と前記開操作位置および閉操作位置との間を変位可能に前記ベース部材に設けられた操作部材とを有し、前記操作部材が前記開操作位置にあるときに開信号を前記制御装置に入力し、前記操作部材が前記閉操作位置にあるときに閉信号を前記制御装置に入力するものであり、
    前記制御装置は、前記開信号または前記閉信号が第1所定時間よりも短い時間にわたって入力した場合と、前記開信号または前記閉信号が前記第1所定時間以上かつ第2所定時間よりも短い時間にわたって入力した場合と、前記開信号または前記閉信号が前記第2所定時間にわたって入力した場合とで、異なる開閉作動を行うことを特徴とする車両のルーフ制御装置。
  2. 前記制御装置は、
    前記開信号が前記第1所定時間よりも短い時間にわたって入力した場合、前記サンルーフパネルおよび前記サンシェードの位置に応じて前記サンルーフパネルまたは前記サンシェードを開方向に作動させ、
    前記開信号が第1所定時間以上かつ第2所定時間よりも短い時間にわたって入力した場合、前記サンルーフパネルおよび前記サンシェードの位置に応じて前記サンルーフパネルまたは前記サンシェードを全開作動させ、
    前記サンシェードが全開位置以外の位置にあるときに、前記開信号が前記第2所定時間にわたって入力した場合、前記サンルーフパネルおよび前記サンシェードをともに全開作動させることを特徴とする、請求項1に記載の車両のルーフ制御装置。
  3. 前記制御装置は、
    前記閉信号が前記第1所定時間よりも短い時間にわたって入力した場合、前記サンルーフパネルおよび前記サンシェードの位置に応じて前記サンルーフパネルまたは前記サンシェードを閉方向に作動させ、
    前記閉信号が前記第1所定時間以上かつ第2所定時間よりも短い時間にわたって入力した場合、前記サンルーフパネルおよび前記サンシェードの位置に応じて前記サンルーフパネルまたは前記サンシェードを全閉作動させ、
    前記サンルーフパネルが全閉位置以外の位置にあるときに、前記閉信号が前記第2所定時間にわたって入力した場合、前記サンルーフパネルおよび前記サンシェードをともに全閉作動させることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の車両のルーフ制御装置。
  4. 前記サンルーフパネルがチルトアップ作動可能であり、
    前記ベース部材には、前記中立位置に対して前記第1および第2方向と異なる第3方向に位置するチルト操作位置がさらに設定され、前記操作部材が前記中立位置と前記チルト操作位置との間を変位可能とされており、前記操作スイッチは、前記操作部材が前記チルト操作位置にあるときにチルト信号を発生するものであり、
    前記制御装置は、前記チルト信号が入力した場合、その位置に応じて前記サンルーフパネルをチルトアップまたはチルトダウンさせることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の車両のルーフ制御装置。
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