JP5133521B2 - 災害伝言ダイヤルの自動転送方式 - Google Patents

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Description

本発明は地震等の大災害発生時における災害伝言ダイヤルの自動転送方式に関する。
災害伝言ダイヤルは地震等の大災害が発生した場合に電話が輻輳して接続不能(連絡不能)な状態が長時間継続して,安否の確認や,被災者の所在地等を知ることができない事態を解決するために提供されるサービスであるが,災害発生時にはこのサービスを利用しようとしても,サービスを受けるための特番を知らない場合や,忘れた場合は,そのサービスを受けることができないため,その改善が望まれている。
図7は従来の災害伝言ダイヤルの説明図である。図中,50は利用者が操作する電話機(固定電話,携帯電話,公衆電話等),51は交換機,52は災害伝言ダイヤルによる録音,再生の処理を行うセンタである。最初に電話機50の利用者が災害伝言ダイヤルの特番(171番)のダイヤルによる発信または着信の呼が発生すると(図7のa),交換機51に対し発/着信要求が発生し(同b),交換機51において利用者がダイヤルした電番が翻訳される(同c)。この翻訳結果について伝言ダイヤルの特番であるか判別し(図7のd),特番でないと通常の接続処理が行われ,災害伝言ダイヤルの特番である場合は,災害伝言ダイヤルセンタ52に接続要求が送られる。災害伝言ダイヤルセンタ52に接続されると,音声ガイダンスによりサービス種別(再生か録音)を指定する入力を行うよう促し,利用者の操作により入力が行われると,被災地の人には自宅の電話番号をまたは連絡を取りたい被災地の人の電話番号を入力させ,被災以外の人は連絡をとりたい被災地の電話番号を入力させる(図7のf)。災害伝言ダイヤルのセンタ52はこの入力電話番号から伝言検索(サービス種別が再生の場合)をするか,伝言録音(サービス種別が録音の場合)の準備をし(図7のg),伝言再生または伝言録音をする(同h)。
また,従来の技術として,携帯電話等にWWW登録機能とホームページ作成機能を持たせ,災害が発生すると,保育園,幼稚園,小学校等の関係者がその携帯電話を持って避難し,ホームページ作成機能を使って,被害状況,緊急避難場所,緊急メール,緊急連絡先等のホームページを作成し,登録機能を使ってWWWサーバに登録する。保護者側は携帯電話会社パケット網またはインターネットを介して携帯電話またはパーソナルコンピュータからWWWサーバに登録した保育園,幼稚園,小学校等が登録したホームページを閲覧し,被害状況,緊急避難場所,緊急メール,緊急連絡先等を知るようにする技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−196709号公報
従来の災害伝言ダイヤルのサービスを受けるには,利用者が意識して特番をダイヤルする必要があり,特番を知らない人または忘れた人は利用することができないという問題がある。
また利用者が災害伝言ダイヤルを使用するのが面倒なので,被災地の電話番号をダイヤルしても自分くらいは通話が可能になるだろうと思う人がいると,伝言ダイヤルが有効利用されないという問題がある。
更に,利用者が災害伝言ダイヤルのための特番を記憶して使用する必要があるため,伝言ダイヤルが有効利用されない場合,被災地の交換機が輻輳し,災害伝言ダイヤルさえ使用不可となる。
また,上記特許文献1の技術は,WWWサーバに登録するためのホームページを作成して登録する機能を携帯電話に付与するものであり,携帯電話にホームページ作成のための機構を設けて,複雑な操作を行う必要があるという問題がある。
本発明は一般の固定または携帯の電話機から特番をダイヤルすることなく災害伝言ダイヤルの利用を可能にし,被災地区の交換機の輻輳を抑止することができる災害伝言ダイヤルの自動転送方式を提供することを目的とする。
図1は本発明の原理構成を示す図である。図中,1は交換機,10はスイッチ部,11は発・着信の呼接続の制御信号(電話番号等)を受け取って処理を行う呼処理部,12は電番翻訳部,13は発信の場合は発信した電話機が発信規制地域(交換機が属する階程に対応して決められ,被災地だけでなく広い範囲の地域が対象となる場合もある)として指定されているか,着信の場合は着信先が被災地を含む着信規制地域として指定されているかを判定する規制・被災地判定部,14は自動転送部,140はアクセス情報編集手段,140aはアクセス情報,141は災害伝言ダイヤルセンタへ転送を行う転送手段である。2は災害伝言ダイヤルセンタ,20は中継線3から入力する接続要求を受付けて処理を行う呼処理部,21は交換機1から自動転送された呼の処理を行う転送処理部,210はサービス種別判別手段,211は再生手段,212は再生・録音手段,22は災害伝言ダイヤルの伝言を記録する伝言データベース,3は交換機1と災害伝言ダイヤルセンタ2を結ぶ中継線である。なお,災害伝言ダイヤルセンタ2には複数の中継線3からの呼処理について音声による応答を行うための従来技術と同様の設備(音声ガイダンスによる伝言メッセージの再生,録音のための機構)を備えているが図1では図示省略されている。
利用者の電話機(固定,携帯等)からの接続を要求する呼(発信または着信)が交換機1へ入力すると,交換機1の呼処理部11に発信または着信した呼の制御情報を受け取り,電番翻訳部12において,相手を指定する番号(着信者番号)が翻訳される。この翻訳で特番(災害伝言ダイヤルを含む各種特番)であることが分かると,従来の技術によりそれぞれの特番に対応する機関に接続されて特番のサービスが提供される。翻訳により特番でないことが分かると,規制・被災地判定部13により,当該呼の着信者番号(着信電話番号や相手電話番号と同じ)と発信者番号(発信電話番号と同じ)を用いて,発信の場合は発信者番号が発信規制地域として指定された地域に含まれるか判定し,着信の場合は着信者番号が被災地を含む着信規制地域として指定されている地域に含まれるかを判定する。
この判定により発信または着信の呼が規制・被災地に該当しない場合は,通常の発信または着信の接続処理が行われるが,該当した場合は自動転送部14による処理が行われる。自動転送部14では,アクセス情報編集手段140において災害伝言ダイヤルセンタ2にアクセスするためのアクセス情報140aの編集が行われる。アクセス情報140aは,発信者番号,着信者番号及びサービス種別とで構成される。サービス種別として,接続要求が発信の場合は「再生・録音」,着信の場合は「再生」を設定する。アクセス情報140aが編集されると,転送手段141はこの発信または着信の接続要求(または呼)をアクセス情報140aと共に災害伝言ダイヤルセンタ2に中継線3を介して転送する。なお,上記の規制・被災地判定部13及びアクセス情報編集手段140において使用する発信者番号は,固定電話の場合は加入者線(またはトランク)の収容位置を検出する等の従来技術を用いることにより得ることができ,携帯電話の場合は発信者番号が交換機に通知されることにより得ることができる。
災害伝言ダイヤルセンタ2では,この接続要求を受け取ると,転送処理部21において,最初に転送されたアクセス情報からサービス種別判別手段210でサービス種別(「再生・録音」または「再生」)を判別し,「再生」の場合は再生手段211によりアクセス情報の中の着信者番号を用いて伝言データベース22を検索し,該当する伝言があると再生し,「再生・録音」の場合は,再生・録音手段212により最初にアクセス情報の中の着信者番号を用いて録音された伝言データベース22を検索して伝言があると再生し,続いて着信者番号に対して録音したい伝言があると,伝言(メッセージ)の録音を行って,終了する。
本発明により災害伝言ダイヤルのサービスを知らない利用者でもこのサービスを利用することが可能となる。また,災害伝言ダイヤルのサービスを受けるための特番を知らない人でもこのサービスを利用することが可能となる。
更に,本発明により災害伝言ダイヤルのサービスを利用する人が増えることにより災害等の被災地区への交換機アクセスを軽減することができるため,交換機の輻輳を抑止することができる。そして,録音,再生の動作を同時に実施するため処理能力を向上することができる。
図2は本発明による各装置間の相互の動作シーケンス例である。図中,1,2の各符号は上記図1と同じ装置を表し,1は交換機,2は災害伝言ダイヤルセンタ,4は電話機(利用者)を表す。
最初に,電話機(固定または携帯)4から発信または着信(他の交換機を経由する場合を含む)操作が行われると(図2のa),交換機1に発/着信要求(発信呼または着信呼)が送られ(同b),交換機1において電番(電話番号)翻訳が行われる(同c)。この翻訳の結果について番号が災害伝言ダイヤルを指定する番号(特番)であるか判別し(図2のd),災害伝言ダイヤルの特番であることが分かると,災害伝言ダイヤルセンタ2に対して接続要求(呼)が送られる(図2のe)。これを受けた災害伝言ダイヤルセンタ2は従来の手法(電話機4と音声ガイダンスを通じて,伝言再生や,録音を行う手法)による呼の処理が実行される。
上記の判別(図2のd)において災害伝言ダイヤルでないと判別されると,当該交換機1に対して発信した場合は電話機4(発信者番号)が発信規制地域または被災地であるかの判別をし,着信の場合は着信先(着信者番号)が着信規制地域または被災地であるかを判定する(図2のf)。なお,被災地や発信規制地域,着信規制地域は通信事業会社により指定され,交換機1の所在地域やどの階程(交換機1が端局,集中局や総括局等の何れの段階に属するか)であるか等により異なる。規制及び被災地の何れにも該当しない場合は,通常の接続処理が行われるが,該当した場合は,アクセス情報編集処理が実行される(図2のg)。この処理の詳細は後述する図3に示す。アクセス情報編集処理により,アクセス情報が作成されると災害伝言ダイヤルセンタ2に対して接続要求を行う(図2のh)。この接続要求(呼接続要求)を受け取った災害伝言ダイヤルセンタ2ではアクセス情報に基づいて自動転送の処理を行う(図2のi)。この災害伝言ダイヤルセンタにおける自動転送の処理内容は後述する図4に示す。
図3はアクセス情報編集の処理フローである。最初に信号情報(発信または着信の呼処理により交換機で発生した制御信号)に発信者番号があるか判別する(図3のS1)。発信者番号が含まれてない時,電話機4が固定網に収容されている場合は加入者線のトランク情報より発信者番号を獲得し,携帯電話機であって加入者番号が含まれてない場合は加入者識別子より加入者プロファイル(加入者データベース)をアクセスして電話番号を獲得する(図3のS2)。
発信者番号が含まれている場合,その発信者番号を信号情報から獲得し(図3のS3),アクセス情報にセットし(同S4),着信者番号(相手番号)を信号情報より獲得し(同S5),アクセス情報にセットする(同S6)。次にこの発/着信要求(図2のb)が発信処理(発信呼)であるかを判別し(図3のS7),ノー(着信呼)と判別されるとアクセス情報の中の「サービス種別」として「再生」をセットし(同S8),イエス(発信要求)と判別されると「サービス種別」として「再生・録音」をセットする(同S9)。なお,後述する災害伝言ダイヤルセンタにおける自動転送処理(図4参照)により,サービス種別が「再生」である場合,着信規制を受けた電話機(利用者)に対して災害伝言ダイヤルセンタで伝言再生のサービスを受けることができ,サービス種別が「再生・録音」である場合は,発信規制を受けた電話機(利用者)に対し災害伝言ダイヤルセンタで再生と録音のサービスを受けることができる。
図4は災害伝言ダイヤルセンタにおける自動転送の処理フローである。災害伝言ダイヤルセンタ2は,交換機1から送られてきたアクセス情報の中のサービス種別を判別し(図4のS1),「再生」である場合,アクセス情報より着信者番号を取得する(同S2)。次にこの着信者番号を用いて,その着信者番号に対応して登録された伝言(メッセージ)を伝言データベース(図1の22)について検索し(図4のS3),伝言メッセージがあるか判別する(同S4)。伝言が無い場合は,発信した電話機(図1の4)に対して「伝言無し」の趣旨の音声ガイダンスが送出され(図4のS5),伝言がある場合は,伝言データベースから録音された伝言を再生して終了する(図4のS6)。
上記図4のステップS1においてサービス種別が「再生・録音」である場合は,アクセス情報より着信者番号を取得し(図4のS7),その着信者番号で伝言メッセージ(図2の伝言データベース22)を検索し(図4のS8),伝言があるか判別する(同S9)。伝言が無いと「伝言無し」の趣旨の音声ガイダンスが送出され(図4のS10),有る場合は伝言が再生され(同S11),再生終了が判別され(同S12),終了すると伝言録音を要求する音声ガイダンスが発生し(同S13),伝言録音が行われると終了する(同S14)。
本発明による発信,着信時の動作シーケンスの例を図5,図6により説明する。図5は規制地区からの発信時の動作シーケンスの例である。図中,1は交換機,2は災害伝言ダイヤルセンタ,4は電話機(利用者)を表す。
電話機4の利用者が発信操作を行うと(図5のa),発信要求が交換機1に送られる(同b)。交換機1において電話機4の発信者番号が発信規制地域(被災地を含む)に該当するかを判別し(図5のc),該当しない場合は通常の接続を行う既存処理を行う。発信規制地域に該当する場合は,発信者番号(固定電話,携帯電話に対応して上記した方法により検出),着信者番号を獲得し(図5のd,e),サービス種別として「再生・録音」を設定して(同f),アクセス情報を編集し(同g),アクセス情報を付して災害伝言ダイヤルセンタ2に接続要求を送る(同h)。
災害伝言ダイヤルセンタ2では,接続要求を受け取ると,アクセス情報に含まれた着信者番号からの伝言があるか判別し(図5のi),ある場合は,図5のjに例として示すように「只今規制中のため災害伝言ダイヤルに自動接続しました。伝言があります。再生致します。」という音声ガイダンスの後に録音された伝言が再生される。伝言が無いと判別されると,図5のkに例として示すように伝言が無い旨の音声ガイダンスが出力される。この伝言再生の動作の後に,伝言を録音するために図5のlに例として示すように「伝言を承ります。」という音声ガイダンスが出力され,その後に電話機から送られてくるメッセージ(伝言)を録音(蓄積)する(図5のm)。録音された内容は伝言データベース(図1の22)に格納されて管理され,アクセスがあると再生される。
図6は規制地区への着信時の動作シーケンスの例である。図中の1,2,4の各符号は上記図5に示す同じ符号の各装置を表し,交換機1は着信規制を行っているものとする。
電話機4からの着信操作(他の交換機を経由する場合を含む)により(図6のa),交換機1に着信要求が入力すると(同b),着信者番号が着信規制地域または被災地か判別し(同c),該当しない場合は既存処理が実行され,該当する場合は着信者番号を獲得し(同d),サービス種別を「再生」に設定して(同e),アクセス情報を編集する(同f)。このアクセス情報を付加して災害伝言ダイヤルセンタ2に接続要求を行う(図6のg)。災害伝言ダイヤルセンタ2ではこれを受け取ると,アクセス情報の中の着信者番号を用いて伝言ダイヤルデータベース(図1の22)を検索し,ある場合は図6のiに例として示す音声ガイダンスを出力した後,録音された伝言を再生して終了し,伝言が無い場合は図6のjに例として示す音声ガイダンスを出力して終了する。
(付記1) 電話機からの発信または着信の呼が入力する交換機と災害伝言ダイヤルセンタとが接続された交換システムにおいて,前記交換機の呼処理部は,発信呼が発生して呼の電話番号が災害伝言ダイヤルの特番でないことを検出すると発信元が予め設定された被災地または規制地域に該当するか判定する判定部と,前記判定部により発信元が被災地または規制地域に該当すると判定されると,当該発信呼を,制御に関係する情報を付加して災害伝言ダイヤルセンタに転送する自動転送部とを備え,前記災害伝言ダイヤルセンタは前記転送された発信呼を受け取ると,前記付加された情報を用いて伝言の再生を行うことを特徴とする災害伝言ダイヤルの自動転送方式。
(付記2) 付記1において,前記交換機の自動転送部は,前記判定部により発信元が被災地または規制地域に該当すると判定されると,当該発信呼の発信者番号と着信者番号及びサービス種別として発信の呼に対応した「再生」が設定された各情報から成るアクセス情報を編集するアクセス情報編集手段と,前記編集したアクセス情報を付加して前記発信の呼を前記災害伝言ダイヤルセンタに転送する転送手段とを備え,前記災害伝言ダイヤルセンタは,前記転送された発信呼を受け取ると,前記付加されたアクセス情報に設定されたサービス種別を識別する手段を備え,識別結果に基づいて着信者番号に対して蓄積された伝言の再生を行うことを特徴とする災害伝言ダイヤルの自動転送方式。
(付記3) 電話機からの発信または着信の呼が入力する交換機と災害伝言ダイヤルセンタとが接続された交換システムにおいて,前記交換機の呼処理部は,発信呼が発生して呼の電話番号が災害伝言ダイヤルの特番でないことを検出すると着信先が予め設定された被災地または規制地域に該当するか判定する判定部と,前記判定部により着信先が被災地または規制地域に該当すると判定されると,当該着信呼を,制御に関係する情報を付加して災害伝言ダイヤルセンタに転送する自動転送部とを備え,前記災害伝言ダイヤルセンタは前記転送された着信呼を受け取ると,前記付加された情報を用いて伝言の再生・録音を行うことを特徴とする災害伝言ダイヤルの自動転送方式。
(付記4) 付記3において,前記交換機の自動転送部は,前記判定部により着信先が被災地または規制地域に該当すると判定されると,当該着信呼の発信者番号と着信者番号及びサービス種別として着信の呼に対応した「再生・録音」が設定された各情報から成るアクセス情報を編集するアクセス情報編集手段と,前記編集したアクセス情報を付加して前記着信呼を前記災害伝言ダイヤルセンタに転送する転送手段とを備え,前記災害伝言ダイヤルセンタは前記転送された着信呼を受け取ると,前記付加されたアクセス情報に設定されたサービス種別を識別する手段を備え,識別結果に基づいて着信者番号に対して蓄積された伝言の再生と録音を行うことを特徴とする災害伝言ダイヤルの自動転送方式。
(付記5) 電話機からの発信または着信の接続要求を受ける交換機と災害伝言ダイヤルセンタとが接続された交換システムにおいて,前記交換機の呼処理部は,発・着信の呼が発生すると,着信番号が特番でないことを検出すると発信元または着信先が予め設定された被災地または規制地域に該当するか判定する判定部と,前記判定部により発信元または着信先が被災地または規制地域に該当すると判定されると,当該呼を,呼の制御に関係する情報を付加して災害伝言ダイヤルセンタに転送する自動転送部とを備え,前記災害伝言ダイヤルセンタは,前記転送された呼を受け取ると,前記付加された情報を用いて伝言の再生または再生・録音を行うことを特徴とする災害伝言ダイヤルの自動転送方式。
(付記6) 付記5において,前記交換機の自動転送部は,前記判定部により,発信元または着信先が被災地または規制地域に該当すると判定されると,当該接続要求の発信者番号と着信者番号及び接続要求に対応したサービス種別の情報を含むアクセス情報を編集するアクセス情報編集手段と,前記編集したアクセス情報を付加して前記発信または着信の要求を前記災害伝言ダイヤルセンタに自動転送する手段とを備え,前記災害伝言ダイヤルセンタは前記要求を受け取ると,前記アクセス情報に設定されたサービス種別を識別する手段を備え,識別に基づいて着信先について蓄積された伝言の再生または伝言の再生と録音のいずれかを実行することを特徴とする災害伝言ダイヤルの自動転送方式。
(付記7) 付記1乃至6の何れかにおいて,前記呼処理部は,呼の電話番号が,災害伝言ダイヤルのサービスを指定する特番の場合は,その呼を災害伝言ダイヤルセンタに転送することを特徴とする災害伝言ダイヤルの自動転送方式。
本発明の原理構成を示す図である。 本発明による各装置間の相互の動作シーケンスの例を示す図である。 アクセス情報編集の処理フローを示す図である。 災害伝言ダイヤルセンタにおける自動転送の処理フローを示す図である。 規制地区からの発信時の動作シーケンスの例を示す図である。 規制地区への着信時の動作シーケンスの例を示す図である。 従来の災害伝言ダイヤルの説明図である。
符号の説明
1 交換機
10 スイッチ部
11 呼処理部
12 電番翻訳部
13 規制・被災地判定部
14 自動転送部
140 アクセス情報編集手段
140a アクセス情報
141 転送手段
2 災害伝言ダイヤルセンタ
20 呼処理部
21 転送処理部
210 サービス種別判定手段
211 再生手段
212 再生・録音手段
22 伝言データベース
3 中継線
4 電話機

Claims (3)

  1. 電話機からの発信または着信の呼が入力する交換機と災害伝言ダイヤルセンタとが接続された交換システムにおいて,
    前記交換機の呼処理部は,
    発信呼が発生して呼の着信者番号を検出する電番翻訳部と,検出した着信者番号が災害伝言ダイヤルの特番でない場合に発信元が予め設定された被災地または規制地域に該当するか検出した呼の発信者番号より判定する判定部と,
    前記判定部により発信元が被災地または規制地域に該当すると判定されると,当該発信呼を,再生・録音の制御に関係する情報を付加して災害伝言ダイヤルセンタに転送する自動転送部とを備え,
    前記災害伝言ダイヤルセンタは前記転送された発信呼を受け取ると,前記付加された情報を用いて伝言の再生をし,伝言再生が終了した後,伝言の録音を行うことを特徴とする災害伝言ダイヤルの自動転送方式。
  2. 電話機からの発信または着信の呼が入力する交換機と災害伝言ダイヤルセンタとが接続された交換システムにおいて,
    前記交換機の呼処理部は,
    発信呼が発生して呼の着信者番号を検出する電番翻訳部と,検出した着信者番号が災害伝言ダイヤルの特番でない場合に着信先が予め設定された被災地または規制地域に該当するか検出した呼の着信者番号より判定する判定部と,
    前記判定部により着信先が被災地または規制地域に該当すると判定されると,当該着信呼を,伝言の再生の制御に関係する情報を付加して災害伝言ダイヤルセンタに転送する自動転送部とを備え,
    前記災害伝言ダイヤルセンタは前記転送された着信呼を受け取ると,前記付加された情報を用いて伝言の再生を行うことを特徴とする災害伝言ダイヤルの自動転送方式。
  3. 電話機からの発信または着信の接続要求を受ける交換機と災害伝言ダイヤルセンタとが接続された交換システムにおいて,
    前記交換機の呼処理部は,
    発・着信の呼が発生すると,呼の着信番号を検出する電番翻訳部と,検出した着信番号が災害伝言ダイヤルの特番でない場合に発信元または着信先が予め設定された被災地または規制地域に該当するか判定する判定部と,
    前記判定部により発信元または着信先が被災地または規制地域に該当すると判定されると,当該呼に対して,発信元が被災地または規制地域の場合に「再生・録音」というサービス種別,着信先が被災地または規制地域の場合に,「再生」というサービス種別,を含む呼の制御に関係する情報を付加して災害伝言ダイヤルセンタに転送する自動転送部とを備え,
    前記災害伝言ダイヤルセンタは,前記転送された呼を受け取ると,前記付加された情報の中のサービス種別が「再生・録音」の場合は伝言の再生と録音を行い,「再生」の場合は伝言の再生を行うことを特徴とする災害伝言ダイヤルの自動転送方式。
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