JPH06245393A - 充電器 - Google Patents
充電器Info
- Publication number
- JPH06245393A JPH06245393A JP3355293A JP3355293A JPH06245393A JP H06245393 A JPH06245393 A JP H06245393A JP 3355293 A JP3355293 A JP 3355293A JP 3355293 A JP3355293 A JP 3355293A JP H06245393 A JPH06245393 A JP H06245393A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- potting agent
- charger
- circuit board
- printed circuit
- current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/28—Applying non-metallic protective coatings
Landscapes
- Details Of Resistors (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 壊れにくく、安全で、しかも安定した充電が
行える充電器の提供を目的とする。 【構成】 プリント基板6上に調整抵抗10等の電気回
路部品を取り付け、プリント基板6上に、調整抵抗10
の周囲を付着せずに覆いかつ露出するように、ポッティ
ング剤15を注入して形成した。
行える充電器の提供を目的とする。 【構成】 プリント基板6上に調整抵抗10等の電気回
路部品を取り付け、プリント基板6上に、調整抵抗10
の周囲を付着せずに覆いかつ露出するように、ポッティ
ング剤15を注入して形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】一般的に供給されている交流電流
を所定の直流電流に変換して、この電流を充電可能な電
池に充電するための充電器に関するものである。
を所定の直流電流に変換して、この電流を充電可能な電
池に充電するための充電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の充電器は、プリント基板A上に多
数の電気回路部品Bを半田等で取り付け、交流電源から
交流電流を直流電流に変換し、電流を所定の電流値で出
力して充電するものであった。これらの電気回路部品B
は、信号電流を扱う小型のものと、トランスやFET
(電界効果トランジスター)等の大電流を扱う大型のも
のとを使用していた。この充電器は、誤って落としてし
まったり衝撃を加えたりすると、電気回路部品Bがプリ
ント基板Aから外れてしまうことがあった。また、交流
電源からの大電流を扱うトランスやFET等の大型の電
気回路部品Bは、発熱してしまい安全面で問題があっ
た。
数の電気回路部品Bを半田等で取り付け、交流電源から
交流電流を直流電流に変換し、電流を所定の電流値で出
力して充電するものであった。これらの電気回路部品B
は、信号電流を扱う小型のものと、トランスやFET
(電界効果トランジスター)等の大電流を扱う大型のも
のとを使用していた。この充電器は、誤って落としてし
まったり衝撃を加えたりすると、電気回路部品Bがプリ
ント基板Aから外れてしまうことがあった。また、交流
電源からの大電流を扱うトランスやFET等の大型の電
気回路部品Bは、発熱してしまい安全面で問題があっ
た。
【0003】このような問題を解決するために、図6に
示すように、ポッティング剤Cと呼ばれる熱硬化性樹脂
をプリント基板A上に注入した充電器が多くみられた。
すなわち、この充電器は、ポッティング剤Cをプリント
基板A上に注入してしばらく時間をおくとポッティング
剤Cが固まるので、電気回路部品Bとプリント基板Aと
の接続状態を強固なものとすることができ、また、電気
回路部品Bで発熱した熱をポッティング剤Cにて蓄熱す
るので、電気回路部品Bの温度上昇を緩和させることが
できるものであった。また、ポッティング剤Cは、図7
に示すように、プリント基板A上の電気回路部品Bの全
部又は一部を覆うことになるので、電気回路部品Bにお
いて、可変式であり電流を所定の電流値に変換する調整
抵抗といったものは、ポッティング剤Cをプリント基板
Aに注入する前にその抵抗値を調整する必要があった。
示すように、ポッティング剤Cと呼ばれる熱硬化性樹脂
をプリント基板A上に注入した充電器が多くみられた。
すなわち、この充電器は、ポッティング剤Cをプリント
基板A上に注入してしばらく時間をおくとポッティング
剤Cが固まるので、電気回路部品Bとプリント基板Aと
の接続状態を強固なものとすることができ、また、電気
回路部品Bで発熱した熱をポッティング剤Cにて蓄熱す
るので、電気回路部品Bの温度上昇を緩和させることが
できるものであった。また、ポッティング剤Cは、図7
に示すように、プリント基板A上の電気回路部品Bの全
部又は一部を覆うことになるので、電気回路部品Bにお
いて、可変式であり電流を所定の電流値に変換する調整
抵抗といったものは、ポッティング剤Cをプリント基板
Aに注入する前にその抵抗値を調整する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したポッティング
剤Cを使用した従来の充電器を交流電源からの電流を受
けて動作させると、トランスやFET等の大型の電気回
路部品Bは発熱し、その温度上昇を緩和するためのポッ
ティング剤Cはその熱を蓄熱し、これによってポッティ
ング剤Cの温度は徐々に上昇する。そして、このポッテ
ィング剤Cの温度上昇に伴って、ポッティング剤Cに覆
われた調整抵抗も温度上昇する。調整抵抗は、その抵抗
値が温度上昇に伴って大きくなる特性があるので、ポッ
ティング剤Cを注入する前に調整した充電電流特性が、
充電器動作中のポッティング剤Cの温度上昇によって変
化してしまうことになり、所定の電流値の電流を出力で
きなくなる。
剤Cを使用した従来の充電器を交流電源からの電流を受
けて動作させると、トランスやFET等の大型の電気回
路部品Bは発熱し、その温度上昇を緩和するためのポッ
ティング剤Cはその熱を蓄熱し、これによってポッティ
ング剤Cの温度は徐々に上昇する。そして、このポッテ
ィング剤Cの温度上昇に伴って、ポッティング剤Cに覆
われた調整抵抗も温度上昇する。調整抵抗は、その抵抗
値が温度上昇に伴って大きくなる特性があるので、ポッ
ティング剤Cを注入する前に調整した充電電流特性が、
充電器動作中のポッティング剤Cの温度上昇によって変
化してしまうことになり、所定の電流値の電流を出力で
きなくなる。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
のであり、目的とするところは、壊れにくく、安全で、
しかも安定した充電が行える充電器の提供にある。
のであり、目的とするところは、壊れにくく、安全で、
しかも安定した充電が行える充電器の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の充電器は、プリント基板上に、所定
の出力電流に調整する調整抵抗とそれ以外の多数の電気
回路部品を取付け、その取付け部分にポッティング剤を
注入したものにおいて、調整抵抗の周囲がポッティング
剤に付着されないように覆われかつ調整抵抗がポッティ
ング剤より露出した構成としている。
に、請求項1記載の充電器は、プリント基板上に、所定
の出力電流に調整する調整抵抗とそれ以外の多数の電気
回路部品を取付け、その取付け部分にポッティング剤を
注入したものにおいて、調整抵抗の周囲がポッティング
剤に付着されないように覆われかつ調整抵抗がポッティ
ング剤より露出した構成としている。
【0007】また、請求項2記載の充電器は、請求項1
記載のもののポッティング剤のプリント基板側とは反対
側でありかつ調整抵抗側に隆起部を形成した構成として
いる。
記載のもののポッティング剤のプリント基板側とは反対
側でありかつ調整抵抗側に隆起部を形成した構成として
いる。
【0008】また、請求項3記載の充電器は、請求項1
記載のもののプリント基板上に調整抵抗を囲むようにマ
スキング部材を設け、マスキング部材の外側にポッティ
ング剤を注入した構成としている。
記載のもののプリント基板上に調整抵抗を囲むようにマ
スキング部材を設け、マスキング部材の外側にポッティ
ング剤を注入した構成としている。
【0009】また、請求項4記載の充電器は、請求項3
記載のもののマスキング部材とプリント基板との間にシ
ール部材を介在した構成としている。
記載のもののマスキング部材とプリント基板との間にシ
ール部材を介在した構成としている。
【0010】
【作用】請求項1記載の構成によれば、調整抵抗とポッ
ティング剤との間の空間によって、調整抵抗はポッティ
ング剤の温度上昇に影響されることなく抵抗値を一定に
保つことができ、ポッティング剤注入後であっても調整
抵抗の調整ができる。
ティング剤との間の空間によって、調整抵抗はポッティ
ング剤の温度上昇に影響されることなく抵抗値を一定に
保つことができ、ポッティング剤注入後であっても調整
抵抗の調整ができる。
【0011】請求項2記載の構成によれば、プリント基
板側のポッティング剤を注入した側を上になるようにし
て充電器を構成した場合、充電器内の湿気により発生し
た水滴がポッティング剤上に溜まり、その水滴が隆起部
を越えて調整抵抗に侵入することがない。
板側のポッティング剤を注入した側を上になるようにし
て充電器を構成した場合、充電器内の湿気により発生し
た水滴がポッティング剤上に溜まり、その水滴が隆起部
を越えて調整抵抗に侵入することがない。
【0012】請求項3記載の構成によれば、マスキング
部材を設けた後にポッティング剤を注入すると、調整抵
抗とポッティング剤との間の空間を容易に形成すること
ができる。
部材を設けた後にポッティング剤を注入すると、調整抵
抗とポッティング剤との間の空間を容易に形成すること
ができる。
【0013】請求項4記載の構成によれば、マスキング
部材とプリント基板側との間に隙間ができる場合シール
部材によりこの隙間をなくすので、ポッティング剤の注
入時にポッティング剤が調整抵抗側に侵入することがな
い。
部材とプリント基板側との間に隙間ができる場合シール
部材によりこの隙間をなくすので、ポッティング剤の注
入時にポッティング剤が調整抵抗側に侵入することがな
い。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図5に基づいて説
明する。
明する。
【0015】本実施例の充電器は、2つ割りのハウジン
グ1,2と、その内部に充電器本体3が配設されて構成
されている。
グ1,2と、その内部に充電器本体3が配設されて構成
されている。
【0016】ハウジング1は、充電可能な電池4を充電
器本体3に接続するための開口部1aが形成されてい
る。5は、交流電源からの交流電流を充電器本体3に入
力するためのプラグ付きコードである。
器本体3に接続するための開口部1aが形成されてい
る。5は、交流電源からの交流電流を充電器本体3に入
力するためのプラグ付きコードである。
【0017】充電器本体3は、図4及び図5に示すよう
に、プリント基板6上に、整流回路部7と、トランスや
FET(電界効果トランジスター)等で構成されたスイ
ッチング回路部8と、複数の抵抗やコンデンサやダイオ
ード等といった固定式部品9と所定の出力電流に調整す
る調整抵抗10とを備えた定電流検出部11と、スイッ
チング回路制御部12と、充電モード制御部13と、電
池4を接続するためのプラグ14とが備えられている。
に、プリント基板6上に、整流回路部7と、トランスや
FET(電界効果トランジスター)等で構成されたスイ
ッチング回路部8と、複数の抵抗やコンデンサやダイオ
ード等といった固定式部品9と所定の出力電流に調整す
る調整抵抗10とを備えた定電流検出部11と、スイッ
チング回路制御部12と、充電モード制御部13と、電
池4を接続するためのプラグ14とが備えられている。
【0018】そして、充電器本体3には、プリント基板
6とこれらの電気回路部品との接続部分にポッティング
剤15が注入されている。なお、ここで使用したポッテ
ィング剤15とは、衝撃や振動に耐え、湿気や腐食の原
因を排除するために電気回路全体を充填する熱硬化性樹
脂のことであり、本実施例ではウレタン系の樹脂を用い
ている。
6とこれらの電気回路部品との接続部分にポッティング
剤15が注入されている。なお、ここで使用したポッテ
ィング剤15とは、衝撃や振動に耐え、湿気や腐食の原
因を排除するために電気回路全体を充填する熱硬化性樹
脂のことであり、本実施例ではウレタン系の樹脂を用い
ている。
【0019】ここで、ポッティング剤15の注入方法に
ついて図2(a) 乃至図2(c) を用いて説明する。まず、
ポッティング剤15を注入する前に、図2(a) に示すよ
うに、金属で形成したマスキング部材16を調整抵抗1
0を囲むように覆う。この時、マスキング部材16とプ
リント基板6との間には、弾性と粘性を兼ね備えたシー
ル部材17が介在されている。次に、図2(b) に示すよ
うに、マスキング部材16の外側にポッティング剤15
を注入する。この時、マスキング部材16とポッティン
グ剤15の接している部分の上部には、表面張力によ
り、ポッティング剤15の隆起部15aが形成されてい
る。しばらくしてポッティング剤15が固まると、図2
(c) に示すように、マスキング部材16とシール部材1
7を取り除く。これで、調整抵抗10の周囲とポッティ
ング剤15との間には空間ができ、調整抵抗10はポッ
ティング剤15より露出した状態になる。
ついて図2(a) 乃至図2(c) を用いて説明する。まず、
ポッティング剤15を注入する前に、図2(a) に示すよ
うに、金属で形成したマスキング部材16を調整抵抗1
0を囲むように覆う。この時、マスキング部材16とプ
リント基板6との間には、弾性と粘性を兼ね備えたシー
ル部材17が介在されている。次に、図2(b) に示すよ
うに、マスキング部材16の外側にポッティング剤15
を注入する。この時、マスキング部材16とポッティン
グ剤15の接している部分の上部には、表面張力によ
り、ポッティング剤15の隆起部15aが形成されてい
る。しばらくしてポッティング剤15が固まると、図2
(c) に示すように、マスキング部材16とシール部材1
7を取り除く。これで、調整抵抗10の周囲とポッティ
ング剤15との間には空間ができ、調整抵抗10はポッ
ティング剤15より露出した状態になる。
【0020】次に、本実施例の充電器の使用方法並びに
動作状態について説明する。なお、ここで使用する電池
4は、充電器に装着するための挿入部4aを備え、挿入
部4aの端部には充電器との電気的やりとりをする端子
4bが備えられ、内部には温度検出部18を備えたもの
とする。
動作状態について説明する。なお、ここで使用する電池
4は、充電器に装着するための挿入部4aを備え、挿入
部4aの端部には充電器との電気的やりとりをする端子
4bが備えられ、内部には温度検出部18を備えたもの
とする。
【0021】本実施例の充電器と交流電源とをプラグ付
きコード5で繋ぎ、電池4の挿入部4aを充電器に差し
込む。この時、電池4の端子4bは、プラグ14に接合
された状態にあり、電池4は充電可能となる。すなわ
ち、この充電器は、交流電源からの交流電流を整流回路
部7で直流電流に整流し、その直流電流をスイッチング
回路部8で所定の充電電流値に変換し、定電流検出部1
1で正しい電流値になっているかを判断し、正しい電流
値であればその電流は電池4に供給される。もし正しい
電流値でない場合、スイッチング回路制御部12は、定
電流検出部11からの信号を受け、正しい充電電流値に
なるようにスイッチング回路部8のスイッチング状態を
変更する。また、充電モード制御部13は、電池4内の
温度検出部18からの信号により電流の充電状態を判断
し、最適な電流値の指令をスイッチング回路制御部12
に与える。そして、スイッチング回路制御部12は、こ
の信号により最適な電流値になるようにスイッチング回
路部8のスイッチング状態を変更し、最適な電流が定電
流検出部11を介して電池4に充電される。
きコード5で繋ぎ、電池4の挿入部4aを充電器に差し
込む。この時、電池4の端子4bは、プラグ14に接合
された状態にあり、電池4は充電可能となる。すなわ
ち、この充電器は、交流電源からの交流電流を整流回路
部7で直流電流に整流し、その直流電流をスイッチング
回路部8で所定の充電電流値に変換し、定電流検出部1
1で正しい電流値になっているかを判断し、正しい電流
値であればその電流は電池4に供給される。もし正しい
電流値でない場合、スイッチング回路制御部12は、定
電流検出部11からの信号を受け、正しい充電電流値に
なるようにスイッチング回路部8のスイッチング状態を
変更する。また、充電モード制御部13は、電池4内の
温度検出部18からの信号により電流の充電状態を判断
し、最適な電流値の指令をスイッチング回路制御部12
に与える。そして、スイッチング回路制御部12は、こ
の信号により最適な電流値になるようにスイッチング回
路部8のスイッチング状態を変更し、最適な電流が定電
流検出部11を介して電池4に充電される。
【0022】このように充電器を動作させると、プリン
ト基板6上の電気回路部品の一部は発熱し温度上昇す
る。その電気回路部品の周囲にはポッティング剤15が
注入されているので、その温度上昇はポッティング剤1
5がその熱を蓄熱することにより緩和される。ポッティ
ング剤15に蓄熱された熱の大部分はハウジング1,2
を介して外部に放熱されるが、放熱されずに残った熱は
ポッティング剤15の温度を徐々に上昇させる。従来の
充電器であれば、ポッティング剤15の温度上昇に伴っ
て調整抵抗10も温度上昇して抵抗値が変化したが、本
実施例の充電器は、調整抵抗10とポッティング剤15
との間には空間があるので、調整抵抗10はポッティン
グ剤15の温度上昇にほとんど影響を受けることがなく
その抵抗値は変化しない。もし、何らかの事情で調整抵
抗10の調整が必要であれば、調整抵抗10はポッティ
ング剤15より露出しているので調整することが可能で
ある。
ト基板6上の電気回路部品の一部は発熱し温度上昇す
る。その電気回路部品の周囲にはポッティング剤15が
注入されているので、その温度上昇はポッティング剤1
5がその熱を蓄熱することにより緩和される。ポッティ
ング剤15に蓄熱された熱の大部分はハウジング1,2
を介して外部に放熱されるが、放熱されずに残った熱は
ポッティング剤15の温度を徐々に上昇させる。従来の
充電器であれば、ポッティング剤15の温度上昇に伴っ
て調整抵抗10も温度上昇して抵抗値が変化したが、本
実施例の充電器は、調整抵抗10とポッティング剤15
との間には空間があるので、調整抵抗10はポッティン
グ剤15の温度上昇にほとんど影響を受けることがなく
その抵抗値は変化しない。もし、何らかの事情で調整抵
抗10の調整が必要であれば、調整抵抗10はポッティ
ング剤15より露出しているので調整することが可能で
ある。
【0023】また、充電器の内部に湿気があると、ポッ
ティング剤15の温度上昇によりポッティング剤15上
に水滴が付くことがあるが、ポッティング剤15には隆
起部15aが形成されているので、これによって調整抵
抗10側への水滴の侵入を防いでいる。
ティング剤15の温度上昇によりポッティング剤15上
に水滴が付くことがあるが、ポッティング剤15には隆
起部15aが形成されているので、これによって調整抵
抗10側への水滴の侵入を防いでいる。
【0024】なお、本実施例で使用したマスキング部材
16は、金属で形成したものを用いたが、それ以外のも
ので形成したものを用いてもよい。
16は、金属で形成したものを用いたが、それ以外のも
ので形成したものを用いてもよい。
【0025】また、本実施例ではマスキング部材16と
シール部材17とをプリント基板6より取り除いたが、
マスキング部材16やシール部材17がプリント基板6
上の電気回路部品に特に影響を及ぼさなければ、取り除
かなくてもよい。
シール部材17とをプリント基板6より取り除いたが、
マスキング部材16やシール部材17がプリント基板6
上の電気回路部品に特に影響を及ぼさなければ、取り除
かなくてもよい。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の充電器は、調整抵抗とポ
ッティング剤との間の空間によって、調整抵抗はポッテ
ィング剤の温度上昇に影響されることなく抵抗値を一定
に保つことができ、ポッティング剤注入後であっても調
整抵抗の調整ができる。この結果、蓄電池に安定した電
流を供給することができる。
ッティング剤との間の空間によって、調整抵抗はポッテ
ィング剤の温度上昇に影響されることなく抵抗値を一定
に保つことができ、ポッティング剤注入後であっても調
整抵抗の調整ができる。この結果、蓄電池に安定した電
流を供給することができる。
【0027】請求項2記載の充電器は、プリント基板側
のポッティング剤を注入した側を上になるようにして充
電器を構成した場合、充電器内の湿気により発生した水
滴がポッティング剤上に溜まり、その水滴が隆起部を越
えて調整抵抗に侵入することがない。この結果、調整抵
抗には水滴によって漏電等の悪影響が及ばず、安全に充
電器を使用することができる。
のポッティング剤を注入した側を上になるようにして充
電器を構成した場合、充電器内の湿気により発生した水
滴がポッティング剤上に溜まり、その水滴が隆起部を越
えて調整抵抗に侵入することがない。この結果、調整抵
抗には水滴によって漏電等の悪影響が及ばず、安全に充
電器を使用することができる。
【0028】請求項3記載の充電器は、マスキング部材
を設けた後にポッティング剤を注入すると、調整抵抗と
ポッティング剤との間の空間を容易に形成することがで
きる。この結果、作業時間を短縮することができるの
で、作業効率が良くなる。
を設けた後にポッティング剤を注入すると、調整抵抗と
ポッティング剤との間の空間を容易に形成することがで
きる。この結果、作業時間を短縮することができるの
で、作業効率が良くなる。
【0029】請求項4記載の充電器は、マスキング部材
とプリント基板側との間に隙間ができる場合シール部材
によりこの隙間をなくすので、ポッティング剤の注入時
にポッティング剤が調整抵抗側に侵入することがない。
この結果、シール部材を介在させない場合よりも、調整
抵抗とプリント基板との間の隙間をなくすることができ
る。
とプリント基板側との間に隙間ができる場合シール部材
によりこの隙間をなくすので、ポッティング剤の注入時
にポッティング剤が調整抵抗側に侵入することがない。
この結果、シール部材を介在させない場合よりも、調整
抵抗とプリント基板との間の隙間をなくすることができ
る。
【図1】本発明の実施例を示す要部斜視図である。
【図2】そのポッティング剤の注入方法を示す要部断面
図である。
図である。
【図3】その外観を示す斜視図である。
【図4】その回路ブロック図である。
【図5】その定電流検出部を示す要部回路図である。
【図6】従来例を示す要部斜視図である。
【図7】そのポッティング剤の注入状態を示す要部断面
図である。
図である。
6 プリント基板 10 調整抵抗 15 ポッティング剤 15a 隆起部 16 マスキング部材 17 シール部材
Claims (4)
- 【請求項1】 プリント基板上に、所定の出力電流に調
整する調整抵抗とそれ以外の多数の電気回路部品を取付
け、その取付け部分にポッティング剤を注入した充電器
において、前記調整抵抗は、その周囲がポッティング剤
に付着されないように覆われかつポッティング剤より露
出した充電器。 - 【請求項2】 前記ポッティング剤は、そのプリント基
板側とは反対側でありかつ調整抵抗側に隆起部を形成し
た請求項1記載の充電器。 - 【請求項3】 前記プリント基板上に、調整抵抗を囲む
ようにマスキング部材を設け、マスキング部材の外側に
ポッティング剤を注入した請求項1記載の充電器。 - 【請求項4】 前記マスキング部材とプリント基板との
間にシール部材を介在した請求項3記載の充電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3355293A JPH06245393A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 充電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3355293A JPH06245393A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 充電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06245393A true JPH06245393A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12389723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3355293A Pending JPH06245393A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 充電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06245393A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013192282A (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-26 | Max Co Ltd | 充電器 |
-
1993
- 1993-02-23 JP JP3355293A patent/JPH06245393A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013192282A (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-26 | Max Co Ltd | 充電器 |
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