JPH05284860A - 植物栽培ハウス用吸気装置 - Google Patents
植物栽培ハウス用吸気装置Info
- Publication number
- JPH05284860A JPH05284860A JP4094039A JP9403992A JPH05284860A JP H05284860 A JPH05284860 A JP H05284860A JP 4094039 A JP4094039 A JP 4094039A JP 9403992 A JP9403992 A JP 9403992A JP H05284860 A JPH05284860 A JP H05284860A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- plant cultivation
- cultivation house
- intake
- opening
- Prior art date
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- Pending
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Greenhouses (AREA)
- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低温の新鮮外気が直接植物栽培ハウス内に入
って農産物の生育むらや、低温障害が生じるのを防止す
ることのできる植物栽培ハウス用吸気装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 植物栽培ハウス7の室内側にファン3とモー
タ4を内蔵し、負圧側の側面に開口5を設けた吸気装置
の本体6の吐出側に設けられる室内中央へ空気搬送する
ためのダクト8と、本体6の吸気側に設けられる屋外側
フード2とを備え、屋外空気に室内空気を混合して送風
せしめる構成とする。
って農産物の生育むらや、低温障害が生じるのを防止す
ることのできる植物栽培ハウス用吸気装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 植物栽培ハウス7の室内側にファン3とモー
タ4を内蔵し、負圧側の側面に開口5を設けた吸気装置
の本体6の吐出側に設けられる室内中央へ空気搬送する
ためのダクト8と、本体6の吸気側に設けられる屋外側
フード2とを備え、屋外空気に室内空気を混合して送風
せしめる構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は農業分野において、農産
物を高品質に効率よく生産するための植物栽培ハウス用
吸気装置に関する。
物を高品質に効率よく生産するための植物栽培ハウス用
吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、植物栽培ハウス用吸気装置につい
ては、冬期などの低温期に植物栽培ハウス外の冷気を吸
気する際、温度むらが生じないようにすることが求めら
れている。
ては、冬期などの低温期に植物栽培ハウス外の冷気を吸
気する際、温度むらが生じないようにすることが求めら
れている。
【0003】従来、この種の植物栽培ハウス用吸気装置
は図9および図10に示すような構成が一般的であっ
た。以下、その構成について図を参照しながら説明す
る。
は図9および図10に示すような構成が一般的であっ
た。以下、その構成について図を参照しながら説明す
る。
【0004】図に示すように、植物栽培ハウス101に
新鮮外気を取り入れるために、1側面には吸気装置10
2を設け、反対側面には植物栽培ハウス101内の空気
を吐出するための換気扇103が設けられている。
新鮮外気を取り入れるために、1側面には吸気装置10
2を設け、反対側面には植物栽培ハウス101内の空気
を吐出するための換気扇103が設けられている。
【0005】吸気装置102は1側面に風圧により開閉
自在のシャッタ104を内蔵した屋外フード105を設
け、この屋外フード105に連通して植物栽培ハウス1
01内にはファン106とモータ107を備えた吸気フ
ァン本体108が設けられ、この吸気ファン本体108
の空気吐出口にダクト109を接続し、このダクト10
9は植物栽培ハウス101の中央付近までのび、そこで
新鮮外気を吐出するようになっている。
自在のシャッタ104を内蔵した屋外フード105を設
け、この屋外フード105に連通して植物栽培ハウス1
01内にはファン106とモータ107を備えた吸気フ
ァン本体108が設けられ、この吸気ファン本体108
の空気吐出口にダクト109を接続し、このダクト10
9は植物栽培ハウス101の中央付近までのび、そこで
新鮮外気を吐出するようになっている。
【0006】上記構成において、植物栽培ハウス101
内に新鮮外気を取り入れるために、吸気装置102を運
転して、植物栽培ハウス101の中央付近に新鮮外気を
吐出する。一方、植物栽培ハウス101内の空気を吐出
するために、換気扇103を運転していた。
内に新鮮外気を取り入れるために、吸気装置102を運
転して、植物栽培ハウス101の中央付近に新鮮外気を
吐出する。一方、植物栽培ハウス101内の空気を吐出
するために、換気扇103を運転していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の植物
栽培ハウス用吸気装置102では、冬期などの低温期
で、植物栽培ハウス101内温度と外気温度との差が大
きい場合、新鮮外気を直接植物栽培ハウス101内に入
れることにより、ダクト109の新鮮外気吐出口付近で
は温度差による温度むらが生じ、また、これにより農産
物の生育がばらついたり、冷気による生育不良などの障
害が発生したりするという問題があった。
栽培ハウス用吸気装置102では、冬期などの低温期
で、植物栽培ハウス101内温度と外気温度との差が大
きい場合、新鮮外気を直接植物栽培ハウス101内に入
れることにより、ダクト109の新鮮外気吐出口付近で
は温度差による温度むらが生じ、また、これにより農産
物の生育がばらついたり、冷気による生育不良などの障
害が発生したりするという問題があった。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、低温
の新鮮外気が直接植物栽培ハウス内に入って、農産物の
生育むら、低温障害が生じるのを防止することのできる
植物栽培ハウス用吸気装置を提供することを目的とす
る。
の新鮮外気が直接植物栽培ハウス内に入って、農産物の
生育むら、低温障害が生じるのを防止することのできる
植物栽培ハウス用吸気装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の植物栽培ハウス
用吸気装置は、上記目的を達成するために、第1の手段
は、植物栽培ハウスの室内側にファンとモータを内蔵
し、負圧側の側面に開口を設けた筒状の本体と、この本
体の吐出側に室内中央へ空気搬送するためのダクトを接
続し、前記本体の吸気側に屋外側フードを設けた構成と
する。
用吸気装置は、上記目的を達成するために、第1の手段
は、植物栽培ハウスの室内側にファンとモータを内蔵
し、負圧側の側面に開口を設けた筒状の本体と、この本
体の吐出側に室内中央へ空気搬送するためのダクトを接
続し、前記本体の吸気側に屋外側フードを設けた構成と
する。
【0010】また、第2の手段は、筒状の本体の負圧側
の側面に設けた開口の面積を調整するダンパーを設けて
なる構成とする。
の側面に設けた開口の面積を調整するダンパーを設けて
なる構成とする。
【0011】また、第3の手段は、室内側で筒状本体の
負圧側に暖冷気混合箱を設け、この混合箱の上面には開
口を設け、この開口に天井空気取入れダクトを接続した
構成とする。
負圧側に暖冷気混合箱を設け、この混合箱の上面には開
口を設け、この開口に天井空気取入れダクトを接続した
構成とする。
【0012】また、第4の手段は、室内側で筒状本体の
負圧側に暖冷気混合箱を設け、この混合箱を屋外側フー
ドと連通させ、前記混合箱の上面に開口を設け、前記混
合箱内に前記開口からの吸気量と屋外側フードからの吸
気量を調整するダンパーを設けた構成とする。
負圧側に暖冷気混合箱を設け、この混合箱を屋外側フー
ドと連通させ、前記混合箱の上面に開口を設け、前記混
合箱内に前記開口からの吸気量と屋外側フードからの吸
気量を調整するダンパーを設けた構成とする。
【0013】また、第5の手段として室内側にファンと
モータおよびヒータを内蔵した筒状の本体を設けた構成
とする。
モータおよびヒータを内蔵した筒状の本体を設けた構成
とする。
【0014】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、新
鮮外気を吸気装置により植物栽培ハウスに取り入れる
際、筒状本体の開口より植物栽培ハウス内の暖気を吸引
し、低温の新鮮外気と混合させることにより、温度を高
めた状態で植物栽培ハウス内に吸気できる。
鮮外気を吸気装置により植物栽培ハウスに取り入れる
際、筒状本体の開口より植物栽培ハウス内の暖気を吸引
し、低温の新鮮外気と混合させることにより、温度を高
めた状態で植物栽培ハウス内に吸気できる。
【0015】また、第2手段の構成により、筒状本体の
開口の面積をダンパーで調整して、植物栽培ハウス内の
暖気の吸引量を調整することにより、混合気流の温度を
調整することができる。
開口の面積をダンパーで調整して、植物栽培ハウス内の
暖気の吸引量を調整することにより、混合気流の温度を
調整することができる。
【0016】また、第3手段の構成により、植物栽培ハ
ウス内の暖気吸引の際、天井付近の温度の高い暖気を吸
引することができる。
ウス内の暖気吸引の際、天井付近の温度の高い暖気を吸
引することができる。
【0017】また、第4手段の構成により、植物栽培ハ
ウス内の暖気の吸引量と屋外側フードからの新鮮外気の
吸気量を同時に調整することにより、混合気流の温度の
調整をより効果的に行うことができる。
ウス内の暖気の吸引量と屋外側フードからの新鮮外気の
吸気量を同時に調整することにより、混合気流の温度の
調整をより効果的に行うことができる。
【0018】また、第5手段の構成により、新鮮外気を
ヒータで暖めて、植物栽培ハウス内に取り入れることが
できる。
ヒータで暖めて、植物栽培ハウス内に取り入れることが
できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について、図1お
よび図2を参照しながら説明する。
よび図2を参照しながら説明する。
【0020】図に示すように、風圧により開閉自在のシ
ャッタ1を有した屋外側フード2に連通して、ファン3
とモータ4を内蔵し、ファン3より風上側の上側面に開
口5を設けた筒状の吸気ファン本体6を植物栽培ハウス
7内側面に取り付け、吸気ファン本体6の吐出口にビニ
ール製のダクト8を接続し、植物栽培ハウス7には排気
用換気扇9を設け構成する。
ャッタ1を有した屋外側フード2に連通して、ファン3
とモータ4を内蔵し、ファン3より風上側の上側面に開
口5を設けた筒状の吸気ファン本体6を植物栽培ハウス
7内側面に取り付け、吸気ファン本体6の吐出口にビニ
ール製のダクト8を接続し、植物栽培ハウス7には排気
用換気扇9を設け構成する。
【0021】上記構成により、吸気ファン本体6を運転
すると、屋外側フード2のシャッタ1側より低温の新鮮
外気が矢印Aのように吸気される。一方、吸気ファン本
体6の上側面に設けた開口5からは、植物栽培ハウス7
内の高温の暖気が矢印Bのように吸引される。そして、
低温の新鮮外気と高温の植物栽培ハウス7内暖気は吸気
ファン本体6の中で混合され、低温の新鮮外気よりも高
温となって矢印Cのように混合気流としてダクト8内を
通り、ダクト8の吐出口より植物栽培ハウス7内に吐出
される。
すると、屋外側フード2のシャッタ1側より低温の新鮮
外気が矢印Aのように吸気される。一方、吸気ファン本
体6の上側面に設けた開口5からは、植物栽培ハウス7
内の高温の暖気が矢印Bのように吸引される。そして、
低温の新鮮外気と高温の植物栽培ハウス7内暖気は吸気
ファン本体6の中で混合され、低温の新鮮外気よりも高
温となって矢印Cのように混合気流としてダクト8内を
通り、ダクト8の吐出口より植物栽培ハウス7内に吐出
される。
【0022】このように本発明の第1実施例の植物栽培
ハウス用吸気装置によれば、低温の新鮮外気をそのまま
植物栽培ハウス7内に給気せず、植物栽培ハウス7内の
暖気と混合することにより、温度を高めて給気すること
ができる。
ハウス用吸気装置によれば、低温の新鮮外気をそのまま
植物栽培ハウス7内に給気せず、植物栽培ハウス7内の
暖気と混合することにより、温度を高めて給気すること
ができる。
【0023】つぎに本発明の第2実施例について図3を
参照しながら説明する。なお、第1実施例と同じ構成部
品については、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
参照しながら説明する。なお、第1実施例と同じ構成部
品については、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
【0024】図に示すように、筒状の吸気ファン本体6
の上側面に開口5を設け、この開口5の面積を調整する
ために、上側面に沿ってスライドするダンパー10を設
け構成する。
の上側面に開口5を設け、この開口5の面積を調整する
ために、上側面に沿ってスライドするダンパー10を設
け構成する。
【0025】上記構成により、高温の植物栽培ハウス7
内の暖気を吸気ファン本体6に吸引する際、ダンパー1
0で開口5の面積を調整して、吸気量を調整することが
できる。すなわち、暖気の吸気量を調整することによ
り、混合気流の温度が調整でき、温度調整のできた混合
気流を植物栽培ハウス7内に給気することができる。
内の暖気を吸気ファン本体6に吸引する際、ダンパー1
0で開口5の面積を調整して、吸気量を調整することが
できる。すなわち、暖気の吸気量を調整することによ
り、混合気流の温度が調整でき、温度調整のできた混合
気流を植物栽培ハウス7内に給気することができる。
【0026】つぎに本発明の第3実施例について図4お
よび図5を参照しながら説明する。なお、第1実施例と
同じ構成部品については、同一符号を付し詳細な説明は
省略する。
よび図5を参照しながら説明する。なお、第1実施例と
同じ構成部品については、同一符号を付し詳細な説明は
省略する。
【0027】図に示すように、屋外側フード2と連通
し、吸気ファン本体6に至る迄の間に直方体状の混合箱
11を設け、この混合箱11の上面に開口12を設け、
この開口12に円筒状の天井空気取入れダクト13を設
け構成する。
し、吸気ファン本体6に至る迄の間に直方体状の混合箱
11を設け、この混合箱11の上面に開口12を設け、
この開口12に円筒状の天井空気取入れダクト13を設
け構成する。
【0028】そして、この混合箱11および天井空気取
入れダクト13は植物栽培ハウス7内に設けられるもの
である。
入れダクト13は植物栽培ハウス7内に設けられるもの
である。
【0029】上記構成により植物栽培ハウス7内の天井
付近にあるより高温の暖気を吸気ファン本体6により吸
引することができ、混合気流の温度をより高温にし、植
物栽培ハウス7の上部の暖気拡散を図ることができる。
付近にあるより高温の暖気を吸気ファン本体6により吸
引することができ、混合気流の温度をより高温にし、植
物栽培ハウス7の上部の暖気拡散を図ることができる。
【0030】つぎに本発明の第4実施例について図6を
参照しながら説明する。なお、第3実施例と同じ構成部
品については、同じ符号を付し詳細な説明は省略する。
参照しながら説明する。なお、第3実施例と同じ構成部
品については、同じ符号を付し詳細な説明は省略する。
【0031】図に示すように、混合箱11上面に角形の
開口14を設け、屋外側フード2と連通する連通口15
と、前記開口14との間の稜線部で混合箱11の角部に
あたる位置に支点を持った板状のダンパー16を混合箱
11内に設ける。そして、このダンパー16はギヤモー
タ17により開度0度から90度の作動を行い、開度0
度では屋外側フード2との連通口15を閉鎖し開度90
度では上面の開口14を閉鎖する。そして、ダンパー1
6は途中の任意の開度で保持できる構造となっている。
開口14を設け、屋外側フード2と連通する連通口15
と、前記開口14との間の稜線部で混合箱11の角部に
あたる位置に支点を持った板状のダンパー16を混合箱
11内に設ける。そして、このダンパー16はギヤモー
タ17により開度0度から90度の作動を行い、開度0
度では屋外側フード2との連通口15を閉鎖し開度90
度では上面の開口14を閉鎖する。そして、ダンパー1
6は途中の任意の開度で保持できる構造となっている。
【0032】また、作動手段としては図7に示すよう
に、植物栽培ハウス7の外側に外気温度検知部18を設
け、検知温度を比例制御部19で制御し、出力部20よ
りギヤモータ17に出力を送り作動させ、開度0度およ
び90度でリミットスイッチ21が働きオン、オフする
手段でもよい。
に、植物栽培ハウス7の外側に外気温度検知部18を設
け、検知温度を比例制御部19で制御し、出力部20よ
りギヤモータ17に出力を送り作動させ、開度0度およ
び90度でリミットスイッチ21が働きオン、オフする
手段でもよい。
【0033】上記構成により、低温の新鮮外気と植物栽
培ハウス7の暖気は混合箱11内のダンパー16によ
り、同時に吸気量が調整され、より効果的な混合気流を
植物栽培ハウス7内に給気でき、かつ、自動的に行うこ
とができる。
培ハウス7の暖気は混合箱11内のダンパー16によ
り、同時に吸気量が調整され、より効果的な混合気流を
植物栽培ハウス7内に給気でき、かつ、自動的に行うこ
とができる。
【0034】つぎに本発明の第5実施例について図8を
参照しながら説明する。なお、第1実施例と同じ構成部
品については、同じ符号を付し詳しい説明は省略する。
参照しながら説明する。なお、第1実施例と同じ構成部
品については、同じ符号を付し詳しい説明は省略する。
【0035】図に示すように、筒状の吸気ファン本体6
の中で風上側にヒータ22を設けた構成としたものであ
る。
の中で風上側にヒータ22を設けた構成としたものであ
る。
【0036】上記構成により、低温の新鮮外気は吸気フ
ァン本体6内のヒータ22により暖められ、植物栽培ハ
ウス7内に給気されることとなる。
ァン本体6内のヒータ22により暖められ、植物栽培ハ
ウス7内に給気されることとなる。
【0037】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば低温の新鮮外気をそのまま植物栽培ハウス内
に給気せず、植物栽培ハウス内の暖気と混合させること
により、適度な温度の気流を供給でき、また、植物栽培
ハウス内の暖気吸引量を調整することで、より適度な温
度の気流を供給でき、また、植物栽培ハウス内の天井付
近の暖気を吸引利用することで、より効果的な温度調整
と植物栽培ハウス内の天井付近の暖気拡散が図れ、ま
た、混合箱にダンパーを設けることにより、低温の新鮮
外気の吸気量を調整でき、また、自動的に調整すること
により、操作が容易となる。また、ヒータを設けること
により、低温の新鮮外気の温度を上げて、植物栽培ハウ
ス内に給気することができる。
明によれば低温の新鮮外気をそのまま植物栽培ハウス内
に給気せず、植物栽培ハウス内の暖気と混合させること
により、適度な温度の気流を供給でき、また、植物栽培
ハウス内の暖気吸引量を調整することで、より適度な温
度の気流を供給でき、また、植物栽培ハウス内の天井付
近の暖気を吸引利用することで、より効果的な温度調整
と植物栽培ハウス内の天井付近の暖気拡散が図れ、ま
た、混合箱にダンパーを設けることにより、低温の新鮮
外気の吸気量を調整でき、また、自動的に調整すること
により、操作が容易となる。また、ヒータを設けること
により、低温の新鮮外気の温度を上げて、植物栽培ハウ
ス内に給気することができる。
【0038】いずれも、冬期などの外気温の低い時期に
植物栽培ハウスに低温の新鮮外気をそのまま給気するこ
となく、混合空気として温度を高めて給気したり、低温
の新鮮外気を直接暖めて給気することにより、低温の新
鮮外気が、そのまま植物栽培ハウスに給気され、その低
温空気あるいは温度むらにより、農産物の生育むらある
いは生育障害が発生することを防止できる植物栽培ハウ
ス用吸気装置を提供できる。
植物栽培ハウスに低温の新鮮外気をそのまま給気するこ
となく、混合空気として温度を高めて給気したり、低温
の新鮮外気を直接暖めて給気することにより、低温の新
鮮外気が、そのまま植物栽培ハウスに給気され、その低
温空気あるいは温度むらにより、農産物の生育むらある
いは生育障害が発生することを防止できる植物栽培ハウ
ス用吸気装置を提供できる。
【図1】本発明の第1実施例の植物栽培ハウス用吸気装
置の斜視図
置の斜視図
【図2】同第1実施例の吸気装置を植物栽培ハウスに設
けた状態を示す構成図
けた状態を示す構成図
【図3】同第2実施例の植物栽培ハウス用吸気装置の斜
視図
視図
【図4】同第3実施例の植物栽培ハウス用吸気装置の斜
視図
視図
【図5】同第3実施例の吸気装置を植物栽培ハウスに設
けた状態を示す構成図
けた状態を示す構成図
【図6】同第4実施例の植物栽培ハウス用吸気装置の斜
視図
視図
【図7】同第4実施例の制御を示すブロック図
【図8】同第5実施例の植物栽培ハウス用吸気装置の斜
視図
視図
【図9】従来の植物栽培ハウス用吸気装置の構成を示す
側面図
側面図
【図10】同吸気装置を植物栽培ハウスに設けた状態を
示す構成図
示す構成図
2 屋外側フード 3 ファン 4 モータ 5,12,14 開口 6 本体 7 植物栽培ハウス 8 ダクト 10,16 ダンパー 11 混合箱 13 天井空気取入れダクト 22 ヒータ
Claims (5)
- 【請求項1】植物栽培ハウスの室内側にファンとモータ
を内蔵し負圧側の側面に開口を設けた筒状の吸気装置の
本体と、この本体の吐出側に設けられ室内へ空気搬送す
るためのダクトと、前記本体の吸気側に設けられる屋外
側フードとを備え、屋外空気に室内空気を混合して送風
させる構成とした植物栽培ハウス用吸気装置。 - 【請求項2】筒状の本体の負圧側の側面に設けた開口の
面積を調整するダンパーを設けてなる請求項1記載の植
物栽培ハウス用吸気装置。 - 【請求項3】室内側で筒状本体の負圧側に暖冷気混合箱
を設け、この混合箱の上面には開口を設け、この開口に
天井空気取入れダクトを接続してなる請求項1記載の植
物栽培ハウス用吸気装置。 - 【請求項4】室内側で筒状本体の負圧側に暖冷気混合箱
を設け、この混合箱を屋外側フードと連通させ、前記混
合箱の上面に開口を設け、前記混合箱内に前記開口から
の吸気量と屋外側フードからの吸気量を調整するダンパ
ーを設けてなる請求項1記載の植物栽培ハウス用吸気装
置。 - 【請求項5】室内側にファンとモータおよびヒータを内
蔵した筒状の本体を設けてなる請求項1記載の植物栽培
ハウス用吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4094039A JPH05284860A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 植物栽培ハウス用吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4094039A JPH05284860A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 植物栽培ハウス用吸気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05284860A true JPH05284860A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=14099432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4094039A Pending JPH05284860A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 植物栽培ハウス用吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05284860A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0739391U (ja) * | 1993-12-28 | 1995-07-18 | 徳彦 平野 | 畜舎用換気装置 |
JP2005328733A (ja) * | 2004-05-18 | 2005-12-02 | Ccs Inc | 除湿機構及び植物育成装置 |
JP2008113618A (ja) * | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Nepon Inc | 温室制御装置 |
JP2008144993A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Fulta Electric Machinery Co Ltd | 建屋における室内空気の換気及び/又は循環方法と、その装置 |
JP2010017093A (ja) * | 2008-07-08 | 2010-01-28 | Fulta Electric Machinery Co Ltd | ハウスの冷暖房装置又は冷暖房方法。 |
JP2010099009A (ja) * | 2008-10-23 | 2010-05-06 | Fulta Electric Machinery Co Ltd | ハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスの構造と、ハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスを利用した送風方法 |
JP2011142827A (ja) * | 2010-01-12 | 2011-07-28 | Fulta Electric Machinery Co Ltd | 建屋の局所送風機と、その局所送風方法 |
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