JP2013203157A - 車両用グリルシャッタ及び車両用グリルシャッタ用フラップ - Google Patents

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Abstract

【課題】グリル開口部の幅が異なる複数の車種に対して共通適用できる車両用グリルシャッタを提供する。
【解決手段】車両用グリルシャッタ10は、車両1の前方に設けられたフロントバンパ2の開口部3に取付けられ、枠体を有するグリルシャッタ本体20と、枠体の開口部を開閉するように枠体に回動可能に取付けられると共に枠体の開口部に合わせて長さを変更可能な複数のフラップ30と、複数のフラップ30を連動して回転させる連動部材40と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両用グリルシャッタ及び車両用グリルシャッタ用フラップに関する。
車両前面部のフロントバンパには、エンジンルーム内に設置されたラジエータの前方に空気(外気)を導入するグリル開口部が設けられる。グリル開口部から空気が導入されると、ラジエータの冷却水が冷却され、エンジンのオーバーヒートが防止される。
しかし、高速走行時においては、エンジンルーム内に導入される空気の抵抗が大きくなってエンジンの燃費効率が低下する問題がある。また、冬季に長時間の高速走行が行われると、エンジンが過冷却されるおそれがある。
このため、ラジエータグリルを開閉して、エンジンルーム内への空気を遮断できるようにしたグリルシャッタがある(特許文献1を参照)。
グリルシャッタは、ブラケットを介してフロントバンパの内側(車両内側)のグリル開口部に取り付けられる。グリルシャッタは、グリル開口部を開閉する複数のフラップを備える。フラップは、空気流通路からエンジンルームへの空気の侵入を許容する全開位置とエンジンルームへの空気の侵入を阻止する全閉位置の2つの位置の間で回動可能である。これにより、グリル開口部からエンジンルームへの空気の侵入量が調整できる。
特開2010−247819号公報
グリルシャッタは、グリル開口部の幅(車幅方向の長さ)に対応するため、車種毎に設計製造される。このため、車種毎に射出成形用金型を用意しなければならず、コストアップを招いている。そこで、グリルシャッタを複数の車種で共通適用できるように、汎用性をもたせたいとの要望がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、グリル開口部の幅が異なる複数の車種に対して共通適用できる車両用グリルシャッタ及び車両用グリルシャッタ用フラップを提供することを目的とする。
本発明に係る車両用グリルシャッタは、車両前方に設けられたフロントバンパの開口部に取付けられる車両用グリルシャッタであって、枠体を有するグリルシャッタ本体と、前記枠体の開口部を開閉するように前記枠体に回動可能に取付けられると共に、前記枠体の開口部に合わせて長さを変更可能な複数のフラップと、前記複数のフラップを連動して回転させる連動部材と、を備えることを特徴とする。
前記フラップは、第一フラップ部材と、前記第一フラップ部材を相対移動可能に保持する第二フラップ部材と、からなることを特徴とする。
前記第二フラップ部材は、前記第一フラップ部材を収容保持する内部空間を有することを特徴とする。
本発明に係る車両用グリルシャッタ用フラップは、車両前方に設けられたフロントバンパの開口部に取付けられて、前記開口部を開閉する車両用グリルシャッタ用フラップであって、枠体を有するグリルシャッタ本体に対して回動可能に取付けられると共に、前記枠体の開口に合わせて長さを変更可能であることを特徴とする。
本発明によれば、グリル開口部の幅が異なる複数の車種に対して共通適用できる車両用グリルシャッタ及び車両用グリルシャッタ用フラップを実現できる。
本発明の第一実施形態に係る車両用グリルシャッタが設けられた車両の外観図である。 車両用グリルシャッタの正面図である。 図2のIII−III断面図である。 図2のIV−IV断面図である。 車両用グリルシャッタの分解斜視図である。 グリルシャッタ本体を示す図であって、(a)平面図、(b)正面図、(c)底面図である。 本発明の第一実施形態に係る車両用グリルシャッタ用フラップを示す図であって、(a)平面図、(b)正面図、(c)右側面図、(d)は左側面図、(e)VII−VII断面図である。 リンク部を示す図であって、(a)斜視図、(b)平面図、(c)正面図、(d)側面図である。 車両用グリルシャッタの組立方法を説明する図である。 フラップが開状態の車両用グリルシャッタを示す断面図である。 フラップが閉状態の車両用グリルシャッタを示す断面図である。 本発明の第二実施形態に係る車両用グリルシャッタを車両内側から見た分解斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る車両用グリルシャッタ用フラップを示す図であって、(a)平面図、(b)正面図、(c)右側側面図、(d)XIIId−XIIId断面図、(e)XIII−XIII断面図、(f)XIIIf−XIIIf断面図である。 車両用グリルシャッタ用フラップの変形例を示す図であって、(a)背面図、(b)XIV−XIV断面図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
[第一実施形態]
図1は、本発明の第一実施形態に係る車両用グリルシャッタ10が設けられた車両1の外観図である。
図2は、車両用グリルシャッタ10の正面図である。
図3は、図2のIII−III断面図である。
図4は、図2のIV−IV断面図である。
図5は、車両用グリルシャッタ10の分解斜視図である。
車両1の前面には、車幅方向に沿ってフロントバンパ2が設けられる。フロントバンパ2の下部には、外気を導入するための開口部3が形成される。車両用グリルシャッタ10は、開口部3から外気を導入又は遮断できるように、車両1の内側から開口部3に対して取り付けられる。
車両用グリルシャッタ10は、フロントバンパ2の内側(車両内側)から開口部3に対して取り付けられるグリルシャッタ本体20と、グリルシャッタ本体20に対して回動可能に取付けられて開口部3を開閉する複数(6枚)のフラップ30と、複数のフラップ30に対してそれぞれ連結して連動させるリンク部40と、複数のフラップ30のうちの一つに連結して、リンク部40を介して複数のフラップ30を回動動作させる回転モータ50と、を備える。
グリルシャッタ本体20は、フロントバンパ2の開口部3の開口縁に沿うように配置された、水平(左右)方向に細長い矩形の2つの枠体21を有する。
この2つの枠体21の開口内には、複数のフラップ30が、それぞれ水平方向に沿いつつ、上下方向に均等な間隔で配置される。
また、グリルシャッタ本体20に取付けられたフラップ30の一つには、回転モータ50が連結される。回転モータ50は、グリルシャッタ本体20の側方に配置される。
上下方向において隣接するフラップ30同士は、その幅方向の端部同士が重なるように配置される。フラップ30の幅方向の端部同士が重なることにより、フロントバンパ2の開口部3からの外気(空気)を遮蔽可能である。
グリルシャッタ本体20は、長手方向の中央に、2つの枠体21を連結する連結部28を有する。
グリルシャッタ本体20は、連結部28を中心にして前後方向に屈曲して形成される。グリルシャッタ本体20は、2つの枠体21が5〜10度程度の角度をなすように形成される。グリルシャッタ本体20は、連結部28を中心として、車幅(左右)方向に対して2.5〜5.0度程度の角度をなすように形成される。
図6は、グリルシャッタ本体20を示す図であって、(a)平面図、(b)正面図、(c)底面図である。
グリルシャッタ本体20は、矩形状に形成された2つの枠体21と、2つの枠体21を連結する連結部28と、備える。2つの枠体21と連結部28は、一体成形される。2つの枠体21は、連結部28に対して左右対称に形成される。
グリルシャッタ本体20は、例えばポリプロピレン樹脂(PP)とグラスファイバー(GF)の複合材料により成形される。2つの枠体21は、それぞれ車幅方向に長い矩形形状に形成される。2つの枠体21は、連結部28を基準にして左右対称の形状を有する。
枠体21は、上辺部211、下辺部212、内辺部213及び外辺部214により構成される。上辺部211と下辺部212は同一形状、内辺部213と外辺部214は同一形状である。
上辺部211、下辺部212、内辺部213及び外辺部214は、それぞれ細長い平板形状を有し、その平板状の面が上下又は左右方向を向くように配置される。つまり、枠体21は、角管形状に形成される。
内辺部213には、外辺部214に向かって突出して形成された3本の支軸22が上下方向において等間隔に設けられる。外辺部214には、3つの軸孔25が上下方向において等間隔に設けられる。3つの軸孔25は、3本の支軸22のそれぞれの延長軸上に配置される。
また、上辺部211、下辺部212には、フロントバンパ2の開口部3の開口縁に係合する係合部29が設けられる。
連結部28は、一対の内辺部213に沿って形成される。連結部28は、上下方向から見ると中央が車両前方に向けて湾曲しつつ突出するU字形状に形成される。そして、連結部28の車幅方向の端部が一対の内辺部213にそれぞれに一体的に成形される。
連結部28は、上下方向から見てU字形状を有するため、水平方向において変形可能である。すなわち、連結部28を中心にして、グリルシャッタ本体20を車両後方側に屈曲可能である。つまり、枠体21の外辺部214を内辺部213よりも車両後方側に配置可能である。
言い換えれば、グリルシャッタ本体20は、車幅方向の中心部(連結部28)が車両前方側に向けて膨らむように形成される。このため、グリルシャッタ本体20は、中心部が車両前方側に向けて突出するように湾曲形成されたフロントバンパ2(開口部3)に対して直接取り付けが可能である。
図7は、本発明の第一実施形態に係るフラップ30を示す図であって、(a)平面図、(b)正面図、(c)右側側面図、(d)左側側面図、(e)VIIe−VIIe断面図、(f)VIIf−VIIf断面図である。
フラップ30は、グリルシャッタ本体20と同様に、例えばポリプロピレン樹脂(PP)とグラスファイバー(GF)の複合材料により成形される。フラップ30は、細長い平板形状を有し、長手方向(車幅方向)に長さを変更可能に構成される。
フラップ30は、平板形状のインナー部材(第一フラップ部材)31と、インナー部材31とほぼ同様の形状の空間(内部空間32S)が内部に形成された平板形状のアウター部材(第二フラップ部材)32と、から構成される。
アウター部材32の一端には、内部空間32Sに繋がる開口が形成される。アウター部材32の開口から内部空間32Sに向けて、インナー部材31が挿入される。インナー部材31の一端側は、アウター部材32の内部空間32Sに常に挿入され、他端側は常に露出される。また、インナー部材31は、アウター部材32に対して、長手方向に移動可能である。このため、インナー部材31とアウター部材32を相対位置を変化させることにより、フラップ30の長手方向(車幅方向)の長さを無段階に調整できる。
インナー部材31とアウター部材32の長さは、枠体21の内辺部213と外辺部214の間の距離の1/2以上である。そして、フラップ30の長さは、枠体21の内辺部213と外辺部214の間の距離に等しく調整される。
フラップ30の長手方向の一方の端部(アウター部材32の他端)には、その幅方向の中心部から突出する支軸33が設けられる。
また、フラップ30の長手方向の他方の端部(インナー部材31の他端)には、長手方向に直交する軸受板34が設けられる。軸受板34には、軸孔35とリンク孔36が形成される。軸孔35は、フラップ30の幅方向の中心部に形成される。リンク孔36は、幅方向の端部側に形成される。
図8は、リンク部40を示す図であって、(a)斜視図、(b)平面図、(c)正面図、(d)側面図である。
リンク部40は、断面がU字状に形成されたリンク本体41と、リンク本体41から外側に向かって突出する6本のリンク支軸43と、を有する。
リンク部(連動部材)40は、グリルシャッタ本体20等と同様に、例えばポリプロピレン樹脂(PP)とグラスファイバー(GF)の複合材料により成形される。
リンク本体41は、グリルシャッタ本体20の連結部28とほぼ同一形状である。リンク本体41の長さは、グリルシャッタ本体20の内辺部213の長さと同程度である。
リンク本体41には、軽量化のために、2つの貫通穴が形成される。
6本のリンク支軸43は、リンク本体41の幅方向の両端にそれぞれ3本ずつ、長手方向において等間隔に配置される。リンク支軸43の配置間隔は、グリルシャッタ本体20の支軸22の配置間隔と同一である。
次に、車両用グリルシャッタ10の組立方法について説明する。
図9は、車両用グリルシャッタ10の組立方法を説明する図である。車両用グリルシャッタ10を車両前方から見た図である。
まず、グリルシャッタ本体20の枠体21に対して、6枚のフラップ30を取付ける。具体的には、フラップ30の支軸33を外辺部214の軸孔25に対して、枠体21の開口側から挿入する。さらに、フラップ30の長手方向の長さを調整しながら、フラップ30の軸孔35を内辺部213の支軸22に挿入する。
次に、6枚のフラップ30のリンク孔36に対して、リンク部40のリンク支軸43を挿入して、リンク部40をフラップ30に連結する。リンク部40は、リンク本体41の中央が車両後方側に突出するように配置する。具体的には、右側の枠体21に装着された3枚のフラップ30の各リンク孔36に対して、リンク部40の片側の3つのリンク支軸43を挿入する。さらに、リンク本体41を湾曲させながら、残りの3つのリンク支軸43を左側の枠体21に装着された3枚のフラップ30の各リンク孔36に対して挿入する。
最後に、グリルシャッタ本体20の左側の枠体21の中段のフラップ30に対して、回転モータ50を連結する。外辺部214の軸孔25から突出するフラップ30の支軸33に対して、回転モータ50の回転軸を連結する(図2参照)。
これにより、6枚のフラップ30は、それぞれグリルシャッタ本体20に対して回動可能となる。また、6枚のフラップ30は、リンク部40を介して連動して回動可能となる。この際、リンク部40は、上下方向に移動する。
次に、車両用グリルシャッタ10の動作について説明する。
図10は、フラップ30が開状態の車両用グリルシャッタ10を示す断面図である。
図11は、フラップ30が閉状態の車両用グリルシャッタ10を示す断面図である。
6枚のフラップ30は、回転モータ50の回転駆動により、外気を導入する全開位置と外気を遮断する全閉位置の2つの位置の範囲内で回動される。
図10に示すように、開位置では、6枚のフラップ30は、平板形の面が上下方向を向き、幅方向が水平方向にほぼ一致する。このため、開口部3から導入された外気は、車両用グリルシャッタ10のグリルシャッタ本体20の2つの枠体21の開口内を通過して、エンジンルームへ流れる。
一方、図11に示すように、全閉位置では、6枚のフラップ30は、平板形の面が前後方向を向き、幅方向が上下方向にほぼ一致する。このため、車両用グリルシャッタ10のグリルシャッタ本体20の2つの枠体21の開口が封鎖され、開口部3からの外気が遮蔽される。
以上のように、車両用グリルシャッタ10は、グリルシャッタ本体20の幅方向(車幅方向)の長さに対応して、長手方向(車幅方向)に伸縮可能なフラップ30を備える。フラップ30は、グリルシャッタ本体20の幅方向の長さに応じて伸縮調整できる。したがって、グリル開口部の幅が異なる複数の車種に対して共通使用が可能になり、低コスト化が実現できる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について説明する。
第一実施形態と同じ部材等には同じ符号を付して、その説明を省略又は簡略にする。
図12は、本発明の第二実施形態に係る車両用グリルシャッタ60を車両内側から見た分解斜視図である。
車両用グリルシャッタ60は、フロントバンパ2の内側に装着されるブラケット5と、ブラケット5に対して取り付けられるグリルシャッタ本体70と、グリルシャッタ本体70に対して回動可能に取付けられて開口部3を開閉する複数(3つ)のフラップ80と、グリルシャッタ本体70に対して複数のフラップ80を回動可能に固定する固定部材45と、複数のフラップ80に対してそれぞれ連結して連動させるリンク部40と、複数のフラップ80のうちの一つに連結して、リンク部40を介して複数のフラップ80を回動動作させる回転モータ50と、を備える。
車両用グリルシャッタ60は、ブラケット5を介在してフロントバンパ2の内側(車両内側)から開口部3に装着される点で、車両用グリルシャッタ10と異なる。また、フラップ80は、後述する連結軸82がグリルシャッタ本体70に対して固定部材45を用いて固定される点で、車両用グリルシャッタ10と異なる。
グリルシャッタ本体70の一対の内辺部213には、それぞれ3つの切込部213aが等間隔に形成される。この3つの切込部213aに対して、3つのフラップ80の連結軸82を配置した上で、固定部材45を装着する。これにより、3つのフラップ80がグリルシャッタ本体70に対して回動可能に取付けられる。
図13は、本発明の第二実施形態に係るフラップ80を示す図であって、(a)平面図、(b)正面図、(c)右側側面図、(d)XIIId−XIIId断面図、(e)XIII−XIII断面図、(f)XIIIf−XIIIf断面図である。
フラップ80は、車幅方向(フラップ80の長手方向)に隣り合う2つのハーフフラップ81と、車幅方向(フラップ80の長手方向)に隣り合う2つのハーフフラップ81を連結する連結軸82と、を有する。
ハーフフラップ81は、インナー部材31と、アウター部材32と、から構成される。インナー部材31には、軸孔35に代えて連結軸82が形成される。
車両用グリルシャッタ60は、車両用グリルシャッタ10と同様の効果を奏する。すなわち、グリルシャッタ本体70の幅方向(車幅方向)の長さに対応して、長手方向(車幅方向)に伸縮可能なフラップ80を備える。フラップ80は、グリルシャッタ本体70の幅方向の長さに応じて伸縮調整できる。したがって、フラップ80はグリル開口部の幅が異なる複数の車種に対して共通使用が可能になり、低コスト化が実現できる。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
図14は、フラップ30,80の変形例を示す図であって、(a)背面図、(b)XIV−XIV断面図である。
アウター部材32の背面(フラップ30,80が全閉位置のときの車両後方を向く面)には、車幅方向(長手方向)に沿って、切込み溝70が形成される。アウター部材32の軽量化のためである。アウター部材32の背面に切込み溝70を設けた場合であっても、インナー部材31をアウター部材32で保持しつつ、相対移動できる。したがって、フラップ30,80の長手方向(車幅方向)の長さを無段階に調整できる。
アウター部材32は、背面に代えて、インナー部材31を保持する複数の保持爪等を設けてもよい。
アウター部材32が車幅方向外側、インナー部材31が車幅方向内側に配置される場合に限らない。アウター部材32が車幅方向内側、インナー部材31が車幅方向外側に配置されてもよい。また、これらを組み合わせてもよい。
また、フラップ30,80は、無段階で伸縮される場合に限らず、段階的に伸縮する構成であってもよい。
1…車両、 2…フロントバンパ、 3…開口部、 10…車両用グリルシャッタ、 20…グリルシャッタ本体、 21…枠体、 30…フラップ、 31…インナー部材(第一フラップ部材)、 32…アウター部材(第二フラップ部材)、 32S…内部空間、 40…リンク部(連動部材)、 60…車両用グリルシャッタ、 70…グリルシャッタ本体、 80…フラップ

Claims (4)

  1. 車両前方に設けられたフロントバンパの開口部に取付けられる車両用グリルシャッタであって、
    枠体を有するグリルシャッタ本体と、
    前記枠体の開口部を開閉するように前記枠体に回動可能に取付けられると共に、前記枠体の開口部に合わせて長さを変更可能な複数のフラップと、
    前記複数のフラップを連動して回転させる連動部材と、
    を備えることを特徴とする車両用グリルシャッタ。
  2. 前記フラップは、第一フラップ部材と、前記第一フラップ部材を相対移動可能に保持する第二フラップ部材と、からなることを特徴とする請求項1に記載の車両用グリルシャッタ。
  3. 前記第二フラップ部材は、前記第一フラップ部材を収容保持する内部空間を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用グリルシャッタ。
  4. 車両前方に設けられたフロントバンパの開口部に取付けられて、前記開口部を開閉する車両用グリルシャッタ用フラップであって、
    枠体を有するグリルシャッタ本体に対して回動可能に取付けられると共に、前記枠体の開口部に合わせて長さを変更可能であることを特徴とする車両用グリルシャッタ用フラップ。
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