JP7479834B2 - 広域警戒システム - Google Patents
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Description
本発明は、広域警報システムであって、
複数の第1通信手段(例えばアクセスポイント)と通信可能なサーバと、
建物毎に第2通信手段(例えば端末アダプタ)と共に設置され、同一建物に設置された第2通信手段と通信可能な検出器と、
を備え、
所定の第2通信手段と通信可能な複数の第1通信手段の位置情報と、当該所定の第2通信手段と通信可能な複数の第1通信手段との間の複数の電波伝播距離に基づき生成された第2通信手段の位置情報を当該第2通信手段が設置された建物の位置情報としてサーバに登録し、
検出器から同一建物に設置された第2通信手段及び複数の第1通信手段の何れかを経由してサーバに異常検出信号を送信し、サーバで異常検出信号を送信した検出器が設置された建物の位置情報に基づき所定の警報制御を行うことを特徴とする。
第2通信手段の位置情報は、地図上で、第1通信手段の位置情報を中心とし電波伝播距離を半径とする複数の円の重複する領域に基づき生成される。
第1通信手段の各々は、第2通信手段と通信接続するためのビーコン信号を送信しており、
第2通信手段は、通信可能な複数の第1通信手段から送信されたビーコン信号を受信して第1通信手段の識別情報(例えばアクセスポイントMACアドレス)と電波強度を含む複数のビーコン情報を生成し、
第2通信手段の位置情報は、複数のビーコン情報に基づき取得した複数の第1通信手段の位置情報と複数の電波伝播距離に基づき生成される。
第1通信手段の位置情報は、ビーコン情報から得られた第1通信手段の識別情報に基づき取得される。
電波伝播距離は、ビーコン情報から得られた電波強度に基づき取得される。
第2通信手段は、利用契約の有無に関わらず、異なる通信事業者の複数の無線ネットワークに設けられた第1通信手段からのビーコン信号を受信してビーコン情報を生成する。
サーバは、異常検出信号を送信した検出器が設置された建物の位置情報に基づき、当該異常検出信号を送信した検出器の近隣に位置する他の所定の検出器が設置された建物の位置情報を連動先として検出し、連動先の建物に設置された検出器に異常警報信号を送信して連動警報を出力させる。
検出器は、火災を監視する火災警報器、ガス漏れを監視するガス漏れ警報器、不審者の侵入を監視する侵入者警報器、スイッチ操作により非常事態の発生を通報する非常通報装置の少なくとも何れかを含む。
本発明の他の形態にあっては、広域警報システムであって、
サーバと、
建物毎に通信手段(例えばアクセスポイントの機能を備えたルータ)と共に設置され、同一建物に設置された通信手段と通信可能な検出器と、
を備え、
サーバが通信手段の位置情報を予め取得して記憶し、通信手段を経由して検出器から所定の信号を受信したときに、通信手段の位置情報を当該通信手段が設置された建物の位置情報と見做して登録し、
検出器から通信手段を経由して異常検出信号をサーバへ送信し、サーバで異常検出信号を送信した検出器が設置された建物の位置情報に基づき所定の警報制御を行うことを特徴とする。
本発明の他の形態にあっては、広域警報システムであって、
サーバと、
建物毎に通信手段と共に設置され、同一建物に設置された通信手段と通信可能な検出器と、
を備え、
サーバが通信手段を経由して当該経由した通信手段の位置情報が追加された検出器からの所定の信号を受信したときに、信号に含まれる通信手段の位置情報を当該通信手段が設置された建物の位置情報と見做して登録し、
検出器から通信手段を経由して異常検出信号をサーバへ送信し、サーバで異常検出信号を送信した検出器が設置された建物の位置情報に基づき所定の警報制御を行うことを特徴とする。
本発明は、複数の第1通信手段(例えばアクセスポイント)と複数の第2通信手段(例えば端末アダプタ)が所定の通信可能エリアに分散して配置され、所定の第2通信手段と所定の第1通信手段の間を通信接続して信号を送受信する所定の無線ネットワークを備え、建物に設置された検出器からの異常検出信号を無線ネットワークの所定の第2通信手段から所定の第1通信手段を経由してサーバに送信し、サーバで検出器の設置場所に基づき所定の警報制御を行う広域警戒システムに於いて、サーバ又は第2通信手段は、複数の第1通信手段の位置情報と、複数の第1通信手段からの電波を受信する第2通信手段までの電波伝播距離とに基づき、検出器の設置場所を示す第2通信手段の端末位置情報を生成して登録するようにしたため、第2通信手段側からサーバにユーザIDとパスワードの組からなるアカウント情報を事前登録し、アウント情報を使用してサーバに検知器の設置場所を示す端末位置情報を登録する作業が不要となり、例えば、第2通信手段に対し端末位置情報の登録を指示するスイッチ操作等を行うだけで、サーバ又は第2通信手段により自動的に端末位置情報を生成してサーバに登録することができる。
また、サーバ又は第2通信手段は、通信可能エリアを含む地図上で、第1通信手段の位置情報を中心とし電波伝播距離を半径とする複数の円の重複する領域に基づき端末位置情報を生成するようにしたため、例えば3か所の第1通信手段の位置情報と第2通信手段との電波伝搬距離が得られた場合、地図上で、3つの第1通信手段の位置情報を中心としそれぞれ電波伝播距離を半径とする3つの円を描いたときの重複する領域の中に第2通信手段が位置しており、例えば重複領域の重心位置を設置場所として緯度経度の地図座標や住所表記を生成して検出器の設置場所を示す第2通信手段の位置情報を自動的に生成できる。
また、複数の第1通信手段は、第2通信手段と通信接続するためのビーコン信号を送信しており、第2通信手段は、複数の第1通信手段から送信されたビーコン信号を受信して第1通信手段の識別情報(例えばアクセスポイントMACアドレス)と電波強度を含むビーコン情報を生成し、サーバ又は第2通信手段は、複数のビーコン情報に基づき複数の第1通信手段の位置情報と複数の第1通信手段からの電波伝播距離を取得して端末位置情報を生成するようにしたため、第1通信手段が例えば100ミリ秒の周期で送信しているビーコン信号を第2通信手段により受信することで、複数の第1通信手段の識別情報と電波強度を検出して例えばサーバに送り、第1通信手段の識別情報から第1通信手段の位置情報を取得し、電波強度から第1通信手段からの電波伝播距離を取得して端末位置情報を生成することができる。
また、サーバ又は第2通信手段は、ビーコン情報から得られた第1通信手段の識別情報に基づき、予め登録された第1通信手段の位置情報を取得するか、又は、外部の位置情報提供システムから第1通信手段の位置情報を取得するようにしたため、サーバに登録している第1通信手段の位置情報の読出し、或いは、外部の位置情報提供システムを活用した第1通信手段の位置情報の検索により、ビーコン信号を送信している第1通信手段の位置情報を簡単且つ確実に取得することができる。
また、サーバ又は第2通信手段は、ビーコン情報から得られた電波強度に基づき、電波伝播距離を取得するようにしたため、第1通信手段から送信したビーコン信号は距離の二乗に反比例して減衰する関係にあることから、ビーコン信号を受信したときの電波強度に基づき、第1通信手段から第2通信手段までの伝播距離を検出して端末位置情報の生成に利用することができる。
また、第2通信手段は、利用契約の有無に関わらず、異なる通信事業者の複数の無線ネットワークに設けられた第1通信手段からのビーコン信号を受信してビーコン情報を生成するようにしたため、ユーザが利用契約している無線ネットワークからのビーコン信号に限定されず通信可能な全ての第1通信手段からのビーコン信号を受信して端末位置情報が生成でき、ビーコン信号が受信できる第1通信手段の数が増加することで、端末位置情報の精度を高めることができる。
また、サーバは、異常を検出した検出器の端末位置情報に基づき、近隣に位置する他の所定の検出器を連動先として検出し、連動先の検出器に異常警報信号を送信して連動警報を出力させるようにしたため、例えば、火災発生住宅に近い周囲の住宅に設置した火災警報器から周辺住宅での火災発生を示す連動火災警報が出力され、例えば、夜間の睡眠中であっても、近隣の住宅での火災発生を連動警報により知って、迅速に避難することが可能となる。
また、検出器は、火災を監視する火災警報器、ガス漏れを監視するガス漏れ警報器、不審者の侵入を監視する侵入者警報器、スイッチ操作により非常事態の発生を通報する非常通報装置の少なくとも何れかを含むようにしたため、火災警報器、ガス漏れ警報器、侵入者警報器、非常通報装置の各々の設置場所を示す端末位置情報を簡単且つ容易にサーバ側に登録して利用することができる。
また、本発明の他の形態にあっては、サーバと、異常を検出する検出器と、サーバと検出器との通信経路に位置する通信手段とを備え、通信手段を経由して検出器から異常検出信号をサーバへ送信し、サーバで検出器の設置場所に基づき所定の警報制御を行う広域警報システムに於いて、サーバは通信手段の位置情報を予め取得して記憶し、通信手段を経由して検出器側から所定の信号を受信したときに、通信手段に対応した位置情報を検出器の設置場所を示す端末位置情報と見做して登録するようにしたため、サーバに通信手段の位置情報を予め取得して記憶しておくことで、検出器の設置場所を示す端末位置情報のサーバでの登録がより簡単となる。
本発明の他の形態にあっては、サーバと、サーバと検出器との通信経路に設けられた通信手段とを備え、通信手段を経由して検出器から異常検出信号をサーバへ送信し、サーバで検出器の設置場所に基づき所定の警報制御を行う広域警報システムに於いて、通信手段は、自己の位置情報を予め取得して記憶し、検出器側から所定の信号を受信したときに、位置情報を含む所定の信号をサーバに送信し、サーバは、通信手段から所定の信号を受信したときに、所定の信号に含まれた位置情報を検出器の設置場所を示す端末位置情報と見做して登録するようにしたため、通信手段で自身の位置情報を予め取得して記憶し、検出器側から受信した位置登録要求信号に自己の位置情報を含めてサーバへ送信することで、検出器の設置場所を示す端末位置情報のサーバでの登録がより簡単となる。
図1は広域警戒システムの実施形態を示した説明図である。
本実施形態の広域警戒システムは、複数の第1通信手段として機能するアクセスポイント16-1~16-5と複数の第2通信手段として機能する端末アダプタ14が所定の通信可能エリアに分散して配置されたWiFi(登録商標)ネットワーク18等の無線ネットワークを備え、住宅10-1に設置された火災警報器12等の検出器からの異常検出信号をWiFi(登録商標)ネットワーク18の所定の端末アダプタ14から所定のアクセスポイント16-1及びインターネット20を経由してサーバ22に送信し、サーバ22で火災警報器12の設置場所に基づき所定の警報制御を行う広域警戒システムを対象とする。以下、アクセスポイント16-1~16-5を区別する必要がないときは、アクセスポイント16という場合がある。
図1に示すように、本実施形態の広域警戒システムは、市街地等に設置された住宅10-1~10-3を含む多数の利用者契約を結んだ利用者の住宅を監視対象とし、住宅10-1に代表して示すように、火災警報器12が設置される。火災警報器12は火災による煙濃度又は温度を検出し、煙濃度又は温度が所定の火災閾値に達すると火災を検出し、スピーカ及び表示灯の作動により火災警報を出力し、同時に、火災検出信号を外部に無線送信する。
図2は図1のサーバ及び端末アダプタの実施形態を示したブロック図、図3は電波強度に対する電波伝播距離の関係を示した特性グラフ図、図4は地図上でアクセスポイントの位置と電波伝播距離から端末位置を生成する手法を示した説明図、図5はサーバに登録される端末位置情報を一覧形式で示した説明図である。
図2に示すように、端末アダプタ14は、アダプタ通信部30、アダプタ制御部32及び端末通信部34で構成され、CPU、メモリ、各種入出力ポートを備えたコンピュータ回路により実現される。
図2に示すように、サーバ22は、サーバ通信部40、サーバ制御部42、ディスプレイ44、キーボードやマウスを備えた操作部45及び記憶部46で構成され、CPU、メモリ、各種入出力ポートを備えたコンピュータ回路により実現される。
端末アダプタ14のアダプタ制御部32に設けたビーコン情報生成部38は、例えば、火災警報器12又は端末アダプタ14の所定の位置情報登録のスイッチ操作を検出したときに動作し、WiFi(登録商標)ネットワーク18に設けられたアクセスポイント16-1~16-3から送信されたビーコン信号を受信してビーコン情報を生成し、アダプタ通信部30に指示してサーバ22にビーコン情報を送信する制御を行う。
図2のサーバ22のサーバ制御部42に設けられた位置情報生成部54は、端末アダプタ14から送信された複数のビーコン情報に含まれたアクセスポイント識別子であるアクセスポイントMACアドレスに基づき、記憶部46に予め登録されたアクセスポイント位置情報48を検索し、各アクセスポイントMACアドレスに対応したアクセスポイント位置を取得する。このアクセスポイント位置は、地図上での緯度経度及び住所を含む。
図2のサーバ22のサーバ制御部42に設けられた位置情報生成部54は、端末アダプタ14から送信された複数のビーコン情報に含まれた電波強度に基づき、アクセスポイント16から端末アダプタ14までの電波伝播距離Lを取得する制御を行う。
E=1/L2
の関係にある。
L=(1/E)1/2
として電波伝播距離Lを取得する。
図2のサーバ22のサーバ制御部42に設けられた位置情報生成部54は、ビーコン情報に含まれる複数のアクセスポイントMACアドレスから取得した複数のアクセスポイント位置P1,P2・・・Pnと、ビーコン情報に含まれる電波強度から取得した複数のアクセスポイント毎の電波伝播距離L1,L2・・・Lnに基づき、火災警報器12の設置場所、即ち端末アダプタ14の設置場所を示す端末位置P0を生成する制御を行う。
図5はサーバに登録された端末位置情報を一覧形式で示した説明図である。図5に示すように、サーバ22に登録された端末位置情報50は、端末アダプタID(端末アダプタ識別子)として端末アダプタ14のMACアドレスを登録し、続いて、端末アダプタ14のインターネット20上の宛先となるURLを登録し、次に、端末位置P0を示す地図座標として緯度経度を登録し、更に、端末位置P0の住所を登録している。
図6は図2の実施形態による端末位置情報を生成する処理動作を示したタイムチャートである。
図7はサーバに登録した端末位置情報を利用した火災監視制御を示したタイムチャートである。
図8は端末アダプタで端末位置を生成してサーバに登録するサーバ及び端末アダプタの他の実施形態を示したブロック図、図9は図8の実施形態による端末位置を生成して登録する処理動作を示したタイムチャートである。
図8に示した端末アダプタ14側で端末位置を生成してサーバ22に登録する他の実施形態として、端末アダプタ14にビーコン情報生成部38と位置情報生成部54を設けず、ビーコン情報生成部38と位置情報生成部54の機能を実質的に備えた測位アプリケーションプログラムをインストールしたWiFi通信機能を備えたパーソナルコンピュータ又はタブレット等の情報端末を使用して端末情報を生成してサーバ22に登録する。
(簡易登録の第1実施形態)
本実施形態にあっては、住宅内に無線LANネットワークのアクセスポイントとして機能する宅内無線ルータを設置している場合に、火災警報器12を設置した住宅の端末アダプタ14とサーバ22との通信経路に位置する通信手段として宅内無線ルータが備えたアクセスポイントを利用する。ここで、宅内無線ルータが備えたアクセスポイントをアクセスポイント16-4とする。
本実施形態も、住宅内に無線LANネットワークのアクセスポイントとして機能する宅内無線ルータを設置している場合に、火災警報器12の設置場所となる端末アダプタ14とサーバ22との通信経路に位置する通信手段として宅内無線ルータが備えたアクセスポイント16-4を利用する。宅内無線ルータが備えたアクセスポイント16-4は、外部のデータベースサーバから自己のMACアドレスに対応する自己の位置情報を予め取得して記憶している。なお、アクセスポイント16-4は、サーバ22を経由して外部のデータベースサーバから自己のMACアドレスに対応する位置情報を取得しても良い。
(端末位置情報の生成指示)
上記の実施形態は、火災警報器又は端末アダプタに設けられたスイッチの端末位置登録操作により端末位置情報の生成処理を起動しているが、これに限定されず、サーバからの指示により端末位置情報の生成処理を起動しても良い。
上記の実施形態は、検出器として火災を監視する火災警報器を住宅に設けた広域警戒システムを例にとっているが、これに限定されず、ガス漏れを監視するガス漏れ警報器、不審者の侵入を監視する侵入者警報器、スイッチ操作により非常事態の発生を通報する非常通報装置の何れかを検出器として設けて端末位置をサーバに登録し、ガス漏れ検出信号、侵入者検出信号又は非常通報信号をサーバで受信したときに、予め登録した連動先に連動信号を送信して例えば近隣住宅から連動警報を行って避難を促したり支援を求めたりする広域警戒システムにも、そのまま適用することができ、簡単な操作でサーバに検出器の設置場所を示す端末位置を登録して利用することができる。
上記の実施形態は、火災警報器などの検出器と端末アダプタとの間を無線回線で接続した場合を例にとっているが、火災警報器等の検出器を信号線により有線接続した場合も含む。また、検出器と端末アダプタは一体化しても良い。
また、本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
12:火災警報器
14:端末アダプタ
16-1~16-5:アクセスポイント
18:WiFi(登録商標)ネットワーク
20:インターネット
22:サーバ
24:データベースサーバ
25:アクセスポイントデータベース
26:消防機関サーバ
28:警備会社サーバ
30:アダプタ通信部
32:アダプタ制御部
34:端末通信部
36:通信制御部
38:ビーコン情報生成部
40:サーバ通信部
42:サーバ制御部
44:ディスプレイ
45:操作部
46:記憶部
48:アクセスポイント位置情報
50:端末位置情報
52:監視制御部
54:位置情報生成部
56,58:重複領域
60:位置情報アクセス部
Claims (10)
- 複数の第1通信手段と通信可能なサーバと、
建物毎に第2通信手段と共に設置され、同一建物に設置された第2通信手段と通信可能な検出器と、
を備え、
所定の第2通信手段と通信可能な複数の第1通信手段の位置情報と、当該所定の第2通信手段と前記通信可能な複数の第1通信手段との間の複数の電波伝播距離に基づき生成された第2通信手段の位置情報を当該第2通信手段が設置された建物の位置情報として前記サーバに登録し、
前記検出器から前記同一建物に設置された第2通信手段及び前記複数の第1通信手段の何れかを経由して前記サーバに異常検出信号を送信し、前記サーバで前記異常検出信号を送信した検出器が設置された建物の位置情報に基づき所定の警報制御を行うことを特徴とする広域警戒システム。
- 請求項1記載の広域警戒システムに於いて、
前記第2通信手段の位置情報は、地図上で、前記第1通信手段の位置情報を中心とし前記電波伝播距離を半径とする複数の円の重複する領域に基づき生成されることを特徴とする広域警戒システム。
- 請求項1記載の広域警戒システムに於いて、
前記第1通信手段の各々は、前記第2通信手段と通信接続するためのビーコン信号を送信しており、
前記第2通信手段は、前記通信可能な複数の第1通信手段から送信された前記ビーコン信号を受信して第1通信手段の識別情報と電波強度を含む複数のビーコン情報を生成し、
前記第2通信手段の位置情報は、前記複数のビーコン情報に基づき取得した前記複数の第1通信手段の位置情報と前記複数の電波伝播距離に基づき生成されることを特徴とする広域警戒システム。
- 請求項3記載の広域警戒システムに於いて、
前記第2通信手段は、利用契約の有無に関わらず、異なる通信事業者の複数の無線ネットワークに設けられた前記第1通信手段からのビーコン信号を受信して前記ビーコン情報を生成することを特徴とする広域警戒システム。
- 請求項3記載の広域警戒システムに於いて、
前記第1通信手段の位置情報は、前記ビーコン情報から得られた前記第1通信手段の識別情報に基づき取得されることを特徴とする広域警戒システム。
- 請求項3記載の広域警戒システムに於いて、
前記電波伝播距離は、前記ビーコン情報から得られた前記電波強度に基づき取得されることを特徴とする広域警戒システム。
- 請求項1記載の広域警戒システムにおいて、
前記サーバは、前記異常検出信号を送信した検出器が設置された建物の位置情報に基づき、当該異常検出信号を送信した検出器の近隣に位置する他の所定の検出器が設置された建物の位置情報を連動先として検出し、前記連動先の建物に設置された検出器に異常警報信号を送信して連動警報を出力させることを特徴とする広域警戒システム。
- 請求項1記載の広域警戒システムにおいて、
前記検出器は、火災を監視する火災警報器、ガス漏れを監視するガス漏れ警報器、不審者の侵入を監視する侵入者警報器、スイッチ操作により非常事態の発生を通報する非常通報装置の少なくとも何れかを含むことを特徴とする広域警戒システム。
- サーバと、
建物毎に通信手段と共に設置され、同一建物に設置された通信手段と通信可能な検出器と、
を備え、
前記サーバが前記通信手段の位置情報を予め取得して記憶し、前記通信手段を経由して前記検出器から所定の信号を受信したときに、前記通信手段の位置情報を当該通信手段が設置された建物の位置情報と見做して登録し、
前記検出器から前記通信手段を経由して異常検出信号を前記サーバへ送信し、前記サーバで前記異常検出信号を送信した検出器が設置された建物の位置情報に基づき所定の警報制御を行うことを特徴とする広域警戒システム。
- サーバと、
建物毎に通信手段と共に設置され、同一建物に設置された通信手段と通信可能な検出器と、
を備え、
前記サーバが前記通信手段を経由して当該経由した通信手段の位置情報が追加された前記検出器からの所定の信号を受信したときに、前記信号に含まれる通信手段の位置情報を当該通信手段が設置された建物の位置情報と見做して登録し、
前記検出器から前記通信手段を経由して異常検出信号を前記サーバへ送信し、前記サーバで前記異常検出信号を送信した検出器が設置された建物の位置情報に基づき所定の警報制御を行うことを特徴とする広域警戒システム。
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