JP7363496B2 - フォークリフト用ミスト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フォークリフト用ミスト装置に関し、更に詳しくは、フォークリフトの座席に着座した運転手に対して水を細霧状に噴射するフォークリフト用ミスト装置に関する。
従来の自走式作業車両として、座席に着座した運転手に対して水を細霧状に噴射するミスト装置を備えるものが知られている(例えば、特許文献1等を参照)。この特許文献1には、車両の前後方向に複数のノズルを備えるミスト装置が開示されている(例えば、特許文献1の図1等を参照)。これにより、複数のノズルから水を細霧状に噴射することで、運転手及びその周囲環境が冷却される。さらに、特許文献1には、自走式作業車両として、例えば、トラクタ、旋回型掘削作業車、農業機械、乗用の芝刈機等が例示されている。
特開2011-89257号公報
自走式作業車両として、傾動及び昇降可能な荷役用のつめ(フォーク)を備えたフォークリフトが一般に知られており、工場間・工程間の材料や製品の運搬、荷卸し・積込み等の荷役作業に使用されている。しかし、これらの屋内外の作業環境は、夏季においては気温が30℃を超え、フォークリフトの運転手には暑さの中の過酷な作業となっている。そのような作業環境の改善のため、フォークリフトに水を細霧状に噴射する公知のミスト装置を適用することが考えられる。しかし、フォークリフトでは、荷役作業において前進及び後退が頻繁に繰り返され、前進及び後退に応じて運転手の姿勢が変化するため、公知のミスト装置を単純に適用しても、運転手及びその周囲環境を効果的に冷却することが困難である。また、多数の噴射ノズルを設け、細霧状の水を大量に噴射することも考えられるが、フォークリフトに大量の水を貯留することは難しいばかりでなく、バッテリを電源とする電力の消費も大きくなるという問題がある。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、フォークリフトへの設置が容易であり、運転手及びその周囲環境を効果的に冷却することができるフォークリフト用ミスト装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、フォークリフトの座席に着座した運転手に対して水を細霧状に噴射するフォークリフト用ミスト装置であって、前記フォークリフトの前後方向で前記座席の前端より前方に配置され、水を細霧状に噴射可能な前方ノズルと、前記フォークリフトの前後方向で前記座席の前端より後方に配置され、水を細霧状に噴射可能な後方ノズルと、前記前方ノズル及び前記後方ノズルに対して水を供給する水供給機構と、前記フォークリフトの前進及び後退を検知し、その前進及び後退に応じて前記前方ノズル及び前記後方ノズルの噴射を制御する制御部と、を備えることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御部は、前記フォークリフトが前進の状態であるときは前記後方ノズルに対して噴射を停止させ又は噴射量を低減させ、前記フォークリフトが後退の状態であるときは前記前方ノズルの噴射を停止させ又は噴射量を低減させることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記制御部は、前記フォークリフトが前進の状態であるときは前記後方ノズルに対する水の供給を停止させ、前記フォークリフトが後退の状態であるときは前記前方ノズルに対する水の供給を停止させることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発明において、前記前方ノズル及び前記後方ノズルからの噴射を運転手が切り替え又は調整する操作スイッチを備え、前記制御部は、前記操作スイッチによる操作に基づいて前記前方ノズル及び前記後方ノズルからの噴射を制御することを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記操作スイッチは、前記フォークリフトの後退時に運転手が把持可能な後方アシストグリップに設けられていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の発明において、前記前方ノズル及び前記後方ノズルのそれぞれは、二流体ノズルであり、前記前方ノズル及び前記後方ノズルに対して空気を供給するエア供給機構を備え、前記水供給機構は、水を貯留する水タンクと、一端側が前記水タンクに接続されるとともに、途中で分岐して分岐端側が前記前方ノズル及び前記後方ノズルに接続される水ホースと、を具備し、前記エア供給機構は、コンプレッサと、一端側がコンプレッサに接続されるとともに、途中で分岐して分岐端側が前記前方ノズル及び前記後方ノズルに接続されるエアホースと、を具備し、前記制御部は、前記エアホースに設けられ前記コンプレッサに対する前記前方ノズル及び前記後方ノズルの各接続状態を切り換える電磁弁を制御することを要旨とする。
本発明のフォークリフト用ミスト装置によると、フォークリフトの前後方向で前記座席の前端より前方に配置され、水を細霧状に噴射可能な前方ノズルと、フォークリフトの前後方向で座席の前端より後方に配置され、水を細霧状に噴射可能な後方ノズルと、前方ノズル及び後方ノズルに対して水を供給する水供給機構と、フォークリフトの前進及び後退を検知し、その前進及び後退に応じて前方ノズル及び後方ノズルの噴射を制御する制御部と、を備える。これにより、前方ノズル及び後方ノズルからの噴射状態をフォークリフトの前進時及び後退時の運転手の姿勢に適したものに切り換えることができ、運転手及びその周囲環境を効果的に冷却することができる。
また、前記制御部は、前記フォークリフトが前進の状態であるときは前記後方ノズルに対して噴射を停止させ又は噴射量を低減させ、前記フォークリフトが後退の状態であるときは前記前方ノズルの噴射を停止させ又は噴射量を低減させる場合は、消費水量、消費電力等を抑制して運転手及びその周囲環境を効果的に冷却できる。
また、前記制御部は、前記フォークリフトが前進の状態であるときは前記後方ノズルに対する水の供給を停止させ、前記フォークリフトが後退の状態であるときは前記前方ノズルに対する水の供給を停止させる場合は、簡単な制御により消費水量、消費電力等を抑制することができる。
また、前記前方ノズル及び前記後方ノズルからの噴射を運転手が切り替え又は調整する操作スイッチを備え、前記制御部は、前記操作スイッチによる操作に基づいて前記前方ノズル及び前記後方ノズルからの噴射を制御する場合は、運転手の操作に応じて、ミスト装置を作動・停止させたり、各ノズルの噴射状態を変更したりすることができる。
前記操作スイッチが、前記フォークリフトの後退時に運転手が把持可能な後方アシストグリップに設けられている場合は、運転手がアシストグリップを把持したときにフォークリフトが後退状態と検知することができ、また運転手は操作スイッチを容易に操作することができる。
さらに、前記前方ノズル及び前記後方ノズルのそれぞれは、二流体ノズルであり、前記前方ノズル及び前記後方ノズルに対して空気を供給するエア供給機構を備え、前記水供給機構が水タンクと水ホースを具備し、前記エア供給機構がコンプレッサと前記コンプレッサに接続されたエアホースを具備し、前記制御部は、エアホースに設けられコンプレッサに対する前方ノズル及び後方ノズルの各接続状態を切り換える電磁弁を制御する場合は、制御部による電磁弁の切り換え制御により、前方ノズル及び後方ノズルに対する圧縮エアの供給状態が切り換えられることで、圧縮エアの吸い上げ作用による前方ノズル及び後方ノズルに対する水の供給状態を切り換えることができる。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例に係るフォークリフトの斜視図である。 実施例に係るフォークリフト用ミスト装置のブロック図である。 実施例に係るノズルの縦断面図である。 上記ノズルの配置形態を説明するための説明図であり、(a)はフォークリフトの側面図を示し、(b)はフォークリフトの平面図を示す。 上記フォークリフト用ミスト装置の作用説明図であり、(a)はフォークリフトの前進時のミスト噴射状態を示し、(b)はフォークリフトの後退時のミスト噴射状態を示す。 他の形態1のフォークリフト用ミスト装置の作用説明図であり、(a)はフォークリフトの前進時のミスト噴射状態を示し、(b)はフォークリフトの後退時のミスト噴射状態を示す。 更なる他の形態2のフォークリフト用ミスト装置を説明するための説明図である。 上記フォークリフト用ミスト装置の作用説明図であり、(a)はフォークリフトの前進時のミスト噴射状態を示し、(b)はフォークリフトの後退時のミスト噴射状態を示す。 更なる他の形態3のフォークリフト用ミスト装置を説明するための説明図である。 上記フォークリフト用ミスト装置の作用説明図であり、(a)はフォークリフトの前進時のミスト噴射状態を示し、(b)はフォークリフトの後退時のミスト噴射状態を示す。 更なる他の形態4のフォークリフト用ミスト装置を説明するための説明図である。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
本実施形態に係るフォークリフト用ミスト装置は、例えば、図1及び図2等に示すように、フォークリフト(1、1A~1D)の座席(3)に着座した運転手に対して水を細霧状に噴射するフォークリフト用ミスト装置(5)であって、フォークリフト(1、1A~1D)の前後方向で座席(3)の前端(3a)より前方に配置される、水を細霧状に噴射可能な前方ノズル(6)と、フォークリフト(1、1A~1D)の前後方向で座席(3)の前端(3a)より後方に配置される、水を細霧状に噴射可能な後方ノズル(7)と、前方ノズル(6)及び後方ノズル(7)に対して水を供給する水供給機構(8)と、フォークリフト(1、1A~1D)の前進及び後退を検知し、その前進及び後退に応じて前方ノズル(6)及び後方ノズル(7)の噴射を制御する制御部(25)と、を備える。
また、フォークリフト用ミスト装置(5)は、前方ノズル(6)及び後方ノズル(7)からの噴射を運転手が切り替え又は調整する操作スイッチ(32)を備え、制御部(25)は、操作スイッチ(32)による操作に基づいて前方ノズル(6)及び後方ノズル(7)からの噴射を制御するように構成することができる。
上記前方ノズル(6)及び後方ノズル(7)の数は問わない。また、ノズルの構造、種類等は特に問わない。これら各ノズル(6、7)は、例えば、一流体ノズルであってもよいが、冷却効果の観点から二流体ノズルであることが好ましい。一流体ノズルの水供給形態は、通常、ポンプにより水を加圧して供給する水加圧タイプである。また、二流体ノズルの混合形態としては、例えば、内部混合式、外部混合式、衝突式等が挙げられる。さらに、二流体ノズルの水供給形態としては、例えば、圧縮エアの作用で水を吸い上げるサクションタイプ、ポンプにより水を加圧して供給する水加圧タイプ等が挙げられる。
上記前方ノズル(6)及び後方ノズル(7)の個数、配置場所、指向方向等は、例えば、作業者の体格、感性等に応じて適宜選択される。各ノズル(6、7)は、例えば、作業者の顔、首、腰等の部位に水を細霧状に噴射するように配置できる。
上記水供給機構(8)の構造、水供給形態等は特に問わない。この水供給機構(8)は、例えば、フォークリフト(1、1A~1C)側(例えば、フォークリフトの駆動を制御する制御装置、フォークリフトの前進及び後退を検出するセンサ、スイッチ等)から取得される前進信号及び後退信号に応じて水の供給形態を切り換えることができる。さらに、水供給機構(8)は、例えば、図11等に示すように、フォークリフト(1D)に設けられた操作スイッチ(32)の操作信号の入力に応じて水の供給形態を切り換えることができる。
上記水供給機構(8)は、例えば、図5等に示すように、少なくとも1つの後方ノズル(7)に対して水を供給する状態と水の供給を停止する状態とを切り換えることができる。さらに、水供給機構(8)は、例えば、図5等に示すように、少なくとも1つの前方ノズル(6)に対して水を供給する状態と水の供給を停止する状態とに切り換えることができる。
上記前方ノズル(6)及び後方ノズル(7)が二流体ノズルである場合、前方ノズル(6)及び後方ノズル(7)に対して空気を供給するエア供給機構(9)を備え、水供給機構(8)は、例えば、図2等に示すように、水を貯留する水タンク(21)と、一端側が水タンク(21)に接続されるとともに、途中で分岐して分岐端側が前方ノズル(6)及び後方ノズル(7)に接続される水ホース(22)と、により構成することができる。また、エア供給機構(9)は、空気を圧縮するコンプレッサ(27)と、一端側がコンプレッサ(27)に接続されるとともに、途中で分岐して分岐端側が前方ノズル(6)及び後方ノズル(7)に接続されるエアホース(23)と、により構成することができる。そして、エアホース(23)の途中に、コンプレッサ(27)に対する前方ノズル(6)及び後方ノズル(7)の接続状態を切り換える電磁弁(24)を備え、制御部(25)は、電磁弁(24)を切り換え制御することにより、前方ノズル(6)及び後方ノズル(7)の噴射を制御するように構成することができる。
上記制御部25は、電磁弁24を切り換え制御する。この制御部(25)にはフォークリフト(1)の駆動を制御する制御装置(40)が接続され、制御部(25)は、制御装置(40)から与えられる前進信号及び後退信号によって、フォークリフト(1)の前進及び後退を検知するように構成することができる。そして、制御部(25)は、検知したフォークリフト(1)の前進及び後退に応じて電磁弁(24)を切り換える。この制御部(25)による制御処理は、ハードウェア、ソフトウェアのいずれによって実現されてもよく、好適にはCPU、記憶装置(ROM、RAM等)、入出力回路等を備えるマイクロコントローラ(マイクロコンピュータ)を中心に、入出力インターフェース等周辺回路を備えることにより構成できる。制御部(25)は、フォークリフト(1、1A~1C)の制御装置に組み込まれてもよいし、別体に設けられてもよい。制御部(25)は、電磁弁(24)の開閉を切り換える他、電磁弁(24)の開度を制御したり、前方ノズル(6)及び後方ノズル(7)が複数設けられている場合には噴射するノズル数を変更したりすることにより、運転手に対する水の噴射量を制御するように構成することもできる。
上記操作スイッチ(32)は、運転手が操作できる限り、その構造、配置場所等は特に問わない。この操作スイッチ(32)は、例えば、図11等に示すように、フォークリフト(1D)の後退時に運転手が把持可能な後方アシストグリップ(31)に設けられていることができる。操作スイッチ(32)は制御部(25)に接続され、その操作信号は制御部(25)に送られる。制御部(25)は、操作スイッチ(32)の状態によってフォークリフト(1D)の前進及び後退を検知するように構成されてもよい。
なお、上記実施形態で記載した各構成の括弧内の符号は、後述する実施例に記載の具体的構成との対応関係を示すものである。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。なお、本実施例では、フォークリフトとして、バッテリ2を搭載したフォークリフト1を例示する(図1参照)。
(1)フォークリフト用ミスト装置の構成
本実施例に係るフォークリフト用ミスト装置5は、図1及び図2に示すように、座席3に着座した運転手に対して前方及び後方から水を細霧状に噴射するように設けられる。このため、フォークリフト用ミスト装置5は、前方ノズル6、後方ノズル7、水供給機構8、及びエア供給機構9を備えている。
上記前方ノズル6は、フォークリフト1の前後方向で座席3の前端3aより前方に配置されている(図4参照)。この前方ノズル6は、運転手の左前方に1つ設けられている。また、前方ノズル6は、水を細霧状に噴射可能な二流体ノズルである(図3参照)。具体的に、前方ノズル6は、エア入口10から圧縮エアが供給されるとともに、圧縮エアの作用により水入口11から水が吸い上げられることで、圧縮エアと水が混合されて噴射口12から水を細霧状に噴射する。
上記後方ノズル7は、フォークリフト1の前後方向で座席3の前端3aより後方に配置されている(図4参照)。この後方ノズル7は、運転手の右後方に1つ設けられている。また、後方ノズル7は、水を細霧状に噴射可能な二流体ノズルである(図3参照)。具体的に、後方ノズル7は、エア入口10から圧縮エアが供給されるとともに、圧縮エアの作用により水入口11から水が吸い上げられることで、圧縮エアと水が混合されて噴射口12から水を細霧状に噴射する。
上記前方ノズル6及び後方ノズル7は、フォークリフト1のフレーム14(又はヘッドガード15)に着脱可能に取り付けられている。これら各ノズル6、7は、その取り付け位置を調整することで、運転手毎に適した箇所(例えば、顔、首、腰あたり等)に水を細霧状に噴射することができる。さらに、各ノズル6、7として、後述のコンプレッサ27のエア圧力に合ったプラスチック製のものを採用した。
上記水供給機構8は、前方ノズル6及び後方ノズル7に対して水を供給する。この水供給装置8は、前方ノズル6及び後方ノズル7に対する水の供給状態を制御部25により切り換え可能に構成されている。この水供給機構8は、水タンク21、水ホース22を備えている。
上記水タンク21は、所定量の水を貯留する。この水タンク21の口部には、エア漏れを防ぐためのゴムキャップが装着されている。さらに、水タンク21は、比較的硬質なペットボトルやポリタンク等により構成されている。
上記水ホース22は、一端側が水タンク21に接続されているとともに、途中で分岐して分岐端側が前方ノズル6及び後方ノズル7のそれぞれに接続されている。この水ホース22の内径は、約6mmとされている。さらに、水ホース22は、ポリエチレン等の可撓性を有する材質により形成されている。
上記エア供給機構9は、コンプレッサ27とエアホース23を備えており、エアホース23は、一端側がコンプレッサ27(エア圧力;0.18MPa)に接続されているとともに、途中で分岐して分岐端側が前方ノズル6及び後方ノズル7のそれぞれに接続されている。このエアホース23の内径は、ミスト噴射が安定するように約4mmとされている。また、エアホース23は、ポリエチレン等の可撓性を有する材質により形成されている。
上記コンプレッサ27には、フォークリフト1のバッテリ2からコンバータ28及びスイッチ29を介して電源が供給される。このスイッチ29は、その操作によりフォークリフト用ミスト装置5を作動及び停止させる。なお、コンプレッサ27として、フォークリフト1に設置可能なサイズで最大圧力のものを採用した。
エアホース23の分岐部Pには、電磁弁24が設けられている。この電磁弁24は、コンプレッサ27に対して前方ノズル6を接続し且つ後方ノズル7を接続しない第1状態と、コンプレッサ27に対して前方ノズル6を接続せず且つ後方ノズル7を接続する第2状態と、に切り換わる。
上記制御部25は、電磁弁24を切り換え制御する。この制御部25には、フォークリフト1の駆動を制御する制御装置40から前進信号及び後退信号が入力されており、制御部25は、フォークリフト1の前進信号及び後退信号の入力に応じて電磁弁24を切り換える。
具体的に、制御部25は、フォークリフト1の前進信号の入力時(すなわち、フォークリフト1の前進時)に電磁弁24を第1状態に切り換えて、前方ノズル6のみに圧縮エアを供給して、前方ノズル6のみから水を細霧状に噴射させる(図5(a)参照)。さらに、制御部25は、フォークリフト1の後退信号の入力時(すなわち、フォークリフト1の後退時)に電磁弁24を第2状態に切り換えて、後方ノズル7のみに圧縮エアを供給して、後方ノズル7のみから水を細霧状に噴射させる(図5(b)参照)。
なお、上記制御部25は、フォークリフト1の停止時には、電磁弁24を第1状態(又は第2状態)に切り換えて、ミスト装置5をフォークリフト1の前進時(又は後退時)と同じ噴射状態とする。
(2)フォークリフトの作用
次に、上記構成のフォークリフト用ミスト装置5の作用について説明する。図5(a)に示すように、フォークリフト1の前進時には、前方ノズル6から水が細霧状に噴射されることで、運転手及びその周囲環境が効果的に冷却される。さらに、図5(b)に示すように、フォークリフト1の後退時には、後方ノズル7から水が細霧状に噴射されることで、運転手及びその周囲環境が効果的に冷却される。
ここで、フォークリフト1では、運転手は、左手でハンドルを操作するとともに、上半身の右側を後方に向けて後方確認をしながら後退させることが多い。そのため、運転手の右後方に配置される後方ノズル7から水が細霧状に噴射されることで、運転手及びその周囲環境が更に効果的に冷却される。
(3)実施例の効果
本実施例のフォークリフト用ミスト装置5によると、フォークリフト1の前後方向で座席3の前端3aより前方に配置され、水を細霧状に噴射可能な前方ノズル6と、フォークリフト1の前後方向で座席3の前端3aより後方に配置され、水を細霧状に噴射可能な後方ノズル7と、前方ノズル6及び後方ノズル7に対して水を供給する水供給機構8と、フォークリフト1の前進及び後退を検知し、その前進及び後退に応じて前方ノズル6及び後方ノズル7の噴射を制御する制御部25と、を備える。これにより、前方ノズル6及び後方ノズル7からの噴射状態をフォークリフトの前進時及び後退時の運転手の姿勢に適したものに切り換えることができ、運転手及びその周囲環境を効果的に冷却することができる。
特に、各ノズル6、7から水を細霧状に噴射することで、気化熱作用で周囲の温度が低下されるため、フォークリフト1での作業時の管理水準WBGT(Wet Bulb Globe Temperature;人間の熱バランスに影響の大きい気温、温度、輻射熱の3つを取り入れた温度の指数)を所望の値未満(例えば、28℃未満)として、運転手の作業環境を向上させることができる。
また、本実施例では、制御部25は、フォークリフト1が前進の状態であるときは後方ノズル7に対して噴射を停止させ、フォークリフト1が後退の状態であるときは前方ノズル6の噴射を停止させる。
また、本実施例では、制御部25は、フォークリフト1が前進の状態であるときは後方ノズル7に対する水の供給を停止させ、フォークリフト1が後退の状態であるときは前方ノズル6に対する水の供給を停止させる。これにより、簡単な制御により消費水量、消費電力等を抑制することができる。
さらに、本実施例では、前方ノズル6及び後方ノズル7のそれぞれは、二流体ノズルであり、水供給機構8は、水タンク21と、水ホース22を具備し、エア供給機構9は、コンプレッサ27と、エアホース23とを具備している。そして、エアホース23の途中に電磁弁24が設けられており、電磁弁24は制御部25に接続されている。これにより、制御部25による電磁弁24の切り換え制御により、前方ノズル6及び後方ノズル7に対する圧縮エアの供給状態が切り換えられることで、圧縮エアの吸い上げ作用による前方ノズル6及び後方ノズル7に対する水の供給状態が切り換えることができる。
<他の形態1>
次に、他の形態1に係るフォークリフト用ミスト装置5を備えるフォークリフト1Aについて説明するが、上述の実施例のフォークリフト1と略同じ構成には同じ符号を付けて詳説を省略する。
本フォークリフト1Aに備えられたフォークリフト用ミスト装置5では、図2中に仮想線で示すように、エアホース23の分岐部Pより下流側で後方ノズル7に連なる部位に電磁弁24が配置されている。この電磁弁24は、コンプレッサ27に対して前方ノズル6を接続し且つ後方ノズル7を接続しない第1状態と、コンプレッサ27に対して前方ノズル6及び後方ノズル7を接続する第2状態と、に切り換わる。
本フォークリフト用ミスト装置5を備えたフォークリフト1Aによると、図6(a)に示すように、フォークリフト1Aの前進時には、前方ノズル6から水が細霧状に噴射されることで、運転手及びその周囲環境が効果的に冷却される。さらに、図6(b)に示すように、フォークリフト1Aの後退時には、前方ノズル6及び後方ノズル7から水が細霧状に噴射されることで、運転手及びその周囲環境が効果的に冷却される。
<他の形態2>
次に、他の形態2に係るフォークリフト用ミスト装置5を備えるフォークリフト1Bについて説明するが、上述の実施例のフォークリフト1と略同じ構成には同じ符号を付けて詳説を省略する。
本フォークリフト1Bに備えられたフォークリフト用ミスト装置5では、図7及び図8に示すように、複数(図中2つ)の前方ノズル6と複数(図中2つ)の後方ノズル7とを備えている。また、エアホース23は、トーナメント状に分岐しており、コンプレッサ27から複数の前方ノズル6と複数の後方ノズル7とを分ける分岐部P1と、分岐部P1の下流側で複数の前方ノズル6同士を分ける分岐部P2と、分岐部の下流側で複数の後方ノズル7同士を分ける分岐部P3と、を有している。この分岐部P1には、電磁弁24が配置されている。この電磁弁24は、コンプレッサ27に対して複数の前方ノズル6を接続し且つ複数の後方ノズル7を接続しない第1状態と、コンプレッサ27に対して複数の前方ノズル6を接続せず且つ複数の後方ノズル7を接続する第2状態と、に切り換わる。
本フォークリフト用ミスト装置5を備えたフォークリフト1Bによると、図8(a)に示すように、フォークリフト1Bの前進時には、複数の前方ノズル6から水が細霧状に噴射されることで、運転手及びその周囲環境が効果的に冷却される。さらに、図8(b)に示すように、フォークリフト1Bの後退時には、複数の後方ノズル7から水が細霧状に噴射されることで、運転手及びその周囲環境が効果的に冷却される。
<他の形態3>
次に、他の形態3に係るフォークリフト用ミスト装置5を備えるフォークリフト1Cについて説明するが、上述の実施例のフォークリフト1と略同じ構成には同じ符号を付けて詳説を省略する。
本フォークリフト用ミスト装置5を備えたフォークリフト1Cでは、図9及び図10に示すように、複数(図中2つ)の前方ノズル6と複数(図中2つ)の後方ノズル7とを備えている。また、エアホース23は、トーナメント状に分岐しており、コンプレッサ27から前方ノズル6及び後方ノズル7の組と前方ノズル6及び後方ノズル7の組とを分ける分岐部P1と、分岐部P1の下流側で前方ノズル6と後方ノズル7を分ける分岐部P2と、分岐部P1の下流側で前方ノズル6と後方ノズル7を分ける分岐部P3と、を有している。この分岐部P3には、電磁弁24が配置されている。この電磁弁24は、コンプレッサ27に対して複数の前方ノズル6及び一方の後方ノズル7を接続し且つ他方の後方ノズル7を接続しない第1状態と、コンプレッサ27に対して一方の前方ノズル6及び複数の後方ノズル7を接続し且つ他方の前方ノズル6を接続しない第2状態と、に切り換わる。
本フォークリフト用ミスト装置5を備えたフォークリフト1Cによると、図10(a)に示すように、フォークリフト1Cの前進時には、複数の前方ノズル6及び一方の後方ノズル7から水が細霧状に噴射されることで、運転手及びその周囲環境が効果的に冷却される。さらに、図10(b)に示すように、フォークリフト1Cの後退時には、一方の前方ノズル6及び複数の後方ノズル7から水が細霧状に噴射されることで、運転手及びその周囲環境が効果的に冷却される。
<他の形態4>
次に、他の形態4に係るフォークリフト用ミスト装置5を備えるフォークリフト1Dについて説明するが、上述の実施例のフォークリフト1と略同じ構成には同じ符号を付けて詳説を省略する。
本フォークリフト用ミスト装置5を備えたフォークリフト1Dでは、図11に示すように、後部フレーム14a(図1参照)に、フォークリフト1Dの後退時に運転手が把持可能な後方アシストグリップ31が設けられている。このアシストグリップ31には、運転手がアシストグリップ31を把持したときに操作される操作スイッチ32が設けられている。
制御部25’には、操作スイッチ32から操作信号が入力される。この制御部25’は、操作スイッチ32からの操作信号の入力に応じて電磁弁24を第1状態と第2状態とに切り換える(図5参照)。
本フォークリフト用ミスト装置5によると、前方ノズル6及び後方ノズル7からの噴射を運転手が切り替え又は調整する操作スイッチ32を備え、制御部25は、操作スイッチ32による操作に基づいて前方ノズル6及び後方ノズル7からの噴射を制御する。これにより、運転手の操作に応じて、ミスト装置5を作動・停止させたり、各ノズル6、7の噴射状態を変更したりすることができる。
さらに、本実施例では、操作スイッチ32は、フォークリフト1の後退時に運転手が把持可能な後方アシストグリップ31に設けられている。これにより、運転手がアシストグリップ31を把持したときにフォークリフト1が後退状態と検知することができ、また運転手は操作スイッチ32を容易に操作することができる。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。すなわち、上記実施例では、前方ノズル6及び後方ノズル7に対する水の供給及び停止を切り換える水供給構造8を例示したが、これに限定されず、例えば、前方ノズル6及び後方ノズル7に対する水の供給量を切り換える水供給構造としてもよい。
また、上記実施例において、風等の対策のために、噴射量を調整可能な電磁弁24、前方ノズル6及び後方ノズル7を採用してもよい。
また、上記実施例において、運転手の体格をセンサで検出して、その検出結果に応じて前方ノズル6及び後方ノズル7の指向方向を変更するようにしてもよい。
さらに、上記実施例において、フォークリフト1、1A~1Dの駆動形態としては、例えば、電気式、エンジン式、電気・エンジン式等が挙げられる。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は、上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
本発明は、フォークリフトで用いられるミスト装置に関する技術として広く利用される。
1,1A~1D;フォークリフト、3;座席、3a;前端、5;ミスト装置、6;前方ノズル、7;後方ノズル、8;水供給装置、9;エア供給装置、21;水タンク、22;水ホース、23;エアホース、24;電磁弁、25,25’;制御部、27;コンプレッサ、31;後方アシストグリップ、32;操作スイッチ。

Claims (5)

  1. フォークリフトの座席に着座した運転手に対して水を細霧状に噴射するフォークリフト用ミスト装置であって、
    前記フォークリフトの前後方向で前記座席の前端より前方に配置され、水を細霧状に噴射可能な前方ノズルと、
    前記フォークリフトの前後方向で前記座席の前端より後方に配置され、水を細霧状に噴射可能な後方ノズルと、
    前記前方ノズル及び前記後方ノズルに対して水を供給する水供給機構と、
    前記フォークリフトの前進及び後退を検知し、その前進及び後退に応じて前記前方ノズル及び前記後方ノズルの噴射を制御する制御部と、
    を備え
    前記制御部は、前記フォークリフトが前進の状態であるときは前記後方ノズルに対して噴射を停止させ又は噴射量を低減させ、前記フォークリフトが後退の状態であるときは前記前方ノズルの噴射を停止させ又は噴射量を低減させることを特徴とするフォークリフト用ミスト装置。
  2. フォークリフトの座席に着座した運転手に対して水を細霧状に噴射するフォークリフト用ミスト装置であって、
    前記フォークリフトの前後方向で前記座席の前端より前方に配置され、水を細霧状に噴射可能な前方ノズルと、
    前記フォークリフトの前後方向で前記座席の前端より後方に配置され、水を細霧状に噴射可能な後方ノズルと、
    前記前方ノズル及び前記後方ノズルに対して水を供給する水供給機構と、
    前記フォークリフトの前進及び後退を検知し、その前進及び後退に応じて前記前方ノズル及び前記後方ノズルの噴射を制御する制御部と、
    を備え
    前記制御部は、前記フォークリフトが前進の状態であるときは前記後方ノズルに対する水の供給を停止させ、前記フォークリフトが後退の状態であるときは前記前方ノズルに対する水の供給を停止させることを特徴とするフォークリフト用ミスト装置。
  3. 前記前方ノズル及び前記後方ノズルからの噴射を運転手が切り替え又は調整する操作スイッチを備え、
    前記制御部は、前記操作スイッチによる操作に基づいて前記前方ノズル及び前記後方ノズルからの噴射を制御する請求項1又は2に記載のフォークリフト用ミスト装置。
  4. 前記操作スイッチは、前記フォークリフトの後退時に運転手が把持可能な後方アシストグリップに設けられている請求項記載のフォークリフト用ミスト装置。
  5. 前記前方ノズル及び前記後方ノズルのそれぞれは、二流体ノズルであり、
    前記前方ノズル及び前記後方ノズルに対して空気を供給するエア供給機構を備え、
    前記水供給機構は、水を貯留する水タンクと、一端側が前記水タンクに接続されるとともに、途中で分岐して分岐端側が前記前方ノズル及び前記後方ノズルに接続される水ホースと、を具備し、
    前記エア供給機構は、コンプレッサと、一端側が前記コンプレッサに接続されるとともに、途中で分岐して分岐端側が前記前方ノズル及び前記後方ノズルに接続されるエアホースと、を具備し、
    前記制御部は、前記エアホースに設けられ前記コンプレッサに対する前記前方ノズル及び前記後方ノズルの各接続状態を切り換える電磁弁を制御する請求項1乃至のいずれか一項に記載のフォークリフト用ミスト装置。
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