JP2007312299A - 呼制御システムおよび災害通知サーバ装置 - Google Patents

呼制御システムおよび災害通知サーバ装置 Download PDF

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このみ 望月
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Abstract

【課題】災害の発生時に安全確認の通知を行うことを事前に登録し、ユーザ端末間の安全確認の通知のための連絡手段を確保する呼制御システムおよび災害通知サーバ装置を提供する。
【解決手段】予めユーザ端末8−2のアドレス情報とユーザ端末8−2の位置情報と通知相手ユーザ端末8−1のアドレス情報とを関連付けるリストを通知登録ユーザ情報リストとしてデータベース4に記憶する。災害発生時に、災害通知サーバ装置2は、災害の地域を示す災害地域情報を災害検知サーバ1から受信し、災害の地域に含まれるユーザ端末8−2の位置情報に該当する通知登録ユーザ情報リストを、プレゼンスサーバ3を介してデータベース4から抽出し取得し、抽出し取得した通知登録ユーザ情報リストに基づき、ユーザ端末8−2とユーザ端末8−1との間の呼の接続をSIPサーバ5を用いて行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、災害時安全確認通知システムに関し、より詳細には、ユーザが通知相手ユーザと災害時において安全確認の連絡を行うことを事前に登録し、ユーザの位置で災害が発生した場合に、ユーザと通知相手ユーザとが互いに合意する連絡手段によりリアルタイムに安全確認の連絡を行う技術に関する。
災害が発生すると、災害地域に住むあるいは滞在する人の安否を確認するための見舞い呼が、短い時間内に大量に集中的に通信ネットワークにおいて生じることにより、通信ネットワークは輻輳状態になる。
従来においては、災害が発生すると、このような見舞い呼による輻輳により通信ネットワークがシステムダウンすることを防ぐために、セッション設定装置などにより通信ネットワークの状態、例えばセッション設定装置におけるセッション受付数を監視し、ユーザ端末による通信ネットワークヘのアクセスを規制するという技術はあった(特許文献1および特許文献2)。
しかしながら、従来技術による災害の発生により通信ネットワークへのアクセスが規制されると、災害地の関係者の安否確認を希望するユーザの通信要求を満たし得ず、また災害周辺地域における通信をも阻害するという問題があった。
特開2003−338877号公報 特開2005−167771号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、災害の発生時に安全確認の通知を行うことを事前に登録し、ユーザ端末間の安全確認の通知のための連絡手段を確保する呼制御システムおよび災害通知サーバ装置を提供することにある。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、データベース装置とプレゼンスサーバ装置と呼接続サーバ装置と災害通知サーバ装置とを有し、ユーザ端末のユーザが呼の接続を行う通知相手ユーザ端末を予め前記データベース装置に登録しておき、災害時に前記登録に基づいて前記ユーザ端末と前記通知相手ユーザ端末との間の呼の接続を行う呼制御システムであり、前記データベース装置が、前記ユーザ端末のアドレス情報と前記ユーザ端末の位置情報と前記通知相手ユーザ端末のアドレス情報とを関連付けて通知登録ユーザ情報リストとして記憶する記憶手段、を有し、前記災害通知サーバ装置が、災害の地域を示す災害地域情報を受信する災害地域情報受信手段と、前記災害地域情報受信手段が受信した災害地域情報を前記プレゼンスサーバ装置へ送信する照会要求手段と、前記送信した災害地域情報の応答である抽出通知登録ユーザ情報リストを前記プレゼンスサーバ装置から受信し、前記受信した抽出通知登録ユーザ情報リストを呼接続サーバ装置へ送信する抽出通知登録ユーザ情報リスト受信送信手段と、を有し、前記プレゼンスサーバ装置が、前記災害地域情報を前記災害通知サーバ装置から受信し、前記位置情報が前記災害地域情報の地域に含まれる通知登録ユーザ情報リストを抽出通知登録ユーザ情報リストとして前記データベース装置から抽出し、前記抽出通知登録ユーザ情報リストを前記災害通知サーバ装置へ送信する抽出手段、を有し、前記呼接続サーバ装置が、前記抽出通知登録ユーザ情報リストを前記災害通知サーバ装置から受信し、前記受信した抽出通知登録ユーザ情報リストに含まれるユーザ端末のアドレス情報の端末と通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末との間の呼の接続を行う呼接続手段、を有することを特徴とする呼制御システムである。
請求項2に記載の発明は、前記呼接続サーバ装置からの通信接続に提供可能な経路と帯域の照会に応じて提供可能な経路と帯域の情報である提供可能経路帯域情報を前記呼接続サーバ装置へ送信する提供可能経路帯域情報送信手段、を有する通信ネットワーク監視サーバ装置と、前記呼接続サーバ装置からの通信接続に提供可能なサービス種別の照会に応じて提供可能なサービス種別の情報である提供可能サービス種別情報を前記呼接続サーバ装置へ送信する提供可能サービス種別情報送信手段、を有するアプリケーションサーバ装置と、を更に有し、前記呼接続サーバ装置が、更に、前記受信した抽出通知登録ユーザ情報リストに含まれるユーザ端末のアドレス情報の端末と通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末との間の呼の接続について提供可能な経路と帯域を通信ネットワーク監視サーバ装置へ照会し、前記通信ネットワーク監視サーバ装置から提供可能な経路と帯域の情報である提供可能経路帯域情報を受信する提供可能経路帯域情報取得手段と、前記受信した抽出通知登録ユーザ情報リストに含まれるユーザ端末のアドレス情報の端末と通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末との間の呼の接続について提供可能なサービス種別をアプリケーションサーバ装置へ照会し、前記アプリケーションサーバ装置から提供可能なサービス種別の情報である提供可能サービス種別情報を受信する提供可能サービス種別情報取得手段と、を有し、前記呼接続手段が、前記提供可能経路帯域情報取得手段が受信した提供可能経路帯域情報と前記提供可能サービス種別情報取得手段が受信した提供可能サービス種別情報とに基づいて、前記受信した抽出通知登録ユーザ情報リストに含まれるユーザ端末のアドレス情報の端末と通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末との間の呼の接続を行う、ことを特徴とする請求項1に記載の呼制御システムである。
請求項3に記載の発明は、前記データベース装置の記憶手段が、前記ユーザ端末のアドレス情報と前記ユーザ端末の位置情報と前記通知相手ユーザ端末のアドレス情報と、更に、連絡手段情報とを関連付けて前記通知登録ユーザ情報リストとして記憶し、前記呼接続サーバ装置の前記呼接続手段が、前記連絡手段情報を含む前記抽出通知登録ユーザ情報リストを前記災害通知サーバ装置から受信し、前記災害通知サーバ装置から受信した抽出通知登録ユーザ情報リストの連絡手段情報と前記提供可能サービス種別情報取得手段が受信した提供可能サービス種別情報とに基づいて、提供可能な連絡手段を選択し、前記選択した連絡手段のリストを前記通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末へ送信し、前記送信した連絡手段のリストの中から選択された連絡手段を前記通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末から受信し、前記受信した連絡手段に基づいて、前記受信した抽出通知登録ユーザ情報リストに含まれるユーザ端末のアドレス情報の端末と通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末との間の呼の接続を行う、ことを特徴とする請求項2に記載の呼制御システムである。
請求項4に記載の発明は、前記プレゼンスサーバ装置が、前記データベース装置に記憶されている通知登録ユーザ情報リストの前記ユーザ端末の合計数と連絡手段の内訳と内訳毎の合計数とを含む通知登録ユーザ情報総括表情報を生成し、前記生成した通知登録ユーザ情報総括表情報を前記呼接続サーバ装置と前記通信ネットワーク監視サーバ装置と前記アプリケーションサーバ装置とに送信する通知登録ユーザ情報総括表情報生成送信手段を有し、前記呼接続サーバ装置が、前記プレゼンスサーバ装置から前記通知登録ユーザ情報総括表情報を受信し、前記受信した通知登録ユーザ情報総括表情報に基づいて通知接続のためのセッション数を決定し、前記抽出通知登録ユーザ情報リストを前記災害通知サーバ装置から受信した時に、前記決定したセッション数に基づいて通知接続を確保するセッション通知接続確保手段を有し、前記通信ネットワーク監視サーバ装置が、前記プレゼンスサーバ装置から前記通知登録ユーザ情報総括表情報を受信し、前記受信した通知登録ユーザ情報総括表情報に基づいて通知接続のための帯域と経路を決定し、前記呼接続サーバ装置からの通信接続に提供可能な経路と帯域の照会に応じて、前記決定した通知接続のための帯域と経路に基づいて通知接続を確保する帯域経路通知接続確保手段を有し、前記アプリケーションサーバ装置が、前記プレゼンスサーバ装置から前記通知登録ユーザ情報総括表情報を受信し、前記受信した通知登録ユーザ情報総括表情報に基づいて通知接続のためのサービス種別を決定し、前記呼接続サーバ装置からの通信接続に提供可能なサービス種別の照会に応じて、前記決定した通知接続のためのサービス種別に基づいて通知接続を確保するサービス種別通知接続確保手段を有し、前記呼接続手段が、前記セッション通知接続確保手段と前記帯域経路通知接続確保手段と前記サービス種別通知接続確保手段とが確保する通信接続に基づいて、前記受信した抽出通知登録ユーザ情報リストに含まれるユーザ端末のアドレス情報の端末と通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末との間の呼の接続を行う、ことを特徴とする請求項2から請求項3に記載の呼制御システムである。
請求項5に記載の発明は、前記呼接続手段が、前記ユーザ端末のアドレス情報の端末を呼び出し前記通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末を呼び出すことにより、前記受信した抽出通知登録ユーザ情報リストに含まれるユーザ端末のアドレス情報の端末と通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末との間の呼の接続を行う、ことを特徴とする請求項1から請求項4に記載の呼制御システムである。
請求項6に記載の発明は、前記連絡手段が、IP電話、TV電話、チャット通信または開封確認付き電子メールのいずれかであることを特徴とする請求項3から請求項5に記載の呼制御システムである。
請求項7に記載の発明は、データベース装置とプレゼンスサーバ装置と呼接続サーバ装置と災害通知サーバ装置とを有し、ユーザ端末のアドレス情報と前記ユーザ端末の位置情報と前記ユーザ端末のユーザが呼の接続を行う通知相手ユーザ端末のアドレス情報とを関連付けて予め前記データベース装置に登録しておき、災害時に前記登録に基づいて前記ユーザ端末と前記通知相手ユーザ端末との間の呼の接続を行う呼制御システムにおいて用いられる災害通知サーバ装置であり、前記災害通知サーバ装置が、前記位置情報が前記災害地域情報受信手段の受信した災害地域情報の地域に含まれる通知登録ユーザ情報リストを抽出通知登録ユーザ情報リストとして前記プレゼンスサーバ装置を介して前記データベース装置から抽出し取得する抽出取得手段と、前記抽出取得手段が抽出し取得した抽出通知登録ユーザ情報リストに含まれるユーザ端末のアドレス情報の端末と通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末との間の呼の接続を前記呼接続サーバ装置を用いて行う災害地域内端末呼接続手段、を有することを特徴とする災害通知サーバ装置である。
この発明によれば、予めユーザ端末と通知相手ユーザ端末との間で安全確認の通知を行うことを事前に登録しておき、災害の発生時に、災害地に位置するユーザ端末を検出し、検出したユーザ端末と予め登録した通知相手ユーザ端末との間の安全確認のための通信を行い、また、可能な通信手段を用いてユーザ端末間の通信を提供するため、災害の発生により通信ネットワークに輻輳が生じてもユーザ間の通信を確保できるという効果を奏する。
まず、本発明の概要を説明する。
本発明による呼制御システムは、データベース装置とプレゼンスサーバ装置と呼接続サーバ装置(SIPサーバ)と災害通知サーバ装置とを有し、ユーザ端末のユーザが呼の接続を行う通知相手ユーザ端末を予め前記データベース装置に登録しておき、災害時に前記登録に基づいて前記ユーザ端末と前記通知相手ユーザ端末との間の呼の接続を行う。
また、本発明による呼制御システムにおいては、前記データベース装置が、前記ユーザ端末のアドレス情報と前記ユーザ端末の位置情報と前記通知相手ユーザ端末のアドレス情報とを関連付けて通知登録ユーザ情報リストとして記憶する記憶手段、を有している。
また、本発明による呼制御システムにおいては、前記災害通知サーバ装置が、災害の地域を示す災害地域情報を受信する災害地域情報受信手段と、前記災害地域情報受信手段が受信した災害地域情報を前記プレゼンスサーバ装置へ送信する照会要求手段と、前記送信した災害地域情報の応答である抽出通知登録ユーザ情報リストを前記プレゼンスサーバ装置から受信し、前記受信した抽出通知登録ユーザ情報リストを呼接続サーバ装置へ送信する抽出通知登録ユーザ情報リスト受信送信手段と、を有している。
また、本発明による呼制御システムにおいては、前記プレゼンスサーバ装置が、前記災害地域情報を前記災害通知サーバ装置から受信し、前記通知登録ユーザ情報リストの位置情報が前記災害地域情報の地域に含まれる抽出通知登録ユーザ情報リストを前記データベース装置から抽出し、前記抽出した抽出通知登録ユーザ情報リストを前記災害通知サーバ装置へ送信する抽出手段、を有している。
また、本発明による呼制御システムにおいては、前記呼接続サーバ装置が、前記抽出通知登録ユーザ情報リストを前記災害通知サーバ装置から受信し、前記受信した抽出通知登録ユーザ情報リストに含まれるユーザ端末のアドレス情報の端末と通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末との間の呼の接続を行う呼接続手段、を有する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一実施形態による呼制御システムの構成を示す概略ブロック図である。
図1で、1は災害検出サーバ、2は災害通知サーバ、3はプレゼンスサーバ、4はデータベース、5はSIPサーバ、6は通信ネットワーク監視サーバ、7はアプリケーションサーバ、8−1および8−2はユーザ端末、9は通信ネットワーク、10は情報収集装置であり、A1は災害地域の地域を示している。
災害検出サーバ1は、情報収集装置10および災害通知サーバ2と接続する。
災害通知サーバ2は、災害検出サーバ1、プレゼンスサ−バ3およびSIPサーバ5と接続する。
プレゼンスサーバ3は、災害通知サーバ2、データベース4、SIPサーバ5、通信ネットワーク監視サーバ6およびアプリケーションサーバ7と接続する。
データベース4はプレゼンスサーバ3と接続する。
SIPサーバ5は、災害通知サーバ2、プレゼンスサーバ3、通信ネットワーク監視サーバ6、アプリケーションサーバ7、ユーザ端末8−1および8−2と接続する。
通信ネットワーク監視サーバ6は、SIPサーバ5およびプレゼンスサーバ3と接続する。
アプリケーションサーバ7は、SIPサーバ5およびプレゼンスサーバ3と接続する。
ユーザ端末8−1および8−2は、SIPサーバ5と接続する。
通信ネットワーク9は、災害検出サーバ1、災害通知サーバ2、プレゼンスサーバ3、データベース4、SIPサーバ5、通信ネットワーク監視サーバ6、アプリケーションサーバ7、ユーザ端末8−1およびユーザ端末8−2の間を接続する。
なお図1においては、災害検出サーバ1は、1つの情報収集装置10と接続しているが、実際には複数の情報収集装置10と接続する。
また、図1においては、防災検知サーバ2は、1つの災害検出サーバ1と接続しているが、実際には複数の災害検出サーバ1と接続する。
また、図1においては、プレゼンスサーバ3、SIPサーバ5、通信ネットワーク監視サーバ6およびアプリケーションサーバ7は1つずつあるが、実際には、複数のプレゼンスサーバ3、SIPサーバ5、通信ネットワーク監視サーバ6およびアプリケーションサーバ7がある。
次に図1に示した呼制御システムの各構成の機能を説明する。
ユーザ端末8−1および8−2は、それぞれSIPサーバ5に接続し収容されており、SIPサーバ5を介して、IP電話、TV電話、チャット通信または開封確認付き電子メールにより、ユーザ端末間での通信を行う通信機能を有する。
また、ユーザ端末8−1および8−2は、携帯型である場合には、GPSなどの位置検出機能を有しており、検出した位置の情報である位置情報を、SIPサーバ5を介してプレゼンスサーバ3へ送信する機能を有する。
ユーザ端末8−1および8−2は、例えば、ユーザが用いる固定または携帯の端末であり、IP電話、携帯電話、据え置き型のパーソナルコンピュータ、携帯型のパーソナルコンピュータまたは携帯情報端末(PDA)などである。
データベース4は、災害時における端末間を接続するための情報である通知登録ユーザ情報リストを記録する機能を有する。また、この通知登録ユーザ情報リストには端末の位置情報も記録される。またデータベース4は、プレゼンスサーバ3と接続し、プレゼンスサーバ3へのデータの登録機能と、プレゼンスサーバ3からのデータの参照機能と、を有する。
データベース4が記録する通知登録ユーザ情報リストは、図2に示すように、複数のリスを含み、それぞれのリストには、登録ユーザのユーザID、氏名、災害発生時の安全確認の通知に使用を希望する連絡手段である希望連絡手段(希望CM)、希望CMのアドレスである連絡手段アドレス(CMAD1)、複数の他に使用可能な連絡手段である可能連絡手段(可能CM)、可能CMのアドレスである可能連絡手段アドレス(可能CMAD)、位置情報、および、通知相手ユーザのアドレスである連絡手段アドレス(CMAD2)がある。また、それぞれのリストには、処理が未処理(未)であるか処理済(済)であるかを示す処理欄がある。
ここで、連絡手段とは、端末を用いて行う通信手段であり、例えば、IP電話(T)、TV電話(TV)、チャット通信(C)、開封確認付き電子メール(M)である。
またここで、登録ユーザの位置情報とは、端末の経緯度の情報であり、北緯(N)と東経(E)により示す位置の情報である。
例えば、端末が携帯端末の場合、端末は、端末が有するGPS機能により得られた位置情報を、SIPサーバ5とプレゼンスサーバ3を介して、データベース4に送信する。そして、データベース4が、端末からの位置情報を登録する。
また例えば、端末が固定端末の場合には、登録時に、登録ユーザの住所等から端末が設置される位置情報が記録される。
図1の構成の説明に戻り、プレゼンスサーバ3は、データベース4と接続し、データベース4へのデータの登録機能とデータの参照機能とを有する。また、データベース4から参照するデータにおいて、特定の条件に該当するデータを抽出する抽出機能を有する。
例えば、プレゼンスサーバ3は、通知登録ユーザ情報リストの位置情報において、一定の範囲の地域を示す地域情報に該当する位置情報のリストを、データベース4から抽出する抽出機能を有する。
また、プレゼンスサーバ3は、SIPサーバ5を介して、ユーザ端末8−1または8−2から、災害時に行う安全確認のための情報である通知ユーザ希望情報を受信し、受信した通知ユーザ希望情報に通知希望ユーザのIDを加えた通知登録ユーザ情報リストを、データベース4に登録する機能を有する。
また、プレゼンスサーバ3は、災害時に安全確認の通知接続のために確保する通信資源(後述のセッション受付数、経路、帯域、通知サービス種別)のための通知登録ユーザ情報総括表情報を生成し、SIPサーバ5、通信ネットワークサーバ6とアプリケーションサーバ7へ送信する機能を有する。
ここで、プレゼンスサーバ3がSIPサーバ5を介してユーザ端末8−1または8−2から受信する通知ユーザ希望情報通知ユーザ希望情報は、図2の通知登録ユーザ情報リストにおいてユーザIDが無い情報であり、通知ユーザ希望情報通知ユーザ希望情報には、登録ユーザの氏名、希望連絡手段(希望CM)、希望CMの連絡手段アドレス(CMAD1)、複数の可能連絡手段(可能CM)、可能CMの可能連絡手段アドレス(可能CMAD)、位置情報、および、通知相手ユーザの連絡手段のアドレス(CMAD2)が含まれる。
またここで、プレゼンスサーバ3が生成し送信する通知登録ユーザ情報総括表は、図3に示すように、データベース4に登録される通知登録ユーザ情報リストの登録ユーザ情報において、安全確認の通知登録ユーザ数と、希望連絡手段の内訳と内訳毎の合計数とを含む情報である。
プレゼンスサーバ3は、例えば、プレゼンスサーバ3がデータベース4に通知登録ユーザ情報リストの登録または更新を行った後に、登録されている通知登録ユーザ情報リストから通知登録ユーザ数と、希望連絡手段の内訳と内訳毎の合計数とをデータベース4から求めることにより、通知登録ユーザ情報総括表を生成し、これをSIPサーバ5、通信ネットワークサーバ6とアプリケーションサーバ7へ送信する。
また、プレゼンスサーバ3は、災害通知サーバ2からの、災害の地域の情報である災害地域情報を含む通知登録ユーザ情報リストの照会要求を受信し、データベース4から登録ユーザ情報の位置情報が災害地域情報に含まれる通知登録ユーザ情報リストを抽出し、抽出した通知登録ユーザ情報リストを抽出通知登録ユーザ情報リストとして災害通知サーバ2へ送信する機能を有する。
情報収集装置10は、災害を検出し、検出した災害の情報を示す災害情報を、情報収集装置10が接続する災害検知サーバ1へ送信する機能を有する。また、それぞれの情報収集装置10には、予め災害を検出する地域が定められている。ここで地域は、例えば、東経と西経により決められる範囲である。
また、ここでいう災害とは、地震、天候、津波などの天災や、火災、治安(人災)などである。例えば、地震においては、地震計が震度を計測しており、地震計が震度5以上を検出した場合には、地震計が情報収集装置10へ地震検出信号を送信する。報収集装置10は、地震計から地震検出信号を受信すると、災害情報を災害検出サーバ1へ送信する。または、情報収集装置10は、人による災害情報の入力を受け付け、入力された災害情報を災害検出サーバ1へ送信する。
災害検出サーバ1は、複数の情報収集装置10から災害情報を受信し、受信した災害情報より災害の地域を特定し、特定した災害の地域の情報である災害地域情報を、災害検出サーバ1が接続されている災害通知サーバ2へ送信する機能を有する。
災害通知サーバ2は、災害検出サーバ1より災害地域の情報である災害地域情報を受信し、受信した災害地域情報を含んだ通知登録ユーザ情報リストの照会要求をプレゼンスサーバ3へ送信し、プレゼンスサーバ3から災害地域情報に該当する通知登録ユーザ情報リストである抽出通知登録ユーザ情報リストを受信し、受信した抽出通知登録ユーザ情報リストをSIPサーバ5へ送信する機能を有する。
また、災害通知サーバ2は、抽出通知登録ユーザ情報リストに基づく端末間の接続が完了した通知を、SIPサーバ5から受信する機能を有する。
SIPサーバ5は、ユーザ端末8−1と8−2との間のIP電話による通信を提供する機能を有する。また、SIPサーバ5は、提供可能な通知サービス種別をアプリケーションサーバ7へ問い合わせ、提供可能な通知サービス種別の情報をアプリケーションサーバ7から受信し、受信した通知サービス種別の情報に基づいて、ユーザ端末8−1と8−2との間のTV電話、チャット通信または開封確認付き電子メールを提供する機能を有する。
なお、ここでいう「提供可能な通信資源(例えば、通知サービス種別)」とは、例えば、アプリケーションサーバ7が有する通信資源のうち、これから通信を確立するために利用可能な通信資源である。
また、SIPサーバ5は、災害通知サーバ2から抽出通知登録ユーザ情報リストを受信し、受信した抽出通知登録ユーザ情報リストに基づき、端末間で提供可能な経路と帯域を通信ネットワーク監視サーバ6へ照会し取得し、また、端末間で提供可能な通知サービス種別をアプリケーションサーバ7へ照会し取得し、取得した端末間で提供可能な経路と帯域と通知サービス種別に基づいて、端末間の通信を行う機能を有する。
また、SIPサーバ5は、抽出通知登録ユーザ情報リストに基づき、ユーザ端末同士を呼び出し、ユーザ端末間の通信を接続する機能を有する。
また、SIPサーバ5は、プレゼンスサーバ3から通知登録ユーザ情報総括表情報を受信し、受信した通知登録ユーザ情報総括表情報の情報に基づいて、通知接続のためのセッション受付数を決定する機能を有する。なお、セッション受付数とは、通信のためのセッションを確立することが可能である数である。
また、SIPサーバ5は、災害通知サーバ2から抽出通知登録ユーザ情報リストを受信した時に、予め決定した通知接続のためのSIPサーバ5の通信のセッション受付数を確保する機能を有する。
また、SIPサーバ5は、抽出通知登録ユーザ情報リストの端末間の通信の終了に応じて、確保したSIPサーバ5の通信のセッション受付数を開放する機能を有する。
また、SIPサーバ5は、抽出通知登録ユーザ情報リストの端末間の通信の終了に応じて、災害通知サーバ2へ通信終了の信号を送信する機能を有する。
また、SIPサーバ5は、抽出通知登録ユーザ情報リストの端末間の通信の終了に応じて、通信ネットワーク監視サーバ6へ確保した通信の経路と帯域を開放する経路帯域開放情報を送信する機能を有する。
また、SIPサーバ5は、抽出通知登録ユーザ情報リストの端末間の通信の終了に応じて、アプリケーションサーバ7へ、確保した通信の通知サービス種別を開放する通知サービス開放情報を送信する機能を有する。
通信ネットワーク監視サーバ6は、ネットワーク9における経路と帯域を監視しており、SIPサーバ5からのユーザ端末8−1と8−2との間の通信接続に提供可能な経路と帯域の照会に応じて、提供可能な経路と帯域の情報をSIPサーバ5へ送信する機能を有する。
また、通信ネットワーク監視サーバ6は、プレゼンスサーバ3から通知登録ユーザ情報総括表情報を受信し、受診した通知登録ユーザ情報総括表情報に基づいて、通知接続のために確保する経路と帯域を決定する機能を有する。
また通信ネットワーク監視サーバ6は、SIPサーバ5から通知接続のための提供可能な経路と帯域の照会の情報を受信したときに、予め決定した通知接続のための経路と帯域を確保する機能を有する。
また、通信ネットワーク監視サーバ6は、SIPサーバ5からの経路帯域開放情報の受信に応じて、確保した経路と帯域を開放する機能を有する。
アプリケーションサーバ7は、SIPサーバ5を介して、端末間のTV電話、チャット通信または開封確認付き電子メールを提供する機能を有する。また、アプリケーションサーバ7は、SIPサーバ5からのユーザ端末8−1と8−2との間の通信接続に提供可能な経路と帯域の照会に応じて、提供可能な通知サービス種別の情報をSIPサーバ5へ送信する機能を有する。
また、アプリケーションサーバ7は、プレゼンスサーバ3から通知登録ユーザ情報総括表情報を受信し、受信した通知登録ユーザ情報総括表情報の情報に基づいて、通知接続のために確保する通知サービス種別を決定する機能を有する。
また、アプリケーションサーバ7は、SIPサーバ5から通知接続のための提供可能な通知サービス種別の照会の情報を受信したときに、予め決定した通知接続のための通知サービス種別を確保する機能を有する。
また、アプリケーションサーバ7は、SIPサーバ5からの通知サービス種別開放情報の受信に応じて、確保した通知サービス種別を開放する機能を有する。
以上の機能において説明したように、SIPサーバ5と通信ネットワーク監視サーバ6とアプリケーションサーバ7は、災害時における通知接続のための、セッション受付数と、帯域と経路と、通知サービス種別とをそれぞれ確保し、確保した通知接続を用いて、抽出通知登録ユーザ情報リストに登録されている登録ユーザ情報の端末と通知相手ユーザの端末との間の通信の接続を行う。
次に、図4と5を用いて、実施の形態における呼制御システムの動作を説明する。
ここでは、平常時においてユーザ端末8−2が、災害発生時にはユーザ端末8−1と接続するように災害時通知サービスの登録を行っており、災害発生時に、ユーザ端末8−2が災害地域A1の地域内に位置し、本実施形態による呼制御システムが災害を検知しユーザ端末8−2とユーザ端末8−1との間の通信の接続を行う場合について説明する。
まず、図4を用いて、平常時に、ユーザがユーザ端末8−2を用いて、災害時における通知登録を行う処理の流れを説明する。また、SIPサーバ5と通信ネットワーク監視サーバ6とアプリケーションサーバ7との間の、通常時の動作の概説も行う。
SIPサーバ5は通信接続の開始および終了に際し、セッション受付数を更新し、通信ネットワーク監視サーバ6へ使用可能な経路と帯域を照会し、通信ネットワーク監視サーバ6はSIPサーバ5による照会および通信接続終了の通報を契機として使用可能な経路と帯域を更新する(ステップS1)。
また、SIPサーバ5はアプリケーションサーバ7へ使用可能な通知サービス種別を照会し、アプリケーションサーバ7はSIPサーバ5による照会および通信接続終了の通報を契機として使用可能な通知サービス種別を更新する(ステップS2)。
まず、通知登録ユーザであるユーザは、自身の端末であるユーザ端末8−2を用いて、SIPサーバ5を介して、プレゼンスサーバ3へ、氏名、災害発生時の安全確認の通知に使用を希望する連絡手段(希望CM)、連絡手段のアドレス(CMAD1)、他に使用可能な連絡手段(可能CM)、可能CMのアドレス(可能CMAD)、および、通知相手ユーザのアドレス(CMAD2)を含む安全確認の通知希望ユーザ情報(図2参照)を送信する(ステップS3)。
プレゼンスサーバ3は、SIPサーバ5を介してユーザ端末8−2からの通知希望ユーザ情報を受信し、受信した通知希望ユーザ情報に基づき、受信した通知希望ユーザ情報に通知希望ユーザのユーザIDを加えた安全確認の通知登録ユーザ情報リスト(図2参照)をデータベース4に登録し、安全確認の通知登録ユーザ数と通知登録ユーザが希望する連絡手段の内訳と内訳毎の合計数を含む通知登録ユーザ情報総括表(図3参照)を生成する(ステップS4)。
なお、プレゼンスサーバ3が、データベース4へ登録する通知登録ユーザ情報リストにおいては、処理欄が未処理(未)である。
次にプレゼンスサーバ3はSIPサーバ5へ生成した通知登録ユーザ情報総括表情報を送信し、SIPサーバ5は受信した通知登録ユーザ情報総括表情報に基づき災害発生時の通知接続に確保するセッション受付数を決定する(ステップS5)。
次にプレゼンスサーバ3は通信ネットワーク監視サーバ6へ生成した通知登録ユーザ情報総括表情報を送信し、通信ネットワーク監視サーバ6は受信した通知登録ユーザ情報総括表情報に基づき災害発生時の通知接続に確保する帯域と経路を決定する(ステップS6)。
次にプレゼンスサーバ3はアプリケーションサーバ7へ生成した通知登録ユーザ情報総括表情報を送信し、アプリケーションサーバ7は受信した通知登録ユーザ情報総括表情報に基づき災害発生時の通知接続に確保する通知サービス種別を決定する(ステップS7)。
次に、図5を用いて、災害発生時に、平常時に登録していた通知登録ユーザ情報リストに基づいて、本実施の形態による呼制御システムがユーザ端末8−2とユーザ端末8−1との間の接続を行う処理の流れを説明する。
まず、災害検出サーバ1は災害発生地域に存在する情報収集装置10から発生した災害に関する災害情報を受信する(ステップS8)。
次に、災害検出サーバ1は情報収集装置10から受信した災害情報に基づき、災害地域を特定し、特定した災害地域情報を災害通知サーバ2へ送信する(ステップS9)。
次に、災害地域情報を受信した災害通知サーバ2は、受信した災害地域情報を含んだ通知登録ユーザ情報リストの照会要求をプレゼンスサーバ3へ送信する(ステップS10)。
災害通知サーバ2からの災害地域情報を含んだ通知登録ユーザ情報リストの照会要求を受信したプレゼンスサーバ3は、災害通知サーバ2から受信した照会要求に基づき、データベース4から通知登録ユーザ情報リストを抽出通知登録ユーザ情報リストとして抽出し取得する(ステップS11)。ここで、抽出通知登録ユーザ情報リストには、データベース4の通知登録ユーザ情報リストにおいて、登録ユーザ情報の位置情報の位置が災害地域情報の地域に含まれるリストのみが含まれている。
次に、プレゼンスサーバ3は、抽出通知登録ユーザ情報リストを災害通知サーバ2へ送信する(ステップS12)。
次に、抽出通知登録ユーザ情報リストを受信した災害通知サーバ2は、抽出通知登録ユーザ情報リストをSIPサーバ5へ送信する(ステップS13)。これにより、災害通知サーバ2はSIPサーバ5へ、災害地に位置する通知登録ユーザが希望する連絡手段により、通知登録ユーザと通知相手ユーザとの間の通信を順次接続する指示を出す。
次に、災害通知サーバ2からの抽出通知登録ユーザ情報リストを受信したSIPサーバ5は、受信した抽出通知登録ユーザ情報リストに従い、通信ネットワーク監視サーバ6へ、通知登録ユーザの端末であるユーザ端末8−2と通知相手ユーザの端末であるユーザ端末8−1との間の安全確認の通知接続に提供可能な経路と帯域を照会し、通信ネットワーク監視サーバ6はSIPサーバ5による照会に応答し、確保する安全確認の通知接続に提供可能な経路と帯域を更新する(ステップS14)。
次に、SIPサーバ5は、受信した抽出通知登録ユーザ情報リストに従い、アプリケーションサーバ7へ、通知登録ユーザの端末であるユーザ端末8−2と通知相手ユーザの端末であるユーザ端末8−1との間の通知接続に提供可能な通知サービス種別を照会し、アプリケーションサーバ7はSIPサーバ5による照会に応答し、確保する安全確認の通知接続に提供可能なサービス種別を更新する(ステップS15)。
次に、アプリケーションサーバ7からの通知接続に提供可能な通知サービス種別を受診したSIPサーバ5は、受診した通知サービス種別と抽出通知登録ユーザ情報リストの連絡手段に基づき、通知登録ユーザが希望する通知相手ユーザのユーザ端末8−1に、提供可能であり通知登録ユーザが希望する連絡手段のリストを送信する。
次に、連絡手段のリストを受診したユーザ端末8−1は連絡手段のリストをユーザに提示し、ユーザからの連絡手段の選択の入力を受け付け、ユーザにより選択入力された連絡手段の情報である選択連絡手段情報をSIPサーバ5に送信する。
次に、SIPサーバ5は、ユーザ端末8−1から、送信した連絡手段のリストに対する選択連絡手段情報を通知相手ユーザ端末8−1から受信する(ステップS16)。
この選択連絡手段情報により、SIPサーバ5は、通知登録ユーザであるユーザ端末8−1のユーザが希望し、通知ユーザであるユーザ端末8−2のユーザが希望し、かつ、アプリケーションサーバ7が提供可能である、連絡手段を決定することができる。
次に、SIPサーバ5は、通信ネットワーク監視サーバ6から受信した安全確認の通知接続に提供可能な経路と帯域と、選択連絡手段情報とに基づいて、通知登録ユーザ端末8−2を通知接続へ呼び出し、確保するセッション数を更新する(ステップS17)。
次に、SIPサーバ5は、通信ネットワーク監視サーバ6から受信した安全確認の通知接続に提供可能な経路と帯域と、選択連絡手段情報とに基づいて、通知相手ユーザ端末8−1を通知接続へ呼び出し、確保するセッション数を更新する(ステップS18)。
SIPサーバ5はユーザ端末8−2または8−1から接続終了信号を受信し、通知接続の経路を開放し、確保するセッション受付数を更新する(ステップS19)。
SIPサーバ5は災害通知サーバ2へ通知サービスの終了を通報し、災害通知サーバ2は、通知登録ユーザ情報リストの通知接続を処理済とする(ステップS20)。
SIPサーバ5は通信ネットワーク監視サーバ6へ通知接続の経路開放を通報し、通信ネットワーク監視サーバ6は確保する安全確認の通知接続に提供可能な経路と帯域を更新する(ステップS21)。
SIPサーバ5はアプリケーションサーバ7へ通知サービスの終了を通報し、アプリケーションサーバ7は確保する安全確認の通知接続に提供可能なサービス種別を更新する(ステップS22)。
なお、SIPサーバ5は、災害時における通知接続のための、セッション受付数を確保するとして説明したが、その確保の方法は、例えば、以下のようにして行う。
例えば、SIPサーバ5は、SIPサーバ5の有するセッション受付数において、利用されている数と利用されていない数を監視し、それぞれの数を検出している。また、SIPサーバ5は、災害時において、災害時における通知接続のために確保するセッション受付数(以下、予決確保数)を予め決めているものとする。
ここで、SIPサーバ5は、災害が発生したことによりセッション受付数を確保する場合、まず利用されていないセッション受付数から、予決確保数分確保する。
利用されていないセッション受付数が予決確保数より多い場合には、SIPサーバ5は、予決確保数分のセッション受付数を利用されていないセッション受付数から確保する。以降、SIPサーバ5は、確保した予決確保数分のセッション受付数により、災害時における通知接続を順次行う。
一方、利用されていないセッション受付数が予決確保数より少ない場合には、SIPサーバ5は、まず、利用されていないセッション受付数分のセッション受付数分を確保する。次に、SIPサーバ5は、セッション受付数の監視をしつつ、確保したセッション受付数により、災害時における通知接続を順次行う。その後、SIPサーバ5は、利用されていないセッション受付数を監視し、利用されていないセッション受付数を検出した場合、利用されていないセッション受付数を確保し、災害時における通知接続に用いる。その後、SIPサーバ5は、確保したセッション受付数と予決確保数とを比較し、確保したセッション受付数が予決確保数以上になると、それ以上セッション受付数を確保することをせず、確保した予決確保数分のセッション受付数により、災害時における通知接続を順次行う。
なお、通信ネットワーク監視サーバ6が災害時における通知接続のための帯域と経路とを確保する方法も、アプリケーションサーバ7が災害時における通知接続のための通知サービス種別を確保する方法も、SIPサーバ5がセッション受付数を確保する方法と同様である。
なお、呼の接続を行う装置を、SIPサーバー装置として説明してきたが、本発明はSIPサーバー装置に限定されるものではなく、携帯電話などの呼を接続する装置においても適応可能である。
なお、データベース4は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CR−ROM等の読み出しのみが可能な記憶媒体、RAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせにより構成されるものとする。
なお、データベース4とプレゼンスサーバ3は、一体として構成としてもよい。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない地域の設計等も含まれる。
本発明は災害時におけるユーザ間の安全確認通知システムに用いて好適である。
この発明の一実施形態による呼制御システムの構成を示すブロック図である。 通知登録ユーザ情報リストの内容を示す図である。 通知登録ユーザ情報総括表情報の内容を示す図である。 呼制御システムの平常時の動作を示すシーケンス図である。 呼制御システムの災害時の動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 災害検出サーバ
2 災害通知サーバ
3 プレゼンスサーバ
4 データベース
5 SIPサーバ
6 通信ネットワーク監視サーバ
7 アプリケーションサーバ
8−1、8−2 ユーザ端末
9 通信ネットワーク

Claims (7)

  1. データベース装置とプレゼンスサーバ装置と呼接続サーバ装置と災害通知サーバ装置とを有し、ユーザ端末のユーザが呼の接続を行う通知相手ユーザ端末を予め前記データベース装置に登録しておき、災害時に前記登録に基づいて前記ユーザ端末と前記通知相手ユーザ端末との間の呼の接続を行う呼制御システムであり、
    前記データベース装置が、
    前記ユーザ端末のアドレス情報と前記ユーザ端末の位置情報と前記通知相手ユーザ端末のアドレス情報とを関連付けて通知登録ユーザ情報リストとして記憶する記憶手段、
    を有し、
    前記災害通知サーバ装置が、
    災害の地域を示す災害地域情報を受信する災害地域情報受信手段と、
    前記災害地域情報受信手段が受信した災害地域情報を前記プレゼンスサーバ装置へ送信する照会要求手段と、
    前記送信した災害地域情報の応答である抽出通知登録ユーザ情報リストを前記プレゼンスサーバ装置から受信し、前記受信した抽出通知登録ユーザ情報リストを呼接続サーバ装置へ送信する抽出通知登録ユーザ情報リスト受信送信手段と、
    を有し、
    前記プレゼンスサーバ装置が、
    前記災害地域情報を前記災害通知サーバ装置から受信し、前記位置情報が前記災害地域情報の地域に含まれる通知登録ユーザ情報リストを抽出通知登録ユーザ情報リストとして前記データベース装置から抽出し、前記抽出通知登録ユーザ情報リストを前記災害通知サーバ装置へ送信する抽出手段、
    を有し、
    前記呼接続サーバ装置が、
    前記抽出通知登録ユーザ情報リストを前記災害通知サーバ装置から受信し、前記受信した抽出通知登録ユーザ情報リストに含まれるユーザ端末のアドレス情報の端末と通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末との間の呼の接続を行う呼接続手段、
    を有することを特徴とする呼制御システム。
  2. 前記呼接続サーバ装置からの通信接続に提供可能な経路と帯域の照会に応じて提供可能な経路と帯域の情報である提供可能経路帯域情報を前記呼接続サーバ装置へ送信する提供可能経路帯域情報送信手段、
    を有する通信ネットワーク監視サーバ装置と、
    前記呼接続サーバ装置からの通信接続に提供可能なサービス種別の照会に応じて提供可能なサービス種別の情報である提供可能サービス種別情報を前記呼接続サーバ装置へ送信する提供可能サービス種別情報送信手段、
    を有するアプリケーションサーバ装置と、
    を更に有し、
    前記呼接続サーバ装置が、更に、
    前記受信した抽出通知登録ユーザ情報リストに含まれるユーザ端末のアドレス情報の端末と通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末との間の呼の接続について提供可能な経路と帯域を通信ネットワーク監視サーバ装置へ照会し、前記通信ネットワーク監視サーバ装置から提供可能な経路と帯域の情報である提供可能経路帯域情報を受信する提供可能経路帯域情報取得手段と、
    前記受信した抽出通知登録ユーザ情報リストに含まれるユーザ端末のアドレス情報の端末と通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末との間の呼の接続について提供可能なサービス種別をアプリケーションサーバ装置へ照会し、前記アプリケーションサーバ装置から提供可能なサービス種別の情報である提供可能サービス種別情報を受信する提供可能サービス種別情報取得手段と、
    を有し、
    前記呼接続手段が、
    前記提供可能経路帯域情報取得手段が受信した提供可能経路帯域情報と前記提供可能サービス種別情報取得手段が受信した提供可能サービス種別情報とに基づいて、前記受信した抽出通知登録ユーザ情報リストに含まれるユーザ端末のアドレス情報の端末と通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末との間の呼の接続を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の呼制御システム。
  3. 前記データベース装置の記憶手段が、
    前記ユーザ端末のアドレス情報と前記ユーザ端末の位置情報と前記通知相手ユーザ端末のアドレス情報と、更に、連絡手段情報とを関連付けて前記通知登録ユーザ情報リストとして記憶し、
    前記呼接続サーバ装置の前記呼接続手段が、
    前記連絡手段情報を含む前記抽出通知登録ユーザ情報リストを前記災害通知サーバ装置から受信し、前記災害通知サーバ装置から受信した抽出通知登録ユーザ情報リストの連絡手段情報と前記提供可能サービス種別情報取得手段が受信した提供可能サービス種別情報とに基づいて、提供可能な連絡手段を選択し、前記選択した連絡手段のリストを前記通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末へ送信し、前記送信した連絡手段のリストの中から選択された連絡手段を前記通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末から受信し、前記受信した連絡手段に基づいて、前記受信した抽出通知登録ユーザ情報リストに含まれるユーザ端末のアドレス情報の端末と通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末との間の呼の接続を行う、
    ことを特徴とする請求項2に記載の呼制御システム。
  4. 前記プレゼンスサーバ装置が、
    前記データベース装置に記憶されている通知登録ユーザ情報リストの前記ユーザ端末の合計数と連絡手段の内訳と内訳毎の合計数とを含む通知登録ユーザ情報総括表情報を生成し、前記生成した通知登録ユーザ情報総括表情報を前記呼接続サーバ装置と前記通信ネットワーク監視サーバ装置と前記アプリケーションサーバ装置とに送信する通知登録ユーザ情報総括表情報生成送信手段を有し、
    前記呼接続サーバ装置が、
    前記プレゼンスサーバ装置から前記通知登録ユーザ情報総括表情報を受信し、前記受信した通知登録ユーザ情報総括表情報に基づいて通知接続のためのセッション数を決定し、前記抽出通知登録ユーザ情報リストを前記災害通知サーバ装置から受信した時に、前記決定したセッション数に基づいて通知接続を確保するセッション通知接続確保手段を有し、
    前記通信ネットワーク監視サーバ装置が、
    前記プレゼンスサーバ装置から前記通知登録ユーザ情報総括表情報を受信し、前記受信した通知登録ユーザ情報総括表情報に基づいて通知接続のための帯域と経路を決定し、前記呼接続サーバ装置からの通信接続に提供可能な経路と帯域の照会に応じて、前記決定した通知接続のための帯域と経路に基づいて通知接続を確保する帯域経路通知接続確保手段を有し、
    前記アプリケーションサーバ装置が、
    前記プレゼンスサーバ装置から前記通知登録ユーザ情報総括表情報を受信し、前記受信した通知登録ユーザ情報総括表情報に基づいて通知接続のためのサービス種別を決定し、前記呼接続サーバ装置からの通信接続に提供可能なサービス種別の照会に応じて、前記決定した通知接続のためのサービス種別に基づいて通知接続を確保するサービス種別通知接続確保手段を有し、
    前記呼接続手段が、
    前記セッション通知接続確保手段と前記帯域経路通知接続確保手段と前記サービス種別通知接続確保手段とが確保する通信接続に基づいて、前記受信した抽出通知登録ユーザ情報リストに含まれるユーザ端末のアドレス情報の端末と通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末との間の呼の接続を行う、
    ことを特徴とする請求項2から請求項3に記載の呼制御システム。
  5. 前記呼接続手段が、
    前記ユーザ端末のアドレス情報の端末を呼び出し前記通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末を呼び出すことにより、前記受信した抽出通知登録ユーザ情報リストに含まれるユーザ端末のアドレス情報の端末と通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末との間の呼の接続を行う、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4に記載の呼制御システム。
  6. 前記連絡手段が、
    IP電話、TV電話、チャット通信または開封確認付き電子メールのいずれかであることを特徴とする請求項3から請求項5に記載の呼制御システム。
  7. データベース装置とプレゼンスサーバ装置と呼接続サーバ装置と災害通知サーバ装置とを有し、ユーザ端末のアドレス情報と前記ユーザ端末の位置情報と前記ユーザ端末のユーザが呼の接続を行う通知相手ユーザ端末のアドレス情報とを関連付けて予め前記データベース装置に登録しておき、災害時に前記登録に基づいて前記ユーザ端末と前記通知相手ユーザ端末との間の呼の接続を行う呼制御システムにおいて用いられる災害通知サーバ装置であり、
    前記災害通知サーバ装置が、
    前記位置情報が前記災害地域情報受信手段の受信した災害地域情報の地域に含まれる通知登録ユーザ情報リストを抽出通知登録ユーザ情報リストとして前記プレゼンスサーバ装置を介して前記データベース装置から抽出し取得する抽出取得手段と、
    前記抽出取得手段が抽出し取得した抽出通知登録ユーザ情報リストに含まれるユーザ端末のアドレス情報の端末と通知相手ユーザ端末のアドレス情報の端末との間の呼の接続を前記呼接続サーバ装置を用いて行う災害地域内端末呼接続手段、
    を有することを特徴とする災害通知サーバ装置。

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