JP2007318642A - 輻輳制御方法及びそれに用いる加入者端末、災害システム及びコアネットワーク - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1の加入者端末から通信規制地域内の第2の加入者端末に対し発呼したとき、接続できないことを前記第1の加入者端末に提示し、前記第1の加入者端末で災害システムへの接続とメール機能への切り替えを提示し、いずれかを選択させる。
【選択図】図6
Description
第2に、特定の電番にダイアルすることにより、災害時の状況を伝言できる災害用伝言ダイアルサービスがある。災害用伝言ダイアルは、被災地内の電話番号をメールボックスとして、安否等の情報を音声により伝達する。すなわち、被災者は、伝言ダイアルに接続し、被災者の電話番号をキーとして伝言を記録する。被災者と連絡を取りたい加入者は、被災者の電話番号をキーに伝言を再生する。
前記第1の加入者端末で災害システムへの接続とメール機能への切り替えを提示し、いずれかを選択させることにより、通信規制地域内の加入者端末に連絡を取ることが可能となり、通信システムの負荷軽減及び輻輳緩和を行うことができる。
前記第1の加入者端末で災害システムへの接続が選択されたとき、前記災害システムでは前記第1の加入者端末から前記第2の加入者端末への伝言を蓄積し、
前記第2の加入者端末の通信規制が解除したとき前記災害システムから前記第2の加入者端末を呼び出して前記伝言を通知することができる。
前記第1の加入者端末でメール機能が選択されたとき、前記第1の加入者端末で作成された緊急メールを前記第2の加入者端末に通知すると共に前記災害システムで蓄積することができる。
前記第1の加入者端末では災害システムに接続して前記第2の加入者端末への伝言を送信し、
前記災害システムでは前記第1の加入者端末から前記第2の加入者端末への伝言を蓄積し、
前記第2の加入者端末の通信規制が解除したとき前記災害システムから前記第2の加入者端末を呼び出して前記伝言を通知することにより、通信規制地域内の加入者端末に連絡を取ることが可能となり、通信システムの負荷軽減及び輻輳緩和を行うことができる。
前記第1の加入者端末ではメール機能により前記第2の加入者端末への緊急メールを作成し、
前記第1の加入者端末で作成された緊急メールを前記第2の加入者端末に通知すると共に前記災害システムで蓄積することにより、通信規制地域内の加入者端末に連絡を取ることが可能となり、通信システムの負荷軽減及び輻輳緩和を行うことができる。
前記第1の加入者端末では前記規制状況に応じて災害システムへの接続とメール機能への切り替えのいずれかを決定することにより、通信規制地域内の加入者端末に連絡を取ることが可能となり、通信システムの負荷軽減及び輻輳緩和を行うことができる。
前記第1の加入者端末では前記規制状況に応じて災害システムへの接続とメール機能への切り替えのうち選択可能なものを提示して選択させることにより、通信規制地域内の加入者端末に連絡を取ることが可能となり、通信システムの負荷軽減及び輻輳緩和を行うことができる。
コアネットワークを監視して前記第2の加入者端末の着信規制の状況を監視する監視手段と、
前記第2の加入者端末の通信規制が解除したとき前記第2の加入者端末を呼び出して前記蓄積手段に蓄積されている前記第2の加入者端末への伝言を通知する伝言通知手段を有する。
前記緊急メールを災害システムに通知する緊急メール通知手段を有する。
図1は、本発明方法が適用される移動通信ネットワークの構成図を示す。移動通信ネットワークは、加入者端末(UE)11A,11B、無線基地局(Node B)12A,12B、無線ネットワーク制御装置(RNC)13A,13B、コアネットワーク14等にてピラミッド型に構成されている。コアネットワーク14には災害システム15が接続されている。
図2は、加入者端末の機能構成図を示す。同図中、呼制御情報通信部(音声)21は、音声呼の呼制御を行う。呼制御情報通信部(音声)21内の災害用手順起動部22は、加入者が発呼した呼が災害規制により拒否された場合、災害用手順を起動する。呼制御情報通信部(データ)23は、データ呼の呼制御を行う。
図3は、コアネットワークの機能構成図を示す。同図中、災害規制判定通知部61は、加入者が災害による被災規制エリアに在圏していることを判定し、呼が災害により規制されたことを通知する。災害規制判定通知部61内の規制モード判定通知部62は、規制エリアにおける規制率(音声呼・データ呼)より規制モードを決定し、通知する。
図4は、災害システムの機能構成図を示す。ここで、災害システムはひとつのシステムとして記述しているが、内部の各ブロックはそれぞれ別のサーバで構成されていても良い。
加入者端末11Aから加入者端末11Bへの発呼が、加入者端末11Bが規制対象セル#C内に在圏しているという理由で呼が開放された場合に、加入者が次の行動を起こせるような手段として下記の4種がある。
(1)通話に替わる代替手段を選択可能。
(2)通話に替わる代替手段を自動的(強制的)に実施。
(3)規制の状況(規制率)に応じて、通話に変わる代替手段を自動的(強制的)に実施。
(4)規制の状況(規制率)に応じて、加入者が選択できる代替手段を決定。
加入者端末11Aが被災により規制状態の加入者端末11Bに発呼した場合、加入者端末11Aに、加入者端末11Bが災害により規制が発生しており、音声による通話ができないことをアナウンスあるいは携帯画面上に表示すると共に、下記の選択画面が表示される。
(1−1)災害用伝言サービスへの接続。
(1−2)災害用WEBサイトへのアクセス。
(1−3)メール機能への切り替え(加入者端末11Bのメールアドレスが登録されている場合はメール形式、あるいはショートメール形式)。
加入者端末11Aは自動的に災害システム15の伝言サービスシステムへの接続を行う。 伝言サービスシステム制御部76では、加入者端末11Aに伝言開始を促すアナウンスを流し、あるいは、携帯画面上に伝言開始を促す表示を行い、加入者端末11Aが伝言を行うと、伝言サービスシステム制御部76では、加入者端末11Aからの伝言を加入者端末11B向けの伝言としてデータベース80に蓄積する。
ステップS19:加入者端末11Bが着信しない場合、災害システム(伝言サービスシステム制御部75)は、上記ステップS16,S17の動作を、加入者が着信し伝言送信完了通知を受信するまで繰り返す。
加入者端末11Aは自動的に災害用WEBサイト、すなわち災害システム15の災害用WEBサイトシステム制御部90へのアクセスが行われる。
ステップS33:加入者端末画面上では、災害サイト情報が表示され、加入者端末11Aが画面上の伝言入力部から文字入力あるいは音声入力で伝言を行うと、入力された情報は、災害システム(災害用WEBサイトシステム制御部90)に送信される。
加入者端末11Aが「(1−3)メール機能へ切り替え」を選択した場合、加入者端末11Aは、加入者端末11Bのメールアドレスが登録されている場合はメールアドレス指定のメール形式、メールアドレスが登録されていない場合はショートメール形式のメール編集画面に切り替え、メール機能にてメッセージを入力・送信することにより、加入者端末11Bに通知を行う。
加入者端末11Aが被災により規制実施中の加入者端末11Bに発呼した場合、コアネットワーク14から強制的に発信規制せずに、加入者端末11Aに「ただいま、災害発生しており、通話の規制を行っているので、伝言サービスに自動的におつなぎしています。」のような音声アナウンスを流し、加入者端末11Aに、加入者端末11Bへの伝言などは伝言サービスシステムを使用して行うことを通知し、伝言サービスシステムに接続する。
(1)音声通話は災害規制中で接続規制発動中である事、及び、メール機能に切り替えることを通知する。
(2)加入者端末11Bのメールアドレスが登録されている場合はそのメールアドレス指定のメール形式、あるいはメールアドレスが登録されていない場合はショートメール形式のメール編集画面に切り替える。
(3)加入者端末11Aはメール機能にて、メッセージを入力・送信することにより、加入者端末11Bに通知を行う。
図13は、規制の状況(規制率)に応じて、通話に変わる代替手段を決定する実施形態の装置間シーケンスを示す。
図14は、規制の状況(規制率)に応じて、加入者が選択できる代替手段を決定する実施形態の装置間シーケンスを示す。
発信側が規制対象セル内に在圏の場合について説明する。
(1)通話に替わる代替手段が選択可能。
(2)通話に替わる代替手段を自動的(強制的)に実施。
(3)規制の状況(規制率)に応じて、通話に変わる代替手段を自動的(強制的)に実施。
(4)規制の状況(規制率)に応じて、加入者が選択できる代替手段を決定。
第1ステップ:加入者端末11Aが加入者端末11Bに発呼した時、加入者端末11A、無線基地局12A、無線ネットワーク制御装置13A、コアネットワーク14の順に送信されるが、無線ネットワーク制御装置13Aの輻輳により接続不可である旨を、加入者端末11Aに通知する。
(付記1)
第1の加入者端末から通信規制地域内の第2の加入者端末に対し発呼したとき、接続できないことを前記第1の加入者端末に提示し、
前記第1の加入者端末で災害システムへの接続とメール機能への切り替えを提示し、いずれかを選択させることを特徴とする輻輳制御方法。
(付記2)
付記1記載の輻輳制御方法において、
前記第1の加入者端末で災害システムへの接続が選択されたとき、前記災害システムでは前記第1の加入者端末から前記第2の加入者端末への伝言を蓄積し、
前記第2の加入者端末の通信規制が解除したとき前記災害システムから前記第2の加入者端末を呼び出して前記伝言を通知することを特徴とする輻輳制御方法。
(付記3)
付記1記載の輻輳制御方法において、
前記第1の加入者端末でメール機能が選択されたとき、前記第1の加入者端末で作成された緊急メールを前記第2の加入者端末に通知すると共に前記災害システムで蓄積することを特徴とする輻輳制御方法。
(付記4)
第1の加入者端末から通信規制地域内の第2の加入者端末に対し発呼したとき、接続できないことを前記第1の加入者端末に提示し、
前記第1の加入者端末では災害システムに接続して前記第2の加入者端末への伝言を送信し、
前記災害システムでは前記第1の加入者端末から前記第2の加入者端末への伝言を蓄積し、
前記第2の加入者端末の通信規制が解除したとき前記災害システムから前記第2の加入者端末を呼び出して前記伝言を通知することを特徴とする輻輳制御方法。
(付記5)
第1の加入者端末から通信規制地域内の第2の加入者端末に対し発呼したとき、接続できないことを前記第1の加入者端末に提示し、
前記第1の加入者端末ではメール機能により前記第2の加入者端末への緊急メールを作成し、
前記第1の加入者端末で作成された緊急メールを前記第2の加入者端末に通知すると共に前記災害システムで蓄積することを特徴とする輻輳制御方法。
(付記6)
第1の加入者端末から通信規制地域内の第2の加入者端末に対し発呼したとき、前記通信規制地域内の規制状況を前記第1の加入者端末に提示し、
前記第1の加入者端末では前記規制状況に応じて災害システムへの接続とメール機能への切り替えのいずれかを決定することを特徴とする輻輳制御方法。
(付記7)
第1の加入者端末から通信規制地域内の第2の加入者端末に対し発呼したとき、前記通信規制地域内の規制状況を前記第1の加入者端末に提示し、
前記第1の加入者端末では前記規制状況に応じて災害システムへの接続とメール機能への切り替えのうち選択可能なものを提示して選択させることを特徴とする輻輳制御方法。
(付記8)
通信規制地域内の加入者端末に対し発呼して接続できないことをコアネットワークから提示されたとき、災害システムへの接続とメール機能への切り替えを提示して、いずれかを選択させる提示手段を
有することを特徴とする加入者端末。
(付記9)
第1の加入者端末から第2の加入者端末への伝言を蓄積する蓄積手段と、
コアネットワークを監視して前記第2の加入者端末の着信規制の状況を監視する監視手段と、
前記第2の加入者端末の通信規制が解除したとき前記第2の加入者端末を呼び出して前記蓄積手段に蓄積されている前記第2の加入者端末への伝言を通知する伝言通知手段を
有する特徴とする災害システム。
(付記10)
第1の加入者端末から通信規制地域内の第2の加入者端末に送信された緊急メールに対し前記第2の加入者端末がメール拒否モードであるとき、前記メール拒否モードを解除するメール拒否モード解除手段と、
前記緊急メールを災害システムに通知する緊急メール通知手段を
有する特徴とするコアネットワーク。
(付記11)
付記1,2,4,6,7のいずれか1項記載の輻輳制御方法において、
前記災害システムへの接続は、災害用伝言サービスへの接続と災害用WEBサイトへのアクセスのいずれかであることを特徴とする輻輳制御方法。
(付記12)
付記8記載の加入者端末において、
前記災害システムへの接続は、災害用伝言サービスへの接続と災害用WEBサイトへのアクセスのいずれかであることを特徴とする加入者端末。
(付記13)
付記2,4,11のいずれか1項記載の輻輳制御方法において、
前記災害システムは、前記第2の加入者端末の通信規制が解除したとき前記第2の加入者端末が着信するまで繰り返し前記第2の加入者端末を呼び出すことを特徴とする輻輳制御方法。
(付記14)
付記9記載の災害システムにおいて、
前記伝言通知手段は、前記第2の加入者端末の通信規制が解除したとき前記第2の加入者端末が着信するまで繰り返し前記第2の加入者端末を呼び出すことを特徴とする災害システム。
(付記15)
付記13記載の輻輳制御方法において、
前記第2の加入者端末では、前記伝言を受信したことを前記災害システムに通知することを特徴とする輻輳制御方法。
12A,12B 無線基地局(Node B)
13A,13B 無線ネットワーク制御装置(RNC)
14 コアネットワーク
15 災害システム
25 災害用手順制御部
26 規制中通知部
30 災害オプション制御部
35 オプション実行部
61 災害規制判定通知部
63 緊急メール制御部
66 規制情報管理部
75 伝言サービスシステム制御部
80 データベース
90 災害用WEBサイトシステム制御部
Claims (10)
- 第1の加入者端末から通信規制地域内の第2の加入者端末に対し発呼したとき、接続できないことを前記第1の加入者端末に提示し、
前記第1の加入者端末で災害システムへの接続とメール機能への切り替えを提示し、いずれかを選択させることを特徴とする輻輳制御方法。 - 請求項1記載の輻輳制御方法において、
前記第1の加入者端末で災害システムへの接続が選択されたとき、前記災害システムでは前記第1の加入者端末から前記第2の加入者端末への伝言を蓄積し、
前記第2の加入者端末の通信規制が解除したとき前記災害システムから前記第2の加入者端末を呼び出して前記伝言を通知することを特徴とする輻輳制御方法。 - 請求項1記載の輻輳制御方法において、
前記第1の加入者端末でメール機能が選択されたとき、前記第1の加入者端末で作成された緊急メールを前記第2の加入者端末に通知すると共に前記災害システムで蓄積することを特徴とする輻輳制御方法。 - 第1の加入者端末から通信規制地域内の第2の加入者端末に対し発呼したとき、接続できないことを前記第1の加入者端末に提示し、
前記第1の加入者端末では災害システムに接続して前記第2の加入者端末への伝言を送信し、
前記災害システムでは前記第1の加入者端末から前記第2の加入者端末への伝言を蓄積し、
前記第2の加入者端末の通信規制が解除したとき前記災害システムから前記第2の加入者端末を呼び出して前記伝言を通知することを特徴とする輻輳制御方法。 - 第1の加入者端末から通信規制地域内の第2の加入者端末に対し発呼したとき、接続できないことを前記第1の加入者端末に提示し、
前記第1の加入者端末ではメール機能により前記第2の加入者端末への緊急メールを作成し、
前記第1の加入者端末で作成された緊急メールを前記第2の加入者端末に通知すると共に前記災害システムで蓄積することを特徴とする輻輳制御方法。 - 第1の加入者端末から通信規制地域内の第2の加入者端末に対し発呼したとき、前記通信規制地域内の規制状況を前記第1の加入者端末に提示し、
前記第1の加入者端末では前記規制状況に応じて災害システムへの接続とメール機能への切り替えのいずれかを決定することを特徴とする輻輳制御方法。 - 第1の加入者端末から通信規制地域内の第2の加入者端末に対し発呼したとき、前記通信規制地域内の規制状況を前記第1の加入者端末に提示し、
前記第1の加入者端末では前記規制状況に応じて災害システムへの接続とメール機能への切り替えのうち選択可能なものを提示して選択させることを特徴とする輻輳制御方法。 - 通信規制地域内の加入者端末に対し発呼して接続できないことをコアネットワークから提示されたとき、災害システムへの接続とメール機能への切り替えを提示して、いずれかを選択させる提示手段を
有することを特徴とする加入者端末。 - 第1の加入者端末から第2の加入者端末への伝言を蓄積する蓄積手段と、
コアネットワークを監視して前記第2の加入者端末の着信規制の状況を監視する監視手段と、
前記第2の加入者端末の通信規制が解除したとき前記第2の加入者端末を呼び出して前記蓄積手段に蓄積されている前記第2の加入者端末への伝言を通知する伝言通知手段を
有する特徴とする災害システム。 - 第1の加入者端末から通信規制地域内の第2の加入者端末に送信された緊急メールに対し前記第2の加入者端末がメール拒否モードであるとき、前記メール拒否モードを解除するメール拒否モード解除手段と、
前記緊急メールを災害システムに通知する緊急メール通知手段を
有する特徴とするコアネットワーク。
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