JP2008141491A - 電話交換システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電話連動アプリケーションを利用した相手先電話機への発信までに要する時間を短縮化しながら、その操作負担を大幅に軽減する電話交換システムを提供することにある。
【解決手段】複数の電話機2の呼接続を制御する呼接続制御装置4と、この呼接続制御装置にLAN接続し、任意の電話機と連動する電話連動アプリケーションを設定したパソコン3とを有する電話交換システム1であって、呼接続制御装置は、パソコンから電話連動アプリケーションを通じて相手先電話機2Aへの発信操作を検出すると、同パソコンに連動した電話機に対して強制発呼要求メッセージを通知すると共に、電話機は、強制発呼要求メッセージを受信すると、スピーカホン起動部27を通じてスピーカホン26を起動した後、呼接続制御装置は、相手先電話機に対して着信要求を実行することで、電話機は、オフフック操作を実行しなくても、相手先電話機への発信動作を実行することになる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の電話機の呼接続を制御する呼接続制御装置と、この呼接続制御装置にLAN接続し、前記複数の電話機の内、任意の電話機と連動する電話連動アプリケーションを設定したパソコンとを有する電話交換システムに関する。
従来、このような電話交換システムとしては、複数の電話機の呼接続を制御する呼接続制御装置と、この呼接続制御装置にLAN接続し、前記複数の電話機の内、任意の電話機と連動するパソコンとを有し、呼接続制御装置は、パソコン上から相手先電話機の電話番号を含む発信要求を検出すると、このパソコンと連動する電話機があるか否かを判定し、同パソコンと連動する電話機がある場合、この電話機の発信操作に応じてパソコン上で入力した電話番号の相手先電話機への接続処理を継続し、相手先電話機応答時に電話機を使用して通話を開始する技術が広く知られている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の電話交換システムによれば、パソコン画面上で相手先電話機の電話番号を選択した後、パソコンと連動する電話機がある場合、同電話機の発信操作を行う必要があるため、使用者は、そのパソコンと連動する電話機であるか否かを記憶しておく必要があるため、例えば複数の電話機が使用される環境下では電話機を間違う虞がある。
そこで、このような事態に対処すべく、本出願人は、複数の電話機が使用される環境下であっても、使用者が同パソコンに連動する電話機を間違えないようにした電話交換システムを考案している(平成17年9月7日付提出の特願2005−259745号参照)。
このような本出願人が考案した電話交換システムでは、複数の電話機の呼接続を制御する呼接続制御装置と、この呼接続制御装置にLAN接続し、複数の電話機の内、任意の電話機と連動する電話連動アプリケーションを設定したパソコンとを有し、呼接続制御装置は、パソコン上の電話連動アプリケーションを通じて相手先端末への発信要求を検出すると、この発信要求に基づき、同発信要求に含まれるIPアドレスに対応したパソコンと連動する電話機の電話番号を検索し、この検索した電話番号に基づき、同パソコンに連動した電話機に対して着信要求を通知して同電話機を鳴動させ、同電話機のオフフック操作を検出すると、相手先電話機への着信要求を実行し、相手先電話機のオフフック操作を検出すると、電話機及び相手先電話機間の通話を確立するようにしたものである。
このような本出願人が考案した電話交換システムによれば、パソコン上の電話連動アプリケーションを通じて相手先端末への発信要求を検出すると、この発信要求に基づき、同発信要求に含まれるIPアドレスに対応したパソコンと連動する電話機の電話番号を検索し、この検索した電話番号に基づき、同パソコンに連動した電話機に対して着信要求を通知して同電話機を鳴動させ、同電話機のオフフック操作を検出すると、相手先電話機への着信要求を実行し、相手先電話機のオフフック操作を検出すると、電話機及び相手先電話機間の通話を確立するようにしたので、使用者は、パソコンに連動した電話機の鳴動に応じて、同パソコンに連動した電話機を間違えることなく、同電話機のオフフック操作のみで相手先電話機への通話が可能になる。
特開2004−229151号公報(「発明の実施の形態」中の段落番号「0044」〜段落番号「0050」及び図5参照)
しかしながら、このような電話交換システムによれば、パソコン上の電話連動アプリケーションを通じて相手先電話機に対して発信する場合、使用者は、電話連動アプリケーションを通じて相手先電話機の電話番号の入力操作及び発信要求操作を実行した後、同パソコンに連動した電話機の鳴動に応じて、受話器を上げるようなオフフック操作を実行しなければならず、相手先電話機への発信までに要する時間が長く、しかも使用者の操作負担も大きい。
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電話連動アプリケーションを利用した相手先電話機への発信までに要する時間を短縮化しながら、その操作負担を大幅に軽減することができる電話交換システムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の電話交換システムは、複数の電話機の呼接続を制御する呼接続制御装置と、この呼接続制御装置にLAN接続し、前記複数の電話機の内、任意の電話機と連動する電話連動アプリケーションを設定したパソコンとを有する電話交換システムであって、前記呼接続制御装置は、前記電話機を識別する電話識別情報及び、この電話機と連動したパソコンを識別するパソコン識別情報を対応付けて記憶管理した記憶手段と、前記パソコン上の前記電話連動アプリケーションを通じて相手先電話機への発信要求を検出すると、この発信要求に基づき、同発信要求に含まれるパソコン識別情報に対応したパソコンと連動する電話機の電話識別情報を前記記憶手段から検索する検索手段と、この検索手段にて検索した電話識別情報に基づき、同パソコンに連動した電話機に対して強制発呼要求を通知する強制発呼要求通知手段とを有し、前記電話機は、前記呼接続制御装置から前記強制発呼要求を検出すると、スピーカホン機能を起動するスピーカホン起動手段と、このスピーカホン起動手段にてスピーカホン機能を起動すると、前記呼接続制御装置に対して応答を通知する応答通知手段とを有し、前記呼接続制御装置は、前記電話機からの応答を検出すると、この電話機及び相手先電話機間を通話可能状態にすべく、前記発信要求に含まれる相手先電話機の電話番号に基づき、前記相手先電話機への発信動作を実行する通話制御手段を有するようにした。
従って、本発明の電話交換システムによれば、前記パソコン上の前記電話連動アプリケーションを通じて相手先電話機への発信要求を検出すると、この発信要求に基づき、同発信要求に含まれるパソコン識別情報に対応したパソコンと連動する電話機の電話識別情報を前記記憶手段から検索し、この検索した電話識別情報に基づき、同パソコンに連動した電話機に対して強制発呼要求を通知し、前記電話機は、前記呼接続制御装置から前記強制発呼要求を検出すると、スピーカホン機能を起動し、前記呼接続制御装置に対して応答を通知し、前記呼接続制御装置は、前記電話機からの応答を検出すると、この電話機及び相手先電話機間を通話可能状態にすべく、前記発信要求に含まれる相手先電話機の電話番号に基づき、前記相手先電話機への発信動作を実行するようにした、すなわち、パソコン上の電話連動アプリケーションを通じて相手先電話機に対して発信する場合、使用者は、電話連動アプリケーションを通じて相手先電話機の電話識別情報及び発信要求操作を実行した後、同パソコンに連動した電話機がスピーカホン機能を自動的に起動することで、オフフック操作を行わなくても、相手先電話機への発信動作を実現することができるため、電話連動アプリケーションを利用した相手先電話機への発信までに要する時間を短縮化しながら、その操作負担を大幅に軽減することができる。
また、本発明の電話交換システムは、前記パソコンが、前記相手先電話機に関わる電話番号の入力操作及び発信要求操作に応じて、前記電話連動アプリケーション上の相手先電話機への発信要求を前記呼接続制御装置に通知するようにした。
従って、本発明の電話交換システムによれば、前記パソコンを通じて前記相手先電話機に関わる電話番号の入力操作及び発信要求操作に応じて相手先電話機の発信要求を前記呼接続制御装置に通知するようにしたので、使用者は、同パソコンに連動した電話機に触れることなく、相手先電話機への発信動作を実現することができる。
また、本発明の電話交換システムは、前記パソコンが、予め登録した電話番号に関わる前記相手先電話機へのワンタッチ発信要求操作に応じて、前記電話連動アプリケーション上の相手先電話機への発信要求を前記呼接続制御装置に通知するようにした。
従って、本発明の電話交換システムによれば、前記パソコンを通じて前記相手先電話機へのワンタッチ発信要求操作に応じて相手先電話機への発信要求を前記呼接続制御装置に通知するようにしたので、使用者は、同パソコンに連動した電話機に触れることなく、しかもパソコンからのワンタッチ操作で、相手先電話機への発信動作を実現することができる。
上記のように構成された本発明の電話交換システムによれば、前記パソコン上の前記電話連動アプリケーションを通じて相手先電話機への発信要求を検出すると、この発信要求に基づき、同発信要求に含まれるパソコン識別情報に対応したパソコンと連動する電話機の電話識別情報を前記記憶手段から検索し、この検索した電話識別情報に基づき、同パソコンに連動した電話機に対して強制発呼要求を通知し、前記電話機は、前記呼接続制御装置から前記強制発呼要求を検出すると、スピーカホン機能を起動し、前記呼接続制御装置に対して応答を通知し、前記呼接続制御装置は、前記電話機からの応答を検出すると、この電話機及び相手先電話機間を通話可能状態にすべく、前記発信要求に含まれる相手先電話機の電話番号に基づき、前記相手先電話機への発信動作を実行するようにした、すなわち、パソコン上の電話連動アプリケーションを通じて相手先電話機に対して発信する場合、使用者は、電話連動アプリケーションを通じて相手先電話機の電話識別情報及び発信要求操作を実行した後、同パソコンに連動した電話機がスピーカホン機能を自動的に起動することで、オフフック操作を行わなくても、相手先電話機への発信動作を実現することができるため、電話連動アプリケーションを利用した相手先電話機への発信までに要する時間を短縮化しながら、その操作負担を大幅に軽減することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を示す電話交換システムについて説明する。図1は本実施の形態を示す電話交換システム内部の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す電話交換システム1は、複数の電話機2と、これら複数の電話機2の内、任意の電話機2と連動する電話連動アプリケーションを設定したパソコン3と、複数の電話機2の呼接続を制御する呼接続制御装置4と、電話機2、パソコン3及び呼接続制御装置4間を通信接続するLAN5とを有し、パソコン3の使用者は、パソコン3上の電話連動アプリケーションを使用して、同パソコン3に連動した電話機2及び相手先電話機2A間の通話を確立するものである。
図2は本実施の形態に関わる呼接続制御装置4内部の概略構成を示すブロック図である。
図2に示す呼接続制御装置4は、LAN5との通信インタフェースを司るLANインタフェース11と、複数の電話機2の呼接続、すなわち電話機2間の通話路を形成する呼接続スイッチ12と、この呼接続スイッチ12を制御する呼接続制御部13と、呼接続制御装置4に関わる各種プログラム及びデータ等を記憶管理する記憶部14と、この呼接続制御装置4全体を制御する制御部15とを有している。
呼接続制御部13は、呼接続スイッチ12を制御し、電話機2若しくはパソコン3からの各種メッセージを受信するメッセージ受信部13Aと、電話機2若しくはパソコン3に対して各種メッセージを通知するメッセージ通知部13Bとを有している。
記憶部14は、呼接続制御装置4に関わる各種プログラムの他に、図3に示すように、呼接続制御装置4で収容接続する電話機2を識別する電話識別情報、例えば電話番号(内線番号)を格納する電話番号格納エリア14Aと、この電話番号格納エリア14Aに格納中の電話番号(内線番号)に対応付け、電話連動アプリケーションに関わるパソコン3を識別するパソコン識別情報、例えばIPアドレスを格納するIPアドレス格納エリア14Bとを有し、電話機2の電話番号(内線番号)毎に、同電話機2の電話連動アプリケーションに連動したパソコン3のIPアドレスを対応付けて記憶管理しているものである。
制御部15は、記憶部14の記憶内容である電話連動アプリケーションに関わるパソコン3のIPアドレス及び、同パソコン3に連動する電話機2の電話番号(内線番号)を新規登録又は登録更新する情報登録部15Aと、記憶部14に記憶管理中の電話連動アプリケーションに関わるパソコン3のIPアドレスに対応した、同パソコン3に連動する電話機2の電話番号(内線番号)を検索する情報検索部15Bと、メッセージ通知部13Bを通じて電話機2若しくはパソコン3に対して各種メッセージを生成するメッセージ制御部15Cとを有している。
情報登録部15Aは、例えばメッセージ受信部13Aを通じてパソコン3からLAN5経由で、電話連動アプリケーションに関わるIPアドレス及び電話番号(内線番号)を登録するための登録要求メッセージを受信すると、この登録要求メッセージに含まれる電話番号(内線番号)が電話番号格納エリア14A内にあるか否かを判定し、同電話番号(内線番号)が電話番号格納エリア14A内にあると判定されると、同電話番号に対応したIPアドレス格納エリア14Bが空きであるか否かを判定し、同IPアドレス格納エリア14Bが空きであると判定されると、登録要求メッセージに含まれるIPアドレスを同IPアドレス格納エリア14Bに登録するものである。その結果、記憶部14の電話番号格納エリア14Aに格納中の電話番号(内線番号)の電話機2と、この電話番号格納エリア14Aに対応したIPアドレス格納エリア14Bに格納中のIPアドレスのパソコン3とは、電話連動アプリケーションを使用することができるものである。
また、情報検索部15Bは、例えばメッセージ受信部13Aを通じてパソコン3からLAN5経由で、電話連動アプリケーションに関わる相手先電話機2Aへの発信要求メッセージを受信すると、この発信要求メッセージに含まれる同パソコン3のIPアドレスに対応した電話機2の電話番号を記憶部14から検索するものであり、例えば図3に示すようにパソコン3のIPアドレスが“192.168.3.1”の場合、同IPアドレスに対応する電話番号“3001”を検索結果として得るものである。
図4は本実施の形態に関わる電話機2内部の概略構成を示すブロック図である。
図4に示す電話機2は、例えば多機能電話機に相当し、ダイヤル番号等の各種操作を入力する操作部21と、様々な情報を画面表示する表示部22と、LAN5との通信インタフェースを司る電話機側インタフェース23と、この電話機2の通話制御を司る電話機側通信制御部24と、オフフック操作をして通話を実行するハンドセット25と、オフフック操作をすることなく、ハンズフリーで通話を実行するスピーカホン26と、スピーカホン26を起動するためのスピーカホン起動部27と、この電話機2全体を制御する電話機側制御部28とを有している。
電話機側通信制御部24は、ハンドセット25又はスピーカホン26での通話を制御する通話部24Aと、パソコン3若しくは呼接続制御装置4からの各種メッセージを受信する電話機側メッセージ受信部24Bと、パソコン3若しくは呼接続制御装置4に対する各種メッセージを通知する電話機側メッセージ通知部24Cとを有している。
図5は本実施の形態に関わるパソコン3のモニタ上の電話連動アプリケーション画面を示す説明図である。
パソコン3は、電話連動アプリケーションを起動すると、図5に示す電話連動アプリケーション画面30を画面表示し、この電話連動アプリケーション画面30は、ダイヤル番号を入力するダイヤルボタン31と、ワンタッチ操作で所定の相手先電話機2Aへの発信動作を指示するワンタッチボタン32と、ダイヤル情報や発信者番号等の各種情報を表示する表示部33と、発信動作を指示する発信ボタン34と、呼切断を指示する切断ボタン35と、通話保留を指示する保留ボタン36とを有し、パソコン3の使用者は、電話連動アプリケーション画面30上のダイヤルボタン31を使用して相手先電話機2Aの電話番号を入力した後、発信ボタン34をクリック操作すると、発信要求メッセージを呼接続制御装置4に通知するものである。
また、電話連動アプリケーション画面30上には、同パソコン3の電話連動アプリケーションと連動する電話機2の電話番号(内線番号)を入力する電話番号入力欄37と、この電話機2と連動するパソコン3のIPアドレスを入力するIPアドレス入力欄38と、電話連動アプリケーションに関わる電話番号(内線番号)及びIPアドレス登録を呼接続制御装置4に要求する登録要求ボタン39とを有し、パソコン3の使用者は、この電話番号入力欄37及びIPアドレス入力欄38に対して、電話連動アプリケーションに関わる電話機2の電話番号(内線番号)及びパソコン3のIPアドレスを入力後、登録要求ボタン39をクリック操作すると、登録要求メッセージを呼接続制御装置4に通知するものである。
尚、請求項記載の電話交換システムは電話交換システム1、電話機は電話機2、呼接続制御装置は呼接続制御装置4、パソコンはパソコン3、記憶手段は記憶部14、検索手段は情報検索部15B、強制発呼要求通知手段はメッセージ制御部15C及びメッセージ通知部13B、スピーカホン起動手段はスピーカホン起動部27、発呼要求通知部は電話機側メッセージ通知部24C、通話制御手段は呼接続制御部13に相当するものである。
次に本実施の形態を示す電話交換システム1の動作について説明する。図6は本実施の形態に関わる電話連動アプリケーション登録処理に関わる呼接続制御装置4内部の制御部15の処理動作を示すフローチャートである。
図6に示す電話連動アプリケーション登録処理とは、パソコン3を通じて電話連動アプリケーションに連動する電話機2の電話番号(内線番号)及び同パソコン3のIPアドレスを記憶部14に登録する処理である。
まず、パソコン3は、電話連動アプリケーション画面30上の電話番号入力欄27及びIPアドレス入力欄28に同パソコン3に連動する電話機2の電話番号(内線番号)及び同パソコン3のIPアドレスを入力した後、登録要求ボタン39のクリック操作を検出すると、同電話番号(内線番号)及びIPアドレスを含む登録要求メッセージをLAN5経由で呼接続制御装置4に通知することになる。
図6において呼接続制御装置4の制御部15は、メッセージ受信部13Aを通じて、パソコン3からの登録要求メッセージを受信したか否かを判定する(ステップS11)。
制御部15の情報登録部15Aは、登録要求メッセージを受信したと判定されると、登録要求メッセージに含まれる電話番号(内線番号)が記憶部14の電話番号格納エリア14A内にあるか否かを判定する(ステップS12)。
情報登録部15Aは、登録要求メッセージに含まれる電話番号(内線番号)が電話番号格納エリア14A内にあると判定されると、同電話番号(内線番号)が別のIPアドレスでIPアドレス格納エリア14B内に登録済みであるか否かを判定する(ステップS12A)。情報登録部15Aは、同電話番号(内線番号)が別のIPアドレスでIPアドレス格納エリア14B内に登録済みでないと判定されると、同電話番号(内線番号)に対応するIPアドレス格納エリア14Bが空きであるか否かを判定する(ステップS13)。
情報登録部15Aは、同電話番号(内線番号)に対応するIPアドレス格納エリア14Bが空きであると判定されると、同IPアドレス格納エリア14B内に登録要求メッセージに含まれる同パソコン3のIPアドレスを登録し(ステップS14)、この処理動作を終了する。
また、情報登録部15Aは、ステップS11にて登録要求メッセージを受信したのでなければ、この処理動作を終了する。
また、情報登録部15Aは、ステップS12にて登録要求メッセージに含まれる電話番号(内線番号)が電話番号格納エリア14A内にないと判定されると、ステップS12Aにて登録要求メッセージに含まれる電話番号(内線番号)が別のIPアドレスでIPアドレス格納エリア15Bに登録済みであると判定されると、又はステップS13にて同電話番号(内線番号)に対応するIPアドレス格納エリア14Bが空きでないと判定されると、電話連動アプリケーションの登録はできない旨を示すエラーメッセージをメッセージ通知部13Bを通じて、登録要求メッセージを通知したパソコン3に通知し(ステップS15)、この処理動作を終了する。尚、パソコン3の使用者は、エラーメッセージに基づき、電話連動アプリケーションに関わる登録がエラーであることを認識することができるものである。
図6に示す電話連動アプリケーション登録処理によれば、パソコン3の電話連動アプリケーション画面30上で入力した登録要求メッセージに応じて、呼接続制御装置4の記憶部14に電話連動アプリケーションに関わる電話機2の電話番号(内線番号)及びパソコン3のIPアドレスを登録できるようにしたので、パソコン3の使用者は、電話連動アプリケーション画面30上で電話連動アプリケーションに連動する電話機2の電話番号(内線番号)及びパソコン3のIPアドレスを登録することができる。
図7は本実施の形態を示す電話交換システム1の電話連動アプリケーションに関わる電話発信から通話確立までの処理動作を示すシーケンスである。
図7に示すパソコン3は、使用者が電話連動アプリケーションを使用して相手先電話機2Aへの発信を実行する場合、電話連動アプリケーション画面30上のダイヤルボタン31を通じて相手先電話機2Aの電話番号の入力後、発信ボタン34のクリック操作を検出すると(ステップS21)、相手先電話機2Aへの発信要求メッセージをLAN5経由で呼接続制御装置4に通知する(ステップS22)。尚、発信要求メッセージには、発信元のパソコン3のIPアドレス及び相手先電話機2Aの電話番号を含むものとする。
呼接続制御装置4の制御部15は、メッセージ受信部13Aを通じてLAN5経由でパソコン3からの発信要求メッセージを受信すると、この発信要求メッセージに含まれる相手先電話機2Aの電話番号を一時的に記憶保持する(ステップS23)。
制御部15の情報検索部15Bは、この発信要求メッセージに含まれる発信元のパソコン3のIPアドレスに対応した電話番号(内線番号)、すなわち同パソコン3に連動した電話機2の電話番号(内線番号)を記憶部14から検索する(ステップS24)。
制御部15のメッセージ制御部15Cは、情報検索部15Bの検索結果の電話番号(内線番号)に基づき、同パソコン3に連動した電話機2に対して、メッセージ通知部13Bを通じて強制発呼要求メッセージを通知する(ステップS25)。尚、強制発呼要求メッセージは、電話機2側のスピーカホン26を起動させるためのメッセージに相当するものである。
電話機側制御部28は、電話機側メッセージ受信部24Bを通じて強制発呼要求メッセージを受信すると、スピーカホン起動部27を通じてスピーカホン26を起動し(ステップS26)、電話機側メッセージ通知部24Bを通じて応答メッセージを呼接続制御装置4に通知する(ステップS27)。尚、電話機2は、スピーカホン26を起動すると、オフフック操作を実行しなくても、例えば呼接続制御装置4からリングバックトーンをスピーカ出力しながら、呼接続制御装置4と通信接続しているものである。
呼接続制御装置4の制御部15は、メッセージ受信部13Aを通じて応答メッセージを受信すると、ステップS23にて記憶中の相手先電話機2Aの電話番号を再生し(ステップS28)、この電話番号に基づき、メッセージ通知部13Bを通じて着信要求メッセージを相手先電話機2Aに通知する(ステップS29)。尚、着信要求メッセージは、相手先電話機2Aへの着信応答を要求するためのメッセージに相当するものである。
相手先電話機2Aは、呼接続制御装置4からの着信要求メッセージを受信すると、呼出音を鳴動し(ステップS30)、この呼出音の鳴動に応じてオフフック操作を実行すると(ステップS31)、着信要求メッセージに対する応答メッセージを呼接続制御装置4に通知する(ステップS32)。
呼接続制御装置4の制御部15は、メッセージ受信部13Aを通じて相手先電話機2Aからの応答メッセージを受信すると、メッセージ通知部13Bを通じて応答メッセージをパソコン3に通知すると共に(ステップS33)、呼接続スイッチ12を通じて電話機2及び相手先電話機2A間の通話を確立し(ステップS34)、この処理動作を終了する。
本実施の形態によれば、パソコン3上の電話連動アプリケーションを通じて相手先電話機2Aへの発信要求メッセージを検出すると、この発信要求メッセージに基づき、同発信要求メッセージに含まれるパソコン3のIPアドレスに対応したパソコン3と連動する電話機2の電話番号(内線番号)を記憶部14から検索し、この検索した電話番号(内線番号)に基づき、同パソコン3に連動した電話機2に対して強制発呼要求メッセージを通知し、電話機2は、呼接続制御装置4から強制発呼要求メッセージを検出すると、スピーカホン26を起動し、呼接続制御装置4に対して応答メッセージを通知し、呼接続制御装置4は、電話機2からの応答メッセージを検出すると、この電話機2及び相手先電話機2A間を通話可能状態にすべく、発信要求メッセージに含まれる相手先電話機2Aの電話番号に基づき、相手先電話機2Aへの発信動作を実行するようにした、すなわち、パソコン3上の電話連動アプリケーションを通じて相手先電話機2Aに対して発信する場合、使用者は、電話連動アプリケーションを通じて相手先電話機2Aの電話番号及び発信ボタン34のクリック操作を実行した後、同パソコン3に連動した電話機2がスピーカホン26を自動的に起動することで、オフフック操作を行わなくても、相手先電話機2Aへの発信動作を実現することができるため、電話連動アプリケーションを利用した相手先電話機2Aへの発信までに要する時間を短縮化しながら、その操作負担を大幅に軽減することができる。
また、本実施の形態によれば、パソコン3を通じて電話連動アプリケーション画面30上で相手先電話機2Aに関わる電話番号の入力及び発信ボタン34のクリック操作に応じて相手先電話機2Aへの発信要求メッセージを呼接続制御装置4に通知するようにしたので、使用者は、同パソコン3に連動した電話機2に触れることなく、相手先電話機2Aへの発信動作を実現することができる。
尚、上記実施の形態においては、パソコン3を通じて電話連動アプリケーション画面30上で相手先電話機2Aに関わる電話番号の入力及び発信ボタン34のクリック操作に応じて相手先電話機2Aへの発信要求メッセージを呼接続制御装置4に通知するようにしたが、相手先電話機2Aに関わる電話番号を予めワンタッチボタン32に登録しておくことで、使用者は、電話連動アプリケーション画面30上のワンタッチボタン32のクリック操作で、同パソコン3に連動した電話機2に触れることなく、ワンタッチ操作で相手先電話機2Aへの発信動作を実現することができる。
また、上記実施の形態においては、電話連動アプリケーションに連動する電話機2としてLAN5に接続する有線の電話機2を例に挙げて説明したが、無線の電話機であっても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、上記実施の形態においては、記憶部14の電話番号格納エリア14Aの電話番号(内線番号)に対応したIPアドレス格納エリア14Bは一つにしたが、複数にしても良く、この場合、一台の電話機2に対して複数台のパソコン3が連動することになる。
本発明の電話交換システムによれば、パソコン上の電話連動アプリケーションを通じて相手先電話機に対して発信する場合、使用者は、電話連動アプリケーションを通じて相手先電話機の電話識別情報及び発信要求操作を実行した後、同パソコンに連動した電話機がスピーカホン機能を自動的に起動することで、オフフック操作を行わなくても、相手先電話機への発信動作を実現することができるため、例えば企業内の電話交換システムに有用である。
本発明の実施の形態を示す電話交換システム内部の概略構成を示すブロック図である。 本実施の形態に関わる呼接続制御装置内部の概略構成を示すブロック図である。 本実施の形態に関わる呼接続制御装置内部の記憶部のテーブル内容を端的に示す説明図である。 本実施の形態に関わる電話機内部の概略構成を示すブロック図である。 本実施の形態に関わるパソコンの電話連動アプリケーション画面を端的に示す説明図である。 本実施の形態に関わる電話連動アプリケーション登録処理に関わる呼接続制御装置内部の処理動作を示すフローチャートである。 本実施の形態に関わる電話連動アプリケーションに関わる電話発信から通話確立までの処理動作を示すシーケンスである。
符号の説明
1 電話交換システム
2 電話機
2A 相手先電話機
3 パソコン
4 呼接続制御装置
13 呼接続制御部(通話制御手段)
13B メッセージ通知部(強制発呼要求通知手段)
14 記憶部(記憶手段)
15B 情報検索部(検索手段)
15C メッセージ制御部(強制発呼要求通知手段)
24C 電話機側メッセージ通知部(応答通知手段)
27 スピーカホン起動部(スピーカホン起動手段)


Claims (3)

  1. 複数の電話機の呼接続を制御する呼接続制御装置と、この呼接続制御装置にLAN接続し、前記複数の電話機の内、任意の電話機と連動する電話連動アプリケーションを設定したパソコンとを有する電話交換システムであって、
    前記呼接続制御装置は、
    前記電話機を識別する電話識別情報及び、この電話機と連動したパソコンを識別するパソコン識別情報を対応付けて記憶管理した記憶手段と、
    前記パソコン上の前記電話連動アプリケーションを通じて相手先電話機への発信要求を検出すると、この発信要求に基づき、同発信要求に含まれるパソコン識別情報に対応したパソコンと連動する電話機の電話識別情報を前記記憶手段から検索する検索手段と、
    この検索手段にて検索した電話識別情報に基づき、同パソコンに連動した電話機に対して強制発呼要求を通知する強制発呼要求通知手段とを有し、
    前記電話機は、
    前記呼接続制御装置から前記強制発呼要求を検出すると、スピーカホン機能を起動するスピーカホン起動手段と、
    このスピーカホン起動手段にてスピーカホン機能を起動すると、前記呼接続制御装置に対して応答を通知する応答通知手段とを有し、
    前記呼接続制御装置は、
    前記電話機からの応答を検出すると、この電話機及び相手先電話機間を通話可能状態にすべく、前記発信要求に含まれる相手先電話機の電話番号に基づき、この相手先電話機への発信動作を実行する通話制御手段を有することを特徴とする電話交換システム。
  2. 前記パソコンは、
    前記相手先電話機に関わる電話番号の入力操作及び発信要求操作に応じて、前記電話連動アプリケーション上の相手先電話機への発信要求を前記呼接続制御装置に通知することを特徴とする請求項1記載の電話交換システム。
  3. 前記パソコンは、
    予め登録した電話番号に関わる前記相手先電話機へのワンタッチ発信要求操作に応じて、前記電話連動アプリケーション上の相手先電話機への発信要求を前記呼接続制御装置に通知することを特徴とする請求項1又は2記載の電話交換システム。


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