JP2009246520A - 通信経路切替装置、通信経路切替方法および通信経路切替プログラム - Google Patents

通信経路切替装置、通信経路切替方法および通信経路切替プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】公衆回線から専用回線に通信経路を確実に切り替えること。
【解決手段】通話経路切替装置1は、公衆網30を使用する公衆回線から専用線網20を使用する専用回線に通信経路を切り替える通信経路切替装置1であって、他の通信経路切替装置と公衆回線によって通信するとき、専用回線によって他の通信経路切替装置との間で接続を確立する内線接続確立部152と、公衆回線から接続が確立された専用回線に通信経路を切り替える切替制御部140と、公衆回線から専用回線に通信経路を切り替えられた後、公衆回線の接続を終了する外線切断部157と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、公衆交換電話網を使用する公衆回線から専用の回線網を使用する専用回線に通信経路を切り替える通信経路切替装置、通信経路切替方法および通信経路切替プログラムに関する。
従来、公衆交換電話網およびVoIP(Voice over Internet Protocol)電話通信網と接続される拠点間において、公衆交換電話網を利用する外線通話を、VoIP電話通信網を利用する内線通話に切り替える技術は、公衆交換電話網との通信を一旦切断してからVoIP電話通信網との通信を接続することにより実現されている。
また、公衆交換電話網およびIP(Internet Protocol)を利用したIPネットワークと接続される拠点間において、IPネットワークの障害が発生して内線通話が正常に行えないとき、IP電話ネットワークシステムは、あらかじめ定められた内線番号と外線番号との対応表に基づいて、内線番号に対応する外線番号に発信して、内線通話を外線通話に切り替える(特許文献1参照)。
さらに、公衆交換電話網およびIPネットワークと接続され通信の制御を行う交換機を備えたIP電話ネットワークシステムでは、交換機が、IPネットワークの障害を管理し、IPネットワークに障害があるとき、IPネットワークとの通信を、公衆交換電話網との通信に切り替える(特許文献2参照)。
特開2005−39565号公報 特開2006−14071号公報
しかしながら、公衆交換電話網を利用する外線通話を、VoIP電話通信網を利用する内線通話に切り替えるとき、公衆交換電話網との通信を一旦切断してからVoIP電話通信網との通信を接続する技術は、切り替え時の通話データを確実に伝達することができないという問題があった。すなわち、外線通話を内線通話に切り替えるとき、公衆交換電話網との通信を一旦切断してからVoIP電話通信網との通信を接続するため、公衆交換電話網との通信の切断から内線通話に切り替わるまでの切り替え時の通話が途切れてしまい、通話データを確実に伝達することができない。
また、上述した特許文献1および特許文献2では、IPネットワークに障害が発生したときには、すでにIPネットワークとの通信が切断されていることになり、IP電話ネットワークシステムは、IPネットワークとの通信を切断された後に公衆交換電話網との通信を接続するため、通信の切断から外線通話に切り替わるまでの切り替え時の通話データを確実に伝達することができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、公衆交換電話網を使用する公衆回線から専用の回線網を使用する専用回線に通信経路を切り替える際に、通話データを確実に伝達する通信経路切替装置、通信経路切替方法および通信経路切替プログラムを提供することを目的とする。
上述した問題を解決し、目的を達成するために、通信経路切替装置は、公衆交換電話網を使用する公衆回線から専用の回線網を使用する専用回線に通信経路を切り替える通信経路切替装置であって、他の通信経路切替装置と前記公衆回線によって通信するとき、前記専用回線によって前記他の通信経路切替装置との間で接続を確立する接続確立手段と、前記公衆回線から前記接続確立手段によって接続が確立された専用回線に通信経路を切り替える切替手段と、前記切替手段によって前記公衆回線から前記専用回線に通信経路を切り替えられた後、前記公衆回線の接続を終了する接続終了手段と、を備える構成をとる。
かかる構成によれば、通信経路切替装置は、他の通信経路切替装置と公衆回線を介して通信しているときに、公衆回線から専用回線に通信経路を切り替え、切り替えた後に公衆回線の接続を終了するため、通話が途切れることがなくなり、切り替え時の通話を確実に伝達することができる。また、通信経路切替装置は、公衆回線から専用回線に通信経路を切り替えることによって、回線の使用料を削減することができる。
本明細書に開示された通信経路切替装置、通信経路切替方法および通信経路切替プログラムは、公衆交換電話網を使用する公衆回線から専用の回線網を使用する専用回線に通信経路を切り替える際に、通話データを確実に伝達することができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる通信経路切替装置、通信経路切替方法および通信経路切替プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施例1にかかる通話経路切替装置の全体構成の一例を示す図である。同図に示すように、通話経路切替装置は、複数の電話機と接続され、他の通信経路切替装置と専用線網および公衆網で接続されている。また、通話経路切替装置は、拠点ごとに設置され、2拠点のみならず、複数拠点に設置される。
ここで、専用線網とは、拠点Aおよび拠点Bの2拠点間を直接結ぶ通信回線網であり、たとえば、VoIP(Voice over Internet Protocol)による通話が送受信されるIP(Internet Protocol)ネットワークである。そして、専用線網は、拠点Aと拠点Bとの通信に際して、内線として使用される。一方、公衆網とは、拠点Aおよび拠点Bの2拠点間を、電話局を経由して、通話が送受信される公衆交換電話網である。そして、公衆交換電話網は、拠点Aと拠点Bとの通信に際して、外線として使用される。
複数の電話機は、VoIPによる通話を実現するために、IP電話とするが、一般加入電話が混在しても良い。ただし、一般加入電話は、外線を使用する通話のみが可能であり、内線を使用することができない。
次に、図2は、本実施例1にかかる通話経路切替装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、通話経路切替装置1は、複数の電話機10−1〜nと接続され、専用線網20および公衆網30で接続されている。そして、通話経路切替装置1は、VoIP用内部入出力部100と、公衆回線用内部入出力部110と、電話交換部120と、内線・外線番号対応記憶部130と、切替制御部140と、通信状態管理部150と、VoIP用外部入出力部160と、公衆回線用外部入出力部170と、を備えて構成される。なお、説明の便宜上、電話機10−1〜2は、内線を使用する通話であり、電話機10−3〜nは、外線を使用する電話であるものとする。
VoIP用内部入出力部100は、電話機10−1〜2から出力された内線通話データを取得し、電話交換部120に出力する。また、VoIP用内部入出力部100は、他の通話経路切替装置から送信された内線通話データを電話交換部120から取得する。ここで、内線通話データとは、専用線網20を介して行われる通話のデータである。
公衆回線用内部入出力部110は、電話機10−3〜nから出力された外線通話データを取得し、電話交換部120に出力する。また、公衆回線用内部入出力部110は、他の通話経路切替装置から送信された外線通話データを電話交換部120から取得する。ここで、外線通話データとは、公衆網30を介して行われる通話のデータである。
電話交換部120は、音声圧縮・復元部121を備え、内線を介して内線通話データを送受信し、外線を介して外線通話データを送受信する。電話交換部120は、たとえば、PBX(Private Branch Exchange)などの交換機を表す。電話交換部120は、VoIP用内部入出力部100から出力された内線通話データを切替制御部140に出力し、他の通話経路切替装置から送信された内線通話データを切替制御部140から取得し、VoIP用内部入出力部100に出力する。また、電話交換部120は、公衆回線用内部入出力部110から出力された外線通話データを、音声圧縮・復元部121によって圧縮して、そのデータを切替制御部140に出力する。さらに、電話交換部120は、切替制御部140によって出力された外線通話データを、音声圧縮・復元部121によって復元して、公衆回線用内部入出力部110に出力する。なお、音声交換部120は、内線通話データに対しては、すでに圧縮および復元がされているため、音声圧縮・復元部121を用いない。
内線・外線番号対応記憶部130は、通話経路切替装置1と他の通話経路切替装置との間で接続可能な電話機の内線番号と外線番号との対応情報をあらかじめ記憶する。ここで、内線・外線番号対応記憶部130に保持されるデータ構造について図3を参照しながら説明する。同図に示すように、内線・外線番号対応記憶部130は、電話機ごとの内線番号、外線番号、IPアドレス、装置名および備考を保持する。
内線番号は、専用線網20を介して通話を行うときに用いられる番号であり、外線番号は、公衆網30を介して通話を行うときに用いられる番号である。専用線網20をVoIPによる通話が送受信されるIPネットワークとしたとき、IPアドレスは、接続先を決定するとき必要となるアドレスであり、内線番号と対にして記憶される。装置名は、たとえば、通話経路切替装置のホスト名である。備考は、たとえば、通話経路切替装置が配置される拠点名を記憶する。なお、内線・外線番号対応記憶部130は、1対1に対応づけられた内線番号と外線番号とを記憶しているものとする。
切替制御部140は、他の通話経路切替装置に送信する通話データを電話交換部120から取得し、通信状態管理部150に出力する。また、切替制御部140は、他の通話経路切替装置から送信された通話データを通信状態管理部150から取得し、電話交換部120に出力する。
さらに、切替制御部140は、通信状態管理部150から通信経路の切替指示を取得したとき、外線を内線に通信経路を切り替える。具体的には、切替制御部140は、内線・外線番号対応記憶部130から外線通話データに含まれる発信側および相手側の外線番号に対応する内線番号を読み出す。そして、切替制御部140は、外線通話データを、たとえば、発信側および相手側の電話番号を内線番号に変更した内線通話データであって、VoIPに準拠したデータフォーマットである内線通話データに変換して通信状態管理部150に出力する。これにより、通話経路切替装置1は、他の通話経路切替装置に接続される相手側との外線通話を内線通話に切り替えることができ、その後は、内線によって通話データを送受信することができる。
通信状態管理部150は、VoIP用内部入出力部100、公衆回線用内部入出力部110、VoIP用外部入出力部160および公衆回線用外部入出力部170によって入出力される通話データの通信状態を管理し、切替対象判定部151と、内線接続確立部152と、無音検出部153と、切替判定部154と、同期確立部155と、切替指示部156と、外線切断部157と、を備えて構成される。
切替対象判定部151は、切替制御部140から出力された通話データが外線通話から内線通話に切り替える対象であるか否かを判定する。具体的には、切替対象判定部151は、通話データの相手側の電話番号を参照して、外線電話か否かを判定する。そして、切替対象判定部151は、通話データの相手側の電話番号が外線電話であると判定するとき、内線・外線番号対応記憶部130から通話データに含まれる発信側および相手側の電話番号に対応する内線番号があるか否かを判定する。
内線接続確立部152は、外線通話状態を維持して、相手側と接続される他の通話経路切替装置に対して、専用線網20を介して内線接続の要求メッセージを定期的に出力する。そして、内線接続確立部152は、他の通話経路切替装置から応答メッセージを取得したとき、他の通話経路切替装置との内線の接続を確立する。
無音検出部153は、内線接続確立部152が応答メッセージを取得したとき、外線通話データから音声が無い無音状態を検出する。ここで、無音検出部153は、外線通話データの無音状態の検出を、たとえば、VAD(Voice Activity Detection)を用いて実現することができる。
切替判定部154は、無音検出部153によって外線通話データの無音状態が検出されたとき、発信側と相手側との組み合わせが同一である外線通話データの無音検出時間が所定時間を経過したか否かを判定する。
同期確立部155は、外線通話データの無音検出時間が所定時間を経過したとき、他の通話経路切替装置に対して外線から内線に通信経路の切替を指示する切替メッセージを、VoIP用外部入出力部160に出力する。そして、同期確立部155は、他の通話経路切替装置からVoIP用外部入出力部160を介して、切替メッセージに対する応答メッセージを取得する。
これにより、他の通信経路切替装置が切り替えの時期を決定することができるため、同期確立部155は、他の通信経路切替装置との間で切り替えるタイミングをとることができる。
切替指示部156は、同期確立部155によって同期が確立されたとき、切替制御部140に対して、通信経路の切替指示を出力する。このとき、切替指示部156は、切り替える発信側および相手側の外線番号を切替指示とともに出力する。
外線切断部157は、切替指示部156によって切替指示を出力された後、切替前にされていた外線の接続を終了する。
VoIP用外部入出力部160は、通信状態管理部150から出力された内線通話データ、内線接続の要求メッセージおよび通信経路の切替を指示する切替メッセージを他の通話経路切替装置に対して送信する。このとき、VoIP用外部入出力部160は、他の通話経路切替装置に対するデータの送受信を、専用線網20を介して行う。また、VoIP用外部入出力部160は、他の通話経路切替装置から送信された内線通話データ、内線接続の要求メッセージに対する応答メッセージおよび切替メッセージに対する応答メッセージを受信し、通信状態管理部150に出力する。
公衆回線用外部入出力部170は、他の通話経路切替装置から送信された外線通話データを受信し、通信状態管理部150に出力する。また、公衆回線用外部入出力部170は、通信状態管理部150から出力された外線通話データを他の通話経路切替装置に対して送信する。このとき、公衆回線用外部入出力部170は、他の通話経路切替装置に対するデータの送受信を、公衆網30を介して行う。
次に、本実施例1にかかる通信状態管理部150が外線から内線に通信経路を切り替えるタイミングを、図4−1、図4−2および図4−3を参照して説明する。ここで、図4−1では、連続有音後の無音検出による切替について説明し、図4−2では、断続的な短い無音検出後の長い無音検出による切替について説明し、図4−3では、複数回の無音検出後による切替について説明する。なお、これらの図においては、話者AとBとの通話において音声が有る有音状態を‘−’で示し、音声が無い無音状態を空白で示す。
図4−1では、通信状態管理部150は、話者AとBとの外線通話について、連続した有音後、無音状態を検出し、無音状態が所定時間継続したとき、外線から内線に通信経路を切り替える。
このようにして、通信状態管理部150は、音声の無音状態のときに外線を内線に切り替えることによって、話者AとBとが通話をしていないときに切り替えるため、話者AとBが通話に違和感がなく、通話に支障がない切り替えを行うことができる。
図4−2では、通信状態管理部150は、話者AとBとの外線通話について、有音と有音との間の短い無音状態が継続的に現れた後、無音状態が所定時間継続したとき、外線から内線に通信経路を切り替える。
このようにして、通信状態管理部150は、音声の無音状態が続いたときに外線を内線に切り替えることによって、話者AとBとが通話をしていないときに切り替えるため、話者AとBが通話に違和感がなく、通話に支障がない切り替えを行うことができる。
図4−3では、通信状態管理部150は、話者AとBとの外線通話について、所定時間継続された無音状態が複数回検出された後、さらに、無音状態が所定時間継続したとき、外線から内線に通信経路を切り替える。
このようにして、通信状態管理部150は、音声の無音状態が複数あったときに外線を内線に切り替えることによって、話者AとBとが通話をしていないときに切り替えるため、話者AとBが通話に違和感がなく、通話に支障がない切り替えを行うことができる。
次に、本実施例1にかかる通話経路切替装置1の処理手順について、図5を参照して説明する。図5は、通話経路切替装置1の処理手順を示すフローチャートである。なお、この処理手順では、通話経路切替装置1から他の通話経路切替装置に送信される通話データであって、発信側と相手側の組み合わせが同一である通話データを対象とするものとする。
まず、通話経路切替装置1に接続された、たとえば電話機10−3から他の通話経路切替装置に対して、外線を介して通話がされるとき、電話機10−3から出力された通話データは、公衆回線用内部入出力部110によって取得され、電話交換部120および切替制御部140を介して通信状態管理部150に出力される。
すると、切替制御部140によって出力された通話データが、切替対象判定部151によって、外線通話によって出力されたデータか否か判定される(S101)。具体的には、切替対象判定部151は、通話データの相手側の電話番号を参照して、外線電話か否かを判定する。
切替制御部140によって出力された通話データが外線通話でないと判定されたとき(S101No)、内線通話が、切替対象判定部151によって維持される(S102)。
一方、切替制御部140によって出力された通話データが外線通話であると判定されたとき(S101Yes)、切替対象判定部151は、通話データに含まれる発信側および相手側の外線番号に対応する内線番号を、内線・外線番号対応記憶部130から読み込む(S103)。
このとき、切替対象判定部151は、通話データに含まれる発信側および相手側の外線番号に対応する内線番号が存在するか否かを、判定する。(S104)。
通話データに含まれる発信側の外線番号に対応する内線番号または通話データに含まれる相手側の外線番号に対応する内線番号が存在しないとき(S104No)、外線から内線に切り替えることができないため、外線通話が維持される(S114)。
一方、通話データに含まれる発信側の外線番号に対応する内線番号および通話データに含まれる相手側の外線番号に対応する内線番号が存在するとき(S104Yes)、内線接続確立部152によって、VoIP用外部入出力部160に対して内線接続の要求メッセージが定期的に出力される(S105)。なお、内線接続確立部152は、外線通話を維持したまま内線接続を行うものとする。また、内線接続確立部152は、あらかじめ定められたリトライ回数まで内線接続の要求メッセージを出力する。
そして、内線接続の要求メッセージに対する応答メッセージが取得されたか否かが、内線接続確立部152によって判定される(S106)。
このとき、内線接続の要求メッセージに対する応答メッセージが取得されなかったとき(S106No)、内線接続が確立されず外線から内線に切り替えることができないため、外線通話が維持される(S114)。
一方、内線接続の要求メッセージに対する応答メッセージが取得されたとき(S106Yes)、相手側の通話経路切替装置との間で専用線網20を介した接続が、内線接続確立部152によって確立される。
そして、内線接続確立部152によって内線接続が確立されたとき、通話データに無音が検出されたか否かが、無音検出部153によって判定される(S107)。なお、無音検出部153は、通話データの無音の検出を、たとえば、VAD(Voice Activity Detection)を用いて行うことができる。
通話データに無音が検出されなかったとき(S107No)、通話データが有音状態であると外線から内線に切り替えたとき通話が途切れるため、外線通話が維持される(S114)。
一方、通話データに無音が検出されたとき(S107Yes)、無音状態が所定時間だけ継続されたか否かが、切替判定部154によって判定される(S108)。
無音状態が所定時間だけ継続されなかったとき(S108No)、通話データが有音状態になると外線から内線に切り替えたとき通話が途切れるため、外線通話が維持される(S114)。
一方、無音状態が所定時間だけ継続されたとき(S108Yes)、同期確立部155によって、VoIP用外部入出力部160に対して通信経路の切替を指示する切替メッセージが送信される(S109)。すなわち、同期確立部155は、接続が確立された専用線網20を用いて、他の通話経路切替装置に対して外線から内線に切替メッセージを出力する。
そして、VoIP用外部入出力部160から切替メッセージに対応する応答メッセージが取得されたか否かが、同期確立部155によって判定される(S110)。
VoIP用外部入出力部160から切替メッセージに対応する応答メッセージが取得されなかったとき(S110No)、他の通話経路切替装置と外線から内線への通信経路の切り替えの同期をとれないため、外線通話が維持される(S114)。
一方、VoIP用外部入出力部160から切替メッセージに対応する応答メッセージが取得されたとき(S110Yes)、通信経路の切替指示が、切替制御部140に対して、切替指示部156によって出力される(S111)。このとき、切替指示部156は、通信経路を切り替える通話データに含まれる発信側および相手側の外線番号を切替指示とともに出力する。
切替指示部156から切替指示が出力されると、通話データの通信経路が、切替制御部140によって、外線から内線に切り替えられる(S112)。具体的には、たとえば、切替制御部140は、内線・外線番号対応記憶部130から発信側および相手側の外線番号に対応する内線番号を読み出す。そして、切替制御部140は、通話データを、たとえば、発信側および相手側の電話番号を内線番号に変更した内線通話データであって、VoIPに準拠したデータフォーマットである内線通話データに変換する。
切替指示が出力されてから所定の時間が経過した後、外線の接続が、外線切断部157によって終了される(S113)。
以上のように本実施例1によれば、通話経路切替装置1は、他の通信経路切替装置と公衆網30を介して通信するとき、専用線網20を介して他の通信経路切替装置との間で接続を確立し、公衆網30の外線から、接続が確立された専用線網20の内線に通信経路を切り替え、外線から内線に通信経路を切り替えられた後、外線の接続を終了する。
このようにして、通話経路切替装置1は、他の通信経路切替装置と公衆網30を介して通信しているときに、外線から内線に通信経路を切り替え、切り替えた後に外線の接続を終了するため、通話が途切れることがなくなり、切り替え時の通話を確実に伝達することができる。また、通話経路切替装置1は、外線から内線に通信経路を切り替えることによって、回線の使用料を削減することができる。
次に、本実施例2にかかる通話経路切替装置2の構成について図6を参照しながら説明する。ここで、本実施例2にかかる通話経路切替装置2は、他の通話経路切替装置との通信経路を外線から内線に切り替えるとき、通話者に警告音を出力することに特徴がある。
図6は、実施例2にかかる通話経路切替装置2の構成を示す図である。同図に示すように、本実施例2にかかる通話経路切替装置2は、本実施例1にかかる通話経路切替装置1(図2)に警告送信部201が追加されている。なお、図6において、警告送信部201以外の機能は、図2と同様であるため、その説明を省略する。
警告送信部201は、外線通話データの無音検出時間が所定時間を経過したとき、公衆網30を介して、外線から内線に通信経路の切替を他の通話経路切替装置に接続される相手側に知らせる警告音を出力する。ここで、警告音とは、たとえば、外線から内線に通信経路の切替を知らせるトーン音である。なお、警告送信部201は、この警告音を自己の通話経路切替装置2に接続される電話機に送信するものとしても良い。
このようにして、通話経路切替装置2は、外線から内線への切り替えを通話者に知らせることによって、通話者が切り替えを意識するため、通話者に親切な切り替えを行うことができる。
次に、本実施例2にかかる通信状態管理部250が外線から内線に通信経路を切り替えるタイミングを、図7−1および図7−2を参照して説明する。ここで、図7−1では、音検出とトーン通知による切替について説明し、図7−2では、トーン通知後の切替について説明する。なお、これらの図においては、話者AとBとの通話において音声が有る有音状態を‘−’で示し、音声が無い無音状態を空白で示す。
図7−1では、通信状態管理部250は、話者AとBとの外線通話について、無音状態を検出し、無音状態が所定時間継続した後、外線から内線に通信経路の切替を知らせるトーン音を出力する。そして、通信状態管理部250は、さらに無音状態を検出し、無音状態が所定時間継続したとき、外線から内線に通信経路を切り替える。
図7−2では、通信状態管理部250は、話者AとBとの外線通話について、無音状態を検出し、無音状態が所定時間継続した後、外線から内線に通信経路の切替を知らせるトーン音を出力する。そして、通信状態管理部250は、トーン音を出力した後、外線から内線に通信経路を切り替える。
このようにして、通話経路切替装置2は、外線から内線への切り替えを通話者に知らせることによって、通話者が切り替えを意識するため、通話者に親切な切り替えを行うことができる。
次に、本実施例2にかかる通話経路切替装置2の処理手順について、図8を参照して説明する。図8は、実施例2にかかる通話経路切替装置2の処理手順を示すフローチャートである。なお、この処理手順では、通話経路切替装置2から他の通話経路切替装置に送信される通話データであって、発信側と相手側の組み合わせが同一である通話データを対象とするものとする。
まず、通話経路切替装置2に接続された、たとえば電話機10−3から他の通話経路切替装置に対して、外線を介して通話がされるとき、電話機10−3から出力された通話データは、公衆回線用内部入出力部110によって取得され、電話交換部120および切替制御部140を介して通信状態管理部250に出力される。
すると、切替制御部140によって出力された通話データが、切替対象判定部151によって、外線通話によって出力されたデータか否か判定される(S101)。
切替制御部140によって出力された通話データが、切替対象判定部151によって、外線通話でないと判定されたとき(S101No)、内線通話が維持される(S102)。
一方、切替制御部140によって出力された通話データが外線通話であると判定されたとき(S101Yes)、切替対象判定部151は、通話データに含まれる発信側および相手側の外線番号に対応する内線番号を、内線・外線番号対応記憶部130から読み込む(S103)。
このとき、切替対象判定部151は、通話データに含まれる発信側および相手側の外線番号に対応する内線番号が存在するか否かを、判定する。(S104)。
通話データに含まれる発信側の外線番号に対応する内線番号または通話データに含まれる相手側の外線番号に対応する内線番号が存在しないとき(S104No)、外線から内線に切り替えることができないため、外線通話が維持される(S114)。
一方、通話データに含まれる発信側の外線番号に対応する内線番号および通話データに含まれる相手側の外線番号に対応する内線番号が存在するとき(S104Yes)、内線接続確立部152によって、VoIP用外部入出力部160に対して内線接続の要求メッセージが定期的に出力される(S105)。
そして、内線接続の要求メッセージに対する応答メッセージが取得されたか否かが、内線接続確立部152によって判定される(S106)。
内線接続の要求メッセージに対する応答メッセージが取得されなかったとき(S106No)、内線接続が確立されず外線から内線に切り替えることができないため、外線通話が維持される(S114)。
一方、内線接続の要求メッセージに対する応答メッセージが取得されたとき(S106Yes)、相手側の通話経路切替装置との間で専用線網20を介した接続が、内線接続確立部152によって確立される。
そして、内線接続確立部152によって内線接続が確立されたとき、通話データに無音が検出されたか否かが、無音検出部153によって判定される(S107)。
通話データに無音が検出されなかったとき(S107No)、通話データが有音状態であると外線から内線に切り替えたとき通話が途切れるため、外線通話が維持される(S114)。
一方、通話データに無音が検出されたとき(S107Yes)、無音状態が所定時間だけ継続されたか否かが、切替判定部154によって判定される(S108)。
無音状態が所定時間だけ継続されなかったとき(S108No)、通話データが有音状態になると外線から内線に切り替えたとき通話が途切れるため、外線通話が維持される(S114)。
一方、無音状態が所定時間だけ継続されたとき(S108Yes)、警告送信部201によって、警告音が公衆回線用外部入出力部170に対して送信される(S201)。警告音は、たとえば、トーン音とするものとする。なお、警告送信部201は、この警告音を自己の通話経路切替装置2に接続される電話機10−3に送信するものとしても良い。
これにより、警告送信部201は、外線通話中の相手側に外線から内線に通信経路の切替を知らせることができる。
次に、同期確立部155によって、VoIP用外部入出力部160に対して通信経路の切替を指示する切替メッセージが送信される(S109)。
そして、VoIP用外部入出力部160から切替メッセージに対応する応答メッセージが取得されたか否かが、同期確立部155によって判定される(S110)。
VoIP用外部入出力部160から切替メッセージに対応する応答メッセージが取得されなかったとき(S110No)、他の通話経路切替装置と外線から内線への通信経路の切り替えの同期をとれないため、外線通話が維持される(S114)。
一方、VoIP用外部入出力部160から切替メッセージに対応する応答メッセージが取得されたとき(S110Yes)、通信経路の切替指示が、切替制御部140に対して、切替指示部156によって出力される(S111)。
切替指示部156から切替指示が出力されると、切替制御部140によって、通話データの通信経路が、外線から内線に切り替えられる(S112)。
切替指示が出力されてから所定の時間が経過した後、外線の接続が、外線切断部157によって終了される(S113)。
以上のように本実施例2によれば、通話経路切替装置2は、他の通信経路切替装置と公衆網30を介して通信するとき、専用線網20を介して他の通信経路切替装置との間で接続を確立し、公衆網30の公衆回線から接続が確立された専用線網20の専用回線に通信経路を切り替えることを通話経路切替装置に接続される電話機に通知し、公衆網30の公衆回線から、接続が確立された専用線網20の専用回線に通信経路を切り替え、公衆回線から専用回線に通信経路を切り替えられた後、公衆回線の接続を終了する。
このようにして、通話経路切替装置2は、公衆回線から専用回線に切り替えることを通話者に知らせることによって、通話者が切り替えを意識するため、通話者に親切な切り替えを行うことができる。
なお、通話経路切替装置1および通話経路切替装置2にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPU(Central Processing Unit)(またはMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)などのマイクロ・コンピュータ)および当該CPU(またはMPU、MCUなどのマイクロ・コンピュータ)にて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現されても良い。
以上の実施例にかかる実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)公衆交換電話網を使用する公衆回線から専用の回線網を使用する専用回線に通信経路を切り替える通信経路切替装置であって、
他の通信経路切替装置と前記公衆回線によって通信するとき、前記専用回線によって前記他の通信経路切替装置との間で接続を確立する接続確立手段と、
前記公衆回線から前記接続確立手段によって接続が確立された専用回線に通信経路を切り替える切替手段と、
前記切替手段によって前記公衆回線から前記専用回線に通信経路を切り替えられた後、前記公衆回線の接続を終了する接続終了手段と、
を備えたことを特徴とする通信経路切替装置。
(付記2)前記公衆回線によって通信される音声の無音状態を検出する無音検出手段と、
前記無音検出手段によって検出された無音状態があらかじめ定められた時間だけ継続するか否かを判定する切替判定手段と、をさらに備え、
前記切替手段は、
前記切替判定手段によって無音状態があらかじめ定められた時間だけ継続すると判定されるとき、前記公衆回線から前記接続確立手段によって接続が確立された専用回線に通信経路を切り替えることを特徴とする付記1に記載の通信経路切替装置。
(付記3)前記切替手段は、
前記切替判定手段によって無音状態があらかじめ定められた時間だけ継続すると複数回判定されるとき、前記公衆回線から前記接続確立手段によって接続が確立された専用回線に通信経路を切り替えることを特徴とする付記2に記載の通信経路切替装置。
(付記4)
前記公衆回線から前記接続確立手段によって接続が確立された専用回線に通信経路を切り替えることを前記通信経路切替装置に接続される通信装置に通知する通知手段をさらに備えることを特徴とする付記1ないし付記3に記載の通信経路切替装置。
(付記5)前記他の通信経路切替装置との間で接続が確立された専用回線を用いて前記公衆回線から前記専用回線に切り替えを指示する指示手段をさらに備えることを特徴とする付記1ないし付記4のいずれか1つに記載の通信経路切替装置。
(付記6)公衆交換電話網を使用する公衆回線から専用の回線網を使用する専用回線に通信経路を切り替える通信経路切替装置において用いられる通信経路切替方法であって、
他の通信経路切替装置と前記公衆回線によって通信するとき、前記専用回線によって前記他の通信経路切替装置との間で接続を確立する接続確立工程と、
前記公衆回線から前記接続確立工程によって接続が確立された専用回線に通信経路を切り替える切替工程と、
前記切替工程によって前記公衆回線から前記専用回線に通信経路を切り替えられた後、前記公衆回線の接続を終了する接続終了工程と、
を含むことを特徴とする通信経路切替方法。
(付記7)前記公衆回線によって通信される音声の無音状態を検出する無音検出工程と、
前記無音検出工程によって検出された無音状態があらかじめ定められた時間だけ継続するか否かを判定する切替判定工程と、を含み、
前記切替工程は、
前記切替判定工程によって無音状態があらかじめ定められた時間だけ継続すると判定されるとき、前記公衆回線から前記接続確立工程によって接続が確立された専用回線に通信経路を切り替えることを特徴とする付記6に記載の通信経路切替方法。
(付記8)前記切替工程は、
前記切替判定工程によって無音状態があらかじめ定められた時間だけ継続すると複数回判定されるとき、前記公衆回線から前記接続確立工程によって接続が確立された専用回線に通信経路を切り替えることを特徴とする付記7に記載の通信経路切替方法。
(付記9)前記公衆回線から前記接続確立工程によって接続が確立された専用回線に通信経路を切り替えることを前記通信経路切替装置に接続される通信装置に通知する通知工程をさらに含むことを特徴とする付記6ないし付記8のいずれか1つに記載の通信経路切替方法。
(付記10)前記他の通信経路切替装置との間で接続が確立された専用回線を用いて前記公衆回線から前記専用回線に切り替えを指示する指示工程をさらに含むことを特徴とする付記6ないし付記9のいずれか1つに記載の通信経路切替方法。
(付記11)公衆交換電話網を使用する公衆回線から専用の回線網を使用する専用回線に通信経路を切り替える通信経路切替装置において用いられる通信経路切替プログラムであって、
他の通信経路切替装置と前記公衆回線によって通信するとき、前記専用回線によって前記他の通信経路切替装置との間で接続を確立する接続確立手順と、
前記公衆回線から前記接続確立手順によって接続が確立された専用回線に通信経路を切り替える切替手順と、
前記切替手順によって前記公衆回線から前記専用回線に通信経路を切り替えられた後、前記公衆回線の接続を終了する接続終了手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする通信経路切替プログラム。
通話経路切替装置の全体構成の一例を示す図である。 本実施例1にかかる通話経路切替装置の構成を示す機能ブロック図である。 内線・外線番号対応記憶部のデータ構造の一例を示す図である。 本実施例1にかかる切替タイミング(連続有音後の無音検出による切替)を示す図である。 本実施例1にかかる切替タイミング(断続的な短い無音検出後の長い無音検出による切替)を示す図である。 本実施例1にかかる切替タイミング(複数回の無音検出による切替)を示す図である。 本実施例1にかかる通話経路切替装置の処理手順を示すフローチャートである。 本実施例2にかかる通話経路切替装置の構成を示す機能ブロック図である。 本実施例2にかかる切替タイミング(無音検出とトーン通知による切替)を示す図である。 本実施例2にかかる切替タイミング(トーン通知後切替)を示す図である。 本実施例2にかかる通話経路切替装置の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 通話経路切替装置
20 専用線網
30 公衆網
100 VoIP用内部入出力部
110 公衆回線用内部入出力部
120 電話交換部
130 内線・外線番号対応記憶部
140 切替制御部
150 通信状態管理部
151 切替対象判定部
152 内線接続確立部
153 無音検出部
154 切替判定部
155 同期確立部
156 切替指示部
157 外線切断部
160 VoIP用外部入出力部
170 公衆回線用外部入出力部

Claims (6)

  1. 公衆交換電話網を使用する公衆回線から専用の回線網を使用する専用回線に通信経路を切り替える通信経路切替装置であって、
    他の通信経路切替装置と前記公衆回線によって通信するとき、前記専用回線によって前記他の通信経路切替装置との間で接続を確立する接続確立手段と、
    前記公衆回線から前記接続確立手段によって接続が確立された専用回線に通信経路を切り替える切替手段と、
    前記切替手段によって前記公衆回線から前記専用回線に通信経路を切り替えられた後、前記公衆回線の接続を終了する接続終了手段と、
    を備えたことを特徴とする通信経路切替装置。
  2. 前記公衆回線によって通信される音声の無音状態を検出する無音検出手段と、
    前記無音検出手段によって検出された無音状態があらかじめ定められた時間だけ継続するか否かを判定する切替判定手段と、をさらに備え、
    前記切替手段は、
    前記切替判定手段によって無音状態があらかじめ定められた時間だけ継続すると判定されるとき、前記公衆回線から前記接続確立手段によって接続が確立された専用回線に通信経路を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の通信経路切替装置。
  3. 前記公衆回線から前記接続確立手段によって接続が確立された専用回線に通信経路を切り替えることを前記通信経路切替装置に接続される通信装置に通知する通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信経路切替装置。
  4. 公衆交換電話網を使用する公衆回線から専用の回線網を使用する専用回線に通信経路を切り替える通信経路切替装置において用いられる通信経路切替方法であって、
    他の通信経路切替装置と前記公衆回線によって通信するとき、前記専用回線によって前記他の通信経路切替装置との間で接続を確立する接続確立工程と、
    前記公衆回線から前記接続確立工程によって接続が確立された専用回線に通信経路を切り替える切替工程と、
    前記切替工程によって前記公衆回線から前記専用回線に通信経路を切り替えられた後、前記公衆回線の接続を終了する接続終了工程と、
    を含むことを特徴とする通信経路切替方法。
  5. 前記公衆回線によって通信される音声の無音状態を検出する無音検出工程と、
    前記無音検出工程によって検出された無音状態があらかじめ定められた時間だけ継続するか否かを判定する切替判定工程と、をさらに含み、
    前記切替工程は、
    前記切替判定工程によって無音状態があらかじめ定められた時間だけ継続すると判定されるとき、前記公衆回線から前記接続確立工程によって接続が確立された専用回線に通信経路を切り替えることを特徴とする請求項4に記載の通信経路切替方法。
  6. 公衆交換電話網を使用する公衆回線から専用の回線網を使用する専用回線に通信経路を切り替える通信経路切替装置において用いられる通信経路切替プログラムであって、
    他の通信経路切替装置と前記公衆回線によって通信するとき、前記専用回線によって前記他の通信経路切替装置との間で接続を確立する接続確立手順と、
    前記公衆回線から前記接続確立手順によって接続が確立された専用回線に通信経路を切り替える切替手順と、
    前記切替手順によって前記公衆回線から前記専用回線に通信経路を切り替えられた後、前記公衆回線の接続を終了する接続終了手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする通信経路切替プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014187717A (ja) * 2014-07-07 2014-10-02 Dentsu Kogyo Kk 内線電話管理システム、内線電話管理システムの動作方法、及びプログラム

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