JP5953209B2 - 呼制御装置 - Google Patents

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本発明は、電話端末から発信された呼を制御する技術に関する。
地震等の災害が発生した場合、安否を伝えたい通話や安否を確認したい通話が爆発的に増加するため、被災地からの通話や被災地への通話がつながりにくい状況になる(輻輳の発生)。
輻輳が発生すると、電話端末から発信された呼を制御する呼制御サーバでの規制(発信規制・接続規制)により、殆どの呼の接続が許容されなくなるため、被災者は自分の安否を伝えることが難しい状況となり、安否確認者は被災者の状況を把握することが難しい状況になってしまう。
そこで、何らかの災害が発生した際には、音声による伝言板の機能を提供する災害用伝言ダイヤルサービスの利用が開始される。図6に示すように、呼制御サーバ1は、電話端末7により「171」がダイヤルされると、災害用伝言ダイヤルサービスを提供している安否情報登録サーバ5に接続して、音声ガイダンスにより録音又は再生を選択させる。
ここで録音が選択されると、音声ガイダンスにより所望の電話番号(例えば、被災者の電話番号)の入力を促して、その後に発話されたメッセージに関連付けて記憶する。一方、再生が選択されると、同様に音声ガイダンスにより連絡を取りたい電話番号(例えば、被災者の電話番号)の入力を促して、入力された電話番号に関連するメッセージを再生する。
特許第4208703号公報
「災害用伝言ダイヤル(171)」、NTT東日本、[平成24年9月10日検索]、[online]、<URL:http://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/index.html>
しかしながら、(1)「171」へのダイヤル、(2)録音又は再生の選択、(3)電話番号の入力、といった複数の操作を行う必要があるため、災害用伝言ダイヤルサービスの利用は手間や時間がかかり面倒であるという問題があった。
また、輻輳が生じる規模の災害が発生する頻度は低く、更には災害用伝言ダイヤルサービスの電話番号「171」に対して日頃からなじみがないため、災害用伝言ダイヤルサービスを利用して被災者の安否を確認できる、ということを知らない人が存在するという問題があった。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、災害が発生した際に、被災者の安否を簡便に確認できるようにすることを第1の課題とし、被災者の安否を確実に確認できるようにすることを第2の課題とする。
請求項記載の呼制御装置は、電話端末から発信された呼を制御する呼制御装置において、音声による伝言板の機能を有する災害用伝言ダイヤルサービスの利用を促す音声データを記憶しておくデータ記憶手段と、災害の発生を通知する災害発生情報の受信又は未受信に応じて、一方の電話端末から他方の電話端末への呼接続を規制する接続規制の要否を判定する規制要否判定手段と、前記接続規制が要である場合、前記データ記憶手段から前記音声データを読み出して、前記一方の電話端末から発信された接続規制対象の呼に対して当該音声データを返信するアナウンス情報送信手段と、を備え、前記アナウンス情報送信手段は、前記接続規制を潜り抜けて他の電話端末に接続しようとする呼がある場合、当該呼を発信した電話端末に対して、前記音声データを呼び出し音として送信することを特徴とする。
本発明によれば、災害用伝言ダイヤルサービスの利用を促す音声データをデータ記憶手段に記憶しておき、災害の発生を通知する災害発生情報の受信又は未受信に応じて一方の電話端末から他方の電話端末への呼接続を規制する接続規制の要否を判定し、その接続規制が要である場合には、データ記憶手段から上記音声データを読み出して、一方の電話端末から発信された接続規制対象の呼に対して当該音声データを返信するため、その一方の電話端末の利用者に対して災害用伝言ダイヤルサービスの利用が促進されることから、災害の発生により輻輳が生じた場合であっても、その災害用伝言ダイヤルサービスを利用することにより、被災者の安否を確実に確認することができる。
本発明によれば、災害が発生した際に、被災者の安否を簡便・確実に確認することができる。
呼制御システムの全体接続構成を示す図である。 呼制御サーバの機能ブロック構成を示す図である。 呼制御サーバの第1動作例を示す図である。 呼制御サーバの第2動作例を示す図である。 呼制御サーバの第3動作例を示す図である。 災害用伝言ダイヤルサービスの利用方法を示す図である。
以下、本発明を実施する一実施の形態について図面を用いて説明する。但し、本発明は多くの異なる様態で実施することが可能であり、本実施の形態の記載内容に限定して解釈すべきではない。
図1は、本実施の形態に係る呼制御システムの全体接続構成を示す図である。この呼制御システムは、電話端末7から発信された呼を制御する呼制御サーバ1と、気象庁等に配置された緊急地震速報システム3と、災害用伝言ダイヤルサービス(音声による伝言板の機能)を提供する安否情報登録サーバ5と、固定電話や携帯電話等の電話端末7とで主に構成される。
呼制御サーバ1は、インターネットやLAN等の通信網9aを介して緊急地震速報システム3と安否情報登録サーバ5に通信可能に接続され、更に、固定電話網や携帯電話網等の電話網9bを介して電話端末7に通信可能に接続されている。尚、電話端末7とは、例えば、固定電話や携帯電話、ウェブブラウザ機能等の機能を備えたスマートフォン等、通話機能を備えた端末であればよい。
次に、図2を参照しながら、呼制御サーバ1の機能について説明する。呼制御サーバ1は、呼制御機能部11と、災害情報受信機能部12と、規制要否判定機能部13と、安否情報登録機能部14と、安否情報再生機能部15と、アナウンス情報送信機能部16と、データ記憶機能部17と、で主に構成される。
呼制御機能部11は、呼制御サーバ1が従来から具備する基本機能であり、電話網9bを介して電話端末7から発信された呼を発信先の電話端末7に呼接続する機能やその呼接続を切断等する機能を備えている。
災害情報受信機能部12は、緊急地震速報システム3から地震(災害)の発生を通知する地震発生情報(災害発生情報)が送信された場合に、通信網9aを介して当該地震発生情報を受信してデータ記憶機能部17に記憶する機能を備えている。
規制要否判定機能部13は、上記地震発生情報の受信又は未受信に応じて、ある電話端末7から所望相手先の電話端末7への発信や呼接続を規制する発信規制・接続規制の要否を判定する機能を備えている。
安否情報登録機能部14は、電話端末7から発信された呼の受信時において発信規制・接続規制が要である場合に、安否情報登録サーバ(災害用伝言ダイヤルシステム)5に接続して、電話端末7から発信された呼の発信情報や着信情報、又は電話端末7による呼制御サーバ1への登録情報に基づいて、その電話端末7の利用者が安全な状態を表す安否確認メッセージ(音声データ)を当該電話端末7の電話番号に関連付けて安否情報登録サーバ5に登録する機能を備えている。
安否情報再生機能部15は、電話端末7から発信された呼の受信時において発信規制・接続規制が要である場合に、安否情報登録サーバ(災害用伝言ダイヤルシステム)5に接続して、電話端末7から発信された呼に対して発信先の電話端末7に対応する安否確認メッセージを安否情報登録サーバ5に再生させる機能を備えている。
アナウンス情報送信機能部16は、電話端末7から発信された呼の受信時において発信規制・接続規制が要である場合に、その電話端末7から発信された接続規制対象の呼に対して災害用伝言ダイヤルサービスの利用を促すアナウンス情報(音声データ)を返信(再生)する機能を備えている。
データ記憶機能部17は、上述した安否確認メッセージやアナウンス情報を予め記憶しておく機能や、呼制御サーバ1の処理動作時に必要とされるデータ(例えば、上記地震発生情報)を記憶する機能を備えている。
尚、このような各機能部11〜17を備える呼制御サーバ1は、メモリやCPU等を備えたコンピュータにより実現可能である。また、呼制御サーバ1で行う各機能部11〜17による処理動作は、その処理動作を実行するプログラムによって実現可能である。
〔第1動作例〕
次に、図3を参照しながら、呼制御サーバ1の第1動作例について説明する。まず、電話端末7bの利用者や所持者の居住地域に地震が発生し、緊急地震速報システム3から地震発生情報が送信されると、災害情報受信機能部12により、その送信された地震発生情報が受信され、データ記憶機能部17に記憶される(ステップS101)。
次に、電話端末7bを有する被災者が自身の被災状況を連絡するため、(災害用伝言ダイヤルサービスではなく)任意の電話端末7に対して電話端末7bから発信されると、規制要否判定機能部13により、データ記憶機能部17に地震発生情報が記憶されているか否かが確認され、既にステップS101で地震発生情報が記憶されていることから、発信規制・接続規制が要と判定される(ステップS102)。
ここで、発信規制・接続規制が要と判定された場合、従来であれば、呼制御機能部11によって、電話端末7bから発信された呼に対して「おつなぎできません」等のアナウンス情報を返信し、呼を切断していた。
一方、第1動作例では、そのような規制を行うのに代えて、無条件に安否情報登録サーバ5に接続することにより、発信元の電話端末7bに係る被災者の安否確認メッセージを登録するようにしている。
すなわち、安否情報登録機能部14により、安否情報登録サーバ5に接続し、発信元の電話端末7bから発信された呼の発信情報に基づいて、その電話端末7bの利用者や所持者(ここでは被災者)が安全である旨の安否確認メッセージが登録される(ステップS103)。
具体的には、安否情報登録機能部14が、災害用伝言ダイヤルサービスにダイヤルし、「無事です」等の安否確認メッセージを音声出力して、電話端末7bの電話番号を入力する。その際、電話端末7bが不特定多数の人々に利用される公衆電話である場合を考慮し、安否情報登録機能部14は、被災者が所有する電話端末の電話番号の入力を当該被災者に促して入力させ、又は現在使用している電話端末の電話番号をそのまま自動入力することを選択させるようにしてもよい。
これにより、電話端末7bの電話番号と安否確認メッセージとの対応関係が安否情報登録サーバ5に登録されるため、その電話端末7bの被災者が生存している事実を記録しておくことが可能となる。
一方、電話端末7bを有する被災者の状況を確認するため、(災害用伝言ダイヤルサービスではなく)当該電話端末7bに対して電話端末7aから発信されると、規制要否判定機能部13により、データ記憶機能部17に地震発生情報が記憶されているか否かが確認され、既にステップS101で地震発生情報が記憶されていることから、発信規制・接続規制が要と判定される(ステップS104)。
ここで、発信規制・接続規制が要と判定された場合には、ステップS103と同様に、呼の接続を規制するのに代えて、無条件に安否情報登録サーバ5に接続することにより、発信先の電話端末7bに該当する安否確認メッセージを再生させるようにしている。
すなわち、安否情報再生機能部15により、安否情報登録サーバ5に接続し、発信先の電話端末7bの電話番号に対応する安否確認メッセージが取得され、発信元の電話端末7aに対して当該安否確認メッセージが送信(再生)される(ステップS105)。
具体的には、安否情報再生機能部15は、災害用伝言ダイヤルサービスにダイヤルし、再生を選択して、発信先の電話端末7bの電話番号を入力する。これにより、安否情報登録サーバ5によって当該電話番号に対応する安否確認メッセージ(上記例の場合、「無事です」)が再生されるので、その安否確認メッセージをそのまま発信元の電話端末7aに転送し、その電話端末7aで再生させる。
以上より、電話端末7から発信された呼の受信時において発信規制・接続規制が要である場合に、呼制御サーバ1は、当該呼の接続を規制するのではなく、災害用伝言ダイヤルサービスに接続し、発信元の電話端末7から発信された呼の発信情報に基づいて安否確認メッセージを登録し、又は、発信先の電話端末7の電話番号に対応する安否確認メッセージを再生させるので、災害用伝言ダイヤルサービスの使用方法が分からない場合であっても、所望する相手先の電話端末に電話をかけるという通常の操作のみで災害用伝言ダイヤルサービスを利用できることから、災害用伝言ダイヤルサービス利用時の操作が不要となり、災害発生時における被災者の安否確認を簡単に行うことができる。
〔第2動作例〕
次に、図4を参照しながら、呼制御サーバ1の第2動作例について説明する。まず、電話端末7bの利用者や所持者の居住地域に地震が発生し、緊急地震速報システム3から地震発生情報が送信されると、災害情報受信機能部12により、その送信された地震発生情報が受信され、データ記憶機能部17に記憶される(ステップS201)。
次に、電話端末7bを有する被災者が自身の被災状況を連絡するため、(災害用伝言ダイヤルサービスではなく)任意の電話端末7に対して電話端末7bから発信されると、規制要否判定機能部13により、データ記憶機能部17に地震発生情報が記憶されているか否かが確認され、既にステップS201で地震発生情報が記憶されていることから、発信規制・接続規制が要と判定される(ステップS202)。
ここで、発信規制・接続規制が要と判定された場合、従来であれば、呼制御機能部11によって、電話端末7aから発信された呼に対して「おつなぎできません」等のアナウンス情報を返信し、呼を切断していた。
一方、第2動作例では、そのような規制を行うのに代えて、災害用伝言ダイヤルサービスの利用を促すアナウンス情報を返信するようにしている。
すなわち、アナウンス情報送信機能部16により、災害用伝言ダイヤルサービスの利用(録音)を促すアナウンス情報がデータ記憶機能部17から読み出され、発信元の電話端末7bに送信される(ステップS203)。
一方、電話端末7bを有する被災者の状況を確認するため、(災害用伝言ダイヤルサービスではなく)当該電話端末7bに対して電話端末7aから発信されると、規制要否判定機能部13により、データ記憶機能部17に地震発生情報が記憶されているか否かが確認され、既にステップS201で地震発生情報が記憶されていることから、発信情報・接続規制が要と判定される(ステップS204)。
ここで、発信規制・接続規制が要と判定された場合には、ステップS203と同様に、呼の接続を規制するのに代えて、アナウンス情報送信機能部16により、災害用伝言ダイヤルサービスの利用(再生)を促すアナウンス情報がデータ記憶機能部17から読み出され、発信元の電話端末7aに送信される(ステップS205)。
以上より、電話端末7から発信された呼の受信時において発信規制・接続規制が要である場合に、呼制御サーバ1は、当該呼の接続を規制するのではなく、災害用伝言ダイヤルサービスの利用を促すアナウンス情報を返信するので、電話端末の利用者に対して災害用伝言ダイヤルサービスの利用が促進されることから、災害の発生により輻輳が生じた場合であっても、その災害用伝言ダイヤルサービスを利用することにより、被災者の安否を確実に確認することができ、多くの被災者の状況を安否確認者に伝えることができる。
〔第3動作例〕
次に、図5を参照しながら、呼制御サーバ1の第3動作例について説明する。まず、電話端末7bの利用者や所持者の居住地域に地震が発生し、緊急地震速報システム3から地震発生情報が送信されると、災害情報受信機能部12により、その送信された地震発生情報が受信され、データ記憶機能部17に記憶される(ステップS301)。
次に、電話端末7bを有する被災者が自身の被災状況を連絡するため、(災害用伝言ダイヤルサービスではなく)任意の電話端末7cに対して電話端末7bから発信されると、規制要否判定機能部13により、データ記憶機能部17に地震発生情報が記憶されているか否かが確認され、既にステップS301で地震発生情報が記憶されていることから、発信規制・接続規制が要と判定される(ステップS302)。
ここで、発信規制・接続規制が要と判定された場合、従来であれば、呼制御機能部11によって、電話端末7bから発信された呼に対して「おつなぎできません」等のアナウンス情報を返信し、呼を切断していた。
一方、そのように規制を行っていた場合であっても、かなり少ないものの当該規制を潜り抜ける呼が存在する。そこで、第3動作例では、従来と同様にステップS302の判定結果に基づいて呼の接続規制を行うが、そのような規制を潜り抜けて相手先の電話端末7に呼接続されようとしている接続規制対象の呼については、災害用伝言ダイヤルサービスの利用を促すアナウンス情報を呼び出し音として送信するようにしている。
すなわち、発信規制・接続規制が要により規制中の場合であっても呼制御機能部11によって上記任意の電話端末7cへの呼び出しが行われた際には、アナウンス情報送信機能部16により、災害用伝言ダイヤルサービスの利用(録音)を促すアナウンス情報がデータ記憶機能部17から読み出され、呼び出し音を発信元の電話端末7bに送信する代わりに、その呼び出し音として当該アナウンス情報が送信される(ステップS303)。
一方、電話端末7bを有する被災者の状況を確認するため、(災害用伝言ダイヤルサービスではなく)当該電話端末7bに対して電話端末7aから発信されると、規制要否判定機能部13により、データ記憶機能部17に地震発生情報が記憶されているか否かが確認され、既にステップS301で地震発生情報が記憶されていることから、発信情報・接続規制が要と判定される(ステップS304)。
ここで、発信規制・接続規制が要により規制中の場合であっても呼制御機能部11によって発信先の電話端末7bへの呼び出しが行われた際には、ステップS303と同様に、アナウンス情報送信機能部16により、災害用伝言ダイヤルサービスの利用(再生)を促すアナウンス情報がデータ記憶機能部17から読み出され、呼び出し音を発信元の電話端末7aに送信する代わりに、その呼び出し音として当該アナウンス情報が送信される(ステップS305)。
以上より、電話端末7から発信された呼の受信時において発信規制・接続規制が実行中である場合に、呼制御サーバ1は、その規制を潜り抜けて呼接続されようとしている接続規制対象の呼については、災害用伝言ダイヤルサービスの利用を促すアナウンス情報を呼び出し音として送信するので、電話端末の利用者に対して災害用伝言ダイヤルサービスの利用が促進されることから、災害の発生により輻輳が生じた場合であっても、その災害用伝言ダイヤルサービスを利用することにより、被災者の安否を確実に確認することができ、多くの被災者の状況を安否確認者に伝えることができる。
1…呼制御サーバ(呼制御装置)
3…緊急地震速報システム
5…安否情報登録サーバ
7、7a〜7c…電話端末
9a…通信網
9b…電話網
11…呼制御機能部
12…災害情報受信機能部
13…規制要否判定機能部(規制要否判定手段)
14…安否情報登録機能部(安否情報制御手段)
15…安否情報再生機能部(安否情報制御手段)
16…アナウンス情報送信機能部(アナウンス情報送信手段)
17…データ記憶機能部(データ記憶手段)
S101〜S105、S201〜S205、S301〜S305…ステップ

Claims (1)

  1. 電話端末から発信された呼を制御する呼制御装置において、
    音声による伝言板の機能を有する災害用伝言ダイヤルサービスの利用を促す音声データを記憶しておくデータ記憶手段と、
    災害の発生を通知する災害発生情報の受信又は未受信に応じて、一方の電話端末から他方の電話端末への呼接続を規制する接続規制の要否を判定する規制要否判定手段と、
    前記接続規制が要である場合、前記データ記憶手段から前記音声データを読み出して、前記一方の電話端末から発信された接続規制対象の呼に対して当該音声データを返信するアナウンス情報送信手段と、を備え、
    前記アナウンス情報送信手段は、
    前記接続規制を潜り抜けて他の電話端末に接続しようとする呼がある場合、当該呼を発信した電話端末に対して、前記音声データを呼び出し音として送信することを特徴とする呼制御装置。
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