JP5564872B2 - 非水電解質二次電池 - Google Patents

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Description

本発明は正極活物質にオリビン型リン酸鉄リチウムを用いた非水電解質二次電池に関するものである。
リチウムイオン二次電池をはじめとする非水電解質二次電池は、高エネルギー密度、高出力などの優れた特徴をもっているため、携帯電話、ビデオカメラ、パソコンなどの携帯型電子機器の電源として広く利用されており、今後はより大型にして電気自動車などの電源に使用することが検討されている。
非水電解非水電解質二次電池の正極活物質にはコバルト酸リチウム(LiCoO)、ニッケル酸リチウム(LiNiO)およびスピネル型マンガン酸化物(LiMn)等の種々の化合物が用いられ、これ等の化合物は4V(vs Li/Li)以上の極めて貴な電位での充放電が可能であるため、高い放電電圧を有する非水電解質二次電池を得ることができる。
また、負極活物質には、金属リチウム、リチウム合金、リチウムの吸蔵・放出が可能な炭素材料などの種々のものが検討されているが、なかでも炭素材料を使用すると、サイクル寿命の長い電池が得られ、かつ安全性が高いという利点がある。
さらに、電解液には、エチレンカーボネートやプロピレンカーボネートなどの高誘電率溶媒である環状カーボネートと、ジメチルカーボネートやジエチルカーボネートなどの低粘度溶媒である鎖状カーボネートとの混合系溶媒に、LiPFやLiBF等のリチウム塩を溶解させた電解液が使用されている。
非水電解質二次電池の電極は、正極・負極とも、金属製の集電体の表面に、活物質、結着剤、導電助剤などの粉末と有機溶剤とを混合した合剤ペーストを塗布し、乾燥し、ロールプレスなどでプレスして、合剤層の厚みを調整することによって製造されている。
そして、この電極を、積層または巻回した発電要素とし、非水電解質とともに容器に収納し、非水電解質二次電池としている。
現在、市販されている非水電解質二次電池の正極活物質には、主にコバルト酸リチウム(LiCoO)が用いられている。しかし、地球上のコバルトの存在量は少ないため、今後非水電解質二次電池への需要がますます高まることが考えられ、コバルト化合物を使用し続けることは、資源的な問題がある。
そこで、特許文献1で開示されているように、コバルト酸リチウム(LiCoO)に代えて、非水電解質二次電池の正極活物質にオリビン型リン酸鉄リチウムを使用することが考えられた。
オリビン型リン酸鉄リチウムはLiFePOで表される化合物で、コバルト系化合物に比べてきわめて安価であり、負極活物質にグラファイトを用いた場合、約3〜4Vの放電電圧が得られ、充放電サイクル特性も優れているという利点があるが、細かい粒子にする製造方法が困難で、電導性が悪いため、カーボンなどの導電助剤を混合しなければならないという問題も存在している。
特許文献2には、正極活物質にナノサイズ(粒子径が10〜500nmの範囲)のオリビン型リン酸鉄リチウムを用い、さらにナノサイズ粒子を造粒してマイクロサイズの二次粒子(粒子径が1〜50μm)とし、ナノサイズとマイクロサイズの2種類の粒子を混合した正極合剤層を用いた非水電解質二次電池が開示されている。
特開2001−85010号公報 特開2007−294461号公報
正極活物質にオリビン型リン酸鉄リチウムを用いる場合、ナノサイズ粒子のみを用いると、活物質粒子の比表面積が大きいので、集電体に用いる金属箔との密着性が低く、充放電サイクル寿命性能は悪いが、高率放電特性が良好である。一方、マイクロサイズ粒子のみを用いると、活物質粒子の比表面積が小さいので、集電体に用いる金属箔との密着性が良好で、充放電サイクル寿命性能は優れているが、高率放電特性が悪かった。
また、特許文献2で開示されているような、ナノサイズ粒子とマイクロサイズ粒子とを混合して用いた場合、マイクロサイズ粒子で形成されるネットワークの隙間にナノサイズ粒子が入り込み、マイクロサイズ粒子のみの場合に比べて充填密度が高くなり、電解液が合剤層中に浸透しにくくなるため、充放電サイクル寿命性能は、ナノサイズ粒子のみの場合に比べて良くはなるが、マイクロサイズ粒子のみの場合に比べて劣っていた。また、高率放電特性は、ナノサイズ粒子のみの場合に比べて劣っていたが、マイクロサイズ粒子のみの場合に比べて良くなった。
そこで、本発明の目的は、正極活物質にオリビン型リン酸鉄リチウムを用い、充放電サイクル寿命性能と高率放電特性とが共に優れた非水電解質二次電池を提供することにある。
請求項1の発明は、オリビン型リン酸鉄リチウムを含む正極合剤層を備えた正極と、負極と、非水電解質とを備えた非水電解質二次電池において、前記正極合剤層が、オリビン型リン酸鉄リチウムの粒子サイズD 90 50〜1000nmのナノサイズ粒子である層とオリビン型リン酸鉄リチウムの粒子サイズD 90 が1〜50μmのマイクロサイズ粒子である層との2層からなることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、金属箔からなる集電体に、オリビン型リン酸鉄リチウムがマイクロサイズ粒子である層(第1層)を形成し、その上にオリビン型リン酸鉄リチウムがナノサイズ粒子である層(第2層)を積層した場合、第1層の表面に凹凸が存在するため、第1層への第2層の密着性が向上するため、充放電サイクル寿命性能が良好となり、さらに、表面がナノサイズ粒子の第2層であるため、高率放電特性が向上する。逆に、金属箔からなる集電体に、オリビン型リン酸鉄リチウムがナノサイズ粒子である層(第1層)を形成し、その上にオリビン型リン酸鉄リチウムがマイクロサイズ粒子である層(第2層)を積層した場合、第2層によって第1層のナノサイズ粒子の脱落が抑制されるため、充放電サイクル寿命性能が良好となり、さらに、第1層が存在するため、高率放電特性が向上するものである。
本発明は、オリビン型リン酸鉄リチウムを含む正極合剤層を備えた正極と、負極と、非水電解質とを備えた非水電解質二次電池において、正極合剤層が2層からなり、それぞれの層のオリビン型リン酸鉄リチウムが、ナノサイズ粒子である層とマイクロサイズ粒子である層とからなることを特徴とするものである。
本発明の正極活物質に用いるオリビン型リン酸鉄リチウムは一般式LiFe(1−x)POで表される化合物である。ただし、この一般式において、MはFe以外の遷移金属元素を表し、0≦x≦0.2である。
また、本発明において、「D90」とは、小粒径側から累積体積90%目の粒径を意味するものとする。そして、ナノサイズ粒子のD90は50〜1000nm(=1μm)の範囲にあり、マイクロサイズ粒子のD90は1〜50μmの範囲にある。
本発明において、オリビン型リン酸鉄リチウムの粒径分布はレーザー回折・散乱法(具体例としては、島津製作所製、ナノ粒子径分布測定装置、型名:SALD−7100、測定範囲:10nm〜300μm)による粒度分布測定装置により測定する。
電池の正極板に作製する前のオリビン型リン酸鉄リチウムの粒径分布は、直接上記のレーザー回折・散乱法によって測定することができる。また、非水電解質二次電池に使用されたオリビン型リン酸鉄リチウムの粒径分布は、電池を解体し、正極板をとりだし、ジメチルカーボネート(DEC)で洗浄し、乾燥したのち、正極合剤層の表面を厚さ10μmだけ削りとり、粉砕した後、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)中に分散させ、攪拌し、リン酸鉄リチウム粒子を沈殿させ、この沈殿物をとりだし、乾燥した後、上記のレーザー回折・散乱法によって、リン酸鉄リチウム粒子の粒子径分布を測定することができる。
本発明の正極板の断面構造の例を図1および図2に示す。図1および図2において、1は金属箔からなる正極集電体、2はオリビン型リン酸鉄リチウムがナノサイズ粒子である層、3はオリビン型リン酸鉄リチウムがマイクロサイズ粒子である層である。
本発明の正極板は、図1に示したオリビン型リン酸鉄リチウムがマイクロサイズ粒子である層(第1層)を形成し、その上にオリビン型リン酸鉄リチウムがナノサイズ粒子である層(第2層)を積層した構造とすることもでき、また、図2に示したオリビン型リン酸鉄リチウムがナノサイズ粒子である層(第1層)を形成し、その上にオリビン型リン酸鉄リチウムがマイクロサイズ粒子である層(第2層)を積層した構造とすることもできる。
正極合剤層は、正極活物質であるオリビン型リン酸鉄リチウムと結着剤と導電助剤とを含む。そして、正極板は、オリビン型リン酸鉄リチウムと結着剤と導電助剤とを混合し、有機溶媒を加えて正極合剤ペーストとし、この正極合剤ペーストを金属箔からなる正極集電体に塗布し、乾燥し、ロールプレスなどで合剤層の密度と厚みを調整することによって作製する。
合剤層における活物質・結着剤・導電助剤の混合比率は、用いる材料の物性によって最適値を選べばよいが、活物質約90wt%、結着剤と導電助剤はそれぞれ数wt%とするのが適している。活物質・結着剤・導電助剤の形状は、通常は粒子または粉末であるので、これらを混合して合剤ペーストとする場合、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)などの有機溶媒を混合してペースト状とする。
正極板は、シート状集電体の表面に合剤層を形成し、シート状集電体の幅方向の一端または長さ方向の一端に合剤層未塗布部を設けた形状や、平板状集電体の表面に合剤層を形成した形状のものを用いることができる。
本発明において、ナノサイズ粒子のオリビン型リン酸鉄リチウムは、水熱法やゾルゲル法によって合成する。
また、ナノサイズ粒子が集合した二次粒子ではなく、一次粒子そのものがマイクロサイズ粒子であるオリビン型リン酸鉄リチウムは、固相法によって合成する。
なお、マイクロサイズ粒子がナノサイズ粒子が集合した二次粒子であるオリビン型リン酸鉄リチウムは、ナノサイズ粒子のオリビン型リン酸鉄リチウム同士をポリマーで接着して、造粒する方法や、ナノサイズ粒子のオリビン型リン酸鉄リチウム同士を焼結して、造粒する方法や、ナノサイズ粒子のオリビン型リン酸鉄リチウム同士をポリマーで接着して、ポリマーを炭化させて、造粒する方法などによって、合成することができる。
本発明の正極板において、オリビン型リン酸鉄リチウムがナノサイズ粒子である層の厚さは特に制限はないが、厚さを20μm以下とした場合に、著しく効果が高くなる。その理由は、ナノサイズ粒子の場合、比表面積が大きくなるので、粒子同士の接触割合が少なくなり、導電性がとりにくくなる。したがって、粒子層の厚さが20μmを超えると、層自体の導電性が極端に低下して、放電特性が著しく低下する。
オリビン型リン酸鉄リチウムがナノサイズ粒子である層の厚さは、適当な厚さに合剤ペーストを掻き取ったり、適当な隙間から合剤ペーストを適量排出して、塗布するなどの方法によって、層の厚さを1μm単位でコントロールすることができる。
本発明の非水電解質二次電池に用いる負極活物質としては、難黒鉛化性炭素、易黒鉛化性炭素、黒鉛、気相成長炭素繊維などの炭素材料を用いることができる。
さらに、正極合剤および負極合剤に用いる結着剤としては、ポリフッ化ビニリデン(NMP)、ポリアクリロニトリル(AN)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)等を用いることができ、導電助剤としては、アセチレンブラック等の炭素材料からなる粉末を用いることができる。
合剤ペーストに混合する有機溶媒としては、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)、テトラヒドロフラン(THF)等を用いることができる。
集電体の材質としては、正極用にはアルミニウムやアルミニウム合金、負極用には銅や銅合金を用いることができる。
本発明の非水電解質二次電池に用いられるセパレータとしては、ポリエチレン等のポリオレフィン樹脂からなる微多孔膜が用いられ、材料、重量平均分子量や空孔率の異なる複数の微多孔膜が積層してなるものや、これらの微多孔膜に各種の可塑剤、酸化防止剤、難燃剤などの添加剤を適量含有しているものであってもよい。
本発明の非水電解質二次電池に用いる有機電解液の溶媒には、ジメチルカーボネート、メチルエチルカーボネート、ジエチルカーボネートなどの低粘度の鎖状炭酸エステルと、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネートなどの高誘電率の環状炭酸エステル、γ−ブチロラクトン、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1−3ジオキソラン、メチルアセテート、メチルプロピオネート、ビニレンカーボネート、ジメチルホルムアミド、スルホランおよびこれらの混合溶媒等を挙げることができる。
また、本発明の非水電解質二次電池に用いる電解質塩としては、特に制限はなく、LiClO、LiBF、LiAsF、LiPF、LiCFSO、LiN(CFSO、LiN(CSO、LiI、LiAlCl等およびそれらの混合物が挙げられる。好ましくは、LiBF、LiPFのうちの1種または2種以上を混合したリチウム塩がよい。
本発明の非水電解質二次電池においては、これらの有機溶媒と電解質とを組み合わせて使用する。なお、これらの電解質の中では、エチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、メチルエチルカーボネートを混合した有機電解液を使用すると、リチウムイオンの伝導度が極大となるために好ましい。
また、発電要素の形状としては巻回型の長円形状、円形状を用いることができる。また、発電要素の形状は巻回型に限らず、平板状極板を積層した形状でもよい。その他の電池の構成要素として、集電体、端子、絶縁板、電池ケース等があるが、これらの部品についても従来用いられてきたものをそのまま用いることができる。
[正極板]
正極活物質にLiFePOを用いたシート状正極板を次の手順で作製した。なお、すべての正極板は、集電体として厚さ20μmのシート状アルミニウム箔を用い、幅80mmとし、幅方向の一方の端部に10mmの合剤層未塗布部を設けた。また、合剤層が2層になっている正極板において、集電体に接している合剤層を「第1合剤層」とし、第1合剤層の上に形成され、正極板の表面側の合剤層を「第2合剤層」とする。そして、第1合剤層と第2合剤層に含まれる合計重量を40gとなるように、正極板の長さを調整した。また、第1合剤層および第2合剤層を形成した後、ロールプレスで加圧して、合剤層の厚さと密度を調整したが、その条件はすべての正極板で同様とした。
正極板A1は、LiFePOとして、D90が50nmであるナノサイズ粒子と、D90が20μmであるのマイクロサイズ粒子の、粒子径が異なる2種類を用いた。
なお、すべてのLiFePO粒子の表面はカーボンで被覆されており、カーボンコート層の厚みは約1nmとした。また、ここで「粒子径」とは、LiFePOとカーボンコート層を含めた粒子の直径を意味する。
また、以下の合剤層の形成方法は、集電体の片面についての説明であり、すべての極板においては、集電体の片面に合剤層を形成した後、同様の方法で、集電体の反対側の表面にも同じ厚さの合剤層を形成した。したがって、得られた極板は集電体の両面に、同じ厚さの合剤層が形成されたものである。
まず、マイクロサイズ粒子のLiFePOの粉体87重量%と導電助剤であるアセチレンブラック5重量%と結着剤であるポリフッ化ビニリデン(以下「PVdF」とする)8重量%とからなる混合物に、N−メチル−2−ピロリドン(以下「NMP」とする)を加えてペースト状とした正極合剤ペーストX1を作製し、この正極合剤ペーストX1を集電体の表面に塗布し、乾燥して、集電体表面に第1合剤層を形成した。つぎに、ナノサイズ粒子のLiFePOの粉体を用い、正極合剤ペーストX1と同じの組成の正極合剤ペーストX2を作製し、この正極合剤ペーストX2を、第1合剤層の表面に塗布し、乾燥して、第2合剤層を形成した。その後、合剤層の片面の厚さと密度を調整した。得られた正極板A1の長さは3200mmで、第1合剤層の片面の厚さは70μm、第2合剤層の片面の厚さは10μmとした。
正極板A2は、正極板A1に用いたのと同じ正極合剤ペーストX1および正極合剤ペーストX2を用い、まず、正極合剤ペーストX2を集電体の表面に塗布し、乾燥して、集電体表面に第1合剤層を形成し、つぎに、正極合剤ペーストX1を、第1合剤層の表面に塗布し、乾燥して、第2合剤層を形成し、その後、合剤層の片面の厚さと密度を調整した。得られた正極板A1の長さは3200mmで、第1合剤層の片面の厚さは10μm、第2合剤層の片面の厚さは70μmとした。
正極板B1は、正極板A1に用いたのと同じ正極合剤ペーストX1のみを用い、正極合剤ペーストX1を集電体の表面に塗布し、乾燥して、集電体表面に合剤層を形成し、その後、合剤層の厚さと密度を調整した。得られた正極板B1の長さは3200mmで、合剤層は1層のみで、その片面の厚さは80μmとした。
正極板B2は、正極板A1に用いたのと同じ正極合剤ペーストX2のみを用い、正極合剤ペーストX2を集電体の表面に塗布し、乾燥して、集電体表面に合剤層を形成し、その後、合剤層の厚さと密度を調整した。得られた正極板B2の長さは3200mmで、合剤層は1層のみで、その片面の厚さは80μmとした。
正極板B3は、正極板A1に用いたのと同じ正極合剤ペーストX1および正極合剤ペーストX2を用い、正極合剤ペーストX1と正極合剤ペーストX2とを重量比2:1となるように混合し、十分に攪拌して、正極合剤ペーストXを作製した。そして、この正極合剤ペーストXを集電体の表面に塗布し、乾燥して、集電体表面に合剤層を形成し、その後、合剤層の厚さと密度を調整した。得られた正極板B3の長さは3200mmで、合剤層は1層のみで、その片面の厚さは80μmとした。
正極板C1は、正極板A1と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板C1の長さは4000mmで、第1合剤層の片面の厚さは50μm、第2合剤層の片面の厚さは10μmとした。
正極板C2は、正極板A1と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板C2の長さは3500mmで、第1合剤層の片面の厚さは60μm、第2合剤層の片面の厚さは10μmとした。
正極板C3は、正極板A1と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板C1の長さは2900mmで、第1合剤層の片面の厚さは80μm、第2合剤層の片面の厚さは10μmとした。
正極板D1は、正極板A1と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板D1の長さは3500mmで、第1合剤層の片面の厚さは70μm、第2合剤層の片面の厚さは1μmとした。
正極板D2は、正極板A1と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板D2の長さは3270mmで、第1合剤層の片面の厚さは70μm、第2合剤層の片面の厚さは5μmとした。
正極板D3は、正極板A1と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板D3の長さは2900mmで、第1合剤層の片面の厚さは70μm、第2合剤層の片面の厚さは20μmとした。
正極板D4は、正極板A1と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板D4の長さは2650mmで、第1合剤層の片面の厚さは70μm、第2合剤層の片面の厚さは30μmとした。
正極板D5は、正極板A1と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板D5の長さは2400mmで、第1合剤層の片面の厚さは70μm、第2合剤層の片面の厚さは40μmとした。
正極板E1は、正極板A2と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板E1の長さは3500mmで、第1合剤層の片面の厚さは1μm、第2合剤層の片面の厚さは70μmとした。
正極板E2は、正極板A2と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板E2の長さは3270mmで、第1合剤層の片面の厚さは5μm、第2合剤層の片面の厚さは70μmとした。
正極板E3は、正極板A2と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板E3の長さは2900mmで、第1合剤層の片面の厚さは20μm、第2合剤層の片面の厚さは70μmとした。
正極板E4は、正極板A2と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板E4の長さは2650mmで、第1合剤層の片面の厚さは30μm、第2合剤層の片面の厚さは70μmとした。
正極板E5は、正極板A2と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板E5の長さは2400mmで、第1合剤層の片面の厚さは40μm、第2合剤層の片面の厚さは70μmとした。
正極板F1は、LiFePOのナノサイズ粒子に、D90が200nmであるものを用いたこと以外は正極板A1と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板F1の長さは3200mmで、第1合剤層の片面の厚さは70μm、第2合剤層の片面の厚さは10μmとした。
正極板F2は、LiFePOのナノサイズ粒子に、D90が600nmであるものを用いたこと以外は正極板A1と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板F2の長さは3200mmで、第1合剤層の片面の厚さは70μm、第2合剤層の片面の厚さは10μmとした。
正極板F3は、LiFePOのナノサイズ粒子に、D90が1000nmであるものを用いたこと以外は正極板A1と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板F3の長さは3200mmで、第1合剤層の片面の厚さは70μm、第2合剤層の片面の厚さは10μmとした。
正極板G1は、LiFePOのマイクロサイズ粒子に、D90が1μmであるものを用いたこと以外は正極板A1と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板G1の長さは3200mmで、第1合剤層の片面の厚さは70μm、第2合剤層の片面の厚さは10μmとした。
正極板G2は、LiFePOのマイクロサイズ粒子に、D90が10μmであるものを用いたこと以外は正極板A1と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板G2の長さは3200mmで、第1合剤層の片面の厚さは70μm、第2合剤層の片面の厚さは10μmとした。
正極板G3は、LiFePOのマイクロサイズ粒子に、D90が50μmであるものを用いたこと以外は正極板A1と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板G3の長さは3200mmで、第1合剤層の片面の厚さは70μm、第2合剤層の片面の厚さは10μmとした。
正極板H1は、正極活物質にLiFePOの代わりにLiFe0.9Co0.1POを用いたこと以外は正極板A1と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板H1の長さは3200mmで、第1合剤層の片面の厚さは160μm、第2合剤層の片面の厚さは10μmとした。
正極板H2は、正極活物質にLiFePOの代わりにLiFe0.9Ni0.1POを用いたこと以外は正極板A1と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板H2の長さは3200mmで、第1合剤層の片面の厚さは70μm、第2合剤層の片面の厚さは10μmとした。
正極板H2は、正極活物質にLiFePOの代わりにLiFe0.9Zn0.1POを用いたこと以外は正極板A1と同様の方法で作製した。ただし、得られた正極板H3の長さは3200mmで、第1合剤層の片面の厚さは70μm、第2合剤層の片面の厚さは10μmとした。
[負極]
負極板Yは、負極活物質としてのグラファイト(Gr)94重量%と結着剤であるPVdF6重量%とからなる混合物にNMPを加えてペースト状とした負極合剤ペーストを、厚さ15μmのシート状銅製集電体の表面に塗布、乾燥して、集電体表面に片面の厚さ40〜50μmの合剤層を形成し、その後、ロールプレスで加圧することによって作製した。得られた負極板は、長さ1400〜2200mm、幅85mmとし、幅方向の一方の端部に10mmの合剤層未塗布部を設けた。
[非水電解質二次電池]
本発明の非水電解質二次電池に用いた発電要素の外観を図3に、非水電解質二次電池の外観を図4に示す。図3および図4において、21は非水電解質二次電池、22は発電要素、22aは正極板、22bは負極板、22cはセパレータ、23は電池ケース、23aは電池ケースの発電要素収納部、23bは電池ケースの蓋部、24は正極端子、25は負極端子、26は安全弁、27は電解液注液口である。
本発明の非水電解質二次電池は、正極板22aと負極板22bとがセパレータ22cを介して長円形状に巻回した電極群22を電池ケースの発電要素収納部23aに収納し、発電要素収納部23aと蓋部23bとをレーザー溶接で封口し、非水電解液(図示せず)を電解液注液口27から注液し、その後、電解液注液口2を封口して構成されている。なお、正極板および負極板の作製から電池組立に至る全ての工程は、露点−50℃以下のドライルーム中でおこなった。作製した電池の設計容量は4000mAhとした。
非水電解液としては、エチレンカーボネート(EC)とジメチルカーボネート(DMC)とメチルエチルカーボネート(MEC)との体積比30:40:30の混合溶媒に、LiPFを1mol/L溶解したものを用いた。
[実施例1、2および比較例1〜3]
[実施例1]
正極板A1と負極板Yとを用いて、実施例1の非水電解質二次電池(以下では単に「電池」とする)a1を作製した。
[実施例2]
正極板A2と負極板Yとを用いて、実施例2の電池a2を作製した。
[比較例1]
正極板B1と負極板Yとを用いて、比較例1の電池b1を作製した。
[比較例2]
正極板B2と負極板Yとを用いて、比較例1の電池b2を作製した。
[比較例3]
正極板B3と負極板Yとを用いて、比較例1の電池b3を作製した。
[特性測定]
実施例1、2および比較例1〜3の非水電解質二次電池a1、a2およびb1〜b3について、次の条件で初期放電容量測定、高率放電容量測定および充放電サイクル試験をおこなった。
(1)初期放電容量測定
試験電池を25℃環境下で、4000mA(1C)定電流で3.6Vまで充電した後、さらに3.6V定電圧で、充電時間の合計が3時間となるように定電圧充電をおこなった。その後、4000mA(1C)定電流で2.0Vまで放電した。この充放電を3回繰り返し、3回目の放電容量を初期放電容量と定めた。
(2)高率放電容量測定
つぎに、試験電池を25℃環境下で、4000mA(1C)定電流で3.6Vまで充電した後、さらに3.6V定電圧で、充電時間の合計が3時間となるように定電圧充電をおこなった。その後、20000mA(5C)定電流で2.0Vまで放電し、この放電容量を高率放電容量と定めた。そして、初期放電容量(1C放電)に対する高率放電容量(5C)の比を「高率低率比(%)」とした。
(3)充放電サイクル試験
高率放電容量測定後、試験電池を、初期放電容量測定と同じ条件で300回充放電し、300サイクル目の放電容量を求めた。そして、初期放電容量に対する300サイクル目の放電容量の比を「容量保持率(%)」とした。
実施例1、2および比較例1〜3の電池a1、a2およびb1〜b3についての特性測定結果を表1にまとめた。
表1から、正極合剤層が2層からなり、それぞれの層のLiFePOが、ナノサイズ粒子である層とマイクロサイズ粒子である層とからなる実施例1、2の電池a1、a2では、高率低率比および容量保持率が共に80%以上の優れた特性を示したのに対し、正極合剤層が1層のみである比較例1〜3の電池b1〜b3では、高率低率比と容量保持率のいずれか一方が70%以下となり、特性が劣ることがわかった。
[実施例3〜5]
[実施例3]
正極板C1と負極板Yとを用いて、実施例3の電池c1を作製した。
[実施例4]
正極板C2と負極板Yとを用いて、実施例4の電池c2を作製した。
[実施例5]
正極板C3と負極板Yとを用いて、実施例5の電池c3を作製した。
実施例3〜5の電池c1〜c3についても、実施例1の電池と同様の条件で特性測定をおこなった。その結果を表2にまとめた。
表2から、第1合剤層にマイクロサイズ粒子であるLiFePOを用い、第2合剤層にナノサイズ粒子であるLiFePOを用いた電池では、第1合剤層の厚みが120μm〜180μmの間で変化した場合でも、優れた特性が得られることがわかった。
[実施例6〜10]
[実施例6]
正極板D1と負極板Yとを用いて、実施例6の電池d1を作製した。
[実施例7]
正極板D2と負極板Yとを用いて、実施例7の電池d2を作製した。
[実施例8]
正極板D3と負極板Yとを用いて、実施例8の電池d3を作製した。
[実施例9]
正極板D4と負極板Yとを用いて、実施例9の電池d4を作製した。
[実施例10]
正極板D5と負極板Yとを用いて、実施例10の電池d5を作製した。
実施例6〜10の電池d1〜d5についても、実施例1の電池と同様の条件で特性測定をおこなった。その結果を表3にまとめた。
表3から、第1合剤層にマイクロサイズ粒子であるLiFePOを用い、第2合剤層にナノサイズ粒子であるLiFePOを用いた電池では、第2合剤層の厚みが1μm〜40μmの間で変化した場合でも、優れた特性が得られることがわかった。これらの中でも、ナノサイズ粒子を含む第2合剤層の厚みが1μm〜20μmである実施例6〜8の電池d1〜d5の場合に、特に優れた特性が得られることがわかった。
[実施例11〜15]
[実施例11]
正極板E1と負極板Yとを用いて、実施例11の電池e1を作製した。
[実施例12]
正極板E2と負極板Yとを用いて、実施例12の電池e2を作製した。
[実施例13]
正極板E3と負極板Yとを用いて、実施例13の電池e3を作製した。
[実施例14]
正極板E4と負極板Yとを用いて、実施例14の電池e4を作製した。
[実施例15]
正極板E5と負極板Yとを用いて、実施例15の電池e5を作製した。
実施例11〜15の電池e1〜e5についても、実施例1の電池と同様の条件で特性測定をおこなった。その結果を表4にまとめた。
表4から、第1合剤層にナノサイズ粒子であるLiFePOを用い、第2合剤層にマイクロサイズ粒子であるLiFePOを用いた電池では、第1合剤層の厚みが1μm〜40μmの間で変化した場合でも、優れた特性が得られることがわかった。これらの中でも、ナノサイズ粒子を含む第1合剤層の厚みが1μm〜20μmである実施例11〜13の電池e1〜e5の場合に、特に優れた特性が得られることがわかった。
[実施例16〜21]
[実施例16]
正極板F1と負極板Yとを用いて、実施例16の電池f1を作製した。
[実施例17]
正極板F2と負極板Yとを用いて、実施例17の電池f2を作製した。
[実施例18]
正極板F3と負極板Yとを用いて、実施例18の電池f3を作製した。
[実施例19]
正極板G1と負極板Yとを用いて、実施例19の電池g1を作製した。
[実施例20]
正極板G2と負極板Yとを用いて、実施例20の電池g2を作製した。
[実施例21]
正極板G3と負極板Yとを用いて、実施例21の電池g3を作製した。
実施例16〜21の電池f1〜f3およびg1〜g3についても、実施例1の電池と同様の条件で特性測定をおこなった。その結果を表5にまとめた。
表5から、第1合剤層にマイクロサイズ粒子であるLiFePOを用い、第2合剤層にナノサイズ粒子であるLiFePOを用いた電池では、マイクロサイズ粒子やナノサイズ粒子の粒子径の分布や平均粒子径が変化しても、優れた特性が得られることがわかった。
[実施例22〜24]
[実施例22]
正極板H1と負極板Yとを用いて、実施例22の電池h1を作製した。
[実施例23]
正極板H2と負極板Yとを用いて、実施例23の電池h2を作製した。
[実施例24]
正極板H3と負極板Yとを用いて、実施例24の電池h3を作製した。
実施例22〜24の電池h1〜h3についても、実施例1の電池と同様の条件で特性測定をおこなった。その結果を表6にまとめた。
表6から、正極活物質にLiFePOの代わりにFeの一部をFe以外の遷移金属で置換した場合でも、優れた特性が得られることがわかった。
本発明の、正極板の断面構造の一例を示す図。 本発明の、正極板の断面構造の他の例を示す図。 本発明の非水電解質二次電池に用いた発電要素の外観を示す図。 本発明の非水電解質二次電池の外観を示す図。
1:金属箔からなる正極集電体
2:オリビン型リン酸鉄リチウムがナノサイズ粒子である層
3:オリビン型リン酸鉄リチウムがマイクロサイズ粒子である層
21:非水電解質二次電池
22:発電要素
22a:正極板
22b:負極板

Claims (1)

  1. オリビン型リン酸鉄リチウムを含む正極合剤層を備えた正極と、負極と、非水電解質とを備えた非水電解質二次電池において、前記正極合剤層が、オリビン型リン酸鉄リチウムの粒子サイズD 90 50〜1000nmのナノサイズ粒子である層とオリビン型リン酸鉄リチウムの粒子サイズD 90 が1〜50μmのマイクロサイズ粒子である層との2層からなることを特徴とする非水電解質二次電池。
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