JP2013201538A - 電話サービスシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】緊急度や重要度の高い通話が阻害されないようにする。
【解決手段】電話サービスシステム200では、AS10が、接続先情報ごとに、通話時間を計測し、計測した通話時間と予め設定された通話許容時間とを比較し、計測した通話時間が通話許容時間を超えたと判定した場合、その通話を切断する指示を加入者サーバ11へ送信し、電話機20間の通話を切断する。そして、緊急度や重要度が高いほど通話許容時間を長くすることによって、緊急度や重要度の低い通話は短時間に制限し、緊急度や重要度の高い通話は長時間利用できるようにすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、大規模災害等の非常事態発生時に、電話通話時間を確保する技術に関する。
大規模災害等の非常事態発生時に、一度通話を始めた利用者が、長時間通話を継続したり、通話を終えた後にすぐに別の相手に発信したりして、長時間電話を占有してしまうという事象が発生する場合がある。このような事象の発生を防止するために、通話を始めた利用者の通話時間を制限したり、利用者に長時間の利用を自粛するよう促したりして、通話を制限するための技術がある(例えば、非特許文献1参照)。
独立行政法人情報通信研究機構、「大規模災害等緊急事態における通信確保の在り方に関する検討会(資料3−4)」、[online]、2011年6月15日、ネットワークインフラWG、[平成24年2月29日検索]、インターネット<URL: http://www.soumu.go.jp/main_content/000118491.pdf>
しかしながら、非特許文献1に記載の技術は、通話相手や通話内容によらず、一律に通話時間を制限したり、一律に利用者に長時間の利用を自粛するように促したりするものであるため、緊急度や重要度の高い通話を阻害してしまうという虞がある。
そこで、本発明は、緊急度や重要度の高い通話が阻害されないようにすることを課題とする。
本発明の電話サービスシステムは、通話の接続先ごとに通話許容時間が関連付けて記憶される記憶部と、通話時間を計測する通話時間計測部と、計測された通話時間と前記通話許容時間とを比較して、計測された通話時間が前記通話許容時間を超えたと判定した場合、通話を切断する通話切断部と、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、電話が長時間占有される事象を防止し、多くのユーザに広く、薄く、公平に、電話を利用いただくことができる。つまり、緊急度や重要度の高い通話が阻害されないようにすることができる。
また、前記電話サービスシステムにおいて、前記通話許容時間は、通話の緊急度および重要度が高くなるに従って長く設定されることを特徴とする。
このような構成によれば、緊急度や重要度が高くなるに従って、通話許容時間を長く設定する。そのため、緊急度や重要度の高い通話について、長時間の利用を許容できる。
また、前記電話サービスシステムにおいて、前記通話切断部が通話を切断した後、トーキーを送出する指示を送信するトーキー送出指示部と、前記トーキーを送出する指示を受信して、トーキーを送出するトーキー送出部と、をさらに備えることを特徴とする。
このような構成によれば、通話切断後に、トーキーを出力することによって、通話を終えた後にすぐに別の相手等に発信することや長時間の電話利用を自粛するように促すことができる。
また、前記電話サービスシステムにおいて、前記トーキー送出部は、通話の緊急度および重要度が高い場合には、前記トーキーの送出を停止することを特徴とする。
このような構成によれば、通話の緊急度および重要度が高い通話について長時間の利用を許容することができる。
また、前記電話サービスシステムは、トーキーデータを電話機にダウンロード送信するトーキーデータ送出部と、前記電話機に備えられ、前記ダウンロードされた前記トーキーデータを記憶し、オンフックにより通話終了した際に、前記記憶されている前記トーキーデータを再生してトーキーを出力するトーキー出力部と、を有することを特徴とする。
このような構成によれば、通話が終了した際に、トーキーを出力することによって、すぐに別の相手等に発信するのを防止することができる。
また、前記電話サービスシステムにおいて、前記トーキーデータ送出部は、通話の緊急度および重要度が高い場合には、前記トーキー出力部にトーキーの出力を停止する指示を送信し、前記トーキー出力部は、前記トーキーの出力を停止することを特徴とする。
このような構成によれば、通話の緊急度および重要度が高い通話の場合には、トーキーの出力を停止することによって、長時間の利用を許容することができる。
本発明によれば、緊急度や重要度の高い通話が阻害されないようにすることができる。
第1実施形態の電話サービスシステムの構成例を示す図である。 第1実施形態のAS(アプリケーションサーバ)の機能例を示す図である。 第1実施形態の制御リスト例を示す図である。 第1実施形態のASの処理フロー例を示す図である。 第2実施形態の電話サービスシステムの構成例を示す図である。 第2実施形態のMS(メディアサーバ)の機能例を示す図である。 第2実施形態のAS(アプリケーションサーバ)の機能例を示す図である。 第2実施形態の制御リスト例を示す図である。 第2実施形態のASの処理フロー例を示す図である。 第3実施形態の電話サービスシステムの構成例を示す図である。 第3実施形態のAS(アプリケーションサーバ)の機能例を示す図である。 第3実施形態の制御リスト例を示す図である。 第3実施形態のASの処理フロー例を示す図である。 第4実施形態の電話サービスシステムの構成例を示す図である。
本発明を実施するための形態(以降、「実施形態」と称す。)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態における電話サービスシステムの構成例について、図1を用いて説明する。図1では、電話サービスシステム200が、IP(Internet Protocol)ネットワーク1、IP変換装置30、電話機20(20a,20b,20c,20d,20e)で構成される場合を例として説明する。以降の説明では、電話機20という表記は、電話機20を別個に区別しない場合に用いるものとする。
電話機20は、PSTN(Public Switched Telephone Networks)で公衆電話や加入電話に用いられている電話機である。また、電話機20a,20bが発側であり、電話機20c,20d,20eが着側であるものとする。さらに、着側の電話機20のうち、電話機20cが一般の加入電話、電話機20dが病院の加入電話、電話機20eが消防署の電話である。そして、病院や消防署は、人命救助に係わる機関として位置づけられるため、通話の緊急度や重要度が高いものとする。
IPネットワーク1は、AS(アプリケーションサーバ)10、加入者サーバ(発側)11A(11)、中継サーバ12、加入者サーバ(着側)11B(11)を備えている。ただし、説明の都合上、加入者サーバ(発側)11Aは発側の加入者サーバ11を、加入者サーバ(着側)11Bは着側の加入者サーバ11を称したものであるが、加入者サーバ11は一般的に発側の機能および着側の機能の双方を備えているものとする。また、加入者サーバ(発側)11A(11)と加入者サーバ(着側)11B(11)とを区別しない場合には、加入者サーバ11と称する。
電話サービスシステム200では、図1に示すように、電話機20はIP変換装置30に接続され、IP変換装置30は加入者サーバ11に接続され、加入者サーバ11間の通信は中継サーバ12によって中継され、AS10は加入者サーバ(発側)11Aに接続される。
電話機20は、IP変換装置30に1台以上接続可能である。また、電話機20は、接続先のダイヤル信号を出力するとともに、相手の電話機20との間で音声通話に用いられる。また、IP変換装置30は加入者サーバ11に1台以上接続可能である。さらに、図1では、電話機20、IP変換装置30、加入者サーバ11、中継サーバ12およびAS10の台数は、説明の都合上表しているだけであり、図1に記載した数に限られない。
IP変換装置30は、電話機20の発信したダイヤル信号が表すダイヤル番号や、IP変換装置30において電話機20を識別可能に割り当てたアドレス情報やポート情報等の電話機識別情報に基づいて、呼接続のための情報を生成し、加入者サーバ(発側)11Aへ送信する機能を有する。
加入者サーバ11は、電話機20間の呼接続を実行する機能を有する。具体的には、加入者サーバ11は、IP変換装置30から受信した呼接続のための情報をAS10へ送信し、AS10によって接続可と確認された呼接続のための情報をAS10から受信してルーチング処理を行う。なお、図1において、破線矢印は、電話機20aと電話機20cとを呼接続する状態を表している。点線矢印は、電話機20aと電話機20dとを呼接続する状態を表している。二点鎖線矢印は、電話機20aと電話機20eとを呼接続する状態を表している。
中継サーバ12は、加入者サーバ(発側)11Aと加入者サーバ(着側)11Bとの間を中継する機能を有する。
次に、AS(アプリケーションサーバ)10の機能例について、図2を用いて説明する。AS10は、処理部101、通信部105および記憶部106を備える。処理部101は、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)とメインメモリとで構成され、記憶部106に格納されているアプリケーションプログラムをメインメモリに展開して、ルーチング部102、通話時間計測部103および通話切断部104の各機能を具現化する。
ルーチング部102は、加入者サーバ(発側)11Aから受信した呼接続のための情報に基づいて接続先情報を取得し、呼接続のためのルーチングを行う。なお、接続先情報は、接続相手の電話機を識別する識別情報であって、例えば、電話番号であり、IP電話の場合にはIPアドレスやMAC(Media Access Control)アドレスであっても構わない。
通話時間計測部103は、通話時間を計測し、通話切断部104に計測した通話時間を送信する。
通話切断部104は、記憶部106の制御リスト107(図3参照)を参照して、接続先情報に関連付けられた通話許容時間を取得し、計測した通話時間と通話許容時間とを比較し、計測した通話時間が通話許容時間を超えた場合、加入者サーバ11に、通話を切断する指示を送信する。そして、通話は加入者サーバ11によって切断される。
通信部105は、通信インタフェースであり、加入者サーバ11と通信する機能を有する。
記憶部106は、少なくとも、制御リスト107を記憶している。
制御リスト107は、図3に示すように、管理番号、接続先情報、通話許容時間および備考を関連付けて記憶している。
管理番号は、管理のために付された番号である。
接続先情報は、AS10のルーチング部102(図2参照)によって取得された接続先を識別する情報である。
通話許容時間は、接続先情報ごとに、緊急度や重要度の高さに応じて、通話を許容する時間を示している。なお、通話許容時間を超えると、自動的に通話が切断される。緊急度や重要度の高さは、例えば、消防署、警察署、病院、役所等、人命救助に係る機関に設置された電話機20d,20eとの通話と、人命救助とは係わらないと考えられる一般の電話機20cとの通話とで相対的に異ならせる。そして、通話許容時間は、例えば、一般の電話機20cに対してはX分、病院の電話機20dに対してはY分、役所の電話機20に対してはZ分に設定される。また、通話許容時間は、消防署の電話機20eや警察署の電話機20に対しては「設定なし」として、通話が自動的に切断されないようにする。ただし、X<Y,Zである。つまり、緊急度や重要度が高いほど、通話許容時間が長く設定される。
備考は、接続先情報に対応する電話機20がどの場所に設置されているかを記載している。
次に、AS10の処理部101における、通話が開始された時点から通話を切断するまでの処理フロー例について、図4を用いて説明する(適宜、図2参照)。
ステップS401では、通話時間計測部103は、接続先情報ごとに、通話時間を計測する。
ステップS402では、通話切断部104は、制御リスト107(図3参照)を参照して、接続先情報に関連付けられた通話許容時間を取得する。
ステップS403では、通話切断部104は、計測した通話時間と通話許容時間とを比較する。
ステップS404では、通話切断部104は、通話時間が通話許容時間を超えたか否かを判定する。
通話時間が通話許容時間を超えたと判定した場合(ステップS404でYes)、処理はステップS405へ進み、通話時間が通話許容時間を超えていないと判定した場合(ステップS404でNo)、処理は、ステップS404へ戻る。
ステップS405では、通話切断部104は、通話を切断する指示を加入者サーバ11に送信する。
なお、通話許容時間が「設定なし」の場合には、ステップS404でNoとなり、ステップS404の処理が繰り返されることになるが、オンフックによって通話が終了したときに、図4の処理が終了する。
以上、第1実施形態では、AS10が、接続先情報ごとに、通話時間を計測し、計測した通話時間と予め設定された通話許容時間とを比較し、計測した通話時間が通話許容時間を超えたと判定した場合、その通話を切断する指示を加入者サーバ11へ送信し、通話を切断する。なお、緊急度や重要度が高くなるに従って、通話許容時間を長く設定する。また、通話許容時間として、設定なしを設けることができる。
したがって、電話が長時間占有される事象を防止し、多くのユーザに広く、薄く、公平に、電話を利用できるようにするとともに、緊急度や重要度の高い通話について、長時間の利用を許容できる。つまり、緊急度や重要度の高い通話が阻害されないようにすることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、緊急度や重要度の低い通話に対して長時間の占有を自粛するように促すトーキーを通話中に送出するケースである。また、第2実施形態は、緊急度や重要度の高さに応じて、自粛を促すトーキーを送出する時間(通話を開始してからの経過時間)を変化可能にする。
第2実施形態における電話サービスシステム200Aについて、図5を用いて説明する。第2実施形態における電話サービスシステム200Aが、第1実施形態における電話サービスシステム200と異なる点は、AS10aの機能の一部が変更され、MS(メディアサーバ)13が追加されていることである。なお、図5において、図1と同じ機能には同じ符号を付し、説明を省略する。
まず、MS13の機能について、図6を用いて説明する。
MS13は、処理部131、記憶部133および通信部135を備える。処理部131は、コンピュータのCPUとメインメモリとで構成され、記憶部133に格納されているアプリケーションプログラムをメインメモリに展開して、トーキー送出部132の機能を具現化する。
トーキー送出部132は、AS10aからトーキーを送出する指示を受信したとき、記憶部133に記憶しているトーキー情報134を参照して、トーキーを選択し、送出する。なお、図示していないが、トーキー情報134では、トーキーを識別するトーキー識別番号がトーキーに関連付けられている。そこで、トーキー送出部132は、トーキーを送出する指示の中に含まれているトーキー識別番号を取得して、そのトーキー識別番号を用いてトーキーを選択することができる。なお、トーキーは、発側(発信側)の電話機20および/または着側(着信側)の電話機20に送出される。
トーキー情報134には、トーキー識別番号とトーキーとが関連付けて格納されている。例えば、通話開始から予め設定してある所定の時間が経過した場合、「そろそろ電話をお切り下さい。」というトーキーが選択される。
通信部135は、通信インタフェースであり、AS10aと通信する機能を有する。
次に、AS10aの機能について、図7を用いて説明する。図7に示すAS10aの機能を示す各部が、図2に示すAS10の機能を示す各部と異なる点は、トーキー送出指示部108が新たに備えられ、通話切断部104が無いことである。また、制御リスト107a(図7参照)の内容が、図3に示す制御リスト107の内容と異なっている。なお、図2と同じ機能には同じ符号を付し説明を省略する。以降では、相違点について、説明する。
トーキー送出指示部108は、記憶部106の制御リスト107a(図8参照)を参照して、接続先情報に関連付けられたトーキー送出時間を取得し、計測した通話時間とトーキー送出時間とを比較し、計測した通話時間がトーキー送出時間を超えた場合、トーキー識別番号を含むトーキーを送出する指示をMS13に送信する。そして、MS13からトーキーが電話機20に送出される。
また、制御リスト107aについては、図8を用いて説明する。
制御リスト107aは、図8に示すように、管理番号、接続先情報、トーキー送出時間、備考を関連付けて記憶している。この中で、管理番号、接続先情報、備考については、図3に示したものと同様であるので説明を省略する。
トーキー送出時間は、トーキーを出力する時間であって、通話開始から経過した時間を示している。
トーキー送出時間は、接続先情報ごとに、緊急度や重要度の高さに応じて、トーキーを送出する時間を示している。なお、AS10aは、通話時間がトーキー送出時間を経過すると、トーキーを送出する指示をMS13へ送信し、MS13からトーキーが送出される。緊急度や重要度の高さは、例えば、消防署、警察署、病院、役所等、人命救助に係る機関の有する電話機20との通話と、人命救助とは係わらないと考えられる一般の電話機20との通話とで異ならせる。そして、トーキー送出時間は、例えば、一般の電話機20cに対してはx分、病院の電話機20dに対してはy分、役所の電話機20に対してはz分に設定される。また、トーキー送出時間は、消防署の電話機20eや警察署の電話機20に対しては「設定なし」として、トーキーが送出されないようにする。ただし、x<y,zである。つまり、緊急度や重要度が高いほど、トーキー送出時間を長く設定する。
次に、AS10aの処理部101aにおける、トーキーを送出する処理フロー例について、図9を用いて説明する(適宜、図7参照)。
ステップS901では、通話時間計測部103は、接続先情報ごとに、通話時間を計測する。
ステップS902では、トーキー送出指示部108は、制御リスト107a(図8参照)を参照して、接続先情報に関連付けられたトーキー送出時間を取得する。
ステップS903では、トーキー送出指示部108は、計測した通話時間とトーキー送出時間とを比較する。
ステップS904では、トーキー送出指示部108は、通話時間がトーキー送出時間を超えたか否かを判定する。
通話時間がトーキー送出時間を超えたと判定した場合(ステップS904でYes)、処理はステップS905へ進み、通話時間がトーキー送出時間を超えていないと判定した場合(ステップS904でNo)、処理は、ステップS904へ戻る。
ステップS905では、トーキー送出指示部108は、トーキーを送出する指示をMS13に送信する。
ステップS906では、MS13のトーキー送出部132は、トーキーを加入者サーバ11を介して、発側の電話機20および/または着側の電話機20に送出する。
なお、トーキー送出時間が「設定なし」の場合には、ステップS904でNoとなり、ステップS904の処理が繰り返されることになるが、オンフックによって通話が終了したときに、図9の処理が終了する。
以上、第2実施形態では、AS10aが、接続先情報ごとに、通話時間を計測し、計測した通話時間と予め設定されたトーキー送出時間とを比較し、計測した通話時間がトーキー送出時間を超えたと判定した場合、トーキーを送出する指示をMS13へ送信し、MS13からトーキーを送出する。なお、緊急度や重要度が高くなるに従って、トーキー送出時間が長く設定される。また、トーキー送出時間として、設定なしを設けることができる。
したがって、電話が長時間占有される事象を防止し、多くのユーザに広く、薄く、公平に、電話を利用できるようにするとともに、緊急度や重要度の高い通話について、長時間の利用を許容できる。つまり、緊急度や重要度の高い通話が阻害されないようにすることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態は、第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせたものである。具体的には、第3実施形態は、緊急度や重要度の低い通話に対して長時間の占有を自粛するように促すとともに、計測した通話時間が通話許容時間を超えたと判定した場合、その通話を切断する指示を加入者サーバへ送信し、通話を切断する。また、緊急度や重要度の高さに応じて、自粛を促すトーキーを送出する時間を変化させるとともに、通話を切断する時間を変化させる。
なお、図10に示すように、第3実施形態の電話サービスシステム200Bは、第1実施形態の電話サービスシステム200および第2実施形態の電話サービスシステム200Aを組み合わせたものである。そこで、AS10bの機能(図11参照)がAS10の機能(図1参照)やAS10aの機能(図5参照)と異なるので、以降に説明する。
まず、図11に示すAS10bの処理部101bの機能を示す各部は、AS10(図2参照)の処理部101およびAS10a(図7参照)の処理部101aの機能を示す各部すべてを備えている。なお、図11において、図2,7と同じ機能には同じ符号を付し、説明を省略する。
また、図12に示す制御リスト107bの内容は、制御リスト107(図3参照)と制御リスト107a(図8参照)とを合成したものである。具体的には、管理番号、接続先情報、通話許可時間、トーキー送出時間、備考が関連付けられている。ただし、x<X,y<Y,z<Zであるものとする。なお、通話許可時間を、トーキー送出時間から何分後というように定めても構わない。
次に、AS10bの処理部101bにおける、トーキーを送出し、通話を切断する処理フロー例について、図13を用いて説明する(適宜、図11参照)。
ステップS1301では、通話時間計測部103は、通話時間を計測する。
ステップS1302では、通話切断部104およびトーキー送出指示部108は、制御リスト107bを参照して、接続先情報に関連付けられた通話許容時間およびトーキー送出時間をそれぞれ取得する。
ステップS1303〜ステップS1306は、図9に示すステップS903〜S906と同様の処理である。
また、ステップS1307〜S1309は、図4に示すステップS403〜S405と同様の処理である。
以上、第3実施形態では、AS10bは、接続先情報ごとに、通話時間を計測する。そして、まず、AS10bは、計測した通話時間と予め設定されたトーキー送出時間とを比較し、計測した通話時間がトーキー送出時間を超えたと判定した場合、トーキーを送出する指示をMS13へ送信し、トーキーを送出する。なお、緊急度や重要度が高くなるに従って、トーキー送出時間を長く設定する。また、トーキー送出時間として、設定なしを設けることができる。さらに、AS10bは、計測した通話時間と予め設定された通話許容時間とを比較し、計測した通話時間が通話許容時間を超えたと判定した場合、その通話を切断する指示を加入者サーバ11へ送信し、通話を切断する。なお、緊急度や重要度が高くなるに従って、通話許容時間を長く設定する。また、通話許容時間として、設定なしを設けることができる。
そのため、電話が長時間占有される事象を防止し、多くのユーザに広く、薄く、公平に、電話を利用できるようにするとともに、緊急度や重要度の高い通話について、長時間の利用を許容できる。つまり、緊急度や重要度の高い通話が阻害されないようにすることができる。
(変形例)
変形例では、図10に示す第3実施形態の電話サービスシステム200Bにおいて、通話を切断した後に、例えば「次に電話を待つ人に譲りましょう。」というトーキーをMS13から電話機20に送出するケースについて説明する。
図示は省略するが、AS10bの通話切断部104は、通話を切断する指示を加入者サーバ11に送信して通話を切断する。その後、トーキー送出指示部108がトーキーを送出する指示をMS13へ送信し、MS13のトーキー送出部132がトーキーを電話機20に送出する。このことにより、長時間の利用を自粛するように促すことができる。
ただし、AS10bのトーキー送出指示部108は、制御リスト107bを参照して、接続先情報が病院、警察署、消防署等の人命救助に係わる機関であった場合、トーキーを送出する指示の送信を停止して、トーキーの送出を停止しても良い。
(第4実施形態)
第4実施形態は、電話機(公衆電話)20aがオンフックされ通話終了した際に、トーキーを出力するケースである。具体的には、図14に示すように、AS10cのトーキーデータ送信部109が、トーキーデータを電話機20aにダウンロード送信して当該電話機20aのトーキー出力部201に記憶させる。そして、当該電話機20aのトーキー出力部201は、通話終了後に、記憶したトーキーデータを再生してトーキーを出力する。トーキーの例は、「次に電話を待つ人に譲りましょう。」である。なお、トーキー出力部201は、トーキーを記憶していない場合には、トーキーを出力しない(トーキーの出力を停止する)。
なお、AS10cの機能は、トーキーデータ送信部109以外に、第1実施形態のAS10(図2参照)の機能を備えているケース、第2実施形態のAS10a(図7参照)の機能を備えているケース、第3実施形態のAS10b(図11参照)の機能を備えているケースのいずれであっても構わない。
また、AS10cのトーキーデータ送信部109は、接続先情報が病院、警察署、消防署等の人命救助に係わる機関である場合、電話機20aのトーキー出力部201に記憶済みのトーキーの出力を停止する指示を送信する。そして、電話機20aのトーキー出力部201は、トーキーの出力を停止する指示を受信し、通話終了後にトーキーを出力しない(トーキーの出力を停止する)。
このように、第4実施形態では、AS10cは、電話機20aにトーキーデータをダウンロード送信し、電話機20aに記憶させる。そして、電話機20aは、通話終了後に、記憶したトーキーを出力する。したがって、長時間の利用を自粛するよう促すことができる。
以上、第1実施形態の電話サービスシステム200は、接続先情報ごとに、通話時間を計測し、計測した通話時間と緊急度や重要度の高さに応じて設定される通話許容時間とを比較して、計測した通話時間が通話許容時間を超えた場合、その通話を切断する。そして、緊急度や重要度が高いほど通話許容時間を長くすることによって、緊急度や重要度の低い通話は短時間に制限し、緊急度や重要度の高い通話は長時間利用できるようにすることができる。つまり、緊急度や重要度の高い通話が阻害されないようにすることができる。
また、第2実施形態の電話サービスシステム200Aは、接続先情報ごとに、通話時間を計測し、計測した通話時間と緊急度や重要度の高さに応じて設定されるトーキー送出時間とを比較して、計測した通話時間がトーキー送出時間を超えた場合、トーキーを送出する。そして、電話が長時間占有される事象を防止し、多くのユーザに広く、薄く、公平に、電話を利用できるようにするとともに、緊急度や重要度の高い通話について、長時間の利用を許容できる。つまり、緊急度や重要度の高い通話が阻害されないようにすることができる。
また、第3実施形態の電話サービスシステム200Bは、第1および第2実施形態を組み合わせたものであり、第1および第2実施形態の双方の構成および効果を有する。
また、第4実施形態の電話サービスシステム200Cは、AS10cが電話機20aにトーキーデータをダウンロード送信し、電話機20aに記憶させ、電話機20aが通話終了後に記憶したトーキーを出力する。したがって、長時間の利用を自粛するよう促すことができる。
なお、第1〜第4実施形態では、電話機20がPSTNで用いられている電話機であるものとして説明した。しかし、これに限られることはなく、電話機20がVoIP(Voice over Internet Protocol)技術を備えた電話機や、音声信号を送受信可能な他のプロトコルを備えた電話機であっても構わない。また、IPネットワークの代わりに、音声信号を送受信可能な他のプロトコルを用いたネットワークであっても構わない。
1 IPネットワーク
10,10a,10b,10c AS(アプリケーションサーバ)
11 加入者サーバ
13 MS(メディアサーバ)
20(20a,20b,20c,20d,20e) 電話機
30 IP変換装置
101,101a,101b,101c 処理部
102 ルーチング部
103 通話時間計測部
104 通話切断部
105 通信部
106 記憶部
107,107a,107b 制御リスト
108 トーキー送出指示部
109 トーキーデータ送信部
131 処理部
132 トーキー送出部
133 記憶部
134 トーキー情報
135 通信部
200,200A,200B,200C 電話サービスシステム
201 トーキー出力部

Claims (6)

  1. 通話の接続先ごとに通話許容時間が関連付けて記憶される記憶部と、
    通話時間を計測する通話時間計測部と、
    計測された通話時間と前記通話許容時間とを比較して、計測された通話時間が前記通話許容時間を超えたと判定した場合、通話を切断する通話切断部と、
    を備えることを特徴とする電話サービスシステム。
  2. 前記通話許容時間は、通話の緊急度および重要度が高くなるに従って長く設定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の電話サービスシステム。
  3. 前記通話切断部が通話を切断した後、トーキーを送出する指示を送信するトーキー送出指示部と、
    前記トーキーを送出する指示を受信して、トーキーを送出するトーキー送出部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電話サービスシステム。
  4. 前記トーキー送出指示部は、通話の緊急度および重要度が高い場合には、前記トーキーを送出する指示の送信を停止する
    ことを特徴とする請求項3に記載の電話サービスシステム。
  5. トーキーデータを電話機にダウンロード送信するトーキーデータ送出部と、
    前記電話機に備えられ、前記ダウンロードされた前記トーキーデータを記憶し、オンフックにより通話終了した際に、前記記憶されている前記トーキーデータを再生してトーキーを出力するトーキー出力部と、
    を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電話サービスシステム。
  6. 前記トーキーデータ送出部は、通話の緊急度および重要度が高い場合には、前記トーキー出力部にトーキーの出力を停止する指示を送信し、
    前記トーキー出力部は、前記トーキーの出力を停止する
    ことを特徴とする請求項5に記載の電話サービスシステム。
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