JP2011019052A - 電話中継装置、電話システム、電話中継方法、及びプログラム - Google Patents

電話中継装置、電話システム、電話中継方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】デュアル型携帯端末が内線通信網及び公衆通信網の両方に接続可能な状態にあるときに、デュアル型携帯端末が公衆通信網を経由して内線通信網内の電話端末に通信することを抑制する。
【解決手段】電話中継装置200は、電話端末300及びデュアル型携帯端末100それぞれの外線番号及び内線番号を互いに対応付けて記憶している。そして電話中継装置200は、公衆通信網20から、電話端末300の外線番号を着番とし、かつ発番を含む接続要求を受信する。電話中継装置200は、発番をデュアル型携帯端末100の外線番号として記憶しているときに、着番に対応する内線番号を読み出す。そして電話中継装置200は、読み出した内線番号、すなわち電話端末300の内線番号を用いて、デュアル型携帯端末100と電話端末300とを内線通信網10を介して接続させる処理である内線接続処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、内線通信網及び公衆通信網の双方に発信可能なデュアル型携帯端末と内戦通信網に接続している電話端末とを接続する電話中継装置、電話システム、電話中継方法、及びプログラムに関する。
近年、内線通信網および公衆通信網の両方に接続することができるデュアル型携帯端末が、企業内の内線電話端末として活用されている。例えば特許文献1には、携帯端末を社内内線端末として使用するシステムにおいて、発呼者が内線サービスの範囲外にいるときに、内線で発呼するときの同様の操作で着呼側の端末に接続するための方法が記載されている。
また特許文献2には、複数の種類の通信を行う通信手段、例えば音声用のVOIP手段とデータ通信用のデータ用IP手段とを備える通信装置において、通信に関する情報の種類に応じて通信の経路を選択することが記載されている。
特開2007−165991号公報 特開2007−300650号公報
デュアル型携帯端末が内線通信網及び公衆通信網の両方ともに通信可能な圏内にある場合、内線で発信するか外線で発信するかは利用者の意思に依存する。そのため、たとえば内線で電話がかけられる状況であるにもかかわらず、利用者の操作により、外線へ電話発信することができてしまう。この場合は、通話料が発生してしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、デュアル型携帯端末が内線通信網及び公衆通信網の両方に接続可能な状態にあるときに、デュアル型携帯端末が公衆通信網を経由して内線通信網内の電話端末に通信することを抑制できる電話中継装置、電話システム、電話中継方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明によれば、公衆通信網を内線通信網に接続する電話中継装置であって、
前記内線通信網には電話端末が接続しており、
前記内線通信網及び前記公衆通信網の双方にはデュアル型携帯端末が接続可能であり、
前記電話端末及び前記デュアル型携帯端末それぞれの外線番号及び内線番号を互いに対応付けて記憶する電話番号記憶手段と、
前記公衆通信網から、前記電話端末の前記外線番号を着番とし、かつ発番を含む接続要求を受信する接続要求受信手段と、
前記発番が前記デュアル型携帯端末の前記外線番号として前記電話番号記憶手段に記憶されているときに、前記着番に対応する前記内線番号を前記電話番号記憶手段から読み出す電話番号読出手段と、
前記電話番号読出手段が読み出した前記内線番号を用いて、前記デュアル型携帯端末と前記電話端末とを前記内線通信網を介して接続させる処理である内線接続処理を行う電話中継手段と、
を備える電話中継装置が提供される。
本発明によれば、公衆通信網を内線通信網に接続する電話中継装置と、
前記内線通信網及び前記公衆通信網の双方に接続が可能なデュアル型携帯端末と、
前記内線通信網に接続している電話端末と、
を備える電話システムであって、
前記電話中継装置は、
前記電話端末及び前記デュアル型携帯端末それぞれの外線番号及び内線番号、を互いに対応付けて記憶する電話番号記憶手段と、
前記公衆通信網から、前記電話端末の前記外線番号を着番とし、かつ発番を含む接続要求を受信する接続要求受信手段と、
前記発番が前記デュアル型携帯端末の前記外線番号として前記電話番号記憶手段に記憶されているときに、前記着番に対応する前記内線番号を前記電話番号記憶手段から読み出す電話番号読出手段と、
前記電話番号読出手段が読み出した前記内線番号を用いて、前記デュアル型携帯端末と前記電話端末とを前記内線通信網を介して接続させる処理である内線接続処理を行う電話中継手段と、
を備える電話システムが提供される。
本発明によれば、公衆通信網を内線通信網に接続する電話中継装置を用いた電話中継方法であって、
前記内線通信網には電話端末が接続しており、
前記内線通信網及び前記公衆通信網の双方にはデュアル型携帯端末が接続可能であり、
前記電話中継装置が、前記電話端末及び前記デュアル型携帯端末それぞれの外線番号及び内線番号を互いに対応付けて記憶しておき、
前記電話中継装置が、前記公衆通信網から、前記電話端末の前記外線番号を着番とし、かつ発番を含む接続要求を受信し、
前記電話中継装置が、前記発番を前記デュアル型携帯端末の前記外線番号として記憶しているときに、前記着番に対応する前記内線番号を読み出し、
前記電話中継装置が、読み出した前記内線番号を用いて、前記デュアル型携帯端末と前記電話端末とを前記内線通信網を介して接続させる処理である内線接続処理を行う電話中継方法が提供される。
本発明によれば、コンピュータを、公衆通信網を内線通信網に接続する電話中継装置として機能させるためのプログラムであって、
前記内線通信網には電話端末が接続しており、
前記内線通信網及び前記公衆通信網の双方にはデュアル型携帯端末が接続可能であり、
前記コンピュータに、
前記電話端末及び前記デュアル型携帯端末それぞれの外線番号及び内線番号を互いに対応付けて記憶する機能と、
前記公衆通信網から、前記電話端末の前記外線番号を着番とし、かつ発番を含む接続要求を受信する機能と、
前記発番を前記デュアル型携帯端末の前記外線番号として記憶しているときに、前記着番に対応する前記内線番号を読み出す機能と、
読み出した前記内線番号を用いて、前記デュアル型携帯端末と前記電話端末とを前記内線通信網を介して接続させる処理である内線接続処理を行う機能と、
を実現させるプログラムが提供される。
本発明によれば、デュアル型携帯端末が内線通信網及び公衆通信網の両方に接続可能な状態にあるときに、デュアル型携帯端末が公衆通信網を経由して内線通信網内の電話端末に通信することを抑制できる。
第1の実施形態に係る電話システムの利用環境を示す図である。 デュアル型携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 電話番号記憶部が記憶しているデータをテーブル形式で示す図である。 電話中継装置の機能構成を示すブロック図である。 電話番号記憶部が記憶しているデータをテーブル形式で示す図である。 プレゼンス記憶部が記憶しているデータをテーブル形式で示す図である。 図1に示した電話システムの動作の第1例を示すフローチャートである。 図1に示した電話システムの動作の第2例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るデュアル型携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 第2の実施形態における電話システムの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る電話システムの利用環境を示す図である。この電話システムは、デュアル型携帯端末100、電話中継装置200、及び電話端末300を備えている。デュアル型携帯端末100は内線通信網10及び公衆通信網20の双方に接続が可能な携帯端末である。電話中継装置200は、公衆通信網20を内線通信網10に接続する。また電話中継装置200は、内線通信網10に接続している通信端末を内線として相互に接続する。電話端末300は、内線通信網10に接続している電話端末であり、携帯端末及び固定端末の何れであってもよい。本図では、電話端末300及びデュアル型携帯端末100をそれぞれ一つのみ図示しているが、内線通信網10には複数の電話端末300及び複数のデュアル型携帯端末100が接続していてもよい。
電話中継装置200は、電話端末300及びデュアル型携帯端末100それぞれの外線番号及び内線番号を互いに対応付けて記憶している。そして電話中継装置200は、公衆通信網20から、電話端末300の外線番号を着番とし、かつ発番を含む接続要求を受信する。電話中継装置200は、発番をデュアル型携帯端末100の外線番号として記憶しているときに、着番に対応する内線番号を読み出す。そして電話中継装置200は、読み出した内線番号、すなわち電話端末300の内線番号を用いて、デュアル型携帯端末100と電話端末300とを内線通信網10を介して接続させる処理である内線接続処理を行う。
なお電話中継装置200は、デュアル型携帯端末100以外の電話端末から、電話端末300の外線番号を着番とする接続要求を受信したときは、その接続要求をそのまま内線通信網10を経由して電話端末300に転送する。
図2は、デュアル型携帯端末100の機能構成を示すブロック図である。デュアル型携帯端末100は、電話番号記憶部110、入力部120、及び電話処理部130を備える。なお本図において、スピーカやマイク等は図示を省略している。
電話番号記憶部110は、電話帳情報を記憶している。入力部120は、デュアル型携帯端末100の使用者がデュアル型携帯端末100に入力する情報を取得する。電話処理部130は、入力部120が取得した情報に従って、電話の発信処理や着信処理を行う。
図3は、電話番号記憶部110が記憶しているデータをテーブル形式で示す図である。電話番号記憶部110は、他の電話端末や携帯端末の外線番号を、電話端末や携帯端末の使用者を特定する情報(例えば氏名)に対応付けて記憶している。電話番号記憶部110が記憶している電話番号には、図1に示した電話端末300の外線番号が含まれている。
図4は、電話中継装置200の機能構成を示すブロック図である。電話中継装置200は、電話番号記憶部210、接続要求受信部220、番号読出部230、及び電話中継部240を備える。
電話番号記憶部210は、電話端末300及びデュアル型携帯端末100それぞれについて、外線番号及び内線番号を互いに対応付けて記憶している。接続要求受信部220は、公衆通信網20から、電話端末300の外線番号を着番とし、かつ発番を含む接続要求を受信する。番号読出部230は、接続要求に含まれる発番がデュアル型携帯端末100の外線番号として電話番号記憶部210に記憶されているときに、着番に対応する内線番号を電話番号記憶部210から読み出す。電話中継部240は、番号読出部230が読み出した内線番号を用いて、デュアル型携帯端末100と電話端末300とを内線通信網10を介して接続させる処理である内線接続処理を行う。
電話中継装置200は、さらにプレゼンス記憶部250及びプレゼンス更新部252を備える。プレゼンス記憶部250は、デュアル型携帯端末100が内線通信網10に接続可能な状態にあるか否かを示すプレゼンス情報を記憶している。プレゼンス更新部252は、定期的に内線通信網10を介してデュアル型携帯端末100への接続を試行し、この試行結果に基づいてプレゼンス記憶部250が記憶しているプレゼンス情報を更新する。
そして電話中継部240は、プレゼンス記憶部250に記憶されているプレゼンス情報が内線通信網10に接続可能であることを示しているときに、上記した内線接続処理を行う。
なお電話中継部240は、プレゼンス記憶部250に記憶されているプレゼンス情報が内線通信網10に接続不可能な状態であることを示しているときに、公衆通信網20を介してデュアル型携帯端末100と電話端末300とを接続させる外線接続処理を行う。
図4において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略している。図4に示した電話中継装置200の各構成要素は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。電話中継装置200の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置には様々な変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図5は、電話番号記憶部210が記憶しているデータをテーブル形式で示す図である。電話番号記憶部210は、デュアル型携帯端末100及び電話端末300それぞれについて、外線番号及び内線番号を、デュアル型携帯端末100及び電話端末300の使用者を特定する情報(例えば氏名)に対応付けて記憶している。
図6は、プレゼンス記憶部250が記憶しているデータをテーブル形式で示す図である。プレゼンス記憶部250は、デュアル型携帯端末100別に、内線番号とプレゼンス情報とを互いに対応付けて記憶している。本図に示す例において、プレゼンス情報が「○」の場合は、そのデュアル型携帯端末100が内線通信網10に接続できる環境に位置していることを示しており、プレゼンス情報が「×」の場合は、そのデュアル型携帯端末100が内線通信網10に接続できない環境に位置していることを示している。
図7は、図1に示した電話システムの動作の第1例を示すフローチャートである。このフローチャートは、デュアル型携帯端末100が内線通信網10に接続できる環境に位置しているときの動作を示している。
まずデュアル型携帯端末100の電話処理部130は、入力部120を介して操作者から入力される情報に従って、電話番号記憶部110から電話端末300の外線番号を読み出す。そして電話処理部130は、読み出した外線番号を用いて、公衆通信網20を介して電話中継装置200に接続要求を送信する。この接続要求は、電話端末300の外線番号を着番とし、デュアル型携帯端末100の外線番号を発番としている(ステップS10)。
電話中継装置200の接続要求受信部220は、デュアル型携帯端末100から送信された接続要求を受信する。そして電話中継部240は、接続要求に含まれる発番及び着番を、番号読出部230に受け渡す。番号読出部230は、発番に対応する内線番号(すなわちデュアル型携帯端末100の内線番号)及び着番に対応する内線番号(すなわち電話端末300の内線番号)を、電話番号記憶部210から読み出し、電話中継部240に受け渡す(ステップS20)。
なお接続要求に含まれる発番が電話番号記憶部210に記憶されておらず、この発番に対応する内線番号がない場合は、電話中継部240は、接続要求をそのまま電話端末300に転送する。
電話中継部240は、番号読出部230から受け渡された発番に対応する内線番号を用いて、この内線番号に対応するプレゼンス情報をプレゼンス記憶部250から読み出して確認する(ステップS30)。上記したように、このフローチャートは、デュアル型携帯端末100は内線通信網10に接続できる環境に位置していることを前提にしている。このため、読み出されたプレゼンス情報は、デュアル型携帯端末100は内線通信網10に接続できることを示している。
電話中継部240は、デュアル型携帯端末100が内線通信網10に接続できることを確認すると、デュアル型携帯端末100からの接続要求を切断する処理を行う(ステップS40)。そして電話中継部240は、番号読出部230から受け渡されたデュアル型携帯端末100の内線番号に発呼することにより、内線通信網を経由してデュアル型携帯端末100に接続要求を送信する(ステップS50)。このときの接続要求において、発番には電話端末300の外線番号が用いられる。このためデュアル型携帯端末100の使用者は、その接続要求に応答すると電話端末300と通話が行えることを認識することができる。
デュアル型携帯端末100は、電話中継部240から接続要求を受信すると、使用者の操作なしで、この接続要求に応答する。すると電話中継部240は、番号読出部230から受け渡された電話端末300の内線番号に発呼することにより、内線通信網を経由して電話端末300に接続要求を送信する(ステップS60)。このときの接続要求において、発番にはデュアル型携帯端末100の外線番号又は内線番号が用いられる。
電話端末300の使用者が電話に応答する旨の入力を電話端末300に行うと、電話中継部240は、デュアル型携帯端末100と電話端末300を内線通信網10のみを介して相互に接続して、通話処理を行う(ステップS70)。
図8は、図1に示した電話システムの動作の第2例を示すフローチャートである。このフローチャートは、デュアル型携帯端末100が内線通信網10に接続できない環境に位置しているときの動作を示している。
ステップS10〜ステップS30までの処理は、図7に示した第1例と同様であるため、説明を省略する。ただしステップS30において読み出されたプレゼンス情報は、デュアル型携帯端末100は内線通信網10に接続できないことを示している。このため、電話中継部240は、デュアル型携帯端末100から公衆通信網20を介して送信されてきた接続要求を、そのまま電話端末300に送る(ステップS35)。電話端末300の使用者が電話に応答する旨の入力を電話端末300に行うと、電話中継部240は、デュアル型携帯端末100と電話端末300を、公衆通信網20を介して相互に接続して、通話処理を行う(ステップS70)。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。本実施形態によれば、デュアル型携帯端末100が内線通信網10に接続できる環境にあるとき、デュアル型携帯端末100が電話端末300に向けて公衆通信網20を介して外線発信を行っても、電話中継装置200は、デュアル型携帯端末100と電話端末300とを内線で接続する。このため、無駄な通話料が発生することを抑制できる。
また電話中継装置200は、デュアル型携帯端末100のプレゼンス情報を確認し、デュアル型携帯端末100が内線通信網10に接続できる環境にあるときにのみ、デュアル型携帯端末100と電話端末300とを内線で接続する処理を行う。このため、デュアル型携帯端末100と電話端末300とを確実に接続することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態にかかる電話システムは、電話中継装置200の電話中継部240が、内線接続処理として、データ通信によりデュアル型携帯端末100に電話端末300の内線番号を送信することにより、デュアル型携帯端末100に電話端末300に内線発信させる点を除いて、第1の実施形態と同様である。以下、第1の実施形態と異なる部分のみ説明する。
図9は、本実施形態に係るデュアル型携帯端末100の機能構成を示すブロック図である。デュアル型携帯端末100は、データ通信処理部140を備える点を除いて、第1の実施形態と同様の機能構成である。データ通信処理部140は、公衆通信網20又は内線通信網10を介して、電話中継装置200などの他の装置とデータ通信を行う。
図10は、本実施形態における電話システムの動作を示すフローチャートである。このフローチャートは、第1の実施形態における図7に相当しており、デュアル型携帯端末100が内線通信網10に接続できる環境に位置しているときの動作を示している。
ステップS10〜ステップS40までの処理は、図7と同様であるため説明を省略する。ただしステップS20において番号読出部230は、デュアル型携帯端末100の内線番号を読み出す必要はない。
電話中継装置200の電話中継部240は、外線の切断処理(ステップS40)を行うと、デュアル型携帯端末100に、例えば内線通信網10を介してデータ通信により、ステップS20で読み出した電話端末300の内線番号をデュアル型携帯端末100に送信する(ステップS42)。
デュアル型携帯端末100のデータ通信処理部140は、電話中継装置200から電話端末300の内線番号を受信し、受信した内線番号を電話処理部130に受け渡す。電話処理部130は、受け渡された内線番号を用いて、内線通信網10を経由して電話中継装置200に電話端末300への接続要求を送信する(ステップS44)。
電話中継装置200の電話中継部240は、デュアル型携帯端末100から送信された接続要求を、電話端末300に送信する(ステップS46)。そして電話端末300の使用者が電話に応答する旨の入力を電話端末300に行うと、電話中継部240は、デュアル型携帯端末100と電話端末300を内線通信網10のみを介して相互に接続して、通話処理を行う(ステップS70)。
本実施形態によっても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 内線通信網
20 公衆通信網
100 デュアル型携帯端末
110 電話番号記憶部
120 入力部
130 電話処理部
140 データ通信処理部
200 電話中継装置
210 電話番号記憶部
220 接続要求受信部
230 番号読出部
240 電話中継部
250 プレゼンス記憶部
252 プレゼンス更新部
300 電話端末

Claims (8)

  1. 公衆通信網を内線通信網に接続する電話中継装置であって、
    前記内線通信網には電話端末が接続しており、
    前記内線通信網及び前記公衆通信網の双方にはデュアル型携帯端末が接続可能であり、
    前記電話端末及び前記デュアル型携帯端末それぞれの外線番号及び内線番号を互いに対応付けて記憶する電話番号記憶手段と、
    前記公衆通信網から、前記電話端末の前記外線番号を着番とし、かつ発番を含む接続要求を受信する接続要求受信手段と、
    前記発番が前記デュアル型携帯端末の前記外線番号として前記電話番号記憶手段に記憶されているときに、前記着番に対応する前記内線番号を前記電話番号記憶手段から読み出す電話番号読出手段と、
    前記電話番号読出手段が読み出した前記内線番号を用いて、前記デュアル型携帯端末と前記電話端末とを前記内線通信網を介して接続させる処理である内線接続処理を行う電話中継手段と、
    を備える電話中継装置。
  2. 請求項1に記載の電話中継装置において、
    前記デュアル型携帯端末が前記内線通信網に接続可能な状態であるか否かを示すプレゼンス情報を記憶するプレゼンス記憶手段をさらに備え、
    前記電話中継手段は、前記プレゼンス記憶手段に記憶されている前記プレゼンス情報が前記内線通信網に接続可能であることを示しているときに、前記内線接続処理を行う電話中継装置。
  3. 請求項2に記載の電話中継装置において、
    前記電話中継手段は、前記プレゼンス記憶手段に記憶されている前記プレゼンス情報が前記内線通信網に接続不可能な状態であることを示しているときに、前記公衆通信網を介して前記デュアル型携帯端末と前記電話端末とを接続させる外線接続処理を行う電話中継装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかひとつに記載の電話中継装置において、
    前記電話番号読出手段は、前記着番に対応する前記内線番号に加えて、前記発番に対応する前記内線番号を前記電話番号記憶手段から読み出し、
    前記電話中継手段は、前記内線接続処理として前記デュアル型携帯端末及び前記電話端末それぞれに前記内線番号を用いて発信することにより、前記デュアル型携帯端末と前記電話端末とを前記内線通信網を介して接続させる電話中継装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか一つに記載の電話中継装置において、
    前記電話中継手段は、前記内線接続処理として、データ通信により前記デュアル型携帯端末に前記電話端末の内線番号を送信することにより、前記デュアル型携帯端末に前記電話端末に内線発信させる電話中継装置。
  6. 公衆通信網を内線通信網に接続する電話中継装置と、
    前記内線通信網及び前記公衆通信網の双方に接続が可能なデュアル型携帯端末と、
    前記内線通信網に接続している電話端末と、
    を備える電話システムであって、
    前記電話中継装置は、
    前記電話端末及び前記デュアル型携帯端末それぞれの外線番号及び内線番号、を互いに対応付けて記憶する電話番号記憶手段と、
    前記公衆通信網から、前記電話端末の前記外線番号を着番とし、かつ発番を含む接続要求を受信する接続要求受信手段と、
    前記発番が前記デュアル型携帯端末の前記外線番号として前記電話番号記憶手段に記憶されているときに、前記着番に対応する前記内線番号を前記電話番号記憶手段から読み出す電話番号読出手段と、
    前記電話番号読出手段が読み出した前記内線番号を用いて、前記デュアル型携帯端末と前記電話端末とを前記内線通信網を介して接続させる処理である内線接続処理を行う電話中継手段と、
    を備える電話システム。
  7. 公衆通信網を内線通信網に接続する電話中継装置を用いた電話中継方法であって、
    前記内線通信網には電話端末が接続しており、
    前記内線通信網及び前記公衆通信網の双方にはデュアル型携帯端末が接続可能であり、
    前記電話中継装置が、前記電話端末及び前記デュアル型携帯端末それぞれの外線番号及び内線番号を互いに対応付けて記憶しておき、
    前記電話中継装置が、前記公衆通信網から、前記電話端末の前記外線番号を着番とし、かつ発番を含む接続要求を受信し、
    前記電話中継装置が、前記発番を前記デュアル型携帯端末の前記外線番号として記憶しているときに、前記着番に対応する前記内線番号を読み出し、
    前記電話中継装置が、読み出した前記内線番号を用いて、前記デュアル型携帯端末と前記電話端末とを前記内線通信網を介して接続させる処理である内線接続処理を行う電話中継方法。
  8. コンピュータを、公衆通信網を内線通信網に接続する電話中継装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記内線通信網には電話端末が接続しており、
    前記内線通信網及び前記公衆通信網の双方にはデュアル型携帯端末が接続可能であり、
    前記コンピュータに、
    前記電話端末及び前記デュアル型携帯端末それぞれの外線番号及び内線番号を互いに対応付けて記憶する機能と、
    前記公衆通信網から、前記電話端末の前記外線番号を着番とし、かつ発番を含む接続要求を受信する機能と、
    前記発番を前記デュアル型携帯端末の前記外線番号として記憶しているときに、前記着番に対応する前記内線番号を読み出す機能と、
    読み出した前記内線番号を用いて、前記デュアル型携帯端末と前記電話端末とを前記内線通信網を介して接続させる処理である内線接続処理を行う機能と、
    を実現させるプログラム。
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