JP2009296187A - Ip電話システム、ネットワーク装置及びそれらに用いる災害時通信方法 - Google Patents

Ip電話システム、ネットワーク装置及びそれらに用いる災害時通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 非災害地域から災害地域への通話が災害発生によって規制された状態でも非災害地域から災害地域への通信を行うことが可能なIP電話システムを提供する。
【解決手段】 IP電話システムは、SIPを用いて相手先との通話を行うIP電話端末(1)と、IP電話端末(1)からのパケットを転送するネットワーク装置(メディアゲートウェイ2)とを含む。IP電話端末(1)は、自端末が非災害地域に所在しかつ災害モードの設定時に災害地域の通話先への通話を行う場合に当該通話先の電話番号に対応する電子メールアドレスを指定したSIPパケットを送信する。ネットワーク装置(2)は、宛て先が電子メールアドレスのSIPパケットを終端し、IP電話端末(1)からのRTPの音声パケットをテキストデータに変換して電子メールを作成して通話先に送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明はIP電話システム、ネットワーク装置及びそれらに用いる災害時通信方法に関し、特にシステムにおける災害時の通信方法に関する。
本発明に関連するIP電話システムは、図11に示すように、IP電話端末31,35と、ネットワークゲートウェイ32,34と、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ33とから構成されている。
このIP電話システムにおいて、IP電話端末35の所在地で災害が発生した場合、非災害地域のIP電話端末31は、災害地域のIP電話端末35と通話をするために、SIPサーバ33に対して発呼要求を行う。
SIPサーバ33は、災害発生時に、ネットワーク輻輳の回避や重要通信のリソースを確保するために、一般通話を著しく制限している。つまり、SIPサーバ33は、非災害地域から災害地域への発呼数を制限している。
下記の特許文献1には、災害時のネットワークの輻輳制御について提案されている。この特許文献1に記載の技術では、輻輳状態発生により、ネットワークにおける輻輳状態に対応した圧縮レートで、音声パケットに対するエンコード及びデコードを行っている。
また、下記の特許文献2には、災害発生時に、ユーザ端末間の安全確認の通知のための連絡手段を確保する技術が提案されている。この特許文献2に記載の技術では、災害発生時に、災害通知サーバ装置が、災害の地域を示す災害地域情報を受信すると、災害の地域に含まれるユーザ端末の位置情報に該当する通知登録ユーザ情報リストを取得し、その通知登録ユーザ情報リストに基づいて、ユーザ端末間の呼の接続をSIPサーバを用いて行っている。
特開2006−304028号公報 特開2007−312299号公報
しかしながら、本発明に関連するIP電話システムでは、災害が発生した際、安否確認の電話が集中するため、一般電話の通話が著しく規制され、呼が確立しにくくなるため、電話以外の連絡手段を持っていない場合、連絡が取りづらいという問題がある。
上記の特許文献1に記載の技術では、一般電話の通話が著しく規制されると、やはり呼が確立しにくくなる。また、特許文献2に記載の技術では、災害の発生した地域内におけるユーザ端末間の通話を前提としているため、非災害地域にするユーザ端末からの通話が著しく規制されることには変わりはない。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、非災害地域から災害地域への通話が災害発生によって規制された状態でも非災害地域から災害地域への通信を行うことができるIP電話システム、IP電話端末、ネットワーク装置及びそれらに用いる災害時通信方法を提供することにある。
本発明によるIP電話システムは、SIP(Session Initiation Protocol)を用いて相手先との通話を行うIP(Intewrnet Protocol)電話端末と、前記IP電話端末からのパケットを転送するネットワーク装置とを含むIP電話システムであって、
前記IP電話端末は、自端末が非災害地域に所在しかつ災害モードの設定時に災害地域の通話先への通話を行う場合に当該通話先の電話番号に対応する電子メールアドレスを指定したSIPパケットを送信する手段を備え、
前記ネットワーク装置は、宛て先が電子メールアドレスのSIPパケットを終端する手段と、前記IP電話端末からのRTP(Real Time Protocol)の音声パケットをテキストデータに変換して電子メールを作成する手段と、当該電子メールを前記通話先に送信する手段とを備えている。
本発明によるネットワーク装置は、SIP(Session Initiation Protocol)を用いて相手先との通話を行うIP(Intewrnet Protocol)電話端末からのパケットを転送するネットワーク装置であって、
宛て先が電子メールアドレスのSIPパケットを終端する手段と、前記IP電話端末が非災害地域に所在しかつ災害モードの設定時に当該IP電話端末からのRTP(Real Time Protocol)の音声パケットをテキストデータに変換して電子メールを作成する手段と、当該電子メールを前記通話先に送信する手段とを備えている。
本発明による災害時通信方法は、SIP(Session Initiation Protocol)を用いて相手先との通話を行うIP(Intewrnet Protocol)電話端末と、前記IP電話端末からのパケットを転送するネットワーク装置とを含むIP電話システムに用いる災害時通信方法であって、
前記IP電話端末が、自端末が非災害地域に所在しかつ災害モードの設定時に災害地域の通話先への通話を行う場合に当該通話先の電話番号に対応する電子メールアドレスを指定したSIPパケットを送信し、
前記ネットワーク装置が、宛て先が電子メールアドレスのSIPパケットを終端するともに、前記IP電話端末からのRTP(Real Time Protocol)の音声パケットをテキストデータに変換して電子メールを作成し、当該電子メールを前記通話先に送信している。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、非災害地域から災害地域への通話が災害発生によって規制された状態でも非災害地域から災害地域への通信を行うことができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。まず、本発明によるIP(Internet Protocol)電話システムの概要について説明する。
本発明によるIP電話システムでは、IP電話端末に電話帳機能を具備させ、電話番号に対して災害時用の連絡先電子メールアドレスを登録する。また、本発明によるIP電話システムでは、災害通知サーバに、非災害地域のIP電話端末に対して災害発生時の災害モードへの移行通知を行うことで、IP電話端末を災害モードにする機能を具備する。
IP電話端末は、災害モード中のIP電話端末から災害地域へ通話を行う場合、電話番号に登録してある電子メールアドレスを指定したSIP(Session Initiation Protocol)パケットを送信する機能を具備する。
ネットワークゲートウェイは、IP電話端末からのSIPパケットを解析し、宛て先が電子メールアドレスの場合に、そのSIPパケットをメディアゲートウェイに送信する機能を具備する。
メディアゲートウェイは、SIPパケットを終端する機能と、RTP(Real Time Protocol)の音声パケットをテキストデータに変換して電子メールにて送信する機能とを具備する。
本発明によるIP電話システムでは、上記の構成とすることで、IP電話サービスを提供するネットワークのエッジに用いられるネットワーク装置(ゲートウェイ装置)において、災害時に呼が確立しにくくなる一般電話を音声認識して電子メールに変換し、その電子メールを災害地域の電子メール受信端末に送信することで、非災害地域から災害地域への通信を行えるようにしたことを特徴としている。
図1〜図5は本発明の第1の実施の形態によるIP電話システムの動作を示すブロック図である。図1において、本発明の第1の実施の形態によるIP電話システムは、IP電話端末1と、メディアゲートウェイ2と、災害通知サーバ3と、ネットワークゲートウェイ4−1,4−2と、電子メールサーバ5と、電子メール受信端末6とから構成されている。
以下、図1〜図5を参照して本発明の第1の実施の形態によるIP電話システムの動作について説明する。
災害通知サーバ3は、災害が発生した際に、非災害地域のIP電話端末1に対して災害モード移行命令c1を送信する(図1の状態A)。IP電話端末1は、災害モード移行命令c1を受信すると、自端末を災害モードへと移行させる。また、IP電話端末1は、災害モード用として特定の電話番号とメールアドレスとの対応が蓄積されたデータベース(図示せず)を持つ。
非災害地域のIP電話端末1は、災害地域へ通話を開始するにあたり、相手先の電話番号ではなく、電子メールアドレスを指定したSIPパケットc2を送信する。
ネットワークゲートウェイ4−1は、相手先が電子メールアドレスのSIPパケットを受け取ったことを認識すると、音声変換を行うメディアゲートウェイ2にSIPパケットc2を転送する(図2の状態B)。
メディアゲートウェイ2は、SIPパケットc2を受信すると、SIP応答c3を、ネットワークゲートウェイ4−1を通してIP電話端末1に返し、IP電話端末1との間の呼を確立させる(図3の状態C)。
メディアゲートウェイ2は、IP電話端末1との間の呼が確立すると、音声アナウンスc4をIP電話端末1に送信することで、IP電話端末1を利用しているユーザに音声を自動変換し、電子メールで送信することをアナウンスする(図4の状態D)。
IP電話端末1は、メディアゲートウェイ2からの音声アナウンスを受信後、伝えたいメッセージc5をRTPとしてメディアゲートウェイ2へ送信する。
メディアゲートウェイ2は、メッセージc5を受信した際、メッセージc5の音声データをテキストデータに変換し、電子メールc6を作成して電子メールサーバ5へ送信する。電子メールサーバ5は、電子メールc6を災害地域の電子メール受信端末6へ送信する(図5の状態E)。
このように、本実施の形態では、非災害地域のIP電話端末1からの音声データをテキストデータに変換する機能をネットワーク側に配置しているので、IP電話端末1に電子メール送信機能がない場合でも、災害地域の電子メール受信し端末6に対して電子メールによるメッセージを送信することができる。
図6は図1〜図5に示すIP電話端末1の構成例を示すブロック図であり、図7は図6に示す電話帳データベースの構成例を示す図である。図6において、IP電話端末1は、CPU(中央処理装置)11と、CPU11が実行する制御プログラム12aを格納するメインメモリ12と、電話帳データベース13と、音声入出力処理部14と、SIPパケット処理部15と、通信処理部16とを含んで構成されている。
IP電話端末1において、CPU11は、音声入出力処理部14とSIPパケット処理部15と通信処理部16とを制御してIP電話サービスをユーザに対して提供している。
また、CPU11は、災害発生時に、災害通知サーバ3から災害モードへの移行が指示されると、あるいはユーザによる操作で災害モードへの移行が指示されると、電話帳データベース13の蓄積情報を用いて、相手先の電話番号ではなく、電子メールアドレスを指定したSIPパケットをSIPパケット処理部15及び通信処理部16によって送信する。
ここで、電話帳データベース13には、図7に示すように、災害モード用として特定の電話番号と電子メールアドレスとが対応付けられて蓄積されている。したがって、CPU11は、災害モード用の電子メールアドレスを指定したSIPパケットを送信させることとなる。
図8は図1に示すメディアゲートウェイ2の構成例を示すブロック図である。図8において、メディアゲートウェイ2は、パケット受信部21と、パケット解析部22と、SIPパケット処理部23と、パケット送信部24と、音声パケット処理部25と、音声データ→テキストデータ変換部26と、電子メール作成部27と、音声アナウンス生成部28と、データベース29とを含んで構成されている。
メディアゲートウェイ2では、パケット受信部21がパケットを受信した後、パケット解析部22にて受信パケットの解析が行われる。パケット解析部22では、受信パケットがSIPパケットであるか、音声パケットであるかの識別をし、SIPパケットである場合にそのパケットをSIPパケット処理部23に送信し、音声パケットである場合にそのパケットを音声パケット処理部25に送信する。
SIPパケット処理部23では、受信したSIPパケットの解析を行い、発呼情報である場合に、SDP(Session Description Protocol)記述文書から宛先電子メールアドレスの抽出し、IP電話端末1のIPアドレスと関連付けたデータベース29を構築する。また、SIPパケット処理部23は、SIP応答を作成し、パケット送信部24からSIP応答を送信し、IP電話端末1との呼を確立させる。
音声アナウンス生成部28は、IP電話端末1との呼が確立した後、音声アナウンス生成を行い、その音声アナウンスをパケット送信部24からIP電話端末1に送信する。
音声パケット処理部25では、受信した音声パケットから音声データを抽出し、その音声データを音声データ→テキストデータ変換部26に渡す。音声データ→テキストデータ変換部26は、音声データをテキストデータに変換する。
電子メール作成部27は、音声データ→テキストデータ変換部26で変換されたテキストデータとデータベース29の蓄積情報とから電子メールを作成し、作成した電子メールをパケット送信部24から電子メールサーバ5へ送信する。
電子メールサーバ5は、メディアゲートウェイ2において上記のようにして作成された電子メールを受信すると、その電子メールをネットワークゲートウェイ4−2を経由して電子メール受信端末6に配信する。
図9は図1に示すIP電話端末1の動作を示すフローチャートであり、図10は図1に示すネットワークゲートウェイ4−1の動作を示すフローチャートである。これら図1〜図10を参照して本発明の第1の実施の形態によるIP電話システムの動作について説明する。
尚、図9に示す処理は、IP電話端末1のCPU11が制御プログラム12aを実行することで実現される。また、図10に示す処理は、IP電話端末1と同様に、ネットワークゲートウェイ4−1のCPU(図示せず)が制御プログラムを実行することで実現される。さらに、IP電話端末1は、図7に示すような災害時用のデータを含む電話帳データベース13を具備している。
災害が発生した際、災害地域の地域番号を発信規制の対象とするために、災害通知サーバ3が災害モード移行命令c1をIP電話端末1に送信する(図1の状態A)。IP電話端末1は、災害通知サーバ3から災害モード移行命令c1を受信すると、災害モードとなる。
災害モードになったIP電話端末1は、災害地域へ発信する場合、SIPパケット内のSDP記述文書に、図7に示す電話帳データベース13の情報から電子メールアドレスを特定し、SIPパケットc2を作成してネットワークゲートウェイ4−1に送信する。
ネットワークゲートウェイ4−1は、IP電話端末1からSIPパケットc2を受信した場合、そのSIPパケットc2を本来の宛先であるSIPサーバ(図示せず)へは送信せず、メディアゲートウェイ2に送信する(図2の状態B)。
メディアゲートウェイ2は、ネットワークゲートウェイ4−1からのSIPパケットc2を終端し、IP電話端末1との間に呼を確立させるために、SIPの応答c3をIP電話端末1に送信する。この時、メディアゲートウェイ2は、SIPパケットを解析し、宛先電子メールアドレスとIP電話端末1のIPアドレスとを関連付けるデータベース29を構築する(図3の状態C)。
メディアゲートウェイ2は、IP電話端末1との間に呼が確立すると、音声アナウンスc4をIP電話端末1に送信することで、IP電話端末1を利用しているユーザに音声を自動変換し、メールで送信することをアナウンスする(図4の状態D)。
IP電話端末1は、メディアゲートウェイ2から音声アナウンスc4を受信した後、伝えたいメッセージc5をRTPとしてメディアゲートウェイ2へ送信する。メディアゲートウェイ2は、メッセージc5を受信した際、音声データをテキストデータに変換し、関連付けられている電子メールアドレス宛の電子メールc6を生成して電子メールサーバ5へ送信する。
電子メールサーバ5は、電子メールc6を災害地域のネットワークゲートウェイ4−2へ送信する。ネットワークゲートウェイ4−2は、受信した電子メールc6を電子メール受信端末6へ送信する(図5の状態E)。
このように、本実施の形態では、電子メール受信端末6が電子メールを受信することで、災害時の通信制限時においても、IP電話端末1に対して電子メールによる通信手段を提供することが可能である。
次に、図9を参照して非災害地域のIP電話端末1の動作について説明する。IP電話端末1は、発呼をする際、災害モードで動作しているかの確認を行う(図9ステップS1)。IP電話端末1は、災害モードで動作している場合(図9ステップS1の分岐でYES)、発呼先が災害地域であるかの確認を行う(図9ステップS2)。
発呼先が災害地域である場合(図9ステップS2の分岐でYES)、IP電話端末1は、電話帳データベース13を参照して、発呼先の電話番号に災害時用連絡先電子メールアドレスが登録されているかを確認する(図9ステップS3)。
IP電話端末1は、電話帳データベース13に災害時用連絡先メールアドレスが登録されている場合(図9ステップS3の分岐でYES)、発呼のSIPパケットのSDP記述文書に災害時用連絡先電子メールアドレスを記述して送信する(図9ステップS4)。
IP電話端末1は、上記のステップS1〜S3の処理において、各々の分岐がNOの場合、通常発呼でSIPパケットを送信する(図9ステップS5)。
続いて、上記のステップS4の処理において送信されたSIPパケットをネットワークゲートウェイ4−1が受信した際の動作について図10を参照して説明する。
ネットワークゲートウェイ4−1は、パケットを受信した際、パケットの解析を行い、受信パケットがSIPパケットであるかを確認する(図10ステップS11)。
ネットワークゲートウェイ4−1は、受信パケットがSIPパケットである場合(図10ステップS11の分岐でYES)、SIPパケットの解析を行い、SDP記述文書に宛先電子メールアドレスが記載されているかを確認する(図10ステップS12)。
ネットワークゲートウェイ4−1は、SIPパケットのSDP記述文書に宛先電子メールアドレスが記載されている場合(図10ステップS12の分岐でYES)、SIPパケットをメディアゲートウェイ2に転送する(図10ステップS13)。
一方、ネットワークゲートウェイ4−1は、受信パケットがSIPパケットでない場合(図10ステップS11の分岐でNO)、あるいはSIPパケットのSDP記述文書に宛先電子メールアドレスが記載されていない場合(図10ステップS12の分岐でNO)、SIPパケットに対して通常転送を行う(図10ステップS14)。
以上説明したように、本実施の形態では、非災害地域のIP電話端末1から災害地域への通話をSIPサーバではなく、メディアゲートウェイ2経由で行うので、SIPサーバにて一般通話が輻輳している状態であっても、災害地域の端末(電子メール受信端末6)に対して電子メールによる通信を行うことができる。
また、本実施の形態では、音声データをテキストデータに変換する機能をネットワーク側に配備されたメディアゲートウェイ2が具備しているので、IP電話端末1が電子メール送信機能を具備していない場合でも、災害地域の端末(電子メール受信端末6)に対して電子メールによる通信を行うことができる。
本発明の第1の実施の形態によるIP電話システムの動作を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態によるIP電話システムの動作を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態によるIP電話システムの動作を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態によるIP電話システムの動作を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態によるIP電話システムの動作を示すブロック図である。 図1〜図5に示すIP電話端末の構成例を示すブロック図である。 図6に示す電話帳データベースの構成例を示す図である。 図1に示すメディアゲートウェイの構成例を示すブロック図である。 図1に示すIP電話端末の動作を示すフローチャートである。 図1に示すネットワークゲートウェイの動作を示すフローチャートである。 本発明に関連するIP電話システムの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 IP電話端末
2 メディアゲートウェイ
3 災害通知サーバ
4−1,4−2 ネットワークゲートウェイ
5 電子メールサーバ
6 電子メール受信端末
11 CPU
12 メインメモリ
12a 制御プログラム
13 電話帳データベース
14 音声入出力処理部
15 SIPパケット処理部
16 通信処理部
21 パケット受信部
22 パケット解析部
23 SIPパケット処理部
24 パケット送信部
25 音声パケット処理部
26 音声データ→テキストデータ変換部
27 電子メール作成部
28 音声アナウンス生成部
29 データベース

Claims (10)

  1. SIP(Session Initiation Protocol)を用いて相手先との通話を行うIP(Intewrnet Protocol)電話端末と、前記IP電話端末からのパケットを転送するネットワーク装置とを含むIP電話システムであって、
    前記IP電話端末は、自端末が非災害地域に所在しかつ災害モードの設定時に災害地域の通話先への通話を行う場合に当該通話先の電話番号に対応する電子メールアドレスを指定したSIPパケットを送信する手段を有し、
    前記ネットワーク装置は、宛て先が電子メールアドレスのSIPパケットを終端する手段と、前記IP電話端末からのRTP(Real Time Protocol)の音声パケットをテキストデータに変換して電子メールを作成する手段と、当該電子メールを前記通話先に送信する手段とを有することを特徴とするIP電話システム。
  2. 前記IP電話端末は、電話帳データベースを含み、
    前記電話帳データベースに、前記通話先の電話番号に対して災害時用の連絡先電子メールアドレスを登録することを特徴とする請求項1記載のIP電話システム。
  3. 災害発生時に前記非災害地域のIP電話端末に対して災害モード移行命令を通知することで当該IP電話端末を前記災害モードとする災害通知サーバを含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載のIP電話システム。
  4. 前記ネットワーク装置がメディアゲートウェイであり、
    前記宛て先が電子メールアドレスのSIPパケットを前記メディアゲートウェイに送信するネットワークゲートウェイを含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載のIP電話システム。
  5. SIP(Session Initiation Protocol)を用いて相手先との通話を行うIP(Intewrnet Protocol)電話端末からのパケットを転送するネットワーク装置であって、
    宛て先が電子メールアドレスのSIPパケットを終端する手段と、前記IP電話端末が非災害地域に所在しかつ災害モードの設定時に当該IP電話端末からのRTP(Real Time Protocol)の音声パケットをテキストデータに変換して電子メールを作成する手段と、当該電子メールを前記通話先に送信する手段とを有することを特徴とするネットワーク装置。
  6. ネットワークゲートウェイからの前記宛て先が電子メールアドレスのSIPパケットを受信するメディアゲートウェイであることを特徴とする請求項5記載のネットワーク装置。
  7. SIP(Session Initiation Protocol)を用いて相手先との通話を行うIP(Intewrnet Protocol)電話端末と、前記IP電話端末からのパケットを転送するネットワーク装置とを含むIP電話システムに用いる災害時通信方法であって、
    前記IP電話端末が、自端末が非災害地域に所在しかつ災害モードの設定時に災害地域の通話先への通話を行う場合に当該通話先の電話番号に対応する電子メールアドレスを指定したSIPパケットを送信し、
    前記ネットワーク装置が、宛て先が電子メールアドレスのSIPパケットを終端するともに、前記IP電話端末からのRTP(Real Time Protocol)の音声パケットをテキストデータに変換して電子メールを作成し、当該電子メールを前記通話先に送信することを特徴とする災害時通信方法。
  8. 前記IP電話端末に電話帳データベースを設け、
    前記電話帳データベースに、前記通話先の電話番号に対して災害時用の連絡先電子メールアドレスを登録することを特徴とする請求項7記載の災害時通信方法。
  9. 災害通知サーバが。災害発生時に前記非災害地域のIP電話端末に対して災害モード移行命令を通知することで当該IP電話端末を前記災害モードとすることを特徴とする請求項7または請求項8記載の災害時通信方法。
  10. 前記ネットワーク装置が、ネットワークゲートウェイからの前記宛て先が電子メールアドレスのSIPパケットを受信するメディアゲートウェイであることを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか記載の災害時通信方法。
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