JP2013195014A - ミスト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズルに導かれる水圧を高めることなく、ノズルから噴霧されるミストの粒径や勢いを適度に調節できるミスト装置を提供すること。
【解決手段】乗用カート(乗り物)10に搭載され、ノズル21〜23から水をミストとして噴霧するミスト装置20であって、ノズル21〜23に水を供給する水供給装置30と、ノズル21〜23に加圧ガスを供給する加圧ガス供給装置40と、ノズル21〜23に供給される加圧ガスの圧力を制御するコントローラ50と、を備え、ノズル21〜23は、供給される加圧ガスと水とを混合してミストを外部に噴霧するものにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗り物に搭載され、搭乗者の周囲に水をミストとして噴霧するミスト装置に関するものである。
従来、この種のミスト装置として、特許文献1には、ゴルフ場で用いられる乗用カートに搭載され、搭乗者に向けて水をミストとして噴霧するものが開示されている。
このミスト装置は、水を溜めるタンクと、このタンクから水を吸い上げて加圧する水圧ポンプと、この水圧ポンプから供給される加圧された水を霧状にしてミストを噴霧するノズルとを備える。
ノズルから噴霧されるミストは、搭乗者の近くで蒸発し、搭乗者の周囲の雰囲気温度を下げるようになっている。
特開2010−46441号公報
前記のミスト装置は、車両に搭載される水圧ポンプの吐出圧によってノズルに導かれる水圧が制限されるために、ノズルから噴霧されるミストの粒径が大きすぎたり、ミストの勢いが不足し、十分な冷却効果が得られないという問題点があった。
また、前記のミスト装置は、ミストの粒径を小さくし、ミストの勢いを高めるためには、水圧ポンプの吐出圧を高める必要があり、ミスト装置の大型化を招くという問題点があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ノズルに導かれる水圧を高めることなく、ノズルから噴霧されるミストの粒径や勢いを適度に調節できるミスト装置を提供することを目的とする。
本発明は、乗り物に搭載され、ノズルから水をミストとして噴霧するミスト装置であって、ノズルに水を供給する水供給装置と、ノズルに加圧ガスを供給する加圧ガス供給装置と、ノズルに供給される加圧ガスの圧力を制御するコントローラと、を備え、ノズルは、水供給装置から供給される水を噴出する水噴出口と、加圧ガス供給装置から供給される加圧ガスを導く絞り部と、を備え、絞り部によって導かれる加圧ガスと水噴出口から噴出する水とを混合してミストを外部に噴霧することを特徴とする。
本発明では、ノズルにおいて加圧ガスと水とを混合してミストをつくるため、コントローラがノズルに供給される加圧ガスの圧力を制御することによって、乗り物の運転状態に応じてミストの粒径や勢いが調節される。これにより、ノズルに導かれる水圧を高めることなく、ノズルから噴霧されるミストの粒径や勢いを適度に調節することができる。
本発明の実施形態を示す乗用カートの構成図である。 ミスト装置の構成図である。 ノズルの構成図である。 コントローラの制御内容を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すミスト装置20は、ゴルフ場等で使用される乗用カート10に搭載されるものである。
乗用カート10には、車体11にシート12、13が前後に並んで設けられ、このシート12、13に搭乗者が着座する。シート12、13の上方には、ルーフ(屋根)14が設けられ、このルーフ14によって雨除けや日除けがなされる。ルーフ14は、車体11に前後のピラー15、16を介して支持される。
ミスト装置20は、乗用カート10の各部に取り付けられるノズル21〜23を備える。ミスト装置20はノズル21〜23から水をミストとして噴霧するものであり、噴霧されたミストが蒸発することにより、周囲の雰囲気温度が下がるようになっている。
ノズル21は、前のシート12の前方かつ上方に配置され、前のシート12に着座する搭乗者に向けてミストを噴霧するようになっている。
ノズル22は、後のシート13の前方かつ上方に配置され、後のシート13に着座する搭乗者に向けてミストを噴霧するようになっている。
ノズル21、22は、ルーフ14の天井(下面)側にフレッキシブルホース24を介して取り付けられる。フレッキシブルホース24は、曲げ変形が可能な筒状のものであり、その一端がルーフ14に取り付けられ、その他端にノズル21、22が取り付けられる。中空構造のフレッキシブルホース24の内側には、後述する水供給通路35の配管と、加圧ガス供給通路45の配管とがそれぞれ収容される。
フレッキシブルホース24の曲げ角度と方向を調節することによって、ノズル21、22がミストを噴霧する方向、位置を調節することができる。例えば、ノズル21、22を搭乗者の体格等に対応した位置に向けることによって、ミストが搭乗者の近傍で蒸発するようにして、搭乗者の周囲の雰囲気温度を有効に下げられる。また、例えば、搭乗者がミストに当たりたくない場合には、ノズル21、22を乗用カート10の外側に向けることによって、ミストが搭乗者に当たることを避けられる。
後のノズル23は、後のピラー16に取り付けられる。ノズル23は、シート13の後方かつ上方に配置され、シート12、13に着座する搭乗者の後方かつ上方からミストを噴霧する。
ミスト装置20は、ノズル21〜23に水を供給する水供給装置30と、ノズル21〜23に加圧ガスを供給するガス供給装置40と、これらの作動を制御するコントローラ50と、を備える。これらの水供給装置30、ガス供給装置40、及びコントローラ50は、それぞれ乗用カート10の車体11に搭載されている。
図2には、ミスト装置20の概略構成が示されている。水供給装置30は、水が貯留される貯水タンク31と、貯水タンク31に貯留された水を吐出する水圧ポンプ36と、を備える。
貯水タンク31は、内部に貯水室32を有する容器である。貯水タンク31には、図2に矢印Aで示すように、水道等から供給される水を導入する水入口バルブ33と、貯水室32に貯留された水を取り出す水出口34と、が設けられる。貯水タンク31は外部と連通した通孔(図示せず)を有し、貯水室32に大気圧が導かれる。
水出口34とノズル21〜23とは、水供給通路35によって連結されている。水供給通路35は、その一端が水出口34に接続され、水出口34から取り出される水をノズル21〜23に導く。
水圧ポンプ36は、水供給通路35に介装される。水圧ポンプ36は、電動モータ(図示せず)によって作動するものである。水圧ポンプ36を駆動する電動モータには、コントローラ50から駆動電流が供給される。水圧ポンプ36が作動すると、図2に矢印Bで示すように、水出口34から取り出される水が水供給通路35を通じてノズル21〜23へと供給される。水圧ポンプ36は、作動時に水供給通路35に加圧した水を吐出する一方、作動停止時に水供給通路35を閉じる開閉弁の機能も持つ。なお、上述した構成に限らず、水供給通路35を開閉する開閉弁を水圧ポンプ36と直列に介装する構成としてもよい。
なお、水供給装置30は、水圧ポンプ36を備えない構成としてもよい。その場合には、水供給装置30は、後述するようにノズル21〜23の水噴出口38(図3参照)に生じる負圧によって、貯水タンク31の水が水供給通路35を通じて水噴出口38に吸い出される構成とする。
ガス供給装置40は、加圧ガスを吐出するコンプレッサ41と、加圧ガスの圧力を調節するレギュレータ42と、を備える。
コンプレッサ41とノズル21〜23とは、加圧ガス供給通路45によって連結されている。加圧ガス供給通路45は、コンプレッサ41の吐出口に開閉弁43及びレギュレータ42を介して接続される。
コンプレッサ41は、電動モータ(図示せず)によって作動し、図2に矢印Cで示すように外部から吸い込んだ空気を圧縮し、図2に矢印Dで示すように加圧ガスを加圧ガス供給通路45に吐出する。コンプレッサ41を駆動する電動モータには、コントローラ50から駆動電流が供給される。
コントローラ50の電源には、バッテリ51とソーラパネル53とが設けられる。バッテリ51は、電力を蓄える蓄電池である。ソーラパネル53は、光エネルギーを電力に変換する太陽電池である。ソーラパネル53は、ルーフ14の上に取り付けられ、太陽光が当たることによって発電する。太陽光によって気温が上昇しているときには、ミスト装置20が作動すると、ソーラパネル53が発電する電力によって水圧ポンプ36とコンプレッサ41とレギュレータ42が駆動されることによって、バッテリ51の消費電力が抑えられる。
なお、水圧ポンプ36とコンプレッサ41は、電動モータによって駆動されるものに限らず、乗用カート10に搭載されるエンジンによって駆動されるものであってもよい。
レギュレータ42は、通過する加圧ガスの圧力をコントローラ50から供給される駆動電流に応じて調節するものである。レギュレータ42は、加圧ガスの流れに抵抗を与える減圧弁の機能を持ち、加圧ガス供給通路45の圧力を設定値以下に調節する。レギュレータ42は、加圧ガス供給通路45の圧力を調節する設定値がコントローラ50から供給される駆動電流に応じて変えられる。開閉弁43は、加圧ガス供給通路45を開閉するものである。なお、加圧ガス供給通路45は開閉弁43及びレギュレータ42が直列に介装される構成としているが、レギュレータ42に開閉弁43の機能を持たせてもよい。
加圧ガス供給通路45と水供給通路35は、それぞれホースまたはパイプ等の配管(図示せず)によって構成される。これらの配管は、乗用カート10のピラー16、ルーフ14等に取り付けられる。
図3には、ノズル21〜23の概略構成が示されている。二流体タイプのノズル21〜23は、加圧ガス供給通路45から供給される加圧ガスを導く絞り部48と、水供給通路35から供給される水を噴出する水噴出口38と、を備える。水供給通路35から供給される水が水噴出口38から噴出し、この噴出する水と絞り部48によって流速が高められるガスとを混合することによって、図2、3に矢印Eで示すように、水が霧状になったミストが外部に噴霧される。
ノズル21〜23は、絞り部48によって流速が高められるガスを、水噴出口38から噴出する水とを混合することによって水をミストとして噴霧するものであるため、水供給通路35の水圧を高めることなく、粒子径の小さいミストをつくるとともに、ミストの勢いを高めることができる。これにより、ミストが風に流されにくくなるとともに、ミストの蒸発が促され、冷却効果を高められる。
ミスト噴霧を停止するときには、コントローラ50は、水圧ポンプ36の作動を停止し、レギュレータ42を閉弁させて、ノズル21〜23に対する水と加圧ガスの供給を止める。ミスト噴霧時には、コントローラ50は、水圧ポンプ36とコンプレッサ41を作動させ、レギュレータ42を開弁させて、ノズル21〜23に水と加圧ガスを供給する。その後、コントローラ50は、レギュレータ42の作動を制御して、加圧ガス供給通路45のガス圧力を調節することにより、ノズル21〜23に供給される加圧ガスの圧力と流量を調節する。
なお、ガス供給装置40は、レギュレータ42を備えずに、コンプレッサ41の吐出圧力を変えることにより、ノズル21〜23に供給される加圧ガスの圧力と流量を調する構成としてもよい。
図2に戻って、ミスト装置20は、作動状態を検知する手段として、作動スイッチ61、ワンプッシュスイッチ62、及び速度センサ63を備える。コントローラ50には、作動スイッチ61、ワンプッシュスイッチ62、及び速度センサ63の信号がそれぞれ入力される。
作動スイッチ61は、搭乗者の操作によってミスト装置20の作動、停止を切り換える指令信号を出力するものである。
搭乗者の操作によって作動スイッチ61がミスト装置20の停止指令信号を出力する作動停止時において、コントローラ50は、水圧ポンプ36の作動を停止し、レギュレータ42を閉弁し、ミスト噴霧を停止する。
搭乗者の操作によって作動スイッチ61がミスト装置20の作動指令信号を出力する作動時において、コントローラ50は、乗用カート10の移動速度に応じてミスト噴霧を行う。
速度センサ63は、乗用カート10の移動速度(以下、単に「車速」という)を測るものである。コントローラ50は、速度センサ63の信号に応じて車速が所定値(例えば時速10km)以下であるか否かを判定する。
コントローラ50は、車速が零の走行停止時または車速が所定値以下の低速走行時であることを判定すると、ミスト噴霧を行う。
上記ミスト噴霧時において、コントローラ50は、走行停止時に加圧ガス供給通路45のガス圧力をレギュレータ42を介して設定値に調節し、車速が高まるのに応じて加圧ガス供給通路45のガス圧力を次第に減らすようにレギュレータ42の作動を制御する。これにより、走行風が得られない走行停止時にミスト量が最大になり、ミストによって十分な冷却効果が得られる。一方、走行時には、車速が高まるのに応じてミスト量が次第に減少するため、走行風による冷却効果とミストによる冷却効果とが適度に得られる。
コントローラ50は、車速が所定値を越えて上昇した中高速走行時であることを判定すると、水圧ポンプ36の作動を停止し、レギュレータ42を閉弁して、ミスト噴霧を停止する。これにより、中高速走行時には、ミスト噴霧が停止される。中高速走行時には、搭乗者に当たる走行風が強まるために、ミスト噴霧を停止しても、走行風による冷却効果が十分に得られる。また、噴霧されたミストが走行風によって流され、無駄になることが回避される。
上記ミスト噴霧停止時において、コントローラ50は、水圧ポンプ36の作動を停止し、レギュレータ42を開弁して、ノズル21〜23から加圧ガスのみを噴出させる制御をしてもよい。この場合には、ミスト噴霧を停止しても、ノズル21〜23から吹き出す風による冷却効果が得られる。
ワンプッシュスイッチ62は、搭乗者の操作によってミストの噴霧を予め設定されたタイマー時間(例えば30秒)だけ行う指令信号を出力するものである。
搭乗者の操作によってワンプッシュスイッチ62から指令信号が出力された場合には、コントローラ50は、ミスト噴霧を行い、タイマー時間が経過すると、ミスト噴霧を停止する。これにより、搭乗者は、ミスト噴霧が必要なときに、ワンプッシュスイッチ62を操作することによって、ミスト噴霧による冷却効果が得られる。
図4のフローチャートは、コントローラ50によって行われる制御内容を示している。以下、これについて説明する。
まず、ステップ1において、作動スイッチ61の信号SW1と、ワンプッシュスイッチ62の信号SW2と、速度センサ63の速度信号Vと、がコントローラ50にそれぞれ出力される。
続く、ステップ2において、ワンプッシュスイッチ62が搭乗者の操作され、信号SW2がONになったか否かが判定される。ステップ2において、コントローラ50が信号SW2がONであると判定した場合には、ステップ6に進んで設定されたタイマー時間だけミスト噴霧を行う。
ステップ2において、コントローラ50がSW2がOFFであると判定した場合には、SW2がONになってからタイマー時間が経過していると判定された場合には、ステップ3に進む。ステップ3において、作動スイッチ61が搭乗者に操作され、信号SW1がONになっているか否かが判定される。ステップ3において、コントローラ50が信号SW1がOFFであると判定した場合には、ステップ7に進んでミスト噴霧を停止する。
ステップ3において、コントローラ50が信号SW1がONであると判定した場合には、ステップ4に進んで、速度信号Vが所定値V1(例えば時速10kmに相当する値)以下であるか否かが判定される。ステップ4において、コントローラ50が速度信号Vが所定値V1より高いと判定した場合には、ステップ7に進んでミスト噴霧を停止する。
ステップ4において、コントローラ50が速度信号Vが所定値V1以下であると判定した場合には、ステップ5に進んで、速度信号Vに応じて加圧ガスの圧力を制御し、ミスト量を調節する。
以上の実施形態によれば、以下に示す作用効果を奏する。
〔1〕乗り物に搭載されるミスト装置20では、ノズル21〜23において加圧ガスと水とを混合してミストをつくるため、コントローラ50がノズル21〜23に供給される加圧ガスの圧力を制御することによって、乗り物の運転状態に応じてミストの粒径や勢いが調節される。これにより、ノズル21〜23に導かれる水圧を高めることなく、ノズル21〜23から噴霧されるミストの粒径や勢いを適度に調節できるミスト装置20を提供することができる。
〔2〕コントローラ50は乗り物の移動速度が高まるのに応じて加圧ガスの圧力を減らすため、乗り物の移動に伴って生じる風が強まるのに応じてミスト量が減少し、風による冷却効果とミストによる冷却効果とが適度に得られる。一方、乗り物の移動停止時にミスト量が最大になり、移動に伴って生じる風が得られない分、ミストによる冷却効果が高められる。
〔3〕コントローラ50は乗り物の移動速度が所定値を越えて高まった場合に、ミスト噴霧を停止するため、ミスト噴霧が停止されても、乗り物の移動に伴って生じる風が強まるので、この風による冷却効果が十分に得られる。また、噴霧されたミストが風によって流され、無駄になることが回避される。
〔4〕コントローラ50は搭乗者の操作によって出力される指令信号を受信すると、ミスト噴霧をタイマー時間だけ行うため、搭乗者が必要とするときにミスト噴霧による冷却効果を得られる。
〔5〕ミスト装置20はノズル21〜23を支持するフレッキシブルホース24を備え、フレッキシブルホース24を曲げてミストの噴霧方向を調節可能であるため、ミストが搭乗者の体格等に対応した位置に向けて噴霧され、搭乗者の周囲の雰囲気温度を有効に下げられる。
本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明のミスト装置は、搭乗者を乗せる乗用カートに限らず、例えばフォークリフト、トラクタ等の作業機械、油圧ショベル、クレーン車等の建設機械、ごみ収集車、船舶等の乗り物に搭載される装置としても利用できる。
20 ミスト装置
21〜23 ノズル
24 フレッキシブルホース
30 水供給装置
38 水噴出口
40 加圧ガス供給装置
48 絞り部
50 コントローラ

Claims (5)

  1. 乗り物に搭載され、ノズルから水をミストとして噴霧するミスト装置であって、
    前記ノズルに水を供給する水供給装置と、
    前記ノズルに加圧ガスを供給する加圧ガス供給装置と、
    前記ノズルに供給される加圧ガスの圧力を制御するコントローラと、を備え、
    前記ノズルは、
    前記水供給装置から供給される水を噴出する水噴出口と、
    前記加圧ガス供給装置から供給される加圧ガスを導く絞り部と、を備え、
    前記絞り部によって導かれる加圧ガスと前記水噴出口から噴出する水とを混合してミストを外部に噴霧することを特徴とするミスト装置。
  2. 前記コントローラは、前記乗り物の移動速度が高まるのに応じて前記ノズルに供給される加圧ガスの圧力を減らすことを特徴とする請求項1に記載のミスト装置。
  3. 前記コントローラは、前記乗り物の移動速度が所定値を越えて高まった場合に、ミスト噴霧を停止することを特徴とする請求項1または2に記載のミスト装置。
  4. 前記コントローラは、人の操作によって出力される指令信号を受信するのに伴ってミスト噴霧を予め定められた所定時間だけ行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のミスト装置。
  5. 前記ノズルを支持するフレッキシブルホースを備え、
    前記フレッキシブルホースを曲げて前記ノズルがミストを噴霧する方向を調節可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のミスト装置。
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