JPH0825957A - 加湿冷風機 - Google Patents

加湿冷風機

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Publication number
JPH0825957A
JPH0825957A JP6161022A JP16102294A JPH0825957A JP H0825957 A JPH0825957 A JP H0825957A JP 6161022 A JP6161022 A JP 6161022A JP 16102294 A JP16102294 A JP 16102294A JP H0825957 A JPH0825957 A JP H0825957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar radiation
air
amount
humidified
humidifying
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6161022A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Yamaguchi
祥一 山口
Kazuhiko Nakagawa
和彦 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP6161022A priority Critical patent/JPH0825957A/ja
Publication of JPH0825957A publication Critical patent/JPH0825957A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Humidification (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加湿冷風機に於いて、日射の強さに応じて各
吹出口から吹出される加湿空気空気中の加湿量を制御す
る。 【構成】 吹出口12を有する送風ダクト13を本体セ
ース11の下方の両側にそれぞれ設け、各吹出口12の
近傍における本体ケース11の側面に日射センサ17を
それぞれ取付けると共に、水を霧化する超音波振動子1
5を各送風ダクト13の近くにそれぞれ設ける。これに
より、各日射センサ17の日射量の検出に応じて、各超
音波振動子15の印加電圧を可変して振幅を可変するこ
とにより、各吹出口12から吹出される加湿空気中の加
湿量がそれぞれ制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の吹出口から加湿
冷風機を吹出す加湿冷風機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用加湿機に於ける加湿量の制
御は、一般に温度によって行われており、例えば特開平
3ー79975号公報に開示されているように、車室内
温度と外気温度に基づいて加湿量を制御するものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】併しながら、上記の車
両用加湿機に於いては、車両の向きによって瞬時に変化
する日射に対し、加湿量が自動的に制御されないため、
加湿空気の複数の吹出口が離れて配置されたものでは、
日射の強さの違いによって各吹出口に対する加湿量が制
御されず、そのためオペレータが日射の強さに応じて各
吹出口の加湿量をそれぞれ調節する必要があり、各吹出
口の加湿量の調節を手動で行うことは難しく且つ煩わし
いという問題がある。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、複数の吹出口から吹出す加湿空気中の加湿量を各吹
出口近傍の日射の強さに応じて自動的に調節することに
より、各吹出口の加湿量の調節を手動で行う場合の困難
さと煩わしさを解消することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、請求項1記載の発明では、水タンク中の
水を霧化し、その霧化水を送風機により空気と共に大気
中に吹出す加湿冷風機に於いて、前記加湿冷風機の本体
ケースに設けられ、加湿空気を吹出す複数の吹出口と、
前記吹出口の近傍に設けられ、日射の強さに応じた信号
を発生する複数の日射センサと、前記水タンク内に設け
られ、前記吹出口に供給する加湿空気中の加湿量を調節
する複数の超音波振動子と、前記日射センサの発生する
信号に基づいて前記超音波振動子により霧化量を制御す
る制御手段と、を備えた構成とするものである。
【0006】請求項2記載の発明では、前記制御手段
は、前記日射センサの発生する信号が設定値以下の場合
には、前記超音波振動子により霧化量を一定の低い基準
値に制御するものである。請求項3記載の発明では、前
記日射センサは、前記吹出口の近傍における前記本体ケ
ースの表面に取付けるものである。
【0007】
【作用および発明の効果】請求項1記載の発明によれ
ば、各吹出口の近傍に設けられた日射センサが発生する
日射の強さに応じた信号に基づいて、超音波振動子によ
り霧化量が制御されるため、各吹出口から吹出される加
湿空気中の加湿量は、日射の強さに応じて自動的に調節
される。
【0008】そのため日射の強い吹出口ほど吹出される
加湿空気中の加湿量が増量されるので、日射の強弱があ
っても略同じ冷涼感が得られると共に、加湿量の調節を
手動で行う場合の困難さと煩わしさが無くなる。請求項
2記載の発明によれば、各日射センサの発生する信号が
設定値以下の場合には、各超音波振動子により霧化量が
一定の低い基準値に制御されるため、各吹出口から吹出
される加湿空気中の加湿量は、日射のある場合よりも少
ない一定値に維持される。
【0009】そのため曇天時等のように日射の影響を受
けない場合には、各吹出口からの一定量の加湿された空
気が一様に吹出されるので、手頃な冷涼感が得られる。
請求項3記載の発明によれば、各日射センサは、各吹出
口の近傍における本体ケースの表面に取付けられるた
め、日射の強さが精度良く検出できると共に、日射セン
サの取付けも容易となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図5に基づい
て説明する。図2に示すように、加湿冷風機10は車両
(本例ではフォークリフト)1の天井部2に搭載されて
おり、図1に示すように、加湿冷風機10の本体ケース
11の下方の両側には、加湿空気を吹出す吹出口12を
それぞれ有する例えば副流タイプの送風ダクト13がそ
れぞれ取付けられていて、それ等の送風ダクト13の間
には、送風ダクト13に後述の霧化水の混入空気(加湿
空気)の供給源となる水タンク14が、本体ケース11
内に設置されている。
【0011】水タンク14内の両側には、超音波振動子
15(但し、図中の左側のものは図示せず)が設けられ
ており、超音波振動子15の例えば振幅を変えることに
より、水タンク14内に発生する霧化水の量を加減し、
各吹出口12から吹出される加湿空気中の加湿量を加減
するようになっている。本体ケース11内の奥の両側に
は、モータ16aによって回転駆動する送風機16がそ
れぞれ設置されており、超音波振動子15によって生成
される水タンク14内の霧化水は、送風機16によって
空気と共に送風ダクト13へそれぞれ供給され、加湿空
気となって吹出口12からそれぞれ吹出される。
【0012】また、各吹出口12の近傍における本体ケ
ース11の側面には、後述の日射センサ17(但し、図
中の左側のものは図示せず)が取付けられており、本体
ケース11の側面には、フィルタを介して外気を吸入す
る吸入口18が設けられている。なお、本体ケース11
の中央部には、水タンク14に水を補給する補給タンク
19が着脱可能に取付けられており、本体ケース11の
下面には、後述の操作スイッチ21が設けられている。
【0013】また、図3に示すように、本体ケース11
には、後述の日射の強さに応じて霧化水の量を制御する
制御回路20を収納したコントロールボックス25が取
付けられており、本体ケース11の下面の両側に設けら
れた吹出口12に通じる穴12a近傍の本体ケース11
の側面には、日射センサ17がそれぞれ取付けられてい
る。
【0014】図4に示すように、制御回路20には、操
作スイッチ21を介して電源22が接続されており、一
方、制御回路20には、超音波振動子15と日射センサ
17の一組のユニットNが、吹出口12と同数だけ(本
例では二組)接続されており、超音波振動子15の印加
電圧を可変して例えば振幅を可変することにより、霧化
量をこの可変するボリウム23が接続されていて、この
ボリウム23はオペレータによって調節されるようにな
っている。
【0015】次に上記の実施例について、その作動を図
5のフローチャートを用いて説明する。操作スイッチ2
1を投入しスタートすると、各日射センサ17が日射量
(日射の強さ)を検出し、その検出値が設定値以上かど
うかを判定する(ステップS1)。設定値以上の場合
は、各検出値に基づき各吹出口12の加湿増加量αを設
定し(ステップS2)、各超音波振動子15による霧化
量を加湿増加量α相当分だけ、後述の基準値Sよりアッ
プするように設定する(ステップS3)。
【0016】これにより、日射の強い吹出口12ほど、
吹出される加湿空気中の加湿量が増量されるので、日射
の強弱があっても略同じ冷涼感が得られる。なお、ステ
ップS1で、日射センサ17の日射量の検出値が設定値
以下の場合は、各吹出口12の加湿量を一定の低い基準
値Sに設定し(ステップS4)、各超音波振動子15に
よる霧化量を基準値S相当分に固定する(ステップS
5)。但し、基準値Sは、図4に示すボリウム23をオ
ペレータが調節して適合値に予めセットしておく。
【0017】これにより、各吹出出口12から吹出され
る加湿空気中の加湿量は、日射のある場合よりも少ない
一定の値に維持されるため、曇天時等のように日射の影
響を受けない場合には、各吹出口12から一定量の加湿
された空気が一様に吹出されるので、手頃な冷涼感が得
られる。なお、各日射センサ17は、各吹出口17の近
傍における本体ケース11の表面に取付けられているの
で、上記の作動に於いて、各日射センサ17により日射
量が精度良く検出される。
【0018】次に、本実施例では、加湿冷風機をフォー
クリフトに適用したものを例示したが、複数の加湿空気
の吹出口を有し且つ日射の影響を受けるものならば、フ
ォークリフト以外のものにも勿論適用することができ
る。また、本実施例では、日射センサを加湿冷風機の吹
出口の近傍における本体ケースの側面に取付けたが、本
体ケースから送風ダクトが突出している場合には、送風
ダクトの表面に取付けても良い。
【0019】さらに、本実施例では、本体ケースの下方
に複数の吹出口を有する加湿冷風機の場合について例示
したが、複数の吹出口が日射の影響を受ける位置にあれ
ば、本体ケースの下方以外に吹出口があるものに対して
も適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加湿冷風機の実施例を示す透視斜視図である。
【図2】図1の加湿冷風機の車両への搭載図である。
【図3】図1の加湿冷風機の要部の模式図である。
【図4】図1の加湿冷風機の要部の電機回路図である。
【図5】日射による加湿量の制御を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10 加湿冷風機 11 本体ケース 12 吹出口 13 送風ダクト 14 水タンク 15 超音波振動子 16 送風機 17 日射センサ 20 制御回路(制御手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水タンク中の水を霧化し、その霧化水を
    送風機により空気と共に大気中に吹出す加湿冷風機に於
    いて、 前記加湿冷風機の本体ケースに設けられ、加湿空気を吹
    出す複数の吹出口と、 前記吹出口の近傍に設けられ、日射の強さに応じた信号
    を発生する複数の日射センサと、 前記水タンク内に設けられ、前記吹出口に供給する加湿
    空気中の加湿量を調節する複数の超音波振動子と、 前記日射センサの発生する信号に基づいて前記超音波振
    動子により霧化量を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする加湿冷風機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記日射センサの発生
    する信号が設定値以下の場合には、前記超音波振動子に
    より霧化量を一定の低い基準値に制御することを特徴と
    する請求項1記載の加湿冷風機。
  3. 【請求項3】 前記日射センサは、前記吹出口の近傍に
    おける前記本体ケースの表面に取付けることを特徴とす
    る請求項1記載の加湿冷風機。
JP6161022A 1994-07-13 1994-07-13 加湿冷風機 Withdrawn JPH0825957A (ja)

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JP6161022A JPH0825957A (ja) 1994-07-13 1994-07-13 加湿冷風機

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ID=15727106

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JP6161022A Withdrawn JPH0825957A (ja) 1994-07-13 1994-07-13 加湿冷風機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1065508C (zh) * 1995-05-22 2001-05-09 奥蒂斯电梯公司 可变开/关宽度的电梯门系统
CN111467550A (zh) * 2020-04-08 2020-07-31 佛山市伊雷斯新能源股份有限公司 一种消毒用的超声波雾化器及其消毒方法
JP2021109760A (ja) * 2020-01-14 2021-08-02 トヨタ紡織株式会社 フォークリフト用ミスト装置

Cited By (3)

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JP2021109760A (ja) * 2020-01-14 2021-08-02 トヨタ紡織株式会社 フォークリフト用ミスト装置
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Effective date: 20011002