JP6744734B2 - 通信制御装置、通信システムおよび通信方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

通信制御装置、通信システムおよび通信方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信制御装置、通信システムおよび通信方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
電話を利用した詐欺の被害から免れるための対策として、電話の受け手は、通話相手や通話内容について信頼できる人(以下では、信頼者という)に確認することが重要とされている。しかしながら、特許文献1に開示された振り込め詐欺防止システムによれば、電話の受け手は、信頼者から通話することに承認を得ていないにもかかわらず、着信相手と通話が可能である。そして、信頼者がその着信があったことを表す情報を受け取れないと詐欺電話を切断できないため、電話の受け手が詐欺等に巻き込まれてしまうケースがあった。
また、特許文献1において、信頼者が使用する端末は、メッセージ送信を行うため、ネットワーク環境が必要であった。
ここで、関連技術としては、例えば以下の特許文献がある。
特許文献2は、通話開始後、通話の状況により支援者を呼び出したほうがよいと判断した場合に支援者の通信装置を呼び出すシステムを開示している。
特許文献3は、着信時に第三者を呼び出して、多者通話を行う電話機を開示している。
特許文献4は、HGW(Home GateWay)が、ブラックリストを管理するサーバに、着信した電話番号がブラックリストに含まれるか否かを問い合わせるシステムを開示している。
特開2012−182707号公報 特開2007−159043号公報 特開2012−169722号公報 特開2015−056841号公報
特許文献2に開示されたシステムは、特許文献1と同様に、着信があった場合、支援者による確認を受けることなく、通話を行ってしまう。
特許文献3は、第三者が通話を開始できない場合について考慮されていない。
特許文献4は、ブラックリストを確認するにとどまり、信頼者の承認を得ることについては、考慮していない。
そこで、本発明は、信頼者の承認を得てから、通信するように制御することが可能な通信制御装置等の提供を主たる目的とする。
上記の目的を達成すべく、本発明の一態様に係る通信制御装置は、以下の構成を備える。
即ち、本発明の一態様に係る通信制御装置は、
アクセス先への通信のためのアクセス先情報を記憶する記憶手段と、
自装置に接続された第1の通信端末に対する発信元からの着信に基づいて、前記記憶手段に記憶されたアクセス先情報に対する発信と、発信元の第2の通信端末と前記アクセス先情報のアクセス先である第3の通信端末との間での第1の通信とを制御し、第1の通信において前記第3の通信端末からの情報を受信することによって、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末との第2の通信を制御する制御手段と
を含む。
同目的を達成する本発明の一態様に係る通信システムは、
前記第1の通信端末と、
前記第3の通信端末と、
前記通信制御装置と
を含む。
同目的を達成する本発明の一態様に係る通信方法は、
自装置に接続された第1の通信端末に対する発信元からの着信に基づいて、記憶手段に記憶されたアクセス先への通信のためのアクセス先情報に対する発信と、発信元の第2の通信端末と前記アクセス先情報のアクセス先である第3の通信端末との間での第1の通信とを制御し、第1の通信において前記第3の通信端末からの情報を受信することによって、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末との第2の通信を制御する。
更に、同目的は、上記構成を有する通信制御装置、通信システム、或いは、通信方法を、コンピュータによって実現するためのコンピュータ・プログラム、及びそのコンピュータ・プログラムが格納されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっても達成される。
上記の本発明によれば、信頼者の承認を得てから、通信するように制御することができるという効果がある。
本発明の第1の実施形態に係る通信制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信システムにおける在宅者電話機に着信があった場合の処理を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る通信システムにおける在宅者電話機に着信があった場合の処理を説明するシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信システムにおける許可リストおよび信頼者リストを例示する図である。 本発明の第3の実施形態に係る通信システムにおける在宅者電話機から発信する場合の処理を説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る通信システムにおける在宅者電話機から発信する場合の処理を説明するシーケンス図である。 本発明の第1乃至第3の実施形態を実現可能なコンピュータ(情報処理装置)のハードウェア構成を例示的に説明する図である。
次に、本発明を実施する形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る通信制御装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る通信制御装置1は、制御部2と、記憶部3とを有する。
記憶部3は、アクセス先への通信のためのアクセス先情報を記憶する。
制御部2は、通信制御装置1に接続された第1の通信端末に対する発信元からの着信に基づいて、記憶部3に記憶されたアクセス先情報に対する発信と、発信元の第2の通信端末とアクセス先情報のアクセス先である第3の通信端末との間での第1の通信とを制御する。そして、制御部2は、第1の通信において前記第3の通信端末からの情報を受信することによって、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末との第2の通信を制御する。
たとえば、制御部2は、第1の通信端末に対する発信元の第2の通信端末からの着信を検出すると、記憶部3に記憶されているアクセス先情報を読み出し、そのアクセス先の第3の通信端末に発信するよう図示しない通信回路に指示してもよい。アクセス先情報は、電話番号、メールのアドレス情報あるいは、他の識別情報でもよい。
また、制御部2は、発信元の第2の通信端末からの着信を検出すると、着信情報から発信元の発信元情報を検出し、さらに、その発信元情報が図示しないメモリに予め記憶されている情報かを判定してもよい。その判定の結果、予めメモリに記憶されている情報であれば、着信を受けた第1の通信端末と発信元の第2の通信端末との間での通信を許可してもよい。また上述の判定の結果、発信元情報が予めメモリに記憶されていない情報であれば、制御部2は、記憶部3に記憶されたアクセス先情報の第3の通信端末に対する発信と第1の通信とを制御する。
さらに、第1の通信において、発信元の第2の通信端末と第3の通信端末の利用者との間での通信の結果、第3の通信端末の利用者が着信を承認する旨を表す情報を制御部2に送った場合に、制御部2は、その旨を表す情報を受け取ることにより、第1の通信端末と発信元の第2の通信端末との間で通信が行われるように通信を制御してもよい。
この場合、第1の通信において、通信の結果、第3の通信端末の利用者が着信を承認しない場合、第3の通信端末は、着信先の第1の通信端末と発信元の第2の通信端末との通信を拒否するための拒否情報を送信してもよい。この場合、制御部2は、その拒否情報に基づいて、第2の通信端末の通信を終了してもよい。
また、たとえば、第1の通信端末から第4の通信端末へ発信するときに、制御部2は、第3の通信端末へ発信して第1の通信端末と第3の通信端末との間での第3の通信を制御し、第3の通信において第3の通信端末からの情報を受信することによって、第1の通信端末と第4の通信端末との第4の通信を制御してもよい。
以上、説明したように、第1の実施形態には、信頼者の承認を得てから、通信するように制御することができるという効果がある。
その理由は、本実施形態に係る通信制御装置1は、たとえば、信頼者である第3の通信端末の利用者が発信元の第2の通信端末と通信する第1の通信を実現でき、これにより発信元を確認できるからである。また、確認の結果、通信制御装置1は、第3の通信端末からの情報を受信したときに、着信先の第1の通信端末と発信元の第2の通信端末との第2の通信を制御するからである。
<第2の実施形態>
次に上述した第1の実施形態に係る通信制御装置を基本とする第2の実施形態について説明する。図2は、本発明の第2の実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。ただし、図2に示す構成は、一例であって、本発明は、図2に示す通信システムに限定されない。
本実施形態に係る通信システムは、HGW(Home GateWay)10と、在宅者電話機20と、信頼者電話機30とを有する。
HGW10は、通信に関する制御を行う装置である。
在宅者電話機20は、HGW10に接続する在宅者が使用する電話機である。
信頼者電話機30は、信頼者が使用する電話機である。
電話網40は、HGW10と、信頼者電話機30とが接続されたネットワークである。
HGW10は、制御部100と、記憶部101と、操作部102と、電話機インタフェース部103と、電話網インタフェース部104とを有する。
制御部100は、HGW10全般の制御を行う。
記憶部101は、HGW全般のデータを記憶する。記憶部101は、許可リスト1100と、信頼者リスト1101と、ガイダンス情報1102とを含む。許可リスト1100は、着信時に参照する電話番号を格納する。信頼者リスト1101は、事前に登録した信頼者の電話番号を格納する。ガイダンス情報1102は、電話機へ送出するガイダンス音声を表す情報を格納する。
操作部102は、ユーザによる操作を受け付ける。例えば、操作部102は、ボタンまたはWebGUIである。
電話機インタフェース部103は、在宅者電話機20との物理的インタフェースである。
電話網インタフェース部104は、電話網40との物理的インタフェースである。
制御部100は、記憶制御部1000と、電話通信制御部1001と、操作制御部1002と、許可判定部1003とを含む。
記憶制御部1000は、記憶部101への書き込み、記憶部101からの読み出しを行う。
電話通信制御部1001は、発信、着信、保留、切断等の電話機制御、ガイダンス音声の送出、および、電話番号の検出等を制御する。
操作制御部1002は、操作部102による操作を制御する。
許可判定部1003は、記憶制御部1000が読み出した許可リスト1100と、電話通信制御部1002が検出した電話番号とを比較し、比較した結果を電話通信制御部1002へ通知する。
次に、図3および図4を参照して、在宅者電話機20が外線から着信を受ける際の動作を説明する。図3は、本発明の第2の実施形態に係る通信システムにおける在宅者電話機20に着信があった場合の処理を説明するフローチャートである。図3において、(HGW)と記述してある箇所はHGW10の動作を、(在宅)と記述してある箇所は在宅者電話機20の動作を、(信頼)と記述してある箇所は信頼者電話機30の動作を示す。図4は、本発明の第2の実施形態に係る通信システムにおける在宅者電話機20に着信があった場合の処理を説明するシーケンス図である。
初めに、HGW10は、着信を受けて、発信元である着信相手の電話番号を取得する(ステップS100)。すなわち、HGW10は、電話網40から電話網インタフェース部104を経由して着信パケットを電話通信制御部1001で検知すると、着信パケットから着信相手(発信元電話機)の電話番号を取得する(ステップS200)。
HGW10の許可判定部1003は、取得した電話番号が許可リスト1100に電話番号が存在するか確認する(ステップS101)。
存在する場合、HGW10の電話通信制御部1001は、その着信が詐欺電話に該当しないと判断して、在宅者電話機20に通常の着信をかける(ステップS102)。すなわち、HGW10は、在宅者電話機20にRINGERを送出する(ステップS201)。
存在しない場合、HGW10の電話通信制御部1001は、着信した電話番号を確認する動作を開始する。最初に、HGW10の電話通信制御部1001は、在宅者電話機20に着信をかける。そして、在宅者がオフフック(OFF−Hook)すると(ステップS202)、すでにHGW10の許可判定部1003は、着信した電話番号が許可リスト1100に存在しないことを判定したため、電話通信制御部1001は信頼者に確認する旨のガイダンスを送出する(ステップS103、ステップS203)。ガイダンスは、記憶制御部1000がガイダンス情報1102へアクセスし、取得したガイダンス情報を電話通信制御部1001から在宅者電話機20に送出される。次に、HGW10の電話通信制御部1001は、着信相手とのセッションを確立し、着信相手を確認する作業を開始する旨のガイダンスを着信相手に送出して保留状態とする(ステップS104、ステップS204、ステップS205)。次に、HGW10の電話通信制御部1001は、着信相手とのセッションを維持した状態で、信頼者電話機30に発信して(ステップS105、ステップS206)、信頼者に着信(ステップS106)する。
信頼者が、オフフックしない(ステップS107で「NO」)場合、HGW10の電話通信制御部1001は、着信相手と在宅者に対して信頼者の承認が得られなかった旨のガイダンスを送信して通話を切断する(ステップS109)。
信頼者がオフフックした(ステップS107で「YES」、ステップS207)場合、HGW10の電話通信制御部1001は、許可リスト1100に存在しない電話番号から着信があった旨のガイダンスを送出する(ステップS208)。そして、HGW10の電話通信制御部1001は、着信相手の保留状態を解除し(ステップS209)、信頼者と着信相手との通話を開始する(ステップS108、ステップS210)。
着信相手と信頼者の通話の結果、信頼者が着信相手を信頼できないと判断して、在宅者と着信相手との通話を否認する場合、信頼者は、信頼者電話機30からダイヤル操作(例えば、2番ダイヤルをプッシュ)を行うことにより、HGW10に通話拒否を通知する(ステップS110で「NO」)。HGW10は、電話通信制御部1001で通話拒否を検知すると、信頼者との通話と着信相手との通話を切断する(ステップS111)。それから、HGW10の電話通信制御部1001は、保留していた在宅者電話機20に、信頼者から通話を否認された旨のガイダンスを送出して処理を終了する(ステップS109)。
一方、信頼者が着信相手を信頼できる者と判断して、在宅者と着信相手との通話を承認する場合、信頼者は、信頼者電話機30からダイヤル操作(例えば、1番ダイヤルをプッシュ)を行うことにより、HGW10に通話承認を通知する(ステップS110で「YES」、ステップS211)。通話承認を通知されたHGW10の電話通信制御部1001は、信頼者との通話を切断する(ステップS212)。それから、HGW10の電話通信制御部1001は、在宅者と着信相手に対して信頼者の承認が得られたため、通話を開始する旨のガイダンスを送出したあとで(ステップS112、ステップS213)、在宅者と着信相手との通話を開始する(ステップS113、ステップS215)。通話を承認した場合、HGW10の記憶制御部1000は、着信相手の電話番号を、許可リスト1100に登録する(ステップS112、ステップS214)。このようにして、信頼者に承認された電話番号は、特別な操作を必要とせずに許可リスト1100に登録される。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る通信システムにおける許可リストおよび信頼者リストを例示する図である。
信頼者の電話番号を信頼者リスト1101に登録する方法は、例えば、ユーザが操作部102のWebGUIを用いる方法や、在宅者電話機20からダイヤルプッシュによる方法などがある。WebGUIを用いる方法は、操作制御部1002により設定の書き込み要求を行い、記憶制御部1000は、信頼者リスト1101へアクセスし、登録する。ダイヤルプッシュの方法は、電話通信制御部1001で検知したダイヤルにより、設定書き込み要求をすることができる。
また、信頼者がオフフックしなかった場合のリトライ回数を同様の方法で設定可能とする。
信頼者リスト1101は、複数の信頼者の情報が優先度とともに登録されている場合、HGW10は、登録された全ての番号に優先度順に発信するか、予め発信する人数へ優先度順に発信するか選択することも可能である。
以上、説明したように、第2の実施形態には、信頼者の承認を得てから、通話するように制御することができるという効果がある。
その理由は、本実施形態に係る通信システムは、HGW10において、信頼者が電話に出て承認を行わない限り在宅者につながらないように制御するからである。
このため、詐欺を目的とした電話がかかってきても、在宅者につながらず、在宅者は、詐欺の被害にあわなくてすむようになる。
さらに、信頼者は、データ通信をするネットワーク環境が必要なく、アナログ電話で対応することが可能である。このため、信頼者は、専用のHGWを必要とせず、容易に導入することが可能である。
<第3の実施形態>
次に上述した第2の実施形態に係る通信システムを基本とする第3の実施形態について説明する。
本実施形態において、在宅者電話機20から許可リスト1100に存在しない発信先電話機の電話番号に発信する際、HGW10の電話通信制御部1001は、まず信頼者に発信して、信頼者が通話目的を確認するように制御する。そして、HGW10の電話通信制御部1001は、信頼者が在宅者の発信を許可した場合に在宅者電話機20から発信することを可能とする。
図6および図7を参照して、在宅者電話機から発信する際の動作を説明する。図6は、本発明の第3の実施形態に係る通信システムにおける電話機から発信する場合の処理を説明するフローチャートである。図6において、(HGW)と記述してある箇所はHGW10の動作を、(在宅)と記述してある箇所は在宅者電話機20の動作を、(信頼 )と記述してある箇所は信頼者電話機30の動作を示す。図7は、本発明の第3の実施形態に係る通信システムにおける電話機から発信する場合の処理を説明するシーケンス図である。
まず、在宅者電話機20から発信する際(ステップS300、ステップS400)、HGW10の許可判定部1003は、許可リスト1100を参照し、発信先の電話番号が許可リスト1100に登録されているか確認する(ステップS301)。
発信先の電話番号が許可リスト1100に登録されている場合、HGW10の電話通信制御部1001は、通常発信を行う(ステップS302)。
発信先の電話番号が許可リスト1100に登録されていない場合、HGW10の電話通信制御部1001は、在宅者電話機20へ許可リスト1100に登録されていない旨のガイダンスを送出し(ステップS401)、信頼者電話機30へ発信して(ステップS303、ステップS402)、信頼者に着信(ステップS304)する。
信頼者がオフフックしない(ステップS305で「NO」)場合、HGW10の電話通信制御部1001は、通話を切断し(ステップS310)、在宅者電話機20へ信頼者の承認が得られない旨のガイダンスを送出して、在宅者電話機20との通話を切断する(ステップS311)。
信頼者がオフフックした(ステップS305で「YES」、ステップS403)場合、信頼者電話機30へ許可リスト1100に登録されていない電話番号に発信しようとしている旨のガイダンスを送出した後(ステップS404)、HGW10の電話通信制御部1001は、信頼者と在宅者との通話を開始する。そして、信頼者は、通話相手や通話内容を確認し(ステップS306)、発信先の電話番号へ発信を承認するか信頼者が判断する(ステップS307)。
在宅者と通話の結果、信頼者が発信を承認する(ステップS307で「YES」)場合、信頼者は、在宅者との通話中に信頼者電話機30において、例えば1番ダイヤルをプッシュする(ステップS405)。HGW10の電話通信制御部1001は、ダイヤルプッシュを検知したら、信頼者電話機30へ切断操作を行い、発信先の電話番号を許可リスト1100へ登録する(ステップS308)。HGW10の電話通信制御部1001は、発信を承認する旨のガイダンスを送出し(ステップS407)、発信先電話機の電話番号へ通常発信を行う(ステップS309、ステップS408)。
発信を否認する(ステップS307で「NO」)場合、信頼者は、在宅者との通話中に信頼者電話機30の例えば2番ダイヤルをプッシュする。HGW10の電話通信制御部1001は、ダイヤルプッシュを検知したら、信頼者電話機30へ切断操作を行い(ステップS310、ステップS406)、在宅者電話機20へ発信を否認する旨のガイダンスを送出し、処理を終了する(ステップS311)。信頼者電話機30からのダイヤルプッシュを検知されず通話が切断された場合も、通話が否認されたとみなし、在宅者電話機20へ発信を否認する旨のガイダンスを送出した後、処理を終了する。
ただし、例えば、110番、119番等緊急番号の発信は、信頼者に承認を求めることなく、通常発信が可能である。
以上、説明したように、第3の実施形態には、在宅者が発信する際にも、信頼者の承認を得てから、通話するように制御することができるという効果がある。
その理由は、本実施形態に係る通信システムは、HGW10において、信頼者が電話に出て承認を行わない限り在宅者が電話をかけられないように制御するからである。
(ハードウェア構成)
上述した実施形態において図1および図2に示した各部は、専用の装置によって実践してもよいが、ソフトウェアプログラムの機能(処理)単位(ソフトウェアモジュール)と捉えることができる。但し、これらの図面に示した各部の実装に際しては、様々な構成が想定され得る。このような場合のハードウェア環境の一例を、図8を参照して説明する。
図8は、本発明の第1乃至第3の実施形態を実現可能なコンピュータ(情報処理装置)のハードウェア構成を例示的に説明する図である。即ち、図8は、図1に示した通信制御装置1および図2に示した通信システムの全体または一部を実現可能なコンピュータ(情報処理装置)の構成であって、上述した実施形態における各機能を実現可能なハードウェア環境を表す。
図8に示した情報処理装置9000は、以下の装置を備え、これらがバス9007を介して接続された構成を有する。
・CPU(Central Processing Unit)9001、
・ディスプレイ9002、
・通信インタフェース(I/F)9003、
・ROM(Read Only Memory)9004、
・RAM(Random Access Memory)9005および
・ハードディスク装置(HD)9006。
ハードディスク装置(HD)9006には、プログラム群9006Aと、各種の記憶情報9006Bとが格納されている。プログラム群9006Aは、例えば、上述した図1に示した通信制御装置1および図2に示した通信システムの各ブロック(各部)に対応する機能を実現するためのコンピュータ・プログラムである。各種の記憶情報9006Bは、例えば、図1に示した記憶部3および図2に示した記憶部101である。通信インタフェース9003は、ネットワーク9100を介して外部装置と通信を実現する一般的な通信手段である。
そして、情報処理装置9000は、前述の実施形態の説明において参照したブロック図、あるいは、フローチャートの機能を実現可能なコンピュータ・プログラムを、当該ハードウェアのCPU9001が実行する。すなわち、CPU9001は、コンピュータ・プログラムを、図8に示す情報処理装置9000のハードウェア資源を用いて実行することによって本発明の実施形態の機能が達成される。具体的には、図2に示した通信システムを、情報処理装置9000によって実現する場合、情報処理装置9000は、図3および図6に示すフローチャートの処理ステップを実行するためのコンピュータ・プログラムをCPU9001が実行すればよい。また、情報処理装置9000内に供給されたコンピュータ・プログラムは、読み書き可能なRAM9005、またはハードディスク装置9006等の不揮発性の記憶デバイス(記憶媒体)に格納すればよい。
また、上述の場合において、当該装置内へのコンピュータ・プログラムの供給方法は、現在では一般的な手順を採用することができる。供給方法は、例えば、CD−ROM等の各種記憶媒体を介して当該装置内にインストールする方法や、インターネット等のネットワーク9100を介して外部からダウンロードする方法がある。そして、このような場合において、本発明の実施形態は、係るコンピュータ・プログラムを構成するコード或いは、そのコードが記録されたところの、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によって構成されると捉えることができる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1 通信制御装置
2 制御部
3 記憶部
10 HGW
20 在宅者電話機
30 信頼者電話機
40 電話網
100 制御部
101 記憶部
102 操作部
103 電話機インタフェース部
104 電話網インタフェース部
1000 記憶制御部
1001 電話通信制御部
1002 操作制御部
1003 許可判定部
1100 許可リスト
1101 信頼者リスト
1102 ガイダンス情報
9000 情報処理装置(コンピュータ)
9001 CPU
9002 ディスプレイ
9003 通信インタフェース(I/F)
9004 ROM
9005 RAM
9006 ハードディスク装置(HD)
9006A プログラム群
9006B 各種の記憶情報
9007 バス
9100 ネットワーク

Claims (7)

  1. 信頼者のアクセス先への通信のためのアクセス先情報と、着信を許可する電話番号が含まれるリストとを記憶する記憶手段と、
    自装置に接続された第1の通信端末に対する発信元からの着信に基づいて、前記記憶手段に記憶されたアクセス先情報に対する発信と、発信元の第2の通信端末と前記アクセス先情報のアクセス先である第3の通信端末との間での第1の通信とを制御し、第1の通信において前記第3の通信端末からの情報を受信することによって、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末との第2の通信を制御する制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記リストにある電話番号以外から着信があったときに前記第3の通信端末へ発信し、
    前記制御手段は、前記第3の通信端末に発信したときに、前記第3の通信端末においてオフフックされなかった場合、前記第3の通信端末に対する発信を所定回数リトライ前記第3の通信端末においてオフフックされた場合、前記第3の通信端末に、前記リストに存在しない電話番号から前記第1の通信端末に着信があった旨のガイダンスを送出してから前記第1の通信を制御する、
    通信制御装置。
  2. 前記第1の通信端末から第4の通信端末へ発信するときに、前記制御手段は、前記第3の通信端末へ発信して前記第1の通信端末と前記第3の通信端末との間での第3の通信を制御し、第3の通信において前記第3の通信端末からの情報を受信することによって、前記第1の通信端末と前記第4の通信端末との第4の通信を制御する
    請求項1記載の通信制御装置。
  3. 前記第1の通信端末と、
    前記第3の通信端末と、
    請求項1または2記載の通信制御装置と
    を含む通信システム。
  4. 自装置に接続された第1の通信端末に対する発信元からの着信に基づいて、記憶手段に記憶された信頼者のアクセス先への通信のためのアクセス先情報に対する発信と、発信元の第2の通信端末と前記アクセス先情報のアクセス先である第3の通信端末との間での第1の通信とを制御し、第1の通信において前記第3の通信端末からの情報を受信することによって、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末との第2の通信を制御し、
    前記記憶手段には、着信を許可する電話番号が含まれるリストが記憶され、
    前記制御する処理において、
    前記リストにある電話番号以外から着信があったときに前記第3の通信端末へ発信し、
    前記第3の通信端末に発信したときに、前記第3の通信端末においてオフフックされなかった場合、前記第3の通信端末に対する発信を所定回数リトライ前記第3の通信端末においてオフフックされた場合、前記第3の通信端末に、前記リストに存在しない電話番号から前記第1の通信端末に着信があった旨のガイダンスを送出してから前記第1の通信を制御する、
    通信方法。
  5. 前記第1の通信端末から第4の通信端末へ発信するときに、前記第3の通信端末へ発信して前記第1の通信端末と前記第3の通信端末との間での第3の通信を制御し、第3の通信において前記第3の通信端末からの情報を受信することによって、前記第1の通信端末と前記第4の通信端末との第4の通信を制御する
    請求項4記載の通信方法。
  6. 自装置に接続された第1の通信端末に対する発信元からの着信に基づいて、記憶手段に記憶された信頼者のアクセス先への通信のためのアクセス先情報に対する発信と、発信元の第2の通信端末と前記アクセス先情報のアクセス先である第3の通信端末との間での第1の通信とを制御し、第1の通信において前記第3の通信端末からの情報を受信することによって、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末との第2の通信を制御し、前記第3の通信端末に発信したときに、前記第3の通信端末においてオフフックされなかった場合、前記第3の通信端末に対する発信を所定回数リトライする制御機能を、コンピュータに実現させ
    前記記憶手段には、着信を許可する電話番号が含まれるリストが記憶され、
    前記制御機能には、
    前記リストにある電話番号以外から着信があったときに前記第3の通信端末へ発信する処理と、
    前記第3の通信端末においてオフフックされた場合、前記第3の通信端末に、前記リストに存在しない電話番号から前記第1の通信端末に着信があった旨のガイダンスを送出してから前記第1の通信を制御する処理と、が含まれる、
    コンピュータ・プログラム。
  7. 前記第1の通信端末から第4の通信端末へ発信するときに、前記第3の通信端末へ発信して前記第1の通信端末と前記第3の通信端末との間での第3の通信を制御し、第3の通信において前記第3の通信端末からの情報を受信することによって、前記第1の通信端末と前記第4の通信端末との第4の通信を制御する制御機能
    を、コンピュータに実現させる
    請求項6記載のコンピュータ・プログラム。
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