JP2013200727A - 警報連携システム - Google Patents
警報連携システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013200727A JP2013200727A JP2012068869A JP2012068869A JP2013200727A JP 2013200727 A JP2013200727 A JP 2013200727A JP 2012068869 A JP2012068869 A JP 2012068869A JP 2012068869 A JP2012068869 A JP 2012068869A JP 2013200727 A JP2013200727 A JP 2013200727A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alarm
- fire
- signal
- abnormality
- observation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】複数の住宅1a、1bに設けた警報器12−11〜12−22を備えた2つの警報システムを、例えば電力スマートメータ14−1、14−2を備えた電力スマートグリッドシステムのネットワーク20を経由して連携させる。住宅1aの温度観測ユニット10で観測した温度に基づき警報器10−1で火災を検知して火災警報を出力した場合、中継アダプタ15−1、電力スマートメータ14−1、ネットワーク20、電力スマートメータ14−2及び中継アダプタ15−2を経由して他の住宅1bの警報器12−21へ火災連携連動信号を伝送して他の住宅1aの火災を示す他住戸火災警報を出力させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、警報連携システムに於いて、
所定局所に配置すると共に観測点の観測結果に基づく観測信号を送信する1又は複数の測定手段と、測定手段が送信した観測信号を受信して異状を検知した場合に異状警報を出力する警報手段とにより構成した複数の警報システムを配置し、
複数の警報システムを、通信ネットワークを経由して連携させることを特徴とする。
複数の警報システム間での連携は、複数の警報システムのうち、任意の警報システムで異状を判断した場合に、当該警報システム以外の他の警報システムで警報する。
複数の警報システムを、通信機能を備えた機器の情報をサーバに送信して処理させる機器管理システムの通信ネットワークを経由して連携させる。
複数の警報システムを、通信機能を備えた電力メータである電力スマートメータで検知した機器の使用電力をサーバへ送信して処理させる電力スマートグリッドシステムの通信ネットワークを経由して連携させる。
複数の警報システムを、通信機能を備えたガスメータであるガススマートメータで検知した機器の使用ガス量をサーバへ送信して処理させるガススマートグリッドシステムの通信ネットワークを経由して連携させる。
前記複数の警報システムを、インターネット、携帯電話網及び/又は公衆無線LAN通信網の通信ネットワークを経由して連携させる。
測定手段は観測点の観測結果として温度又は煙濃度を観測する。
1又は複数の測定手段は、観測結果を含んだ観測信号を警報手段へ送信し、
警報手段は、1又は複数の測定手段の何れかから受信した観測信号の観測結果に基づき異状を検知して常異状警報を出力する。
1又は複数の測定手段は、観測結果に基づき異状を検知した場合に当該異状を示す異状検知情報を含んだ観測信号を警報手段へ送信し、
警報手段は、1又は複数の測定手段から異状検知情報を含む観測信号を受信した場合に異状を検知して異状警報を出力する。
観測結果が所定の閾値以上の場合に、異状を検知して異状警報を出力する。
観測結果が所定の第1閾値以上の場合に、異状予兆を検知して異状予報警報を出力し、観測情報が第1閾値より高い所定の第2閾値以上の場合に異状を検知して異状警報を出力する。
本発明は、警報連携システムにおいて、
所定局所に配置すると共に観測点の観測結果に基づく観測信号を送信する1又は複数の測定手段と、前記測定手段が送信した観測信号を受信して異状を検知した場合に異状警報を出力すると共に他の警報システムの警報手段へ異状連動信号を送信して連動先を示す異状警報を出力させ、一方、他の警報システムの警報手段から異状連動信号を受信した場合に連動先を示す異状警報を出力する警報手段とにより構成した警報システムを複数設けて連動システムを構成し、更に連動システムを複数設け、
前記複数の連動システムを、通信ネットワークを経由して連携させることを特徴とする。
本発明によれば、例えば複数の住戸のいずれかに設けた警報システムの測定手段で観測した温度又は煙濃度などの観測情報に基づき警報器で火災を検知した場合、火災を検知した警報器及び同じ住戸の他の警報システムに設置している他の警報器から火災警報を出力すると共に、例えば、電気機器の使用電力を、電力スマートメータを用いて自動検針する電力スマートグリッドシステムの通信ネットワークを経由して火災連携連動信号を送信して、他の住戸の警報システムでも火災警報を出力させることができ、相互に離れた住戸等に別々に設置している複数の警報システムを連携させることで、全体的な連動可能範囲を簡単且つフレキシブルに拡張することができ、またそれぞれの利用者の対応の余地を拡大して安心感を高めることができる。
また電力スマートグリッドシステム又はガススマートグリッドシステムの通信ネットワークを経由して複数の警報システムを連携することで、簡単に警報システムを拡張することができ、コスト的にも安価にできる。
また警報システムは、所定局所に測定手段を配置し、測定手段は観測点の温度又は煙濃度を示す観測情報を含んだ観測信号を警報手段に送信し、警報手段は測定手段から受信した観測信号の温度又は煙濃度に基づき火災を検知した場合に火災警報を出力するようにしたため、測定手段は各種ストーブ、ガスコンロ等の火気を使用している機器やその設置場所、喫煙などで火気を使用する限られた場所、特に寝タバコをするベッドや寝室の所定場所、更にはくず入れ等、その他相対的に火源となる可能性の高い機器や場所或いはそれらの近傍等、所定局所に配置することで、スポット的に観測した観測情報を警報手段に送って火災を検知し、所定局所で発生した火災を迅速且つ確実に警報することで、利用者に適切に対処させることができる。
また1台の警報手段とこれに割り当てられた測定手段により1つの警報システムを構成し、この警報システムを複数設けて例えば各部屋に配置することにより連動システムを構成し、更に遠隔に配置した複数の連動システムを電力スマートグリッドシステム等のネットワークを経由して連携したため、1の住宅のある部屋の警報システムで火災を検知して警報した場合に、火災連動信号を他の部屋の警報システムへ送信して警報報知させることができ、更に火災連携連動信号を、通信ネットワークを経由して他の住戸の連動システムへ送信して、他の住宅の連動システムを構成する複数の警報システムで警報報知させることができ、遠隔に配置した複数の連動システムを連携させることで、遠隔に配置した警報システムの連携に対し更に全体的な連動可能範囲を簡単且つフレキシブルに拡張することができ、またそれぞれの利用者の対応の余地を更に拡大して安心感を高めることができる。
(システムの概略)
図1は、2住宅(2住戸)に設置した警報システムを、電力スマートグリッドシステムの通信ネットワークを利用して連携した本発明による警報連携システムの概略構成を示した説明図であり、図2は図1の住宅に設置した警報システムと電力スマートグリッドシステムの機器を取り出して示した説明図である。
図1及び図2において、住宅1aは例えば親世帯の住宅であり、住宅1bは子世帯の住宅であり、両者は異なった場所に離れて建てられている。
図1において、電力スマートグリッドシステムは、住宅1a、1bに電力スマートメータ14−1、14−2を設置し、ネットワーク(通信ネットワーク)20に電力会社サーバ24を接続している。
住宅1aに設けた警報システムA1、A2と住宅1bに設けた警報システムB1、B2は、電力スマートグリットシステムのネットワーク20を経由して相互に連携する。この連携のため、住宅1aの警報器12−11に中継アダプタ15−1を接続し、中継アダプタ15−1を経由して警報器12−11と電力スマートメータ14−1との間で連携連動信号を送受信する。また住宅1bの警報器12−21に中継アダプタ15−2を接続し、中継アダプタ15−2を経由して警報器12−21と電力スマートメータ14−2との間で連携連動信号を送受信する。
(温度測定チップの外観・構造)
図3は図1に設けた温度測定チップの外観を示した説明図であり、図3(A)に平面を、図3(B)に内部構造の断面を、図3(C)に底面を示している。
図4は温度測定チップの機能構成の概略を示したブロック図である。温度測定チップ10は、温度検出素子136、温度測定制御部102、アンテナ106を接続した通信部104を備え、図3に示した釦電池124による電源供給を受けて動作する。温度測定制御部102は、例えばプログラムの実行により実現される機能である。ハードウェアとしては図3の制御チップ138を備え、CPU、メモリ、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路又はワイヤードロジック回路等を使用する。
図5は警報器12−11の概略構成を示したブロック図である。また図5では、警報システムA1の警報器12−11の概略構成を示しているが、他の警報システムA2、B1、B2の警報器12−12〜12−22も同様となる。
図5において、警報器12−11は、警報制御部202、アンテナ206を接続した第1通信部204、アンテナ210を接続した第2通信部208、インタフェース部212、報知部214、操作部216を備え、図示しない電池電源により動作する。
警報制御部202は、第1通信部204に指示し、所定周期毎に第1通信部204から温度測定チップ10へ第1通信プロトコルに従った一括AD変換信号を送信させる制御を行い、これを受信した当該温度測定チップ10に温度観測動作を行わせる。続いて警報制御部202は、第1通信部204に指示し、温度測定チップ10のアドレス、例えば温度測定チップ10毎に割り当てられた識別子である送信元符号をそれぞれ指定したポーリング信号を第1通信部204から温度測定チップ10へ送信させる制御を行い、当該ポーリング信号を受信した温度測定チップ10から温度観測結果が示す温度を含んだ温度観測信号を順次送信させる。
警報制御部202は、温度測定チップ10から受信した温度観測信号の温度が閾値温度Tth以上、例えばTth=75℃以上の場合に火災を検知し、報知部214から連動元を示す火災警報を出力させる制御を行う。火災の検知は、複数回に亘り観測した温度に基づき温度変化率を求め、この温度変化率(上昇率)が予め定めた変化率の閾値以上となった場合に検知するようにしても良い。その他、温度に基づき各種演算等により火災を検知するようにしても良い。
また警報制御部202は、報知部214から災警報を出力させる場合、これとあわせて第2通信プロトコルに従った火災連動信号を生成し、第2通信部208に指示し、同じ住宅1aに設置した他の警報システムA2の警報器12−12へ火災連動信号を送信させる制御を行い、当該火災連動信号を受信した他の警報システムの警報器12−12で連動先を示す火災警報を出力させる。この場合の連動先を示す火災警報としては例えば「ピーピー 別の場所の1番で火災を検知しました 確認してください」といった音声メッセージをスピーカから繰り返し出力すると共にLEDを例えば点滅して行う。
警報制御部202は、報知部214から連動元を示す火災警報を出力させた後に、火災警報の元となる温度測定信号を送信した温度測定チップ10、ここでは上記警報器100−1が火災警報を出力する元となった煙測定チップ10から受信した温度観測信号の温度が閾値温度Tth=75℃を下回る状態が例えば所定時間継続した場合或いは例えば所定回数連続した場合、火災の復旧(火災検知状態が解消したこと)を検知し、報知部214からの、当該火災検知に起因する連動元を示す火災警報出力(警報音及び又は警報表示)を停止すると共に、第2通信プロトコルに従った火災復旧連動信号を生成し、第2通信部208に指示し、当該火災復旧連動信号を同じ住宅1aに設置した他の警報システムA2の警報器12−12へ送信させる制御を行い、これを受信した他の警報システムA2の警報器12−12に、同じ火災検知に起因する連動先を示す火災警報出力(警報音及び又は警報表示)を停止させる。
警報制御部202は、連動元として火災警報の出力中に操作部214の警報停止スイッチで受け付けた警報停止操作を検知した場合、報知部214からの連動元を示す火災警報出力(警報音及び又は警報表示)を停止させると共に、第2通信プロトコルに従った警報停止連動信号を生成し、第2通信部208に指示し、当該警報停止連動信号を同じ住宅1aに設置した他の警報システムA2の警報器12−12へ送信させる制御を行い、これを受信した他の警報システムA2の警報器12−12に、連動先を示す火災警報出力(警報音及び又は警報表示)を停止させる。
警報制御部202は、報知部214から連動元を示す火災警報を出力させる場合、これとあわせてインタフェース通信プロトコルに従った火災連携連動信号を生成し、インタフェース部212に指示し、中継アダプタ15−1へ火災連携連動信号を送信させる制御を行い、当該火災連携連動信号を、中継アダプタ15−1、電力スマートメータ14−1、ネットワーク20、電力スマートメータ14−2、中継アダプタ15−2を経由して住宅1bの警報器12−21へ送信し、更に警報器12−21から警報器12−22へ送信し、この火災連携連動信号を受信した住宅1bに配置した警報システムB1、B2の警報器12−21、12−22に、他の住宅1aの火災を示す他住戸火災警報を出力させる。
図6は中継アダプタ15−1の概略構成を示したブロック図である。また図6では、警報システムA1の中継アダプタ15−1の概略構成を示しているが、他の警報システムB1の中継アダプタ15−2も同様となる。
次に本発明による警報システムの他の実施形態として、警報器12において、温度測定チップ10から受信した観測点の温度に基づき、2段階の閾値を用いて、火災予兆及び火災を判定するようにした実施形態を説明する。ただし、これは一例であり、火災予兆及び火災の2段階判定は、ここに説明する2段階の閾値によるものに限定されない。
温度測定チップ10は図4の構成と同様になる。
図1の警報器12−11の機能構成は、図5と同様であるが、警報制御部202により火災を検知する処理及び火災検知に伴う制御の一部が相違する。他の警報器12−12〜12−22も同様である。
2段階の閾値により火災予兆及び火災を検知する場合の警報制御部202の処理及び制御は次のようになる。
また警報制御部202は、温度測定チップ10から有効受信した温度観測信号の温度に基づき火災予兆又は火災を検知した場合、第2通信プロトコルに従った火災予報連動信号又は火災連動信号を生成し、第2通信部208に指示し、当該火災予報連動信号又は火災連動信号を同じ住宅1aの他の警報システムA2の警報器12−12へ送信させる制御を行い、火災予報連動信号又は火災連動信号を受信した警報器12−12に、連動先を示す火災予報警報又は火災警報を出力させる。
また警報制御部202は、温度測定チップ10から受信した温度観測信号に基づき火災予兆又は火災を検知した場合、それぞれに対応してインタフェース通信プロトコルに従った火災予報連携連動信号又は火災連携連動信号を生成し、インタフェース部212に指示し、中継アダプタ15−1へ火災予報連携連動信号又は火災連携連動信号を送信させる制御を行い、当該火災予報連携連動信号又は火災連携連動信号を、中継アダプタ15−1、電力スマートメータ14−1、ネットワーク20、電力スマートメータ14−2及び中継アダプタ15−2を経由して他の住宅1bの警報器12−21へ送信し、更に警報器12−21から警報器12−22へ送信し、この火災予報連携連動信号又は火災連携連動信号を受信した警報システムB1、B2の警報器12−21、12−22に、他の住宅1aの他住戸火災予報警報又は他住戸火災警報を出力させる。
本発明の警報連携システムは、住宅に配置する警報システムの測定手段の他の実施形態として、観測点の煙濃度を観測して煙濃度の観測情報を含んだ観測信号を警報器へ送信する煙測定チップを使用しても良い。
図7は煙測定チップの外観を示した説明図であり、図7(A)に平面を、図7(B)に内部構造の断面を、図7(C)に底面を示している。
図8は煙測定チップの機能構成の概略を示したブロック図である。煙測定チップ400は、煙濃度測定制御部402、検煙部404、アンテナ408を接続した通信部406を備え、図7に示した釦電池424による電源供給を受けて動作する。煙濃度測定制御部402は、例えばプログラムの実行により実現される機能である。ハードウェアとしては図7の制御チップ441を備え、CPU、メモリ、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路又はワイヤードロジック回路等を使用する。
[警報器の構成]
図8の煙測定チップ400からの煙濃度観測信号を受信して火災を検知する警報器12は、図5の構成と同様であるが、警報制御部202により煙濃度に基づいて火災を検知する処理及び火災検知に伴う制御の一部が相違する。
煙濃度に基づいて火災を検知する場合の警報制御部202の処理及び制御は次のようになる。
また警報制御部202は、報知部214から災警報を出力させる場合、これとあわせて第2通信プロトコルに従った火災連動信号を生成し、第2通信部208に指示し、同じ住宅1aの他の警報システムA2の警報器12−2へ火災連動信号を送信させる制御を行い、当該火災連動信号を受信した他の警報システムの警報器12−2で連動先を示す火災警報を出力させる。この場合の連動先を示す火災警報としては例えば「ピーピー 別の場所の1番で火災を検知しました 確認してください」といった音声メッセージをスピーカから繰り返し出力すると共にLEDを例えば点滅して行う。
警報制御部202は、煙測定チップ400から受信した煙濃度観測信号に基づき火災を検知した場合、インタフェース通信プロトコルに従った火災連携連動信号を生成し、インタフェース部212に指示し、中継アダプタ15−1へ火災連携連動信号を送信させる制御を行い、当該火災連携連動信号を、中継アダプタ15−1、電力スマートメータ14−1、ネットワーク20、電力スマートメータ14−2及び中継アダプタ15−2を経由して住宅1bの警報器12−21へ送信し、更に警報器12−21から警報器12−22へ送信し、この火災連携連動信号を受信した警報システムB1、B2の警報器12−21、12−22に、他住戸火災警報を出力させる。
次に本発明による警報システムの他の実施形態として、煙測定チップ400から受信した観測点の煙濃度に基づき警報器12が2段階の閾値を用いて、火災予兆及び火災を検知して警報するようにした警報連携システムを説明する。
警報制御部202は、煙測定チップ400から有効受信した煙濃度観測信号の煙濃度が、第1閾値煙濃度Sth1(例えばSth1=10%/m)以上の場合に、火災の兆候であるとして火災予兆を検知し、報知部214から火災予報警報を出力させる制御を行う。この場合の火災予報警報としては例えば「ピーピー 1番で煙を検知しました 確認してください」といった音声メッセージをスピーカから繰り返し出力させると共にLEDを例えば点滅させる制御を行う。
また警報制御部202は、煙測定チップ400から有効受信した煙濃度観測信号の煙濃度に基づき火災予兆又は火災を検知した場合、それぞれに対応して第2通信プロトコルに従った火災予報連動信号又は火災連動信号を生成し、第2通信部208に指示し、当該火災予報連動信号又は火災連動信号を同じ住宅1aの他の警報システムA2の警報器12−12へ送信させる制御を行い、火災予報連動信号又は火災連動信号を受信した警報器12−12に、連動先を示す火災予報警報又は火災警報を出力させる。
また警報制御部202は、煙測定チップ400から受信した煙濃度観測信号に基づき火災予兆又は火災を検知した場合、それぞれに対応してインタフェース通信プロトコルに従った火災予報連携連動信号又は火災連携連動信号を生成し、インタフェース部212に指示し、中継アダプタ15−1へ火災予報連携連動信号又は火災連携連動信号を送信させる制御を行い、当該火災予報連携連動信号又は火災連携連動信号を、中継アダプタ15−1、電力スマートメータ14−1、ネットワーク20、電力スマートメータ14−2及び中継アダプタ15−2を経由して住宅1bの警報器12−21へ送信し、更に警報器12−21から警報器12−22へ送信し、この火災予報連携連動信号又は火災連携連動信号を受信した警報システムB1、B2の警報器12−21、12−22に、他の住宅1aの火災予兆を示す他住戸火災予報警報又は住宅1aの火災を示す他住戸火災警報を出力させる。
図1及び図2の警報連携システムは、2住宅(2住戸)に設置した警報システムを、電力スマートグリッドシステムの通信ネットワークを利用して連携しているが、本発明の他の実施形態として、ガススマートグリッドシステムの通信ネットワークを利用して連携しても良い。
(温度測定チップと煙測定チップを混在した警報システム)
上記の実施形態は、1の警報器に1又は複数の温度測定チップ或いは1又は複数の煙測定チップを割り当てて警報システムを構成しているが、1の警報器に1又は複数の温度測定チップ及び1又は複数の煙測定チップを割り当てて混在した警報システムを構成してもよい。
上記の実施形態は、温度測定チップで所定局所の温度を観測し、観測結果である温度を含めた温度観測信号を警報器へ送信し、警報器で受信した温度観測信号の温度に基づき火災(火災予兆又は火災)を検知して、火災警報(火災予報警報又は火災警報)を出力するようにしているが、温度測定チップで温度を観測すると共に観測結果に基づき火災(火災予兆又は火災)を検知し、火災検知情報(火災予報検知情報又は火災検知情報)を含めた温度観測信号を警報器へ送信し、警報器で火災検知情報(火災予報検知情報又は火災検知情報)を含んだ温度観測信号を有効受信した場合に、火災(火災予兆又は火災)を検知して火災警報(火災予報検知情報又は火災検知情報)を出力するようにしても良い。この点は煙測定チップについても同様である。
上記の実施形態は、異状を検知して異状警報を出力する警報システムとして、火災を検知して火災警報を出力する警報システムを例にとっているが、ガス漏れを検知してガス漏れ警報を出力する警報システム、COを検知して警報を出力する警報システム、侵入者を検知して防犯警報を出力する警報システム、地震を検知して警報を出力する警報システムなどの各種の異状を検知して警報を出力する適宜の警報システムにも適用できる。
上記の実施形態は、警報システムの警報器に温度又は煙濃度を観測するセンサ部を設けてないが、他の実施形態として、警報器に温度又は煙濃度を観測するセンサ部を設けるようにしても良い。
上記の実施形態での連携に係る通信は、複数の警報システムの間の双方向伝送としているが、一方の警報システムから他方の警報システム、或いは1の警報システムから他の警報システムへの一方向伝送としても良い。つまり、本発明は、少なくとも所定の警報システムで異状が検知された場合に、他の警報システムへ連携連動信号が送信されて、これに基づき当該他の警報システムで「他システム警報動作」が行われるようにすればよく、この逆方向の伝送による連携関係を必須としない。
上記の実施形態のサーバ経由電力スマートメータ間通信方式は、電力スマートグリッドシステムのネットワーク20に接続した電力会社サーバ24により住宅1a、1bの警報システムを連携しているが、ネットワーク20に専用の異状監視サーバを接続し、この異状監視サーバを経由して遠隔に配置している警報システムを連携しても良い。このように専用の異状監視サーバを設けることで、電力会社サーバの負担を軽減し、また警報連携制御のシステム構築を容易に行うことを可能とする。ガススマートグリッドシステムの場合も同様である。
上記の実施形態にあっては、警報システムA1〜B2の各警報器と温度測定チップ又は煙測定チップの間は、第1通信プロトコルに従った無線通信、同じ住宅に配置した警報器の間は第2通信プロトコルに従った無線通信としているが、それぞれ同じ通信プロトコルとし、例えば無線通信の周波数を別チャンネルとしても良い。このようにすれば警報器に第1通信部と第2通信部を設ける必要がなく、1つの通信部として構成を簡単にすることができる。
上記の実施形態にあっては、全ての警報器に温度測定チップ又は煙測定チップを割当てて複数の警報システムを形成しているが、温度測定チップ及び又は煙測定チップの割り当てのない警報器のみの警報システムを設け、他の警報器からの火災予報連動信号及び/又は火災連動信号を受信して、対応する警報の出力及び出力停止連動のみを行うようにしても良い。
また上記の実施形態における電力スマートグリッドシステム又はガススマートグリッドシステムは、需要者の使用電力量又か使用ガス量を測定して自動検針する場合を例にとるものであったが、センサネットワークにより各種の環境変化を検知してエアコン等の家電機器を最適制御するといった適宜のHEMSと連携することもできる。もちろん、電力管理制御又はガス管理制御とこのような環境管理制御とを複合的に行う警報連携システムとしても良い。
上記の実施形態の住宅用の電力スマートメータは、電力メータ機能と通信機能を一体に備えた場合を例にとっているが、電力メータ、宅内通信アダプタ、広域通信アダプタに分けた機器構成としても良い。この場合、電力メータは電力使用量を積算し、宅内通信アダプタは住宅内に無線通信網を形成して他の宅内通信アダプタと結合し、広域通信アダプタは外部の携帯電話網又は公衆無線LAN通信網と結合する。このため電力メータを宅内通信アダプタに専用線で接続し、この宅内通信アダプタを広域通信アダプタに専用線で接続して電力スマートメータを構成する。
また集合住宅用の電力スマートメータとして、住宅用と同様に、電力メータ、構内通信アダプタ、広域通信アダプタに分けた機器構成としても良い。構内通信アダプタは住宅用の宅内通信アダプタに比べ、送信電力を大きくしている。
上記の実施形態にあっては、遠隔に配置した複数の警報システムを連携する通信ネットワークとして、電力スマートグリッドシステム又はガススマートグリッドシステムといった機器管理システムのネットワークを利用しているが、本発明はこれに限定されず、インターネット、携帯電話網、公衆無線LAN通信網などの遠隔に配置したシステム又は機器の間で信号を送受信するネットワークであれば、適宜のネットワーク及び又はその組合せからなるネットワークを含む。この場合、警報器12に接続した中継アダプタ15は、利用するネットワークに接続可能な適宜の通信アダプタを使用する。
また上記の実施形態に於いては各通信を無線とする場合を示したが、任意の一部又は全部を有線通信としても良い。
上記の実施形態は住宅用に限らずビルやオフィス用など各種用途の温度異状の監視にも適用できる。
また本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
12−11〜12−22:警報器
14−1、14−2:電力スマートメータ
15−1、15−2:中継アダプタ
102:温度測定制御部
104、406:通信部
136:温度検出素子
202:警報制御部
204:第1通信部
208:第2通信部
212、304:インタフェース部
214:報知部
216:操作部
302:中継制御部
306:第3通信部
400:煙測定チップ
402:煙濃度測定制御部
404:検煙部
Claims (12)
- 所定局所に配置すると共に観測点の観測結果に基づく観測信号を送信する1又は複数の測定手段と、前記測定手段が送信した観測信号を受信して異状を検知した場合に異状警報を出力する警報手段とにより構成した複数の警報システムを配置し、
前記複数の警報システムを、通信ネットワークを経由して連携させることを特徴とする警報連携システム。
- 請求項1記載の警報連携システムに於いて、前記複数の警報システム間での連携は、前記複数の警報システムのうち、任意の警報システムで異状を判断した場合に、当該警報システム以外の他の警報システムで警報することを特徴とする警報連携システム。
- 請求項1記載の警報連携システムに於いて、前記複数の警報システムを、通信機能を備えた機器の情報をサーバに送信して処理させる機器管理システムの通信ネットワークを経由して連携させることを特徴とする警報連携システム。
- 請求項1記載の警報連携システムに於いて、前記複数の警報システムを、通信機能を備えた電力メータである電力スマートメータで検知した機器の使用電力をサーバへ送信して処理させる電力スマートグリッドシステムの通信ネットワークを経由して連携させることを特徴とする警報連携システム。
- 請求項1記載の警報連携システムに於いて、前記複数の警報システムを、通信機能を備えたガスメータであるガススマートメータで検知した機器の使用ガス量をサーバへ送信して処理させるガススマートグリッドシステムの通信ネットワークを経由して連携させることを特徴とする警報連携システム。
- 請求項1記載の警報連携システムに於いて、前記複数の警報システムを、通信機能を備えたガスメータであるガススマートメータで検知した機器の使用ガス量をサインターネット、携帯電話網及び/又は公衆無線LAN通信網の通信ネットワークを経由して連携させることを特徴とする警報連携システム。
- 請求項1記載の警報連携システムに於いて、前記測定手段は観測点の観測結果として温度又は煙濃度を観測することを特徴とする警報連携システム。
- 請求項1記載の警報連携システムに於いて、
前記1又は複数の測定手段は、前記観測結果を含んだ観測信号を前記警報手段へ送信し、前記警報手段は、前記1又は複数の測定手段の何れかから受信した前記観測信号の前記観測結果に基づき異状を検知して異状警報を出力する、
ことを特徴とする警報連携システム。
- 請求項1記載の警報連携システムに於いて、
前記1又は複数の測定手段は、前記観測結果に基づき異状を検知した場合に当該異状を示す異状検知情報を含んだ観測信号を前記警報手段へ送信し、
前記警報手段は、前記1又は複数の測定手段から前記異状検知情報を含む観測信号を受信した場合に異状を検知して異状警報を出力する、
ことを特徴とする警報連携システム。
- 請求項1記載の警報連携システムに於いて、前記観測結果が所定の閾値以上の場合に、異状を検知して異状警報を出力することを特徴とする警報連携システム。
- 請求項1記載の警報連携システムに於いて、前記観測結果が所定の第1閾値以上の場合に、異状予兆を検知して異状予報警報を出力し、前記観測情報が前記第1閾値より高い所定の第2閾値以上の場合に異状を検知して異状警報を出力することを特徴とする警報連携システム。
- 所定局所に配置すると共に観測点の観測結果に基づく観測信号を送信する1又は複数の測定手段と、前記測定手段が送信した観測信号を受信して異状を検知した場合に異状警報を出力すると共に他の警報システムの警報手段へ異状連動信号を送信して連動先を示す異状警報を出力させ、一方、他の警報システムの警報手段から異状連動信号を受信した場合に連動先を示す異状警報を出力する警報手段とにより構成した警報システムを複数設けて連動システムを構成し、更に前記連動システムを複数設けて配置し、
配置した前記複数の連動システムを、通信ネットワークを経由して連携させることを特徴とする警報連携システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012068869A JP6022786B2 (ja) | 2012-03-26 | 2012-03-26 | 警報連携システム |
PCT/JP2012/077781 WO2013062101A1 (ja) | 2011-10-27 | 2012-10-26 | 警報連携システム及びネットワークアダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012068869A JP6022786B2 (ja) | 2012-03-26 | 2012-03-26 | 警報連携システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013200727A true JP2013200727A (ja) | 2013-10-03 |
JP6022786B2 JP6022786B2 (ja) | 2016-11-09 |
Family
ID=49520918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012068869A Active JP6022786B2 (ja) | 2011-10-27 | 2012-03-26 | 警報連携システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6022786B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018165179A (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-25 | 新明和工業株式会社 | 塵芥収集車 |
US10368338B2 (en) | 2014-06-20 | 2019-07-30 | Buffalo Inc. | Wireless device, network system and control method of wireless device |
JP7479834B2 (ja) | 2019-12-24 | 2024-05-09 | ホーチキ株式会社 | 広域警戒システム |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000049968A (ja) * | 1998-07-31 | 2000-02-18 | Tokyo Gas Co Ltd | 通信システム |
JP2001033033A (ja) * | 1999-07-22 | 2001-02-09 | Tokyo Gas Co Ltd | ガスメータと通信可能な警報器 |
JP2003229972A (ja) * | 2002-02-04 | 2003-08-15 | Sharp Corp | 情報処理装置および管理システム |
JP2003309662A (ja) * | 2002-04-15 | 2003-10-31 | Matsushita Electric Works Ltd | 集合住宅用監視制御システム及びそのセンターサーバー |
JP2008027110A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガス器具監視装置 |
JP2008035423A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Yazaki Corp | 警報通報装置 |
JP2008077185A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Marks:Kk | 省電力機能を備えたセキュリティシステム |
JP2009204362A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Panasonic Corp | ガス器具監視装置 |
JP2009266058A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Hochiki Corp | 警報器 |
JP2011197994A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Nohmi Bosai Ltd | 警報システム、および中継器 |
-
2012
- 2012-03-26 JP JP2012068869A patent/JP6022786B2/ja active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000049968A (ja) * | 1998-07-31 | 2000-02-18 | Tokyo Gas Co Ltd | 通信システム |
JP2001033033A (ja) * | 1999-07-22 | 2001-02-09 | Tokyo Gas Co Ltd | ガスメータと通信可能な警報器 |
JP2003229972A (ja) * | 2002-02-04 | 2003-08-15 | Sharp Corp | 情報処理装置および管理システム |
JP2003309662A (ja) * | 2002-04-15 | 2003-10-31 | Matsushita Electric Works Ltd | 集合住宅用監視制御システム及びそのセンターサーバー |
JP2008027110A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガス器具監視装置 |
JP2008035423A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Yazaki Corp | 警報通報装置 |
JP2008077185A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Marks:Kk | 省電力機能を備えたセキュリティシステム |
JP2009204362A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Panasonic Corp | ガス器具監視装置 |
JP2009266058A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Hochiki Corp | 警報器 |
JP2011197994A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Nohmi Bosai Ltd | 警報システム、および中継器 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10368338B2 (en) | 2014-06-20 | 2019-07-30 | Buffalo Inc. | Wireless device, network system and control method of wireless device |
JP2018165179A (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-25 | 新明和工業株式会社 | 塵芥収集車 |
JP7479834B2 (ja) | 2019-12-24 | 2024-05-09 | ホーチキ株式会社 | 広域警戒システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6022786B2 (ja) | 2016-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6125759B2 (ja) | 警報連携システム | |
JP6022797B2 (ja) | 警報連携システム | |
JP5893847B2 (ja) | 警報連携システム | |
JP6027310B2 (ja) | 警報連携システム | |
JP5815278B2 (ja) | 警報連携システム | |
JP2012238190A (ja) | 警報連携システム、警報連携方法及び中継器 | |
JP6009813B2 (ja) | 警報連携システム | |
JP6022786B2 (ja) | 警報連携システム | |
JP2014186574A (ja) | 警報システム | |
JP6001870B2 (ja) | 警報システム | |
JP6037430B2 (ja) | 警報システム | |
JP5981334B2 (ja) | 警報システム | |
JP5848136B2 (ja) | 連携システム | |
JP2016076238A (ja) | 連携システム | |
JP2013196579A (ja) | 警報システム及びその連動システム | |
JP2013254292A (ja) | 警報システム | |
JP6046914B2 (ja) | 警報システム | |
JP6231288B2 (ja) | 警報システム及び煙観測チップ | |
JP2013164781A (ja) | 警報システム | |
JP2013196578A (ja) | 警報システム及びその連動システム | |
JP2016212892A (ja) | 温度測定チップ | |
JP2014096022A (ja) | 警報システム | |
JP2014063420A (ja) | 警報システム | |
JP5973241B2 (ja) | 警報システム | |
JP2013175086A (ja) | 警報システム及びその連動システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160224 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160415 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160907 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161006 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6022786 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |