JP2001036644A - パスワードによる着信者指定サービス方式および方法 - Google Patents

パスワードによる着信者指定サービス方式および方法

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JP2001036644A
JP2001036644A JP11203461A JP20346199A JP2001036644A JP 2001036644 A JP2001036644 A JP 2001036644A JP 11203461 A JP11203461 A JP 11203461A JP 20346199 A JP20346199 A JP 20346199A JP 2001036644 A JP2001036644 A JP 2001036644A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】相手先の一つの電話番号に対し、相手先が複数
の人間でもそれぞれの違ったパスワードにより接続でき
ることにある。また、発信者が、相手先の1つの電話番
号対して、機密扱い接続にするかどうかの選択ができる
ことにある。 【解決手段】交換機を含む通信網に接続された複数の端
末間で発呼する場合に、交換機は、着信者電話番号単位
毎に複数の着信者特定番号を登録しかつその着信者特定
番号に対応させてパスワードを登録したテーブルを準備
し、発呼があると、発信者の端末に着信者特定番号を要
求し、発信者の端末から着信者特定番号を受信すると着
信者の端末を呼び出し着信者の着信者特定番号に対応す
るパスワードを要求し、着信者の端末から受信したパス
ワードとテーブルの着信者特定番号に対応するパスワー
ドとを照合し、一致すると発信者の端末と着信者の端末
との通信パスを接続し通話ができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆通信網を利用
する通信サービスに関し、特に、パスワードによる着信
者指定サービス方式および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパスワードによる着信者
指定サービス方式は、例えば、特開平04−11166
1号公報に開示されている。すなわち、被発呼者の端末
の電話番号とパスワードが1対1に対応した対応表を設
け、対応表に登録された端末の電話番号に発呼がある
と、被発呼者にパスワードの入力を促す旨を通知し、入
力されたパスワードと対応表にあるパスワードとを比較
し、不一致なら接続しないことが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
04−111661の従来技術では、対応表には各個人
一つの電話番号(一般的には、家庭の電話は1台で番号
も1つ)に対し、1つしかパスワードを振り分けれてい
ないため、個人個人に対する管理ができないという問題
点がある。更に、複数の人にもできるようにするには、
複数の発呼者に1つしかないパスワードを公開するため
に、機密上の問題点が発生する。更に、発信者は、相手
がパスワードを知らなければ電話をかけることができな
いという問題点がある。
【0004】本発明の目的は、上記問題点を鑑み、相手
先の一つの電話番号に対し、相手先が複数の人間でもそ
れぞれの違ったパスワードにより接続できることにあ
る。また、本発明の目的は、発信者が、相手先の1つの
電話番号対して、機密扱い接続(被発呼者側からのパス
ワード入力扱い)にするかどうかを選択できるようにす
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のパスワードによる着信者指定サービス方
式は、交換機を含む通信網に接続された複数の端末間で
発信者の端末から特定の着信者の端末に発呼するパスワ
ードによる着信者指定サービス方式において、前記交換
機は、着信者電話番号単位毎に複数の着信者特定番号を
記憶しその着信者特定番号に対応して登録されたパスワ
ードを記憶する記憶手段を備え、前記発信者の端末から
前記着信者の端末に発呼があると前記発信者の端末に着
信者特定番号を要求する第1の要求手段と、前記第1の
要求手段により着信者特定番号を受信すると着信者の端
末を呼び出し前記着信者の着信者特定番号に対応するパ
スワードを要求する第2の要求手段と、前記前記第2の
要求手段により受信したパスワードと前記記憶手段の着
信者特定番号に対応するパスワードとを照合する照合手
段と、前記照合手段によりパスワードが一致すると前記
発信者の端末と前記着信者の端末との通信パスを接続し
通話ができるようにする接続手段とを有することを特徴
としている。
【0006】また、本発明のパスワードによる着信者指
定サービス方式は、交換機を含む通信網に接続された複
数の端末間で発信者の端末から特定の着信者の端末に発
呼するパスワードによる着信者指定サービス方式におい
て、前記交換機は、着信者電話番号単位毎に複数の着信
者特定番号を記憶しその着信者特定番号に対応して登録
されたパスワードを記憶する記憶手段を備え、前記発信
者の端末から前記着信者の端末に発呼があると、受信し
た着信者の着信電話番号が記憶手段に登録されているか
を検索する第1の検索手段と、前記第1の検索手段で前
記着信者の着信者電話番号が登録されていたならば前記
発信者の端末を呼び出し着信者特定番号を前記着信者の
端末に要求する第1の要求手段と、前記第1の要求手段
により受信した着信者特定番号が前記記憶手段の着信者
電話番号に対応した着信者特定番号を検索する第2の検
索手段と、前記第2の検索手段で前記着信者の着信者特
定番号が登録されていたならば着信者の端末を呼び出し
前記着信者の着信者特定番号に対応するパスワードを要
求する第2の要求手段と、前記第2の要求手段により受
信したパスワードと前記記憶手段の着信者特定番号に対
応するパスワードとを照合する照合手段と、前記照合手
段によりパスワードが一致すると前記発信者の端末と前
記着信者の端末との通信パスを接続し通話ができるよう
にする接続手段とを有することを特徴としている。
【0007】また、パスワードによる着信者指定サービ
ス方式は、交換機を含む通信網に接続された複数の端末
間で発信者の端末から特定の着信者の端末に発呼するパ
スワードによる着信者指定サービス方式において、前記
発信者の端末は、着信者電話番号とその着信者電話番号
に続く着信者電話番号を付加して前記着信者の端末に発
呼する発呼手段を有し、前記交換機は、着信者電話番号
単位毎に複数の着信者特定番号を記憶しその着信者特定
番号に対応して登録されたパスワードを記憶する記憶手
段を備え、前記発呼手段により着信者電話番号および着
信者特定番号を受信すると着信者の端末を呼び出し前記
着信者の着信者特定番号に対応するパスワードを要求す
る要求手段と、前記要求手段により受信したパスワード
と前記記憶手段の着信者特定番号に対応するパスワード
とを照合する照合手段と、前記照合手段によりパスワー
ドが一致すると前記発信者の端末と前記着信者の端末と
の通信パスを接続し通話ができるようにする接続手段と
を有することを特徴としている。
【0008】また、パスワードによる着信者指定サービ
ス方式は、交換機を含む通信網に接続された複数の端末
間で発信者の端末から特定の着信者の端末に発呼するパ
スワードによる着信者指定サービス方式において、前記
発信者の端末は、着信者電話番号とその着信者電話番号
に続く着信者電話番号を付加して前記着信者の端末に発
呼する発呼手段を有し、前記交換機は、着信者電話番号
単位毎に複数の着信者特定番号を記憶しその着信者特定
番号に対応して登録されたパスワードを記憶する記憶手
段を備え、前記発呼手段により着信者番号および着信者
特定番号を受信すると受信した着信者の着信者番号およ
びその着信者電話番号に対応した前記着信者特定番号が
記憶手段に登録されているかを検索する検索手段と、前
記検索手段で登録されていたならば前記着信者の端末を
呼び出し前記着信者の着信者特定番号に対応するパスワ
ードを前記着信者の端末に要求する要求手段と、前記要
求手段により受信したパスワードと前記記憶手段の受信
者特定番号に対応するパスワードとを照合する照合手段
と、前記照合手段によりパスワードが一致すると前記発
信者の端末と前記着信者の端末との通信パスを接続し通
話ができるようにする接続手段とを有することを特徴と
している。
【0009】更に、前記照合手段によりパスワードの不
一致が発生すると着信者の端末に照合不一致が発生した
ことを前記着信者の端末に通知する不一致通知手段を有
することを特徴としている。
【0010】更に、前記照合手段によりパスワードの不
一致が発生すると発信者の端末にメッセージの要求を行
うメッセージ要求手段と、前記メッセージ要求手段によ
りメッセージを受信するとそのメッセージを録音する録
音手段と、前記録音手段により録音したメッセージを前
記着信者の端末から読み出すことのできる読み出し手段
とを有することを特徴としている。
【0011】更に、本発明のパスワードによる着信者指
定サービス方法は、前記着信者の端末からパスワード変
更の依頼があると、前記着信者の端末に着信者特定番号
および変更パスワードの要求を行う変更要求手段と、前
記変更要求手段により変更パスワードを受信すると前記
変更の対象となる着信者特定番号に該当するパスワード
を変更パスワードに変更する変更手段とを有することを
特徴としている。
【0012】また、交換機を含む通信網に接続された複
数の端末間で発信者の端末から特定の着信者の端末に発
呼するパスワードによる着信者指定サービス方法であっ
て、前記交換機は、着信者電話番号単位毎に複数の着信
者特定番号を登録しかつその着信者特定番号に対応させ
てパスワードを登録した着信者電話番号テーブルを記憶
部に記憶させ、前記発信者の端末から前記着信者の端末
に発呼があると前記発信者の端末に着信者特定番号を要
求する第1の要求ステップと、前記第1の要求ステップ
により着信者特定番号を受信すると前記着信者の端末を
呼び出し前記着信者の着信者特定番号に対応するパスワ
ードを要求する第2の要求ステップと、前記前記第2の
要求ステップにより受信したパスワードと前記着信者電
話番号テーブルの着信者特定番号に対応するパスワード
とを照合する照合ステップと、前記照合ステップにより
パスワードが一致すると前記発信者の端末と前記着信者
の端末との通信パスを接続し通話ができるようにする接
続ステップとを含むことを特徴としている。
【0013】また、パスワードによる着信者指定サービ
ス方法は、交換機を含む通信網に接続された複数の端末
間で発信者の端末から特定の着信者の端末に発呼するパ
スワードによる着信者指定サービス方法であって、前記
交換機は、着信者電話番号単位毎に複数の着信者特定番
号を登録しかつその着信者特定番号に対応させてパスワ
ードを登録した着信者電話番号テーブルを記憶部に記憶
させ、前記発信者の端末から前記着信者の端末に発呼が
あると、受信した着信者の着信電話番号が前記着信者電
話番号テーブルに登録されているかを検索する第1の検
索ステップと、前記第1の検索ステップで前記着信者の
着信者電話番号が登録されていたならば着信者特定番号
を前記着信者の端末に要求する第1の要求ステップと、
前記第1の要求ステップにより受信した着信者特定番号
が前記着信者電話番号テーブルの着信者電話番号に対応
した着信者特定番号を検索する第2の検索ステップと、
前記第2の検索手段で前記着信者の着信者特定番号が登
録されていたならば前記着信者の端末を呼び出し前記着
信者の着信者特定番号に対応するパスワードを要求する
第2の要求ステップと、前記第2の要求ステップにより
受信したパスワードと前記着信者電話テーブルの着信者
特定番号に対応するパスワードとを照合する照合ステッ
プと、前記照合ステップによりパスワードが一致すると
前記発信者の端末と前記着信者の端末との通信パスを接
続し通話ができるようにする接続ステップとを含むこと
を特徴としている。
【0014】また、本発明のパスワードによる着信者指
定サービス方法は、交換機を含む通信網に接続された複
数の端末間で発信者の端末から特定の着信者の端末に発
呼するパスワードによる着信者指定サービス方法であっ
て、前記発信者の端末は、着信者電話番号とその着信者
電話番号に続く着信者電話番号を付加して前記着信者の
端末に発呼する発呼ステップを含み、前記交換機は、着
信者電話番号単位毎に複数の着信者特定番号を登録しか
つその着信者特定番号に対応させてパスワードを登録し
た着信者電話番号テーブルを記憶部に記憶させ、前記発
呼ステップにより着信者電話番号および着信者特定番号
を受信すると前記着信者の端末を呼び出し前記着信者の
着信者特定番号に対応するパスワードを要求する要求ス
テップと、前記要求ステップにより受信したパスワード
と前記記憶手段の着信者特定番号に対応するパスワード
とを照合する照合ステップと、前記照合手段によりパス
ワードが一致すると前記発信者の端末と前記着信者の端
末との通信パスを接続し通話ができるようにする接続ス
テップとを含むことを特徴としている。
【0015】また、パスワードによる着信者指定サービ
ス方法は、交換機を含む通信網に接続された複数の端末
間で発信者の端末から特定の着信者の端末に発呼するパ
スワードによる着信者指定サービス方法であって、前記
発信者の端末は、着信者電話番号とその着信者電話番号
に続く着信者電話番号を付加して前記着信者の端末に発
呼する発呼ステップを含み、前記交換機は、着信者電話
番号単位毎に複数の着信者特定番号を登録しかつその着
信者特定番号に対応させてパスワードを登録した着信者
電話番号テーブルを記憶部に記憶させ、前記発呼ステッ
プにより着信者番号および着信者特定番号を受信すると
受信した着信者の着信者番号およびその着信者電話番号
に対応した前記着信者特定番号が前記着信者電話番号に
登録されているかを検索する検索ステップと、前記検索
ステップで登録されていたならば前記着信者の端末を呼
び出し前記着信者の着信者特定番号に対応するパスワー
ドを前記着信者の端末に要求する要求ステップと、前記
要求ステップにより受信したパスワードと前記記憶手段
の受信者特定番号に対応するパスワードとを照合する照
合ステップと、前記照合ステップによりパスワードが一
致すると前記発信者の端末と前記着信者の端末との通信
パスを接続し通話ができるようにする接続ステップとを
含むことを特徴としている。
【0016】更に、前記照合ステップによりパスワード
の不一致が発生すると着信者の端末に照合不一致が発生
したことを前記着信者の端末に通知する不一致通知ステ
ップを含むを特徴としている。
【0017】更に、前記照合ステップによりパスワード
の不一致が発生すると発信者の端末にメッセージの要求
を行うメッセージ要求ステップと、前記メッセージ要求
ステップによりメッセージを受信するとそのメッセージ
を録音する録音ステップと、前記録音ステップにより録
音したメッセージを前記着信者の端末から読み出すこと
のできる読み出しステップとを有することを特徴として
いる。
【0018】更に、前記着信者の端末からパスワード変
更の依頼があると、前記着信者の端末に着信者特定番号
および変更パスワードの要求を行う変更要求ステップ
と、前記変更要求ステップにより変更パスワードを受信
すると前記変更の対象となる着信者特定番号に該当する
パスワードを変更パスワードに変更する変更ステップと
を有することを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。図2は、本発明の実
施の形態を含むシステム全体のブロック図である。図2
のシステム全体のブロック図を参照すると、着信者にパ
スワード入力のサポート(以降、着信者指定サービスと
いう)を行う交換機1と、着信者指定サービスを行わな
い交換機2,3と、端末61,62,63と、回線7
1,72,73と、局間回線74,75とから構成され
る。なお、端末は、複数あるが説明の都合上3台とし
た。また、このシステムでの通信網は、交換機1,2,
3,回線71,72,73,局間回線74,75を含む
ことになる。
【0020】交換機1は、加入者間の通話パス制御をお
こなうスイッチ装置11と、スイッチ装置11を通じて
発信者もしくは着信者にアナウンスを聞かせるアナウン
ス装置12と、スイッチ装置11を通じて発信者もしく
は着信者がダイヤルした数字を受信するレシ−バ装置1
3と、記憶部15と、スイッチ装置11とアナウンス装
置12とレシーバ装置13と記憶装置15とを制御する
制御装置14とから構成される。
【0021】記憶部15には、着信者にパスワード入力
を要求するために必要な着信者電話番号テーブルが格納
されている。着信者電話番号テーブルは、着信者の電話
番号を示す着信者電話番号毎に、着信者に対応する着信
者特定番号、およびその着信者に対応するパスワードか
ら構成されている。また、記憶部15は、ダイヤルされ
た着信番号および着信者特定番号を一時的に記憶するエ
リアを持っている。記憶部15は電源が落ちても、内容
の消えない、不揮発性のメモリまたは記録媒体を使用す
ることが望ましい。
【0022】次に、図1〜図5を参照して本実施の形態
例の動作について説明する。図2において、今、例とし
て、発信者である端末63から着信者である端末62に
電話をかけるとする。端末62の電話番号を「03−4
44−7888」、着信者特定番号を「3」とする。そ
のパスワードは「1234」とする。これらはサービス
契約時に交換機保守者により図3のように記憶部15の
着信者電話番号テーブルに登録されている。なお、この
ときの交換機1の市外局番は、「03」である。また、
メッセージ再生のサービスの電話番号を「500」、パ
スワード変更のサービスの電話番号を「501」とす
る。
【0023】発信者は、端末63をオフフックし電話番
号「034447888」をダイヤルする。すると、電
話番号「034447888」を載せた信号は、回線7
3,交換機3,局間回線75,交換機2,局間回線74
を介して交換機1に伝達される。交換機1のレシーバ装
置13は、スイッチ装置11経由でこの信号を受信する
と、制御装置14に制御を渡す。制御装置1は、記憶装
置15の着信電話番号テーブルを読み出してその着信者
電話番号テーブル(以降、制御装置15が着信者電話番
号テーブルを検索する場合は、説明の都合上読み出し動
作を省略し、単なる着信者電話番号テーブルとする)に
着信者電話番号「034447888」が登録されてい
るかをチェックする(図1のステップS1)。
【0024】制御装置14は、着信者電話番号テーブル
に着信者電話番号が登録されていると、アナウンス装置
12を動作させ、スイッチ装置11を通じてアナウンス
情報を発信者の端末63に送り、端末63の発信者に着
信者特定番号の入力要求のアナウンスを聞かせる(ステ
ップS2,S3)。
【0025】発信者が着信者特定番号「3」を端末63
にダイヤル(入力)すると、交換機1に送信される。交
換機1のレシーバ装置13は、着信者特定番号「3」を
受信し、制御を制御装置14に渡す。制御装置14は、
着信者特定番号「3」を受信すると、着信者電話番号テ
ーブルに着信者特定番号に対応するパスワードが登録さ
れているをチェックする(ステップS4,S5)。
【0026】制御装置14は、着信者電話番号テーブル
に着信者特定番号に対応するパスワードが登録されてい
ると、通常どおり着信者電話番号の端末を呼び出し、発
信者には呼び返し音を聞かせる(ステップS6,S
7)。
【0027】着信側の端末62がオフフックされると、
回線3,スイッチ装置11、レシーバ装置13経由でオ
フフックを検出した制御装置14は、「3」に対応した
パスワードを要求するようにアナウンス装置12を動作
させ、回線3を通じてアナウンス情報を端末62に送る
ことにより、着信者にパスワード要求のアナウンスを聞
かせる(ステップS8,S9)。
【0028】着信者は、着信者特定番号「3」に対応し
たパスワード「1234」をダイヤル(入力)する。こ
の場合、最初に受話器を取った着信者は、着信者特定番
号に対するパスワード入力要求アナウンスを聞くことに
より、着信者特定番号に該当する人に受話器を渡す。そ
して、受け取った人は、自分のパスワードをダイヤル
(入力)することになる。交換機1のレシーバ装置13
は、スイッチ装置11経由でこのダイヤル(入力)され
たパスワードを受信し、制御装置14に制御を渡す。制
御装置14は、受信したパスワードと着信者電話番号テ
ーブルのパスワードとの照合を行う(ステップS10,
S11)。
【0029】制御装置14は、照合が一致すると、発信
者が要求した着信者であるとみなしてスイッチ装置11
により通話パスを接続し、端末63と端末62とが通話
できるようにする(ステップS12,S17)。
【0030】制御装置1は、照合結果が不一致であった
場合、アナウンス装置12を起動させ、着信者の端末6
2に正しいパスワードが入力されなかった旨のアナウン
スを聞かせた後、切断する(ステップS12,S1
3)。更に、制御装置14は、アナウンス装置12を起
動させ、発信者の端末63には、言付けのメッセージの
有無の確認、および必要であればメッセージ受付を行う
旨のアナウンスを行う(ステップS14)。
【0031】制御装置14は、レシーバ装置13経由で
メッセージがあったことを検出すると、そのメッセージ
をアナウンス装置12にある記憶媒体(図2に図示され
ていない)に録音(記憶)する。この場合、アナウンス
装置12は、録音したメッセージが識別できるように、
着信者電話番号、着信者特定番号も記憶し、発信者電話
番号と着信者電話番号がわかれば、それをキーとしてす
ぐにメッセージ(アナウンス)を引き出せるようにして
いる(ステップS15,S16)。
【0032】なお、発信者が着信者を特に指定しない場
合は、着信者特定番号として登録されていない数字(例
えば‘0’、‘#’)をダイヤルすることで、着信者指
定サービスは作動せずに通常の通話処理が行われる(ス
テップS6,S17)。
【0033】この後、端末62において、着信者特定番
号に該当する発信者が、メッセージ再生用の電話番号
「500」に電話をかけてくると、交換機1のレシーバ
装置13が受信すると、制御を制御装置14に渡す。制
御装置14は、アナウンス装置12を起動し、発信者の
端末62に着信者特定番号およびパスワード要求のアナ
ウンスを行う(図4のステップS21)。
【0034】交換機1のレシーバ装置13が端末62か
ら着信者特定番号およびパスワードを受信すると、制御
を制御装置14に渡す。制御装置14は、着信者電話番
号テーブルに該当するパスワードと受信したパスワード
とが一致するかをチェックする(ステップS22,S2
3)。一致すると、制御装置14は、アナウンス装置1
2に着信者電話番号と着信者特定番号をキーとして録音
されたメッセージを記録媒体から読ませ、そのメッセー
ジを発信者の端末62に送出する(ステップS25)。
この場合、録音されていない場合、制御装置14(アナ
ウンス装置12からの報告により録音されていないと判
断する)は、アナウンス装置12を起動させ、発信者の
端末62に録音したメッセージがない旨のアナウンスを
行い、切断する。また、パスワードが一致しない場合
は、制御装置14は、アナウンス装置12を起動させ、
端末62に対してパスワードが不一致である旨のアナウ
ンスを行い、切断する(ステップS26)。
【0035】以上、図3の着信者電話番号テーブルに示
すように着信者電話番号1つに対して、複数の着信者特
定番号を複数設定し、それぞれの着信者特定番号毎にパ
スワードを設定できるので、電話1台だけで、着信者複
数の個人個人のプライバシーを確保することができる。
また、この着信者指定サービスを受けている端末に電話
をかけたとして、発信者に、着信者の指定を行うかどう
かの確認を行っているため、通常の通話ができる。ま
た、相手側の端末に誰かがでて、指定する相手が不在で
あっても、録音メッセージを残すことができ、指定する
相手が、その録音メッセージで後から聞くことができ
る。
【0036】次に、パスワード変更する場合の手順につ
いて説明する。今、電話番号「03−444−555
5」を持つ端末61の発信者(着信者特定番号が1で現
パスワードが1112:図3参照)が自分のパスワード
を「1113」に変更する場合を想定して説明する。こ
の場合のパスワード変更する電話番号は「501」でサ
ービスをしているとする。
【0037】電話番号「501」に端末61からかかっ
てくると、交換機1のレシーバ13が受信し制御を制御
装置14に制御を渡す。すると、制御装置14は、発信
者の電話番号「034445555」が記憶部15の着
信者電話番号テーブルの着信者電話番号欄に登録されて
いるかを検索する(図5のステップS31)。
【0038】着信者電話番号テーブルに発信者の電話番
号が登録されてると、制御装置14は、発信者の端末6
1に着信者特定番号の要求をアナウンスする(ステップ
S32,S33)。
【0039】着信者特定番号「1」を交換機1のレシー
バ13が受信すると、制御を制御装置14に制御を渡
す。制御装置14は、アナウンス装置12を起動させ、
発信者の端末61に着信者特定番号「1」に対するパス
ワードの変更要求をアナウンスする(ステップS34,
S35)。
【0040】交換機1のレシーバ装置13が変更のパス
ワード「1113」を端末61から受信すると、制御を
制御装置14に渡す。制御装置14は、記憶部15の着
信者電話テーブルを着信者電話番号と着信者特定番号を
キーとして検索し、該当するパスワードを「1113」
に変更する。すなわち、図3において、着信者電話番号
「034445555」、着信者特定番号「1」のパス
ワード「1112」が「1113」に変更される。変更
処理が終わると、制御装置14は、アナウンス装置12
を起動させ、発信者の端末61に対して変更完了のアナ
ウンスを行い終了する(ステップS36,S37,S3
8)。
【0041】上記で説明したように、契約した電話機
(サービス保有者)からパスワードを変更することで、
交換機保守者を通さずにパスワードを変更できるので、
利便性を増すことができると共に、交換機保守者の手間
もかからない。
【0042】また、上記説明では、本発明の機能をサポ
ートしていない別の交換機の配下にある端末から電話す
る場合について説明したが、本発明の機能をサポートし
ている同じ配下の端末から電話をかけた場合も、交換機
1の制御部14の動作は、上記で説明した動作と同じ動
作を行う。ただし、端末61からオフフックしてダイヤ
ルしたとき市外局番は入力されないが、制御装置14
は、着信者電話番号テーブルを検索する場合、市外局番
がないことで同じ交換機配下の端末からの電話だと判断
し、自動的に市外局番「03」を付与した形で着信番号
を認識し、検索する。
【0043】従って、網の交換機全てに、第1の実施の
形態の着信者指定サービスが導入されていなくても、着
信側の交換機に着信者指定サービスがサポートされてい
れば、サービスすることができる。もちろん、通信網の
交換機の複数または全部にこの着信者指定サービスので
きるようにすれば一層の効果が発揮できるのはいうまで
もない。
【0044】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。図6は、本発明の第2の実施
の形態を含むシステム全体のブロック図である。図6の
システム全体のブロック図を参照すると、着信者指定サ
ービスを行う交換機4と、端末81,82と、回線9
1,92とから構成される。なお、端末は、複数あるが
説明の都合上2台とした。また、このシステムでの通信
網は、交換機4,回線91,92を含むことになる。
【0045】交換機4は、加入者間の通話パス制御をお
こなうスイッチ装置41と、スイッチ装置41を通じて
発信者もしくは着信者にアナウンスを聞かせるアナウン
ス装置42と、スイッチ装置41を通じて発信者もしく
は着信者がダイヤルした数字を受信するレシ−バ装置4
3と、電話番号および着信者特定番号に対応したパスワ
ードを記憶し発信者によりダイヤルされた着信者電話番
号及び着信者特定番号を一時的に記憶する記憶部45
と、スイッチ装置41とアナウンス装置42とレシーバ
装置43と記憶装置45とを制御する制御装置44とか
ら構成される。
【0046】記憶部45には、着信者にパスワード入力
を要求するための着信者電話番号テーブルが格納されて
いる。着信者電話番号テーブルは、着信者の電話番号を
示す着信者電話番号、着信者に対応する着信者特定番
号、およびその着信者に対応するパスワードから構成さ
れている。また、記憶部45は、ダイヤルされた着信番
号および着信者特定番号を一時的に記憶するエリアを持
っている。記憶部45は電源が落ちても、内容の消えな
い、不揮発性のメモリまたは記録媒体を使用することが
望ましい。
【0047】次に、図3,図6〜図7を参照して本発明
の第2の実施の形態例の動作について説明する。図6に
おいて、今、例として、発信者である端末81から着信
者である端末82に電話をかけるとする。端末82の電
話番号を「03−444−7777」、着信者特定番号
を「1」とする。そのパスワードは「9998」とす
る。これらはサービス契約時に交換機保守者により図3
のように記憶部45の着信者電話番号テーブルに登録さ
れている。
【0048】発信者は端末81をオフフックし電話番号
「4447777」(市内通話のため、「03」は省
略)をダイヤル後、続けて着信者特定番号「1」をダイ
ヤルする。交換機4のレシーバ装置43は、スイッチ装
置41経由でこれらを受信すると、制御装置44に制御
を渡す。すると、制御装置44は、記憶装置45の着信
番号電話テーブルを読み出し、着信者電話番号テーブル
に着信者電話番号と着信者特定番号とが登録されている
かをチェックする(図7のステップS61)。
【0049】着信番号電話テーブルに着信者電話番号と
着信者特定番号とが登録されていると、制御装置44
は、着信者電話番号と着信者特定番号を一時的に記憶装
置45に記憶し、通常どおり着信番号の端末を呼び出
し、発信者には呼び返し音を聞かせる(ステップS6
2,S63)。
【0050】着信側の端末82がオフフックされると、
回線92,スイッチ装置41経由でオフフックを検出し
た制御装置44は、アナウンス装置42を動作させ、ス
イッチ装置41、回線92を通じてアナウンス情報を端
末82に送り、着信者にパスワード要求アナウンスを聞
かせる。この場合、制御装置44は、記憶装置15に格
納されている着信者電話番号テーブルから着信者電話番
号「4447777」を検索し、着信者特定番号「1」
を読み出し、「1」に対応したパスワードを要求するア
ナウンスが流れるようにする(ステップS65)。
【0051】端末62側の着信者は要求されたパスワー
ドをダイヤル(入力)する。交換機4のレシーバ装置4
3はスイッチ装置41経由でこの入力されたパスワード
を受信し、制御装置44に制御を渡す。すると制御装置
44は、着信者電話番号「034447777」および
着信者特定番号「1」に対応したパスワード「777
8」を記憶装置45に格納された着信電話番号テーブル
から読み出し、端末82の着信者がダイヤルしたパスワ
ードと照合する(ステップS66,S67)。
【0052】制御装置44は、照合結果が一致していた
場合、発信者が要求した着信者であるとみなしてスイッ
チ装置41により通話パスを接続し、端末61と端末6
2とが通話できるようにする(ステップS73)。
【0053】制御装置44は、照合結果が不一致であっ
た場合、発信者および着信者に正しいパスワードが入力
されなかった旨のアナウンスを聞かせた後、切断する
(ステップS69,S70)。更に、制御装置44は、
アナウンス装置42を起動させ、発信者の端末には、言
付けのメッセージの有無の確認、および必要であればメ
ッセージ受付を行う旨のアナウンスを行う(ステップS
70)。
【0054】制御装置44は、レシーバ装置43経由で
メッセージがあったことを検出すると、そのメッセージ
をアナウンス装置42にある記憶媒体(図6に図示され
ていない)に録音(記憶)する。この場合、アナウンス
装置42は、録音したメッセージが識別できるように、
着信者電話番号、着信者特定番号も記憶し、着信者電話
番号と着信者特定番号がわかれば、それをキーとしてす
ぐにメッセージ(アナウンス)を引き出せるようにして
いる(ステップS71,S72)。
【0055】なお、発信者が着信者を特に指定しない場
合は、着信者特定番号として登録されていない数字(例
えば‘0’、‘#’)をダイヤルすることで、着信者指
定サービスは作動せずに通常の通話処理が行われる(ス
テップS62,S73)。
【0056】以上、第2の実施の形態例においても、図
3の着信者電話番号テーブルに示すように着信者電話番
号1つに対して、複数の着信者特定番号を複数設定し、
それぞれの着信者特定番号毎にパスワードを設定できる
ので、電話1台だけで、着信者複数の個人個人のプライ
バシーを確保することができる。また、この着信者指定
サービスを受けている端末に電話をかけたとして、発信
者に、着信者の指定を行うかどうかの確認を行っている
ため、通常の通話ができる。また、相手側端末に誰かが
でて、指定する相手が不在であったとしても、録音メッ
セージを残すことができ、指定する相手が、その録音メ
ッセージを後で聞くことができる。
【0057】また、メッセージ再生番号受信の場合の処
理は、本発明の第1の実施の形態例で示す図4のフロー
チャートと同じ動作(図6上での動作に置き換えれば同
じになる)を行うので説明を省略する。従って、第1の
実施の形態例と同じように、情報を確実に伝達できると
いう効果を得る。
【0058】また、パスワード変更処理は、本発明の第
1の実施の形態例で示す図5のフローチャートと同じ動
作(図6上での動作に置き換えれば同じになる)を行う
ので説明を省略する。従って、第2の実施の形態例と同
じように、利便性の向上および保守の向上に役に立つと
いう効果を得る。また、この第2の実施の形態で示す着
信者指定サービスを通信網の交換機の複数または全部に
採用すれば、一層の効果が発揮できるのはいうまでもな
い。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、着信者
電話番号1つに対して、複数の着信者特定番号を複数設
定し、それぞれの着信者特定番号毎にパスワードを設定
できるので、端末1台だけで、着信者複数の個人個人の
プライバシーを確保することができる。
【0060】また、この着信者指定サービスを受けてい
る端末に電話をかけたとして、発信者に、着信者の指定
を行うかどうかの確認を行っているため、通常の通話が
できる。
【0061】また、相手側がでたが指定する相手が、不
在であっても、録音メッセージを残すことができ、指定
する相手が、その録音メッセージを後で聞くことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の制御装置が着信者電話番号を受信したと
きの動作を示すフロ−チャートである。
【図2】本発明の第1の実施の形態を含むシステム全体
のブロック図である。
【図3】図2または図6の記憶装置に格納される着信者
電話テーブルの内容を示す図である。
【図4】図2の制御装置がメッセージ再生電話番号を受
信したときの動作を示すフロ−チャートである。
【図5】図2の制御装置がパスワード変更用電話番号を
受信したときの動作を示すフロ−チャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態を含むシステム全体
のブロック図である。
【図7】図6の制御装置が着信者電話番号および着信者
特定番号を受信したときの動作を示すフロ−チャートで
ある。
【符号の説明】
1,2,3,4, 交換機 11,41 スイッチ装置 12,42 アナウンス装置 13,43 レシーバ装置 14,44 制御装置 15,45 記憶装置 61,62,63,81,82 端末 71,72,73,91,92 回線 74,75 局間回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K015 AA04 AD03 AE02 AE04 AF00 AF06 GA02 GA04 GA07 5K024 AA11 AA62 AA65 AA72 BB04 CC01 DD01 DD03 EE01 FF06 GG01 GG03 GG05 GG08 9A001 BB04 CC07 DD11 JJ12 JJ18 KK56 LL03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機を含む通信網に接続された複数の
    端末間で発信者の端末から特定の着信者の端末に発呼す
    るパスワードによる着信者指定サービス方式において、
    前記交換機は、着信者電話番号単位毎に複数の着信者特
    定番号を記憶しその着信者特定番号に対応して登録され
    たパスワードを記憶する記憶手段を備え、前記発信者の
    端末から前記着信者の端末に発呼があると前記発信者の
    端末に着信者特定番号を要求する第1の要求手段と、前
    記第1の要求手段により着信者特定番号を受信すると着
    信者の端末を呼び出し前記着信者の着信者特定番号に対
    応するパスワードを要求する第2の要求手段と、前記前
    記第2の要求手段により受信したパスワードと前記記憶
    手段の着信者特定番号に対応するパスワードとを照合す
    る照合手段と、前記照合手段によりパスワードが一致す
    ると前記発信者の端末と前記着信者の端末との通信パス
    を接続し通話ができるようにする接続手段とを有するこ
    とを特徴とするパスワードによる着信者指定サービス方
    式。
  2. 【請求項2】 交換機を含む通信網に接続された複数の
    端末間で発信者の端末から特定の着信者の端末に発呼す
    るパスワードによる着信者指定サービス方式において、
    前記交換機は、着信者電話番号単位毎に複数の着信者特
    定番号を記憶しその着信者特定番号に対応して登録され
    たパスワードを記憶する記憶手段を備え、前記発信者の
    端末から前記着信者の端末に発呼があると、受信した着
    信者の着信電話番号が記憶手段に登録されているかを検
    索する第1の検索手段と、前記第1の検索手段で前記着
    信者の着信者電話番号が登録されていたならば前記発信
    者の端末を呼び出し着信者特定番号を前記着信者の端末
    に要求する第1の要求手段と、前記第1の要求手段によ
    り受信した着信者特定番号が前記記憶手段の着信者電話
    番号に対応した着信者特定番号を検索する第2の検索手
    段と、前記第2の検索手段で前記着信者の着信者特定番
    号が登録されていたならば着信者の端末を呼び出し前記
    着信者の着信者特定番号に対応するパスワードを要求す
    る第2の要求手段と、前記第2の要求手段により受信し
    たパスワードと前記記憶手段の着信者特定番号に対応す
    るパスワードとを照合する照合手段と、前記照合手段に
    よりパスワードが一致すると前記発信者の端末と前記着
    信者の端末との通信パスを接続し通話ができるようにす
    る接続手段とを有することを特徴とするパスワードによ
    る着信者指定サービス方式。
  3. 【請求項3】 交換機を含む通信網に接続された複数の
    端末間で発信者の端末から特定の着信者の端末に発呼す
    るパスワードによる着信者指定サービス方式において、
    前記発信者の端末は、着信者電話番号とその着信者電話
    番号に続く着信者電話番号を付加して前記着信者の端末
    に発呼する発呼手段を有し、前記交換機は、着信者電話
    番号単位毎に複数の着信者特定番号を記憶しその着信者
    特定番号に対応して登録されたパスワードを記憶する記
    憶手段を備え、前記発呼手段により着信者電話番号およ
    び着信者特定番号を受信すると着信者の端末を呼び出し
    前記着信者の着信者特定番号に対応するパスワードを要
    求する要求手段と、前記要求手段により受信したパスワ
    ードと前記記憶手段の着信者特定番号に対応するパスワ
    ードとを照合する照合手段と、前記照合手段によりパス
    ワードが一致すると前記発信者の端末と前記着信者の端
    末との通信パスを接続し通話ができるようにする接続手
    段とを有することを特徴とするパスワードによる着信者
    指定サービス方式。
  4. 【請求項4】 交換機を含む通信網に接続された複数の
    端末間で発信者の端末から特定の着信者の端末に発呼す
    るパスワードによる着信者指定サービス方式において、
    前記発信者の端末は、着信者電話番号とその着信者電話
    番号に続く着信者電話番号を付加して前記着信者の端末
    に発呼する発呼手段を有し、前記交換機は、着信者電話
    番号単位毎に複数の着信者特定番号を記憶しその着信者
    特定番号に対応して登録されたパスワードを記憶する記
    憶手段を備え、前記発呼手段により着信者番号および着
    信者特定番号を受信すると受信した着信者の着信者番号
    およびその着信者電話番号に対応した前記着信者特定番
    号が記憶手段に登録されているかを検索する検索手段
    と、前記検索手段で登録されていたならば前記着信者の
    端末を呼び出し前記着信者の着信者特定番号に対応する
    パスワードを前記着信者の端末に要求する要求手段と、
    前記要求手段により受信したパスワードと前記記憶手段
    の受信者特定番号に対応するパスワードとを照合する照
    合手段と、前記照合手段によりパスワードが一致すると
    前記発信者の端末と前記着信者の端末との通信パスを接
    続し通話ができるようにする接続手段とを有することを
    特徴とするパスワードによる着信者指定サービス方式。
  5. 【請求項5】 前記照合手段によりパスワードの不一致
    が発生すると着信者の端末に照合不一致が発生したこと
    を前記着信者の端末に通知する不一致通知手段を有する
    ことを特徴とする請求項1,2,3,または4記載のパ
    スワードによる着信者指定サービス方式。
  6. 【請求項6】 前記照合手段によりパスワードの不一致
    が発生すると発信者の端末にメッセージの要求を行うメ
    ッセージ要求手段と、前記メッセージ要求手段によりメ
    ッセージを受信するとそのメッセージを録音する録音手
    段と、前記録音手段により録音したメッセージを前記着
    信者の端末から読み出すことのできる読み出し手段とを
    有することを特徴とする請求項1,2,3,4,または
    5記載のパスワードによる着信者指定サービス方式。
  7. 【請求項7】 前記着信者の端末からパスワード変更の
    依頼があると、前記着信者の端末に着信者特定番号およ
    び変更パスワードの要求を行う変更要求手段と、前記変
    更要求手段により変更パスワードを受信すると前記変更
    の対象となる着信者特定番号に該当するパスワードを変
    更パスワードに変更する変更手段とを有することを特徴
    とする請求項1,2,3,4,5,または6記載のパス
    ワードによる着信者指定サービス方式。
  8. 【請求項8】 交換機を含む通信網に接続された複数の
    端末間で発信者の端末から特定の着信者の端末に発呼す
    るパスワードによる着信者指定サービス方法であって、
    前記交換機は、着信者電話番号単位毎に複数の着信者特
    定番号を登録しかつその着信者特定番号に対応させてパ
    スワードを登録した着信者電話番号テーブルを記憶部に
    記憶させ、前記発信者の端末から前記着信者の端末に発
    呼があると前記発信者の端末に着信者特定番号を要求す
    る第1の要求ステップと、前記第1の要求ステップによ
    り着信者特定番号を受信すると前記着信者の端末を呼び
    出し前記着信者の着信者特定番号に対応するパスワード
    を要求する第2の要求ステップと、前記前記第2の要求
    ステップにより受信したパスワードと前記着信者電話番
    号テーブルの着信者特定番号に対応するパスワードとを
    照合する照合ステップと、前記照合ステップによりパス
    ワードが一致すると前記発信者の端末と前記着信者の端
    末との通信パスを接続し通話ができるようにする接続ス
    テップとを含むことを特徴とするパスワードによる着信
    者指定サービス方法。
  9. 【請求項9】 交換機を含む通信網に接続された複数の
    端末間で発信者の端末から特定の着信者の端末に発呼す
    るパスワードによる着信者指定サービス方法であって、
    前記交換機は、着信者電話番号単位毎に複数の着信者特
    定番号を登録しかつその着信者特定番号に対応させてパ
    スワードを登録した着信者電話番号テーブルを記憶部に
    記憶させ、前記発信者の端末から前記着信者の端末に発
    呼があると、受信した着信者の着信電話番号が前記着信
    者電話番号テーブルに登録されているかを検索する第1
    の検索ステップと、前記第1の検索ステップで前記着信
    者の着信者電話番号が登録されていたならば着信者特定
    番号を前記着信者の端末に要求する第1の要求ステップ
    と、前記第1の要求ステップにより受信した着信者特定
    番号が前記着信者電話番号テーブルの着信者電話番号に
    対応した着信者特定番号を検索する第2の検索ステップ
    と、前記第2の検索手段で前記着信者の着信者特定番号
    が登録されていたならば前記着信者の端末を呼び出し前
    記着信者の着信者特定番号に対応するパスワードを要求
    する第2の要求ステップと、前記第2の要求ステップに
    より受信したパスワードと前記着信者電話テーブルの着
    信者特定番号に対応するパスワードとを照合する照合ス
    テップと、前記照合ステップによりパスワードが一致す
    ると前記発信者の端末と前記着信者の端末との通信パス
    を接続し通話ができるようにする接続ステップとを含む
    ことを特徴とするパスワードによる着信者指定サービス
    方法。
  10. 【請求項10】 交換機を含む通信網に接続された複数
    の端末間で発信者の端末から特定の着信者の端末に発呼
    するパスワードによる着信者指定サービス方法であっ
    て、前記発信者の端末は、着信者電話番号とその着信者
    電話番号に続く着信者電話番号を付加して前記着信者の
    端末に発呼する発呼ステップを含み、前記交換機は、着
    信者電話番号単位毎に複数の着信者特定番号を登録しか
    つその着信者特定番号に対応させてパスワードを登録し
    た着信者電話番号テーブルを記憶部に記憶させ、前記発
    呼ステップにより着信者電話番号および着信者特定番号
    を受信すると前記着信者の端末を呼び出し前記着信者の
    着信者特定番号に対応するパスワードを要求する要求ス
    テップと、前記要求ステップにより受信したパスワード
    と前記記憶手段の着信者特定番号に対応するパスワード
    とを照合する照合ステップと、前記照合手段によりパス
    ワードが一致すると前記発信者の端末と前記着信者の端
    末との通信パスを接続し通話ができるようにする接続ス
    テップとを含むことを特徴とするパスワードによる着信
    者指定サービス方法。
  11. 【請求項11】 交換機を含む通信網に接続された複数
    の端末間で発信者の端末から特定の着信者の端末に発呼
    するパスワードによる着信者指定サービス方法であっ
    て、前記発信者の端末は、着信者電話番号とその着信者
    電話番号に続く着信者電話番号を付加して前記着信者の
    端末に発呼する発呼ステップを含み、前記交換機は、着
    信者電話番号単位毎に複数の着信者特定番号を登録しか
    つその着信者特定番号に対応させてパスワードを登録し
    た着信者電話番号テーブルを記憶部に記憶させ、前記発
    呼ステップにより着信者番号および着信者特定番号を受
    信すると受信した着信者の着信者番号およびその着信者
    電話番号に対応した前記着信者特定番号が前記着信者電
    話番号に登録されているかを検索する検索ステップと、
    前記検索ステップで登録されていたならば前記着信者の
    端末を呼び出し前記着信者の着信者特定番号に対応する
    パスワードを前記着信者の端末に要求する要求ステップ
    と、前記要求ステップにより受信したパスワードと前記
    記憶手段の受信者特定番号に対応するパスワードとを照
    合する照合ステップと、前記照合ステップによりパスワ
    ードが一致すると前記発信者の端末と前記着信者の端末
    との通信パスを接続し通話ができるようにする接続ステ
    ップとを含むことを特徴とするパスワードによる着信者
    指定サービス方法。
  12. 【請求項12】 前記照合ステップによりパスワードの
    不一致が発生すると着信者の端末に照合不一致が発生し
    たことを前記着信者の端末に通知する不一致通知ステッ
    プを含むを特徴とする請求項8,9,10,または11
    記載のパスワードによる着信者指定サービス方法。
  13. 【請求項13】 前記照合ステップによりパスワードの
    不一致が発生すると発信者の端末にメッセージの要求を
    行うメッセージ要求ステップと、前記メッセージ要求ス
    テップによりメッセージを受信するとそのメッセージを
    録音する録音ステップと、前記録音ステップにより録音
    したメッセージを前記着信者の端末から読み出すことの
    できる読み出しステップとを有することを特徴とする請
    求項8,9,10,11,または12記載のパスワード
    による着信者指定サービス方法。
  14. 【請求項14】 前記着信者の端末からパスワード変更
    の依頼があると、前記着信者の端末に着信者特定番号お
    よび変更パスワードの要求を行う変更要求ステップと、
    前記変更要求ステップにより変更パスワードを受信する
    と前記変更の対象となる着信者特定番号に該当するパス
    ワードを変更パスワードに変更する変更ステップとを有
    することを特徴とする請求項8,9,10,11,1
    2,または13記載のパスワードによる着信者指定サー
    ビス方法。
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