JP2005260855A - 留守番電話システム - Google Patents

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Abstract

【課題】留守番電話サービスを使用してメッセージを残した相手の電話番号や、記録済みのメッセージが削除されてしまった相手の電話番号等の情報を知ることができる留守番電話システムを提案する。
【解決手段】発信元の携帯電話端末が発信先の携帯電話端末と通話不可のときに携帯電話センタに発信元からの音声データを録音し、発信先が携帯電話センタ1と通話可能となった後、音声データを再生して携帯電話センタ1から発信先に送信する留守番電話システムであって、携帯電話センタ1は、音声データに関する情報を通知する電子メールを作成する留守番電話通知電子メール生成手段17と、生成された電子メールを記憶する留守番電話通知電子メール情報記憶手段15と、記憶されている電子メールの送信を制御する携帯電話センタ制御手段19とを備え、発信元からの音声データを録音したかどうかを、発信元情報と併せて電子メールにより発信先に通知するようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話端末等の利用者に対し留守番電話サービスを提供するための留守番電話システムに関する。
現在、携帯電話端末が広く普及しているが、携帯電話端末は、持ち運びが可能であり、基地局からの電波が届く範囲であれば、好きなときに、好きな場所で通話をすることができるので、非常に便利である。
一般に、携帯電話端末は、例えば電車で移動中など、何らかの事情によりかかってきた電話に出られない場合に、電話をかけた相手が携帯電話端末にメッセージを残すことができる留守番機能を備えている。しかし、携帯電話端末に備えられた留守番機能を使用して電話をかけた相手が残せるメッセージは、わずか数件であり、しかも、一件あたりの録音時間が少ないという課題があった。これを解決する方法として、発信元の電話番号に予め優先順位を登録しておき、優先順位の高い電話番号の相手からのメッセージを優先的に残すようにすることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、上述のような理由により電話を受けることができないだけでなく、自分の携帯電話端末が基地局からの電話が届かない範囲にいる、もしくは電源が切れている場合、電話をかけることも、電話を受けることもできない。上述した留守番機能を設定したとしても電話を受けることができないため、留守番機能を使用することができない。電話をかけることができないのみならず、いつかかってくるかわからない電話を受けることができないのは非常に不便である。
現在、このような場合には、各携帯電話会社によりいわゆる留守番電話サービスが用意されており、携帯電話端末の使用者は必要に応じて契約することができるようになっている。留守番電話サービスを契約しておくと、自分の携帯電話端末が基地局からの電波が届かない範囲にいる、もしくは電源が切れている場合に、誰かが電話をかけてきた場合は自動的に携帯電話センターに接続され、電話をかけた人は携帯電話センターに相手へのメッセージを録音することができる。そして、自分の携帯電話端末が基地局からの電話が届く範囲に入って通話が可能になったところで、携帯電話センターに電話をかけ、携帯電話端末に対して所定の操作を実行することで録音されたメッセージを聞くことができる。
特開平10−257165号公報
しかし、留守番電話サービスは録音できるメッセージの件数や時間が限られており、上限を超えた場合はそれ以上録音されないようになっており、留守番電話サービスを使用するかどうかについて電話をかけてきた端末ごとに決められないため、重要ではない相手からのメッセージが先に録音されてしまい、重要な相手からのメッセージを録音することができないという問題があった。また、相手からのメッセージが録音されていたとしても、携帯電話センタに接続して録音されたメッセージを聞いてみるまで、電話番号など相手に関する情報を知ることができないという問題があった。さらに、時間や件数で録音可能なメッセージが制限されていたので、上限を超えてしまったためにメッセージを録音することができなかった相手の電話番号を知ることができないという問題があった。
斯かる点に鑑み、本発明は、留守番電話サービスを使用してメッセージを残してくれた相手の電話番号や、記録可能件数の関係で記録済みのメッセージが削除されてしまった相手の電話番号等の情報を知ることができる留守番電話システムを提案することを目的とする。本発明はまた、留守番電話サービスを使用してメッセージを残す場合に、重要な相手からのメッセージを優先的に残すことができる留守番電話システムを提案することを目的とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の留守番電話システムは、複数の携帯電話基地局及び所定の固定電話網に接続され、携帯電話基地局を介して接続される携帯電話端末間、あるいは携帯電話端末と固定電話網に接続された固定電話端末との間の通信を制御する携帯電話センタを有し、発信元の携帯電話端末が発信先の携帯電話端末と通話不可のときに携帯電話センタに発信元からの音声データを録音し、発信先が携帯電話センタと通話可能となった後、音声データを再生して携帯電話センタから発信先に送信する留守番電話システムであって、この携帯電話センタは、音声データに関する情報を通知する電子メールを作成する留守番電話通知電子メール生成手段と、この留守番電話通知電子メール生成手段により生成された電子メールを記憶する留守番電話通知電子メール情報記憶手段と、この留守番電話通知電子メール記憶手段に記憶されている電子メールの送信を制御する携帯電話センタ制御手段とを備え、発信元からの音声データを録音したか否かの情報を、発信元情報と併せて電子メールにより発信先に通知することを特徴とする。
斯かる本発明によれば、利用者が所有する携帯電話端末(発信先)が、携帯電話センタと通話不可の状態から通話可能な状態となったときに、通信不可時に電話をかけてきた相手の音声データを録音したかどうかを、発信元情報とともに電子メールにより携帯電話センタから発信先に通知するので、携帯電話センタに接続して音声データを再生しなくても、電話をかけてきた相手を知ることができる。
また本発明は、上述の携帯電話センタは、さらに、発信先の電話番号に対する発信元の電話番号の留守番電話優先度を記憶する留守番電話サービス制御情報記憶手段と、上記録音された音声データを留守番電話優先度とともに留守番電話情報として、所定数記憶する留守番電話情報記憶手段と、この留守番電話情報記憶手段の留守番電話情報の件数が上限を超える場合に、留守番電話情報記憶手段に記憶されている留守番電話情報の留守番電話優先度と、留守番電話サービス制御情報記憶手段に記憶されている発信元の電話番号の留守番電話優先度とを比較した結果に応じて、発信元からの音声データを留守番電話情報記憶手段に記憶するかどうかを決定する留守番電話サービス制御手段とを有し、この留守番電話サービス制御手段は、留守番電話優先度の比較の結果、発信元からの音声データを含む留守番電話情報を留守番電話情報記憶手段に記憶した場合、留守番電話通知電子メール生成手段により音声データが録音された旨の電子メールを生成し、発信元情報と併せて発信先に送信することを特徴とする。
斯かる本発明によれば、携帯電話端末の電話番号について予め留守番電話の優先度を設定しておき、電話をかけてきた相手の優先度に応じて留守番電話サービスを使用できるようにしたことにより、録音できる時間や件数が限られている留守番電話サービスを有効に利用することができる。
また本発明の好適な実施の形態として、上述の留守番電話サービス制御手段は、留守番電話優先度の比較の結果、発信元からの音声データを含む留守番電話情報を留守番電話情報記憶手段に記憶しなかった場合、留守番電話通知電子メール生成手段により音声データが録音されなかった旨の電子メールを生成し、発信元情報と併せて発信先へ送信することを特徴とする。
斯かる本発明によれば、電話をかけてきた相手が音声データを録音することができなかった場合でも、発信先の携帯電話端末の利用者は、電話をかけてきた相手の電話番号と時間を電子メールにより知ることができる。
また本発明の好適な実施の形態として、上述の留守番電話サービス制御手段は、発信元からの音声データを含む留守番電話情報を留守番電話情報記憶手段に記憶するにあたり優先度の低い音声データを含む留守番電話情報を削除した場合、留守番電話通知電子メール生成手段により音声データが削除された旨の電子メールを作成し、それぞれ発信元情報及び発信先情報と併せて、それぞれ発信先及び発信元に送信することを特徴とする。
斯かる本発明によれば、優先度の関係で録音済みの音声データが削除されてしまった場合であっても、発信先の携帯電話端末の利用者は、削除された音声データを残した相手の電話番号と日時を電子メールにより知ることができる。
本発明によれば、利用者が所有する携帯電話端末(発信先)が、携帯電話センタと通信不可の状態から通信可能な状態となったときに、通信不可時に電話をかけてきた相手の音声データを録音したかどうかを、発信元情報とともに電子メールにより携帯電話センタから発信先に通知するので、携帯電話センタに接続して音声データを再生しなくても、電話をかけてきた相手を知ることができ、便利であるという効果がある。また、携帯電話端末の電話番号について予め留守番電話の優先度を設定しておき、電話をかけてきた相手の優先度に応じて留守番電話サービスを使用できるようにしたことにより、録音できる時間や件数が限られている留守番電話サービスを有効に利用することができ、利便性が向上するという効果がある。
また、留守番電話優先度の関係で電話をかけてきた相手が留守番電話サービスを使用することができなかった場合でも、携帯電話サイトから発信先に送信される電子メールによって、電話をかけてきた相手の電話番号等を知ることができるという効果がある。
また、留守番電話優先度の関係で録音済みの音声データが削除されてしまった場合でも、携帯電話サイトから発信先及び発信元に送信される電子メールによって、発信先は削除された音声データを録音した相手の電話番号等を知ることができるとともに、発信元は音声データが削除されたことを知ることができるので、発信先に再度電話をかけ直すなどの対応が可能となる効果がある。
以下、図1〜図18を参照して、本発明の留守番電話システムの一実施の形態の例について説明する。
図1は、本発明の留守番電話システムが適用される携帯電話システムの一例を示す。携帯電話センタ1は、所定の固定電話網4及び所定の複数の携帯電話基地局2と有線で接続されている。携帯電話基地局2には所定の複数の携帯電話端末3が無線で接続される。携帯電話センタ1は携帯電話基地局2を介して携帯電話端末3との間で音声データやその他のデータを通信することができる。
また、携帯電話センタ1は、携帯電話端末3からの通話要求や、固定電話網4に接続されている固定電話端末(図示略)から携帯電話端末3への通話要求を処理する。これにより、携帯電話端末3は、携帯電話基地局2及び携帯電話センタ1を介して、他の携帯電話端末3もしくは固定電話網4に接続されている固定電話端末との間で音声通信を行うことができる。なお、図1では説明の都合上、携帯電話基地局2及び携帯電話端末3は各3台のみしか記載していないが、この例に限定されるものではない。
また、携帯電話センタ1は、携帯電話端末利用者を対象に留守番電話サービスを提供しており、携帯電話端末の利用者は必要に応じ契約してサービスを受けることができる。留守番電話サービスは、電車に乗って移動中などの理由により電話に出られない場合の他、利用者の携帯電話端末が基地局からの電波が届かない範囲にある、もしくは電源が切れている場合に、誰かが電話をかけてきた場合は自動的に携帯電話センターに接続され、電話をかけた人が携帯電話センタ1に相手へのメッセージを録音することができるというものである。そして、利用者は、自分の携帯電話端末が携帯電話基地局からの電話が届く範囲に入り通話が可能になったところで、携帯電話センタ1に電話をかけ、携帯電話端末に対して所定の操作を実行することで録音されたメッセージを聞くことができる。
図2は、図1に示された携帯電話センタ1の詳細を示す図である。携帯電話センタ1は、複数の携帯電話基地局2及び固定電話網4と通信するとともに、携帯電話基地局2及び固定電話網4に接続された、固定通信端末間の通信を実現するための電話回線交換手段11を備えている。
また、この電話回線交換手段11を介して通信端末からの音声データを録音するとともに、録音済みの音声データを再生するための留守番電話録音再生手段12と、留守番電話録音再生手段12で録音した音声データを記憶しておくための留守番電話情報記憶手段13と、携帯電話センタ1が管理する全ての携帯電話端の状態を記憶しておくための携帯電話端末状態記憶手段14と、携帯電話端末へ送付する留守番電話に関する電子メールを記憶しておくための留守番電話通知電子メール情報記憶手段15と、携帯通信端末ごとの留守番電話サービス制御情報を記憶しておくための留守番電話サービス制御情報記憶手段16を備えている。
また、携帯電話センタ1は、留守番電話サービスに関する情報を通知する電子メールを作成するための留守番電話通知電子メール生成手段17と、留守番電話録音再生手段12と留守番電話情報記憶手段13と留守番電話サービス制御情報記憶手段16と留守番電話通知電子メール生成手段17を制御する留守番電話サービス制御手段18と、電話回線交換手段11と携帯電話端末状態記憶手段14と留守番電話通知電子メール情報記憶手段15と留守番電話通知電子メール生成手段17と留守番電話サービス制御手段18を制御する携帯電話センタ制御手段19を備えている。
図3は、携帯電話端末状態記憶手段14に記憶されている携帯電話端末状態情報の一例を示すものである。携帯電話端末状態情報は、携帯電話センタ1が管理する携帯電話端末の電話番号を示す携帯電話端末電話番号と、それぞれの携帯電話端末の現在の状態を示す端末状態から構成される。端末状態としては、「圏外」、「圏内」、「通話中」の3種類に分類される。
ここで、「圏外」とは、携帯電話端末が携帯電話基地局2から発信される電波の届く範囲外にあり、携帯電話基地局2と無線通信することができない状態であることを表す。
また、「圏内」とは、携帯電話端末が携帯電話基地局2から発信される電波の届く範囲内にあり、携帯電話基地局2と無線通信することができる状態であって、かつ他の携帯電話端末や固定電話端末と通話中でないことを表す。
また、「通話中」とは、携帯電話端末が携帯電話基地局2からの電波の届く範囲内にあり、携帯電話基地局2と無線通信することができる状態であって、かつ他の携帯電話端末や固定電話端末と通話中であることを表す。
携帯電話基地局2及び携帯電話端末3が互いに所定の通信を行っており、携帯電話基地局2は携帯電話端末3が「圏内」状態であるか「圏外」状態であるかを常に把握し、携帯電話端末3の状態を携帯電話センタ1に通知している。そして、携帯電話センタ1では、携帯電話基地局2からの通知に従って、携帯電話センタ制御手段19が携帯電話端末状態記憶手段14に記憶されている該当する携帯電話端末の携帯電話端末状態を更新している。
留守番電話サービス制御手段18と接続された留守番電話サービス制御情報記憶手段16は、携帯電話端末(携帯電話端末電話番号)ごとに留守番電話サービス制御情報を記憶する。図4に、ある携帯電話端末に対する留守番電話サービス制御情報の一例を示す。一つの留守番電話サービス制御情報は、電話をかけてきた相手の電話番号を示す発信元電話番号と、発信元電話番号ごとに留守番電話サービスを使用する優先度を示す留守番電話優先度から構成される。留守番電話優先度は5段階とし、1が一番高く、5が一番低いものとする。なお、留守番電話サービス制御情報で指定されていない発信元電話番号や発信元電話番号が非通知設定の場合は、最低の優先度である5を適用する。
図4の例では、説明の都合上、携帯電話端末ごとに最大で5つの留守番電話サービス制御情報を記憶できるようになっているがこれに限定されるものではない。また、優先度についても5段階に限定されるものではない。さらに、この留守番電話優先度の数値は、携帯電話端末から携帯電話センタ1の留守番電話サービス制御情報記憶手段16に接続し、所定の遠隔操作をすることによって、優先度を設定する発信元電話番号や対応する優先度の変更を行うことができるようになされている。あるいは、例えばインターネット等に接続してWWW(World Wide Web)ブラウザ等を利用して留守番電話サービスを提供する携帯電話会社のホームページに接続し、例えば留守番電話優先度設定メニュー(図示略)等を表示させて、留守番電話サービス制御情報記憶手段16の留守番電話サービス制御情報の設定を変更できるようにしてもよい。
また、留守番電話情報記憶手段13は、留守番電話情報を携帯電話端末ごとに記憶している。図5に、ある携帯電話端末に対する留守番電話情報の一例を示す。図5の例では3件の留守番電話情報が記憶されている。1つの留守番電話情報は、発信元電話番号、留守番電話が録音された日時を示す録音日時、録音された音声である音声データ、留守番電話優先度から構成される。留守番電話優先度は留守番電話情報が記憶された時点での、留守番電話サービス制御情報記憶手段16に記憶されている発信元電話番号に対する留守番電話優先度である。本例では、説明の都合上、携帯電話端末ごとに最大で5つの留守番電話情報を記憶できるものとするが、これに限るものではない。なお、図5の留守番電話情報の一覧中に、各電話番号に対応する電子メールアドレスを登録してもよい。この場合、後に電子メールを送信する際、別途電子メールアドレスを読み出してくる手間を省略できる。
また、留守番電話通知電子メール情報記憶手段15は、留守番電話通知電子メール情報を携帯電話端末ごとに記憶している。図6に、ある携帯電話端末に対する留守番電話通知電子メール情報の一例を示す。この図6の例では2件の留守番電話通知電子メール情報が記憶されている。1つの留守番電話通知電子メール情報は、留守番電話通知電子メールの内容を示すテキスト情報と、留守番電話通知メール情報が発生した日時を示す生成日時から構成される。本例では、説明の都合上、携帯電話端末ごとに最大で5つの留守番電話通知電子メール情報を記憶できるものとしているが、これに限定するものではない。
次に、図7のフローチャートを用いて、携帯電話センタ1が管理する携帯電話端末への発信(電話をかける)が発生した場合の携帯電話センタ制御手段19による処理を説明する。以降、電話をかけた側の携帯電話端末を発信元、電話をかけられた側の携帯電話端末を発信先として説明する。
携帯電話基地局2又は固定電話網4を介して、携帯電話センタ1が管理する携帯電話端末への発信が発生した場合、携帯電話センタ制御手段19が処理を開始(ステップS100)する。携帯電話センタ制御手段19は、まず発信元が携帯電話端末であるかどうかを判断し(ステップS101)、発信元が携帯電話端末である場合は、電話回線交換手段11を制御して発信元に電話回線を割り当てる(ステップS102)、とともに携帯電話端末状態記憶手段14から発信先の携帯電話端末の状態を取得する(ステップS103)。
そして、携帯電話センタ制御手段19は、発信先の携帯電話端末の状態が「圏内」かどうかを判断し(ステップS104)、「圏内」でない場合は図9に詳述する留守番電話サービス制御を実行する(ステップS105)。なお、発信先の携帯電話端末の電源が切れていて無線通信できない場合にも留守番電話サービス制御が実行される。
その後、携帯電話センタ制御手段19は、発信元が携帯電話端末であるかどうかを判断し(ステップS116)、発信元が携帯電話端末でない場合は処理を終了する(ステップS118)。また、発信元が携帯電話端末である場合は、携帯電話センタ制御手段19は電話回線交換手段11を制御して発信元に割り当てた電話回線を解放し(ステップS117)、処理を終了する(ステップS118)。
上述の判断ステップS104において、発信先の携帯電話端末の状態が「圏内」である場合、携帯電話センタ制御手段19は、電話回線交換手段11を制御して発信先の携帯電話端末に電話回線を割り当てて着信(電話がかかってきたこと)を通知する(ステップS106)、とともに発信先の携帯電話端末が着信に対し応答(電話に出る)したかどうかを判断する(ステップS107)。発信先の携帯電話端末が着信に応答した場合は、発信元と発信先に割り当てられている電話回線を接続し(ステップS110)、携帯電話端末状態記憶手段14における発信先の携帯電話端末の状態を「通話中」に変更する(ステップS111)。
図8は、発信先の状態が変化した時の携帯電話端末情報の一例を示すものである。例えば、発信先の携帯電話端末の電話番号が“090−1111−2222”であって、変更前の携帯電話端末状態記憶手段14に記憶された携帯電話端末状態情報が図3のように「圏内」となっていた場合は、ステップS111の処理により、図8に示すように「通話中」に変更される。
その後、携帯電話センタ制御手段19は、通話が終了するのを待ち(ステップS112)、通話が終了したら発信元と発信先に割り当てられている電話回線を切断し(ステップS113)、携帯電話端末状態記憶手段14における発信先の携帯電話端末の状態を再び「圏内」に変更する(ステップS114)。そして、携帯電話センタ制御手段19は、電話回線交換手段11を制御して発信先に割り当てた電話回線を解放し(ステップS115)、判断ステップS116へ移行し、所定の制御を行い処理を終了する。
上述の判断ステップS107において、発信先の携帯電話端末が着信に応答しない場合は、携帯電話センタ制御手段19は、所定時間経過したか否かを判断し(ステップS108)、所定時間経過していない場合はステップS107へ戻る。一方、所定時間経過した場合、携帯電話センタ制御手段19は、電話回線交換手段11を制御して発信先に割り当てた電話回線を解放(ステップS109)した後、後述の図9に示す留守番電話サービス制御を実行し(ステップS105)、ステップS116へ移行して、所定の制御を行い処理を終了する。
次に、図9のフローチャートを用いて、図7のステップS105における留守番電話サービス制御手段18による留守番電話サービス制御について説明する。
留守番電話サービス制御手段18は、携帯電話センタ制御手段19からの制御により留守番電話サービス制御を開始する(ステップS200)。まず、留守番電話サービス制御手段18は留守番電話情報記憶手段13を参照し、発信先の携帯電話端末の記憶済み留守番電話情報の件数を取得する(ステップS201)。そして、予め設定されている最大記憶可能件数を超えているかどうかを判断し(ステップS202)、最大記憶可能件数を超えている場合は、留守番電話サービス制御情報記憶手段16から発信元の電話番号の留守番電話優先度を参照する(ステップS203)。
次に、留守番電話サービス制御手段18は、留守番電話情報記憶手段13から発信先の携帯電話端末の全ての記憶済み留守番電話情報の留守番電話優先度を参照し(ステップS204)、上述ステップS203で参照した発信元の留守番電話優先度より低い優先度の留守番電話情報が存在するかどうかを判断する(ステップS205)。優先度の低い留守番電話情報が存在しない場合、留守番電話サービス制御手段18は、携帯電話センタ制御手段19に要求して発信元に対し発信先が「圏外(もしくは電源オフ)」状態である旨を音声で通知するようにする(ステップS206)。
そして、留守番電話サービス制御手段18は、留守番電話通知電子メール生成手段17を制御して発信先宛に留守番電話(メッセージ)を録音できなかった旨の留守番電話通知電子メールを生成する。その後、携帯電話センタ制御手段19に要求して作成された留守番電話通知電子メールを留守番電話通知電子メール記憶手段15に記憶し(ステップS207)、留守番電話サービス制御を終了する(ステップS214)。
図10は、利用者の携帯電話端末に搭載された表示装置(図示略)に表示される、留守番電話を録音できなかった旨の留守番電話通知電子メールの一例を示すものである。例えば、この図10の電子メールのテキストデータが2003年1月15日8時18分に生成されたテキストデータCであって、このテキストデータCを図6に示す留守番電話通知電子メール記憶手段15に記憶させた場合、この電子メールを記憶した後の留守番電話通知電子メール記憶手段15は、図11のようなものとなる。
上述の判断ステップS205において、ステップS203において参照した発信元の留守番電話優先度より低い優先度の留守番電話情報が存在する場合、発信元の留守番電話優先度より低い優先度の留守番電話情報のうち、最も古い録音日時の留守番電話情報を留守番電話情報記憶手段13から削除する(ステップS208)。
例えば、留守番電話サービス制御情報記憶手段16に記憶されている留守番電話サービス制御情報が図4に示すようなものであり、発信元の電話番号が“090−3333−3333”である場合に、発信元の留守番電話優先度が3、かつ、削除前の留守番電話情報記憶手段13の留守番電話情報が図12のようであったとすると、留守番電話優先度が3より低く最も録音日時が古い留守番電話情報である2003年1月18日14時10分に録音された“090−5555−5555”からの留守番電話情報の音声データ3が削除される。図13は、図12に示す留守番電話情報から上記留守番電話情報を削除後の留守番電話情報記憶手段13の留守番電話情報を示すものである。
そして、留守番電話サービス制御手段18は、留守番電話通知電子メール生成手段17を制御して留守番電話情報を削除した旨の留守番電話通知電子メールを生成し、携帯電話センタ制御手段19に要求して留守番電話通知電子メール情報記憶手段15に記憶する(ステップS209)。図14は、留守番電話情報を削除した旨の留守番電話通知電子メールの一例を示すものである。
次に、留守番電話サービス制御手段18は、携帯電話センタ制御手段19に要求して発信元に割り当てられている電話回線を留守番電話録音再生手段12へ接続し(ステップS210)、留守番電話録音再生手段12を制御して発信元からの音声を録音して留守番電話情報記憶手段13に留守番電話情報として記憶する(ステップS211)。例えば、図15に示すように、音声録音される発信元の電話番号が“090−3333−3333”で、録音日時が2003年2月6日15時21分であるとすると、留守番電話情報記憶手段13の留守番電話情報に音声データ6として記憶される。
留守番電話サービス制御手段18は、留守番電話通知電子メール生成手段17を制御して留守番電話を録音した旨の留守番電話通知電子メールを生成する。その後、携帯電話センタ制御手段19に要求して、作成された留守番電話通知電子メールを留守番電話通知電子メール情報記憶手段15に記憶する(ステップS212)。図16は、留守番電話を録音した旨の留守番電話通知電子メールの一例を示すものである。留守番電話サービス制御手段18は、携帯電話センタ制御手段19に要求して発信元に割り当てられている電話回線を留守番電話録音再生手段12から切断し(ステップS213)、留守番電話サービス制御を終了する(ステップS214)。
上述の判断ステップS202において、留守番電話情報記憶手段13の発信先の携帯電話端末の記憶済み留守番電話情報の件数が最大記憶可能件数を超えていない場合は、ステップS210に移行し、ステップS210乃至ステップS214の一連の処理を行い、留守番電話サービス制御を終了する。
次に、図17のフローチャートを用いて、携帯電話センタ制御手段19による、留守番電話通知電子メール情報記憶手段15に記憶された留守番電話通知電子メールの送信制御について説明する。携帯電話センタ制御手段19は、この図17で説明する留守番電話通知電子メールの送信制御を全ての携帯電話端末に対して非同期に平行して実施する。
図9に示す留守番電話サービス制御が行われた後、携帯電話センタ制御手段19は留守番電話通知電子メールの送信制御を開始する(ステップS300)。まず、携帯電話端末状態記憶手段14の携帯電話端末状態を参照し(ステップS301)、留守番電話通知メールの宛先である携帯電話端末の状態が「圏内」であるかどうかを判断する(ステップS302)。「圏内」でない場合はステップS301に戻り、「圏内」状態となるのを待つ。
上述判断ステップS302において「圏内」である場合は、携帯電話センタ制御手段19は、電話回線交換手段11を制御して宛先の携帯電話端末に電話回線を割り当てる(ステップS303)。次いで、留守番電話通知電子メール情報記憶手段15から最も生成日時の古い留守番電話通知電子メールを取得し(ステップS304)、取得した留守番電話通知電子メールを、割り当てた電話回線を介して宛先の携帯電話端末に送信する(ステップS305)、とともに送信した留守番電話通知電子メールを留守番電話通知電子メール情報記憶手段15から削除する(ステップS306)。
留守番電話通知電子メールを送信された携帯電話端末の利用者は、表示装置(図示略)に表示される電子メールを見ることにより、留守中に誰から電話があったのか(発信元情報)又は録音メッセージの有無などを知ることができる。また、利用者の携帯電話端末が通話可能な環境になると、留守中に電話があったことを着信音や振動等を利用した電子メールによりお知らせしてくれるので、利用者は留守番電話があったかどうかを逐一気にとめることなく、留守中に電話があったことを知ることができる。
そして、携帯電話センタ制御手段19は、送信すべき留守番電話通知電子メールがまだ留守番電話通知電子メール記憶手段15に記憶されているどうかを判断し(ステップS307)、まだ記憶されている場合はステップS304に戻る。一方、もう記憶されていない場合には、携帯電話センタ制御手段19は、電話回線交換手段11を制御して宛先の携帯電話端末に割り当てた電話回線を解放し(ステップS308)、留守番電話通知電子メールの送信制御を終了する(ステップS309)。
次に、図18のフローチャートを用いて、携帯電話端末から留守番電話情報記憶手段13に記憶されている留守番電話情報の再生要求があった場合の携帯電話センタ制御手段19による留守番電話情報の再生処理について説明する。
携帯電話センタ制御手段19は、留守番電話情報の再生要求を受けて、留守番電話情報の再生処理を開始する(ステップS400)。まず、電話回線交換手段11を制御して再生要求元の携帯電話端末に電話回線を割り当てる(ステップS401)。次いで、留守番電話情報記憶手段13を参照して再生要求元の携帯電話端末に対する留守番電話情報が記憶されているか判断し(ステップS402)、記憶されていない場合は、留守番電話情報が記憶されていない旨を再生要求元の携帯電話端末へ音声で通知(ステップS403)した後、再生要求元の携帯電話端末に割り当てた電話回線を解放し(ステップS410)、留守番電話情報の再生処理を終了する(ステップS411)。
上述の判断ステップS402において、再生要求元の携帯電話端末に対する留守番電話情報が記憶されている場合は、携帯電話センタ制御手段19は、電話回線交換手段11を制御して再生要求元の携帯電話端末に割り当てた電話回線を留守番電話録音再生手段12に接続し(ステップS404)、留守番電話情報記憶手段13に記憶されている再生要求元の携帯電話端末に対する留守番電話情報のうち、最も録音日時の古い留守番電話情報を、留守番電話録音再生手段12を制御して再生し、再生要求元の携帯電話端末に音声として送信する(ステップS405)。そして、再生した留守番電話情報を留守番電話情報記憶手段13から削除する(ステップS406)。
次に、携帯電話センタ制御手段19は、留守番電話情報記憶手段13を参照して、まだ再生要求元の携帯電話端末に対する留守番電話情報が記憶されているかどうかを判断し(ステップS407)、記憶されていない場合は、電話回線交換手段11を制御して再生要求元の携帯電話端末に割り当てた電話回線を留守番電話録音再生手段12から切断し(ステップS408)、全ての留守番電話情報の再生を完了した旨を再生要求元の携帯電話端末へ音声で通知(ステップS409)する。その後、ステップS410へ移行して、再生要求元の携帯電話端末に割り当てた電話回線を解放し、留守番電話情報の再生処理を終了する。
上述の判断ステップS407において、まだ再生要求元の携帯電話端末に対する留守番電話情報が記憶されている場合は、ステップS405へ戻り、上述の処理を繰り返す。
なお、上述した実施の形態の例では、留守中に電話をかけられた携帯電話端末(発信先)に対して留守番電話通知電子メールを送るようにしているが、優先度の関係で録音済みの留守番電話情報が削除されてしまった発信元電話番号の通信端末に対しても、例えば留守番電話の音声データを削除した旨の内容、発信先、録音日時等の情報から構成される電子メールを送信するようにしてもよい。発信先の優先度の設定によっていわば一方的に録音済み留守番電話情報を削除してしまうのであるから、発信元の利用者に対し留守番電話情報を削除した旨を通知すると親切であり、削除されたメッセージが重要な連絡であれば、発信元は再度電話をかけ直すなどの対応をとることができる。
また、留守番電話情報記憶手段13(図2参照)に所定の件数分の留守番電話情報を記憶できるように制限しているが、件数ではなく、全ての留守番電話情報の録音時間の合計で制限をかけるようにしてもよい。この場合、図9に示すフローチャートの判断ステップS202において、留守番電話情報記憶手段13に記憶されている全ての留守番電話情報の録音時間の合計が所定時間を越えているかどうかを判断するようにし、越えていればステップS203以降の処理を実行するようにすればよい。
さらに、留守番電話情報の件数と全ての留守番電話情報の録音時間の合計の両方を使って制限をかけるようにしてもよい。この場合は、図9に示すフローチャートの判断ステップS202において、留守番電話情報記憶手段13に記憶されている留守番電話情報の件数が所定件数を超えているかどうかと、全ての留守番電話情報の録音時間の合計が所定時間を越えているかどうかを判断するようにし、どちらかが越えていたらステップS203以降の処理を実行するようにすればよい。
本例は、以上述べたような構成としたので、留守番電話サービスを契約している利用者が所有する携帯電話端末が、携帯電話センタと通信不可の状態から通話可能な状態となったときに、通話不可時に電話をかけてきた相手の音声データ(メッセージ)を録音したかどうかの情報を、相手(発信元)の電話番号等とともに電子メールにより発信先に通知するようにしたので、携帯電話センタに接続してメッセージを聞かなくても、電話をかけてきた相手について知ることができる。また、携帯電話端末の電話番号について予め留守番電話の優先度を設定しておき、電話をかけてきた相手の留守番電話優先度に応じて留守番電話サービスを使用できるようにしたことにより、録音できる時間や件数が限られている留守番電話サービスを有効に利用することができるので、利便性が向上する。
また、留守番電話情報の最大記憶可能件数又は録音時間を越えている等の理由により、電話をかけてきた相手が留守番電話サービスを利用してメッセージを録音することができなかった場合でも、発信先の携帯電話端末の利用者は、電話をかけてきた相手の電話番号と時間を電子メールにより知ることができる。
また、留守番電話優先度の関係で録音済みのメッセージが削除されてしまった場合であっても、発信先の携帯電話端末の利用者は、削除されたメッセージを残した相手(発信元)の電話番号と日時を電子メールにより知ることができる。
さらにまた、留守番電話優先度の関係で録音済みのメッセージを削除した場合、上述の発信先に加え削除対象となったメッセージの発信元電話番号に対し、メッセージを削除した旨の電子メールを送信するようにしたことにより、発信元通信端末の利用者は、メッセージが削除されたことを知ることができ、発信先に再度電話をかけ直すなどの対応が可能となる。
尚、本発明は上述した実施の形態の例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を取り得ることは勿論である。
本発明の留守番電話システムが適用される携帯電話システムの一実施の形態の例を示す図である。 携帯電話センタの一実施の形態の例を示す図である。 携帯電話端末状態情報の一例である。 留守番電話サービス情報の一例である。 留守番電話情報の一例(その1)である。 留守番電話通知電子メール情報の一例である。 携帯電話端末への発信が発生した場合の処理を示すフローチャートである。 発信先の状態が変化したときの携帯電話端末状態情報の一例である。 留守番電話サービス制御を示すフローチャートである。 留守番電話を録音できなかった旨の留守番電話通知電子メールの一例である。 電子メール生成後の留守番電話通知電子メール情報の一例である。 留守番電話情報の一例(その2)である。 優先度の低い留守番電話情報を削除後の留守番電話情報の一例である。 留守番電話情報を削除した旨の留守番電話通知電子メールの一例である。 留守番電話情報を追加した場合の留守番電話情報の一例である。 留守番電話路を録音した旨の留守番電話通知電子メールの一例である。 留守番電話通知電子メールの送信制御を示すフローチャートである。 留守番電話録音の再生処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…携帯電話センタ、2…携帯電話基地局、3…携帯電話端末、4…固定電話網、11…電話回線交換手段、12…留守番電話録音再生手段、13…留守番電話情報記憶手段、14…携帯電話端末状態記憶手段、15…留守番電話通知電子メール情報記憶手段、16…留守番電話サービス制御情報記憶手段、17…留守番電話通知電子メール生成手段、18…留守番電話サービス制御手段、19…携帯電話センタ制御手段

Claims (4)

  1. 複数の携帯電話基地局及び所定の固定電話網に接続され、前記携帯電話基地局を介して接続される携帯電話端末間、あるいは前記携帯電話端末と前記固定電話網に接続された固定電話端末との間の通信を制御する携帯電話センタを有し、発信元の携帯電話端末が発信先の携帯電話端末と通話不可であるときに前記携帯電話センタに前記発信元からの音声データを録音し、前記発信先が前記携帯電話センタと通話可能となった後、前記音声データを再生して前記携帯電話センタから前記発信先に送信する留守番電話システムであって、
    前記携帯電話センタは、前記音声データに関する情報を通知する電子メールを作成する留守番電話通知電子メール生成手段と、
    前記留守番電話通知電子メール生成手段により生成された電子メールを記憶する留守番電話通知電子メール情報記憶手段と、
    前記留守番電話通知電子メール記憶手段に記憶されている電子メールの送信を制御する携帯電話センタ制御手段とを備え、
    前記発信元からの音声データを録音したか否かの情報を、発信元情報と併せて前記電子メールにより前記発信先に通知する
    ことを特徴とする留守番電話システム。
  2. さらに、前記携帯電話センタは、前記発信先の電話番号に対する前記発信元の電話番号の留守番電話優先度を記憶する留守番電話サービス制御情報記憶手段と、
    録音された音声データを前記留守番電話優先度とともに留守番電話情報として、所定数記憶する留守番電話情報記憶手段と、
    前記留守番電話情報記憶手段の留守番電話情報の件数が上限を超える場合に、前記留守番電話情報記憶手段に記憶されている留守番電話情報の留守番電話優先度と、前記留守番電話サービス制御情報記憶手段に記憶されている前記発信元の電話番号の留守番電話優先度とを比較した結果に応じて、前記発信元からの音声データを前記留守番電話情報記憶手段に記憶するかどうかを決定する留守番電話サービス制御手段とを有し、
    前記留守番電話サービス制御手段は、前記留守番電話優先度の比較の結果、前記発信元からの音声データを含む留守番電話情報を前記留守番電話情報記憶手段に記憶した場合、前記留守番電話通知電子メール生成手段により前記音声データが録音された旨の電子メールを生成し、発信元情報と併せて前記発信先に送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の留守番電話システム。
  3. 前記留守番電話サービス制御手段は、前記留守番電話優先度の比較の結果、前記発信元からの音声データを含む留守番電話情報を前記留守番電話情報記憶手段に記憶しなかった場合、前記留守番電話通知電子メール生成手段により前記音声データが録音されなかった旨の電子メールを生成し、発信元情報と併せて前記発信先に送信する
    ことを特徴とする請求項2記載の留守番電話システム。
  4. 前記留守番電話サービス制御手段は、前記発信元からの音声データを含む留守番電話情報を前記留守番電話情報記憶手段に記憶するにあたり優先度の低い音声データを含む前記留守番電話情報を削除した場合、前記留守番電話通知電子メール生成手段により前記音声データが削除された旨の電子メールを作成し、それぞれ発信元情報及び発信先情報と併せて、それぞれ前記発信先及び前記発信元に送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の留守番電話システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009290533A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Sharp Corp 通信装置、通信装置制御方法、及び通信装置制御プログラム
JP2010171855A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 着信通知装置、通信システム、および着信通知方法
JP2010171833A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Nakayo Telecommun Inc メッセージ返信機能を有する留守番電話装置

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