JP2013192282A - 充電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】充電器内部及び電池パックを冷却するための冷却ファンを備えた充電器において、冷却性能を向上させる。
【解決手段】電池パック100を充電するための充電器10であって、上面に電池パック100を取り付け可能な取付部10aと、回転軸が略水平方向に配置された冷却ファン13と、前記冷却ファン13の風下に配置されて前記冷却ファン13が生成した冷却風を分流させるファンカバー20と、を備え、前記ファンカバー20は、電池パック100を冷却するために冷却風を上方へ導く垂直導風路21と、充電器10内を冷却するために冷却風を水平方向へ導く水平導風路22,23と、を備えるようにした。
【選択図】図3

Description

この発明は、充電器に関し、特に、電動工具等に使用する電池パックを充電する充電器に関するものである。
従来、電動工具等の電源として電池パックが用いられており、こうした電池パックは専用の充電器により充電が行われる。
こうした電動工具等に使用される電池パックは比較的容量が大きく電圧の高いものが使用される。そして、こうした容量が大きく電圧の高い電池パックを急速に充電するために、充電器も出力の大きいものを使用することが主流となっている。
しかしながら、出力の大きい充電器の場合、充電中の充電器内部の電気素子の温度が上昇し易い。また、別の問題として、高出力の電動工具で使用された電池パックを充電する場合、使用直後の電池パックは高温となっており、高温のままでは充電を行うことができないという問題がある。
こうした問題を解決するため、冷却ファンを使って充電器内部及び電池パックを強制的に冷却するようにした充電器が存在する(例えば特許文献1)。
特開2009−026774号公報
しかし、上記した従来の充電器では、充電器の底部の狭い空間から外気を吸気して冷却に使用するため、空気の取り込みがスムーズにいかず、冷却性能の向上に限界があった。
そこで、本発明は、充電器内部及び電池パックを冷却するための冷却ファンを備えた充電器において、冷却性能を向上させることを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、以下の点を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載の充電器は、電池パックを充電するための充電器であって、上面に電池パックを取り付け可能な取付部と、回転軸が略水平方向に配置された冷却ファンと、前記冷却ファンの風下に配置されて前記冷却ファンが生成した冷却風を分流させるファンカバーと、を備え、前記ファンカバーは、電池パックを冷却するために冷却風を上方へ導く垂直導風路と、充電器内を冷却するために冷却風を水平方向へ導く水平導風路と、を備えていることを特徴とする。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、充電器内部の電子部品が配置された領域は表面がポッティング加工されており、前記ファンカバーは、前記ポッティング加工が施された領域と前記冷却ファンが設けられた領域との境界に配設されるとともに、少なくとも側部及び底部の一部にポッティング材の流出を防ぐためのシール部が設けられていることを特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記ファンカバーは、前記取付部の上面に溜まって充電器の内部に侵入してくる水を受けるための排水部を備え、前記排水部は、上方が前記取付部の下部において開口するとともに、下部に外部と連通する排水孔が形成されていることを特徴とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記水平導風路は、底面が風下に行くに従って高くなるように傾斜していることを特徴とする。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項4記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、充電器のケースは、上部ケースと下部ケースとを上下に接合して形成されており、前記水平導風路の傾斜した底面の風下側の端部は、前記下部ケースの立ち上がりの高さと略同じ高さか、または前記下部ケースの立ち上がりの高さよりも高い位置にあることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は上記の通りであり、回転軸が略水平方向に配置された冷却ファンを備えているため、吸気口を充電器の側部に開口させることができるので、空気の取り込みがスムーズになり、冷却性能を向上させることができる。
また、冷却ファンの風下に配置されて前記冷却ファンが生成した冷却風を分流させるファンカバーを備え、前記ファンカバーは、電池パックを冷却するために冷却風を上方へ導く垂直導風路と、充電器内を冷却するために冷却風を水平方向へ導く水平導風路と、を備えているため、冷却風の風量をスリット(壁)配分率によってコントロールして電池パック及び充電器内を効率的に冷却することができるため、電池パック及び充電器内が高温になることを防止でき、充電時間が長くなることを防止できる。
また、請求項2に記載の発明は上記の通りであり、充電器内部の電子部品が配置された領域は表面がポッティング加工されており、前記ファンカバーは、前記ポッティング加工が施された領域と前記冷却ファンが設けられた領域との境界に配設されるとともに、少なくとも側部及び底部の一部にポッティング材の流出を防ぐためのシール部が設けられている。このため、冷却ファンの回転軸を略水平方向に配置して側部に吸気口を設けた構造においても、側部の吸気口からポッティング材が流出することがない。
更には、ファンカバーの少なくとも側部及び底部の一部がシールされることで、冷却ファンの生成した冷却風がファンカバーの側部等の隙間から逃げることを防止でき、ファンカバーを通して冷却風を効率的に冷却に使用することができる。また、ファンカバーのシールによって冷却ファン及び冷却風によるファンカバーの振動防止にもなる。
また、請求項3に記載の発明は上記の通りであり、前記ファンカバーは、前記取付部の上面に溜まって充電器の内部に侵入してくる水を受けるための排水部を備え、前記排水部は、上方が前記取付部の下部において開口するとともに、下部に外部と連通する排水孔が形成されている。このため、取付部の隙間から水が浸入してきた場合でも、進入してきた水を排水部を介して外部に排出することができる。しかも、この排水部がファンカバーに設けられているため、排水用の部材を別に設ける必要がなく、製造コストが嵩むこともない。
また、請求項4に記載の発明は上記の通りであり、前記水平導風路は、底面が風下に行くに従って高くなるように傾斜している。これにより、冷却ファンの回転軸を略水平方向に配置して側部に吸気口を設けた構造において、側部の吸気口から水が浸入した場合(例えば充電器の周りに雨水などが溜まった場合)でも、この水が水平導風路を通じて充電器内部の電子部品が配置された領域へと流れ込みにくくすることができる。
また、請求項5に記載の発明は上記の通りであり、充電器のケースは、上部ケースと下部ケースとを上下に接合して形成されており、前記水平導風路の傾斜した底面の風下側の端部は、前記下部ケースの立ち上がりの高さと略同じ高さか、または前記下部ケースの立ち上がりの高さよりも高い位置にある。このため、下部ケースの立ち上がりの高さを超えない範囲で水没したとしても、水が水平導風路を通じて充電器内部へと流れ込むことがない。
充電器の外観図である。 電池パックを装着した充電器の外観図である。 充電器の分解図である。 上ケースを外した状態の充電器を示す図である。 ファンカバーをさまざまな方向から見た斜視図である。 ファンカバーの(a)平面図、(b)正面図、(c)底面図、(d)側面図である。 ファンカバーのX−X断面図である。 上ケースと冷却ファンを外した状態の充電器を示す図である。 充電器の平面図である。 充電器のA−A断面図である。 充電器のB−B断面図である。 充電器のC−C断面図である。
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。
本実施形態に係る充電器10は、電動工具等の電源として用いられる電池パック100を充電するためのものであり、図1に示すように、上面に電池パック100を取り付け可能な取付部10aを備えている。この取付部10aは、図2に示すように、電池パック100をスライド嵌合させることで上部に電池パック100を装着できるようになっている。
取付部10aの中央には、図1に示すように、端子カバー11aに保護された接続端子31が半露出しており、取付部10aに電池パック100を装着したときにこの接続端子31が電池パック100の端子と電気的に接続され、この接続端子31を介して電池パック100の充電を行えるようになっている。
この充電器10の側部には、スリット状の吸気口10bが複数開口しており、この吸気口10bを介して外部の空気を取り入れることで充電器10の内部(及び取付部10aに装着した電池パック100)の冷却を行えるようになっている。
充電器10は、図3に示すように、上部ケース11と下部ケース12とを上下に接合してケースを形成したものであり、このケースの内部に、ターミナルブロック30、基板35、冷却ファン13、ファンカバー20、などが収容されている。
ターミナルブロック30は、前述した接続端子31を備えた部材であり、取付部10aの裏面側において上部ケース11に装着される。ターミナルブロック30を上部ケース11に装着すると、接続端子31は、取付部10aのスリットの奥で電池パック100と接続可能に半露出するようになっている。
なお、ターミナルブロック30は可能な限り間隙が生まれないように上部ケース11に装着されるが、わずかな間隙は存在するため、この間隙から雨水等が浸入する場合がある。この雨水等はターミナルブロック30の上面に集まるようになっている。ターミナルブロック30の上面に集まった雨水等は、後述するファンカバー20の排水部24へと導かれ、外部に排出される。
基板35は、コンデンサ等の電子部品が配置されたものであり、図3に示すように、下部ケース12の底部に嵌め込まれて固定されている。この基板35上に形成された回路はターミナルブロック30の接続端子31と電気的に接続されており、これにより電池パック100への充電を行えるようになっている。この基板35が嵌め込まれた領域D1は、特に図示しないが、表面がポッティング加工されている。すなわち、充電器10の内部に浸入した水から基板35を保護するために、基板35の上面全体がポッティングで覆われている。
冷却ファン13は、電池パック100及び充電器10内を冷却するための冷却風を生成する軸流ファンであり、図3に示すように、回転軸が略水平方向となるように、吸気口10bの内側に配置される。これにより、充電開始とともに冷却ファン13が作動し、冷却ファン13が作動することで吸気口10bから外部の空気が充電器10の内部へと吸気され、冷却に使用される。
なお、下部ケース12の底部は、上述したポッティング加工された領域D1と、冷却ファン13を配置するための領域D2と、に分割されており、冷却ファン13は、この冷却ファン13を配置するための領域D2に配置される。すなわち、下部ケース12の底部のうち、基板35が設けられていない領域が冷却ファン13を配置するための領域D2であり、冷却ファン13はこの領域D2に固定される。なお、この冷却ファン13を配置するための領域D2の両側は、冷却ファン13の両側部に位置する隔壁36によって、ポッティング加工された領域D1と隔てられている。
ファンカバー20は、冷却ファン13の風下に配置されて冷却ファン13が生成した冷却風を分流させるためのものである。このファンカバー20は、図3及び図4に示すように、ポッティング加工が施された領域D1と冷却ファン13が設けられた領域D2との境界に配設され、冷却ファン13側の端部付近の両側部が隔壁36の内面に臨むように配設される。
この冷却ファン13側の端部付近の両側部及び底部には、ウレタンなど形成された帯状のシール部25が外周に沿って貼設されており、このシール部25によって冷却ファン13の両側部と隔壁36との間の間隙、及び、冷却ファン13の底部と下部ケース12の底部との間の間隙が埋められている。このシール部25は、ポッティング材の流出を防ぐために設けられている。すなわち、ポッティングは製作工程の初期においては流動的であるため、シール部25によってシールしなければポッティングが冷却ファン13が設けられた領域D2へと流れ込み、吸気口10bから外部へと流出してしまう可能性がある。シール部25によってポッティング加工が施された領域D1と冷却ファン13が設けられた領域D2との境界をシールすることで、このようなポッティングの流出を防いでいる。
ファンカバー20は、図5〜7に示すように、複数の連通路を備えた部材であり、具体的には、冷却風を上方へ導く垂直導風路21、冷却風を水平方向へ導く第1水平導風路22及び第2水平導風路23、充電器10の内部に侵入してくる水を受けるための排水部24、を備えている。
垂直導風路21は、冷却ファン13が生成した冷却風を充電器10に装着された電池パック100を冷却するために上方へ導くものであり、風上開口21aが冷却ファン13に臨む位置に開口し、風下開口21bが上方に向けて開口している(図8等参照)。図11に示すように、風下開口21bの上部には取付部10aが位置しているため、冷却ファン13が生成した冷却風は垂直導風路21を通過して取付部10aへと導かれる。これにより、取付部10aに装着された電池パック100へと冷却風が到達するように形成されている。
第1水平導風路22及び第2水平導風路23は、冷却ファン13が生成した冷却風を、充電器10内を冷却するために水平方向へ導くものである。第1水平導風路22及び第2水平導風路23の風上開口22a、23aは、いずれも冷却ファン13に臨む位置に開口している。また、第1水平導風路22及び第2水平導風路23の風下開口22b、23bは、いずれも水平方向に開口しているものの、開口の向きが互いに異なるように開口している。詳しくは、第2水平導風路23の風下開口23b付近に湾曲側壁部23cを設けることにより、第2水平導風路23の冷却風の経路は冷却ファン13の回転軸方向からややずれた方向へと変えられている。この第1水平導風路22及び第2水平導風路23により、冷却ファン13が生成した冷却風はポッティング加工された基板35の上を流れ、基板35に実装された電子機器類を冷却できるようになっている。
また、この第1水平導風路22及び第2水平導風路23の底面は、風下に行くに従って高くなるように傾斜した傾斜底部26となっている。この傾斜底部26の風下側の端部は、図12に示すように、下部ケース12の立ち上がりの高さTと略同じ高さとなっている。このため、何らかの理由で充電器10が水たまりに置かれるなどした場合でも、吸気口10bから浸入した水は冷却ファン13の配置領域D2までは浸入するものの、第1水平導風路22及び第2水平導風路23を通って基板35の領域D1までは浸入しづらくなっており、水深が下部ケース12の立ち上がりの高さTになるまでは基板35への水の浸入を防ぐことができる。
排水部24は、上述した取付部10aの上面に溜まって充電器10の内部に侵入してくる水を受けるためのものである。排水部24は、図10に示すように、上部で開口する上部開口24aと底部に設けられた排水孔24bとが上下に連通した形状となっている。上部開口24aは、図10に示すように、取付部10aの下部において開口しており、これにより、取付部10aの上面に溜まって充電器10の内部に侵入してくる水を受けることができるようになっている。また、図10に示すように、排水孔24bの下部には下部ケース12のケース排水孔12aが開口しており、両者が連通することで排水孔24bが外部と連通するようになっている。このため、上部開口24aから入ってきた水は、排水部24を通って排水孔24bから外部へと排出されるようになっている。
以上説明したように、本実施形態によれば、回転軸が略水平方向に配置された冷却ファン13を備えているため、吸気口10bを充電器10の側部に開口させることができるので、空気の取り込みがスムーズになり、冷却性能を向上させることができる。
また、冷却ファン13の風下に配置されて前記冷却ファン13が生成した冷却風を分流させるファンカバー20を備え、前記ファンカバー20は、電池パック100を冷却するために冷却風を上方へ導く垂直導風路21と、充電器10内を冷却するために冷却風を水平方向へ導く水平導風路22,23と、を備えているため、冷却風の風量をスリット27(壁)配分率によってコントロールして電池パック100及び充電器10内を効率的に冷却することができる。すなわちスリット27(壁)の位置を変更することにより、電池パック100側に多く冷却風を送るように構成したり、あるいは、充電器10側に多く冷却風を送るように構成することが可能となる。
従って、電池パック100及び充電器10内が高温になることを防止でき、たとえば充電途中において高温となって充電作業の妨げとなって、充電時間が長くなることを防止できる。
また、充電器10内部の電子部品が配置された領域D1は表面がポッティング加工されており、前記ファンカバー20は、前記ポッティング加工が施された領域D1と前記冷却ファン13が設けられた領域D2との境界に配設されるとともに、側部及び底部にポッティング材の流出を防ぐためのシール部25が設けられている。このため、冷却ファン13の回転軸を略水平方向に配置して側部に吸気口10bを設けた構造においても、側部の吸気口10bからポッティング材が流出することがない。
更には、ファンカバー20の側部及び底部がシールされることで、冷却ファン13の生成した冷却風がファンカバー20の側部及び底部の隙間から逃げることを防止でき、ファンカバー20を通して冷却風を効率的に冷却に使用することができる。また、ファンカバー20の周囲に設けたシール部25によって冷却ファン13及び冷却風によるファンカバー20の振動防止にもなる。
また、前記ファンカバー20は、前記取付部10aの上面に溜まって充電器10の内部に侵入してくる水を受けるための排水部24を備え、前記排水部24は、上方が前記取付部10aの下部において開口するとともに、下部に外部と連通する排水孔24bが形成されている。このため、取付部10aの隙間から水が浸入してきた場合でも、進入してきた水を排水部24を介して外部に排出することができる。しかも、この排水部24がファンカバー20に設けられているため、排水用の部材を別に設ける必要がなく、製造コストが嵩むこともない。
また、前記水平導風路22,23は、底面(傾斜底部26)が風下に行くに従って高くなるように傾斜している。これにより、冷却ファン13の回転軸を略水平方向に配置して側部に吸気口10bを設けた構造において、側部の吸気口10bから水が浸入した場合(例えば充電器10の周りに雨水などが溜まった場合)でも、この水が水平導風路22,23を通じて充電器10内部の電子部品が配置された領域D1へと流れ込みにくくすることができる。
また、充電器10のケースは、上部ケース11と下部ケース12とを上下に接合して形成されており、前記水平導風路22,23の傾斜した底面(傾斜底部26)の風下側の端部は、前記下部ケース12の立ち上がりの高さTと略同じ高さにある。このため、下部ケース12の立ち上がりの高さTを超えない範囲で水没したとしても、水が水平導風路22,23を通じて充電器10内部へと流れ込むことがない。
なお、上記した実施形態においては、傾斜底部26の風下側の端部は、下部ケース12の立ち上がりの高さTと略同じ高さとしたが、これに限らず、下部ケース12の立ち上がりの高さTよりも高い位置としてもよい。
また、上記した実施形態においては、水平導風路として2つの導風路を設けたが、これに限らず、導風路を1つとしてもよいし、導風路を3つ以上設けてもよい。
10 充電器
10a 取付部
10b 吸気口
11 上部ケース
11a 端子カバー
12 下部ケース
12a ケース排水孔
13 冷却ファン
20 ファンカバー
21 垂直導風路
21a 風上開口
21b 風下開口
22 第1水平導風路
22a 風上開口
22b 風下開口
23 第2水平導風路
23a 風上開口
23b 風下開口
23c 湾曲側壁部
24 排水部
24a 上部開口
24b 排水孔
25 シール部
26 傾斜底部
27 スリット(壁)
30 ターミナルブロック
31 接続端子
35 基板
36 隔壁
100電池パック
D1 ポッティング領域
D2 冷却ファン配置領域
T 立ち上がりの高さ

Claims (5)

  1. 電池パックを充電するための充電器であって、
    上面に電池パックを取り付け可能な取付部と、
    回転軸が略水平方向に配置された冷却ファンと、
    前記冷却ファンの風下に配置されて前記冷却ファンが生成した冷却風を分流させるファンカバーと、
    を備え、
    前記ファンカバーは、電池パックを冷却するために冷却風を上方へ導く垂直導風路と、充電器内を冷却するために冷却風を水平方向へ導く水平導風路と、を備えていることを特徴とする、充電器。
  2. 充電器内部の電子部品が配置された領域は表面がポッティング加工されており、
    前記ファンカバーは、前記ポッティング加工が施された領域と前記冷却ファンが設けられた領域との境界に配設されるとともに、少なくとも側部及び底部の一部にポッティング材の流出を防ぐためのシール部が設けられていることを特徴とする、請求項1記載の充電器。
  3. 前記ファンカバーは、前記取付部の上面に溜まって充電器の内部に侵入してくる水を受けるための排水部を備え、
    前記排水部は、上方が前記取付部の下部において開口するとともに、下部に外部と連通する排水孔が形成されていることを特徴とする、請求項1又は2記載の充電器。
  4. 前記水平導風路は、底面が風下に行くに従って高くなるように傾斜していることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の充電器。
  5. 充電器のケースは、上部ケースと下部ケースとを上下に接合して形成されており、
    前記水平導風路の傾斜した底面の風下側の端部は、前記下部ケースの立ち上がりの高さと略同じ高さか、または前記下部ケースの立ち上がりの高さよりも高い位置にあることを特徴とする、請求項4記載の充電器。
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