JP2013211112A - 蓄電デバイス用負極活物質及びその製造方法、蓄電デバイス並びに車両 - Google Patents

蓄電デバイス用負極活物質及びその製造方法、蓄電デバイス並びに車両 Download PDF

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仁俊 村瀬
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Abstract

【課題】 高容量で高速充放電を可能とするチタン酸化物系の蓄電デバイス用負極活物質及びその製造方法、蓄電デバイス並びに車両を提供する。
【解決手段】一次粒子の集合体よりなる二次粒子を含み、一次粒子がアナターゼ型の結晶構造を有するTiO2―x(0≦x≦0.2)よりなり、一次粒子の平均粒径が1nm以上30nm以下であり、二次粒子は、その比表面積が1m/g以上100m/g以下であるナノポーラス構造を有することを特徴とする。
【選択図】 なし

Description

本発明は、蓄電デバイス用負極活物質及びその製造方法、その負極活物質を有する蓄電デバイス、その蓄電デバイスを搭載した車両に関するものである。
様々な分野において電気エネルギーが利用されている。電気エネルギーを蓄電し、電源として使用するために、蓄電デバイスの開発が盛んに行われている。蓄電デバイスとして、リチウムイオン二次電池などの非水系二次電池、リチウムイオンキャパシタなどのハイブリッドキャパシタなどが現在注目を集めている。このような蓄電デバイスの要素技術の開発も盛んに行われている。例えば上記の蓄電デバイスに関する要素技術の一つとして負極材料の技術開発が行われている。
中でも負極活物質として様々なチタン酸化物系活物質が検討されている。例えばスピネル型のリチウムチタン酸化物(LiTi12)が負極活物質として実用化されている。しかしLiTi12の容量は、170mAh/g程度とあまり大きくない。このため、蓄電デバイスを更に高容量化できる負極活物質が望まれている。
一方、二酸化チタン(TiO)は、チタン(Ti)を含む負極活物質のなかでは、安価でありかつ高速充放電が可能であるため、近年、大きな注目を浴びている。二酸化チタン(TiO)の結晶構造としては、ルチル型、アナターゼ型等の複数が知られている。特許文献1ではスピネル型のリチウムチタン酸化物と同等のスムーズなリチウムの吸蔵・脱離反応が可能で、スピネル型のリチウムチタン酸化物より高容量が期待されるチタン酸ブロンズ型の結晶構造を有する二酸化チタン(TiO)が検討されている。しかしながら、このようなチタン酸化物系活物質を含む負極活物質において、更に高容量でかつ高速充放電可能なものが要望されている。
特開2008−117625号公報
本発明は、上記した従来技術の現状に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、従来技術よりも高容量で高速充放電を可能とするチタン酸化物系の蓄電デバイス用負極活物質及びその製造方法、その負極活物質を用いた蓄電デバイス、並びにその蓄電デバイスを搭載した車両を提供することである。
本発明者等が鋭意検討した結果、TiO2−xを負極活物質として用いることで、高容量で高速充放電可能な蓄電デバイスが得られることを見出した。
すなわち上記課題を解決する本発明の蓄電デバイス用負極活物質は、一次粒子の集合体よりなる二次粒子を含み、一次粒子がアナターゼ型の結晶構造を有するTiO2−x(0≦x≦0.2)よりなり、一次粒子の平均粒径が1nm以上30nm以下であり、二次粒子は、その比表面積が1m/g以上100m/g以下であるナノポーラス構造を有することを特徴とする。
上記課題を解決する蓄電デバイス用負極活物質の製造方法は、上記蓄電デバイス用負極活物質の製造方法であって、酸と、チタニウムテトライソプロポキシド(TTIP)と、水とをpHが0.1以上2以下になるように混合して混合物とする混合工程と、混合物を撹拌するエージング工程と、エージング後の混合物を固体または粉体となるまで加熱乾燥する乾燥工程と、乾燥された混合物を酸素濃度が1%未満の雰囲気中で焼成する焼成工程と、を含むことを特徴とする。上記酸はトリフルオロ酢酸(TFA)、塩酸、硫酸、フッ酸及び硝酸から選ばれる少なくとも一つであることが好ましい。
上記課題を解決する本発明の蓄電デバイスは、上記蓄電デバイス用負極活物質を含む負極を有することを特徴とする。
また本発明の車両は上記蓄電デバイスを搭載していることを特徴とする。
本発明の蓄電デバイス用負極活物質によると、高容量かつ高速充放電可能でサイクル特性の優れた蓄電デバイスとすることが出来る。本発明の蓄電デバイス用負極活物質の製造方法によると、蓄電デバイスを高容量で、かつ高速充放電可能でサイクル特性に優れるようにすることが出来る負極活物質を製造できる。本発明の蓄電デバイスは、高容量であり、かつ高速充放電可能でサイクル特性に優れている。本発明の車両は、上記蓄電デバイスを搭載しているため、高性能の車両とすることができる。
実施例1の負極活物質のSEM像である。 実施例1の負極活物質のTEM像であり、(a)は倍率100,000のTEM像であり、(b)は倍率300,000のTEM像である。 実施例1の負極活物質をXRD分析した結果を表すグラフである。 実施例1の負極活物質の1次粒子の表面をXPS分析した結果を表すグラフである。 実施例1の負極活物質の1次粒子の表面から5nm深さの部分をXPS分析した結果を表すグラフである。 実施例1のリチウム二次電池のレート特性を表すグラフである。 実施例1のリチウム二次電池の1Cレートのサイクル特性を表すグラフである。 実施例1のリチウム二次電池の100Cレートのサイクル特性を表すグラフである。
(1)蓄電デバイス用負極活物質
本発明の蓄電デバイス用負極活物質は、一次粒子の集合体よりなる二次粒子を含み、一次粒子がアナターゼ型の結晶構造を有するTiO2−x(0≦x≦0.2)よりなる。さらに一次粒子の平均粒径が1nm以上30nm以下であり、二次粒子は、その比表面積が1m/g以上100m/g以下であるナノポーラス構造を有する。
二次粒子がナノポーラス構造を有するとは、一次粒子同士の間にナノサイズの空孔を有するようにナノサイズの一次粒子が集合して二次粒子を形成していることを示す。一次粒子の平均粒径が30nmより大きいと一次粒子同士の間に有するナノサイズの空孔が大きくなりすぎ、一次粒子の平均粒径が1nmより小さいとナノサイズの空孔が小さくなりすぎる。この空孔の平均粒径は1nm〜10nmであることが好ましい。このような二次粒子とすることによって、充放電時におけるLiの移動距離が短くて済み、蓄電デバイスに高速充電可能な特性を付与できる。
一次粒子の平均粒径は、透過型電子顕微鏡(TEM(Transmission Electron Microscope))などの電子顕微鏡写真により計測することが出来る。また一次粒子を構成するTiO2−xのX線回析ピークの半値幅よりシェラーの式を用いて、一次粒子のC軸方向の粒径を計算することが出来る。本発明における一次粒子の平均粒径は、TEM観察により求めたものである。
本発明における二次粒子の比表面積は、窒素吸着を用いたBET法によって測定したものである。
上記TiO2−x(0≦x≦0.2)はアナターゼ型の結晶構造を有する酸化チタンまたは低次酸化チタンである。TiO2−xは低次酸化チタンであることが好ましい。低次酸化チタンの場合は、アナターゼ型の結晶構造の酸化チタンから酸素原子がぬけている結晶構造を有している。酸素原子が抜けている分だけ、このTiO2−xの結晶構造には隙間ができており、その分Liを吸蔵しやすいと推測される。また酸素原子が抜けている分だけこの結晶構造はゆがんでいると推測される。このようなゆがんだ結晶構造をもつTiO2−xを負極活物質とすることで、高速及び低温(例えば室温)でのLiの吸蔵・放出が可能になる。TiO2−xのxの値が0.2より大きいとアナターゼ型の結晶構造を持つことが出来ない。
本発明におけるTiO2−xのxの値はXPS(X-ray photoelectron spectroscopy;X線光電子分光)装置を用いて求めたものである。XPS装置を用いると、元素の種類と元素の電子状態がわかる。そこでXPS装置を用いてこの一次粒子のTiの価数とその価数を持つTiの分布を測定すれば、xの値を計算によって求めることが出来る。具体的には低次酸化チタンのTiの価数は4価か3価であるので、下記式1及び式2より、xの値は計算することが出来る。つまり下記Aの値が大きいほど、酸素が抜けていることになる。
A=Ti3+の分布量/(Ti3+の分布量+Ti4+の分布量) ・・・(式1)
x=A/2 ・・・(式2)
XPS装置を用いれば、一次粒子の最表面の元素分布もわかるし、アルゴンエッチングを適宜行うことによって深さ方向の元素分布も知ることが出来る。一次粒子の最表面は、外的環境によって変化するので、本発明におけるxの値は、一次粒子の最表面から深さ方向に5nm以上深い内部における元素分布を測定して求めたものである。
また測定試料を透過する透過光を用いて計測するX線吸収微細構造(XAFS(X-ray Absorption Fine Structure))測定装置を用いてxの値を求めてもよい。この方法で計測すると一次粒子全体の平均化されたxの値を求めることが出来る。
(2)蓄電デバイス用負極活物質の製造方法
本発明の蓄電デバイス用負極活物質は例えば以下に示す製造方法で作製することができる。
本発明の蓄電デバイス用負極活物質の製造方法によれば、酸と、チタニウムテトライソプロポキシド(TTIP)と、水とをpHが0.1以上2以下になるように混合して混合物を作成し、エージングしてから、エージング後の混合物を乾燥および焼成することによってアナターゼ型の結晶構造を有するTiO2−x(0≦x≦0.2)を得ることが出来る。
TTIPは、金属アルコキシドの一種である。金属アルコキシドは、M(OR)であらわされる金属有機化合物のことである(M:金属、OR:アルキル基、n:金属の価数)。TTIPはTi(OCHCHCHとあらわされる。TTIPは、常温で液体であり、アセトン、アルコールなどを用いて希釈することが出来る。TTIPは水分と反応してゾル化してしまうので、希釈に用いるアルコールは無水物であることが好ましい。
用いる水として、水道水、蒸留水、イオン交換水が挙げられるが、不純物が少ないという観点で、蒸留水、イオン交換水を用いるほうが好ましい。
酸として、トリフルオロ酢酸(TFA)、塩酸、硫酸、フッ酸及び硝酸から選ばれる少なくとも一つを用いることが出来る。この酸の混合割合を全体に対して調整することによって、混合物のpHを0.1以上2以下とすることが出来る。
TTIPは、水と反応して、TTIPの加水分解/縮合反応がおこり、TiO2−x(0≦x≦0.2)が形成される。エージングは混合物を1〜10時間程度、室温で撹拌することによって行う。エージングによって、TiO2−x(0≦x≦0.2)を作る反応が進むため、エージングはその反応が終了するのに充分な時間行えばよい。
エージング後の混合物を固体または粉体となるまで、適当な温度、例えば80℃で加熱乾燥させ、乾燥された混合物を酸素濃度が1%未満の雰囲気中、200℃以上で焼成することによって、TiO2−x(0≦x≦0.2)を結晶化させる。乾燥温度、乾燥時間、焼成温度及び焼成時間は、合成量によって適宜決めればよい。
(3)蓄電デバイス
本発明の蓄電デバイスの負極は、上述した負極活物質を含む。この負極は、集電体と、集電体上に結着された活物質層と、を有する。活物質層は、負極活物質の他に、導電助剤、バインダー樹脂等の負極材料を構成する既知の材料を含み得る。活物質層は、負極活物質を含むこれらの材料に有機溶剤を加えて混合しスラリーにしたものを、ロールコート法、ディップコート法、ドクターブレード法、スプレーコート法、カーテンコート法などの方法で集電体上に塗布し、バインダー樹脂を硬化させることによって作製することができる。
集電体は放電或いは充電の間、電極に電流を流し続けるための化学的に不活性な電子高伝導体のことである。集電体は箔、板等の形状を採用することが出来るが、目的に応じた形状であれば特に限定されない。集電体として、例えば銅箔、ニッケル箔、アルミニウム箔、ステンレス箔などの金属箔を好適に用いることが出来る。
導電助剤は、電極の導電性を高めるために添加される。導電助剤として、炭素質微粒子であるカーボンブラック(CB)、黒鉛、アセチレンブラック(AB)、ケッチェンブラック(KB)、気相法炭素繊維(Vapor Grown Carbon Fiber:VGCF)等を単独でまたは二種以上組み合わせて添加することが出来る。導電助剤の使用量については、特に限定的ではないが、一般的には、負極活物質100質量部に対して、20〜100質量部程度とすることができる。
バインダー樹脂は、負極活物質及び導電助剤を集電体に結着するための結着剤として用いられる。バインダー樹脂はなるべく少ない量で負極活物質等を結着させることが求められる。バインダー樹脂の配合量は、負極活物質、導電助剤、及びバインダー樹脂の合計量を100質量%としたときに、0.5〜50質量%であるのが好ましい。バインダー樹脂量が0.5質量%未満では電極の成形性が低下し、50質量%を超えると電極のエネルギー密度が低くなる。バインダー樹脂の種類は限定的ではないが、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素系ポリマー、スチレンブタジエンゴム(SBR)等のゴム、ポリイミド等のイミド系ポリマー、アルコキシルシリル基含有樹脂、ポリアクリル酸(PAA)、ポリメタクリル酸、ポリイタコン酸などが例示される。
上記した負極は、非水系二次電池の負極、ハイブリッドキャパシタの負極などに用いることができる。本発明の蓄電デバイスは、上記負極を有し、特に限定されない公知の正極、電解液、セパレータを用いることが出来る。
非水系二次電池として、リチウム二次電池、リチウムイオン二次電池、ナトリウム二次電池などが挙げられる。ハイブリッドキャパシタとしては、リチウムイオンキャパシタが挙げられる。
非水系二次電池の正極は、集電体と、集電体上に結着された正極活物質層とを有する。正極活物質層は、正極活物質と、バインダーとを含み、さらには導電助剤を含んでも良い。
リチウム系二次電池の場合、正極活物質としては、金属リチウム、LiCoO、LiNi1/3Co1/3Mn1/3、LiMnO、LiFePO、LiMnPO等が挙げられる。
集電体は、アルミニウム、ニッケル、ステンレス鋼等、リチウム系二次電池の正極用集電体として一般的なものを用いれば良い。導電助剤およびバインダーは、上記の負極で記載したものと同様のものを使用できる。
電解液は、特に限定されないが、有機溶媒に電解質であるLi金属塩を溶解させたものを用いるのが好ましい。有機溶媒として、非プロトン性有機溶媒、たとえばプロピレンカーボネート(PC)、エチレンカーボネート(EC)、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、エチルメチルカーボネート(EMC)等から選ばれる一種以上を用いることができる。また、溶解させる電解質としては、LiPF、LiBF、LiAsF、LiI、LiClO、LiCFSO等の有機溶媒に可溶なLi金属塩を用いることができる。
例えば、エチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、プロピレンカーボネート、ジメチルカーボネートなどの有機溶媒にLiClO、LiPF、LiBF、LiCFSO等のLi金属塩を0.5mol/L〜1.7mol/L程度の濃度で溶解させた溶液を使用することができる。
セパレータは、正極と負極とを分離し電解液を保持するものであり、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の薄い微多孔膜を用いることができる。
リチウムイオンキャパシタは、リチウムイオン二次電池用の負極と電気二重層キャパシタ用の正極を組み合わせた構造を有している。リチウムイオンキャパシタの正極には、活性炭、ポリアセン、メソフェーズカーボンなどの高比表面積の炭素質粉末などからなる正極材料が用いられる。一方負極には、本発明の負極活物質に対し、リチウムイオンと電子を吸蔵したものを用いることができる。セパレーター、電解液は上記で説明したものと同様のものを使用することができる。
本発明の蓄電デバイスは、形状に特に限定はなく、円筒型、積層型、コイン型等、種々の形状を採用することができる。何れの形状を採る場合であっても、正極および負極にセパレータを挟装させ電極体とし、正極集電体および負極集電体から外部に通ずる正極端子および負極端子までの間を、集電用リード等を用いて接続した後、この電極体を電解液とともにケースに密閉して作成される。
(4)車両
本発明の車両は、上記蓄電デバイスを搭載したものである。本発明の車両は高容量で高速充放電可能な蓄電デバイスを搭載でき、高性能の車両とすることが出来る。なお車両としては、電池による電気エネルギーを動力源の全部または一部に使用する車両であればよく、例えば、電気自動車、ハイブリッド自動車、プラグインハイブリッド自動車、ハイブリッド鉄道車両、フォークリフト、電気車椅子、電動アシスト自転車、電動二輪車が挙げられる。
以上、本発明の蓄電デバイス用負極活物質、及びその製造方法、蓄電デバイス並びに車両の実施形態を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲において、当業者が行い得る変更、改良等を施した種々の形態にて実施することができる。
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明する。
(実施例1)
<リチウム二次電池の作製>
〔アナターゼ型TiO2−xの合成〕
チタニウムテトライソプロポキシド(TTIP)(関東化学株式会社製)、トリフルオロ酢酸(TFA)(東京化成工業株式会社製)、蒸留水を1:1:1(モル比)で混合した混合物を、25℃で10時間撹拌した。このときの混合物のpHは1以下であった。撹拌後の混合物を80℃で24時間乾燥し、得られた固形分を400℃で4時間不活性雰囲気中で焼成することで、アナターゼ型TiO2−xを得た。得られたアナターゼ型TiO2−xは黒色粉末であり、低次酸化チタンであることがわかった。この黒色粉末を実施例1の負極活物質とした。
〔負極作製〕
上記の工程で得られた実施例1の負極活物質80質量部と、導電助剤としてのカーボンブラック(CB)(商品名:Super−P)7.5質量部と、導電助剤としてのグラファイト(商品名:KS6)7.5質量部と、バインダー樹脂としてのポリフッ化ビニリデン(PVDF)5質量部と、有機溶媒N−メチルピロリドン(NMP)とを、混合し、負極合材を調製した。この負極合材を厚さ10μmの銅箔表面に厚さ50μmとなるように塗布した。負極合材を塗布した銅箔を乾燥機に入れて110℃で12時間加熱し、バインダー樹脂を硬化させて銅箔上に負極活物質などを結着させた。加熱後、得られた負極活物質などを結着させた銅箔を所定の形状に打ち抜いて、10×10mm角、厚さ60μmの負極を得た。
〔その他の構成〕
対極(正極)には金属リチウム箔(12×12mm角、厚さ70μm)を用いた。電解液にはEC(エチレンカーボネート)、DMC(ジメチルカーボネート)、EMC(エチルメチルカーボネート)=1:1:1(体積比)の混合溶液にリチウムイミド電解質であるビス(パーフルオロエチルスルフォニル)イミドリチウム(Li(CSON、以下LiBETI)を1モル/Lとなる濃度で溶解したものを用いた。なお、LiBETIは、負極の集電体であるアルミニウム箔中のアルミニウムとリチウムとの合金化を防ぐ効果も有する。
〔リチウム二次電池〕
上記の正極および負極を用いて、ラミネート型電池を製作した。詳しくは、正極および負極の間に、セパレータとしてポリプロピレン樹脂からなる矩形状シート(15×15mm角、厚さ20μm)を挟装して極板群とした。この極板群を二枚一組のラミネートフィルムで覆い、三辺をシールした後、袋状となったラミネートフィルムに上記の電解液を注入した。その後、残りの一辺をシールすることで、四辺が気密にシールされ、極板群および電解液が密閉されたラミネート型電池を得た。なお、正極および負極は外部と電気的に接続可能なタブを備え、このタブの一部はラミネート型電池の外側に延出している。以上の工程で、実施例1のラミネート型のリチウム二次電池を得た。
(比較例1)
負極活物質としてTiO(関東化学株式会社製)を用いたこと以外は、実施例1のリチウム二次電池と同様にして比較例1のリチウム二次電池を製作した。
(比較例2)
実施例1の負極活物質の製造方法において、混合原料中のTTIPとTFAと蒸留水との混合割合を1:0.1:1(モル比)とした以外は実施例1の負極活物質の製造方法と同様にして、比較例2の負極活物質を作製した。比較例2のリチウム二次電池は、負極活物質を比較例2の負極活物質とした以外は実施例1のリチウム二次電池と同じ構成である。
<負極活物質の物性>
実施例1の負極活物質(TiO2-x)を、SEM(Scanning Electron Microscope;走査型電子顕微鏡)、TEM、XRD(X−ray diffraction;X線回折)、XPSを用いて分析した。
〔SEM分析及びTEM分析〕
実施例1の負極活物質をSEMにより撮像した。このときの加速電圧は20kVであり、コーティングには白金を用いた。実施例1の負極活物質の倍率1,000のSEM像を図1に示す。また実施例1の負極活物質を加速電圧200kVでTEMにより撮像した。倍率100,000のTEM像を図2の(a)に、倍率300,000のTEM像を図2の(b)に示す。
図2の(a)及び図2の(b)に示すように実施例1の負極活物質は、略球状の1次粒子が集まって、2次粒子を形成していた。略球状の1次粒子は、1次粒子同士の間に空間を有するように2次粒子を形成しており、2次粒子はナノポーラス構造となっていた。空孔の平均粒径は3nm〜5nmであった。さらに図1より図2の(a)で見られた二次粒子がさらに集合して粒状、矩形状などの形状の粉末を形成していることがわかった。
TEM像から一次粒子を2本の平行線で挟んだ場合の最大長さを測定し、その最大長さを複数個測定した数値の数平均値を計算し、負極活物質の一次粒子の平均粒径を算出した。その結果、実施例1の負極活物質の1次粒子の平均粒径は約10nmであった。
〔XRD分析〕
実施例1の負極活物質をXRD分析した。このときのX線回折装置としては、粉末X線回折装置(MAC Science社製、型番:M06XCE)を用い、CuKα線を用いてX線回折測定を行なった。測定条件は、電圧:40kV、電流:100mA、スキャン速度:4°/分、サンプリング:0.02°、積算回数:1回、測定範囲:回折角(2θ)15°〜80°であった。
XRDの結果を図3に示す。図3に示すように、回折角(2θ)15〜80°の範囲では、25°、38°、48°、54°、62°、および、70°付近にピーク位置を有するブロードなピークが確認された。このピークより実施例1の負極活物質はアナターゼ型TiOと同じ位置にピークを示しており、実施例1の負極活物質はアナターゼ型の結晶構造を持つことがわかった。
〔XPS分析〕
実施例1の負極活物質の1次粒子の表面及び表面から5nm深さのTiの価数をXPS装置で分析した。XPS装置はPHI−5600(ULVAC社製)を用いた。
実施例1の負極活物質の1次粒子の表面の測定結果を図4に、実施例1の負極活物質の1次粒子の表面から5nm深さの部分の測定結果を図5に示す。図4及び図5の実測データからTi3+及びTi4+の割合を算出した。その結果、図4に示す1次粒子の表面は、Ti3+:Ti4+=5.5:94.5(%)であり、図5に示す1次粒子の表面から5nm深さの部分は、Ti3+:Ti4+=30.8:69.2(%)であった。
最表面は外部環境に影響を受けていると考えられるので、表面から5nmの値が内部全体を示していると考えることが出来る。このことから実施例1のTiO2−xのxの値は、0.2であった。
<リチウム二次電池の充放電特性>
〔レート特性評価試験〕
実施例1のリチウム二次電池のレート特性を測定した。充電及び放電は1サイクルから順に0.2CのCC充電(低電流充電)続いてCC放電(定電流放電)を2回行った。続けて、各レート0.5C、1C、2C、5C、10C、20C、30C、40C、50C、100CごとにCC充電(低電流充電)及びCC放電(定電流放電)を2回ずつ行った。この時、電気容量を1時間で充電(または放電)する電流を1C、5時間で充電(または放電)する電流を0.2C、1/2時間で充電(または放電)する電流を2Cと表す。従って100Cの電流では、36秒で充電(または放電)を行った。このときのカットオフ電圧は1V〜2.5Vであり、温度は25℃であった。実施例1のリチウム二次電池のレート特性試験の結果を図6に示す。図6には各レートの2回ずつの充電レート特性が示されている。
図6にみられるように、実施例1のリチウム二次電池は、1Cの場合で190mAh/g程度の充電容量があり、10Cで190mAh/g、20Cで185mAh/g、30Cで185mAh/g、40Cで180mAh/g、50Cで175mAh/g、100Cで155mAh/g程度と高容量であった。充電時間36秒である100Cの充電容量は1Cの充電容量の82%の容量を保持していた。このようにCレートが非常に大きい場合にも、充電容量がほとんど落ちなかった。この結果から、実施例1の負極活物質を用いるとリチウム二次電池を高速充放電可能にできることがわかった。
比較例1のリチウム二次電池、比較例2のリチウム二次電池の試験結果は、どちらも1Cの場合充電容量が100mAh/g以下であり、10Cの場合で充電容量が10mAh/g以下であった。
〔サイクル特性評価試験〕
上述した実施例1および比較例1〜2のリチウム二次電池について下記2つの条件でサイクル特性評価試験を行った。サイクル試験1はCレートが1Cの定電流で50サイクルまで行い、電圧範囲1−2.5V、測定温度25℃であった。サイクル試験2はCレートが100Cの定電流で50サイクルまで行い、電圧範囲1−2.5V、測定温度25℃であった。
図7は実施例1のリチウム二次電池のサイクル試験1のサイクル特性を表すグラフである。図8は実施例1のリチウム二次電池のサイクル試験2のサイクル特性を表すグラフである。
図7に示すように、実施例1のリチウム二次電池の充放電曲線は、1サイクル目の放電容量(初期放電容量)は260mAh/g、充電容量(初期充電容量)は185mAh/gであった。2サイクル目の放電容量は、約210mAh/gであり、充電容量は約180mAh/gであった。5サイクル目の放電容量は、約180mAh/gであり、充電容量は約180mAh/gであった。50サイクル目の放電容量は、約170mAh/gであり、充電容量は約170mAh/gであった。1サイクル目の放電容量から2サイクル目の放電容量は急激に低下したが、その後50サイクル目に至るまでほとんど放電容量は低下しなかった。具体的には、50サイクル目の放電容量は2サイクル目の放電容量の約81%であった。このことからCレート1Cにおいて、実施例1のリチウム二次電池は、サイクル特性が良好であることがわかった。
図8では、実施例1のリチウム二次電池の100Cにおけるサイクル試験結果を示す。図8に示すように1サイクル目の放電容量(初期放電容量)は約150mAh/gであり、サイクルを重ねても放電容量はほとんど低下せず、50サイクル目の放電容量は、約110mAh/gであった。計算すると、50サイクル目の放電容量は1サイクル目の放電容量の約73%であった。このことからCレート100Cにおいて、実施例1のリチウム二次電池は、高速充放電時のサイクル特性が大変良好であることがわかった。
これに対して、Cレート1Cにおいて比較例1のリチウム二次電池の初期放電容量は90mAh/g程度であり、比較例2のリチウム二次電池の初期放電容量は95mAh/g程度であった。実施例1のリチウム二次電池の容量は、比較例1及び比較例2のリチウム二次電池の容量に比べて大きい。この結果から、本発明のTiO2−xを負極活物質として用いることで、リチウム二次電池を高容量化できることがわかった。また上記のレート特性試験結果から本発明のTiO2−xを負極活物質として用いることで、リチウム二次電池を高速充放電可能にできることがわかった。

Claims (5)

  1. 一次粒子の集合体よりなる二次粒子を含み、
    該一次粒子がアナターゼ型の結晶構造を有するTiO2―x(0≦x≦0.2)よりなり、
    該一次粒子の平均粒径が1nm以上30nm以下であり、
    該二次粒子は、その比表面積が1m/g以上100m/g以下であるナノポーラス構造を有することを特徴とする蓄電デバイス用負極活物質。
  2. 請求項1に記載の蓄電デバイス用負極活物質の製造方法であって、
    酸と、 チタニウムテトライソプロポキシド(TTIP)と、水とをpHが0.1以上2以下になるように混合して混合物とする混合工程と、
    該混合物を撹拌するエージング工程と、
    エージング後の該混合物を固体または粉体となるまで加熱乾燥する乾燥工程と、
    乾燥された混合物を酸素濃度が1%未満の雰囲気中で焼成する焼成工程と、
    を含むことを特徴とする蓄電デバイス用負極活物質の製造方法。
  3. 前記酸はトリフルオロ酢酸(TFA)、塩酸、硫酸、フッ酸及び硝酸から選ばれる少なくとも一つである請求項2に記載の蓄電デバイス用負極活物質の製造方法。
  4. 請求項1に記載の蓄電デバイス用負極活物質を含む負極を有することを特徴とする蓄電デバイス。
  5. 請求項4に記載の蓄電デバイスを搭載していることを特徴とする車両。
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