JP2001077920A - 交換機システム - Google Patents

交換機システム

Info

Publication number
JP2001077920A
JP2001077920A JP25246899A JP25246899A JP2001077920A JP 2001077920 A JP2001077920 A JP 2001077920A JP 25246899 A JP25246899 A JP 25246899A JP 25246899 A JP25246899 A JP 25246899A JP 2001077920 A JP2001077920 A JP 2001077920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
code
priority
connection service
priority connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP25246899A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Sakaguchi
智 坂口
Chitao Tanaka
智多雄 田中
Sumiichi Azuma
純市 我妻
Harumi Ito
晴美 伊東
Hideaki Sugai
秀明 菅井
Hiroyuki Nanbu
博之 南部
Katsuhito Takahashi
勝仁 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP25246899A priority Critical patent/JP2001077920A/ja
Publication of JP2001077920A publication Critical patent/JP2001077920A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高トラヒックの場合でも、非優先加入者に対
する優先接続サービスを行う交換機システムを提供す
る。 【解決手段】 複数の入力方路及び複数の出力方路を
有し、各入力方路から入力されたデータ情報を該当する
出力方路に出力する交換機システムにおいて、各出力方
路毎にトラヒックを監視する監視手段と、端末より入力
されたコードを順次受信する受信手段と、受信手段が受
信したコードに優先接続サービスコードが含まれるか否
かを判別する翻訳手段と、コードより指示される着信側
に対応する出力方路のトラヒックが閾値を越え且つコー
ドに優先接続サービスコードが含まれる第1場合は、着
信接続をし、コードより指示される着信側に対応する出
力方路のトラヒックが閾値を越えない状態の第2場合
は、着信接続をする規制制御手段と、第1場合のとき、
端末と着信側を一定時間だけ接続した後、強制的に呼切
断をする優先制御手段とを具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交換機システムに
おける過負荷状態での優先接続規制に関する。
【0002】
【従来の技術】交換機システムでは、各出力方路のトラ
ヒック状態が閾値を越える(過負荷状態)になったとき
に、警察や消防などへの緊急発信(優先指定のある呼)
や優先加入者の発信を確保する必要がある。そのため
に、従来、交換機システムでは、過負荷状態において、
優先指定のある呼の場合や優先加入者に対してのみ、発
信接続をしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
交換機システムにおける発信規制では、非優先加入者か
らの呼は、優先指定のある緊急呼でなければ、発信の必
要性に関わらず一律に規制されてしまい、優先加入者か
らの発信呼のみが優先的に接続できるという問題点があ
った。
【0004】本願発明はこの様な点に鑑みてなされたも
のであり、高トラヒック状態であっても、トラヒックを
増大させずに非優先加入者に優先接続サービスを行う交
換機システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。図1に示すように、交換機システム2は、複数の
入力方路4#i(i=1〜n)及び複数の出力方路6#
i(i=1〜n)を有し、各入力方路4#iから入力さ
れたデータ情報を該当する出力方路6#jに出力する。
交換機システム2は、各出力方路6#i毎にトラヒック
を監視する監視手段8と、端末より入力されたコードを
順次受信する受信手段10と、受信手段10が受信した
コードに優先接続サービスコードが含まれるか否かを判
別する翻訳手段12とを具備する。
【0006】更に、コードより指示される着信側に対応
する出力方路6#jのトラヒックが閾値を越え且つコー
ドに優先接続サービスコードが含まれる第1場合は、着
信接続をし、コードより指示される着信側に対応する出
力方路6#jのトラヒックが閾値を越えない状態の第2
場合は、着信接続をする規制制御手段14と、第1場合
のとき、端末と着信側を一定時間だけ接続した後、強制
的に呼切断をする優先制御手段16とを具備する。
【0007】以上のような構成によれば、監視手段8
は、各出力方路6#i(i=1〜n)についてのトラヒ
ックを監視している。端末より発信されると着信電番コ
ードや優先接続サービスコードなどの特番コードが入力
方路4#iより入力される。受信手段10は、コードを
順次受信する。翻訳手段12は、受信手段10が受信し
たコードを順次翻訳して優先接続サービスコードが含ま
れるか否かを判別する。
【0008】規制制御手段14は、コードより指示され
る着信側に対応する出力方路6#jのトラヒックが閾値
を越え且つコードに優先接続サービスコードが含まれる
第1場合は、着信接続をする。また、規制制御手段14
は、コードより指示される着信側に対応する出力方路6
#jのトラヒックが閾値を越えない第2場合は、着信接
続をする。優先制御手段16は、第1場合のとき、端末
と着信側を一定時間だけ接続した後、強制的に呼切断を
する。これによりトラヒックが閾値を越える高トラヒッ
クの場合でも、加入者に優先接続サービスを提供できる
と共に、一定時間だけ接続した後は、強制的に呼切断す
るのでトラヒックが増大することがない。
【0009】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図2は、本発明の第1実施形態による交換機システムの
概略構成図である。図2に示すように、交換機システム
20は、TSW(Time SWitch)22及びCPR(Call PRo
cessor)24を具備する。TSW22は、CPR24の
制御に従って、入力方路23より入力された信号を着信
先の出力方路25に出力する。
【0010】図3は、図2中のCPR24の機能ブロッ
ク図である。図3に示すように、CPR24は、トラヒ
ック制御部30、数字受信部32、数字翻訳部34、優
先データ設定部36、規制制御部38、着信処理部4
0、呼接続部42、優先制御部44、呼切断部48、ト
ラヒックテーブル50、翻訳テーブル52、加入者情報
データベース54及び呼制御メモリ56を具備する。
【0011】トラヒック制御部30は、各出力方路毎
に、発信の際にトラヒック数をインクリメントし、呼切
断の際にトラヒック数をデクリメントして、トラヒック
テーブル50にライトする。数字受信部32は、図2中
の入力方路23側に接続される図示しない発信側の電話
端末より入力された数字を受信する。
【0012】数字翻訳部34は、翻訳テーブル52を参
照して、優先接続サービスコード等のサービス特番コー
ドや着信電話番号を翻訳する。尚、本実施形態では、優
先接続サービスが指定される場合は、’*’、’優先接
続サービスコード’、’着信電番’の順に入力される。
【0013】優先データ設定部36は、電話端末からの
各発信呼について、優先接続サービス特番が指定された
か否かを示す優先接続情報を呼制御メモリ56中の呼対
応メモリ領域にライトする。以下、優先接続サービス特
番が指定された発信呼を優先対象と呼ぶ。
【0014】規定制御部38は、以下の機能を有する。
【0015】(1) トラヒックテーブル50を参照し
て、着信先の電話番号に該当する出力方路のトラヒック
数が閾値よりも大きい高トラヒックであるかをチェック
する。
【0016】(2) 該当の出力方路が高トラヒックの
とき、発信呼が優先対象、警察などへの優先指定のある
呼又は優先加入者である場合、着信接続の制御を行い、
発信呼が優先対象外且つ優先指定のない呼且つ非優先加
入者である場合、着信接続をせずに規制処理をする。
【0017】(3) 該当の出力方路が高トラヒックで
ないとき、無条件に着信接続の制御をする。
【0018】着信処理部40は、該当する出力方路を通
して、着信指定された電話端末(被呼者)に着信接続処
理をする。呼接続部42は、被呼者が応答すると、発信
側と着信側との間の呼接続処理をする。優先制御部44
は、以下の機能を有する。
【0019】(1) 優先対象の発信呼について、タイ
マ46を起動して、一定の制限時間だけ呼接続状態にし
て、タイマ46がタイムアウトすると、呼切断をするよ
う制御する。一定の制限時間だけ呼接続をするのは、ト
ラヒックの増大を抑制するためである。
【0020】(2) 優先対象外の発信呼について、呼
接続時間の制限をせずオンフックにより呼切断をするよ
う制御する。
【0021】タイマ46は優先制御部44により起動さ
れて、一定時間だけ計時するとタイムアウト信号を出力
する。呼切断部48は、優先制御部44の指示に従って
呼切断をする。トラヒックテーブル50は、各出力方路
について、トラヒック数を格納するテーブルである。
【0022】翻訳テーブル52は、電話端末からのコー
ドの入力桁毎にテーブルが設けられており、テーブルに
は、許容される数字、特番コードや着信電番等の各コー
ドの最終の場合はその旨及びコードの種類、又は次桁の
テーブルのアドレスを格納するテーブルである。特殊サ
ービスに関わる情報として、例えば、優先接続サービス
コード(例えば、*67等)の場合は、コードの最終で
ある3桁目のテーブルの数値’7’に該当するエリアに
最終コードである旨と優先接続サービスを示す情報が格
納されている。
【0023】加入者情報データベース54は、交換局に
収容される加入者情報を格納するデータベスであり、電
番、サービス(3者コール)、優先加入者の有無、課金
情報等の情報が格納される。呼制御メモリ56は、各発
信呼を制御するためのメモリであって、各呼毎に、呼番
号、発信電番、着信電番、トランク番号、発信時刻、応
答時刻及び優先対象の有無の情報が格納される。
【0024】図4は、図3の動作フローチャートであ
る。以下、図4を参照して、図3の動作説明をする。
【0025】(a) トラヒック監視 トラヒック制御部30は、各発信呼に該当する出力方路
25について、現在使用されているトラヒック数をカウ
ントしており、発信があると、該当トラヒック数をイン
クリメントして、トラヒックテーブル50にライトす
る。また、呼切断されると、トラヒック数をデクリメン
トして、トラヒックテーブル50にライトする。
【0026】(b) 交換機システム20が収容する入
力方路23に接続される電話端末が加入者によってオフ
フックされたとする。本実施形態では、加入者は、優先
接続サービス特番(例えば、*67)を押下げすること
により、後述する優先接続サービスが受けられるように
なっている。従って、加入者は、優先接続サービス特番
の押し下げ+着信電番の押し下げする又は着信電番のみ
を押し下げして発信をする。
【0027】ステップS2において、電話端末がオフフ
ックされて、発信があると数字受信部32は、オフフッ
クした加入者に呼番号を付与して、呼制御メモリ56中
の呼対応メモリ領域に呼番号及び発信電番をライトし
て、数字受信可能状態となる。ステップS4において、
数字受信部32は、電話端末に入力された数字を順次受
信する。ステップS6において、数字翻訳部34は、数
字受信部32が受信した数字の桁数に該当する翻訳テー
ブル52中のテーブルに設定された数字に該当する次桁
のテーブルのアドレスやコードの最終であればその旨を
示す情報から、受信した数字の正当性のチェックをす
る。
【0028】ステップS8において、数字翻訳部34
は、翻訳テーブル52中に設定されている受信した数字
のコードの最終に該当するコードの種別を判別すること
により、優先接続サービス特番であるかを判定する。優
先接続サービス特番ならば、ステップS10に進む。優
先接続サービス特番でなければ、ステップS12に進
む。ステップS10において、優先データ設定部36
は、呼制御メモリ56中の発信呼の呼対応メモリ領域に
優先対象である旨を指示する優先情報をライトする。
【0029】ステップS12において、数字受信部32
は数字受信を完了したかをチェックする。数字受信が完
了したならば、翻訳テーブル52より、出力方路のトラ
ンク番号を取得して、ステップS16に進む。数字受信
が完了していなければ、ステップS2に戻って、数字受
信を完了するまで、ステップS2〜ステップS12まで
の処理を繰り返す。
【0030】ステップS16において、規制制御部38
は、出力方路のトランク番号からトラヒックテーブル5
0を参照して、トラヒック数が閾値を越えて高トラヒッ
クであるか否か、高トラヒックであるとき、発信ユーザ
が優先加入者であるか否かを判別する。
【0031】高トラヒック且つ非優先加入者が非緊急発
信をしたとき、規制対象となる。高トラヒック且つ発
信ユーザが優先加入者のとき、高トラヒック且つ非優
先加入者が緊急発信をしたとき、低トラヒックのと
き、規制対象外となる。ステップS18において、規制
制御部38は、発信呼が規制対象であるか否かを判別す
る。規制対象ならば、ステップS20に進み、規制対象
外ならば、ステップS26に進む。
【0032】ステップS20において、規制制御部38
は、呼制御メモリ56中の呼対応メモリ領域から優先デ
ータを読み出す。ステップS22において、規制制御部
38は、読み出した優先データが優先対象であるか否か
を判別する。規制制御部38は、優先対象ならば、ステ
ップS26に進み、優先対象外ならば、ステップS24
に進む。ステップS24において、規制制御部38は、
当該発信呼に対して規制処理をする。
【0033】ステップS26において、着信接続をし
て、着信電話機のリンガを鳴動させる。ステップS28
において、着信電話機の応答待ち状態となる。ステップ
S30において、被呼者が応答したとする。ステップS
32において、呼接続部42は、発信側と着信側の呼接
続処理をする。ステップS33において、優先制御部4
4は、優先対象であるか否かを判別する。優先制御部4
4は、優先対象ならば、ステップS34に進み、優先対
象でなければ、ステップS36に進む。ステップS34
において、優先制御部44は、タイマ46を起動する。
タイマ46は起動されると、計時を開始して、一定だけ
計時するとタイムアウト信号を出力する。ステップS3
6において、通話中となる。
【0034】ステップS38において、タイマ46がタ
イムアウト、発信電話機又は着信電話機がオンフックさ
れたとすると、優先制御部44は、呼切断部48に対し
て、呼切断するよう指示する。ステップS40におい
て、呼切断部48は、呼切断処理をすると共に、加入者
情報データベース54の加入者情報に課金に関する情報
をライトし、呼制御メモリ56中の呼対応メモリ領域を
削除する。
【0035】これにより、高トラヒックであっても、加
入者は、優先接続サービス特番を押下げすることによ
り、一定の制限時間内で通話することができる。しか
も、通話時間を制限しているので、トラヒックが増加す
ることを回避することができる。
【0036】第2実施形態 図5は、図2の交換機システム20と同様に構成される
交換機システム中に設けられる本発明の第2実施形態に
よるCPRの機能ブロック図であり、図3中の構成要素
と実質的に同一の構成要素には同一の符号を付してい
る。
【0037】図5のCPRが図3のCPRと異なる点
は、優先接続サービス特番に優先度を付与したこと、規
制対象のとき、優先度に応じた制限時間だけ通話可能と
したことである。翻訳テーブル62は、優先度に応じた
複数の優先接続サービスコードを登録した点が図3中の
翻訳テーブル52と異なる。
【0038】優先データ設定部64は、優先度を含む優
先データを呼制御メモリ66にライトするようにした点
が図3中の優先データ設定部36と異なる。呼制御メモ
リ66は、優先データが優先度を含むようにした点が図
3中の呼制御メモリ56のデータ構造と異なる。
【0039】図6は、図5中の制限時間管理テーブル6
8の構成図である。図6に示すように、制限時間管理テ
ーブル68には、優先接続サービスコードをインデック
スとする領域に、制限時間(T)が記憶されている。制
限時間は、加入者により優先接続サービスコードが指定
されたとき、当該制限時間だけ通話が許可されるもので
ある。制限時間を優先度に応じて設定しているのは、通
話内容の優先度に応じて制限時間にバライアティを持た
せることにより、サービスを多様化するためである。
【0040】優先制御部70は、呼制御メモリ66中の
呼対応メモリ領域から優先接続サービスコードをリード
する。この優先接続サービスコードをインデックスとし
て制限時間管理テーブル68を検索して該当する制限時
間を取得する。そして、その制限時間だけ通話を許可す
る。
【0041】図7は、図6の動作フローチャートであ
る。
【0042】本実施形態では、優先度に応じた複数の優
先接続サービスコード(例えば、*67,*68…)が
用意されており、ユーザは、優先度に応じて優先接続サ
ービスコードを入力する。図4と同様にして、ステップ
S2〜ステップS8の処理により、数字受信、数字翻訳
及び優先接続サービス特番であるか否かの判断が行われ
る。
【0043】ステップS10において、優先データ設定
部64は、呼制御メモリ66の呼対応メモリ領域に優先
接続サービスコードをライトする。ステップS12にお
いて、数字受信完了か否かが判断される。ステップS1
6〜ステップS24において、図4と同様にして、規制
の制御が行われる。
【0044】ステップS26〜ステップS32におい
て、図4と同様にして、着信接続、呼接続処理が行われ
る。ステップS33において、優先制御部70は、呼制
御メモリ66中の呼対応メモリ領域から優先データをリ
ードして、優先対象であるか否かを判断する。優先対象
外ならば、ステップS36に進む。優先対象ならば、ス
テップS50に進む。
【0045】ステップS50において、優先制御部70
は、優先接続サービスコードをインデックスとして制限
時間管理テーブル68を検索して、該当する制限時間を
取得する。そして、この制限時間だけ計時するようタイ
マ46に指示する。タイマ46は、優先制御部70の指
示に従って計時を開始して、指示された制限時間を計時
するとタイムアウト信号を出力する。ステップS36〜
ステップS42において、図4と同様の処理を行う。以
上の処理により、優先度に応じた制限時間だけ通話可能
となり、より優先接続サービスの多様化が図られる。
【0046】第3実施形態 図8は本発明の第3実施形態による交換機システムの構
成図であり、図2中の構成要素と実質的に同一の構成要
素には同一の符号を付している。図8中にアナウンスメ
ントマシン80を設けたこと、CPR82にアナウンス
メントマシン80の制御に関わる機能を設けたことが図
2と異なる。
【0047】アナウンスメントマシン80は、CPR8
2の指示に従って、記憶媒体に記録されている音声メッ
セージを出力するものである。ここでは、アナウンスメ
ントマシン80は優先対象のときに着信側に、例えば、
「制限時間がかかっています」のメッセージを出力す
る。
【0048】これは、着信側に制限時間をかかっている
ことを通知することにより、着信側において要件を手短
にするなどの対処を可能とするためである。尚、発信側
にも同様のメッセージを出力するようにしてもよい。発
信側は、優先接続サービスコードを入力しているが実際
に優先接続サービスを受けているか否かは分からないか
らである。
【0049】図9は、図8中のCPR82の機能ブロッ
ク図であり、図3中の構成要素と実質的に同一の構成要
素には同一の符号を付している。図8のCPRは、アナ
ウンスメントマシン接続部84を設けたことが図3のC
PRと異なる。アナウンスメントマシン接続部84は、
被呼者が応答すると、一定時間だけアナウンスマシン8
0を動作させると共にアナウンスメントマシン80から
出力される音声をTWS22を通して該当出力方路に出
力するようにTSW22を制御する。
【0050】図10は、図9の動作フローチャートであ
る。以下、図9の動作説明をする。図3中のステップS
2〜ステップS26の処理を実行して、図9中のステッ
プS28において、応答待ち状態となる。ステップS3
0において、被呼者が応答する。ステップS60におい
て、アナウンスメントマシン接続部84は、アナウンス
メントマシン80に音声メッセージ(制限時間がかかっ
ています)を出力するよう指示すると共にアナウンスメ
ントマシン80から出力される音声メッセージを該当出
力方路に出力するようにTSW22を制御する。
【0051】ステップS62において、アナウンスメン
トマシン接続部84は、タイマ46にアナウンスメント
マシン80が音声メッセージを出力する終了するまでの
時間に相当する所定の時間だけ計時するよう指示する。
ステップS64において、アナウンスメント接続中にな
り着信側には、制限時間がかけられている旨のメッセー
ジが出力される。これにより、着信側は、制限時間がか
けられていることが分かるので、着信側でも要件を手短
にするなどの対処をすることができる。
【0052】ステップS66において、タイマ46がタ
イムアウトすると、アナウンスメントマシン80に音声
メッセージの出力の停止を指示すると共にアナウンスメ
ントマシン80に関わるTSW22の制御を停止する。
ステップS32〜ステップS42において、図5中と同
様の処理をする。
【0053】第4実施形態 図11は本発明の第4実施形態によるCPRの機能ブロ
ック図であり、図9中の構成要素と実質的に同一の構成
要素には同一の符号を付している。図11のCPRは、
図8と同様に構成される交換機システム中に設けられ
る。本実施形態の交換機システムにおいても、図8中の
アナウンスメントマシン80と同様に構成されるアナウ
ンスメントマシンが設けられているが、格納されてメッ
セージが優先対象のとき、制限時間の一定時間前になる
と出力される警告メッセージ(例えば、制限時間の一定
時間前であり要件を切り上げて下さい)である点が異な
る。図11中の警告音接続部90は、優先対象のとき、
制限時間の一定時間前であればアナウンスメンスマシン
を起動すると共にTSWを制御して、警告メッセージを
着信電話端末に出力する。
【0054】図12は、図11の動作フローチャートで
ある。以下、図12を参照して、図11の動作説明をす
る。図3中のステップS2〜ステップS34の処理を実
行して、図12中のステップS36において、通話中と
なる。
【0055】ステップS70において、警告音接続部9
0は、優先対象であるか否かを判別する。優先対象であ
るとき、ステップS72に進む。優先対象でなければ、
ステップS38に進む。ステップS72において、警告
音接続部90は、制限時間の一定時間前であるか否かを
判別する。制限時間の一定前ならば、ステップS74に
進む。制限時間の一定時間前でなければ、ステップS7
4でウェイトする。
【0056】ステップS74において、警告音接続部9
0は、アナウンスメントマシン及びTSWを制御して、
警告音メッセージを着信電話端末に出力する。被呼者
は、警告音メッセージが出力されるので、要件を切り上
げる等の対処をすることができる。尚、発信側にも警告
音メッセージを出力するようにしてもよい。ステップS
38〜ステップS42において、図4と同様の処理をす
る。
【0057】第5実施形態 図13は本発明の第5実施形態によるCPRの機能ブロ
ック図であり、図9中の構成要素と実質的に同一の構成
要素には同一の符号を付している。図13のCPRは、
図8と同様に構成される交換機システム中に設けられ
る。本実施形態の交換機システムにおいても、図8中の
アナウンスメントマシン80と同様のアナウンスメント
マシンが設けられているが、格納されているメッセージ
が、優先対象であるとき、制限時間が経過すると呼切断
をする前に出力される解放理由メッセージ(例えば、制
限時間が経過しました呼切断をします)である。図13
中の解放理由通知部100は、優先対象のとき、制限時
間が経過するとアナウンスメンスマシンを起動すると共
に、TSWを制御して、解放理由通知メッセージを着信
電話端末に出力する。尚、解放理由通知を発呼者にも出
力してもよい。
【0058】図14は、図13の動作フローチャートで
ある。以下、図14を参照して、図13の動作説明をす
る。図3中のステップS2〜ステップS34の処理を実
行して、図12中のステップS36において、通話中と
なる。
【0059】ステップS38において、タイマ46のタ
イムアウト、着信電話機又は発信電話機がオンフックし
たとする。ステップS80において、解放理由通知部1
00は、優先対象であるか否かを判別する。優先対象で
あるとき、ステップS82に進む。優先対象でなけれ
ば、ステップS40に進む。ステップS82において、
解放理由通知部100は、アナウンスメントマシン及び
TSWを制御して、解放理由通知メッセージを着信電話
端末に出力する。被呼者は、解放理由通知メッセージが
出力されるので、呼切断されても、その理由が分かる。
ステップS40において、呼切断部48は呼切断をす
る。
【0060】第6実施形態 図15は本発明の第6実施形態によるCPRの機能ブロ
ック図であり、図3中の構成要素と実質的に同一の構成
要素には同一の符号を付している。図15のCPRは、
図2と同様に構成される交換機システム中に設けられ
る。本実施形態では、高トラヒック状態において、既に
優先接続サービスを受けた発呼者に対しては、その優先
接続サービスを受けたときから一定時間内は優先接続サ
ービスを行わないように規制するようにしたことが図3
のCPRと異なる。
【0061】図15中の加入者情報データベース114
には、発呼者の加入者情報データに、一定時間内に既に
優先接続サービスを受けて発呼規制する場合は発呼非許
容、優先接続サービスを受けていない場合又は既に優先
接続サービスを受けてから一定時間以上経過した場合は
発呼許容のいずれであるかを示す発呼情報を格納するよ
うにしたことが図3中の加入者情報データベース54と
異なる。
【0062】規制制御部110は、規制対象のときに発
呼があると、加入者情報データベース114を参照し
て、発呼者が非優先加入者であって、発呼非許容であれ
ば、規制処理をする。規制対象のときに、トラヒックが
増大させないこと、多くの非優先加入者に優先接続サー
ビスを提供できるようにすることのためである。優先制
御部111は、発呼側又は着信側のオンフックにより通
話が終了すると、タイマ46を一定の制限時間だけ計時
するようにセットする。
【0063】加入者情報データ設定部112は、発呼側
又は着信側のオンフックにより通話が終了すると、加入
者情報データベース114中の優先接続サービスを受け
た発呼者の加入者情報データを発呼非許容とする。そし
て、呼情報保留部113の指示に従って、加入者情報デ
ータベース114中の優先接続サービスを受けた発呼者
の加入者情報データを発呼許容とする。呼情報保留部1
13は、タイマ46がタイムアウトすると、加入者情報
データ設定部112に加入者情報データを発呼許容に変
更するよう指示する。
【0064】図16及び図17は、図15の動作フロー
チャートである。以下、図16び図17を参照して、図
15の動作説明をする。図16中のステップS2〜ステ
ップS20の処理を実行して、数字受信、規制対象チェ
ック及び優先データ読み出しを行う。ステップS22に
おいて、規制制御部110は、接続優先対象であるか否
かを判別する。優先対象であれば、ステップS100に
進む。優先対象でなければ、ステップS24に進む。
【0065】後述するように加入者情報データベース1
14には、発呼者が一定時間内に既に優先接続サービス
を受けていると、優先接続サービスを受けた出力方路に
ついて加入者情報データ中に発呼非許容がライトされて
いる。ステップS100において、規制制御部110
は、発呼者の電番をインデックスとして、加入者情報デ
ータベース114を検索して、その発呼者の加入者情報
データをリードする。
【0066】ステップS102において、加入者情報デ
ータから、着信先の出力方路について、加入者情報デー
タが発呼非許容に設定されているか否かを判別する。発
呼非許容ならば、ステップS24に進む。発呼許容なら
ば、ステップS26に進む。ステップS24において、
規制処理をする。ステップS26において、着信処理を
する。これにより、高トラヒックで規制対象のときに、
一定時間内に既に優先接続サービスを受けたものに対し
ては規制するので、トラヒックの増大を抑制することが
できる。しかも、発呼者は、少なくとも一度は優先接続
サービスを受けることができる。
【0067】図17中のステップS28において、応答
待ち状態になる。ステップS30において、被呼者応答
がされる。ステップS36において、通話中となる。ス
テップS103において、発呼側又は着信側がオンフッ
クしたとする。ステップS104において、優先制御部
111は、優先対象であるか否かを判別する。優先対象
ならば、ステップS106に進む。優先対象でなけれ
ば、ステップS40に進む。
【0068】ステップS106において、加入者情報デ
ータ設定部112は、呼制御メモリ56の呼対応メモリ
領域中に格納された発信電番を取得し、加入者情報デー
タベース114中のこの発信電番に該当する加入者情報
データに発呼非許容を設定する。ステップS107にお
いて、優先制御部111は、一定の制限時間だけ計時す
るようにタイマ46を起動する。タイマ46は一定の時
間計時するとタイムアウト信号を出力する。ステップS
40において、呼切断部48は呼切断処理をする。
【0069】ステップS108において、優先対象の場
合、呼情報保留部113は、タイマ46がタイムアウト
するまでウェイトして、呼情報保留状態になる。ステッ
プS109において、タイマ46がタイムアウトしたと
する。ステップS110において、呼情報保留部113
は、加入者情報データ設定部112に発呼許容にするよ
う指示する。加入者情報データ設定部112は、加入者
情報データを発呼非許容から発呼許容に設定する。ステ
ップS40において、呼切断状態になる。
【0070】第7実施形態 図18は本発明の第7実施形態によるCPRの機能ブロ
ック図であり、図15中の構成要素と実質的に同一の構
成要素には同一の符号を付している。
【0071】本実施形態では、第2実施形態と同様に複
数の優先接続サービスコードを用意しており、優先接続
サービスを受けた加入者に対しては、サービスコードに
応じた制限時間だけ加入者情報データベース114中の
加入者データ情報を発呼非許容にすることにより、優先
接続サービスを受けてからサービスコードに応じた制限
時間だけ優先接続を行わないように規制している。優先
制御部120は、優先接続サービスコードに応じた制限
時間だけ加入者情報データを発呼非許容になるよう制御
する。
【0072】図19は、図18の動作フローチャートで
ある。以下、図19を参照して、図18の動作説明をす
る。図16中のステップS2〜ステップS26及び図1
7中のステップS28からステップS36と同様に処理
をする。図19中のステップS103において、発呼側
又は着信側によりオンフックされたとする。
【0073】ステップS104において、優先制御部1
20は、優先対象であるか判別する。優先対象ならば、
ステップS106に進む。優先対象でなければ、ステッ
プS40に進む。ステップS106において、加入者情
報データ設定部112は、呼制御メモリ56の呼対応メ
モリ領域中に格納された発信電番を取得し、加入者情報
データベース114中のこの発信電番に該当する加入者
情報データに発呼非許容を設定する。
【0074】ステップS111において、優先制御部1
20は、制限時間管理テーブル68を参照して、優先接
続サービスコードに該当する制限時間を求める。そし
て、その制限時間だけ計時するようにタイマ46に指示
する。タイマ46は、指示された制限時間だけ計時する
とタイムアウト信号を出力する。
【0075】ステップS40において、呼切断部48は
呼切断処理をする。ステップS108において、優先対
象の場合、呼情報保留部113は、タイマ46がタイム
アウトするまでウェイトして、呼情報保留状態になる。
ステップS109において、タイマ46がタイムアウト
したとする。ステップS110において、呼情報保留部
113は、加入者情報データ設定部112に発呼許容に
するよう指示する。加入者情報データ設定部112は、
加入者情報データを発呼非許容から発呼許容に設定す
る。ステップS40において、呼切断部48は、呼切断
を状態になる。これにより、一度優先接続サービスを受
けると、優先接続サービスの優先度に応じた一定時間だ
け呼接続が規制される。
【0076】第8実施形態 図20は本発明の第8実施形態によるCPRの機能ブロ
ック図であり、図15中の構成要素と実質的に同一の構
成要素には同一の符号を付している。
【0077】本実施形態では、優先接続サービスを受け
た発呼者に対して、原則として、一定時間の優先接続規
制を行うが、その時間内にトラヒック状態が過負荷から
解放されたときに、優先接続規制を解除するようにした
点が図15のCPRと異なる。呼情報保留部120は、
優先対象の場合に、タイマ46がタイムアウトしたとき
又は高トラヒック状態が解除されたとき発呼許容情報を
発呼許容に設定するよう加入者情報設定部112に指示
する。
【0078】図21は、図20の動作フローチャートで
ある。以下、この図を参照して、図20の動作説明をす
る。図16中のステップS2〜ステップS26及び図1
7中のステップS28〜ステップS36と同様に処理を
する。図21中のステップS103において、発呼側又
は着信側によりオンフックされたとする。
【0079】ステップS104において、優先制御部1
20は、優先対象であるか判別する。優先対象ならば、
ステップS106に進む。優先対象でなければ、ステッ
プS40に進む。ステップS106において、加入者情
報データ設定部112は、呼制御メモリ56の呼対応メ
モリ領域中に格納された発信電番を取得し、加入者情報
データベース114中のこの発信電番に該当する加入者
情報データに発呼非許容を設定する。
【0080】ステップS107において、優先制御部1
11は、一定の制限時間だけ計時するようにタイマ46
に指示する。タイマ46は、指示された制限時間だけ計
時するとタイムアウト信号を出力する。ステップS40
において、呼切断部48は呼切断処理をする。
【0081】ステップS108において、優先対象の場
合、呼情報保留状態になる。ステップS120におい
て、呼情報保留部120は、タイマ46がタイムアウト
するまで、該当出力方路のトラヒック数をチェックし
て、過負荷が解除されたか否かを判別する。過負荷が解
除されたならば、ステップS110に進み。過負荷が解
消されなれれば、ステップS109に進む。ステップS
109において、タイマ46がタイムアウトしたとす
る。
【0082】ステップS110において、呼情報保留部
113は、加入者情報データ設定部112に発呼許容に
するよう指示する。加入者情報データ設定部112は、
加入者情報データを発呼非許容から発呼許容に設定す
る。ステップS40において、呼切断部48は、呼切断
を状態になる。これにより、一度優先接続サービスを受
けると、原則として一定時間だけ呼接続が規制されるが
その間に過負荷が解消された場合は、発呼接続の規制が
解除される。
【0083】第9実施形態 図22は本発明の第9実施形態によるCPRの機能ブロ
ック図であり、図3中の構成要素と実質的に同一の構成
要素には同一の符号を付している。
【0084】本実施形態では、優先接続サービスを受け
た加入者に対して、追加課金をするようにした点が第1
実施形態と異なる。加入者情報データベース142中の
各加入者情報データには、通話時間、課金レートの課金
情報に加えて、優先接続サービスを受けた通話について
は追加課金をする旨の追加課金情報が含まれる。加入者
情報データ設定部140は、加入者が優先接続サービス
を受けた場合は、優先接続に関わる通話時間、課金レー
トに加えて、追加課金情報を加入者情報データベース1
42にライトする。
【0085】図23は、図22の動作フローチャートで
ある。以下、図23を参照して、図22の動作説明をす
る。図4中のステップS2〜ステップS26と同様の処
理を行う。図23中のステップS28において、応答待
ち状態になる。着信処理部40は、呼制御メモリ56中
の呼対応メモリ領域に着信電番をライトする。ステップ
S30において、被呼者応答する。
【0086】ステップS32において、呼接続部42
は、呼接続処理をすると共に、呼制御メモリ56中の呼
対応メモリ領域に呼接続時間をライトする。ステップS
33において、優先制御部44は、優先対象であるか判
別する。優先対象ならば、ステップS34に進む。優先
対象でなければ、ステップS36に進む。
【0087】ステップS34において、優先制御部44
は、一定制限時間だけ計時するようにタイマ46に指示
する。タイマ46は、指示された制限時間だけ計時する
とタイムアウト信号を出力する。ステップS36におい
て、通話中となる。ステップS38において、タイマ4
6がタイムアウト又はオンフックされる。
【0088】ステップS130において、加入者情報デ
ータ設定部140は、優先対象であるか否かを判別す
る。優先対象ならば、ステップS132に進む。優先対
象でなければ、ステップS40に進む。ステップS13
2において、加入者情報データ設定部140は、呼制御
メモリ56中の呼対応メモリ領域を参照して、加入者情
報データベース142中の発呼者の電番をインデックス
とする加入者情報データに優先接続に関わる通話時間、
課金レート(距離に応じて決る課金レート)及び追加課
金情報を加入者情報データベース142にライトする。
【0089】加入者情報データとしてライトされた追加
課金情報を元に課金システムにより追加課金される。こ
れにより、優先接続サービス指定が発呼者により無制限
に行われることがなくなり、優先接続によるトラヒック
の増大を抑制することができる。ステップS40におい
て、呼切断部48は、呼切断処理をすると共に、規制対
象外の発呼者については、通常の課金情報を加入者情報
データベース142にライトする。
【0090】第10実施形態 図24は本発明の第10実施形態によるCPRの機能ブ
ロック図であり、図5中の構成要素と実質的に同一の構
成要素には同一の符号を付している。本実施形態は、図
5の第2実施形態と図22の第9実施形態を組み合わせ
たものである。即ち、本実施形態は、優先度を有する優
先接続サービスを提供すること、優先接続サービスを受
けた加入者に対して、追加課金をするようしている。
【0091】加入者情報データベース152中の各加入
者情報データには、通話時間、課金レートの課金情報に
加えて、優先接続サービスを受けた場合は追加課金をす
る旨の追加課金情報が含まれる。追加課金情報に優先度
に関する情報を含めていないのは、優先度が高ければ制
限時間が短いという関係があり、優先度は通話時間に反
映されること、異なる優先度であっても、通話時間が同
じになる場合があることからである。加入者情報データ
設定部150は、加入者が優先接続サービスを受けた場
合は、優先接続に関わる通話時間、課金レートに加え
て、追加課金情報を加入者情報データベース152にラ
イトする。
【0092】図25は、図24の動作フローチャートで
ある。以下、図25を参照して、図24の動作説明をす
る。図4中のステップS2〜ステップS26と同様の処
理を行う。図25中のステップS28において、応答待
ち状態になる。着信処理部40は、呼制御メモリ56に
該当発呼者の呼対応メモリ領域に着信電番をライトす
る。ステップS30において、被呼者応答する。
【0093】ステップS32において、呼接続部42
は、呼接続処理をすると共に、呼制御メモリ56中の呼
対応メモリ領域に呼接続時間をライトする。ステップS
33において、優先制御部70は、優先対象であるか判
別する。優先対象ならば、ステップS50に進む。優先
対象でなければ、ステップS36に進む。
【0094】ステップS50において、優先制御部70
は、呼制御メモリ66中の呼対応メモリ領域に設定され
た優先接続サービスコードに該当する制限時間だけ計時
するようにタイマ46に指示する。タイマ46は、指示
された制限時間だけ計時するとタイムアウト信号を出力
する。ステップS36において、通話中となる。ステッ
プS38において、タイマ46がタイムアウト又はオン
フックされる。
【0095】ステップS140において、加入者情報デ
ータ設定部150は、優先対象であるか否かを判別す
る。優先対象ならば、ステップS142に進む。優先対
象でなければ、ステップS40に進む。ステップS14
2において、加入者情報データ設定部150は、呼制御
メモリ66の呼対応メモリ領域を参照して、発呼者の電
番に該当する加入者情報データとして、優先接続に関わ
る通話時間、課金レート及び追加課金情報を加入者情報
データベース152にライトする。
【0096】尚、優先度に関わる情報を加入者情報デー
タとして追加してもよい。加入者情報データとしてライ
トされた追加課金情報を元に課金システムにより追加課
金される。優先接続サービスの優先度に応じた通話時間
が加入者情報データにライトされているので、優先度に
応じた課金が可能となる。
【0097】このため、加入者は、優先接続サービスの
優先度に応じた通話時間と課金を比較考量して、適当な
優先接続サービスを受けることができる。ステップS4
0において、呼切断部48は、呼切断処理をすると共
に、規制対象外の発呼者については、通常の課金情報を
加入者情報データベース152にライトする。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ト
ラヒックが閾値を超える高トラヒックの場合でも、優先
接続サービスコードを入力することにより優先接続サー
ビスを提供することができると共に、トラヒックが増大
することを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施形態による交換機システムの
構成図である。
【図3】図2中のCPRの機能ブロック図である。
【図4】図3の動作フローチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態によるCPRの機能ブロ
ック図である。
【図6】図5中の制限時間管理テーブルの構成図であ
る。
【図7】図6の動作フローチャートである。
【図8】本発明の第3実施形態による交換機システムの
構成図である。
【図9】図8中のCPRの機能ブロック図である。
【図10】図9の動作フローチャートである。
【図11】本発明の第4実施形態によるCPRの機能ブ
ロック図である。
【図12】図11の動作フローチャートである。
【図13】本発明の第5実施形態によるCPRの機能ブ
ロック図である。
【図14】図13の動作フローチャートである。
【図15】本発明の第6実施形態によるCPRの機能ブ
ロック図である。
【図16】図15の動作フローチャートである。
【図17】図15の動作フローチャートである。
【図18】本発明の第7実施形態によるCPRの機能ブ
ロック図である。
【図19】図18の動作フローチャートである。
【図20】本発明の第8実施形態によるCPRの機能ブ
ロック図である。
【図21】図20の動作フローチャートである。
【図22】本発明の第9実施形態によるCPRの機能ブ
ロック図である。
【図23】図22の動作フローチャートである。
【図24】本発明の第10実施形態によるCPRの機能
ブロック図である。
【図25】図24の動作フローチャートである。
【符号の説明】
2 交換機システム 4#i(i=1〜n) 入力方路 6#i(i=1〜n) 出力方路 8 監視手段 10 受信手段 12 翻訳手段 14 規制制御手段 16 優先制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 我妻 純市 宮城県仙台市青葉区一番町3丁目3番5号 富士通東北通信システム株式会社内 (72)発明者 伊東 晴美 宮城県仙台市青葉区一番町3丁目3番5号 富士通東北通信システム株式会社内 (72)発明者 菅井 秀明 宮城県仙台市青葉区一番町3丁目3番5号 富士通東北通信システム株式会社内 (72)発明者 南部 博之 宮城県仙台市青葉区一番町3丁目3番5号 富士通東北通信システム株式会社内 (72)発明者 高橋 勝仁 宮城県仙台市青葉区一番町3丁目3番5号 富士通東北通信システム株式会社内 Fターム(参考) 5K019 AA01 BB22 EA01 EA11 EA13 EA17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力方路及び複数の出力方路を有
    し、前記各入力方路から入力されたデータ情報を該当す
    る前記出力方路に出力する交換機システムにおいて、 前記各出力方路毎にトラヒックを監視する監視手段と、 端末より入力されたコードを順次受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した前記コードに優先接続サービス
    コードが含まれるか否かを判別する翻訳手段と、 前記コードより指示される着信側に対応する前記出力方
    路の前記トラヒックが閾値を越え且つ前記コードに前記
    優先接続サービスコードが含まれる第1場合は、着信接
    続をし、前記コードより指示される前記着信側に対応す
    る前記出力方路の前記トラヒックが前記閾値を越えない
    第2場合は、着信接続をする規制制御手段と、 前記第1場合のとき、前記端末と前記着信側を一定時間
    だけ接続した後、強制的に呼切断をする優先制御手段
    と、 を具備したことを特徴とする交換機システム。
  2. 【請求項2】 前記優先接続サービスコードと制限時間
    との関係を記憶する制限時間管理テーブルを更に具備
    し、 前記優先制御手段は、前記第1場合のとき、前記制限時
    間管理テーブルを検索して、前記端末より入力された前
    記優先接続サービスコードに対応する前記制限時間を求
    め、前記端末と前記着信側を該制限時間だけ接続した
    後、強制的に呼切断をすることを特徴とする請求項1記
    載の交換機システム。
  3. 【請求項3】 複数の入力方路及び複数の出力方路を有
    し、前記各入力方路から入力されたデータ情報を該当す
    る出力方路に出力する交換機システムにおいて、 前記各出力方路毎にトラヒックを監視する監視手段と、 端末より入力されたコードを受信する受信手段と、 前記コードに優先接続サービスコードが含まれるか否か
    を判別する翻訳手段と、 各加入者の電番及び該加入者が一定時間内に優先接続サ
    ービスを受けたか否かを示す優先接続情報を含む加入者
    情報データを記憶する加入者情報データベースと、 前記コードより指示される着信側に対応する前記出力方
    路のトラヒックが閾値を越え且つ前記コードに前記優先
    接続サービスコードが含まれ且つ前記端末の前記優先接
    続情報が一定時間内に優先接続サービスを受けていない
    ことを示す第1場合は、着信接続をし、前記コードより
    指示される前記着信側に対応する前記出力方路の前記ト
    ラヒックが前記閾値を越え且つ前記コードに前記優先接
    続サービスコードが含まれ且つ前記優先接続情報が一定
    時間内に優先接続サービスを受けたことを示す第2場合
    は、規制処理をし、前記コードより指示される前記着信
    側に対応する前記出力方路の前記トラヒックが前記閾値
    を越えない第3場合は、着信接続をする規制制御手段
    と、 前記第1場合のときは、前記端末の加入者に該当する前
    記優先接続情報を前記優先接続サービスを受けた旨に設
    定する加入者情報データ設定手段と、 を具備したことを特徴とする交換機システム。
  4. 【請求項4】 前記優先接続サービスコードと制限時
    間との関係を記憶する制限時間管理テーブルを更に具備
    し、 前記加入者情報データ設定手段は、前記第1場合のと
    き、加入者が優先接続サービスを受けた直後は、該加入
    者の前記優先接続情報を優先接続サービスを受けた旨に
    設定し、前記制限時間管理テーブルを検索して前記端末
    より入力された前記優先接続サービスコードに対応する
    前記制限時間を求め、該制限時間経過後に前記優先接続
    情報の前記優先接続サービスを受けた旨をクリアするこ
    とを特徴とする請求項3記載の交換機システム。
  5. 【請求項5】 複数の入力方路及び複数の出力方路を有
    し、前記各入力方路から入力されたデータ情報を該当す
    る出力方路に出力する交換機システムにおいて、 前記各出力方路毎にトラヒックを監視する監視手段と、 端末より入力されたコードを受信する受信手段と、 前記コードに優先接続サービスコードが含まれるか否か
    を判別する翻訳手段と、 各加入者の電番及び該加入者が発呼許容か発呼非許容の
    いずれであるかを示す発呼許容情報を含む加入者情報デ
    ータを記憶する加入者情報データベースと、 前記コードより指示される着信側に対応する前記出力方
    路のトラヒックが閾値を越え且つ前記コードに前記優先
    接続サービスコードが含まれ且つ前記端末の前記発呼許
    容情報が発呼許容を示す第1場合は、着信接続をし、前
    記コードより指示される前記着信側に対応する前記出力
    方路の前記トラヒックが前記閾値を越え且つ前記コード
    に前記優先接続サービスコードが含まれ且つ前記発呼許
    容情報が発呼非許容を示す第2場合は、規制処理をし、
    前記コードより指示される前記着信側に対応する前記出
    力方路の前記トラヒックが前記閾値を越えない第3場合
    は、着信接続をする規制制御手段と、 前記第1場合のときは、前記端末を呼切断してから一定
    時間だけ前記端末の加入者に該当する前記発呼許容情報
    を前記発呼非許容に設定すると共にその一定時間内に前
    記トラヒックが前記閾値よりも小さくなったとき前記発
    呼許容情報を発呼許容に設定する加入者情報データ設定
    手段と、 を具備したことを特徴とする交換機システム。
  6. 【請求項6】 複数の入力方路及び複数の出力方路を有
    し、前記各入力方路から入力されたデータ情報を該当す
    る前記出力方路に出力する交換機システムにおいて、 前記各出力方路毎にトラヒックを監視する監視手段と、 端末より入力されたコードを順次受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した前記コードに優先接続サービス
    コードが含まれるか否かを判別する翻訳手段と、 前記コードより指示される着信側に対応する前記出力方
    路の前記トラヒックが閾値を越え且つ前記コードに前記
    優先接続サービスコードが含まれる第1場合は、着信接
    続をし、前記コードより指示される前記着信側に対応す
    る前記出力方路の前記トラヒックが前記閾値を越えない
    状態の第2場合は、着信接続をする規制制御手段と、 各加入者の電番及び該加入者の課金情報を含む加入者情
    報データを記憶する加入者情報データベースと、 前記第1場合のときは、前記端末と前記着信側を一定時
    間だけ接続した後、強制的に呼切断をする優先制御手段
    と、 前記第1場合のときは、前記端末の加入者に該当する前
    記課金情報に追加課金を示す情報を付加する加入者情報
    データ設定手段と、 を具備したことを特徴とする交換機システム。
JP25246899A 1999-09-07 1999-09-07 交換機システム Withdrawn JP2001077920A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25246899A JP2001077920A (ja) 1999-09-07 1999-09-07 交換機システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25246899A JP2001077920A (ja) 1999-09-07 1999-09-07 交換機システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001077920A true JP2001077920A (ja) 2001-03-23

Family

ID=17237813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25246899A Withdrawn JP2001077920A (ja) 1999-09-07 1999-09-07 交換機システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001077920A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041141A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Oki Networks Co Ltd 通信システム、通信方法、中継装置、中継プログラム、通信端末及び端末プログラム
JP2013201538A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電話サービスシステム
US8714031B2 (en) 2009-06-25 2014-05-06 Nestec S.A. Flowmeter materials for a beverage machine
US8789429B2 (en) 2009-06-25 2014-07-29 Nestec S.A. Flowmeter structure for a beverage machine
CN112711227A (zh) * 2019-10-24 2021-04-27 横河电机株式会社 操作监视用终端、安全仪表系统及信息显示方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8714031B2 (en) 2009-06-25 2014-05-06 Nestec S.A. Flowmeter materials for a beverage machine
US8789429B2 (en) 2009-06-25 2014-07-29 Nestec S.A. Flowmeter structure for a beverage machine
JP2011041141A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Oki Networks Co Ltd 通信システム、通信方法、中継装置、中継プログラム、通信端末及び端末プログラム
JP2013201538A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電話サービスシステム
CN112711227A (zh) * 2019-10-24 2021-04-27 横河电机株式会社 操作监视用终端、安全仪表系统及信息显示方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5884160A (en) Mobile voice mail message transmission system
EP0493427B1 (en) Call completion system
US10171683B2 (en) Wireless communication terminal that sends a message of the intention of a user to continue a call
WO2000014993A1 (en) Method and apparatus for inhibition of calls while roaming
KR100438454B1 (ko) 유무선 통신 네트워크에서 착신전환에 의한 호 연결 방법
JPH09224103A (ja) クレジット呼サービスシステム
JP2762957B2 (ja) 災害用電話システム、及び交換機、電話機
JP2001077920A (ja) 交換機システム
US6151388A (en) Communication charge management system
JPH0720190B2 (ja) デイジタル電話機
AU739839B2 (en) Billing method in electronic switch in a cellular network
JPH0983644A (ja) 電話の優先接続方法
KR100333780B1 (ko) 분담과금 방법
JPH06253010A (ja) 通話中着信表示方式
JPH1169020A (ja) 着信課金サービス方式
KR100304411B1 (ko) 지능망 교환기에서의 전화번호 연결 서비스 방법
KR20010057445A (ko) 수신자요금부담서비스에서 비밀번호를 이용한 악의적착신허용 방지 방법
JPH06113009A (ja) インテリジェントネットワークトラヒック規制制御方法
JP2795478B2 (ja) 無線電話通信方式
JP2023025771A (ja) 構内交換機及び一斉呼出方法
JPH01293053A (ja) 話中着信接続方式
JPH0720191B2 (ja) 電話機
JPH10136126A (ja) 分担課金方法
JP2003188989A (ja) 携帯電話システム、携帯端末及び移動網交換局
JPH0828772B2 (ja) 発信規制方式

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061107