JP6081203B2 - サンルーフ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ルーフ開口を開閉するパネルと室内開口を開閉するシェードとを単一の操作スイッチによって操作可能としたサンルーフ装置に関するものである。
車両のルーフに形成されたルーフ開口を開閉するパネルと、車両の室内開口を開閉するシェードとを操作スイッチによって操作するサンルーフ装置として特許文献1に記載のサンルーフ装置がある。
このサンルーフ装置にあっては、パネルを作動させるためのパネル用操作スイッチと、シェードを作動させるためのシェード用操作スイッチとが設けられており、パネルとシェードとはそれぞれ個別の操作スイッチによって操作される。
特開2011−11735号公報
前記特許文献1に記載のサンルーフ装置にあっては、パネル用とシェード用の2つの操作スイッチがあるため、パネルとシェードの開閉操作が煩わしい。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑み、パネルとシェードの操作性の向上を企図したサンルーフ装置を提供することを課題とする。
前記技術的課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
請求項1に係る発明では、車両のルーフに形成されたルーフ開口を開閉するパネルと、
このパネルの下方に配置されていて車両の室内開口を開閉するシェードと、これらパネル及びシェードを開閉操作する単一の操作スイッチとを備え、
前記操作スイッチは、スライド操作可能とされ且つスライド方向における同じ操作方向に2つのスライド操作位置を有し、この2つのスライド操作位置のうち、一つ目のスライド操作位置でパネルとシェードとをそれぞれ個別にマニュアル作動させ、二つ目のスライド操作位置にスライド短押し操作することによってパネルとシェードとをそれぞれ個別にオート作動させると共に、該二つ目のスライド操作位置にスライド長押し操作することによってパネルとシェードとを連動してオート作動させることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、前記操作スイッチは、中立位置から、パネル及びシェードを開動作させるオープン側と、該オープン側とは反対方向であってパネル及びシェードを閉動作させるクローズ側とにそれぞれスライド操作可能とされ、オープン側とクローズ側のそれぞれの操作方向に前記2つのスライド操作位置を有し、パネルとシェードを開動作させるときにはシェードを先行して開動作させ、パネルとシェードを閉動作させるときにはパネルを先行して閉動作させることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、パネルは後部が前部回りに昇降するチルト動作可能とされ、操作スイッチはプッシュ操作可能とされ、パネル及びシェードの全閉状態から操作スイッチをプッシュ操作することによりシェードが開くと共にパネルがチルトアップすることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、パネルがチルトアップし且つシェードが開いた状態から操作スイッチをプッシュ方向に短押し操作することによりパネルのみがチルトダウンし、パネルがチルトアップし且つシェードが開いた状態から操作スイッチをプッシュ方向に長押し操作することによりパネルがチルトダウンすると共にシェードが閉動作することを特徴とする。
請求項5に係る発明では、パネルは後部が前部回りに昇降するチルト動作可能とされ、パネル及びシェードの全閉状態から操作スイッチをクローズ側にスライド操作することによりシェードが開くと共にパネルがチルトアップすることを特徴とする。
請求項6に係る発明では、パネルがチルトアップし且つシェードが開いた状態から操作スイッチをオープン側の二つ目のスライド操作位置にスライド短押し操作することによりパネルのみがチルトダウンし、パネルがチルトアップし且つシェードが開いた状態から操作スイッチをオープン側の二つ目のスライド操作位置にスライド長押し操作することによりパネルがチルトダウンすると共にシェードが閉動作することを特徴とする。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
単一の操作スイッチによって、パネルとシェードとをマニュアル作動及びオート作動させることができ、操作性がよい。
また、単一の操作スイッチの同じ操作位置で、パネルとシェードとを、個別にオート作動させることができると共に連動してオート作動させることもでき、操作の単純化を図ることができる。
第1実施形態に係るサンルーフ装置の平面図である。 第1実施形態に係るサンルーフ装置の側面動作説明図である。 第1実施形態に係るサンルーフ装置の側面動作説明図である。 第1実施形態に係る操作スイッチの正面図である。 第1実施形態のパネル及びシェードの動作を示す表である。 第2実施形態に係るサンルーフ装置の側面動作説明図である。 第2実施形態のパネル及びシェードの動作を示す表である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜図5は第1実施形態を示し、図1はサンルーフ装置1を備えた車両2の平面図を示し、図2及び図3はサンルーフ装置1を備えた車両2の側面断面概略図を示している。
本実施形態において、前後・左右・上下は運転席に着座した運転者から見た方向に従う。また、左右方向内方とは車両2の左右方向の端部から左右方向中央部に向かう方向をいい、左右方向外方とは車両2の左右方向中央部から左右方向の端部に向かう方向をいう。したがって、車両2の左右方向の側部に設けられている部材において、左右方向内側とは車両2の左右方向中央側をいい、左右方向外側とは車両2の左右方向中央側とは反対側をいう。
図1〜図3に示すように、車両2のルーフ3の前部側には矩形状のルーフ開口4が形成され、このルーフ開口4の下方側には、車両2の室内天井部に形成された室内開口5が設けられている。
サンルーフ装置1は、ルーフ開口4を開閉自在に閉鎖するパネル6と、車両2の室内天井部に形成された室内開口5を下側から開閉自在に覆うシェード8とを有する。
パネル6は、本実施形態では、ルーフ開口4の前部を開閉自在に閉鎖する前側のパネル6A(フロントパネルという)と、ルーフ開口4の後部を開閉自在に閉鎖する後側のパネル6B(リヤパネルという)とからなる。
フロントパネル6A及びリヤパネル6Bは透光性を有する。
フロントパネル6A及びリヤパネル6Bは図示省略のパネル駆動機構によって駆動(チルト及び開閉動作)され、パネル駆動機構は電動モータからなるパネルモータM1によって駆動される。また、シェード8は図示省略のシェード駆動機構によって駆動(開閉動作)され、シェード8駆動機構は電動モータからなるシェードモータM2によって駆動される。
フロントパネル6Aは、図3に示すように、ルーフ開口4の前部にて(ルーフ開口4の前部を塞ぐ位置にて)後部が前部回りに昇降するチルト動作可能であると共に、フルチルトアップした状態で前後方向に移動してルーフ開口4を開閉する。
リヤパネル6Bは、図3に示すように、ルーフ開口4の後部にて(ルーフ開口4の後部を塞ぐ位置にて)全体的に昇降するリフト動作可能であると共に、リフトダウンした状態で前後方向に移動してルーフ開口4を開閉する。
図2(a)は、ルーフ開口4の前部をフロントパネル6Aで閉鎖し且つルーフ開口4の後部をリヤパネル6Bで閉鎖した状態であるパネル全閉状態を示す。
このパネル全閉状態からルーフ開口4を開口する場合は、以下のようにして行われる。
パネル全閉状態から、図3(a)に実線で示すように、先ず、フロントパネル6Aがチルトアップする。このチルトアップ動作中にはリヤパネル6Bは動かない。
次に、フロントパネル6Aがフルチルトアップした状態で後方移動して、図3(a)に仮想線で示すように、該フロントパネル6Aがリヤパネル6Bの上方にオーバーラップし、ルーフ開口4の前部が開口(ルーフ開口4が半開)する。このフロントパネル6Aの後方移動中にもリヤパネル6Bは動かない。
次に、図3(a)に仮想線で示すように、リヤパネル6Bがリフトダウンし、このリヤパネル6Bがリフトダウンした状態でフロントパネル6Aとリヤパネル6Bとが連動して一緒に後方移動し、図3(b)に示すように、フロントパネル6Aがルーフ3の後部上方にオーバーラップすると共にリヤパネル6Bがルーフ3の後部下方に収納され、ルーフ開口4を全開するパネル全開状態となる。
このパネル全開状態からルーフ開口4を閉鎖する場合は、前記とは逆の動作で行われる。
シェード8は、パネル6を透過した光を遮るものであって、本実施形態では、布等のような巻き取り自在な柔軟な部材によって構成され、ルーフ3の後部下方に設けられた巻取り軸9に、巻き取り・巻き出し自在とされている。
図2(a)に示すように、シェード8が巻取り軸9から巻き出されると、室内開口5を塞ぐシェード全閉状態となる。図2(b)に示すように、シェード8が巻取り軸9に巻き取られていくと、シェード8の室内開口5を覆っていた部分が後方に移動し、室内開口5を開口するシェード全開状態(図2(b)実線状態)となる。
また、サンルーフ装置1は、図1に示すように、パネルモータM1及びシェードモータ
M2を制御する制御装置CUを有すると共に、パネルモータM1及びシェードモータM2を駆動操作する単一の操作スイッチSを有する。
操作スイッチSは制御装置CUに接続されていて、該操作スイッチSからの操作信号が制御装置CUに入力され、この操作信号に基づいてパネルモータM1及びシェードモータM2が制御される。この操作スイッチSは車両2の運転席の周辺に設けられる。
操作スイッチSは、図4に実線で示す中立位置11からオープン側Xと、該オープン側Xとは反対方向のクローズ側Yとにそれぞれスライド操作可能とされていると共に、中立位置11でプッシュ操作可能とされている。
本実施形態では、操作スイッチSのオープン側Xへの操作方向Aが後方へのスライド方向とされ、操作スイッチSのクローズ側Yへの操作方向Bが前方へのスライド方向とされている。また、操作スイッチSのオープン側Xへのスライド操作によってパネル6及びシェード8が開動作し(パネル6の場合はチルトアップ動作を含む)、操作スイッチSのクローズ側Yへのスライド操作によってパネル6及びシェード8が閉動作する(パネル6の場合はチルトダウン動作を含む)。また、操作スイッチSのプッシュ操作によってパネル6(フロントパネル6A)がチルト動作のみすると共にシェード8が開閉動作する。
操作スイッチSは、スライド操作又はプッシュ操作した位置から該操作スイッチSに対する操作力を解除すると(操作スイッチSから指を離すと)、中立位置11に復帰する。
また、操作スイッチSは、図4に仮想線で示すように、オープン側Xとクローズ側Yのそれぞれの操作方向A,Bに2つの操作位置(スライド操作位置)14,15,16,17を有する。
操作スイッチSをオープン側X又はクローズ側Yへの一つ目の操作位置14,16にすることによって、パネル6及びシェード8がマニュアル作動する。
すなわち、操作スイッチSを一つ目の操作位置14,16に保持している間(運転者等が操作スイッチSを指で一つ目の操作位置14,16にしている間)はパネル6及びシェード8が開閉動作し且つ操作スイッチSに対する操作力を解除するとパネル6及びシェード8の開閉動作が止まる。
また、操作スイッチSをオープン側X又はクローズ側Yへの二つ目の操作位置15,17にすることによって、パネル6及びシェード8がオート作動する。
すなわち、操作スイッチSを二つ目の操作位置15,17にした後、該操作スイッチSから操作力を解除しても(運転者等が操作スイッチSから指を離しても)パネル6及びシェード8が自動で所定の位置まで(目的の位置まで)開閉動作する。
オープン側Xへの一つ目の操作位置14をマニュアル開操作位置といい、オープン側Xへの二つ目の操作位置15をオート開操作位置といい、クローズ側Yへの一つ目の操作位置16をマニュアル閉操作位置といい、クローズ側Yへの二つ目の操作位置17をオート閉操作位置という。
本実施形態では、操作スイッチSを一つ目の操作位置14,16を越えてスライド操作するときにクリック感があり、操作スイッチSは二つ目の操作位置15,17で操作方向A,Bへの移動が止まるように構成されている。
次に、図5を参照して、操作スイッチSの操作によるパネル6及びシェード8の動作を説明する。
先ず、図5(a)を参照して、操作スイッチSのスライド操作によるパネル6及びシェード8の動作を説明する。
「マニュアル作動について」
パネル6及びシェード8が全閉状態である状態から操作スイッチSをマニュアル開操作位置14にスライド操作する(オープン側Xに一段目スライド操作する)と、先ず、シェード8が先行してマニュアル作動で開動作し、シェード8が全開した後、パネル6がマニュアル作動で開動作する。
このとき、シェード8が全開すると、操作スイッチSを中立位置11に戻し、再度、操作スイッチSをマニュアル開操作位置14にすることにより、パネル6がマニュアル作動で開動作する。
パネル6及びシェード8が全開状態である状態から操作スイッチSをマニュアル閉操作位置16にスライド操作する(クローズ側Yに一段目スライド操作する)と、今度はパネル6が先行してマニュアル作動で閉動作し、パネル6が全閉した後、シェード8がマニュアル作動で閉動作する。
このとき、パネル6が全閉すると、操作スイッチSを中立位置11に戻し、再度、操作スイッチSをマニュアル閉操作位置16にすることにより、シェード8がマニュアル作動で閉動作する。
パネル6が全閉状態と全開状態との間の中途位置で止まった状態から、マニュアル開操作位置14にスライド操作するとパネル6が開動作し、マニュアル閉操作位置16にスライド操作するとパネル6が閉動作する。
また、シェード8が全閉状態と全開状態との間の中途位置で止まった状態から、マニュアル開操作位置14にスライド操作するとシェード8が開動作し、マニュアル閉操作位置16にスライド操作するとシェード8が閉動作する。
また、本実施形態のサンルーフ装置1は、フロントパネル6Aがフルチルトアップ位置までチルトアップし、このフロントパネル6Aがフルチルトアップした状態で該フロントパネル6Aが前後方向に移動するタイプのサンルーフ装置1であるので、シェード8が全開し且つパネル6が全閉した状態で、操作スイッチSをマニュアル開操作位置14に操作することにより、フロントパネル6Aをマニュアル作動でチルトアップさせることができると共に、フロントパネル6Aがチルトアップした状態で操作スイッチSをマニュアル閉操作位置16に操作することにより、フロントパネル6Aをマニュアル作動でチルトダウンさせることができる。したがって、所望のチルト位置でフロントパネル6Aを止めることができる。
「オート作動について」
以下のオート作動の説明において、短押し操作とは、操作スイッチSをオート開操作位置15又はオート閉操作位置17にスライド操作し或いは操作スイッチSをプッシュ操作し、且つ短時間(例えば、1秒未満)で操作力を解除する(中立位置11に戻す)ことをいう。また、長押し操作とは、操作スイッチSをオート開操作位置15又はオート閉操作位置17にスライド操作し或いは操作スイッチSをプッシュ操作し、且つ短押し操作で設定した時間以上(前述した例で言うと、1秒以上)、操作スイッチSを該操作状態に保持させておくことをいう。
パネル6及びシェード8が全閉状態である状態から操作スイッチSをオート開操作位置15に短押し操作する(オープン側Xに二段目スライド短押し操作する)と、シェード8がオート作動で全開状態まで開動作し、該短押し操作でのオート作動は終了する。次に、再度、操作スイッチSをオート開操作位置15に短押し操作すると、パネル6がオート作動で全開状態まで開動作する。
また、パネル6又はシェード8がオート作動で開動作している途中で、操作スイッチSをオート開操作位置15に短押し操作すると、該開動作しているパネル6又はシェード8の開動作が停止する。
また、パネル6が全閉状態で且つシェード8が中途位置で止まっている状態から操作スイッチSをオート開操作位置15に短押し操作すると、シェード8がオート作動で全開状態まで開動作し、シェード8が全開状態で且つパネル6が中途位置で止まっている状態から、操作スイッチSをオート開操作位置15に短押し操作すると、パネル6がオート作動で全開状態まで開動作する。
パネル6及びシェード8が全開状態である状態から操作スイッチSをオート閉操作位置17に短押し操作する(クローズ側Yに二段スライド短押し操作する)と、パネル6がオート作動で全閉状態まで閉動作し、該短押し操作でのオート作動は終了する。次に、再度、操作スイッチSをオート閉操作位置17に短押し操作すると、シェード8がオート作動で全閉状態まで閉動作する。
また、パネル6又はシェード8がオート作動で閉動作している途中で、操作スイッチSをオート閉操作位置17に短押し操作すると、該閉動作しているパネル6又はシェード8
の閉動作が停止する。
また、シェード8が全開状態で且つパネル6が中途位置で止まっている状態から操作スイッチSをオート閉操作位置17に短押し操作すると、パネル6がオート作動で全閉状態まで閉動作し、パネル6が全閉状態で且つシェード8が中途位置で止まっている状態から、操作スイッチSをオート閉操作位置17に短押し操作すると、シェード8がオート作動で全閉状態まで閉動作する。
パネル6及びシェード8が全閉状態である状態から操作スイッチSをオート開操作位置15に長押し操作する(オープン側Xに二段スライド長押し操作する)と、パネル6とシェード8とが連動してオート作動でそれぞれ全開状態まで開動作する。このとき、パネル6とシェード8とが同時に開動作するようにしてもよいし、シェード8が先行し、パネル6が後行して開動作するようにしてもよい。
パネル6及びシェード8が全開状態である状態から操作スイッチSをオート閉操作位置17に長押し操作する(クローズ側Yに二段スライド長押し操作する)と、パネル6とシェード8とが連動してオート作動でそれぞれ全閉状態まで閉動作する。このとき、パネル6とシェード8とが同時に閉動作するようにしてもよいし、パネル6が先行し、シェード8が後行して閉動作するようにしてもよい。
また、パネル6又はシェード8が中途位置で止まっている状態から操作スイッチSをオート開操作位置15に長押し操作するとパネル6及びシェード8が全開状態となり、操作スイッチSをオート閉操作位置17に短押し操作すると、パネル6及びシェード8が全閉状態となる。
次に、図5(b)を参照して、操作スイッチSのプッシュ操作によるパネル6及びシェード8の動作を説明する。
パネル6及びシェード8が全閉状態である状態から操作スイッチSをプッシュ操作によって短押し操作又は長押し操作すると、パネル6(第1実施形態のサンルーフ装置1にあってはフロントパネル6A)がオート作動でフルチルトアップ位置までチルトアップすると共にシェード8がオート作動で全開(又は半開)する。
フロントパネル6Aがフルチルトアップし、シェード8が全開(又は半開)した状態から操作スイッチSをプッシュ操作によって短押し操作すると、シェード8が全開(又は半開)した状態でフロントパネル6Aのみがオート作動でチルトダウンしパネル全閉状態となる。この状態から操作スイッチSをプッシュ操作によって短押し操作すると、フロントパネル6Aがオート作動でフルチルトアップ位置までチルトアップする。
シェード8を閉めるときには、操作スイッチSのクローズ側へのスライド操作によって行う。
また、フロントパネル6Aがフルチルトアップし、シェード8が全開(又は半開)した状態から操作スイッチSをプッシュ操作によって長押し操作すると、フロントパネル6Aがオート作動でチルトダウンしてパネル全閉状態となると共にシェード8がオート作動で全閉する。
図6は第2実施形態のサンルーフ装置1を示す。
このサンルーフ装置1は、ルーフ開口4を1枚のパネル6で開閉するタイプのサンルーフ装置1である。また、パネル6は、ルーフ開口4を塞ぐ位置にて、図6に仮想線D1で示すように、チルトアップするが、ルーフ開口4を開ける場合は、パネル6は、図6に仮想線D2で示すように、リフトダウンした後に後方移動して、図6に仮想線D3で示すように、ルーフ3の後部下方に収納される。
パネル6が全開した状態から全閉状態となるのは、前記動作と逆の動作で行われる。
シェード8については前述した第1実施形態と同様である。
また、この第2実施形態にあっては、操作スイッチSは、プッシュ操作不能とされている点が、前記第1実施形態の操作スイッチSと異なるだけであるので、操作スイッチSの図示を省略する。その他、図示を省略した点は、前記第1実施形態と同様に構成される。
操作スイッチSによって、パネル6及びシェード8を、マニュアル作動又はオート作動で開閉する操作は、前述した第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
この第2実施形態にあっては、パネル6のチルト動作も操作スイッチSのスライド操作によって行われ、構造の簡素化が図られている。
このパネル6のチルト動作を、図7を参照して説明する。
パネル6及びシェード8が全閉状態である状態から、操作スイッチSをオート閉操作位置17に短押し操作又は長押し操作する(クローズ側Yに二段目スライド操作する)と、パネル6がオート作動でフルチルトアップ位置までチルトアップすると共にシェード8がオート作動で半開(又は全開)する。
パネル6がフルチルトアップし、シェード8が半開(又は全開)した状態から、操作スイッチSをマニュアル開操作位置14に操作する(オープン側Xに一段目スライド操作する)と、シェード8が半開(又は全開)した状態でパネル6がマニュアル作動でチルトダウンする。
また、パネル6がフルチルトアップし、シェード8が半開(又は全開)した状態から、操作スイッチSをオート開操作位置15に短押し操作する(オープン側Xに二段目スライド短押し操作する)と、シェード8が半開(又は全開)した状態でパネル6がオート作動で全閉位置までチルトダウンする。再び、チルトアップする場合は、操作スイッチSをオート閉操作位置17に短押し又は長押し操作する。
パネル6をマニュアル作動又はオート作動でチルトダウンさせてパネル6を全閉した状態で、シェード8を閉める場合は、操作スイッチSのクローズ側Yへのスライド操作によって行う。
パネル6がフルチルトアップし、シェード8が半開(又は全開)した状態から、操作スイッチSをオート開操作位置15に長押し操作する(オープン側Xに二段目スライド長押し操作する)と、パネル6がオート作動で全閉状態までチルトダウンすると共にシェード8がオート作動で全閉する。
前記各実施形態のサンルーフ装置1にあっては、単一の操作スイッチSによって、パネル6とシェード8とをマニュアル作動及びオート作動させることができるので、操作性がよいと共に至便である。
また、単一の操作スイッチSの同じ操作位置で、パネル6とシェード8とを、個別にオート作動させることができると共に連動してオート作動させることができ、操作の単純化を図ることができる。
また、パネル6及びシェード8を全開状態から全閉状態にする際には、パネル6を先行して全閉させるので、パネル6の閉め忘れを防止することができる。
前記シェード8は本実施形態では、ロールシェードタイプのシェード8を例示したが、これに限定されることはなく、ボードタイプのシェードを採用してもよい。
前記第1実施形態において、図6に示すタイプのサンルーフ装置1を採用してもよく、また、第2実施形態において図1〜図3に示すサンルーフ装置1を採用してもよく、また、各実施形態において、ルーフ開口4を1枚のパネル6で開閉するものであって、パネル6をチルトアップさせた状態で前後方向に移動させるスポイラータイプのサンルーフ装置を採用してもよい。
2 車両
3 ルーフ
4 ルーフ開口
5 室内開口
6 パネル
6A フロントパネル
6B リヤパネル
8 シェード
11 中立位置
14 一つ目のスライド操作位置(マニュアル開操作位置)
15 二つ目のスライド操作位置(オート開操作位置)
16 一つ目のスライド操作位置(マニュアル閉操作位置)
17 二つ目のスライド操作位置(オート閉操作位置)
A オープン側への操作方向
B クローズ側への操作方向
S 操作スイッチ
X オープン側
Y クローズ側

Claims (6)

  1. 車両(2)のルーフ(3)に形成されたルーフ開口(4)を開閉するパネル(6)と、このパネル(6)の下方に配置されていて車両(2)の室内開口(5)を開閉するシェード(8)と、これらパネル(6)及びシェード(8)を開閉操作する単一の操作スイッチ(S)とを備え、
    前記操作スイッチ(S)は、スライド操作可能とされ且つスライド方向における同じ操作方向に2つのスライド操作位置(14,15,16,17)を有し、この2つのスライド操作位置(14,15,16,17)のうち、一つ目のスライド操作位置(14,16)でパネル(6)とシェード(8)とをそれぞれ個別にマニュアル作動させ、二つ目のスライド操作位置(15,17)にスライド短押し操作することによってパネル(6)とシェード(8)とをそれぞれ個別にオート作動させると共に、該二つ目のスライド操作位置(15,17)にスライド長押し操作することによってパネル(6)とシェード(8)とを連動してオート作動させることを特徴とするサンルーフ装置。
  2. 前記操作スイッチ(S)は、中立位置(11)から、パネル(6)及びシェード(8)を開動作させるオープン側(X)と、該オープン側(X)とは反対方向であってパネル(6)及びシェード(8)を閉動作させるクローズ側(Y)とにそれぞれスライド操作可能とされ、オープン側(X)とクローズ側(Y)のそれぞれの操作方向(A,B)に前記2つのスライド操作位置(14,15,16,17)を有し、パネル(6)とシェード(8)を開動作させるときにはシェード(8)を先行して開動作させ、パネル(6)とシェード(8)を閉動作させるときにはパネル(6)を先行して閉動作させることを特徴とする請求項1に記載のサンルーフ装置。
  3. パネル(6)は後部が前部回りに昇降するチルト動作可能とされ、操作スイッチ(S)はプッシュ操作可能とされ、パネル(6)及びシェード(8)の全閉状態から操作スイッチ(S)をプッシュ操作することによりシェード(8)が開くと共にパネル(6)がチルトアップすることを特徴とする請求項1又は2に記載のサンルーフ装置。
  4. パネル(6)がチルトアップし且つシェード(8)が開いた状態から操作スイッチ(S)をプッシュ方向に短押し操作することによりパネル(6)のみがチルトダウンし、パネル(6)がチルトアップし且つシェード(8)が開いた状態から操作スイッチ(S)をプッシュ方向に長押し操作することによりパネル(6)がチルトダウンすると共にシェード(8)が閉動作することを特徴とする請求項3に記載のサンルーフ装置。
  5. パネル(6)は後部が前部回りに昇降するチルト動作可能とされ、パネル(6)及びシェード(8)の全閉状態から操作スイッチ(S)をクローズ側(Y)にスライド操作することによりシェード(8)が開くと共にパネル(6)がチルトアップすることを特徴とする請求項2に記載のサンルーフ装置。
  6. パネル(6)がチルトアップし且つシェード(8)が開いた状態から操作スイッチ(S)をオープン側(X)の二つ目のスライド操作位置(15)スライド短押し操作することによりパネル(6)のみがチルトダウンし、パネル(6)がチルトアップし且つシェード(8)が開いた状態から操作スイッチ(S)をオープン側(X)の二つ目のスライド操作位置(15)スライド長押し操作することによりパネル(6)がチルトダウンすると共にシェード(8)が閉動作することを特徴とする請求項5に記載のサンルーフ装置。
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