JP2010099009A - ハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスの構造と、ハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスを利用した送風方法 - Google Patents

ハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスの構造と、ハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスを利用した送風方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010099009A
JP2010099009A JP2008273485A JP2008273485A JP2010099009A JP 2010099009 A JP2010099009 A JP 2010099009A JP 2008273485 A JP2008273485 A JP 2008273485A JP 2008273485 A JP2008273485 A JP 2008273485A JP 2010099009 A JP2010099009 A JP 2010099009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
house
sheet
air
chamber box
sucked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008273485A
Other languages
English (en)
Inventor
Narihiro Furuta
成広 古田
Masashi Furuta
昌士 古田
Teruyuki Miura
輝幸 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fulta Electric Machinery Co Ltd
Original Assignee
Fulta Electric Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fulta Electric Machinery Co Ltd filed Critical Fulta Electric Machinery Co Ltd
Priority to JP2008273485A priority Critical patent/JP2010099009A/ja
Publication of JP2010099009A publication Critical patent/JP2010099009A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Abstract

【課題】 ハウスにおける送風・換気システムは、作物の健全な生育環境と、収穫の拡充・品質の向上で必要であり、また、作物の効率的、かつ簡易な栽培にとって、最低限の必要条件となる。特に、ハウス内の送風では、作物に対する送風領域拡充と、効率的な送風確保と、送風量の少量化と、換気扇の低容量化、及び省資源化の達成と、ランニングコストの低廉化と、作物の収穫量の拡充・作業性の向上が期待されている。
【構成】 ビニールハウスに設けた換気扇と、ハウス内の天井面を覆う遮蔽シートと底面シート、及び内面シートでなる通気性シートで構成したチャンバーボックスである。この底面シートを介して、ハウス内の空気を吸込み、換気扇で吸込んだ外気とで、混合空気を生成し、この混合空気を、内面シートを介して、ハウス内にゆるやかで一定の送風をする。
【選択図】 図1−1

Description

本発明は、ハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスの構造と、ハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスを利用した送風方法に関する。
ハウスにおける送風及び/又は換気システム(ハウス内の送風)は、作物の健全な生育環境と、収穫の拡充及び/又は品質の向上において必要であり、また、各人が所望する作物の効率的、かつ簡易な栽培等にとって、最低限必要な条件となること等は知られている。さらに、詳細に説明すると、ハウスにおける送風は、作物の作柄と、生育状況等に応じ、送風量・方向・強さ、又は送風時間等を、適宜変更することが必要であり、及び/又は、管理することが望ましいことから、この送風に関しては、極めて精緻で、かつ神経を要する作業である。
そして、昨今、特に要望されていることは、ハウス内の送風(空気の流れ)において、防虫ネットをハウスの長手方向及び/又は妻面方向で張装することにより、ハウスの長手方向に略水平方向の空気の流れと、広域的な空気の流れを確保しつつ、ハウス内における作地面積の拡充と、各人が所望するような作業性の効率の向上を確保することで、例えば、ハウス内における作物への送風領域の拡充と、効率的な送風を確保し、送風量の少量化と、ファン及び/又は換気扇の低容量化等による経済的な効果及び/又は省資源化の達成と、ランニングコストの低廉化を図りつつ、作地面積の拡充による作物の収穫量の上昇、作物への作業性の向上等にある。
以上の状況から、その改良と、要望に応え得る研究と、これらに関する文献も種々散見される。以下、これらに関する文献を先行技術として列挙する。
文献(1)は、特開2008−118864の「ハウスの送風システム」である。この発明は、ハウスの両妻面にファン及び/又は換気扇をそれぞれ設けたハウスの送風システムであって、ハウスの両妻面内部に、地面より、間隔をおいて通気性の底面シートを張装し、この底面シートのハウス内方側を折り曲げ、かつ天井面に至る通気性の内面シートを張装して防虫ネットを内張りする構造であり、この防虫ネットの内面シートを介して、ハウスの長手方向に、略水平方向の流れを確保することで、ハウスの換気と、害虫侵入防止と、益虫逃避防止等を図ること、又は作地・通行面積の確保と、作業の容易化を図ること等を意図する。
また、文献(2)は、特開平6−335324の「温室などの換気温度制御方法および該方法に用いる装置」である。この発明は、棟木に平行してダクトを設け、一端にダクトファンを、他端に開閉自在の妻窓を設け、下面中央に中央スリットと、さらに両側最上端に両側スリットを開口し、外気を、一端の妻窓から吸込み、中央スリットから温室内に降下せしめた後、室内の空気を両側スリットから排出する温室などの換気温度制御方法であり、温室等の換気、温度調節を室内全体に、均一かつ、短時間に行なうことを意図する。
特開2008−118864 特開平6−335324
前記文献(1)は、ハウスの短手方向の断面全体を内面シートで覆う構造であり、換気扇の風を、ハウスの全体を送ることを意図する。しかし、一基の換気扇では、内面シートの全体に送るには、不可能でないにしても、換気扇の容量と、大きさに、過大の負荷が掛かり、結果として、現実性、合理性に欠けることがある。そして、ハウス栽培に最適で、かつ作物に優しい風と、葉裏に風を送り、炭酸ガスを払拭し、光合成に最適な環境を確保するには、この内面シートの全体に緩やかな風を送ることが望ましいが、この発明では、不可能と考えられることから、改良の余地がある。
また文献(2)は、ダクトの開閉を利用し、中央スリットから、温室内に風を降下(吹き下ろす)構造であり、温室の長手方向への送風と、緩やかな風を万遍なく送風する構造でなく、温室内における作物への送風領域の拡充と、効率的な送風を確保し、送風量の少量化と、ファン及び/又は換気扇の低容量化等による経済的な効果及び/又は省資源化の達成と、ランニングコストの低廉化を図りつつ、作地面積の拡充による作物の収穫量の上昇、作物への作業性の向上等を図るには、改良の余地がある。
請求項1の発明は、ハウス内に、略均等に、緩やかな風を送りつつ、ハウス内の空気と外気をミキシングすることで、例えば、このハウス内における作物への送風領域の拡充と、効率的な送風を確保し、送風量の少量化と、ファン及び/又は換気扇の低容量化等による経済的な効果及び/又は省資源化の達成と、ランニングコストの低廉化を図り、又は作地面積の拡充による作物の収穫量の上昇、作物への作業性の向上等を意図する。また、請求項1の発明は、作物の高温障害の回避、病気の発生・蔓延防止・萎凋化防止等(植物の生育環境の確保)を意図する。
請求項1は、ビニールハウスの一方の妻面に設けた換気扇と、他方の妻面に設けたシャツタと、前記一方の妻面の換気扇の下側を基点に、ハウス内方に向かって、略水平状態に設けた底面シートと、この底面シートの自由端部より、前記ビニールハウスの天井面に向かって設けた内面シートでなる通気性シートで構成したハウスのチャンバーボックスであり、
このチャンバーボックスの底面シートを介して、ハウス内の空気を吸込むとともに、前記換気扇で吸込んだ外気をミキシングし、混合空気を生成し、この混合空気を、前記内面シートを介して、前記ハウス内に送風するか、又はこのチャンバーボックスの底面シート及び/又は内面シートを介して、このチャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、この換気扇を介して、前記ハウス外に送風することを特徴としたハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスの構造である。
請求項2の発明は、ハウス内に、略均等に、緩やかな風を送りつつ、ハウス内の空気を排気することで、例えば、このハウス内における作物への送風領域の拡充と、効率的な送風を確保し、送風量の少量化と、ファン及び/又は換気扇の低容量化等による経済的な効果及び/又は省資源化の達成と、ランニングコストの低廉化を図り、又は作地面積の拡充による作物の収穫量の上昇、作物への作業性の向上等を意図する。また、請求項2の発明は、作物の高温障害の回避、病気の発生・蔓延防止・萎凋化防止等(植物の生育環境の確保)を意図する。
請求項2は、ビニールハウスの一方の妻面に設けた換気扇と、他方の妻面に設けたシャツタと、このハウス内に設けたビニールシート、遮熱シート、遮断シート等でなる遮蔽シートと、この遮蔽シートの両底端部に設けた底面シート、及びこの底面シートのハウス側の自由端部に設けた内面シートでなる通気性シートで構成したハウスのチャンバーボックスであり、
このチャンバーボックスの底面シートを介して、ハウス内の空気を吸込むとともに、前記換気扇で吸込んだ外気をミキシングし、混合空気を生成し、この混合空気を、前記内面シートを介して、前記ハウス内に送風するか、又はこのチャンバーボックスの底面シート及び/又は内面シートを介して、このチャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、この換気扇を介して、前記ハウス外に送風することを特徴としたハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスの構造である。
請求項3の発明は、請求項1、又は請求項2の目的を合理的かつ簡易に達成し、また、最適で、かつ経済的な換気扇を提供することを意図する。
請求項3は、請求項1、又は請求項2に記載のチャンバーボックスの構造において、
前記換気扇は、妻面の枠体に枢軸を介して、回転自在に設けられる構造であり、この枢軸を基軸として、180°回転可能に設けられる構造としたチャンバーボックスの構造である。
請求項4の発明は、請求項1の目的を合理的かつ簡易に達成し、また、最適で、遮蔽シートと、通気性シートを提供することを意図する。
請求項4は、請求項1、又は請求項2に記載のチャンバーボックスの構造において、
前記遮蔽シートは、前記妻面よりハウス内に位置し、かつ天井面を覆うビニールシート、遮熱シート、遮断シート等でなる遮蔽シートとし、また、前記通気性シートは、この遮蔽シートの両底端部に連繋した底面シート、及びこの底面シートのハウス側端部に一方を連繋し、かつ前記遮蔽シートのハウス側の自由端部に他方を連繋した内面シートで構成する構造としたチャンバーボックスの構造である。
請求項5の発明は、請求項2、又は請求項2の目的を合理的かつ簡易に達成し、また、チャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、合理的に利用することを意図する。
請求項5は、請求項1、又は請求項2に記載のチャンバーボックスの構造において、
前記チャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、少なくとも、作物の近傍及び/又は栽培土壌の畝間に送風するか、又は少なくとも、作物の近傍及び/又は栽培台と栽培土壌の隙間に送風する構造としたチャンバーボックスの構造である。
請求項6の発明は、ハウス内の全体に、チャンバーボックスを介して、略均等に、緩やかな風を送りつつ、ハウス内の全体空気と外気をミキシングすることで、例えば、このハウス内における作物への送風領域の拡充と、効率的な送風を確保し、送風量の少量化と、ファン及び/又は換気扇の低容量化等による経済的な効果及び/又は省資源化の達成と、ランニングコストの低廉化を図り、又は作地面積の拡充による作物の収穫量の上昇、作物への作業性の向上等を意図する。また、請求項1の発明は、作物の高温障害の回避、病気の発生・蔓延防止・萎凋化防止等(植物の生育環境の確保)を意図する。
請求項6は、ビニールハウスの一方の妻面に設けた換気扇と、他方の妻面に設けたシャツタと、前記一方の妻面の換気扇の下側を基点に、ハウス内方に向かって、略水平状態に設けた底面シートと、この底面シートの自由端部より、前記ビニールハウスの天井面に向かって設けた内面シートでなる通気性シートで構成したハウスのチャンバーボックスと、このチャンバーボックスを介して、このハウス内に循環空気域を生成するチャンバーボックスを利用した送風方法であり、
このチャンバーボックスの底面シートを介して、ハウス内の空気を吸込むとともに、前記換気扇で吸込んだ外気をミキシングし、混合空気を生成し、この混合空気を、前記内面シートを介して、前記ハウス内の略全体に送風するか、又はこのチャンバーボックスの底面シート及び/又は内面シートを介して、このチャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、この換気扇を介して、前記ハウス内に送風することを特徴としたハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスを利用した送風方法である。
請求項7の発明は、ハウス内の全体に、チャンバーボックスと循環扇を介して、略均等に、緩やかな風を送りつつ、ハウス内の全体空気と外気をミキシングすることで、例えば、このハウス内における作物への送風領域の拡充と、効率的な送風を確保し、送風量の少量化と、ファン及び/又は換気扇の低容量化等による経済的な効果及び/又は省資源化の達成と、ランニングコストの低廉化を図り、又は作地面積の拡充による作物の収穫量の上昇、作物への作業性の向上等を意図する。また、請求項1の発明は、作物の高温障害の回避、病気の発生・蔓延防止・萎凋化防止等(植物の生育環境の確保)を意図する。
請求項7は、ビニールハウスの一方の妻面に設けた換気扇と、他方の妻面に設けたシャツタと、前記一方の妻面の換気扇の下側を基点に、ハウス内方に向かって、略水平状態に設けた底面シートと、この底面シートの自由端部より、前記ビニールハウスの天井面に向かって設けた内面シートでなる通気性シートで構成したハウスのチャンバーボックスと、このハウス内に設けた循環扇を介して、このハウス内に循環空気域を生成するチャンバーボックスを利用した送風方法であり、
このチャンバーボックスの底面シートを介して、ハウス内の空気を吸込むとともに、前記換気扇で吸込んだ外気をミキシングし、混合空気を生成し、この混合空気を、前記内面シートを介して、前記ハウス内に送風するとともに、前記循環扇を介して、このハウス内の略全体に送風するか、又はこのチャンバーボックスの底面シート及び/又は内面シートを介して、このチャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、この換気扇を介して、前記ハウス外に送風することを特徴としたハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスを利用した送風方法である。
請求項8の発明は、ハウス内の全体に、チャンバーボックスを介して、略均等に、緩やかな風を送りつつ、ハウス内の全体の空気を排気することで、例えば、このハウス内における作物への送風領域の拡充と、効率的な送風を確保し、送風量の少量化と、ファン及び/又は換気扇の低容量化等による経済的な効果及び/又は省資源化の達成と、ランニングコストの低廉化を図り、又は作地面積の拡充による作物の収穫量の上昇、作物への作業性の向上等を意図する。また、請求項7の発明は、作物の高温障害の回避、病気の発生・蔓延防止・萎凋化防止等(植物の生育環境の確保)を意図する。
請求項8は、ビニールハウスの一方の妻面に設けた換気扇と、他方の妻面に設けたシャツタと、このハウス内に設けたビニールシート、遮熱シート、遮断シート等でなる遮蔽シートと、この遮蔽シートの両底端部に設けた底面シート、及びこの底面シートのハウス側の自由端部に設けた内面シートでなる通気性シートで構成したハウスのチャンバーボックスと、前記シャツタを介して、このハウス内に循環空気域を生成するチャンバーボックスを利用した送風方法であり、
このチャンバーボックスの底面シートを介して、ハウス内の空気を吸込むとともに、前記換気扇で吸込んだ外気をミキシングし、混合空気を生成し、この混合空気を、前記内面シートを介して、前記ハウス内の略全体に送風するか、又はこのチャンバーボックスの底面シート及び/又は内面シートを介して、このチャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、この換気扇を介して、前記ハウス内に送風することを特徴としたハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスを利用した送風方法である。
請求項9の発明は、ハウス内の全体に、チャンバーボックスと循環扇を介して、略均等に、緩やかな風を送りつつ、ハウス内の全体の空気を排気することで、例えば、このハウス内における作物への送風領域の拡充と、効率的な送風を確保し、送風量の少量化と、ファン及び/又は換気扇の低容量化等による経済的な効果及び/又は省資源化の達成と、ランニングコストの低廉化を図り、又は作地面積の拡充による作物の収穫量の上昇、作物への作業性の向上等を意図する。また、請求項7の発明は、作物の高温障害の回避、病気の発生・蔓延防止・萎凋化防止等(植物の生育環境の確保)を意図する。
請求項9は、ビニールハウスの一方の妻面に設けた換気扇と、他方の妻面に設けたシャツタと、このハウス内に設けたビニールシート、遮熱シート、遮断シート等でなる遮蔽シートと、この遮蔽シートの両底端部に設けた底面シート、及びこの底面シートのハウス側の自由端部に設けた内面シートでなる通気性シートで構成したハウスのチャンバーボックスと、このハウス内に設けた循環扇を介して、このハウス内に循環空気域を生成するチャンバーボックスを利用した送風方法であり、
このチャンバーボックスの底面シートを介して、ハウス内の空気を吸込むとともに、前記換気扇で吸込んだ外気をミキシングし、混合空気を生成し、この混合空気を、前記内面シートを介して、前記ハウス内に送風するとともに、前記循環扇を介して、このハウス内の略全体に送風するか、又はこのチャンバーボックスの底面シート及び/又は内面シートを介して、このチャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、この換気扇を介して、前記ハウス外に送風することを特徴としたハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスを利用した送風方法である。
請求項1の発明は、ビニールハウスの妻面に設けた換気扇及びシャツタと、妻面の換気扇の下側を基点に、ハウス内方に向かって、略水平状態に設けた底面シートと、底面シートの自由端部より、ビニールハウスの天井面に向かって設けた内面シートでなる通気性シートで構成したハウスのチャンバーボックスであり、底面シートを介して、ハウス内の空気を吸込むとともに、換気扇で吸込んだ外気をミキシングし、混合空気を生成し、混合空気を、内面シートを介して、ハウス内に送風するか、又は底面シート及び/又は内面シートを介して、チャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、換気扇を介して、ハウス外に送風するチャンバーボックスの構造である。
従って、請求項1は、ハウス内に、略均等に、緩やかな風を送りつつ、ハウス内の空気と外気をミキシングすることで、例えば、このハウス内における作物への送風領域の拡充と、効率的な送風を確保し、送風量の少量化と、ファン及び/又は換気扇の低容量化等による経済的な効果及び/又は省資源化が達成され、さらにランニングコストの低廉化が図れ、又は作地面積の拡充による作物の収穫量の上昇、作物への作業性の向上等が図れる特徴がある。また、請求項1は、作物の高温障害の回避、病気の発生・蔓延防止・萎凋化防止等(植物の生育環境の確保)が図れる実益がある。
請求項2の発明は、ビニールハウスの妻面に設けた換気扇及びシャツタと、妻面よりハウス内に位置し、かつ天井面を覆うビニールシート、遮熱シート、遮断シート等でなる遮蔽シートと、遮蔽シートの底面シートと、ハウス側の開口を閉塞する内面シートでなる通気性シートで構成した、ハウスのチャンバーボックスであり、底面シートを介して、ハウス内の空気を吸込むとともに、換気扇で吸込んだ外気をミキシングし、混合空気を生成し、混合空気を、内面シートを介して、ハウス内に送風するか、又は底面シート及び/又は内面シートを介して、チャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、換気扇を介して、ハウス外に送風するチャンバーボックスの構造である。
従って、請求項2は、ハウス内に、略均等に、緩やかな風を送りつつ、ハウス内の空気を排気することで、例えば、このハウス内における作物への送風領域の拡充と、効率的な送風を確保し、送風量の少量化と、ファン及び/又は換気扇の低容量化等による経済的な効果及び/又は省資源化が達成され、さらにランニングコストの低廉化が図れ、又は作地面積の拡充による作物の収穫量の上昇、作物への作業性の向上等が図れる特徴がある。また、請求項1は、作物の高温障害の回避、病気の発生・蔓延防止・萎凋化防止等(植物の生育環境の確保)が図れる実益がある。
請求項3の発明は、請求項1、又は請求項2に記載のチャンバーボックスの構造において、
換気扇は、妻面の枠体に枢軸を介して、回転自在に設けられる構造であり、枢軸を基軸として、180°回転可能に設けられる構造としたチャンバーボックスの構造である。
従って、請求項3は、請求項1、又は請求項2の目的を合理的かつ簡易に達成できること、また、最適で、かつ経済的な換気扇を提供できること等の特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1、又は請求項2に記載のチャンバーボックスの構造において、
遮蔽シートは、妻面よりハウス内に位置し、かつ天井面を覆うビニールシート、遮熱シート、遮断シート等の遮蔽シートとし、また、通気性シートは、遮蔽シートの両底端部に連繋した底面シート、及び底面シートのハウス側端部に一方を連繋し、かつ遮蔽シートのハウス側の自由端部に他方を連繋した内面シートで構成する構造としたチャンバーボックスの構造である。
従って、請求項4は、請求項1の目的を合理的かつ簡易に達成できること、また、最適で、遮蔽シートと、通気性シートを提供できること等の特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1、又は請求項2に記載のチャンバーボックスの構造において、
チャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、少なくとも、作物の近傍及び/又は栽培土壌の畝間に送風するか、又は少なくとも、作物の近傍及び/又は栽培台と栽培土壌の隙間に送風する構造としたチャンバーボックスの構造である。
従って、請求項5は、又は請求項2の目的を合理的かつ簡易に達成でき、また、チャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、合理的に利用できること等の特徴を有する。
請求項6の発明は、ビニールハウスの妻面に設けた換気扇及びシャツタと、換気扇の下側を基点に、ハウス内方に向かって、略水平状態に設けた底面シートと、底面シートの自由端部より、ビニールハウスの天井面に向かって設けた内面シートでなる通気性シートで構成したハウスのチャンバーボックスと、シャツタを介して、ハウス内に循環空気域を生成するチャンバーボックスを利用した送風方法であり、底面シートを介して、ハウス内の空気を吸込むとともに、換気扇で吸込んだ外気をミキシングし、混合空気を生成し、混合空気を、内面シートを介して、ハウス内の略全体に送風するか、又は底面シート及び/又は内面シートを介して、チャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、換気扇を介して、ハウス内に送風するチャンバーボックスを利用した送風方法である。
従って、請求項6は、ハウス内の全体に、チャンバーボックスを介して、略均等に、緩やかな風を送りつつ、ハウス内の全体空気と外気をミキシングすることで、例えば、このハウス内における作物への送風領域の拡充と、効率的な送風を確保し、送風量の少量化と、ファン及び/又は換気扇の低容量化等による経済的な効果及び/又は省資源化の達成と、ランニングコストの低廉化を図り、又は作地面積の拡充による作物の収穫量の上昇、作物への作業性の向上等が図れる特徴がある。また、請求項6は、作物の高温障害の回避、病気の発生・蔓延防止・萎凋化防止等(植物の生育環境の確保)が図れる実益がある。
請求項7の発明は、ビニールハウスの妻面に設けた換気扇及びシャツタと、換気扇の下側を基点に、ハウス内方に向かって、略水平状態に設けた底面シートと、底面シートの自由端部より、ビニールハウスの天井面に向かって設けた内面シートでなる通気性シートで構成したハウスのチャンバーボックスと、ハウス内に設けた循環扇を介して、ハウス内に循環空気域を生成するチャンバーボックスを利用した送風方法であり、循環扇を介して、ハウス内に循環空気域を生成するチャンバーボックスを利用した送風方法であり、底面シートを介して、ハウス内の空気を吸込むとともに、換気扇で吸込んだ外気をミキシングし、混合空気を生成し、混合空気を、内面シートを介して、ハウス内に送風するとともに、循環扇を介して、ハウス内の略全体に送風するか、又は底面シート及び/又は内面シートを介して、チャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、換気扇を介して、ハウス外に送風するチャンバーボックスを利用した送風方法である。
従って、請求項7は、ハウス内の全体に、チャンバーボックスと循環扇を介して、略均等に、緩やかな風を送りつつ、ハウス内の全体空気と外気をミキシングすることで、例えば、このハウス内における作物への送風領域の拡充と、効率的な送風を確保し、送風量の少量化と、ファン及び/又は換気扇の低容量化等による経済的な効果及び/又は省資源化の達成と、ランニングコストの低廉化を図り、又は作地面積の拡充による作物の収穫量の上昇、作物への作業性の向上等が図れる特徴がある。また、請求項7は、作物の高温障害の回避、病気の発生・蔓延防止・萎凋化防止等(植物の生育環境の確保)が図れる実益がある。
請求項8の発明は、ビニールハウスの妻面に設けた換気扇及びシャツタと、妻面よりハウス内に位置し、かつ天井面を覆う遮蔽シートと、遮蔽シートの底面シートと、ハウス側の開口を閉塞する内面シートでなる通気性シートで構成した、ハウスのシャツタを介して、ハウス内の循環空気域の空気を、ハウス外に送風するチャンバーボックスを利用した送風方法であり、底面シートを介して、ハウス内の空気を吸込むとともに、換気扇で吸込んだ外気をミキシングし、混合空気を生成し、混合空気を、内面シートを介して、ハウス内の略全体に送風するか、又は底面シート及び/又は内面シートを介して、チャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、換気扇を介して、ハウス内に送風するチャンバーボックスを利用した送風方法である。
従って、請求項8は、ハウス内の全体に、チャンバーボックスを介して、略均等に、緩やかな風を送りつつ、ハウス内の全体の空気を排気することで、例えば、このハウス内における作物への送風領域の拡充と、効率的な送風を確保し、送風量の少量化と、ファン及び/又は換気扇の低容量化等による経済的な効果及び/又は省資源化の達成と、ランニングコストの低廉化を図り、又は作地面積の拡充による作物の収穫量の上昇、作物への作業性の向上等が図れる特徴がある。また、請求項8は、作物の高温障害の回避、病気の発生・蔓延防止・萎凋化防止等(植物の生育環境の確保)が図れる実益がある。
請求項9の発明は、ビニールハウスの妻面に設けた換気扇及びシャツタと、妻面よりハウス内に位置し、かつ天井面を覆う遮蔽シートと、遮蔽シートの底面シートと、ハウス側の開口を閉塞する内面シートでなる通気性シートで構成した、ハウスのチャンバーボックスと、循環扇を介して、ハウス内の循環空気域の空気を、換気扇を介して、ハウス外に送風するチャンバーボックスを利用した送風方法であり、底面シートを介して、ハウス内の空気を吸込むとともに、換気扇で吸込んだ外気をミキシングし、混合空気を生成し、混合空気を、内面シートを介して、ハウス内に送風するとともに、循環扇を介して、ハウス内の略全体に送風するか、又は底面シート及び/又は内面シートを介して、チャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、換気扇を介して、ハウス外に送風するチャンバーボックスを利用した送風方法である。
従って、請求項9は、ハウス内の全体に、チャンバーボックスと循環扇を介して、略均等に、緩やかな風を送りつつ、ハウス内の全体の空気を排気することで、例えば、このハウス内における作物への送風領域の拡充と、効率的な送風を確保し、送風量の少量化と、ファン及び/又は換気扇の低容量化等による経済的な効果及び/又は省資源化の達成と、ランニングコストの低廉化を図り、又は作地面積の拡充による作物の収穫量の上昇、作物への作業性の向上等が図れる特徴がある。また、請求項9は、作物の高温障害の回避、病気の発生・蔓延防止・萎凋化防止等(植物の生育環境の確保)が図れる実益がある。
本発明の一例を説明する。
図1−1はイチゴ棚栽培ハウス(二重張りハウスもあり得る)における通気性シートの関係を示した要部の側面模式図、図1−2は露地栽培ハウスにおける通気性シートの関係を示した要部の側面模式図、図2−1はイチゴ台(棚)栽培ハウスと換気扇の関係を示した一例(一重張りハウス)要部の正面図、図2−2は露地栽培ハウスと換気扇の関係を示した一例要部の正面図、図2−3はイチゴ台栽培ハウスと換気扇の関係を示した他の一例(二重張りハウス)要部の正面図、図2−4は露地栽培ハウスと換気扇の関係を示した要部の正面図、図3−1はハウスと通気性シートの関係を示した一例の要部の俯瞰図、図3−2はハウスと通気性シートの関係を示した他の一例の要部の俯瞰図、図4は通気性シートの拡大俯瞰図、図5−1は換気扇を備えたハウスの正面図、図5−2は換気扇の側面図、図5−3は換気扇の背面図、また、図6−1は他の換気扇を備えたハウスの正面図、図5−2は他の換気扇の吸込み状態を示した正面図、図6−3は他の換気扇の排気状態を示した背面図、図6−4は他の換気扇の側面図である。また、図7−1はイチゴ台栽培ハウスにおける通気性シートと、循環扇の関係を示した要部の側面模式図、図7−2は露地栽培ハウスにおける通気性シートと、循環扇の関係を示した要部の側面模式図である。
1はハウス(温室、工場等の建屋も含む)で、一重張りハウス1の外張りビニール100と、この二重張りハウス1の外張りビニール100と内張りビニール101がある。そして、この一重張りハウス1では、後述する遮蔽シート2(ビニールシート、遮熱シート、遮断シート等)を使用しないことを原則とする。また、この二重張りハウス1の例では、内張りビニール101の下側に、このハウスAの一方の妻面1aから、その棟方向A1に向かって、遮蔽シート2(天井部位を遮蔽する山形三角、山形、無底形状でなる箱形又はドーム形状等で、遮蔽部材となる遮蔽シート2)を設ける。そして、この遮蔽シート2を利用し、通気性シート3(防虫ネットととしても役立つ)を、ハウス1の一方の妻面1aの内側に架承することで、ハウス1の吸込み側(吸込み用)、又は排気側(排気用)のチャンバーボックス5を形成する。
この通気性シート3の一例は、一重張りハウス1に採用する。この一例は、図2−1と、図2−2、並びに図3−1に示してあり、その構造は、一方の妻面1aの換気扇(後述する)の下側を、基点として、このハウス1内方1bに向かって、略水平状態に設けた底面シート300と、この底面シート300の延設方向(ハウス1の棟方向「A」)のハウス側端部(自由端側300a)より、ハウス1の天井面1−1に向かって連繋した内面シート301(その他、一体による折曲げ構造も可能、以下同じ)で構成する。そして、この一例では、内面シート301の自由端部301a、301bを天井面1−1に連設する。また、この通気性シート3の他の一例は、二重張りハウス1に採用する。この他の一例は、図2−3と、図2−4、並びに図3−2に示してあり、その構造は、平面形状の底面シート300と、この底面シート300の自由端側300aに連繋した、三角、山形又はドーム形状の内面シート301(一体による折曲げ構造も可能)で構成する。また、通気性シート3の他の一例は、遮蔽シート2の両底端部200、201に、底面シート部300の長手方向の両端部300b、300cを連繋する。そして、この遮蔽シート2の長手方向のハウス側の自由端部(一例である両下がり山形端部202、203)に、内面シート301の両折曲げでなる山形の自由端部301a、301bを連繋する。そして、一部で説明したが、この通気性シート3は、底面シート300と内面シート301が一体構造であって、この内面シート301を折曲げ形成した構成と、この底面シート300と内面シート301を、個別の構造とし、この個別の構造を連繋した構成の何れでも可能である。尚、一重張りハウス1に採用する一例の通気性シート3は、ハウス1全体への送風の均一化と、作業・製造等の簡便化、経済的等に有効である。また、二重張りハウス1に採用する他の一例の通気性シート3は、ハウス1の略全体への送風の均一化と、温湿度調整の効率化等に有効である。また、本発明は、細霧冷房との組合せで、栽培環境の向上と、温湿度調整の効率化等に寄与できる。尚、通気性シート3の透孔率を介して、後述する各空気の送風量・送風距離、また、混合空気生成量、排気量等の調整と、作物に適した温湿度調整を図ることができる。
そして、この通気性シート3と、遮蔽シート2を一体化することで、ハウス1の一方の妻面1aの内側に、虫の侵入・逃避防止と、風の循環通路として機能するチャンバーボックス5が構築される。
また、図中10は換気扇であり、この換気扇10は、図5−1〜図5−3に示した一例と、図6−1〜図6−4に示した他の一例が挙げられる。そこで、図5−1〜図5−3に示した一例は、平面板部と、枠板で形成した躯体102に取付けられる換気扇枠体1000と、この換気扇枠体1000に設けた羽根1001と、この羽根1001を回転するモータ1002と、開閉自在のシャツタ1003と、羽根1001を囲繞するように設けたベルマウス1004で構成する。そして、この換気扇10をハウス1の一方の妻面1aに取付ける。この一方の妻面1aに取付けた換気扇10(吸込式、又は排気式兼用)と、他方の妻面1a1のシャツタ12を介して、ハウス1内に外気を吸込むか、又はハウス1内の空気(内気)を排気する構造である。この他の一例において、換気扇枠体100の外周で、かつハウス1内に換気専用の内側枠体1000aを付設する構造では、この内側枠体1000aを、遮蔽シート2で囲繞する構造とする。これにより、ハウス1の内方1bに、略均一な送風が図れ、かつ棟方向A1への送風が可能となること、又は後述する循環扇の台数の減少化に役立つこと、等の効果がある。そして、また、内側枠体1000aの遮蔽シート2の全部、又は一部を開放する(取外す)ことで、送風量・送風距離、また、混合空気生成量、排気量等の調整と、作物に適した温湿度調整が図れる実益がある。
ここで、最初に、本発明の吸込み側のチャンバーボックス5における風の流れを、図1−1〜図3−2の一例を基に説明すると、「イ」換気扇10を駆動し、外気Hが、チャンバーボックス5に導入される。「ロ」この外気Hの導入にともなって、内気H1が下部空間S2より通気性シート3の底面シート300を介して、チャンバーボックス5へ誘引され、「ハ」チャンバーボックス5内に導入された外気Hとミキシング(混合)し、混合空気HHを生成する。「ニ」この混合空気HHは、換気線10の駆動により、通気性シート3の内面シート301を介して、ハウス1の長手方向の上部空間S1へ、ゆるやか、及び一定方向に略均等な流れの送風Xとなる。「ホ」そして、混合空気HHは、換気扇10と向かい合う壁面方向へ運ばれ(送風X)、一部(原則として、少ない、混合空気HH)をシャツタ12より排気し、他の一部(原則として、多い、混合空気HH)を後述の如く、リターンさせる(リターンする混合空気HHは調整可能である)。「ヘ」風力が弱まるにつれて、下方に向きを変え、下部空間S2へ向う(リターンによる送風Y)。「ト」次に、下部空間S2へ運ばれた混合空気HHは、前述した送風Xの流れに誘引されて、「チ」チャンバーボックス5のある上方へ導かれる(送風Y)。このハウス1の空気の流れ及び/又は温湿度調整が図られる。
以上の説明を基にして、その全体の流れを説明すると、図1−1と、図2−1においては、この混合空気HHは、ハウス1の長手方向1bに流れた後、下方にゆるやかな流れとなる。そして、その後、この混合空気HHは、イチゴ栽培台の脚間を流れていき、新しく、チャンバーボックス5に導入された外気Hにより、一方の妻面1aの近傍の内気H1が、このチャンバーボックス5に誘引される。この内気H1の誘引を介して、前記イチゴ栽培台の脚間を流れてきた内気H1を、一方の妻面1aの近傍の上方に誘引される。この誘引された内気H1は、底面シート300を介して、チャンバーボックス5に導入された外気Hと混合し、新たな混合空気HHが生成される。それ以後は、前述の通りである。従って、本発明では、前述した複数の誘引を介して、作物Cの近傍及び/又は栽培台の脚間に、送風するとともに、ハウス1の棟方向A1(長手方向)及び/又は全体において、環状に循環するゆるやかな風の流れが生成される。この風の流れが、換気扇10の駆動と、遮蔽シート2と、通気性シート3を介して、繰り返され、前述の如く、混合空気HHを生成し、この混合空気HHが内面シート301を介して、ハウス1内にゆるやかに送りつつ、同時に外気Hを導入しながら、送風し続けることが可能となる。尚、図1−2では、混合空気HHは、作物Cの近傍C1及び/又は栽培土壌の畝G間に、送風するとともに、ハウス1の棟方向A及び/又は全体において、風の流れの確保及び/又は温湿度調整が図れる構造であり、その他は、前述の例に準ずる。図中13は防虫ネットで、この一例では、防虫ネット13は、他方の妻面1a1に設けたシャツタ12に設ける。そして、この防虫ネット13の透孔率も、前述の通気性シート2に準ずる。
続いて、本発明の排気側のチャンバーボックス5における風の流れを、図示しないが、その一例を説明すると、「イ−1」換気扇10を駆動し、一方の内気H1が、通気性シート3の内面シート301を介して、チャンバーボックス5に導入される。「ロ−1」この一方の内気H1の導入にともなって、ハウスの1の下部空間S2にある他方の内気H1が、通気性シート3の底面シート300を介して、チャンバーボックス5へ誘引され、「ハ−1」チャンバーボックス5内に導入された一方・他方の内気H1は、換気線10の駆動により、ハウス1外に排気されるとともに、シャツタ12を介して、外気Hがハウス1内に導入される。「ニ−1」このハウス1の換気及び/又は温湿度調整が図られる。
以上の説明を基にして、その全体の流れを説明すると(図6−3の状態を示した背面図を参照)、換気扇10の駆動で、内面シート301と底面シート300から、内気H1をチャンバーボックス5内に吸込み、このチャンバーボックス5に吸込まれた内気H1を、一方の妻面1aから、ハウス1外に排気し、ハウス1の換気を図り、作物Cの近傍及び/又は栽培台の脚間に、送風するとともに、ハウス1の棟方向A及び/又は全体において、環状に循環するゆるやかな換気の流れを確保できる。尚、他方の妻面1a1から、外気Hが、導入されて換気と、空気の流れが確保される。それ以後は、前述の通りである。従って、本発明では、前述した吸込み側のチャンバーボックス5の風の流れと、逆の流れであり、換気扇10を駆動し、内気H1を、底面シート300及び/又は内面シート301を介して、チャンバーボックス5内に吸込むとともに、この吸込んだ内気H1を、換気扇10の駆動によりハウス1外に送風する構造である。これにより、ハウス1全体に、風の流れを確保しつつ、この風の流れで、排気(換気)及び/又は温湿度調整が図れること、前述の効果が期待できる。
前述した風のゆるやかな流れ(微風)と、風のスムーズな流れを確保することで、例えば、作物Cの葉裏に、常時、微風を送り、気孔から排出された炭酸ガス(炭酸ガスによる障壁空間)を払拭し、光合成に最適な環境、及び作物の成長を促進する環境を確保することができる。尚、これは、一例であり、ハウス1の規模等により、換気扇10を複数設置すること、及びハウス1内に一つ、又は複数の循環扇(図示せず)を設けることも場合により考えられる。また、作物Cの種類・成長状況、昼夜等により、複数設けた換気扇10及び循環扇を必要に応じて、選択駆動することも可能である。そして、送風Yは、作物Cが高所栽培の際、栽培作業台6の脚部を流れるため、風通しがよく、ハウス1内にいる作業人の足元の通気性も確保できるため、栽培作業の環境向上にも有効に働いている。
尚、図7−1と、図7−2に示した、イチゴ台栽培ハウスにおける通気性シートと、循環扇の関係を示した要部の側面模式図、露地栽培ハウスにおける通気性シートと、循環扇の関係を示した要部の側面模式図において、ハウス1内に、一基、又は複数基の循環扇20を配した構造であり、吸込み式では、前記「イ」〜「チ」を介して、ハウス1内において、空気の流れ及び/又は温湿度調整が、ハウス1全体で確保できる。また、図示しないが、排気式では、前記「イ−1」〜「チ−1」を介して、ハウス1内への空気の取り込と、循環扇20を配し、この取り込んだ空気(循環空気域)の一部を、ハウス1外に排気(換気)し(ハウス1内への吸込、及び/又は、ハウス1外に排気で)、ハウス1内の空気の換気及び/又は温湿度調整をハウス1全体で確保できる。
図1−1はイチゴ台栽培ハウスにおける通気性シートの関係を示した要部の側面模式図 図1−2は露地栽培ハウスにおける通気性シートの関係を示した要部の側面模式図 図2−1はイチゴ台(棚)栽培ハウスと換気扇の関係を示した一例(一重張りハウス)要部の正面図 図2−2は露地栽培ハウスと換気扇の関係を示した一例要部の正面図 32−3はイチゴ台栽培ハウスと換気扇の関係を示した他の一例(二重張りハウス)要部の正面図 図2−4は露地栽培ハウスと換気扇の関係を示した要部の正面図 図3−1はハウスと通気性シートの関係を示した一例の要部の俯瞰図 図3−2はハウスと通気性シートの関係を示した他の一例の要部の俯瞰図 図4は通気性シートの拡大俯瞰図 図5−1は換気扇を備えたハウスの正面図 図5−2は換気扇の側面図 図5−3は換気扇の背面図 図6−1は他の換気扇を備えたハウスの正面図 図6−2は他の換気扇の吸込み状態を示した正面図 図6−3は換気扇の吸込み状態を示した背面図 図6−4は他の換気扇の側面図 図7−1はイチゴ台栽培ハウス(二重張りハウスもあり得る)における通気性シートと、循環扇の関係を示した要部の側面模式図 図7−2は露地栽培ハウスにおける通気性シートと、循環扇の関係を示した要部の側面模式図
符号の説明
1 ハウス
1a 一方の妻面
1a1 他の妻面
1b 内方
100 外張りビニール
101 内張りビニール
102 躯体
2 遮蔽シート
200 底端部
201 底端部
202 下がり山形端部
203 下がり山形端部
3 通気性シート
300 底面シート
300a 自由端側
300b 端部
300c 端部
301 内面シート
301a 自由端部
301b 自由端部
5 チャンバーボックス
6 栽培作業台
10 換気扇
1000 換気扇枠体
1001 羽根
1002 モータ
1003 シャツタ
1004 ベルマウス
11 枢軸
12 シャツタ
13 防虫ネット
20 循環扇
A 棟
A1 棟方向
H 外気
H1 内気
HH 混合空気
S1 上部空間
S2 下部空間
C 作物
C1 畝

Claims (9)

  1. ビニールハウスの一方の妻面に設けた換気扇と、他方の妻面に設けたシャツタと、前記一方の妻面の換気扇の下側を基点に、ハウス内方に向かって、略水平状態に設けた底面シートと、この底面シートの自由端部より、前記ビニールハウスの天井面に向かって設けた内面シートでなる通気性シートで構成したハウスのチャンバーボックスであり、
    このチャンバーボックスの底面シートを介して、ハウス内の空気を吸込むとともに、前記換気扇で吸込んだ外気をミキシングし、混合空気を生成し、この混合空気を、前記内面シートを介して、前記ハウス内に送風するか、又はこのチャンバーボックスの底面シート及び/又は内面シートを介して、このチャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、この換気扇を介して、前記ハウス外に送風することを特徴としたハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスの構造。
  2. ビニールハウスの一方の妻面に設けた換気扇と、他方の妻面に設けたシャツタと、このハウス内に設けたビニールシート、遮熱シート、遮断シート等でなる遮蔽シートと、この遮蔽シートの両底端部に設けた底面シート、及びこの底面シートのハウス側の自由端部に設けた内面シートでなる通気性シートで構成したハウスのチャンバーボックスであり、
    このチャンバーボックスの底面シートを介して、ハウス内の空気を吸込むとともに、前記換気扇で吸込んだ外気をミキシングし、混合空気を生成し、この混合空気を、前記内面シートを介して、前記ハウス内に送風するか、又はこのチャンバーボックスの底面シート及び/又は内面シートを介して、このチャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、この換気扇を介して、前記ハウス外に送風することを特徴としたハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスの構造。
  3. 請求項1、又は請求項2に記載のチャンバーボックスの構造において、
    前記換気扇は、妻面の枠体に枢軸を介して、回転自在に設けられる構造であり、この枢軸を基軸として、180°回転可能に設けられる構造としたチャンバーボックスの構造。
  4. 請求項1、又は請求項2に記載のチャンバーボックスの構造において、
    前記遮蔽シートは、前記妻面よりハウス内に位置し、かつ天井面を覆うビニールシート、遮熱シート、遮断シート等でなる遮蔽シートとし、また、前記通気性シートは、この遮蔽シートの両底端部に連繋した底面シート、及びこの底面シートのハウス側端部に一方を連繋し、かつ前記遮蔽シートのハウス側の自由端部に他方を連繋した内面シートで構成する構造としたチャンバーボックスの構造。
  5. 請求項1、又は請求項2に記載のチャンバーボックスの構造において、
    前記チャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、少なくとも、作物の近傍及び/又は栽培土壌の畝間に送風するか、又は少なくとも、作物の近傍及び/又は栽培台と栽培土壌の隙間に送風する構造としたチャンバーボックスの構造。
  6. ビニールハウスの一方の妻面に設けた換気扇と、他方の妻面に設けたシャツタと、前記一方の妻面の換気扇の下側を基点に、ハウス内方に向かって、略水平状態に設けた底面シートと、この底面シートの自由端部より、前記ビニールハウスの天井面に向かって設けた内面シートでなる通気性シートで構成したハウスのチャンバーボックスと、このチャンバーボックスを介して、このハウス内に循環空気域を生成するチャンバーボックスを利用した送風方法であり、
    このチャンバーボックスの底面シートを介して、ハウス内の空気を吸込むとともに、前記換気扇で吸込んだ外気をミキシングし、混合空気を生成し、この混合空気を、前記内面シートを介して、前記ハウス内の略全体に送風するか、又はこのチャンバーボックスの底面シート及び/又は内面シートを介して、このチャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、この換気扇を介して、前記ハウス内に送風することを特徴としたハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスを利用した送風方法。
  7. ビニールハウスの一方の妻面に設けた換気扇と、他方の妻面に設けたシャツタと、前記一方の妻面の換気扇の下側を基点に、ハウス内方に向かって、略水平状態に設けた底面シートと、この底面シートの自由端部より、前記ビニールハウスの天井面に向かって設けた内面シートでなる通気性シートで構成したハウスのチャンバーボックスと、このハウス内に設けた循環扇を介して、このハウス内に循環空気域を生成するチャンバーボックスを利用した送風方法であり、
    このチャンバーボックスの底面シートを介して、ハウス内の空気を吸込むとともに、前記換気扇で吸込んだ外気をミキシングし、混合空気を生成し、この混合空気を、前記内面シートを介して、前記ハウス内に送風するとともに、前記循環扇を介して、このハウス内の略全体に送風するか、又はこのチャンバーボックスの底面シート及び/又は内面シートを介して、このチャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、この換気扇を介して、前記ハウス外に送風することを特徴としたハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスを利用した送風方法。
  8. ビニールハウスの一方の妻面に設けた換気扇と、他方の妻面に設けたシャツタと、このハウス内に設けたビニールシート、遮熱シート、遮断シート等でなる遮蔽シートと、この遮蔽シートの両底端部に設けた底面シート、及びこの底面シートのハウス側の自由端部に設けた内面シートでなる通気性シートで構成したハウスのチャンバーボックスと、前記シャツタを介して、このハウス内に循環空気域を生成するチャンバーボックスを利用した送風方法であり、
    このチャンバーボックスの底面シートを介して、ハウス内の空気を吸込むとともに、前記換気扇で吸込んだ外気をミキシングし、混合空気を生成し、この混合空気を、前記内面シートを介して、前記ハウス内の略全体に送風するか、又はこのチャンバーボックスの底面シート及び/又は内面シートを介して、このチャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、この換気扇を介して、前記ハウス内に送風することを特徴としたハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスを利用した送風方法。
  9. ビニールハウスの一方の妻面に設けた換気扇と、他方の妻面に設けたシャツタと、このハウス内に設けたビニールシート、遮熱シート、遮断シート等でなる遮蔽シートと、この遮蔽シートの両底端部に設けた底面シート、及びこの底面シートのハウス側の自由端部に設けた内面シートでなる通気性シートで構成したハウスのチャンバーボックスと、このハウス内に設けた循環扇を介して、このハウス内に循環空気域を生成するチャンバーボックスを利用した送風方法であり、
    このチャンバーボックスの底面シートを介して、ハウス内の空気を吸込むとともに、前記換気扇で吸込んだ外気をミキシングし、混合空気を生成し、この混合空気を、前記内面シートを介して、前記ハウス内に送風するとともに、前記循環扇を介して、このハウス内の略全体に送風するか、又はこのチャンバーボックスの底面シート及び/又は内面シートを介して、このチャンバーボックス内に吸込んだハウス内の空気を、この換気扇を介して、前記ハウス外に送風することを特徴としたハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスを利用した送風方法。
JP2008273485A 2008-10-23 2008-10-23 ハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスの構造と、ハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスを利用した送風方法 Pending JP2010099009A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008273485A JP2010099009A (ja) 2008-10-23 2008-10-23 ハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスの構造と、ハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスを利用した送風方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008273485A JP2010099009A (ja) 2008-10-23 2008-10-23 ハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスの構造と、ハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスを利用した送風方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010099009A true JP2010099009A (ja) 2010-05-06

Family

ID=42290210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008273485A Pending JP2010099009A (ja) 2008-10-23 2008-10-23 ハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスの構造と、ハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスを利用した送風方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010099009A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011250765A (ja) * 2010-06-03 2011-12-15 Fulta Electric Machinery Co Ltd 環境扇用の防虫ネット
WO2014030280A1 (ja) * 2012-08-23 2014-02-27 パナソニック株式会社 農業用ハウス
JP2015208296A (ja) * 2014-04-28 2015-11-24 新菱冷熱工業株式会社 省エネルギー型植物栽培システム
JP2017189128A (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 フルタ電機株式会社 炭酸ガス発生装置の吹出口機構
US20180160632A1 (en) * 2013-12-16 2018-06-14 Maurice Kassenbouw B.V. Greenhouse and method for climate control in a greenhouse

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6333761U (ja) * 1986-08-20 1988-03-04
JPH05284860A (ja) * 1992-04-14 1993-11-02 Matsushita Seiko Co Ltd 植物栽培ハウス用吸気装置
JP2004173607A (ja) * 2002-11-27 2004-06-24 Nippon Muki Co Ltd ハウス栽培用病害菌除去装置
JP2006022564A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Fulta Electric Machinery Co Ltd ハウスの防虫ネット又は防寒布付きシャッター
JP2007295874A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Fulta Electric Machinery Co Ltd ハウスの換気システム
JP2008061544A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Fulta Electric Machinery Co Ltd ハウスの送風システム
JP2008076037A (ja) * 2006-08-23 2008-04-03 Fulta Electric Machinery Co Ltd ハウスの壁面に設けられる壁面用の換気扇構造
JP2008118864A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Fulta Electric Machinery Co Ltd ハウスの送風システム
JP2008144993A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Fulta Electric Machinery Co Ltd 建屋における室内空気の換気及び/又は循環方法と、その装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6333761U (ja) * 1986-08-20 1988-03-04
JPH05284860A (ja) * 1992-04-14 1993-11-02 Matsushita Seiko Co Ltd 植物栽培ハウス用吸気装置
JP2004173607A (ja) * 2002-11-27 2004-06-24 Nippon Muki Co Ltd ハウス栽培用病害菌除去装置
JP2006022564A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Fulta Electric Machinery Co Ltd ハウスの防虫ネット又は防寒布付きシャッター
JP2007295874A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Fulta Electric Machinery Co Ltd ハウスの換気システム
JP2008076037A (ja) * 2006-08-23 2008-04-03 Fulta Electric Machinery Co Ltd ハウスの壁面に設けられる壁面用の換気扇構造
JP2008061544A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Fulta Electric Machinery Co Ltd ハウスの送風システム
JP2008118864A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Fulta Electric Machinery Co Ltd ハウスの送風システム
JP2008144993A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Fulta Electric Machinery Co Ltd 建屋における室内空気の換気及び/又は循環方法と、その装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011250765A (ja) * 2010-06-03 2011-12-15 Fulta Electric Machinery Co Ltd 環境扇用の防虫ネット
WO2014030280A1 (ja) * 2012-08-23 2014-02-27 パナソニック株式会社 農業用ハウス
JP2014057570A (ja) * 2012-08-23 2014-04-03 Panasonic Corp 農業用ハウス
CN104427859A (zh) * 2012-08-23 2015-03-18 松下知识产权经营株式会社 农用大棚
US10716266B2 (en) 2012-08-23 2020-07-21 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Agricultural house
US20180160632A1 (en) * 2013-12-16 2018-06-14 Maurice Kassenbouw B.V. Greenhouse and method for climate control in a greenhouse
JP2015208296A (ja) * 2014-04-28 2015-11-24 新菱冷熱工業株式会社 省エネルギー型植物栽培システム
JP2017189128A (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 フルタ電機株式会社 炭酸ガス発生装置の吹出口機構

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007295874A (ja) ハウスの換気システム
JP4914137B2 (ja) ハウスの降温・換気装置
JP2010099009A (ja) ハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスの構造と、ハウスの換気口に装着されるチャンバーボックスを利用した送風方法
JP2010017093A (ja) ハウスの冷暖房装置又は冷暖房方法。
JP4880426B2 (ja) ハウスの送風システム
JP2008076037A (ja) ハウスの壁面に設けられる壁面用の換気扇構造
JP2015228812A (ja) ハウス栽培の空気循環システム
JP5289814B2 (ja) ハウスの送風及び/又は換気方法
JP5350071B2 (ja) ハウスにおける吸込み空気の送風装置
JP6081003B1 (ja) 植物栽培温室
JP2004008049A (ja) 植物栽培用施設及び植物栽培方法
JP5008961B2 (ja) 建屋における室内空気の換気、又は循環装置
JP2009082009A (ja) ハウスの開閉換気装置。
JP2007312714A (ja) ハウスの空調装置
JP4884141B2 (ja) ハウスの送風システム
TWI693883B (zh) 農業用屋舍
JP2006296216A (ja) ハウスの防虫ネット付きの換気扇
JP2006230250A (ja) 茸類栽培用ハウス
JP3082061B2 (ja) 暖房または暖冷房の空調方法
JP2006340643A (ja) ハウスの換気扇用の防虫ネットシステム
JPH07312985A (ja) 植物栽培室の局所空調装置
JP4301509B2 (ja) ハウスの防虫ネット付き整流シャッター
JP4679086B2 (ja) ハウスの防虫ネット付きシャッター
JP2007215493A (ja) 圃場の地熱及び/又は茶果樹熱の放熱等をエアカーテンで防止する圃場用の送風方法
KR100622455B1 (ko) 무지주 다층 비닐하우스의 환기장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131008

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140603