JP7009297B2 - 音声監視装置 - Google Patents
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Description
[音声監視装置]
まず、図1を参照して、本実施の形態にかかる音声監視装置10について説明する。図1は、音声監視装置の構成を示すブロック図である。
この音声監視装置10は、端末側回線L2を介して配下に収容されている1つまたは複数の電話装置20を、網側回線L1を介して電話網NWへ接続する装置である。音声監視装置10の具体例としては、ビジネスホンシステムやPBXシステムなどの電話システムにおいて、主装置やPBX装置として用いられる電話制御装置や、電話装置20を電話網NWに中継接続するゲートウェイ装置などがある。
相手電話装置40は、電話網NWに接続された一般的な電話装置である。
電話装置20は、電話網NWを介して音声通話を行う機能を有する一般的な電話装置であり、コードレス電話機、留守番電話機、IP電話機のほか、ビジネスホンシステムやPBXシステムなどの電話システムであってもよく、無線接続される無線電話端末であってもよい。
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかる音声監視装置10の構成について詳細に説明する。
図1に示すように、音声監視装置10は、主な機能部として、網側I/F部11、端末側I/F部12、スイッチ部13、機器I/F部14、記憶部15、キーワードDB16、接続制御部17、音声処理部18、および漏洩監視部19を備えている。これら機能部のうち、接続制御部17、音声処理部18、および漏洩監視部19は、CPUと記憶部15のプログラムとが協働することにより構成されている。
端末側I/F部12は、端末側回線L2を介して電話装置20との間で、制御メッセージや音声パケットをやり取りする機能を有している。
機器I/F部14は、通信回線L3を介してPCなどの情報処理端末30との間でデータ通信を行うことにより、機密情報を示すキーワードを取得する機能を有している。なお、情報処理端末30に代えてUSBメモリなどの外部記憶装置とデータ通信を行うことにより、キーワードを取得してもよい。
キーワードDB16は、予め機器I/F部14を介して取得したキーワードを記憶するデータベースである。
次に、本実施の形態にかかる音声監視装置10の動作について説明する。
まず、図2を参照して、本実施の形態にかかる音声通話動作について説明する。図2は、音声通話動作を示すシーケンス図である。以下では、電話網NWからの着信通知に応じて電話装置20が相手電話装置40との間で開始した音声通話を監視する場合を例として説明するが、これに限定されるものではない。例えば、電話装置20が相手電話装置40に発信して開始した音声通話を監視する場合も同様である。なお、キーワードDB16には、情報処理端末30から取得したキーワードが予め登録されているものとする。
電話装置20における利用者の応答操作に応じて(ステップS102)、電話装置20からの応答を受信した場合(ステップS103)、音声監視装置10は、電話網NWへ応答メッセージを返送し(ステップS104)、電話装置20と電話網NWとの通話路を接続する(ステップS105)。
これにより、相手電話装置40と電話装置20との通話において、相手電話装置40が送出された音声の音声パケットは、音声監視を行うことなく電話装置20へ転送される(ステップS108)。また、電話装置20から送出された音声の音声パケットは、音声監視が行われた後、相手電話装置40へ送信される(ステップS109)。
ここで、いずれかのキーワードがテキストデータから検出された場合(ステップS110)、音声監視装置10は、網側回線L1に対する電話装置20の音声パケットの送信を直ちに停止して(ステップS111)、網側回線L1を直ちに保留状態とし(ステップS112)、相手電話装置40に対して保留音を送出する(ステップS113)。これにより、相手電話装置40に対する機密情報の漏洩が阻止されることになる。
この後、利用者の保留解除操作に応じて(ステップS115)、電話装置20から保留解除が通知された場合(ステップS116)、音声監視装置10は、保留中の網側回線L1を保留解除する(ステップS117)。これにより、相手電話装置40と電話装置20との通話が再開され(ステップS118)、音声監視装置10での音声監視も再開される(ステップS119)。
次に、図3を参照して、本実施の形態にかかる音声監視装置10の音声監視動作について説明する。図3は、音声監視処理を示すフローチャートである。
電話装置20が網側回線L1および電話網NWを介して相手電話装置40と通話を開始した際、音声監視装置10は、図3の音声監視処理を実行する。
次に、音声処理部18は、電話装置20から送出された音声の音声パケットをスイッチ部13を介して順次取得して(ステップS151)、記憶部15に一旦蓄積するとともに(ステップS152)、テキストデータに変換して出力する(ステップS153)。
ここで、監視結果がキーワードの検出なしを示す場合(ステップS154:NO)、音声処理部18は、記憶部15から蓄積しておいた音声パケットを取得して(ステップS155)、スイッチ部13から網側I/F部11を介して網側回線L1へ送信し(ステップS156)、蓄積しておいた音声パケットを記憶部15から削除した後(ステップS157)、後続する音声パケットの音声監視を行うためステップS151へ戻る。
このように、本実施の形態は、音声処理部18が、網側回線L1を介して通話中の電話装置20から送出された音声の音声パケットをテキストデータに変換し、漏洩監視部19が、キーワードDB16に予め登録されているキーワードが音声処理部18から出力されたテキストデータに含まれているか監視し、得られた監視結果がキーワード検出ありを示す場合、音声処理部18が、網側回線L1に対する音声パケットの送信を直ちに停止するようにしたものである。
これにより、相手電話装置40では、音声監視装置10での音声パケット送信停止に応じて電話装置20からの音声が途切れてしまうことになるが、相手電話装置40の利用者に対して通話が保留状態となったことを通知でき、通話を切断することなく通話再開まで待機するよう促すことができる。
これにより、電話装置20の利用者は、機密情報を漏らしてしまったことを認識することができ、通話再開に向けた心の準備を行うことができる。
これにより、電話装置20の利用者による保留解除操作を必要とすることなく、相手電話装置40との通話を自動的に再開することができる。また、機密情報を示すキーワードに続く音声の音声パケットの送信も一定期間にわたり停止されるため、後続する音声に基づく機密情報の漏洩を阻止することができる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
Claims (3)
- 配下に収容した電話装置を、網側回線を介して電話網へ接続する接続制御部と、
前記網側回線を介して通話中の前記電話装置から送出された音声の音声パケットを取得して、テキストデータに変換する音声処理部と、
予め登録されているキーワードが、前記音声処理部から出力されたテキストデータに含まれているか監視し、得られた監視結果を出力する漏洩監視部とを備え、
前記音声処理部は、前記監視結果が前記キーワードの検出ありを示す場合、前記網側回線に対する前記音声パケットの送信を直ちに停止し、
前記接続制御部は、前記監視結果が前記キーワードの検出ありを示す場合、前記網側回線を直ちに保留状態とし、これに応じて前記音声処理部は、前記網側回線に対して保留状態となったことを示す音声信号を出力する
ことを特徴とする音声監視装置。 - 請求項1に記載の音声監視装置において、
前記音声処理部は、取得した前記音声パケットを一旦蓄積しておき、前記監視結果が前記キーワードの検出なしを示す場合、蓄積しておいた前記音声パケットを前記網側回線に送信し、前記監視結果が前記キーワードの検出ありを示す場合、蓄積しておいた前記音声パケットの前記網側回線に対する送信を停止することを特徴とする音声監視装置。 - 請求項1または請求項2に記載の音声監視装置において、
前記音声処理部は、前記監視結果が前記キーワードの検出ありを示す場合、前記電話装置に対して、通話音声から機密情報が検出された旨を警告するガイダンスを送出することを特徴とする音声監視装置。
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