JP2013191363A - 照光機能付き入力装置 - Google Patents

照光機能付き入力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013191363A
JP2013191363A JP2012055950A JP2012055950A JP2013191363A JP 2013191363 A JP2013191363 A JP 2013191363A JP 2012055950 A JP2012055950 A JP 2012055950A JP 2012055950 A JP2012055950 A JP 2012055950A JP 2013191363 A JP2013191363 A JP 2013191363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
illumination
light guide
input device
annular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012055950A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5871669B2 (ja
Inventor
Shinya Urayama
慎也 浦山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2012055950A priority Critical patent/JP5871669B2/ja
Priority to EP20130151188 priority patent/EP2639669B1/en
Priority to CN201310049399.8A priority patent/CN103303191B/zh
Priority to US13/776,264 priority patent/US9087657B2/en
Publication of JP2013191363A publication Critical patent/JP2013191363A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5871669B2 publication Critical patent/JP5871669B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H19/00Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
    • H01H19/02Details
    • H01H19/025Light-emitting indicators
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G1/00Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
    • G05G1/08Controlling members for hand actuation by rotary movement, e.g. hand wheels
    • G05G1/10Details, e.g. of discs, knobs, wheels or handles
    • G05G1/105Details, e.g. of discs, knobs, wheels or handles comprising arrangements for illumination
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/18Distinguishing marks on switches, e.g. for indicating switch location in the dark; Adaptation of switches to receive distinguishing marks
    • H01H9/182Illumination of the symbols or distinguishing marks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2219/00Legends
    • H01H2219/054Optical elements
    • H01H2219/062Light conductor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2219/00Legends
    • H01H2219/054Optical elements
    • H01H2219/062Light conductor
    • H01H2219/0622Light conductor only an illuminated ring around keys

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

【課題】回転操作可能な操作部材に設けた環状の照光部と複数の照光部とを同一の光源を用いてを照光させることができる照光機能付き入力装置を提供すること。
【解決手段】回転操作可能な操作ノブ2は環状の第1照光部20を有しており、操作ノブ2の周囲には第2照光部30が設けられている。この操作ノブ2は、樹脂製の内軸体6と、内軸体6に外嵌された把持リング体7とを組み合わせて構成されており、内軸体6の前端部に遮光キャップ8が取り付けられている。内軸体6には、前端面に第1照光部20を有する筒状導光部6aと、ロータリエンコーダ10の回動軸部10aに連結される駆動部6bとが一体成形されており、筒状導光部6aの後端面6gが全周に亘って導光部材5の出光面5cと対向している。導光部材5の入光面5dは光源4に対向しており、第1および第2照光部20,30は導光部材5を介して光源4の光によって照光される。
【選択図】図2

Description

本発明は、後方からの光によって照光する照光機能付き入力装置に係り、特に、回転操作される操作部材とその周囲に照光部が配設された入力装置における照光機構の改良に関する。
例えばカーオーディオやカーエアコン等の車載用機器の入力装置には、通常、夜間等の暗所でも操作位置や動作状態を視認できるようにするために種々の照光部が設けられている。すなわち、操作部材の一部領域をインジケータとして照光させたり、操作部材の周囲で機能等を表示する文字やシンボルマーク等を照光させることによって、ユーザは暗所においても所望の操作が行えるようになる。
回転操作される操作部材に照光部を設ける場合、操作部材の一部に導光体を埋設し、この導光体に後方から光源の光を照射することにより、導光体の前端面を照光部となすという手法が従来より広く知られている。また、導光体は樹脂のモールド品として形成できるため、操作部材に設けた導光体の一部を延出させてなる延出部分を、操作部材の周囲で機能等を表示する別の照光部の後方に位置させることにより、1つの光源の光を複数箇所の照光部に振り分けて照光させるようにした照光機構も従来より提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特表平10−508140号公報
ところで、ユーザによって回転操作される操作部材に、その全周に亘って環状に延びる照光部を設けることができれば、高品位で意匠性に優れた照光が可能となる。しかし、回転操作可能な操作部材に設けた環状の照光部と、その周囲の別の照光部とを、同一の光源を用いて照光させる構成はまだ実現されていない。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、回転操作可能な操作部材に設けた環状の照光部と複数の照光部とを同一の光源を用いて照光させることができる照光機能付き入力装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の照光機能付き入力装置は、第1照光部を有する回転操作可能な操作部材と、この操作部材を露出させる開口部を有すると共に該開口部の近傍に第2照光部を有する前面パネルと、この前面パネルに覆われた内部空間に設置された光源と、この光源に対向する入光面を有して該光源の光を前記第1および第2照光部へ導く導光部材と、前記操作部材により回転駆動される回動軸部を有する回転型電気部品とを備え、前記操作部材は、前端面に前記第1照光部が環状をなす筒状導光部と、前記回動軸部に連結される駆動部とを一体成形した透光性樹脂製の内軸体と、前記筒状導光部の周囲に外嵌されて一体的に回転する把持リング体とによって構成され、前記導光部材が前記筒状導光部の後端面と全周に亘って対向して該後端面に光を出光する第1出光面を有すると共に、前記第2照光部に光を出光する第2出光面を有するようにした。
このように構成された照光機能付き入力装置では、回転操作可能な操作部材の内軸体に一体成形された筒状導光部の後端面が全周に亘って導光部材の出光面と対向しているため、回転操作可能な操作部材に設けた環状の照光部と複数の照光部とを同一の光源を用いて照光させることができる。また、環状の第1照光部(筒状導光部の前端面)を全周に亘って均一な明るさで照光させることができる。また、導光部材によって光源の光を第1照光部と第2照光部へ振り分けることができるため、環状の第1照光部に専用の光源を用意する場合に比べると低コスト化が図れる。また、内軸体には回転型電気部品の回動軸部に連結される駆動部も一体成形されているため、筒状導光部の周囲に外嵌された把持リング体をユーザが回転すると、それに伴って回動軸部が回転駆動されて所望の入力操作を行うことができる。また、内軸体に駆動部と筒状導光部とが一体成形されていることから、それぞれ別部材を設ける必要がない。そのため、小型化が図れると共に、簡易な構成とすることができる。
上記の構成において、導光部材に、前端面に第1出光面を有すると共に回動軸部を貫通せしめる円環状部と、この円環状部から外方へ突出して先端面に入光面を有する複数の脚部とが設けられており、それら複数の脚部の少なくとも一つが第2照光部に向けて延設される延設導光部を有し、この延設導光部が第2出光面を有するようにしてあると、脚部の形状等に応じて第1照光部と第2照光部へ振り分ける光量の配分比を変更することが可能となるため、設計段階で第1照光部と第2照光部の照光時の明るさのバランスが調整しやすくなる。
また、上記の構成において、導光部材の円環状部の内周面と内軸体の駆動部の少なくとも一部が対向して配置されていると、円環状部の内周面から内側に向かって出光される光は、円環状部の内周面に対向する駆動部の側面から内軸体内へ導かれるため、光源から出射される光をより多く第1出光面へ到達させるこができる。
また、上記の構成において、内軸体に第1照光部の内側領域を塞ぐ遮光部材が取り付けられていると、環状の第1照光部の光漏れを確実に防止でき、高品位に照光することができる。
また、上記の構成において、内軸体に筒状導光部の内周面の相対向する箇所を繋ぐ補強リブが設けられていると、樹脂材料を用いることで筒状導光部の強度不足が懸念される場合にも、補強リブの追加によって所要の機械的強度が実現できる。しかも、内軸体はモールド品として形成できるため、補強リブを追加してもコストアップは回避できる。
また、上記の構成において、駆動部がすり割り円筒状に形成されて回動軸部に外挿されていると共に、該駆動部を径方向内側へ加圧して回動軸部に圧着させるための圧着部材が取り付けられていると、回転操作時に懸念される駆動部と回動軸部とのずれ(滑り)を確実に阻止できて動作信頼性が高まる。
本発明の照光機能付き入力装置によれば、一体的に回転する内軸体と把持リング体とを組み合わせて回転操作可能な操作部材となし、樹脂製の内軸体に成形した筒状導光部の後端面を全周に亘って導光部材の出光面と対向させているため、回転操作可能な操作部材に設けた環状の照光部と複数の照光部とを同一の光源を用いて照光させることができる。また、筒状導光部の前端面である環状の第1照光部を全周に亘って均一な明るさで照光させることができる。また、導光部材によって光源の光を第1照光部と第2照光部へ振り分けることができるため、環状の第1照光部に専用の光源を用意する場合に比べると低コスト化が図れる。また、内軸体には回転型電気部品の回動軸部に連結される駆動部も一体成形されているため、ユーザが把持リング体を回転操作すると、それに伴って回動軸部が回転駆動されて所望の入力操作を行うことができる。それゆえ、この照光機能付き入力装置は、操作部材の回転操作に何ら悪影響を及ぼすことなく、環状の第1照光部を高品位に照光させることができてコストアップも回避しやすいという優れた効果を奏する。また、内軸体に駆動部と筒状導光部とが一体成形されていることから、それぞれ別部材を設ける必要がなく、そのため小型化が図れると共に、簡易な構成とすることができる。
本発明の実施形態例に係る照光機能付き入力装置の正面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 該入力装置の分解斜視図である。 該入力装置に備えられる内軸体の側面図である。 該内軸体の正面図である。 該内軸体の背面図である。 該入力装置に備えられる導光部材の側面図である。 該導光部材の正面図である。 該導光部材の背面図である。
発明の実施の形態について図面を参照しながら説明すると、本発明の実施形態例に係る入力装置1は、例えばカーオーディオに備えられた各種入力装置のうちの1つである。図1〜図3に示すように、この入力装置1は前面パネル3から突出して回転操作可能な操作ノブ2を備えており、この操作ノブ2の前端面には全周に亘って環状に延びる第1照光部20が設けられている。また、前面パネル3には操作ノブ2の周囲3箇所に第2照光部30が配設されており、これら第1および第2照光部20,30は導光部材5を介して後方から照射されるLED(光源)4の光によって照光する。
操作ノブ2は、樹脂で成形された内軸体6と、この内軸体6の周囲に外嵌されて一体的に回転する把持リング体7とを組み合わせて構成されており、内軸体6の前端部に遮光キャップ8(遮光部材)が取り付けられている。図2に示すように、この操作ノブ2は、内軸体6と把持リング体を一体化した状態で前面パネル3の開口部3aに挿通されている。
内軸体6は、PC(ポリカーボネイト)にPBT(ポリブチレンテレフタレート)を添加した透光性の樹脂からなり、PBTを添加することで所要の可撓性を確保している。図4〜図6に示すように、内軸体6には、径サイズが異なる段状の円筒状に形成されると共に操作ノブ2の前端面に一部が露出する筒状導光部6aと、筒状導光部6aの後端部から後方へすり割り円筒状に突出する駆動部6bと、筒状導光部6aの後端部で内周面の相対向する箇所を橋絡している補強リブ6cと、補強リブ6cの中央部から外側へ突出する抜け止め突起6dとが設けられている。筒状導光部6aは前端側が最も大径に形成されており、該大径部分の前端面が第1照光部20となっている。また、筒状導光部6aの大径部分と小径部分の内周面は内側のテーパ面6eを介して連続しており、同様に、筒状導光部6aの大径部分と小径部分の外周面は外側のテーパ面6fを介して連続している。なお、図4〜図6において前述した遮光キャップ8は図示省略されているが、この遮光キャップ8は筒状導光部6aの大径部分の内側に挿入されて第1照光部20と隣接するようになっている。遮光キャップ8には後方へ突出する係止部8aが設けられており、この係止部8aが抜け止め突起6dに係止されることにより、遮光キャップ8は内軸体6にスナップ止めされて一体化される(図2参照)。
図2に示すように、内軸体6の駆動部6bはロータリエンコーダ10の回動軸部10aに連結されているため、内軸体6と回動軸部10aは一体的に回転する。駆動部6bの外周面にはコイルばね9(圧着部材)が取り付けられており、このコイルばね9が駆動部6bを径方向内側へ加圧して回動軸部10aに圧着させることにより、駆動部6bと回動軸部10aの相対位置が回転中にずれないようになると共に、駆動部6bの抜去力が向上されている。
把持リング体7はABS樹脂等の遮光性樹脂からなる成形品であり、筒状導光部6aの前端部に外嵌される環状リング部7aと、環状リング部7aの後方に延設されて筒状導光部6aの後端部に外嵌される小径部7bとを有している。環状リング部7aは操作ノブ2の回転操作時にユーザに把持される部位であり、その外周面には滑り止め用のローレットやセレーション等が施されている。図1と図2に示すように、環状リング部7aと遮光キャップ8との間に第1照光部20が環状に露出し、小径部7bは前面パネル3の開口部3aに挿通されている。
前面パネル3はケース13および背面カバー14と一体化され、これら三者によってハウジングが構成されている。そして、前面パネル3に覆われる内部空間(ハウジング内の空間)に、光源4とロータリエンコーダ10を実装した回路基板12や導光部材5やホルダ11等が設置される。なお、この前面パネル3に設けられた第2照光部30は、操作ノブ2の機能等を表示するシンボルマークを光透過部として形成したものである。
導光部材5はポリカーボネイト(PC)等の透光性の樹脂からなる成形品であり、図7〜図9に示すように、この導光部材5には、前端面に第1出光面5cを有する円環状部5aと、円環状部5aから斜め後方へ突出して先端面に入光面5dを有する4本の脚部5bと、ホルダ11に位置決め状態で取り付けられる一対の取付部5eとが設けられている。図2に示すように、円環状部5aの前端面(第1出光面5c)は全周に亘って筒状導光部6aの後端面6gと対向しているため、第1出光面5cから出射された光の多くは筒状導光部6aの後端面6gから内部へ導かれ、この筒状導光部6aのテーパ面6e,6fで反射されて第1照光部20へ効率良く到達できるようになっている。ここで、本実施形態例では、円環状部5aの前端面(第1出光面5c)が全周に亘って筒状導光部6aの後端面6gと対向する構成となっているが、例えば、第1出光面5cが周方向に沿って部分的に形成された不連続な構成であっても構わない。また、円環状部5a内を導光する光の一部は駆動部6bの側面から内軸体6内へ入射するため、光源4から出射される光をより多く第1照光部20へ到達させることができる。また、各脚部5bの入光面5dはいずれも光源4と近接して対向しており、前面パネル3の各第2照光部30は後方に位置する脚部5bの第2出光面5fから出射された光によって照光するようになっている。第2出光面5fは各第2照光部30に対向する面からなり、この面から光が第2照光部30に向かって出射される。本実施形態例では、操作ノブ2の周囲の3箇所に第2照光部30が設けられている関係上、各第2照光部30に対向する第2出光面5fが3本の脚部5bに形成されている。これら3本の脚部5bは入光面5dを有し、この入光面5dから入射される光は、一部が脚部5bを透過して円環状部5aに向かって導かれ、一部が第2出光面5fに向けて延びる延設導光部5gを透過して第2出光面5fに導かれる。なお、残り1本の脚部5bは第2照光部30と対向していないが、該脚部5bも円環状部5aの第1出光面5cに導く導光機能は持っているため、光源4の光を第1出光面5cの全周に亘って均一な光量で導くことができる。
ホルダ11はケース13内の所定位置に固定されており、このホルダ11が取付部5eを介して導光部材5を位置決め状態で保持しているため、前面パネル3の開口部3aに対する導光部材5の位置精度は高く維持され、よって導光部材5の前端面(第1出光面5c)を筒状導光部6aの後端面6gに確実に対向させることができる。
ロータリエンコーダ10は回動軸部10aの回転角度に応じた信号を出力する回転型電気部品であり、図2に示すように、この回動軸部10aは導光部材5の円環状部5aを貫通して前面パネル3の前方へ突出している。そして、前述したようにコイルばね9によって内軸体6の駆動部6bが回動軸部10aに強固に連結されているため、ユーザが把持リング体7を把持して操作ノブ2を回転操作すると、回動軸部10aが駆動部6bによって回転駆動されて所望の入力操作を行えるようになっている。
以上説明したように、本実施形態例に係る照光機能付きの入力装置1は、一体的に回転する内軸体6と把持リング体7とを組み合わせて回転操作可能な操作ノブ2となし、樹脂製の内軸体6に設けた筒状導光部6aの後端面6gを全周に亘って導光部材5の円環状部5aの前端面(第1出光面5c)に対向させているため、筒状導光部6aの前端面である環状の第1照光部20を全周に亘って均一な明るさで照光させることができる。また、導光部材5の脚部5bによって光源4の光を第1照光部20と第2照光部30へ振り分けて導くことができるため、環状の第1照光部20に専用の光源を用意する場合に比べると低コスト化が図れる。また、内軸体6にはロータリエンコーダ10の回動軸部10aに連結される駆動部6bも一体成形されているため、ユーザが把持リング体7を回転操作すると、それに伴って回動軸部10aが回転駆動されて所望の入力操作を行うことができる。それゆえ、この入力装置1は、操作ノブ2の回転操作に何ら悪影響を及ぼすことなく、環状の第1照光部20を高品位に照光させることができてコストアップも回避しやすい。また、内軸体6自体が樹脂で成形されていると共に、筒状導光部6aと駆動部6bとを一体的に成形していることから、それぞれ別部材を設ける必要がない。そのため、小型化が図れると共に簡易な構成とすることができ、それに伴って光路も簡易となるため、高輝度の照光が可能となる。
また、第1照光部20の内側領域には何らかの遮光性部材が必要であるが、本実施形態例のように遮光キャップ8が内軸体6の前端部に嵌め込んであれば、第1照光部20の内側領域を樹脂で成形し、その表面に遮光性塗料を塗布する場合と比較して、第1照光部20の光漏れを確実且つ安価に防止することができる。
また、本実施形態例にあっては、導光部材5の円環状部5aから外方へ突出する複数の脚部5bが第2照光部30と対向する第2出光面5fを有しており、複数の脚部5bの入光面5dから入射される光は、一部が脚部5bを透過して円環状部5aに向かって導かれ、一部が第2出光面5fに向けて延びる延設導光部5gを透過して第2出光面5fに導かれるようにしてあるため、脚部5bの形状等に応じて第1照光部20と第2照光部30へ導かれる光量の配分比を変更することが可能である。それゆえ、設計段階で第1照光部20と第2照光部30の照光時の明るさのバランスを容易に調整することができる。
また、本実施形態例にあっては、操作ノブ2の内軸体6に補強リブ6cが設けてあるため、樹脂という材料の制約があるのにも拘わらず、筒状導光部6aに所要の機械的強度を確保することができる。しかも、内軸体6はモールド品として形成できるため、補強リブ6cを追加してもコストアップは回避できる。
また、本実施形態例にあっては、ロータリエンコーダ10の回動軸部10aに外挿せしめた内軸体6の駆動部6bを、コイルばね9によって径方向内側へ加圧しているため、回転操作時に懸念される駆動部6bと回動軸部10aとのずれ(滑り)を確実に阻止できると共に、駆動部6b(内軸体6)の抜去力を向上することができる。
なお、上記実施形態例では、操作ノブ2の回転操作によってロータリエンコーダ10を動作させる入力装置について説明したが、操作ノブ2の回転操作によって他の回転型電気部品(例えばロータリボリューム)を動作させる入力装置であっても良い。
また、導光部材5や内軸体6や把持リング体7等の形状は適宜選択可能であり、例えば、操作ノブ2の周囲の4箇所に第2照光部30が配設されている場合には、導光部材5の4本の脚部5bにそれぞれ第2出光面5fを形成し、これら第2出光面5fを各第2照光部30に対向させれば良い。
また、操作ノブが回転操作以外の操作(例えばプッシュ操作や傾倒操作等)も行える場合でも、本発明による照光機構を適用して操作ノブの環状の照光部を高品位に照光させることができる。
1 入力装置
2 操作ノブ(操作部材)
3 前面パネル
3a 開口部
4 光源(LED)
5 導光部材
5a 円環状部
5b 脚部
5c 第1出光面
5d 入光面
5f 第2出光面
5g 延設導光部
6 内軸体
6a 筒状導光部
6b 駆動部
6c 補強リブ
6d 抜け止め突起
6e,6f テーパ面
6g 後端面
7 把持リング体
8 遮光キャップ(遮光部材)
9 コイルばね(圧着部材)
10 ロータリエンコーダ(回転型電気部品)
10a 回動軸部
20 第1照光部
30 第2照光部

Claims (6)

  1. 第1照光部を有する回転操作可能な操作部材と、この操作部材を露出させる開口部を有すると共に該開口部の近傍に第2照光部を有する前面パネルと、この前面パネルに覆われた内部空間に設置された光源と、この光源に対向する入光面を有して該光源の光を前記第1および第2照光部へ導く導光部材と、前記操作部材により回転駆動される回動軸部を有する回転型電気部品とを備え、
    前記操作部材は、前端面に前記第1照光部が環状をなす筒状導光部と、前記回動軸部に連結される駆動部とを一体成形した透光性樹脂製の内軸体と、前記筒状導光部の周囲に外嵌されて一体的に回転する把持リング体とによって構成され、前記導光部材が前記筒状導光部の後端面と全周に亘って対向して該後端面に光を出光する第1出光面を有すると共に、前記第2照光部に光を出光する第2出光面を有していることを特徴とする照光機能付き入力装置。
  2. 請求項1の記載において、前記導光部材に、前端面に前記第1出光面を有すると共に前記回動軸部を貫通せしめる円環状部と、この円環状部から外方へ突出して先端面に前記入光面を有する複数の脚部とが設けられており、それら複数の脚部の少なくとも一つが前記第2照光部に向けて延設される延設導光部を有し、この延設導光部が前記第2出光面を有することを特徴とする照光機能付き入力装置。
  3. 請求項2の記載において、前記円環状部の内周面と前記駆動部の少なくとも一部が対向して配置されていることを特徴とする照光機能付き入力装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項の記載において、前記内軸体に前記第1照光部の内側領域を塞ぐ遮光部材が取り付けられていることを特徴とする照光機能付き入力装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項の記載において、前記内軸体に前記筒状導光部の内周面の相対向する箇所を繋ぐ補強リブが設けられていることを特徴とする照光機能付き入力装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項の記載において、前記駆動部がすり割り円筒状に形成されて前記回動軸部に外挿されていると共に、該駆動部を径方向内側へ加圧して前記回動軸部に圧着させるための圧着部材が取り付けられていることを特徴とする照光機能付き入力装置。
JP2012055950A 2012-03-13 2012-03-13 照光機能付き入力装置 Active JP5871669B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012055950A JP5871669B2 (ja) 2012-03-13 2012-03-13 照光機能付き入力装置
EP20130151188 EP2639669B1 (en) 2012-03-13 2013-01-14 Input device having illumination function
CN201310049399.8A CN103303191B (zh) 2012-03-13 2013-02-07 附带照明功能的输入装置
US13/776,264 US9087657B2 (en) 2012-03-13 2013-02-25 Input device having illumination function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012055950A JP5871669B2 (ja) 2012-03-13 2012-03-13 照光機能付き入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013191363A true JP2013191363A (ja) 2013-09-26
JP5871669B2 JP5871669B2 (ja) 2016-03-01

Family

ID=47715840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012055950A Active JP5871669B2 (ja) 2012-03-13 2012-03-13 照光機能付き入力装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9087657B2 (ja)
EP (1) EP2639669B1 (ja)
JP (1) JP5871669B2 (ja)
CN (1) CN103303191B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180078971A (ko) * 2016-12-30 2018-07-10 에스엘 주식회사 차량용 변속 장치

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103745866B (zh) * 2013-12-25 2015-12-02 惠州华阳通用电子有限公司 一种多光路的旋钮导光结构
USD868009S1 (en) 2016-06-03 2019-11-26 Lutron Technology Company Llc Illuminated control device
CN106055022A (zh) * 2016-06-21 2016-10-26 深圳市航盛电子股份有限公司 一种汽车音响旋钮的导光结构
USD868010S1 (en) 2016-06-30 2019-11-26 Lutron Technology Company Llc Illuminated control device
DE102016114153A1 (de) * 2016-08-01 2018-02-01 Fischer Automotive Systems Gmbh & Co. Kg Dreh- oder verschiebbares Bedienelement
KR102513487B1 (ko) * 2016-08-10 2023-03-23 삼성전자주식회사 조리기기
JP6752104B2 (ja) * 2016-10-24 2020-09-09 株式会社デンソーテン 操作ボタン及び操作装置
USD951211S1 (en) 2017-03-16 2022-05-10 Lutron Technology Company Llc Illuminated control device
USD863237S1 (en) * 2017-09-22 2019-10-15 Whirlpool Corporation Push button knob with illumination capabilities for a laundry treating appliance
US10759327B1 (en) * 2017-11-15 2020-09-01 The Eastern Company Tie down apparatus
USD935422S1 (en) 2019-05-01 2021-11-09 Lutron Technology Company Llc Control device having illumination applied thereto
WO2022069214A1 (en) * 2020-09-30 2022-04-07 BSH Hausgeräte GmbH Control knob, control system and household appliance
DE102021114698A1 (de) * 2021-06-08 2022-12-08 Berbel Ablufttechnik Gmbh Drehknebel

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03127294U (ja) * 1990-04-05 1991-12-20
JPH10116536A (ja) * 1996-10-15 1998-05-06 Tokai Rika Co Ltd ダイアル操作装置
JPH10508140A (ja) * 1993-06-12 1998-08-04 イートン コーポレーション 自動車用点灯スイッチ
JP2007308102A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Alps Electric Co Ltd 導光体およびパワーウインドウスイッチ
JP2011165523A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Sony Corp 周囲発光型ボタン装置及び電子機器

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19834374B4 (de) * 1998-07-30 2004-03-04 Preh-Werke Gmbh & Co. Kg Drehknopf eines Steuergerätes
US7036188B1 (en) * 2004-03-24 2006-05-02 The Grigoleit Company Composite knob with light pipe leakage barrier
JP2006260943A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 照光付き回転型電子部品の実装構造
KR101203550B1 (ko) * 2005-05-23 2012-11-21 엘지전자 주식회사 컨트롤 패널 어셈블리
CN2874749Y (zh) * 2005-12-29 2007-02-28 微星科技股份有限公司 可发光的旋钮结构
JP4784527B2 (ja) * 2007-02-23 2011-10-05 オムロン株式会社 導光器具および導光装置
JP5167934B2 (ja) * 2008-05-07 2013-03-21 ヤマハ株式会社 照光構造
US8979289B2 (en) * 2010-12-30 2015-03-17 Arcelik Anonim Sirketi Illuminated knob for household appliance

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03127294U (ja) * 1990-04-05 1991-12-20
JPH10508140A (ja) * 1993-06-12 1998-08-04 イートン コーポレーション 自動車用点灯スイッチ
JPH10116536A (ja) * 1996-10-15 1998-05-06 Tokai Rika Co Ltd ダイアル操作装置
JP2007308102A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Alps Electric Co Ltd 導光体およびパワーウインドウスイッチ
JP2011165523A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Sony Corp 周囲発光型ボタン装置及び電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180078971A (ko) * 2016-12-30 2018-07-10 에스엘 주식회사 차량용 변속 장치
KR102529882B1 (ko) * 2016-12-30 2023-05-09 에스엘 주식회사 차량용 변속 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP5871669B2 (ja) 2016-03-01
US20130242531A1 (en) 2013-09-19
EP2639669A1 (en) 2013-09-18
US9087657B2 (en) 2015-07-21
CN103303191B (zh) 2015-06-17
EP2639669B1 (en) 2015-03-04
CN103303191A (zh) 2013-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5871669B2 (ja) 照光機能付き入力装置
US8801206B2 (en) Light-emitting knob mechanism and an audio system incorporating the same
WO2009101719A1 (ja) 照明機能を有する操作装置
JP5135222B2 (ja) 第1および/または第2の光導波領域を有する回転インジケータを備えている自動車用の表示装置
WO2017135283A1 (ja) 回転操作装置
JP2014009958A (ja) 指針式計器装置
JP2008311056A (ja) 表示装置
US7687731B2 (en) Illuminated push button unit
US20120247930A1 (en) Operating device
JP5322601B2 (ja) 自動車用計器のインジケータ照明構造
WO2020262484A1 (ja) 表示装置、電子機器及び組み付け方法
JP6769339B2 (ja) 表示装置
US20110233036A1 (en) Rotary knob
JP5561000B2 (ja) 発光指針
JP5107847B2 (ja) ダイヤル式操作装置
JP6031786B2 (ja) 指針式計器装置
JP5280278B2 (ja) 導光体及び車両用表示装置
JP2018181737A (ja) 表示装置及び回転スイッチ
JP5874564B2 (ja) 表示装置
JP2009156730A (ja) 計器装置
JP2006030071A (ja) 車両用指針計器
JP4487983B2 (ja) 計器
JP4835546B2 (ja) 表示装置
JP2006130955A (ja) カップホルダ容器検出装置
EP3086347A1 (en) Rotational switching device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141023

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5871669

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350