JP2013211320A - 荷電粒子ビーム描画装置、パターン検査装置及びレイアウト表示方法 - Google Patents

荷電粒子ビーム描画装置、パターン検査装置及びレイアウト表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013211320A
JP2013211320A JP2012079126A JP2012079126A JP2013211320A JP 2013211320 A JP2013211320 A JP 2013211320A JP 2012079126 A JP2012079126 A JP 2012079126A JP 2012079126 A JP2012079126 A JP 2012079126A JP 2013211320 A JP2013211320 A JP 2013211320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hierarchy
unit
parallel processing
display
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012079126A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5864334B2 (ja
Inventor
Kenichi Yasui
健一 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nuflare Technology Inc
Original Assignee
Nuflare Technology Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nuflare Technology Inc filed Critical Nuflare Technology Inc
Priority to JP2012079126A priority Critical patent/JP5864334B2/ja
Publication of JP2013211320A publication Critical patent/JP2013211320A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5864334B2 publication Critical patent/JP5864334B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)

Abstract

【課題】効率良い並列処理により表示速度を向上させる。
【解決手段】荷電粒子ビーム描画装置1は、階層ごとに要素を有する階層構造の描画データにおける階層内の要素サイズと、拡大率により決まる表示対象サイズとを比較し、並列処理の単位となる階層を決定する階層決定部4aと、その階層決定部4aにより決定された並列処理の単位となる階層内の要素ごとに、その要素を表示するための一連の処理を並列に行う並列処理部4bとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、荷電粒子ビーム描画装置、パターン検査装置及びレイアウト表示方法に関する。
近年の大規模集積回路(LSI)の高集積化及び大容量化に伴って、半導体デバイスに要求される回路線幅は益々微小になってきている。半導体デバイスに所望の回路パターンを形成するためには、リソグラフィ技術が用いられており、このリソグラフィ技術では、マスク(レチクル)と称される原画パターンを用いたパターン転写が行われている。このパターン転写に用いる高精度なマスクを製造するためには、優れた解像度を有する荷電粒子ビーム描画装置が用いられている。
この荷電粒子ビーム描画装置としては、描画データをレイアウト表示(ビューワ処理)するレイアウト表示部を備える荷電粒子ビーム描画装置が開発されている。また、荷電粒子ビーム描画装置により描画されたパターンを検査するため、描画データをレイアウト表示(ビューワ処理)するレイアウト表示部を備えるパターン検査装置も開発されている。
通常、描画データは、チップ階層、フレーム階層、ブロック階層、セル階層及び図形階層というように階層化されている。この描画データをレイアウト表示するとき、レイアウト表示の拡大率が低い場合には、チップ階層、フレーム階層、ブロック階層及びセル階層のデータが読み込まれてレイアウト表示される。ところが、レイアウト表示の拡大率が高くなって所定値以上となると、他の階層に比べ最もデータ量が多い図形階層のデータが読み込まれるため、表示速度が低下してしまう。
そこで、表示速度の向上のため、あらかじめ決められた擬似ピクセルサイズで、処理対象となる階層の要素を格子状(メッシュ状)に区切り、特定の擬似ピクセル内の要素を画面上に表示すると、その特定擬似ピクセルのフラグを1に設定し、その後、要素内の全擬似ピクセルが1になると表示処理を終了する高速化処理の技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−219371号公報
さらに、前述の階層構造を有する描画データを表示する際に並列処理を行うことにより、表示速度の向上を図ることが検討されている。このとき、通常、並列処理を有効に行うことが可能な階層が予測され、その予測に基づいて並列処理の単位となる階層が設定される。そして、予め設定された階層の要素が並列処理の単位として用いられるため、並列処理の単位となる階層は固定されることになる。
しかしながら、前述のように並列処理の単位となる階層が固定されている場合、拡大率によっては並列処理を実行できないことがあるため、並列処理のリソース使用に無駄が生じてしまう。特に、前述の高速化処理では、実際に読み込まれる階層の深さは、拡大率や要素サイズによって様々となるため、並列処理の単位となる階層が固定されていると、並列処理のリソース使用に無駄が生じることになる。また、高速化処理では、通常、高拡大率において処理するデータ規模が小さく、非並列処理でも問題がない表示速度であるが、今後、データ規模の増大に伴って処理量が増加すると、高拡大率においても効率良い並列処理を行う必要が生じる。
本発明が解決しようとする課題は、効率良い並列処理により表示速度を向上させることができる荷電粒子ビーム描画装置、パターン検査装置及びレイアウト表示方法を提供することである。
本発明の実施形態に係る荷電粒子ビーム描画装置は、階層ごとに要素を有する階層構造の描画データにおける階層内の要素サイズと、拡大率により決まる表示対象サイズとを比較し、並列処理の単位となる階層を決定する階層決定部と、階層決定部により決定された並列処理の単位となる階層内の要素ごとに、その要素を表示するための一連の処理を並列に行う並列処理部とを備える。
また、上記荷電粒子ビーム描画装置において、階層決定部は、nが正の整数である第n階層の要素の最大サイズが、拡大率により決まる表示対象サイズ以上となる関係式を満たす最大のnを求め、第n階層の下階層である第n+1階層を並列処理の単位とすることが望ましい。
また、上記荷電粒子ビーム描画装置において、階層決定部は、並列処理の単位とした第n+1階層の要素に対して一括高速化処理が適用可能であるか否かを判断し、その一括高速化処理が非適用であると判断した場合、第n+1階層を並列処理の単位とし、その一括高速化処理が適用可能であると判断した場合、第n+1階層の下階層である第n+2階層を並列処理の単位とすることが望ましい。
本発明の実施形態に係るパターン検査装置は、階層ごとに要素を有する階層構造の描画データにおける階層内の要素サイズと、拡大率により決まる表示対象サイズとを比較し、並列処理の単位となる階層を決定する階層決定部と、階層決定部により決定された並列処理の単位となる階層内の要素ごとに、その要素を表示するための一連の処理を並列に行う並列処理部とを備える。
本発明の実施形態に係るレイアウト表示方法は、階層ごとに要素を有する階層構造の描画データにおける階層内の要素サイズと、拡大率により決まる表示対象サイズとを比較し、並列処理の単位となる階層を階層決定部により決定する工程と、決定した並列処理の単位となる階層内の要素ごとに、その要素を表示するための一連の処理を並列処理部により並列に行う工程とを有する。
本発明によれば、効率良い並列処理により表示速度を向上させることができる。
第1の実施形態に係る荷電粒子ビーム描画装置の概略構成を示す図である。 第1の実施形態に係る描画データを説明するための説明図である。 第1の実施形態に係るレイアウト表示装置が備える階層決定部が行う階層決定を説明するための第1の説明図である。 第1の実施形態に係るレイアウト表示装置が備える階層決定部が行う階層決定を説明するための第2の説明図である。 第1の実施形態に係るレイアウト表示装置が備える階層決定部が行う階層決定による並列処理数を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係るレイアウト表示装置が行うレイアウト表示処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るレイアウト表示装置が備える階層決定部が行う階層決定を説明するための説明図である。 第2の実施形態に係るレイアウト表示装置が備えるデータ処理部が行う一括高速化処理を説明するための説明図である。 第3の実施形態に係るパターン検査装置の概略構成を示す図である。
(第1の実施形態)
第1の実施形態について図1ないし図6を参照して説明する。
図1に示すように、第1の実施形態に係る荷電粒子ビーム描画装置1は、荷電粒子ビームによる描画を行う描画部2と、その描画部2を制御する制御部3と、描画データをレイアウト表示するレイアウト表示装置4とを備えている。この荷電粒子ビーム描画装置1は、荷電粒子ビームとして例えば電子ビームを用いた可変成形型の描画装置の一例である。なお、荷電粒子ビームは電子ビームに限られるものではなく、イオンビームなどの他の荷電粒子ビームであっても良い。
描画部2は、描画対象となる試料Wを収容する描画室2aと、その描画室2aに連通する光学鏡筒2bとを有している。描画室2a内には、試料Wを支持するステージ11が設けられている。このステージ11は水平面内で互いに直交するX方向とY方向に移動可能に形成されており、そのステージ11の載置面上には、例えばマスクやブランクなどの試料Wが載置される。また、光学鏡筒2b内には、電子ビームBを出射する電子銃21と、その電子ビームBを集光する照明レンズ22と、ビーム成形用の第1のアパーチャ23と、投影用の投影レンズ24と、ビーム成形用の第1の偏向器25と、ビーム成形用の第2のアパーチャ26と、試料W上にビーム焦点を結ぶ対物レンズ27と、試料Wに対するビームショット位置を制御するための第2の偏向器28とが配置されている。
この描画部2では、電子ビームBが電子銃21から出射され、照明レンズ22により第1のアパーチャ23に照射される。この第1のアパーチャ23は例えば矩形状の開口を有している。これにより、電子ビームBが第1のアパーチャ23を通過すると、その電子ビームの断面形状は矩形状に成形され、投影レンズ24により第2のアパーチャ26に投影される。なお、この投影位置は第1の偏向器25により偏向可能であり、投影位置の変更により電子ビームBの形状と寸法を制御することが可能である。その後、第2のアパーチャ26を通過した電子ビームBは、その焦点が対物レンズ27によりステージ11上の試料Wに合わされて照射される。このとき、ステージ11上の試料Wに対する電子ビームBのショット位置は第2の偏向器28により制御される。
制御部3は、入力される描画データを描画装置用フォーマットに変換するデータ変換部3aと、変換済みの描画データを記憶するデータ記憶部3bと、その変換済みの描画データに基づいて描画部2を制御する描画制御部3cとを備えている。
データ変換部3aは、例えば半導体集積回路などのレイアウトデータ(設計データやCADデータなど)を変換することで得られたデータである描画データを描画装置用フォーマットに変換する。なお、描画データは、その描画データを保管するデータベースなどの記憶装置(図示せず)から例えば有線又は無線のネットワークを介してデータ変換部3aに入力される。
データ記憶部3bは、データ変換部3aにより変換された描画装置用フォーマットの描画データを記憶する記憶部である。このデータ記憶部3bとしては、例えば、磁気ディスク装置や半導体ディスク装置(フラッシュメモリ)などを用いることが可能である。
描画制御部3cは、データ記憶部3bから描画装置用フォーマットの描画データを読み出し、その描画データに基づいて描画部2を制御する。詳述すると、描画制御部3cは、読み出した描画データに基づき、試料Wが載置されたステージ11を例えばX方向に移動させつつ、電子ビームBを偏向によりステージ11上の試料Wの各所定位置にショットする図形描画を行い、その後、ステージ11をY方向にステップ移動させてから前述と同様に図形描画を行い、これを繰り返して試料Wの描画領域に電子ビームBによる描画を行う。
ここで、前述の描画データは、図2に示すように、チップ階層CP、そのチップ階層CPよりも下位のフレーム階層FR、そのフレーム階層FRよりも下位のブロック階層BL、そのブロック階層BLよりも下位のセル階層CL、そのセル階層CLよりも下位の図形階層FGに階層化されている。なお、変換前後の両方の描画データが階層化されている。このような描画データにおいて、ある階層が第1階層であるとすると、その第1階層の下階層が第2階層となり、その第2階層の下階層が第3階層となる。
図2の例では、チップ階層CPの要素群(チップ群)の一部であるチップCP1が、フレーム階層FRの要素群(フレーム群)の一部である三個のフレームFR1〜FR3に対応している。また、フレーム階層FRの要素群の一部であるフレームFR2が、ブロック階層BLの要素群(ブロック群)の一部である十八個のブロックBL1〜BL18に対応している。ブロック階層BLの要素群の一部であるブロックBL9が、セル階層CLの要素群(セル群)の一部である四個のセルCL1〜CL4に対応している。セル階層CLの要素群の一部であるCL1が図形階層FGの要素群(図形群)の一部である複数の図形FG1、FG2に対応している。
図1に戻り、レイアウト表示装置4は、並列処理の単位とする階層を決定する階層決定部4aと、決定された階層内の要素ごとにその要素を表示するための一連の処理を並列に行う並列処理部4bと、レイアウトに従って各要素を表示する表示部4cとを備えている。
階層決定部4aは、前述のように階層ごとに要素を有する階層構造の描画データにおける階層内の要素サイズと、拡大率により決まる表示対象サイズとを比較し、並列処理の単位となる階層を決定する(詳しくは、後述する)。
並列処理部4bは、階層決定部4aにより決定された階層内の要素ごとに、その要素を表示するための一連の処理、すなわち描画データの読み込みからデータ処理を経てオブジェクトの表示を行う一連の処理を並列に行う。
この並列処理部4bは、変換前後の両方の描画データを読み込むデータ読込部41と、描画データを処理するデータ処理部42と、レイアウト表示用のオブジェクトを生成するオブジェクト生成部43と、そのオブジェクト表示用の表示処理を行うオブジェクト表示処理部44とを具備している。これらのデータ読込部41、データ処理部42、オブジェクト生成部43及びオブジェクト表示処理部44は、階層決定部4aにより決定された階層内の要素ごとに並列に処理動作を行う。
データ読込部41は、変換前の描画データに加え、データ記憶部3bに記憶された描画装置用フォーマットに変換された変換後の描画データ、すなわちその描画データに含まれる要素群であって階層決定部4aにより決定された階層の要素群を順次読み込む。
データ処理部42は、データ読込部41により読み込まれた階層の要素の位置(例えば、配置座標)や大きさ(例えば、X方向寸法やY方向寸法など)に応じて要素の表示画面上の位置を算出する。
オブジェクト生成部43は、データ処理部42により算出された階層の要素の位置情報に、その要素をレイアウト表示する色などの情報を付加し、レイアウト表示用のオブジェクト(例えば、表示する要素の輪郭あるいは図形など)を生成する。
オブジェクト表示処理部44は、オブジェクト生成部43により生成されたレイアウト表示用のオブジェクト(例えば、表示する要素の輪郭あるいは図形など)をモニタなどの表示部4cに表示させる表示処理を行う。
表示部4cは、オブジェクト表示処理部44の表示処理に従ってレイアウト表示用のオブジェクトを表示画面に表示する。この表示部4cとしては、例えば、液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイなどを用いることが可能である。
ここで、前述の階層決定部4aや並列処理部4bなどは、電気回路などのハードウエアにより構成されても良く、また、各機能を実行するプログラムなどのソフトウエアにより構成されても良く、あるいは、それらの両方の組合せにより構成されても良い。
例えば、並列処理部4bは、複数のCPU(Central Processing Unit)を具備しており、それらのCPUに、階層決定部4aにより決定された階層内の要素ごとの一連の処理を個別に割り当て、並列処理を可能にする。この場合には、並列処理の最大数はCPU数となる。なお、並列処理部4bとしては、複数のCPUに限るものではなく、例えば、複数のプロセッサコアを有するマルチコアCPUなどを用いることも可能である。
次に、前述の階層決定部4aについて図3ないし図5を参照して詳しく説明する。なお、描画データは、一例として、第1階層と、その第1階層の下階層である第2階層と、その第2階層の下階層である第3階層とを有している。
図3に示すように、階層決定部4aは、第1階層A1、第2階層A2及び第3階層A3を有する階層構造の描画データにおいて、第n(nは1、2、3・・・という正の整数である)階層の要素の最大サイズと、拡大率により決まる画面枠B1のサイズ(画面サイズ)である表示対象サイズとを比較し、(第n階層の要素の最大サイズ)≧(拡大率zにより決まる表示対象サイズ)という関係式を満たす最大のnを求め、その第n階層の下階層である第n+1階層を並列処理の単位とする。このとき、第n階層の要素の最大サイズと、拡大率により決まる表示対象サイズとの比較のため、互いの単位が合わせられる。
なお、図3では、一例として、第1階層A1の要素数は一つであり、その要素の最大サイズはL1である。また、第1階層A1の一つの要素に対応する第2階層A2の要素数は9個であり、それらの要素の最大サイズはL2である。さらに、第2階層A2の一つの要素に対応する第3階層A3の要素数は4個であり、図3における第3階層A3の要素数の合計は4×9=36個となり、それらの要素の最大サイズはL3である。
ここで、要素サイズがX方向及びY方向で異なる場合には、例えば、X方向の要素サイズ及びY方向の要素サイズのいずれか小さい方が要素の最大サイズとして用いられる。図3では、Y方向の要素サイズがX方向の要素サイズより小さいため、要素の最大サイズとして用いられる。また、拡大率により決まる表示対象サイズがX方向及びY方向で異なる場合には、例えば、X方向の表示対象サイズ及びY方向の表示対象サイズのいずれか小さい方が、拡大率により決まる表示対象サイズとして用いられる。図3では、Y方向の表示対象サイズがX方向の表示対象サイズより小さいため、拡大率により決まる表示対象サイズとして用いられる。
なお、要素の最大サイズとしては、X方向の要素サイズ及びY方向の要素サイズのいずれか小さい方を用いることに限るものではなく、例えば、要素の面積や対角線などを用いるようにしても良い。この場合には、拡大率により決まる表示対象サイズも同様に、表示対象サイズの面積や対角線などを用いることになる。ただし、処理の高速化を目的として、要素の面積や対角線などを算出する算出処理を不要とするためには、X方向の要素サイズ及びY方向の要素サイズのいずれか小さい方を用いることが望ましい。
このような要素の最大サイズは、あらかじめデータのヘッド部に定義されており、そのヘッド部から読み込まれて用いられる。ただし、このデータのヘッド部から要素の最大サイズを読み込んで用いることに限るものではなく、例えば、要素の最大サイズを保持するテキストデータなどの他のデータから、要素の最大サイズを読み込んで用いるようにしても良い。
前述の画面枠B1は、描画データにおける表示対象とする領域を指定するものであり、その表示対象サイズは拡大率zに応じて変化するものである。例えば、拡大率が1倍であり、表示対象サイズ(X方向×Y方向)が100×100ピクセルである場合には、拡大率が2倍となると、表示対象サイズ(X方向×Y方向)は前述の半分となり、50×50ピクセルとなる。この50×50ピクセルである画像が表示部4cの画面に表示されるときには、前述の100×100ピクセルである画像と同じ表示面積で画像を表示するため、1ピクセルが2倍にされて(1ピクセルが2×2のピクセルとして)表示が行われる。したがって、画像の表示面積は拡大率が1倍及び2倍の両方で同じとなるが、画像自体は2倍に拡大されて表示される。なお、このような表示対象サイズが階層決定の比較に用いられる場合には、ピクセルサイズが描画データ上での長さ(単位としては、例えば、mmやμmなど)に換算されて用いられる。
ここで、前述の階層決定部4aによれば、所望の拡大率が設定されると、図3に示すように、第1階層A1、第2階層A2及び第3階層A3を有する階層構造の描画データにおいて、「第1階層A1の要素サイズL1>拡大率により決まる表示対象サイズL4」となることから、前述の(第n階層の要素の最大サイズ)≧(拡大率zにより決まる表示対象サイズ)という関係式を満たす最大のn=1が求められる。その第1階層A1の下の階層はn+1=2から第2階層A2となるため、その第2階層A2が並列処理の単位として用いられる。
一方、前述の拡大率が上げられて設定されると、図4に示すように、第1階層A1、第2階層A2及び第3階層A3を有する階層構造の描画データにおいて、「第1階層A1の要素サイズL1>第2階層A2の要素サイズL2>拡大率により決まる表示対象サイズL5」となることから、前述の(第n階層の要素の最大サイズ)≧(拡大率zにより決まる表示対象サイズ)という関係式を満たす最大のn=2が求められる。その第2階層A2の下の階層はn+1=3から第3階層A3となるため、その第3階層A3が並列処理の単位として用いられる。
なお、各階層の要素は、並列処理にあらかじめ割り振れるデータ構造を有している。このデータ構造としては、例えば、要素ごとにデータファイルが分けられたデータ構造、あるいは、要素のスタート(Start)及びエンド(end)が例えばデータ内のヘッド部から判断することができるデータ構造などを用いることが可能である。
ここで、例えば、図5に示すように、拡大率がaである場合、並列処理の単位が第1階層A1に決定されると、読み込む階層の要素は、第1階層A1の要素1〜3であり、並列処理数は3となる。なお、図5では、並列処理数(例えば、CPUの数)の最大が3である。また、拡大率がb(b>a)である場合、並列処理の単位が第2階層A2に決定されると、読み込む階層の要素は、第2階層A2の要素1〜3であり、並列処理数は3となる。さらに、拡大率がc(c>b>a)である場合、並列処理の単位が第3階層A3に決定されると、読み込む階層の要素は、第3階層A3の要素1〜3であり、並列処理数は3となる。このように全ての拡大率a、b、cで並列処理数は最大の3となる。したがって、全ての拡大率a、b、cで並列処理数が最大となるため、処理時間が短縮され、表示速度を向上させることできる。
なお、前述の並列処理の単位となる階層が変わる場合との比較例として、並列処理の単位となる階層が第2階層A2に固定されている場合には、拡大率がaであるとき、並列処理の単位は第2階層A2であるため、読み込む階層の要素は、第1階層A1の要素1だけであり、並列処理数は1となる。また、拡大率がbである場合、並列処理の単位は第2階層A2であるため、読み込む階層の要素は、第2階層A2の要素1〜3であり、並列処理数は3となる。さらに、拡大率がcである場合、並列処理の単位は第2階層A2であるため、読み込む階層の要素は、第3階層A3の要素1だけであり、並列処理数は1となる。このように拡大率a、cで並列処理数が1となり、拡大率bだけで並列処理数が最大の3となる。したがって、拡大率a、cでは、並列処理数が最大とならず、最大の並列処理能力を有効に利用することができず処理時間が長くなるため、表示速度が低下することになる。
次に、前述のレイアウト表示装置4が行うレイアウト表示処理について説明する。
図6に示すように、レイアウト表示の拡大率の指定に応じて、並列処理の単位となる階層が階層決定部4aにより決定される(ステップS1)。このステップS1における拡大率の指定では、例えば、ユーザによりキーボードやマウスなどの入力部が操作されることで、拡大率が指定される。なお、ユーザは入力部に対する入力操作により拡大率を自由に変更可能である。
また、ステップS1における階層決定では、前述のように、第n階層の要素の最大サイズと、指定された拡大率により決まる画面枠B1の画面サイズである表示対象サイズとが比較され、(第n階層の要素の最大サイズ)≧(拡大率zにより決まる表示対象サイズ)という関係式を満たす最大のnが求められる。その最大のnから、第n階層の下階層である第n+1階層が並列処理の単位とされる。
前述のステップS1の処理後、決定された階層における並列処理が並列処理部4bにより実行される(ステップS2)。このステップS2では、階層決定部4aにより決定された階層内の要素ごとに、その要素を表示するための一連の処理、すなわち描画データの読み込みからデータ処理を経てオブジェクトの表示を行う一連の処理が並列に実行され、生成されたオブジェクトが順次表示部4cにより表示されていく。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、階層ごとに要素を有する階層構造の描画データにおける階層内の要素サイズと、拡大率により決まる表示対象サイズとが比較され、並列処理の単位となる階層が決定され、その後、決定された並列処理の単位となる階層内の要素ごとに、その要素を表示するための一連の処理が並列に行われる。これにより、並列処理の単位となる階層が拡大率に応じて変更されることになるので、並列処理の単位となる階層が固定されている場合のように、拡大率によって並列処理を実行することができずに並列処理のリソース使用に無駄が生じることを抑止することが可能となる。したがって、効率良い並列処理により表示速度を向上させることができる。
また、nが正の整数である第n階層の要素の最大サイズが、拡大率により決まる表示対象サイズ以上となる関係式を満たす最大のnを求め、第n階層の下階層である第n+1階層を並列処理の単位とすることから、簡単な処理で並列処理の単位となる階層を決定することが可能となるので、効率良い並列処理によりさらに表示速度を向上させることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について図7及び図8を参照して説明する。
第2の実施形態は基本的に第1の実施形態と同様である。第2の実施形態では、第1の実施形態との相違点について説明し、第1の実施形態で説明した部分と同一部分は同一符号で示し、その説明も省略する。
図7に示すように、第2の実施形態に係る階層決定部4aは、前述の第1の実施形態と同様に、並列処理の単位となる階層を決定することに加え、要素ごとに一括高速化処理が適用可能であるか否かを判断し、一括高速化処理が適用可能である場合、その要素を含む階層の下階層を並列処理の単位となる階層とする。
この階層決定部4aによれば、第1階層A1、第2階層A2及び第3階層A3を有する階層構造の描画データにおいて、前述の第1の実施形態と同様に、(第n階層の要素の最大サイズ)≧(拡大率zにより決まる表示対象サイズ)という関係式を満たす最大のn=1が求められる。その第1階層A1の下の階層はn+1=2から第2階層となるため、第2階層A2が並列処理の単位として用いられることになる。
さらに、このとき、並列処理の単位となった第2階層A2内の要素に対して、その要素を単位として行う一括高速化処理が適用可能であるか否かが判断される。このとき、階層決定部4aは、要素に含まれる下階層要素数m>閾値Tという関係式を満たす場合、その要素に対して一括高速化処理が適用可能であると判定する。
ここで、例えば、閾値Tを5とすると、図7に示す要素A2aに関しては、下階層要素数が1であって閾値T=5より小さく、並列処理の単位が第2階層となる。図7に示す要素A2bに関しては、下階層要素数が10であって閾値T=5より大きく、並列処理の単位が第3階層となる。このような判定処理が第2階層A2の全要素に対して行われる。
なお、一括高速化処理が適用可能であるか否かの判断は、拡大率及び要素に含まれる下階層要素数に限るものではなく、例えば、拡大率及び要素サイズなどに基づいて行われても良い。
次に、前述の一括高速化処理の一例について図8を参照して説明する。
データ処理部42は、図8に示すように、処理対象とする階層の要素を格子状に複数の擬似ピクセル(区画)Pに分割し、その擬似ピクセルPごとにフラグを有する擬似ピクセルマップ(区画マップ)Mを形成する。この擬似ピクセルマップMのフラグは、擬似ピクセルPを表示する表示処理を許可する許可状態(0)又は禁止する禁止状態(1)を示す変数として機能する。ここでは、例えば、フラグが0であるとき許可状態であり、フラグが1であるとき禁止状態であり、初期状態のフラグは全て許可状態(0)になっている。
また、データ処理部42は、読み込んだ階層の要素が位置する擬似ピクセルPのフラグが、その擬似ピクセルPを表示する表示処理を許可する許可状態(0)又は禁止する禁止状態(1)であるかを判断し、擬似ピクセルPのフラグが許可状態(0)であると判断した場合、その擬似ピクセルPを表示する表示処理を許可し、擬似ピクセルPのフラグが禁止状態(1)であると判断した場合、その擬似ピクセルPを表示する表示処理を禁止する。その後、データ処理部42は、表示処理により表示された擬似ピクセルPのフラグを許可状態(0)から禁止状態(1)に切り替える。このため、擬似ピクセルPが表示されるたびに、その表示済みの擬似ピクセルPのフラグは禁止状態(1)となる。
例えば、図8に示すように、図形階層FG(図2参照)内の要素の擬似ピクセルマップMが形成され、その後、最初に読み込んだ図形FG1の位置(座標)が求められると、その図形FG1の位置に対応する擬似ピクセルPaのフラグが許可状態(0)であるため、その擬似ピクセルPaの区画が表示される。例えば、擬似ピクセルPaのサイズが10×10ピクセルであれば、その100ピクセル全てが塗りつぶされて表示される。その後、表示済みの擬似ピクセルPaのフラグが許可状態(0)から禁止状態(1)に切り替えられ、次の図形FG2の読み込みが行われる。
次いで、前述の図形FG1の次に読み込んだ図形FG2の位置(座標)が求められ、その図形FG2の位置が前述の図形FG1と同じ擬似ピクセルPaに対応する場合、その擬似ピクセルPaのフラグは禁止状態(1)であるため、図形FG2の表示処理は実行されず、次の図形の読み込みが開始される。このように、擬似ピクセルPの表示処理が一度実行されると、その後、表示済みの擬似ピクセルPに他の図形が位置しても、その図形を表示する表示処理は実行されない。これにより、無駄な表示処理が省略されるので、レイアウト表示速度を向上させることができる。その後も、対象のセルに対応する図形群が順次読み込まれ、全擬似ピクセルPが禁止状態(1)となると、全擬似ピクセルPの表示が完了しているため、これ以上残りの図形を読み込む必要がなくなり、図形の読み込みが中止される。これにより、不要な読込処理の実行が防止されるので、レイアウト表示速度を向上させることができる。
このような処理が一括高速化処理の一例である。この一括高速化処理によれば、読み出された要素が禁止状態(1)のフラグを有する擬似ピクセルPに位置する場合には、その要素の表示処理が実行されずに飛ばされ、次の要素が読み出される。さらに、全ての擬似ピクセルPが禁止状態(1)になると、表示処理を実行する必要が無くなるため、要素の読み出し自体が停止される。このように、無駄な表示処理が省略されたり、あるいは、不要な読込処理の実行が防止されたりするので、レイアウト表示速度を向上させることができる。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、前述の第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。特に、並列処理の単位とした第n+1階層の要素に対して一括高速化処理が適用可能であるか否かを判断し、その一括高速化処理が非適用であると判断した場合、第n+1階層をそのまま並列処理の単位とし、その一括高速化処理が適用可能であると判断した場合、第n+1階層の下階層である第n+2階層を並列処理の単位とすることから、一括高速処理を適切に実行することが可能になるので、効率良い並列処理によりさらに表示速度を向上させることができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態について図9を参照して説明する。
第3の実施形態に係るパターン検査装置は、第1の実施形態又は第2の実施形態に係るレイアウト表示装置を備えている。第2の実施形態では、第1の実施形態との相違点について説明し、第1の実施形態で説明した部分と同一部分は同一符号で示し、その説明も省略する。
図9に示すように、第3の実施形態に係るパターン検査装置51は、パターンを検査する検査部52と、第1の実施形態に係るレイアウト表示装置4とを備えている。検査部52及びレイアウト表示装置4には、例えば半導体集積回路などのレイアウトデータ(設計データやCADデータなど)を変換することで得られた第1データである検査装置用データが入力される。また、検査部52には、第1の実施形態に係る荷電粒子ビーム描画装置1により試料W上に実際に描画されたパターンに基づいて作成された第2データである検査装置用データが入力される。
第1データである検査装置用データは、そのデータを保管するデータベースなどの記憶装置(図示せず)から有線又は無線のネットワークを介して検査部45やレイアウト表示装置4に入力される。また、第2データである検査装置用データも同様にそのデータを保管するデータベースなどの記憶装置(図示せず)から有線又は無線のネットワークを介して検査部52に入力される。これらの検査装置用データは第1の実施形態に係る描画データと同様に、例えば、チップ階層CP、フレーム階層FR、ブロック階層BL、セル階層CL及び図形階層FGにより階層化されている(図2参照)。
検査部52は、入力された各検査装置用データに基づいて、例えば、第1の実施形態に係る荷電粒子ビーム描画装置1により試料W上に実際に描画されたパターンなどを検査する。この検査では、例えば、実際に描画されたパターンと描画データとを比較するような検査が行われる。
レイアウト表示装置4は、入力された第1データである検査装置用データを表示部4cにレイアウト表示(ビューワ処理)する。この表示部4cに表示されたオブジェクトは検査者により視認され、描画データのパターン確認などに用いられる。レイアウト表示装置4の構成やレイアウト表示処理などは第1の実施形態と同様である。
以上説明したように、第3の実施形態によれば、前述の第1の実施形態又は第2の実施形態と同様の効果を得ることが可能であり、効率良い並列処理により表示速度を向上させることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 荷電粒子ビーム描画装置
2 描画部
2a 描画室
2b 光学鏡筒
3 制御部
3a データ変換部
3b データ記憶部
3c 描画制御部
4 レイアウト表示装置
4a 階層決定部
4b 並列処理
4c 表示部
11 ステージ
21 電子銃
22 照明レンズ
23 第1のアパーチャ
24 投影レンズ
25 第1の偏向器
26 第2のアパーチャ
27 対物レンズ
28 第2の偏向器
41 データ読込部
42 データ処理部
43 オブジェクト生成部
44 オブジェクト表示処理部
B 電子ビーム
W 試料

Claims (5)

  1. 階層ごとに要素を有する階層構造の描画データにおける階層内の要素サイズと、拡大率により決まる表示対象サイズとを比較し、並列処理の単位となる階層を決定する階層決定部と、
    前記階層決定部により決定された前記並列処理の単位となる階層内の要素ごとに、その要素を表示するための一連の処理を並列に行う並列処理部と、
    を備えることを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置。
  2. 前記階層決定部は、nが正の整数である第n階層の要素の最大サイズが、前記拡大率により決まる表示対象サイズ以上となる関係式を満たす最大のnを求め、第n階層の下階層である第n+1階層を前記並列処理の単位とすることを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム描画装置。
  3. 前記階層決定部は、前記並列処理の単位とした第n+1階層の要素に対して一括高速化処理が適用可能であるか否かを判断し、その一括高速化処理が非適用であると判断した場合、第n+1階層を前記並列処理の単位とし、その一括高速化処理が適用可能であると判断した場合、第n+1階層の下階層である第n+2階層を前記並列処理の単位とすることを特徴とする請求項2記載の荷電粒子ビーム描画装置。
  4. 階層ごとに要素を有する階層構造の描画データにおける階層内の要素サイズと、拡大率により決まる表示対象サイズとを比較し、並列処理の単位となる階層を決定する階層決定部と、
    前記階層決定部により決定された前記並列処理の単位となる階層内の要素ごとに、その要素を表示するための一連の処理を並列に行う並列処理部と、
    を備えることを特徴とするパターン検査装置。
  5. 階層ごとに要素を有する階層構造の描画データにおける階層内の要素サイズと、拡大率により決まる表示対象サイズとを比較し、並列処理の単位となる階層を階層決定部により決定する工程と、
    決定した前記並列処理の単位となる階層内の要素ごとに、その要素を表示するための一連の処理を並列処理部により並列に行う工程と、
    を有することを特徴とするレイアウト表示方法。
JP2012079126A 2012-03-30 2012-03-30 荷電粒子ビーム描画装置、パターン検査装置及びレイアウト表示方法 Active JP5864334B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012079126A JP5864334B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 荷電粒子ビーム描画装置、パターン検査装置及びレイアウト表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012079126A JP5864334B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 荷電粒子ビーム描画装置、パターン検査装置及びレイアウト表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013211320A true JP2013211320A (ja) 2013-10-10
JP5864334B2 JP5864334B2 (ja) 2016-02-17

Family

ID=49528937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012079126A Active JP5864334B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 荷電粒子ビーム描画装置、パターン検査装置及びレイアウト表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5864334B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015232657A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 キヤノン株式会社 リソグラフィに関するシミュレーションを行う演算方法、装置及びプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002246294A (ja) * 2001-02-20 2002-08-30 Nikon Corp Lsi設計用スクリーンエディタ
JP2008244196A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Nuflare Technology Inc 描画データ作成方法及び描画データファイルを格納した記憶媒体
JP2010072593A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Nuflare Technology Inc レイアウト表示装置及びレイアウト表示方法
JP2010219371A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Nuflare Technology Inc 荷電粒子ビーム描画装置およびパターン検査装置並びにレイアウト表示方法
JP2011198932A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Nuflare Technology Inc 図形データの表示方法および図形データ表示装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002246294A (ja) * 2001-02-20 2002-08-30 Nikon Corp Lsi設計用スクリーンエディタ
JP2008244196A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Nuflare Technology Inc 描画データ作成方法及び描画データファイルを格納した記憶媒体
JP2010072593A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Nuflare Technology Inc レイアウト表示装置及びレイアウト表示方法
JP2010219371A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Nuflare Technology Inc 荷電粒子ビーム描画装置およびパターン検査装置並びにレイアウト表示方法
JP2011198932A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Nuflare Technology Inc 図形データの表示方法および図形データ表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015232657A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 キヤノン株式会社 リソグラフィに関するシミュレーションを行う演算方法、装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5864334B2 (ja) 2016-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8527914B2 (en) Flare map calculating method and recording medium
TW201236069A (en) Charged particle beam writing apparatus and charged particle beam writing method
JP5188529B2 (ja) 電子ビーム照射方法、及び走査電子顕微鏡
JP2011137901A (ja) パターン計測条件設定装置
TW201439667A (zh) 電子束描繪裝置、電子束描繪方法及記錄媒體
JP2011066036A (ja) 荷電粒子ビーム描画方法及び荷電粒子ビーム描画装置
JP6493049B2 (ja) 描画データ作成方法及び荷電粒子ビーム描画装置
JP5864334B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画装置、パターン検査装置及びレイアウト表示方法
JP5204599B2 (ja) レイアウト表示装置及びレイアウト表示方法
JP5305601B2 (ja) 描画装置内の演算処理装置の割当て方法
JP6484491B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
JP4828460B2 (ja) 描画データ作成方法及び描画データファイルを格納した記憶媒体
TWI704591B (zh) 描繪資料作成方法
JP2013171946A (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
JP5767033B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画装置および荷電粒子ビーム描画方法
TWI503663B (zh) A charged particle beam rendering device, and a buffer memory
JP5832867B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画装置、パターン検査装置及びレイアウト表示方法
KR101877431B1 (ko) 데이터 처리 방법, 하전 입자빔 묘화 방법 및 하전 입자빔 묘화 장치
JP2012243939A (ja) 荷電粒子ビーム描画装置および荷電粒子ビーム描画方法
JP2008085248A (ja) 荷電粒子ビーム描画データの作成方法及び荷電粒子ビーム描画データの変換方法
JP2011198932A (ja) 図形データの表示方法および図形データ表示装置
JP2009295833A (ja) 描画装置及び描画用データの処理方法
JP6138568B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画装置、フォーマット検査装置及びフォーマット検査方法
JP5813379B2 (ja) マスク製造用装置
JP2015103570A (ja) 荷電粒子ビーム描画方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141215

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20150406

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5864334

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250