JP2011197994A - 警報システム、および中継器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】警報器グループを複数備え、複数の警報器グループは、それぞれ中継アダプタ30を有し、中継アダプタ30は、自己の属する警報器グループの火災警報器から、連動制御信号を受信したとき、他の警報器グループの中継アダプタ30に対して連動制御信号を送信し、他の警報器グループの中継アダプタ30から、連動制御信号を受信したとき、自己の属する警報器グループの火災警報器に対して連動制御信号を送信する。
【選択図】図1
Description
しかし、各警報器間で無線信号を送受信することが可能な距離は限られており、警報器同士が連動して警報動作を行える設置範囲が限定されてしまう、という問題点があった。
このため、警報器グループの最大台数以上の警報器による連動警報を行うことができない、という問題点があった。
特に、住居等に既設の警報システムについて、連動警報を行う警報器数を拡張する場合にはこの問題点は顕著である。
しかし、警報器グループ内の親局と子局とを中継器に登録し、親局と子局との間の通信を中継器により中継するにすぎず、グループの最大台数以上の警報器による連動警報を行うことができず、また、グループに加入可能な警報器数を容易に増加させることができない。このため、連動警報を行う警報器数を拡張することができない、という問題点があった。
また、連動警報を行う警報器数を拡張することができる警報システムおよび中継器を得るものである。
このため、警報器同士が連動して警報動作を行える設置範囲を拡張することができる。
また、連動警報を行う警報器数を拡張することができる。
(警報システムの構成)
図1は本発明の実施の形態1に係る警報システムの構成を示す図である。
本実施の形態における警報システムは、警報器グループAおよび警報器グループBを備える。
警報器グループAおよび警報器グループB(以下、区別しない場合は単に「警報器グループ」ともいう。)は、互いに無線通信する複数の火災警報器(後述する中継アダプタ30を含む。)で構成される。
各警報器グループは、火災を検知した火災警報器から送信された連動制御信号を、同一の警報器グループ内の火災警報器間で送受信することによって、当該警報器グループ内の各火災警報器で火災警報を行う。詳細は後述する。
そして、親機10および各子機20には、警報器グループが固有に持つIDであるグループIDと、グループ内の各火災警報器にそれぞれ固有に設定される自己アドレスとが割り当てられる。
また、各火災警報器は、例えば電波法第4条第3号に規定される「省電力無線局」として機能するものであって、各火災警報器間で無線信号を送受信することが可能な距離は限られている。
さらに、中継アダプタ30Aおよび30B(以下、区別しない場合は単に「中継アダプタ30」という。)は、自己の属する警報器グループの火災警報器から、連動制御信号を受信したとき、他の警報器グループの中継アダプタ30に対して連動制御信号を送信する。また、中継アダプタ30は、他の警報器グループの中継アダプタ30から、連動制御信号を受信したとき、自己の属する警報器グループの火災警報器に対して連動制御信号を送信する。詳細は後述する。
例えば、図1に示すように、警報器グループAの中継アダプタ30、および警報器グループBの中継アダプタ30は、自己の属する警報機グループの親機10と通信可能な位置で隣接するように配置される。
図2は本発明の実施の形態1に係る中継アダプタ30の主要構成を示す機能ブロック図である。
図2において、中継アダプタ30は、制御回路31、電池32、電源回路33、電池電圧検出回路34、送受信回路35、アンテナ36、火災警報音出力設定スイッチ37、警報音制御回路38、表示灯回路39を備える。
なお、「送受信回路35」は、本発明における「送受信部」に相当する。
なお、「火災警報音出力設定スイッチ37」は、本発明における「音響警報設定手段」に相当する。
電源回路33は、電池32の電圧を所定電圧に制御し、制御回路31、送受信回路35、警報音制御回路38、表示灯回路39に供給する。
電池電圧検出回路34は、電池残量が低下したこと、または、電池切れの閾値を超えたことを検出すると、制御回路31によって警報音制御回路38と表示灯回路39を駆動させるとともに、電池切れの状態情報を含む状態信号を送受信回路35により出力させる。
表示灯回路39は、発光ダイオード等の表示灯の点灯動作を制御する回路である。
送受信回路35は、アンテナ36から入力された無線信号を処理し、自己宛の信号の場合には受信処理を行う。また、それ以外の信号の場合には受信処理を行わない。受信処理した信号は、制御回路31へ出力する。
また、送受信回路35は、制御回路31に制御されて、後述する連動制御信号などの信号の送信処理を行う。
また、送受信回路35が受信した信号に基づいて必要な処理を行うとともに、必要に応じて送受信回路35を制御し、自己の属する警報器グループ内の他の火災警報器、または他の警報器グループの中継アダプタ30へ、連動制御信号等の信号の送信を行う。
また、記憶部40は、中継相手の個別IDの情報、および自己の個別IDの情報が予め記憶されている。この中継相手の個別ID、自己の個別IDは、例えば工場出荷時に記憶される。
中継アダプタ30は、自己の個別IDを中継相手の個別IDとして記憶する中継アダプタ30と対(ペア)で用いられる。
図1の例では、中継アダプタ30Aと中継アダプタ30Bは対をなして用いられるため、中継アダプタ30Aは、自己の個別IDが「A」、中継相手の個別IDが「B」と設定されている。また、中継アダプタ30Bは、自己の個別IDが「B」、中継相手の個別IDが「A」と設定されている。
グループIDは、各警報器グループ固有のIDであり、自己の属する警報器グループを識別する。
自己アドレスは、警報器グループ内の火災警報器および中継アダプタ30にそれぞれ固有に設定され、自己の属する警報器グループ内の通信に用いられる。
なお、「自己の個別ID」は、本発明における「自己の個別識別情報」に相当する。
なお、「グループID」は、本発明における「グループ識別情報」に相当する。
次に、中継アダプタ30のグループ化処理について説明する。
図1に示すように、親機10と子機20により構成される警報器グループAに、中継アダプタ30が加入する場合を例に説明する。
また、親機10は、中継アダプタ30のアドレスの情報を記憶部40に格納するとともに、他の子機20に対して中継アダプタ30のアドレスの情報を含むグループ加入通知を送信する。他の子機20は、親機10からのグループ加入通知を受信して、中継アダプタ30のアドレスの情報を記憶部40に格納する。
上記の例では、中継アダプタ30は、親機10からの通信により、グループID及び自己アドレスを受信して記憶部40に格納するようにしたが、通信等を行わずに、予め記憶部40に格納する構成であってもよい。親機10及び他の子機20が中継アダプタ30のアドレスの情報を記憶部40に格納する点についても、同様である。
次に、火災検出時の連動警報の動作について説明する。
図3は本発明の実施の形態1に係る警報システムの連動警報の動作を説明する図である。
図4は本発明の実施の形態1に係る連動制御信号の内容を示す図である。
また、警報器グループAの子機20−1は、火災を検出すると、自身が警報動作を行うとともに、連動制御信号100を送信する。この連動制御信号100について図4(A)により説明する。
なお、上述したように、中継アダプタ30の自己アドレスは、警報器グループ内における子機のアドレスの1つとして設定されるため、相手先AD103において火災警報器と中継アダプタ30とを区別する必要がない。
グループID101が一致し、相手先AD103に自己アドレスが含まれる場合、音声や表示灯によって、火元警報に連動する警報(以下「連動警報」という。)を行う。例えば「他の場所で火事です。」などの音声鳴動をし、橙色灯を点灯させる。
一方、グループID101または相手先AD103が一致しない場合には、受信した連動制御信号100を破棄する。
なお、火災に係わる連動制御信号100の場合、警報器グループA内の親機10、子機20及び中継アダプタ30Aの全てが連動して火災警報を行う必要があるため、グループID101が自己の警報器グループと一致することのみによって、連動警報してもよく、相手先AD103に自己アドレスが含まれていることを判別しなくてもよい。
これにより当該連動制御信号100は、子機としての警報器グループ内の全ての火災警報器および中継アダプタ30に受信されることとなる。
例えば図3に示すように、子機20−1と中継アダプタ30Aとが無線通信できない場合であっても、中継アダプタ30Aは、親機10から送信された連動制御信号100を受信することが可能となる。
図5は本発明の実施の形態1に係る中継アダプタ30の連動警報の動作を説明するフローチャートである。
以下、図5の各ステップに基づき、図3および図4を参照しつつ説明する。
中継アダプタ30の制御回路31は、送受信回路35により連動制御信号100が受信されると、グループID101の情報と、記憶部40に記憶されたグループIDの情報とを比較して、同一グループの連動制御信号であるか否かを判断する。
同一グループの連動制御信号でない場合、ステップS106に進む。
一方、同一グループの連動制御信号である場合、制御回路31は、火災警報音出力設定スイッチ37の出力設定を判断する。
火災警報音出力設定スイッチ37がオフ状態の場合、すなわち音響警報を行わない設定である場合には、ステップS104に進む。
一方、火災警報音出力設定スイッチ37がオン状態の場合、すなわち音響警報を行う設定である場合、制御回路31は、警報音制御回路38により火元警報に連動する鳴動(以下「連動鳴動」という。)を行わせる。例えば「他の場所で火事です。」などの音声鳴動させる。
次に、制御回路31は、表示灯回路39により火元警報に連動する表示(以下「連動表示」という。)を行わせる。例えば橙色灯を点灯させる。
次に、制御回路31は、送受信回路35によって連動制御信号200を送信させる。この連動制御信号200について図4(B)により説明する。
なお、相手先AD203は省略可能である。本実施の形態では、警報器グループ内の連動制御信号と中継アダプタ30間の連動制御信号とのフォーマットを共通にするため、相手先AD203を設けている。
そして、連動制御信号200を受信した中継アダプタ30の制御回路31は、上記ステップS101により、連動制御信号200が、同一グループの連動制御信号であるか否かを判断する。
例えば、中継アダプタ30Aからの連動制御信号200を中継アダプタ30Bが受信した場合、ステップS101により、記憶部40に記憶されたグループIDと中継相手の個別ID201とが一致せず、同一グループの連動制御信号でないと判断し、ステップS106に進む。
中継アダプタ30の制御回路31は、受信された連動制御信号200の中継相手の個別ID201の情報と、記憶部40に記憶された自己の個別IDの情報とを比較して、自己の個別ID宛の連動制御信号であるか否かを判断する。
自己の個別ID宛の連動制御信号でない場合、ステップS101に戻り、上記の動作を繰り返す。
一方、自己の個別ID宛の連動制御信号である場合、制御回路31は、火災警報音出力設定スイッチ37の出力設定を判断する。
火災警報音出力設定スイッチ37がオフ状態の場合、すなわち音響警報を行わない設定である場合には、ステップS109に進む。
一方、火災警報音出力設定スイッチ37がオン状態の場合、すなわち音響警報を行う設定である場合、制御回路31は、警報音制御回路38により火元警報としての鳴動(火元鳴動)を行わせる。例えば「火事です。火事です。」などの音声鳴動させる。
次に、制御回路31は、表示灯回路39により火元警報としての表示(火元表示)を行わせる。例えば赤色灯を点滅させる。
例えば図3に示すように、中継アダプタ30Aからの連動制御信号200を中継アダプタ30Bが受信した場合、警報器グループB内においては中継アダプタ30Bが火災を検出した火災警報器として動作することとなる。
このように中継アダプタ30が火元警報を行うことで、他の警報器グループからの連動動作であっても、当該警報器グループ内における警報発信元を特定することが可能となる。
例えば、他の警報器グループからの連動制御信号200を受信した中継アダプタ30は、連動警報を行うようにし、上記ステップS103およびS104と同様の動作により、連動鳴動および連動表示をするようにしても良い。
このように中継アダプタ30が連動警報を行うことで、警報発信元が当該警報器グループ内ではないことを特定することができる。
次に、制御回路31は、送受信回路35によって連動制御信号300を送信させる。この連動制御信号300について図4(C)により説明する。
警報器グループBにおいて、中継アダプタ30Bにはグループ内のアドレスとして「4」が割り当てられている。そのため、ここでは中継アダプタ30Bの自己アドレスである「アドレス4」が設定される。
なお、上述したように、中継アダプタ30Bの自己アドレスは、警報器グループ内における子機のアドレスの1つとして設定されるため、火元AD302において火災警報器と中継アダプタ30とを区別する必要がない。
グループID301が一致し、相手先AD303に自己アドレスが含まれる場合、音声や表示灯によって連動警報を行う。例えば「他の場所で火事です。」などの音声鳴動をし、橙色灯を点灯させる。
一方、グループID301または相手先AD303が一致しない場合には、受信した連動制御信号300を破棄する。
なお、火災に係わる連動制御信号300の場合、警報器グループB内の親機10、子機20及び中継アダプタ30Bの全てが連動して火災警報を行う必要があるため、グループID101が自己の警報器グループと一致することのみによって、連動警報してもよく、相手先AD303に自己アドレスが含まれていることを判別しなくてもよい。
これにより当該連動制御信号300は、警報器グループ内の全ての火災警報器に受信されることとなる。
例えば図3に示すように、中継アダプタ30Bと子機20−2とが無線通信できない場合であっても、子機20−2は、親機10から送信された連動制御信号300を受信することが可能となる。
このため、連動警報を行う火災警報器を、他の警報器グループまで拡張することができる。よって、警報器同士が連動して警報動作を行える設置範囲を拡張することができる。 また、警報器グループに加入可能な最大台数が設定されている場合であっても、最大台数以上の警報器による連動警報を行うことができる。よって、連動警報を行う警報器数を拡張することができる。
したがって、火災を検出したときに警報を行う範囲(エリア)を拡張させることができる。例えば警報器グループの最大台数以上に火災警報器を設置する必要があるような部屋数が多い住居においても、住居全体で火災警報をすることができる。
また、電波の届かないおそれがある住居、例えば、離れのある建物や2世帯住宅にも使用可能である。
また、各警報器グループにそれぞれ中継アダプタ30を備えるので、通信距離を広げることができる。
このため、警報器グループ内の子機20と中継アダプタ30とが直接無線通信できない場合であっても、子機20からの連動制御信号を中継アダプタ30に送信することが可能となる。
このため、隣接する警報器グループの親機10相互の距離を長くすることができ、さらに警報を行う範囲(エリア)を拡張させることができる。
このため、使用者の設定によって音響警報の可否を設定することができる。
例えば、火災警報器と中継アダプタ30とが同一の部屋に設置されている場合には、音響警報をオフ設定とすることで、互いの鳴動音が重なり警報が聞き取りにくくなることを防止することができる。
このため、火災警報音出力設定スイッチ37がオフ設定であっても、警報表示により火災警報の動作を確認することが可能となる。
このため、中継アダプタ30は、他の警報器グループのグループIDや、他の警報器グループ内の火災警報器のアドレス等を得ることなく、当該他の警報器グループ内の火災警報器を連動警報させることができる。
また、各火災警報器における無線通信処理や各警報器のアドレス管理を変更することなく、連動警報を行う警報器数を最大台数以上に拡張することができる。
例えば、住居等に既設の警報システムについて、連動警報を行う火災警報器数および警報エリアを拡張する場合であっても、既設の警報器グループの無線通信処理や各警報器のアドレス管理を変更する必要がない。
例えば、中継相手の個別IDおよび自己の個別IDを設定せずに、他の警報器グループに属する中継アダプタ30から当該他の警報器グループのグループIDの情報を取得する。そして、中継アダプタ30間の通信についても連動制御信号100を用いる。この連動制御信号100の相手先AD103には、取得した他の警報器グループのグループIDの情報を設定する。この連動制御信号100を受信した中継アダプタ30は、上記ステップS101において、受信した連動制御信号100のグループID101の情報により、他グループの連動制御信号であるか否かを判断する。その他の動作は上述したとおりである。
このように、中継アダプタ30間の通信においても警報器グループ内で用いた連動制御信号100とすることで、通信内容を共通化することができる。
なお、上記の例において、中継アダプタ30は、他の警報器グループに属する中継アダプタ30から当該他の警報器グループのグループIDを取得する代わりに、予め記憶部40に格納する構成であってもよい。
本実施の形態2では、警報器グループ内の各火災警報器と中継アダプタ30との間の通信周波数と、中継アダプタ30間の通信周波数とを異なる通信周波数とする形態について説明する。
図6に示すように、本実施の形態における警報システムは、警報器グループ1〜4を備える。
各警報器グループは、複数の火災警報器により構成され、上記実施の形態1と同様に、親機10および子機20が設定される。
また、各警報器グループは、それぞれ中継アダプタ30を有している。
中継アダプタ30は、自己の個別IDを中継相手の個別IDとして記憶する中継アダプタ30と対(ペア)で用いられる。例えば図6に示すように、警報器グループ1は、警報器グループ2〜4とそれぞれと連動警報を行うため、警報器グループ2〜4それぞれに対応する中継アダプタ30を備えている。
なお、中継アダプタ30の構成は、上記実施の形態1と同様である。
また、各火災警報器および中継アダプタ30での火災検出時の連動警報動作は、上記実施の形態1と同様である。
さらに、中継アダプタ30間の通信周波数をそれぞれ異なる通信周波数に設定する。例えば図6に示すように、ペアをなして用いられる中継アダプタ30毎にそれぞれCH:A〜Cの通信周波数を設定する。
このため、警報器グループ内の連動制御信号と、中継アダプタ30間の連動制御信号とが同時に送信された場合であっても、それぞれの通信に影響を与えることがなく、連動警報を行うことができる。
特に、図6に示すように、警報器グループが多数存在する場合にはこの効果は顕著である。
Claims (8)
- 互いに無線通信する複数の警報器で警報器グループを構成し、火災を検知した前記警報器から送信された連動制御信号を、同一の警報器グループ内の前記警報器間で送受信することによって、当該警報器グループ内の各警報器で火災警報を行う警報システムであって、
前記警報器グループを複数備え、
前記複数の警報器グループは、それぞれ中継器を有し、
前記中継器は、
自己の属する警報器グループの前記警報器から、前記連動制御信号を受信したとき、他の警報器グループの前記中継器に対して前記連動制御信号を送信し、
他の警報器グループの前記中継器から、前記連動制御信号を受信したとき、自己の属する警報器グループの前記警報器に対して前記連動制御信号を送信する
ことを特徴とする警報システム。 - 前記複数の警報器のうち、自己の属する警報器グループ内の前記各警報器および前記中継器と無線通信可能な警報器が親機として動作し、その他の警報器が子機として動作し、
前記親機は、
自己の属する警報器グループの前記子機または前記中継器から、前記連動制御信号を受信したとき、自己の属する警報器グループの前記子機および前記中継器に対して前記連動制御信号を再送信する
ことを特徴とする請求項1記載の警報システム。 - 前記中継器は、
前記親機と無線通信可能な位置のうち、他の警報器グループの前記中継器に近い位置に配置される
ことを特徴とする請求項2記載の警報システム。 - 前記中継器は、
前記連動制御信号を受信したときに、音響警報を行うか否かを設定する音響警報設定手段を有する
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の警報システム。 - 前記中継器は、
前記連動制御信号を受信したときに、警報表示を行う
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の警報システム。 - 前記警報器グループ内の前記各警報器と前記中継器との間の通信周波数と、前記複数の中継器間の通信周波数と、が異なる通信周波数である
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の警報システム。 - 前記中継器は、
送信先の前記中継器を識別する個別識別情報、および自己の個別識別情報が、予め記憶され、
自己の属する警報器グループの前記警報器から、当該警報器グループを識別するグループ識別情報を取得し、
受信した前記連動制御信号に、自己の属する警報器グループの前記グループ識別情報が含まれる場合、送信先の中継器の前記個別識別情報を含めた前記連動制御信号を送信し、
受信した前記連動制御信号に、自己の前記個別識別情報が含まれる場合、自己の属する警報器グループの前記グループ識別情報を含めた前記連動制御信号を送信する
ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の警報システム。 - 複数の警報器で構成される警報器グループ毎にそれぞれ設けられ、火災を検知した前記警報器から送信された連動制御信号を、他の警報器グループに属する中継器に送信する中継器であって、
送信先の前記中継器を識別する個別識別情報、および自己の個別識別情報が、予め記憶される記憶部と、
前記連動制御信号を送受信する送受信部と、
前記送受信部を制御する制御部と
を備え、
前記記憶部は、
自己の属する警報器グループの前記警報器から取得された、当該警報器グループを識別するグループ識別情報を記憶し、
前記制御部は、
受信された前記連動制御信号に、自己の属する警報器グループの前記グループ識別情報が含まれる場合、送信先の中継器の前記個別識別情報を含めた前記連動制御信号を送信させ、
受信された前記連動制御信号に、自己の前記個別識別情報が含まれる場合、自己の属する警報器グループの前記グループ識別情報を含めた前記連動制御信号を送信させる
ことを特徴とする中継器。
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