JP2013192007A - 通信装置、画像形成装置、通信システム、ルーター、通信方法及び通信プログラム - Google Patents

通信装置、画像形成装置、通信システム、ルーター、通信方法及び通信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】省エネモード中の通信装置に対して効率的に処理を行うことのできる通信装置、画像形成装置、通信システム、ルーター、通信方法及び通信プログラムの提供
【解決手段】通常モードと、通常モードに比べ電力消費の少ない第1の省エネモードと第1の省エネモードよりも電力消費の少ない第2の省エネモードとの間の電源に係るモードの転換を行う電源制御手段と通常モードと前記第1の省エネモード時に起動されている第1の通信インターフェイスと少なくとも前記第2の省エネモード時に起動されている第2の通信インターフェイスと当該通信装置とネットワークで接続された他の通信装置が前記第2の省エネモードに移行する通知を第1の通信インターフェイス又は第2の通信インターフェイスを介して該他の通信装置から受信する通知受信手段と、通知を受信した場合に第1の通信インターフェイスを介して他の通信装置に代わって通信を行う代替手段とを有することを特徴とする通信装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信装置、画像形成装置、通信システム、ルーター、通信方法及び通信プログラムに関する。
近年、MFPなどのオフィス機器において、機器が備えるモジュールの一部の電源を切断し、省エネルギーを図る機能を有する機器が一般化している。中でも、各モジュールへの電源供給の形態を複数有し、状況に応じて各形態を切り替え、最適な状態に遷移して消費電力の削減を実現する機器が存在する。
しかし、ネットワークに接続するMFPにおいては、ネットワークから処理要求のコマンドが来る可能性がある間は、ネットワークの接続に関するモジュールについては、電源を切断することができない。ネットワーク接続に関するモジュールの電源を切断すると、他の装置に自機の存在を認識させることができなくなるためである。機器が備えるモジュールのうち一部の電源を切断する、いわゆる省エネモードの状態においても、ネットワーク接続に関するモジュールの電源を切断することが困難であった。
ここで、特許文献1に記載された画像機器のインターフェイスBは、通常の動作モードである「起動状態」の他に、インターフェイスBの一部(物理層の一部)を起動したままにしておく第1の省エネルギーモードで、インターフェイスBに接続された通信路からの信号で復帰できる「浅い省エネモード」と、インターフェイスB全体を停止させてインターフェイスBの外部システム側からインターフェイスBを起動する第2の省エネルギーモードで、画像機器1の制御システム2から起動しなくてはならないかわりに、省エネ効果の高い「深い省エネモード」を有する。「深い省エネモード」では、インターフェイスB全体を停止させておき、インターフェイスBの外部システム側からの起動信号により、インターフェイスBを「起動状態」に復帰する画像機器に関する技術が開示されている。
しかし、特許文献1に記載された技術では、画像機器が「深い省エネモード」の状態である場合に画像機器に対して信号が送信された場合に、その信号に対して対応することができない。そのため、「深い省エネモード」から復帰した後に、再度画像機器に対して信号を送信する必要が生じる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、省エネモード中の通信装置に対して効率的に処理を行うことのできる通信装置、画像形成装置、通信システム、ルーター、通信方法及び通信プログラムの提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明の通信装置は、通常モードと、前記通常モードに比べ電力消費の少ない第1の省エネモードと、前記第1の省エネモードよりも電力消費の少ない第2の省エネモードとの間の電源に係るモードの転換を行う電源制御手段と、前記通常モードと前記第1の省エネモード時に起動されている第1の通信インターフェイスと、少なくとも前記第2の省エネモード時に起動されている第2の通信インターフェイスと、当該通信装置とネットワークで接続された他の通信装置が前記第2の省エネモードに移行する通知を、前記第1の通信インターフェイス又は前記第2の通信インターフェイスを介して該他の通信装置から受信する通知受信手段と、前記通知を受信した場合に、前記第1の通信インターフェイスを介して前記他の通信装置に代わって通信を行う代替手段とを有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明は、前記通信装置を有する画像形成装置、該通信装置を用いた通信システム、前記通信システムに用いられるルーター、又は前記通信装置における通信プログラムとしてもよい。
本発明によれば、省エネモード中の通信装置に対して効率的に処理を行うことのできる通信装置、画像形成装置、通信システム、ルーター、通信方法及び通信プログラムを提供することができる。
画像形成装置のハードウェア構成図である。 制御部の機能ブロック図である。 5つのフェーズを説明するためのシーケンス図である。 省エネモードの他機に代わって信号を受信する場合を説明する図である。 ルーターの機能ブロック図である。 第2の実施形態における処理を説明する図である。 対応テーブルの一例を示す図である。
(第1の実施形態)
(画像形成装置の構成)
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、画像形成装置のハードウェア構成図である。
画像形成装置2は、制御部1のほか、PSU40、エンジン部50を備える。制御部1は、操作部10、コントローラ部20、電源制御部30を備える。操作部10は、操作部SoC(System on a Chip)11、マイコン12、A/Dコンバータ13、照度センサ14、外部接続I/F15、RTC(real-time clock)16、ハードキー17を備える。コントローラ部20は、コントローラCPU21、コントローラASIC(Application Specific Integrated Circuit)22、HDD23、コントローラRAM24、コントローラROM25、サブSoC26、ネットワークI/F27を備える。エンジン部50は、スキャナ部51、プロッタ部52を備える。
制御部1は、画像形成装置2の制御、及び本実施形態に特有の通信制御を実行する。PSU40は、AD電源から供給される電圧をDC電圧に変換し、電源制御部30に電源を供給する。エンジン部50はコントローラCPU21及びコントローラASIC22によって制御され、原稿の読み取りや印字を行う。スキャナ部51はCCD(Charge Coupled Device)センサを用いて原稿を読み込み、シェーディング補正や地肌除去、固定長符号化などの画像処理を行う。プロッタ部52は、スキャナ部51やコントローラ部20で処理された画像の印字を行う。
制御部1内の操作部10は、画像形成装置2のユーザインターフェイスを担当する。コントローラ部20は画像形成装置2全体の制御を担当する。電源制御部30は、PSU40から供給される電力を切り替え、操作部10及びコントローラ部20に電力を供給する。
操作部SoC11は、操作部10全体の制御を行う。照度センサ14は、照度を電圧で出力する素子を備え、省エネモードからの復帰の要因を検知する。外部接続I/F15は、画像形成装置2の通信インターフェイスの一つである。外部接続I/F15は、後述するネットワークI/F27よりも待機電力が少なく、通信のデータ転送量も小さい。外部接続I/F15は、例えばZigbee(登録商標)に対応するインターフェイスである。RTC16はタイマであり、画像形成装置2の時刻のカウントを行う。ハードキー17は例えばキーボード又はテンキーにより構成され、ユーザからの操作を受け付ける。
マイコン12は、ROM及びRAMを備え、照度センサ14からの電圧を監視するA/Dコンバータ13、ハードキー17、RTC16、及び外部接続I/F15からの入力を監視し、入力情報から省エネモードへの移行及び復帰の制御を行う。
コントローラCPU21は、中央演算装置であって、コントローラRAM24に記録されたプログラムに従って、画像形成装置2全体の制御を行う。コントローラASIC22は、エンジン部50から受け付けたデータについて画像処理を実行する。例えば、スキャナ部51から受け付けた画像データに対して、圧縮伸長、回転、編集等の処理を行う。HDD23、コントローラRAM24、コントローラROM25は記録装置であり、本実施形態におけるプログラムの起動処理により、コントローラROM25に記録されたプログラムが読み出され、コントローラRAM24にプログラムが展開される。
ネットワークI/F27は、画像形成装置2の通信インターフェイスの一つであり、サブSoC26は、ネットワークI/F27を経由した通信の監視を行い、ネットワークI/F27からのIO(Input Output)制御を実行する。ネットワークI/F27は、外部接続I/F15と並んで画像形成装置2における通信インターフェイスを担い、イーサネット(登録商標)等のプロトコルに対応している。
サブSoC26は、ネットワークI/F27を経由したIO(Input Output)制御を行う。サブSoC26は、ネットワークI/F27からの通信を監視し、イーサネットのパケット応答、操作部10の外部接続I/F15への信号出力指示を行う。また、サブSoC26は、画像形成装置2に接続された周辺の画像形成装置の省エネモードの状態や、MACアドレスの保持を行うが、詳しくは後述する。
画像形成装置2は、画像形成装置2において通常使用されるモジュールに電源が投入された「通常モード」のほか、点線部の電源を切断する「浅い省エネモード」と、点線部よりも広範囲である一点鎖線部の電源を切断する「深い省エネモード」とを有する。「通常モード」から「浅い省エネモード」への移行、及び「浅い省エネモード」から「深い省エネモード」への移行は、いずれも待機状態から一定時間が経過したことを契機とする。「深い省エネモード」では、「浅い省エネモード」に加え、ネットワークを監視するサブSoC26やネットワークI/F27の電源も切断するため、「浅い省エネモード」に比べより省電力を実現できる。
本実施形態では、画像形成装置2が、外部接続I/F15、及び後述するネットワークI/F27の二つの通信インターフェイスを備える点を特徴とする。画像形成装置2は、ネットワークI/F27を経由して、イーサネットによって他の画像形成装置やホストPCとネットワーク接続されている。また、画像形成装置2は、Zigbee等の外部ネットワークに対応する外部接続I/F15を経由して、他の画像形成装置と接続される。
画像形成装置2(以下、「自機」とする)が「深い省エネモード」に移行する際は、接続される他の画像形成装置に対して「深い省エネモード」への移行を通知し、ネットワークI/F27及びサブSoC26の電源を切断する。画像形成装置2が「深い省エネモード」にある間、画像形成装置2に対する信号は他の画像形成装置(以下「他機」とする)が画像形成装置2に代替して受信する。他機は、画像形成装置2に代わって受信した信号に対して、画像形成装置2に代わって応答する処理を行う。また他機は、画像形成装置2に代わって処理ができない場合は、受信した信号を記憶し、「深い省エネモード」中の画像形成装置2に対して外部ネットワークを経由して、「深い省エネモード」から復帰するよう信号を発生する。他機は、復帰した画像形成装置2に対して、イーサネットを経由して記憶した信号を送信する。
この構成により、画像形成装置2は、イーサネットによる接続を監視するモジュールの電源を切断することができ、従来に比べ電力消費を抑えることができる。また、ホストPCから画像形成装置2に対して送信した信号を他の画像形成装置が代替して受信しているため、復帰した画像形成装置2に対して、ホストPCから再度信号を送信する必要がなく、処理に要する手間が省ける。
(制御部の機能)
次に、制御部1の機能について説明する。図2は、制御部の機能ブロック図である。
制御部1は、外部接続I/F15、ネットワークI/F27のほか、省エネ制御部101、受信信号解析部102、省エネ情報送受信部103、信号生成部104、第1記憶部105、パケット解析部106、代替処理制御部107、第2記憶部108、送受信部109を備える。尚、省エネ制御部101、受信信号解析部102、省エネ情報送受信部103、信号生成部104、第1記憶部105、パケット解析部106、代替処理制御部107、第2記憶部108、送受信部109は、図1のコントローラCPU21、コントローラASIC22、マイコン12、サブSoC26によりその機能が実現されている。
省エネ制御部101は、画像形成装置2の電源を制御し、「通常モード」、「浅い省エネモード」及び「深い省エネモード」間のモードの移行を制御する。省エネ制御部101は、サブSoC26によりその機能を実現する。受信信号解析部102は、他機から外部ネットワーク経由で受信した信号の解析を行う。信号生成部104はコントローラCPU21及びコントローラASIC22によりその機能を実現し、他機に送信する信号を生成する。第1記憶部105は、自機のMACアドレスや通信方式など、通信に必要な自機の情報を格納する。
省エネ情報送受信部103は、外部接続I/F15を経由した通信の送受信を行う。送受信部109は、ネットワークI/F27を経由したイーサネット等のプロトコルを有する他の画像形成装置との間で送受信を行う。パケット解析部106は、他機から受信したパケットの解析を行い、サブSoC26によりその機能を実現する。第2記憶部108は、他機から受信した他機のIPアドレスやMACアドレス等、他機に関する情報を格納する。代替処理制御部107は、他機に対して送信されたパケット(通信信号)をイーサネット経由で他機に代わって受信した場合に、他機に代わって信号の応答等の処理を行う。代替処理制御部107は、コントローラCPU21及びコントローラASIC22によりその機能を実現する。
画像形成装置2が「通常モード」「浅い省エネモード」及び「深い省エネモード」を有する点は先に述べたが、本実施形態では、「通常モード」及び「浅い省エネモード」からの「深い省エネモード」への移行、及び「深い省エネモード」から「通常モード」及び「浅い省エネモード」の復帰の際に特徴的な動作を行う。以下、自機の状態遷移として、(1)自機の「深い省エネモード」への移行、(2)自機の「深い省エネモード」からの復帰、(3)自機へのジョブ受信の3つのフェーズと、他機の状態遷移として、(4)他機の「深い省エネモード」への移行、(5)他機の「深い省エネモード」中の信号受信の2つのフェーズと、合わせて5つのフェーズについて説明する。図3は、上記5つのフェーズを説明するためのシーケンス図である。
((1)自機の「深い省エネモード」への移行)
省エネ制御部101の制御により、画像形成装置2が「通常モード」又は「浅い省エネモード」から「深い省エネモード」に移行する場合、他機に対して移行を知らせる通知を発信する。この通知は、外部ネットワークを経由して行ってもよいし、ネットワークI/F27によってイーサネットを経由して行ってもよいが、以下外部ネットワーク経由で通知を行う場合について説明する。
S101において、省エネ制御部101から「深い省エネモード」に移行する通知を受け付けた信号生成部104は、S102で第1記憶部105を参照し、自機のアドレスを送信元アドレス、他機のアドレスを宛先アドレスとするヘッダと、自機の情報を含むデータ部とを有する通知信号を生成する。生成された通知信号は、外部ネットワークに適したデータ形式である。信号生成部104で生成された信号は省エネ情報送受信部103に伝えられ(S103)、外部接続I/F15を介して(S104)、外部ネットワーク経由で他機に対して送信される(S105)。
尚、イーサネットを経由して通知を発信する場合は、省エネ制御部101から「深い省エネモード」に移行する通知を受け付けた信号生成部104は、第1記憶部105を参照して、イーサネットに対応するデータ形式である通知信号を生成する。生成された通知信号は、送受信部109からイーサネットを経由して、他機に対して送信される。
((2)自機の「深い省エネモード」からの復帰)
自機が「深い省エネモード」から復帰する場合は、「深い省エネモード」への移行の時と同様に、他機に対して復帰を知らせる通知を発信する。「深い省エネモード」からの復帰の原因として、例えばハードキー17の押下など、自機内部により復帰命令が生じる場合と、他機から外部ネットワーク経由で「深い省エネモード」から「通常モード」へ復帰すべき旨の信号(以下、「復帰信号」とする)を受信する場合とがある。このうち、自機内部から復帰原因が生じた場合は、上述の自機の省エネモードへの移行と同様の経路によって、外部接続I/F15又はネットワークI/F27を介して復帰を知らせる信号を送信するため、説明を省略する。
以下、他機から外部ネットワークを経由して復帰信号を受信した場合について説明する。S201において、他機から外部ネットワークを介して復帰信号を受信した外部接続I/F15が、省エネ情報送受信部103に通知する。S203において、省エネ情報送受信部103で受信した復帰信号が、受信信号解析部102に伝えられる。受信信号解析部で解析された復帰信号は、省エネ制御部101に伝えられ(S204)、省エネ制御部101は、「深い省エネモード」から「通常モード」へと復帰するよう電源を制御する。
「深い省エネモード」から復帰すると、自機は他機に対し、外部ネットワーク又はイーサネットを仲介して復帰した旨の通知を行う(S205〜S209)が、この通知は自機の「深い省エネモード」への移行の際の通知と同様の経路により行われるため、説明を省略する。
((3)自機へのジョブ受信)
次に、イーサネットを経由して、図1のホストPCから自機に対するジョブを受信した場合について説明する。S301において、イーサネットを経由して、ジョブをデータとして含むパケット(通信信号)を受信したネットワークI/F27は、受信したパケットを送受信部109に伝える(S302)。S303において、送受信部109から、受信したパケットがパケット解析部106に伝えられる。パケット解析部106は、受信したパケットを解析する(S304)。
もしパケットを受信した時点で「浅い省エネモード」であった場合、パケット解析部106は省エネ制御部101に対して、「通常モード」に移行するよう伝える(S305)。「通常モード」への移行後、パケット解析部106はデータを画像処理部に伝え、画像処理部で必要な画像処理が施される。
尚、「深い省エネモード」時には、後述するように、代替する他機がパケットを受信する。
((4)他機の「深い省エネモード」への移行)
次に、他機の状態遷移のうち、他機の「深い省エネモード」への移行について説明する。他機が「深い省エネモード」に移行する場合、外部ネットワーク経由又はイーサネット経由で、他機が「深い省エネモード」に移行する旨の通知を受信する。ここでは外部ネットワーク経由で通知を受信した場合について説明する。
画像形成装置Bの外部接続I/F15から、画像形成装置Aの外部接続I/F15に対して、「深い省エネモード」に移行した通知が送信される(S401)。画像形成装置Aの外部接続I/F15は、省エネ情報送受信部108に通知を伝える(S402)。省エネ情報送受信部108は、受信信号解析部102に受信した通知を伝え(S403)、受信信号解析部102で通知が解析される。S404において、他機のアドレスと、他機が「深い省エネモード」に移行した旨の情報が第2記憶部108に格納される。
尚、イーサネット経由で通知を受信した場合、ネットワークI/F27を介して通知を受信した送受信部109は、パケット解析部106に通知を知らせる。パケット解析部106は通知を解析し、他機のアドレスと他機が省エネモードに移行した旨の情報を第2記憶部108に格納する。
((5)他機への信号受信)
次に、他機が「深い省エネモード」に移行した通知を受信した後、ホストPCから他機への信号が発信された場合について説明する。図4は、「深い省エネモード」中の他機に代わって信号を受信する場合を説明する図である。本図において、自機は制御部1を備える画像形成装置Aであり、他機が制御部1を備える画像形成装置Bである。
(1)で、外部ネットワークを介して外部接続I/F15から、画像形成装置Bが「深い省エネモード」に移行した旨の通知を受信した画像形成装置Aは、上述の通り、画像形成装置Bのアドレス等を第2記憶部108に格納する。画像形成装置Bから「深い省エネモード」に移行した通知を受信した画像形成装置Aは、一定期間待機状態が継続しても、「深い省エネモード」に移行しないように設定され、画像形成装置Bに代わって画像形成装置Bに対する信号を受信する。
(2)において、ホストPCから画像形成装置Bに対して発信された信号を、イーサネットを経由して、画像形成装置Aが「深い省エネモード」中の画像形成装置Bに代わって受信する。受信したパケットはパケット解析部106で解析され、必要に応じて第2記憶部108に格納される。該パケットが、画像形成装置Bのハードウェアによる処理を必要とするパケットである場合、画像形成装置Bを通常モードに復帰させる必要がある。そのため、パケット解析部106から信号生成部104に、画像形成装置Bを復帰させる信号を生成するよう通知が出され、信号生成部104は第2記憶部108を参照し、画像形成装置Bを「深い省エネモード」から復帰させる信号を生成する。
(3)において、信号生成部104により生成された信号が、外部ネットワーク経由で画像形成装置Bに送信される。画像形成装置Bが「深い省エネモード」から「通常モード」に復帰すると、画像形成装置Aは、画像形成装置Bが復帰した旨の信号を外部ネットワーク経由又はイーサネット経由で受信する。イーサネット経由の場合、パケット解析部106は画像形成装置Bの復帰を代替処理制御部107に伝え、代替処理制御部107は、第2記憶部108に格納されていた、ホストPCから画像形成装置Bに対して送信されたパケットを読み出す。
(4)において、読み出されたパケットは、送受信部109からイーサネットを経由して画像形成装置Bに転送される。
尚、ホストPCからイーサネットを経由して画像形成装置Bに対して送信されたパケットの中には、画像形成装置Aによって代替処理が可能なパケットが存在する。例えば、ARP(Address Resolution Protocol)やpingの信号に対する応答には、画像形成装置Bのハードウェアによる処理を必要としないため、画像形成装置Aによる代替が可能となる。
この場合、(2)においてホストPCからイーサネット経由で画像形成装置Bに対して送信されたパケットを、画像形成装置Aが画像形成装置Bに代わって受信し、受信したパケットをパケット解析部106で解析する。このパケットに含まれる信号が、画像形成装置Aが画像形成装置Bに代わって処理可能な所定の信号である場合、解析結果が代替処理制御部107に通知される。代替処理制御部107で、信号に対する応答信号が生成され、送受信部109からイーサネットを経由してホストPCに応答が送信される。
図3に戻る。S501において、「深い省エネモード」に移行している画像形成装置Bに代わって、画像形成装置AのネットワークI/F27がホストPCからジョブを受信する。受信したジョブは、ネットワークI/F27から送受信部109に伝えられ(S502)、送受信部109からパケット解析部106に伝えられる(S503)。パケット解析部106において、受信したパケットが解析される(S504)。
ここで受信したパケットが、画像形成装置Bのハードウェアを使用する処理によるものである場合、S505において、画像形成装置Bを復帰させるため、パケット解析部106は信号生成部104に対して通知を行う。信号生成部104は、第2記憶部を参照して画像形成装置Bを復帰させる信号を生成し、省エネ情報送受信部103に伝える(S506)。信号生成部104で生成された信号は、外部接続I/F15を経由して(S507)、画像形成装置Bの外部接続I/F15に送信される(S508)。
画像形成装置Bが「深い省エネモード」から復帰すると、復帰した旨を示す信号が、画像形成装置Bの外部接続I/F15から送信され、画像形成装置Aの外部接続I/F15を経由して(S509)、省エネ情報送受信部103が受信する(S510)。省エネ情報送受信部103は、受信した信号を受信信号解析部102に伝えると(S511)、受信信号解析部102は画像形成装置Bが復帰した旨を示す情報をパケット解析部106に伝えるとともに(S512)、情報を第2記憶部108に記憶させる。パケット解析部106は、代替処理制御部107に対し、画像形成装置Bに代わって受信したパケットを読み出して画像形成装置Bに送信するよう制御する(S513)。代替処理制御部107は第2記憶部108を参照し、第2記憶部108に記憶していた画像形成装置B宛の信号を読み出し、送受信部109に通知する(S514)。送受信部109は、ネットワークI/F27を経由して(S515)、イーサネットを介して画像形成装置B宛の信号を画像形成装置BのネットワークI/F27に送信する。
尚、S504において、パケット解析部106によってパケットが解析された結果、画像形成装置Aによる代替が可能であった場合、パケット解析部106から代替処理制御部107に対して通知される(S601)。代替処理制御部107は、画像形成装置Bに代替して応答信号を生成し、送受信部109に伝える(S602)。送受信部109はネットワークI/F27を介して(S603)、ホストPCに対して生成した応答信号を送信する(S604)。代替処理は応答信号に限定されるものではなく、画像形成装置Bに代わって実行が可能な処理が実行される。
この構成により、制御部1を有する画像形成装置2は、イーサネットに接続されたネットワーク監視用モジュールの電源を切断し、電力消費を削減することができる。また、「深い省エネモード」である他機に対する信号を他機に代替して受信し、必要に応じて他機を復帰させ、または他機に代わって応答することで、省エネモードを継続している他機に対し、効率的に処理を行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、ホストPCから発信される信号が、ルーター100を経由して画像形成装置2に送信される。図5は、ルーターの機能ブロック図である。以下、第1の実施形態と異なる点について説明をし、第1の実施形態と重複する点については説明を省略する。
第2の実施形態において、ルーター100は、LAN環境下でパケットの配布を限定するブリッジ機能を有するスイッチングハブによって構成される。ルーター100は、制御部111、記憶部112、アドレス変更部113、通信I/F114を備える。通信I/F114は画像形成装置2と外部ネットワーク及び/又はイーサネットで接続されている。制御部111は、画像形成装置2から受信した信号に基づき記憶部112の内容を更新するほか、アドレス変更部113を制御して、受信した信号のアドレスを変更させる。アドレス変更部113は、図1のホストPCから受信した信号のアドレスを変更する。
外部ネットワーク又はイーサネットを経由して、通信I/F114が、画像形成装置2から、「深い省エネモード」に移行する通知を受信する。制御部111は、受信した信号に基づいて、記憶部112の内容を更新する。
ホストPCから、「深い省エネモード」中の画像形成装置2に対してジョブが送信されると、ジョブはイーサネットを経由して通信I/F114により受信される。制御部111は記憶部112を参照して、ジョブを含むパケットが「深い省エネモード」中の画像形成装置2に対するものであった場合、アドレス変更部113に通知してアドレスを変更させる。
アドレス変更部113は、「深い省エネモード」中の画像形成装置2に代替する画像形成装置2のアドレスを制御部111から取得し、受信したパケットのアドレスを取得したアドレスに変更する。制御部111は、通信I/F114を介して、アドレスが変更されたバケットを、代替処理を行う画像形成装置2に対して送信する。
尚、ルーター100によるアドレスの変更としては、宛先アドレスの変更に代えて、受信したパケット全体をデータ部とする新たなパケットを生成して、新たなパケットの宛先アドレスを代替する画像形成装置2のアドレスとしてもよい。
図6は、第2の実施形態における処理を説明する図である。本図において、自機が制御部1を備える画像形成装置Cであり、他機が制御部1を備える画像形成装置Dであるとする。
本実施形態において、画像形成装置C、画像形成装置D及びルーター100は、イーサネット及び外部ネットワークによって相互に接続されている。
(1)で画像形成装置Dが「深い省エネモード」に移行し、移行する旨の通知を外部ネットワークを経由してルーター100及び画像形成装置Cに通知する。ルーター100は、記憶部112に画像形成装置Dが「深い省エネモード」に移行することを示す情報を格納する。(2)で、ホストPCからイーサネットを経由し、画像形成装置Dに対する信号が発信される。ルーター100は信号を受信し、制御部111の制御により、受信した信号のMACアドレスを画像形成装置CのMACアドレスに書き換える。ルーター100は、MACアドレスを書き換えた信号を画像形成装置Cに対して送信する。
画像形成装置Cにおいて受信した信号が、パケット解析部106によって解析される。受信したパケットのアドレスから画像形成装置Dに対する信号である点、及び画像形成装置Dのハードウェアによる処理が必要とされる点が解析されると、画像形成装置Cの信号生成部104によって、画像形成装置Dの復帰信号が生成される。(3)で、復帰信号は外部ネットワークを経由して画像形成装置Dに対して送信され、画像形成装置Dが「深い省エネモード」から復帰する。画像形成装置Dは、「深い省エネモード」から復帰した旨の信号を画像形成装置C及びルーター100に対して送信すると、ルーター100は記憶部112に格納した情報を書き換える。
(4)において、画像形成装置Cのパケット解析部106が、ホストPCから受信したパケットをイーサネット経由で転送する。パケットはルーター100を経由して、画像形成装置Dに送信され、画像形成装置Dで所定の処理が実行される。
尚、上述の実施形態では、ルーター100は外部ネットワーク及びネットワークI/F27によって画像形成装置C及び画像形成装置Dと接続されることとした。しかし、画像形成装置が「深い省エネモード」、「浅い省エネモード」及び「通常モード」に移行する情報をイーサネット経由で送信する場合、外部ネットワークとの接続は不要である。ルーター100はイーサネットを経由して画像形成装置の状態遷移を把握し、イーサネット経由で受信したパケットを転送すればよい。
本実施形態によれば、ホストPCから送信された信号は、確実に「深い省エネモード」中の画像形成装置2を代替する画像形成装置2に送信される。これにより、ホストPCから送信された信号に対し確実に処理が実行される。
(変形例)
次に、第2の実施形態の変形例について説明する。本実施形態では、ルーター100と3台以上の画像形成装置2が接続されている。以下、ルーター100と制御部1を有する複数の画像形成装置2である画像形成装置E、画像形成装置F、画像形成装置Gが外部ネットワーク及びイーサネットで相互に接続されているものとする。また、上述の実施形態と重複する点については説明を省略する。
本実施形態では、ルーター100の記憶部112に、接続された画像形成装置と、該画像形成装置が「深い省エネモード」中に処理を代替する画像形成装置との対応テーブルが格納されている。図8は、対応テーブルの一例を示す図である。接続された画像形成装置E、画像形成装置F、画像形成装置Gすべてが「通常モード」又は「浅い省エネモード」である場合、(1)のように「要求アドレス」欄と「配布先」欄の装置名が一致している。
画像形成装置Fが「深い省エネモード」に移行した場合、ルーター100の制御部111は、画像形成装置Fに対して送信されたパケットが画像形成装置Eに送信されるよう、記憶部112の対応テーブルを書き換える。(2)は書き換えられた後のテーブルを表す。この対応テーブルに基づき、制御部111は画像形成装置Fに対して送信されたパケットのMACアドレスを、画像形成装置EのMACアドレスに書き換える。結果として、ホストPCから画像形成装置Fに対して送信されたパケットは、画像形成装置Eに送信される。
(3)(a)は、さらに画像形成装置Eが「深い省エネモード」に移行した場合の対応テーブルを示す。(3)(b)は、(2)の後に画像形成装置Gが「深い省エネモード」に移行した場合の対応テーブルである。いずれも、一台の画像形成装置がすべての画像形成装置に対して送信されたパケットの解析を行う。
本実施形態では、接続される画像形成装置2の台数が増えた場合であっても、対応テーブルを書き換えることで、「深い省エネモード」ではない任意の画像形成装置2に対して配布先を決定する。これにより、「深い省エネモード」中の画像形成装置2が複数である場合でも、代替してパケットの解析を実行させることができる。
(第2の変形例)
上述の実施形態は、制御部1を有する画像形成装置2において行われる処理に関するものであった。しかし、画像形成装置2のエンジン部50は上述の実施形態において必須の構成要素ではない。変形例として、図1における制御部1により構成される通信装置としてもよい。
(各請求項の対応)
尚、本明細書において、「浅い省エネモード」は第1の省エネモードに相当し、「深い省エネモード」は第2の省エネモードに相当する。省エネ制御部101は電源制御手段に相当し、ネットワークI/F27は第1の通信インターフェイスに、外部接続I/F15は第2の通信インターフェイスに相当する。省エネ情報送受信部103及び送受信部109は通知受信手段に相当し、代替手段はパケット解析部106に相当する。記憶部112は記憶手段に、制御部111は書換手段に相当する。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 制御部
2 画像形成装置
15 外部接続I/F
26 サブSoC
27 ネットワークI/F
100 ルーター
101 省エネ制御部
103 省エネ情報送受信部
104 信号生成部
106 パケット解析部
107 代替処理制御部
109 送受信部
111 制御部
112 記憶部
特許第4300079号公報

Claims (10)

  1. 通常モードと、前記通常モードに比べ電力消費の少ない第1の省エネモードと、前記第1の省エネモードよりも電力消費の少ない第2の省エネモードとの間の電源に係るモードの転換を行う電源制御手段と、
    前記通常モードと前記第1の省エネモード時に起動されている第1の通信インターフェイスと、
    少なくとも前記第2の省エネモード時に起動されている第2の通信インターフェイスと、
    当該通信装置とネットワークで接続された他の通信装置が前記第2の省エネモードに移行する通知を、前記第1の通信インターフェイス又は前記第2の通信インターフェイスを介して該他の通信装置から受信する通知受信手段と、
    前記通知を受信した場合に、前記第1の通信インターフェイスを介して前記他の通信装置に代わって通信を行う代替手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記他の通信装置に代わって受信した信号に基づいて、該他の通信装置に対して、前記第2の省エネモードから復帰すべき旨の通知を、前記第2の通信インターフェイスを介して行う復帰通知送信手段を有することを特徴とする、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記他の通信装置に代わって受信した信号を記憶する記憶手段を有し、
    前記代替手段は、前記復帰通知送信手段による復帰すべき旨の通知後、前記記憶手段に記憶した信号を前記他の通信装置に転送することを特徴とする、請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記代替手段は、前記他の通信装置に代わって受信した信号に対し、前記他の通信装置に代わって応答することを特徴とする、請求項1に記載の通信装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の通信装置と、画像形成に用いるエンジン部と当該画像形成を操作するための操作部とを有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 通常モード、前記通常モードに比べ電力消費の少ない第1の省エネモード、前記第1の省エネモードよりも電力消費の少ない第2の省エネモードの何れかに設定され、前記通常モードと前記第1の省エネモード時に起動されている第1の通信インターフェイスと、少なくとも前記第2の省エネモード時に起動されている第2の通信インターフェイスとを有する複数の通信装置を有する通信システムであって、
    前記複数の通信装置のうち一の通信装置は、
    第2の省エネモードに移行する通知を、前記複数の通信装置のうち他の通信装置に、前記第1の通信インターフェイス又は前記第2の通信インターフェイスを介して送信する通知手段を有し、
    前記複数の通信装置のうち他の通信装置は、
    前記通知を受信した場合に、前記第1の通信インターフェイスを介して前記一の通信装置に代わって通信を行う代替手段を有することを特徴とする通信システム。
  7. 通常モード、前記通常モードに比べ電力消費の少ない第1の省エネモード、前記第1の省エネモードよりも電力消費の少ない第2の省エネモードの何れかに設定され、前記通常モードと前記第1の省エネモード時に起動されている第1の通信インターフェイスと、少なくとも前記第2の省エネモード時に起動されている第2の通信インターフェイスとを有する複数の通信装置と、前記複数の通信装置とネットワークで接続されたルーターとを有する通信システムであって、
    前記複数の通信装置のうち一の通信装置は、
    第2の省エネモードに移行する通知を、前記第1の通信インターフェイス又は前記第2の通信インターフェイスを介して、前記ルーターに送信する通知手段を有し、
    前記ルーターは、
    前記通知に基づいて、前記一の通信装置に対するパケットのアドレスを、前記複数の通信装置のうち他の通信装置のアドレスに書き換える書換手段を有し、
    前記複数の通信装置のうち他の通信装置は、
    前記パケットを、前記第1の通信インターフェイスを介して前記一の通信装置に代わって受信する代替受信手段を有することを特徴とする通信システム。
  8. 当該ルーターに接続され、通常モードと、前記通常モードに比べ電力消費の少ない第1の省エネモードと、前記第1の省エネモードに比べ電力消費の少ない第2の省エネモードとを有する通信装置から、第2の省エネモードに移行する通知を受信する通知受信手段と、
    前記通知を送信した通信装置のアドレスである第1のアドレスと、当該ルーターに接続され、前記通信装置に代わって通信を行う他の通信装置のアドレスである第2のアドレスとを記憶する記憶手段と、
    前記通知を送信した通信装置に対するパケットに含まれる前記第1のアドレスを、前記第2のアドレスに書き換える書換手段と、
    を有することを特徴とするルーター。
  9. 通常モードと、前記通常モードに比べ電力消費の少ない第1の省エネモードと、前記第1の省エネモードよりも電力消費の少ない第2の省エネモードとの間の電源に係るモードの転換を行う電源制御手順と、
    前記通常モードと前記第1の省エネモード時に起動されている第1の通信インターフェイスと、少なくとも前記第2の省エネモード時に起動されている第2の通信インターフェイスとを有する通信装置において、前記通信装置とネットワークで接続された他の通信装置が前記第2の省エネモードに移行する通知を、前記第1の通信インターフェイス又は前記第2の通信インターフェイスを介して該他の通信装置から受信する通知受信手順と、
    前記通知を受信した場合に、前記第1の通信インターフェイスを介して前記他の通信装置に代わって通信を行う代替手順と、
    を有することを特徴とする通信方法。
  10. 請求項9に記載の通信方法をコンピュータに実行させる通信プログラム。
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