JP2017076292A - 通信装置、通信制御方法およびプログラム - Google Patents

通信装置、通信制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電力消費レベルの異なる複数の待機モードが実装される通信装置において、動作モードを適切に選択してより効果的に低消費電力化を実現する。【解決手段】通信装置20は、第一の通信方式により他の通信装置とデータの送受信および制御信号の送受信が可能な第一の通信手段と、第一の通信方式とは異なる第二の通信方式により他の通信装置から特定の制御信号を受信可能な第二の通信手段と、を備える。また、通信装置20は、第一の動作モードよりも低消費電力で動作する第二の動作モードにおいて、第一の通信手段を動作させ、第三の動作モードにおいて、第一の通信手段の動作を制限し、第二の通信手段を動作させる通信制御手段を備える。さらに、通信装置20は、第二の動作モードにおいて、所定期間、第一の通信手段によって制御信号が受信されない場合、動作モードを第二の動作モードから第三の動作モードへ切替える切替手段を備える。【選択図】 図3

Description

本発明は、通信装置、通信制御方法およびプログラムに関する。
従来、通信装置において低消費電力化を実現するための方法が提案されている。低消費電力化を実現するためには、主要な機能ブロックへのアクセスの停止やクロック供給の停止などが有効であると考えられている。特許文献1には、ユーザの指示により、省電力機能を有効にする第1のモードと、省電力機能を無効にする第2のモードとの切替えが可能な通信装置が開示されている。特許文献1の上記省電力機能は、有線インターフェースの待機時の消費電力を低下させるEEE(Energy Efficient Ethernet(登録商標))である。
特開2014−14977号公報
上記特許文献1に記載の技術は、通常動作モードよりも電力消費が抑制された低消費電力モードである第1のモードと、通常動作モードである第2のモードとの2つのモードを切り替える技術である。そのため、電力消費レベルの異なる複数の低消費電力モードとして、例えば異なる複数の待機(スタンバイ)モードの実装が必要な通信装置である場合、適切に動作モードを選択するためには新たな手順や仕組みが必要となる。適切な条件やタイミングで動作モードの選択や切り替えを実施しないと、効果的に低消費電力化を実現することはできない。
そこで、本発明は、電力消費レベルの異なる複数の待機モードが実装される通信装置において、動作モードを適切に選択してより効果的に低消費電力化を実現することを目的としている。
本発明に係る通信装置の一態様は、第一の通信方式により他の通信装置とデータの送受信および制御信号の送受信が可能な第一の通信手段と、前記第一の通信方式とは異なる第二の通信方式により他の通信装置から特定の制御信号を受信可能な第二の通信手段と、第一の動作モードで動作する機能の一部を制限することによって当該第一の動作モードよりも低消費電力で動作する第二の動作モードにおいて、前記第一の通信手段を動作させ、前記第二の動作モードで動作する機能の一部を制限することによって当該第二の動作モードよりも低消費電力で動作する第三の動作モードにおいて、前記第一の通信手段の動作を制限し、第二の通信手段を動作させる通信制御手段と、前記第二の動作モードにおいて、所定期間、前記第一の通信手段によって前記制御信号が受信されない場合、動作モードを前記第二の動作モードから前記第三の動作モードへ切替える切替手段と、を備える。
本発明によれば、電力消費レベルの異なる複数の待機モードが実装される通信装置において、動作モードを適切に選択してより効果的に低消費電力化を実現することができる。
本実施形態の通信システムの構成図である。 通信装置の構成を示すブロック図である。 通信装置の動作を示すフローチャートである。 通信インターフェース切替処理を示すフローチャートである。 通信インターフェース切替処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本実施形態における通信システム10の構成図である。通信システム10は、通信装置20と、通信装置30と、通信装置40A〜40Cとを備え、これら通信装置20、30および40A〜40Cは、基幹ネットワーク50に接続可能となっている。
また、通信装置20と通信装置30とは、無線接続が可能であり、通信装置20は、通信装置30と無線接続を行うことで、通信装置30を経由して基幹ネットワーク50に接続可能である。つまり、通信装置20は、通信装置30を経由して、任意の通信装置40A〜40Cとの間で通信が可能である。この場合、図1に示すように、通信装置20は無線端末であるステーション(以下、「STA」という。)となり、通信装置30は無線基地局であるアクセスポイント(以下、「AP」という。)となる。また、通信装置40A〜40Cは、それぞれ通信ケーブルによって基幹ネットワーク50に接続されており、有線端末であるネットワークデバイス(以下、「ND」という。)となる。以下の説明においては、通信装置30をAP30と称し、通信装置40A〜40CをND40A〜40Cと称する。
通信装置20は、通信ケーブルを通信媒体とした有線LANの通信方式と、電波を通信媒体とした無線LANの通信方式とを使用可能である。そして、通信装置20は、無線LANの通信方式を使用する場合、図1に示すようにSTAとして起動してAP30と接続し、このAP30を介して通信相手であるND40A〜40Cと接続する通信接続形態が可能である。また、通信装置20は、無線LANの通信方式を使用する場合、APとして起動してSTAである通信相手と直接接続する通信接続形態も可能である。
通信装置20は、例えば、プロジェクタやディスプレイである。また、ND40A〜40Cは、プロジェクタやディスプレイである通信装置20に対して映像データを送信するパーソナルコンピュータ(PC)等である。本実施形態では、ND40Aは、通信装置20を管理(監視)する機能を有するものとする。主な管理(監視)機能は、通信装置20の電源オンオフ制御や、通信装置20が異常状態であるかどうかを監視する機能である。具体的には、ND40Aは、AP30を経由して、通信装置20に対して一定周期で制御信号を送信する。通信装置20は、制御信号を受信すると、受信した制御信号に対する応答信号を、AP30を経由してND40Aに対して返信する。ND40Aは、通信装置20からの応答信号の受信可否によって、通信装置20の状態を判断することができる。
図2は、通信装置20の構成を示すブロック図である。この図2は、通信装置20がプロジェクタである場合の構成を示すブロック図である。
通信装置20は、マルチプロセッサ搭載の通信装置であり、メインシステム201とサブシステム202とを備える。メインシステム201は、通信装置20が実行する通信処理以外の処理に関する制御を行う。本実施形態のように、通信装置20がプロジェクタである場合、メインシステム201は投影に関する制御を行う。なお、通信装置20がディスプレイである場合には、メインシステム201は表示に関する制御を行う。また、通信装置20がプリンタである場合には、メインシステム201は印刷に関する制御を行い、通信装置20がカメラである場合には、メインシステム201は撮像に関する制御を行う。
メインシステム201は、メインバス203と、メインプロセッサ204と、映像生成部205と、投影部206と、共通メモリ207とを備える。メインプロセッサ204は、CPUを含んで構成されており、メインシステム201における動作を統括的に制御する。つまり、メインプロセッサ204は、メインバス203を介して、映像生成部205および共通メモリ207を制御する。通信装置20がプロジェクタとして映像を投影する場合、メインプロセッサ204の制御により映像生成部205は、共通メモリ207に蓄積されている映像データをもとに投影用の映像を生成し、投影部205を制御して外部のスクリーンへ映像を投影する。
サブシステム202は、ローカルバス208と、サブプロセッサ209と、バスブリッジ210と、専用メモリ211と、有線通信IF212と、無線通信IF213と、第二通信IF214と、時計/タイマー215と、表示部216とを備える。なお、IFはインターフェースの略である。サブシステム202は、通信装置20が実行する通信処理に関する制御を行う。サブプロセッサ209はCPUを含んで構成されており、サブプロセッサ209には、各種の通信プロトコルの処理機能が装備されている。サブプロセッサ209は、サブシステム202の各機能ブロック(210〜216)を制御可能である。
バスブリッジ210は、メインバス203とローカルバス208とを接続する。メインシステム201のメインプロセッサ204は、バスブリッジ210を介して時計/タイマー215へのアクセスが可能である。また、サブシステム202のサブプロセッサ209は、バスブリッジ210を介して共通メモリ207へのアクセスが可能である。
有線通信IF212および無線通信IF213は、通信装置20とは異なる他の通信装置である外部機器との間で映像データや制御信号の送受信を行うための、データ通信用の通信インターフェース(第一の通信IF)である。有線通信IF212は、MAC層およびPHY層の部分までを実装し、LANと接続される構成になっている。無線通信IF213は、IEEE802.11関連規格に準拠した無線LANモジュールと接続するHost_IF(USB、SDIO(Secure Digital Input Output)、PCI(Peripheral Component Interconnect)等)により構成される。無線通信IF213は、サブプロセッサ209が無線LANモジュールに搭載されるコントロールLSIを制御するための通信IFとしても使用される。メインプロセッサ204やサブプロセッサ209は、有線通信IF212と無線通信IF213とから、これらの通信IFにより実行されている通信処理に関する情報(接続状態、切断状態等)を取得することができる。
第二通信IF214は、上記の第一の通信IFとは異なる通信プロトコルに対応した、特定の制御信号を受信するための制御信号通信用の通信IF(第二の通信IF)である。具体的には、第二通信IF214は、BT(Bluetooth(登録商標))やNFC(Near Field Communication)のような近距離無線通信規格の通信用インターフェースである。また、第二通信IF214は、IrDA(Infrared Data Association)のような赤外線による光無線データ通信規格の通信用インターフェースであってもよい。
時計/タイマー215は、日時や時刻などの時間情報を示す時計機能や、サブプロセッサ209の制御によって時間間隔を計測するためのタイマー機能を装備している。つまり、サブプロセッサ209は、通信プロトコルの処理を実行するために必要となる時間情報を、時計/タイマー215から取得することができる。
表示部216は、ユーザに通信装置20の動作モードを知らせるために使用される。表示部216は、通信装置20において現在実行されている動作モードを、ユーザがリアルタイムに一定距離離れた場所からでも確認できるように、例えばLEDを用いて視覚で認知可能な情報を出力する。LEDを用いて動作モードの違いを表現する方法としては、発光する色を変える方法や、点灯方法を変える方法(連続点灯か、点灯と消灯とを一定周期で繰り返すか)、点灯する位置を変える方法等がある。なお、表示部216は、LCD(Liquid Crystal Display)を用いて動作モードを表示する機能を有していてもよい。また、表示部216は、視覚情報および音情報の少なくとも一方を出力する機能を備えていればよく、例えばスピーカなどの音情報を出力可能な機能を有していてもよい。
本実施形態では、通信装置20は、複数の動作モードのいずれかにより動作可能であるものとする。動作モードの切替制御は、メインプロセッサ204またはサブプロセッサ209の指示によりモード切替制御部217が実行する。以下、通信装置20によって実行可能な複数(3つ)の動作モードについて具体的に説明する。
1つ目の動作モードは、通信装置20全体が起動している通常動作モードである。この通常動作モードでは、メインシステム201およびサブシステム202が共に動作中であり、通信装置20に実装される全てのアプリケーションが実行可能である。2つ目の動作モードは、サブシステム202のみが起動している通信待機モードである。この通信待機モードでは、有線通信IF212あるいは無線通信IF213によって外部機器との通信路が形成されており、外部機器との間でデータ送受信が可能である。この通信待機モードでは、有線通信IF212あるいは無線通信IF213を使用して、外部機器から制御信号を待ち受ける。3つ目の動作モードは、サブシステム202の第二通信IF214および表示部216が起動している待機モードである。この待機モードでは、サブシステム202の有線通信IF212および無線通信IF213は起動させない。そのため、待機モードは、上記の通信待機モードと比較して、有線通信IF212および無線通信IF213が起動していない分、電力消費が抑制された動作モードとなっている。待機モードでは、第二通信IF214を使用して外部機器から特定の制御信号を待ち受ける。
以上の3つの動作モードのうち、通常動作モードと通信待機モードとの大きな違いは、通信待機モードにおいて、通常動作モードで動作する機能の一部が制限または停止される点である。通信装置20は、通信待機モードにおいて、メインシステム201に供給する動作クロックを停止してもよいし、メインシステムに201に供給する動作クロックの周波数を低減してもよいし、メインシステム201に供給する電力を遮断してもよい。また、通信待機モードと待機モードとの大きな違いは、待機モードにおいて、通信待機モードで動作する機能の一部が制限または停止される点である。通信装置20は、待機モードにおいて、サブシステム202内部の一部に対して供給する動作クロックを停止してもよいし、上記一部に供給する動作クロックの周波数を低減してもよいし、上記一部に供給する電力を遮断してもよい。ここで、サブシステム202内部の一部は、有線通信IF212や無線通信IF213である。
図2に示す各要素の機能は、それぞれ専用のハードウェアによって実現することができる。その場合、メインシステム201の各要素(205〜207)の機能は、メインプロセッサ204が有するCPUの制御に基づいて動作する。また、サブシステム202の各要素(210〜216)の機能は、サブプロセッサ209が有するCPUの制御に基づいて動作する。なお、図2に示す各要素のうち少なくとも一部の機能が、上記CPUが所定のプログラムを実行することで実現されるようにしてもよい。
また、図2に示すブロック図は一例であり、通信装置20は、図2以外の構成を有していてもよい。例えば、通信装置20がプリンタである場合には、印刷部を有していてもよいし、通信装置20がカメラである場合には、撮影部を有していてもよい。通信装置20は、カメラ、スマートフォン、プリンタ、携帯電話、PC、ビデオカメラ、スマートウォッチ、PDA等、各種の装置を含むことができる。
次に、通信装置20の動作モードの切替手順について、図3を参照しながら説明する。本実施形態では、図2で示す各要素が、それぞれメインプロセッサ204が有するCPUおよびサブプロセッサ209が有するCPUの少なくとも一方の制御に基づいて専用のハードウェアとして動作することで、図3の処理が実行される場合について説明する。ただし、上記CPUが所定のプログラムを実行することにより、図3の処理が実現されるようにしてもよい。
先ずS1において、通信装置20は、ユーザにより通信装置20を起動させるための操作が行われたか否かを判定する。具体的には、通信装置20は、ユーザにより電源が投入されるなどの起動指示があるか否かを判定する。そして、通信装置20は、起動指示があったと判定した場合はS2に移行し、起動指示が無いと判定した場合にはそのまま待機する。
S2では、通信装置20は、通常動作モードを起動する。つまり、通信装置20は、メインシステム201およびサブシステム202を起動し、ユーザからの操作に応じたアプリケーションを実行可能な状態とする。通信装置20がプロジェクタである場合、上記アプリケーションの実行により実現される処理は、映像データの投影に関する処理である。この通常動作モードでは、通信装置20は、ND40A〜40Cなどの外部装置から有線通信IF212あるいは無線通信IF213により映像データを受信可能である。通信装置20が映像データを受信すると、メインプロセッサ204の指示により映像生成部205が受信された映像データをもとにスクリーンへ投影する映像を生成し、投影部206を制御してスクリーンに映像を投影する。また、サブプロセッサ209は、表示部216を制御して、通信装置20が通常動作モードで動作していることを示す表示を行う。
なお、有線通信IF212と無線通信IF213とのうち、どちらを通常動作モードにおいて使用する通信IFとするかは、予め設定しておいてもよいし、上記の起動指示と共に通信IFの指定情報を取得するようにしてもよい。
S3では、通信装置20は、ユーザにより通信装置20をシャットダウンさせるための操作が行われたか否かを判定する。具体的には、通信装置20は、ユーザにより電源がオフされるなどのシャットダウン指示があるか否かを判定する。そして、通信装置20は、シャットダウン指示があったと判定した場合はS4に移行し、通信装置20をシャットダウンする処理を実行する。通信装置20がプロジェクタである場合、シャットダウン処理は、スクリーンへの映像の投影を停止するために所定のアプリケーションを終了させた後、電源をオフにする処理である。
一方、通信装置20は、S3においてシャットダウン指示が無いと判定した場合にはS5に移行する。S5では、通信装置20は、ユーザにより通信待機モードへの移行指示が行われたか否かを判定する。ここで、通信待機モードは、上述したように、サブシステム202のみが起動して、有線通信IF212あるいは無線通信IF213を使用したデータ送受信が可能な動作モードである。この通信待機モードでは、ND40Aからの管理(監視)用の制御信号や、ND40A〜40Cのような外部機器からの通常動作モードの起動信号といった特定の制御信号を、有線通信IF212あるいは無線通信IF213を使用して待受けする状態となる。通信装置20は、S5において通信待機モードへの移行指示が無いと判定するとS3に移行し、通信待機モードへの移行指示があったと判定するとS6に移行する。尚、通信待機モードへの移行指示は、通信装置20が備える操作部をユーザが操作することによって行われるものに限らず、外部装置から移行指示を受信することによって行われてもよい。又は、一定時間操作がされないことや、データを受信していないことなどの、通信待機モードへの移行条件を満たしたことをもって、移行指示が行われたと判定してもよい。
S6では、通信装置20は、通信待機モードにおいて、外部機器からの起動信号や制御信号をどの通信IFで待受けするかを選択する。はじめに、メインプロセッサ204は、共通メモリ207の所定のアドレス、あるいは有線通信IF212と無線通信IF213の内部にアクセスし、現在の通信IFの使用状況を確認する。そして、メインプロセッサ204は、確認した使用状況や実行しているアプリケーション内容、ユーザ操作などに応じて、通信待機モードにおいて使用する通信IFの選択を行う。つまり、有線通信IF212と無線通信IF213とのどちらを通信待機モードで使用するかを確定させる。そして、メインプロセッサ204は、通信プロトコル処理を実行するサブプロセッサ209に対して、選択した内容を通知する。
すると、サブプロセッサ209は、選択された通信IFに関する情報を、専用メモリ211の所定の場所に通信路選択結果として記憶する。通信路選択結果の内容は、以下の3つのうちの1つとなる。1つ目は、有線通信IF211を使用して基幹ネットワーク50に通信ケーブルによって接続する通信路である。2つ目は、無線通信IF212を使用してSTAとして動作してAP30と接続する通信路である。3つ目は、無線通信IF212を使用してAPとして動作してSTAとなる所定の外部機器と接続する通信路である。
S7では、通信装置20は、通常動作モードからサブシステム202のみが起動して外部機器からの起動信号を含む制御信号を第一の通信IFで待受ける通信待機モードへ切り替える。具体的には、先ずサブプロセッサ209は、メインシステム201の共通メモリ207にアクセスし、所定の情報を共通メモリ207からサブシステム202の専用メモリ211に退避させる処理を行う。この処理は、サブシステム202が通信処理を継続して実行していくために必要となる情報を、サブシステム202内の専用メモリ211へ移動させる処理である。
次に、メインプロセッサ204は、モード切替制御部217に対して通信待機モードへの切替えを指示する。このとき、モード切替制御部217は、メインプロセッサ204からの指示に従って、上述したメインシステム201に供給する動作クロックを停止するなどの処理を実施する。これにより、通信装置20は、サブシステム202のみが起動した状態となり、サブシステム202は、S6において選択された通信IF(有線通信IF212あるいは無線通信IF213)を使用して、起動信号や制御信号の受信を待つ受信待機状態となる。また、サブプロセッサ209は、表示部216を制御し、通信装置20が通信待機モードで動作していることを示す表示を行う。
次にS8では、通信装置20は、図4や図5に示す通信IF切替え処理により、通信IFを、通信待機モードを継続可能な通信IFに切替える処理を行う。例えば、S6において、無線通信IF213を使用して通信装置20がSTAとして動作する通信IFが選択された場合、通信路の優先順位は、無線通信IF213を使用してSTAとして動作する通信路が最優先となる。続いて、通信路の優先順位は、有線通信IF212を使用して、通信装置20が基幹ネットワーク50に通信ケーブルによって接続する通信路、無線通信IF213を使用してAPとして動作して所定の外部機器(STA)と接続する通信路の順であるとする。図4は、無線通信IF213を使用してSTAとして動作する通信路に障害が発生している場合、上記の優先順位で別の通信路に切り替えて通信待機モードを継続する手順を示している。
S6において、無線通信IF213を使用して通信装置20がSTAとして動作するように通信IFが選択された場合に、S8において実行される通信IF切替え処理について、図4を参照しながら詳細に説明する。
先ず、S811において、通信装置20は、通信状態が良好であるか否かを判定する。このS811では、通信装置20は、無線通信IF213を使用してSTAとして動作しており、外部機器からの起動信号や制御信号を受信するための通信路が形成されて通信待機モードが正常に動作しているか否かを判定する。具体的には、サブプロセッサ209は、AP30に対してアソシエーション要求を行ってAP30と接続状態になるか否かを判定する。サブプロセッサ209は、AP30からアソシエーション応答が得られず接続状態とならなかった場合、通信待機モードが正常に機能していない(外部機器との通信路が形成されていない)と判断する。このように、通信装置20は、外部機器との通信路が形成されていると判定した場合には、図3のS6において選択された通信IFを維持して図3のS9に移行し、外部機器との通信路が形成されていないと判定した場合には、図4のS812に移行する。
S812では、通信装置20は、サブシステム202の専用メモリ211に所定の履歴情報があるか否かを判定する。ここで、所定の履歴情報とは、動作モードの切替えに関する情報であり、動作モードの変化が発生した時点で専用メモリ211に記憶される。通信装置20は、専用メモリ211に記憶された履歴情報に動作モードが待機モードから通信待機モードへ変更されたことを示す履歴が含まれていると判定した場合にはS813に移行し、上記履歴が含まれていないと判定した場合には図3のS12に移行する。
なお、専用メモリ211には、ユーザの操作により、待機モードへの切替えを指示する内容の切替指示情報を記憶することもできる。S812では、通信装置20は、専用メモリ211に切替指示情報が記憶されているか否かを判定し、切替指示情報が記憶されていないと判定した場合にS813に移行し、切替指示情報が記憶されていると判定した場合に図3のS12に移行するようにしてもよい。つまり、ユーザは、図3のS6において選択された通信IFを使用した通信待機モードの継続が難しい状況となった場合に、待機モードへ移行するように設定することが可能である。
S813では、通信装置20は、有線通信IF212を使用して通信装置20を基幹ネットワーク50に接続可能か否かを判定する。具体的には、このS813では、サブプロセッサ209が、有線通信IF212から通信処理に関する情報を取得し、有線通信IF212に通信ケーブルが挿入されて通信が可能な状態であるか否かを判定する。そして、サブプロセッサ209は、有線通信IF212による通信が可能な状態であると判定した場合にはS814に移行し、通信が不可能であると判定した場合にはS815に移行する。
S814では、通信装置20は、通信待機モードにおいて、有線通信IF212を使用した外部機器との通信路を形成し、図3のS9に移行する。つまり、通信装置20は、有線通信IF212を使用して基幹ネットワーク50に通信ケーブルによって接続され、有線LANを使用して外部機器からの起動信号や制御信号を待受ける状態となる。
S815では、通信装置20は、通信待機モードにおいて、無線通信IF213を使用してAPとして動作することで外部機器との通信路を形成し、図3のS9に移行する。つまり、通信装置20は、APとして動作し、STAとして起動している所定の外部機器と直接接続され、無線LANを使用して外部機器からの起動信号や制御信号を待受ける状態となる。
なお、図4に示す処理は、無線通信IF213を使用して通信装置20がSTAとして動作するように通信IFが選択された場合に、S8において実行される通信IF切替え処理である。無線通信IF213を使用して通信装置20がAPとして動作するように通信IFが選択された場合には、図4のS811およびS815において以下の処理を行えばよい。S811においては、通信装置20は、無線通信IF213を使用して通信装置20がAPとして動作しており、外部機器からの起動信号や制御信号を受信するための通信路が形成されて通信待機モードが正常に動作しているか否かを判定すればよい。この場合、通信装置20は、接続されているSTAの台数を検出し、接続されているSTAが複数台から0台へと変化した時点で、通信待機モードが正常に機能していないと判断することができる。また、S815においては、通信装置20はSTAとして動作してAP30と接続し、無線LANを使用して外部機器からの起動信号や制御信号を待受ける状態とすればよい。
次に、図3のS6において、有線通信IF212を使用して通信装置20を基幹ネットワーク50に通信ケーブルによって接続するように通信IFが選択された場合の通信IF切替え処理について説明する。S6において有線通信IF212を使用する通信IFが選択された場合、通信路の優先順位は、有線通信IF212を使用して、通信装置20が基幹ネットワーク50に通信ケーブルによって接続する通信路が最優先となる。続いて、通信路の優先順位は、無線通信IF213を使用して通信装置20がSTAとして動作する通信路、無線通信IF213を使用して通信装置20がAPとして動作する通信路の順であるとする。図5は、有線通信IF212を使用した通信路に障害が発生している場合、上記の優先順位で別の通信路に切り替えて通信待機モードを継続する手順を示している。
S6において、有線通信IF212を使用して通信装置20を基幹ネットワーク50に通信ケーブルによって接続するように通信IFが選択された場合に、S8において実行される通信IF切替え処理について、図5を参照しながら詳細に説明する。
先ず、S821において、通信装置20は、通信状態が良好であるか否かを判定する。このS821では、通信装置20は、有線通信IF212を使用して基幹ネットワーク50に通信ケーブルで接続されており、外部機器からの起動信号や制御信号を受信するための通信路が形成されて通信待機モードが正常に動作しているか否かを判定する。そして、通信装置20は、通信ケーブルが外れてしまって通信が途絶えた場合、通信待機モードが正常に機能していない(外部機器との通信路が形成されていない)と判断する。通信装置20は、外部機器との通信路が形成されていると判定した場合には、図3のS6において選択された通信IFを維持して図3のS9に移行し、外部機器との通信路が形成されていないと判定した場合には、図5のS822に移行する。
S822では、通信装置20は、サブシステム202の専用メモリ211に所定の履歴情報があるか否かを判定する。通信装置20は、専用メモリ211に記憶された履歴情報に、動作モードが待機モードから通信待機モードへ変更されたことを示す履歴が含まれていると判定した場合にはS823に移行し、上記履歴が含まれていないと判定した場合には図3のS12に移行する。
なお、上述したように、専用メモリ211には、ユーザの操作により、待機モードへの切替えを指示する内容の切替指示情報を記憶することもできる。この場合、S822では、通信装置20は、専用メモリ211に切替指示情報が記憶されているか否かを判定する。そして、通信装置20は、切替指示情報が記憶されていないと判定した場合にS823に移行し、切替指示情報が記憶されていると判定した場合に図3のS12に移行するようにしてもよい。
S823では、通信装置20は、無線通信IF213を使用して通信装置20がSTAとして動作し、AP30と接続可能か否かを判定する。具体的には、このS823では、サブプロセッサ209は、AP30に対してアソシエーション要求を行い、AP30からアソシエーション応答が得られたか否かに応じてAP30と接続可能か否かを判定する。そして、サブプロセッサ209は、無線通信IF213を使用して通信装置20がSTAとして動作しAP30と接続可能であると判定した場合にはS824に移行し、通信が不可能であると判定した場合にはS825に移行する。
S824では、通信装置20は、通信待機モードにおいて、無線通信IF213を使用してSTAとして動作することで外部機器との通信路を形成し、図3のS9に移行する。つまり、通信装置20は、STAとして動作してAP30と接続され、無線LANを使用して外部機器からの起動信号や制御信号を待受ける状態となる。
S825では、通信装置20は、通信待機モードにおいて、無線通信IF213を使用してAPとして動作することで外部機器との通信路を形成し、図3のS9に移行する。つまり、通信装置20は、APとして動作し、STAとして起動している所定の外部機器と直接接続され、無線LANを使用して外部機器からの起動信号や制御信号を待受ける状態となる。
図3に戻って、S9では、サブプロセッサ209は、時計/タイマー215に対してタイマーの設定および起動を行う。具体的には、サブプロセッサ209は、通信装置20の管理(監視)機能を有するND40Aから送信される制御信号を受信し、その制御信号を受信したタイミングでタイマーの停止、リセット、スタートを繰り返す。
S10では、サブプロセッサ209は、外部機器であるND40Aから送信される制御信号を一定周期内で受信したか否かを判定する。ここで、通信装置20が、ND40Aから送信される制御信号を一定周期内で受信しているかどうかは、S9において起動しているタイマーがタイムアップしているかどうかで判断することができる。サブプロセッサ209は、タイマーがタイムアップする前に制御信号の受信を確認した場合には、ND40Aからの制御信号を一定周期内で受信したと判断してS11に移行する。一方、サブプロセッサ209は、タイマーがタイムアップしたことを確認すると、ND40Aからの制御信号を一定期間受信していないと判断してS12に移行する。本実施形態では、ND40Aは通信装置20に対して一定周期で制御信号を送信する。したがって、タイマーがタイムアップする期間である上記一定期間は、正常状態においてND40Aから制御信号が送信される時間間隔と同等かそれよりも若干長い期間とする。
S11では、サブプロセッサ209は、基幹ネットワーク50を介して外部機器であるND40A〜40Cのいずれかから送信される、通常動作モードへ移行することを示す起動信号を受信したか否かを判定する。サブプロセッサ209は、起動信号を受信していないと判定した場合には、そのまま通信待機モードを継続すると判定してS8に戻り、起動信号を受信したと判定した場合には、通信待機モードから通常動作モードへ切替えると判定してS2に戻る。
S12では、サブプロセッサ209は、通信待機モードから、第二通信IF214のみの通信インターフェースを起動して外部機器から送信される特定の制御信号である起動信号を待受ける待機モードへ切替える。具体的には、サブプロセッサ209は、第二通信IF214と表示部216との動作に必要ない機能ブロック(例えば、有線通信IF212や無線通信IF213)に供給する動作クロックを停止する。このようにサブシステム202内において起動させる機能ブロックを必要最小限にすることで、通信装置20が消費する電力を低く抑えることが可能となる。
S13では、サブプロセッサ209は、通信装置20の動作モードが通信待機モードから待機モードへ切替わったことをユーザに通知するための処理を行う。具体的には、サブプロセッサ209は、通信待機モードから待機モードへ移行したことを示す表示を行うように表示部216を制御する。表示部216は、サブプロセッサ209の制御に従って表示を行う。これにより、表示部216は、ユーザの操作によらず、外部機器の故障や通信路の障害などにより通信装置20の動作モードが通信待機モードから待機モードへ移行したことをユーザに通知する表示を行うことができる。
S14では、サブプロセッサ209は、外部機器から送信される所定の起動信号を受信したか否かを判定する。ここで、上記起動信号は、サブシステム202内の第二通信IF214が受信可能な信号であり、通常動作モードへ移行することを示す起動信号や、通信待機モードへ移行することを示す起動信号である。起動信号を送信する外部機器が、図1に示すような有線端末であるND40A〜40Cである場合、この外部機器が、基幹ネットワーク50を経由せず、直接、通信装置20の第二通信IF214へ起動信号を送信する形態となる。また、起動信号を送信する外部機器がリモコン機能を装備したモバイル端末である場合には、ユーザの操作により、このモバイル端末が通信装置20の第二通信IF214へ起動信号を送信する形態となる。サブプロセッサ209は、起動信号を受信したと判定した場合にはS15に移行し、起動信号を受信していないと判定した場合には、そのまま待機モードを維持する。
S15では、サブプロセッサ209は、S14において受信した起動信号が、通常動作モードへ移行することを示す起動信号であるか否かを判定する。そして、サブプロセッサ209は、受信した起動信号が通常動作モードへ移行することを示す起動信号であると判定した場合には、通信装置20の動作モードを待機モードから通常動作モードへ切替えると判定してS16に移行する。
S16では、サブプロセッサ209は、モード切替制御部217に対して通常動作モードへの切替え指示を与える。このとき、モード切替制御部217は、待機モードにおいて停止していたメインシステム201を起動し、通信装置20に実装される様々なアプリケーションを実行可能な状態とする。また、サブプロセッサ209は、通常動作モードへの切替えに際し、第二通信IF214によって受信された起動信号の付加情報に基づいて、通常動作モードの初期設定を行う。付加情報は、通常動作モードで使用する通信IFの指定情報や、通信設定に必要となる各種の通信パラメータ情報を含む。サブプロセッサ209は、これら付加情報に基づいて通信設定を行う。通信装置20は、動作モードを待機モードから通常動作モードに切替えた後、S3に移行する。
また、S15において、サブプロセッサ209が、受信した起動信号が通信待機モードへ移行することを示す起動信号であると判定した場合には、通信装置20の動作モードを待機モードから通信待機モードへ切替えると判定してS17に移行する。S17では、サブプロセッサ209は、モード切替制御部217に対して通信待機モードへの切替え指示を与える。このとき、モード切替制御部217は、待機モードにおいて停止していた有線通信IF212や無線通信IF213を起動し、通信装置20が基幹ネットワーク50を介して送信される起動信号や制御信号を受信可能な状態とする。また、サブプロセッサ209は、通信待機モードへの切替えに際し、第二通信IF214によって受信された起動信号の付加情報に基づいて、通信待機モードの通信設定を行う。付加情報は、通信待機モードで使用する通信IFの指定情報や、通信設定に必要となる各種の通信パラメータ情報を含む。サブプロセッサ209は、これらの付加情報に基づいて通信設定を行う。
S18では、サブプロセッサ209は、通信装置20の動作モードが待機モードから通信待機モードへ移行したことを、履歴情報として専用メモリ211の所定のアドレスに記憶し、S8に移行する。
以上のように、通信装置20は、第一の通信方式により他の通信装置とデータの送受信が可能な第一の通信IFを備える。また、通信装置20は、第一の通信方式とは異なる第二の通信方式により他の通信装置から特定の信号を受信可能な第二の通信IFを備える。本実施形態において、第一の通信方式は、LANに代表されるようなネットワークに接続するインターフェースを用いた通信方式である。第一の通信方式は、有線LANを使用した通信方式、無線LANを使用して無線端末(STA)として無線基地局(AP)と接続する通信方式、無線LANを使用して無線基地局(AP)として無線端末(STA)と接続する通信方式の少なくとも1つを含む。
また、通信装置20は、第一の動作モードである通常動作モードと、通常動作モードで動作する機能の一部を制限または禁止する第二の動作モードと、第二の動作モードで動作する機能の一部を制限または禁止する第三の動作モードとのいずれにより動作可能である。本実施形態において、第二の動作モードは、通信待機モードであり、第三の動作モードは、待機モードである。待機モードでは、通信装置20は、通信待機モードよりも低消費電力で動作する。通信装置20は、通信待機モードにおいて第一の通信IFを動作させ、待機モードにおいて、第一の通信IFの動作を制限または停止し、第二の通信IFを動作させる。
このように、通信装置20は、通常動作モードと、電力消費レベルの異なる複数(本実施形態では、2つ)の待機モードとを装備している。通信待機モードでは、通信装置20は、通常動作モードで動作する一部の機能を制限または停止して、通信処理のみを起動させる。このように、起動させる必要のない機能ブロックに対するアクセスの停止や、その機能ブロックに対するクロック供給の停止などを行うことで、不必要な電力消費を抑制することができる。この通信待機モードでは、通信装置20は、ネットワークを経由して特定の制御端末から制御信号を受信し、受信した制御信号に対する応答信号をその制御端末に返信するアプリケーションを実行することができる。また、この通信待機モードでは、外部機器から所定の起動信号を受信した場合には、直ちに通常動作モードへ復帰することが可能であり、通信装置20は、動作状態に応じた適切な動作モードで動作することができる。
さらに、待機モードでは、通信装置20は、外部装置から所定の起動信号といった特定の制御信号のみの受信を可能とし、ネットワークに対する通信機能を停止する。待機モードにおいて使用する第二の通信方式は、IrDAのような赤外線を含む光を使用した光無線通信方式や、BTやNFCといった近距離無線通信方式を含む。したがって、通信装置20は、待機モードにおいて、ネットワークを経由せずに特定の信号を受信可能である。このように、ネットワークとの通信機能を停止することで、通信待機モードと比較して電力消費をさらに抑制することができる。
そして、通信装置20は、通信待機モードにおいて、一定期間、第一の通信IFによって制御信号が受信されない場合、動作モードを通信待機モードから待機モードへ切替える。通信待機モードでは、上述したように、通信装置20と制御端末とはネットワークを経由して制御信号のやり取りを行う。通信待機モードにおいて、通信装置20が無線LANの通信方式を使用する場合、例えば、通信装置20は、ネットワークとの接点となるAPに接続してネットワークとの接続状態を形成する。そして、ネットワーク内に存在する制御端末は、上記APをネットワークと通信装置20とを接続する接点として利用して、通信装置20と情報交換を行う。
通信待機モードから待機モードへ切替える条件として、電波状況の劣化や通信ケーブルの抜去といった不測の事態が発生し、ネットワークとの通信路の維持が困難な状況となることが挙げられる。通信装置20は、装備されているいずれの通信IFを使用してもネットワークとの接続が不可能である場合に、消費する電力の低い待機モードに移行するようにしてもよい。
ところが、通信待機モードにおいて、通信装置20とAPとの接続状態は良好であったとしても、制御端末の故障や電源オフ操作が行われた場合には、通信装置20に対して制御端末から制御信号が送信されなくなる。このような場合、通信装置20とAPとの接続状態が良好であるからといって通信待機モードを継続すると、通信装置20は、制御端末との情報交換が行われないにもかかわらずネットワークに対する通信機能を作動させることになる。そのため、無駄な電力を消費し続けることになってしまう。
これに対して本実施形態では、通信装置20は、通信待機モードにおいて、一定期間データの送受信が行われないことを確認すると、動作モードを通信待機モードから待機モードへ切替える。このように、通信装置20は、通信待機モード時にネットワークを経由して特定の制御端末と制御信号の送受信を行うアプリケーションを実行する場合、該アプリケーションの動作状況に応じた最適な動作モードを選択することが可能となる。つまり、通信装置20は、通信待機モードにおいて、制御端末の故障や電源オフにより所望のアプリケーションが実行できない状況となったことを検出した時点で、消費する電力の低い待機モードに移行する。したがって、無駄な電力消費を効果的に抑制することができる。
また、通信装置20は、他の通信装置との通信を制御する通信処理を実行するサブシステム202と、通信処理とは異なる処理を実行するメインシステム201と、を含んで構成される。メインシステム201はメインプロセッサ204を備え、サブシステム202はサブプロセッサ209を備える。つまり、通信装置20は、マルチプロセッサ搭載の通信装置である。そして、通信装置20は、通常動作モードでは、メインシステム201およびサブシステム201を動作させ、通信待機モードおよび待機モードでは、メインシステム201の動作を制限または停止し、サブシステム202を動作させる。このように、通信装置20は、サブシステム202以外の機能ブロックの動作を制限または停止して、通信処理のみを起動させる低消費電力モードを装備するので、不必要な電力消費を抑制して低消費電力化を実現することができる。さらに、低消費電力モードの1つである待機モードでは、サブシステム202も含め、通信装置20全体の機能ブロックを殆ど停止するので、更なる低消費電力化が可能である。
また、通信装置20は、通信待機モードにおいて、第一の通信IFで用いる通信方式として、異なる複数の通信方式を択一的に選択する。具体的には、通信装置20は、予め設定した優先順位にしたがって、有線LANを使用した通信方式、無線LANを使用してSTAとしてAPと接続する通信方式、および無線LANを使用してAPとしてSTAと接続する通信方式のいずれかを選択する。例えば、通信待機モードにおいて、通信装置20が無線LANの通信方式を使用しているときに、有線のインターフェースに通信ケーブルが挿入され、有線LANの通信方式が使用可能となる場合がある。上記優先順位が、有線のインターフェースを使用した通信方式を優先するよう設定されている場合、通信装置20は、有線LANの通信方式が使用可能となった時点で、無線LANの通信方式から有線LANの通信方式へ切り替える。このような切替処理を行うことで、無線のインターフェースを使用した通信待機モードの消費電力よりも、有線のインターフェースを使用した通信待機モードの消費電力の方が低い場合に、省電力効果が高くなる。
さらに、通信装置20は、通信待機モードにおいて、現在選択されている通信方式を用いた第一の通信IFによるデータの送受信が可能か否かを判断する。そして、通信装置20は、通信待機モードにおいてデータの送受信が不可能であると判断した場合、専用メモリ211に記憶された動作モードの切替えに関する情報に基づいて、通信待機モードを継続するか否かを判断する。具体的には、通信装置20は、動作モードの切替えが発生した場合に、動作モードの履歴を示す履歴情報を専用メモリ211に記憶する。そして、通信装置20は、通信待機モードにおいてデータの送受信が不可能であると判断した場合、履歴情報に待機モードから通信待機モードへの切替えの履歴が含まれていれば、通信待機モードを継続すると判断する。このとき、複数の通信方式のうち、現在選択されている通信方式とは異なる通信方式を用いて通信待機モードを継続するようにする。一方、履歴情報に待機モードから通信待機モードへの切替えの履歴が含まれていない場合には、通信装置20は、通信待機モードから待機モードへ切替えると判断する。
このように、通信装置20は、専用メモリ211に所定の履歴情報が記憶されているか否かに応じて動作モードの切替判断を行う。したがって、通信装置20は、適切な動作モードで動作することができる。
また、通信装置20は、ユーザの操作に従って、待機モードへの切替えを指示する切替指示情報を専用メモリ211に記憶することもできる。そして、通信装置20は、通信待機モードにおいて、現在選択されている通信方式を用いた第一の通信IFによるデータの送受信が不可能であると判断した場合、切替指示情報の有無に応じて通信待機モードを継続するか否かを判断する。具体的には、通信装置20は、専用メモリ211に切替指示情報が記憶されている場合には、通信待機モードから待機モードへ切替えると判断する。これにより、通信装置20は、ユーザの意図した動作モードで操作することができる。
さらに、通信装置20は、動作モードが通信待機モードから待機モードへ切替えられたことを示す情報を表示させる表示制御機能を有する。通信装置20は、ユーザの操作によらずに通信待機モードから待機モードへ切替える処理を実行することができる。したがって、通信装置20は、動作モードが通信待機モードから待機モードへ切替えられたことをユーザに知らせることで、ユーザが通信待機モードを期待した操作を行わないようにすることができる。ここで、通信待機モードを期待した操作は、有線LANあるいは無線LANを使用した他の通信装置との通信を伴うアプリケーションを起動する操作などを含む。
なお、上記実施形態においては、通信装置20がマルチプロセッサ搭載の通信装置である場合について説明したが、必ずしもマルチプロセッサ搭載である必要はない。通信装置20は、通常動作モードで動作する機能の一部を制限する電力消費レベルの異なる複数の待機モードで動作可能な通信装置であればよい。また、ND40A〜40Cが送信する制御信号の送信周期は固定的に定められた周期に限らず、種々の条件に従って可変な周期としてもよい。従って、S10において制御信号を受信したか判定するに当たって、受信していないと判定される期間(所定期間)は当該周期に従って変更されてもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit))によっても実現可能である。
10…通信システム、20…通信装置、30…通信装置(AP)、40A〜40C…通信装置(ND)、201…メインシステム、202…サブシステム、204…メインプロセッサ、209…サブプロセッサ、212…有線通信IF、213…無線通信IF、214…第二通信IF、216…表示部、217…モード切替制御部

Claims (10)

  1. 第一の通信方式により他の通信装置とデータの送受信および制御信号の送受信が可能な第一の通信手段と、
    前記第一の通信方式とは異なる第二の通信方式により他の通信装置から特定の制御信号を受信可能な第二の通信手段と、
    第一の動作モードで動作する機能の一部を制限することによって当該第一の動作モードよりも低消費電力で動作する第二の動作モードにおいて、前記第一の通信手段を動作させ、前記第二の動作モードで動作する機能の一部を制限することによって当該第二の動作モードよりも低消費電力で動作する第三の動作モードにおいて、前記第一の通信手段の動作を制限し、第二の通信手段を動作させる通信制御手段と、
    前記第二の動作モードにおいて、所定期間、前記第一の通信手段によって前記制御信号が受信されない場合、動作モードを前記第二の動作モードから前記第三の動作モードへ切替える切替手段と、を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記第一の通信手段、前記第二の通信手段および前記通信制御手段を有し、前記他の通信装置との通信を制御する通信処理を実行するサブシステムと、前記通信処理とは異なる処理を実行するメインシステムと、を含んで構成され、
    前記第一の動作モードは、前記メインシステムおよび前記サブシステムを動作させる動作モードであり、
    前記第二の動作モードおよび前記第三の動作モードは、前記メインシステムの動作を制限し、前記サブシステムを動作させる動作モードであることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第一の通信方式は、
    有線LANを使用した通信方式、無線LANを使用して無線端末として無線基地局と接続する通信方式、および無線LANを使用して無線基地局として無線端末と接続する通信方式の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記第二の通信方式は、
    赤外線を含む光を使用した光無線通信方式、および近距離無線通信方式の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記第二の動作モードにおいて、前記第一の通信手段で用いる前記第一の通信方式として、異なる複数の通信方式を択一的に選択する選択手段と、
    前記動作モードの切替えに関する情報を記憶する記憶手段と、
    前記第二の動作モードにおいて、前記選択手段により選択されている通信方式による通信が可能か否かを判断する第一の判断手段と、
    前記第一の判断手段により前記通信が不可能であると判断された場合、前記記憶手段により記憶された前記情報に基づいて、前記第二の動作モードを継続するか否かを判断する第二の判断手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記記憶手段は、前記動作モードの切替えの履歴を示す履歴情報を記憶し、
    前記第二の判断手段は、
    前記第一の判断手段により前記通信が不可能であると判断された場合、
    前記履歴情報に、前記第三の動作モードから前記第二の動作モードへの切替えの履歴が含まれている場合には、前記複数の通信方式のうち、前記選択手段により選択されている通信方式とは異なる通信方式により前記第二の動作モードを継続すると判断し、
    前記履歴情報に、前記第三の動作モードから前記第二の動作モードへの切替えの履歴が含まれていない場合には、前記第二の動作モードから前記第三の動作モードへ切替えると判断することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記記憶手段は、ユーザの操作に従って、前記第三の動作モードへの切替えを指示する切替指示情報を記憶し、
    前記第二の判断手段は、
    前記第一の判断手段により前記通信が不可能であると判断された場合、前記切替指示情報が記憶されている場合には、前記第二の動作モードから前記第三の動作モードへ切替えると判断することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  8. 前記切替手段により前記動作モードが前記第二の動作モードから前記第三の動作モードへ切替えられたことを示す情報を表示させる表示制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 第一の通信方式により他の通信装置とデータの送受信および制御信号の送受信が可能な第一の通信手段と、前記第一の通信方式とは異なる第二の通信方式により他の通信装置から特定の制御信号を受信可能な第二の通信手段と、を備える通信装置で実行される通信制御方法であって、
    第一の動作モードで動作する機能の一部を制限することによって当該第一の動作モードよりも低消費電力で動作する第二の動作モードにおいて、前記第一の通信手段を動作させ、前記第二の動作モードで動作する機能の一部を制限することによって当該第二の動作モードよりも低消費電力で動作する第三の動作モードにおいて、前記第一の通信手段の動作を制限し、第二の通信手段を動作させるステップと、
    前記第二の動作モードにおいて、所定期間、前記第一の通信手段によって前記制御信号が受信されない場合、動作モードを前記第二の動作モードから前記第三の動作モードへ切替えるステップと、を含むことを特徴とする通信制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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