JP2013189207A - スパウト付き収容体 - Google Patents

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Abstract

【課題】収容物注出後に収容部内に外気が流入することを確実に防止でき、収容物注出後の再シール性能を高めて収容物の液だれを防止できるスパウト付き収容体を提供する。
【解決手段】スパウト20は、その内部を2つの区画室20A,20Bに分ける隔壁30を備えるとともに、シート状部材2a,2bに溶着される溶着領域40と、溶着領域40によって取り囲まれるように2つの区画室20A,20Bを跨いでシート状部材2a,2bに溶着されることなく密着する密着領域42とを周側面に有する。第1の区画室20Aは、収容部S内に連通するとともに、注出口24を密着領域42に有する。第2の区画室20Bは、流出口20aを通じて外部に開放されるとともに、注出口24から注出される収容物を、密着領域42を介して受け入れるための流入口22を密着領域42に有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、柔軟性を有する合成樹脂製のシートを重ねた収容体に関し、詳細には、樹脂等によって一体形成された注出口(スパウトと称される)を溶着して、収容物を注出可能としたスパウト付き収容体に関する。
従来、合成樹脂製のシート状部材(プラスチックフイルム)を重ね、その周縁部を溶着(熱溶着)した収容体が知られている。このような収容体は、安価であると共に軽量で取扱性に優れるため、医療分野、化粧品やサニタリー用品などの日用品分野、事務用品分野、食品分野等、様々な分野で使用されている。ところで、このような収容体には、嫌気性の液体を収容する場合があり、そのような収容物は、開封して注出操作をした後に、そのまま残しておくことがあるため、開封した後は、外気の流入を阻止できるように、再シール構造を備えていることが好ましい。
このような再シール構造を備えたものとして、例えば、特許文献1には、密着性のノズルを形成した収容体が開示されている。このノズルは、2枚の柔軟性シートを重ね、その内面が収容物を充填した後の常態において密着するように構成されており、収容部の内圧を高めて収容物を注出操作した後は、少なくとも一方の柔軟性シートが屈曲することで密着度を高め、再シールできるように構成されている。
特開2001−192045号
上記した収容体は、収容物を充填した後、常態時において、常にノズル部分が密着し、かつ、収容物を注出した後は、少なくとも一方側が屈曲してシール性が得られるように、ノズルを構成する柔軟性シートに折り癖となる境界線を付与する構造であるため、製造するのが容易ではなく、製造コストも高くなってしまう。また、実際の注出操作後の常態時においては、シート同士の密着領域のみで収容物を収容体内部に保持することになるため、密着機能(シール機能)が十分に果たされずに内部の収容物が外部へ漏れ出る可能性も否定できない。
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、収容物注出後に収容部内に外気が流入することを確実に防止できるとともに、収容物注出後の再シール性能を高めて収容物の液だれを防止できるスパウト付き収容体を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明は、シート状部材を重ねて周囲を溶着することにより収容物が収容される収容部を形成する収容本体と、前記シート状部材に介在され、前記収容部内の収容物を流出させるための流出口を形成する筒状のスパウトと、を有するスパウト付き収容体であって、前記スパウトは、その内部を2つの区画室に分ける隔壁を備えるとともに、前記シート状部材に溶着される溶着領域と、前記溶着領域によって取り囲まれるように前記2つの区画室を跨いで、前記シート状部材に溶着されることなく密着する密着領域とを周側面に有し、前記隔壁によって仕切られる前記スパウトの第1の区画室は、前記収容部内に連通するとともに、前記収容部内の収容物を注出させるための注出口を前記密着領域に有し、前記隔壁によって仕切られる前記スパウトの第2の区画室は、前記流出口を通じて外部に開放されるとともに、前記注出口から注出される収容物を前記密着領域を介して受け入れるための流入口を前記密着領域に有することを特徴とする。
上記構成によれば、例えば、収容部に押圧力を作用させると、この押圧力を受ける収容部内の収容物が、第1の区画室を通じて、密着領域でスパウトに密着しているシート状部材(密着領域で注出口を閉塞しているシート状部材)を押圧するようになる。そして、この押圧力により、密着領域のシート状部材がスパウトの周側面から離間して(シート状部材が押し広げられ)注出口および流入口が開放され、そのため、収容物は、第1の区画室から開放された注出口を通じて注出されるとともに、密着状態が解放されたシート状部材とスパウトの周側面との間の空間(シート状部材が押し広げられることにより注出口と流入口との間に形成される収容物のための流路)を介して流入口から第2の区画室内に流入し、流出口を介して外部に流出されるようになる。その後、収容部に作用する押圧力を解除すると、シート状部材に作用する押圧力も解除されるため、密着領域のシート状部材は再びスパウトの周側面に密着して注出口および流入口を閉塞するようなる。したがって、収容物注出後に収容部内に外気が流入することを確実に防止できる。
また、上記構成によれば、収容本体の収容部は、隔壁によって外部から隔離されるとともに、注出口および流入口とシート状部材との密着領域によっても外部から更に隔離されている。すなわち、収容部が外部に対して2段階で隔離された状態となっている。そのため、収容物注出後のシール性を、従来(例えば、シート同士の密着領域のみで収容物を収容本体内部に保持する特許文献1)と比べて飛躍的に高めることができ、収容物注出後の収容物の漏出を防止できる。また、上記構成では、スパウトが流出口で外部に開放している(外部に露出されている)ため、サックバック効果(注出口および流入口が閉じられる際に外気との圧力差で収容物が収容部内へ向けて吸引される効果)も得られ、確実な再シール性および耐漏れ性を確保できる。また、このようにスパウトが流出口で外部に露出されていると、スパウトの流出口に閉塞キャップを装着することも可能となり、そのようにすることで、外部に対して収容部を確実に遮断することも可能となる。また、上記構成は、前述した作用効果を実現するためにスパウトに隔壁を設けて注出口および流入口を形成するだけで済むため、製造も容易となる。
また、上記構成では、第2の区画室が、流出口を通じた収容物の流出後に収容物を貯留させる貯留室を形成することが好ましい。このようにすると、収容物を注出する度に第2の区画室に常に一定量の収容物を貯留させることも可能となり、収容物の計量機能を得ることができる。
本発明によれば、収容物注出後に収容部内に外気が流入することを確実に防止できるだけでなく、収容物注出後の再シール性能を高めて収容物の漏出も防止できる製造が容易なスパウト付き収容体が得られる。
本発明の一実施形態に係るスパウト付き収容体の全体構成を示す断面図。 図1のスパウト付き収容体のスパウト溶着部の要部拡大断面図。 収容本体に溶着されるスパウトの拡大斜視図。 図1のスパウト付き収容体の作用を説明するための部分斜視図。 図1のスパウト付き収容体の作用を説明するための部分断面図。 (a)はシート状部材によって上下の区画室の注出口および流入口が閉塞されている状態を示す断面図、(b)は押圧力によってシート状部材が押し広げられて上下の区画室の注出口および流入口が開放された状態を示す断面図。
以下、図面を参照しながら本発明に係るスパウト付き収容体の一実施形態について説明する。
図1〜図3は、本発明に係るスパウト付き収容体の一実施形態を示す図であり、図1は、本発明の一実施形態に係るスパウト付き収容体の全体構成を示す断面図、図2は、図1のスパウト付き収容体のスパウト溶着部の要部拡大断面図、図3は、収容本体に溶着されるスパウトの拡大斜視図である。
本実施形態に係るスパウト付き収容体1は、例えば、図1に示すような形態で構成されており、所定形状のシート状部材2a,2bを重ね合わせることで形成される収容本体2と、前記シート状部材2a,2b間に介在され、収容本体2の収容部S内に収容される収容物を注出するためのスパウト20とを有する。
シート状部材2a,2bは、上縁部5、側縁部6,7、下縁部8、および、上縁部5から一段低く形成されたスパウト取り付け縁部9を備えており、これらの縁部5,6,7,8,9が図示しないヒートバーによって熱溶着される(溶着部を斜線領域で示す)ことにより収容本体2を形成する。なお、本実施形態では、下縁部8を溶着するに際して、底部8aが溶着されており、自立体として構成されているが、単にシート状部材2a,2bの周縁部を溶着した非自立体(二方体、三方体など)として構成されていても良い。
すなわち、収容本体2に関しては、溶着する部分や、袋体を構成するシート状部材の配置、収容部Sの形状等については、使用用途などに応じて適宜変形することができ、図に示す構成に限定されることはない。また、スパウト取り付け縁部9の位置に対応する上縁部5および側縁部6の部位には、スパウト20を外部に露出させるための切り取りラインCが破断可能に設けられている。
シート状部材2a,2bは、柔軟性を有する合成樹脂製のシート(プラスチックフイルム)、例えば、溶着し易いように、ポリエチレンやポリプロピレンなどによって構成されており、その表面側に、収容物に対するバリア性を高めるように、ナイロン、アルミホイルなどを積層した、いわゆる複合層で構成されている。
また、縁部5,6,7,8,9の一部、本実施形態では、上縁部5の一部が未溶着となって開口を形成していてもよい。その場合には、この開口を介して収容本体2の収容部Sに収容物を充填することができる。なお、充填後は、上縁部5が溶着される。
シート状部材2a,2bのスパウト取り付け縁部9には、収容部Sに充填された収容物を流出させるための流出口20aを形成する筒状のスパウト20が介在されて溶着されている。ここで、図2および図3を参照して、シート状部材2a,2bのスパウト取り付け縁部9に介在されるスパウト20の構成について説明する。
溶着されるスパウト20は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂によって一体形成されており、シート状部材2a,2b間で溶着される。また、スパウト20は、その内部を上下2つの区画室20A,20Bに分ける隔壁30を備えている。なお、本実施形態では、スパウト20の内部が隔壁30によって上下に仕切られているが、左右に仕切られてもよく、仕切り方向は特に限定されない。また、本実施形態では、仕切られる空間が円筒空間であるが、任意の形状の空間が仕切られてもよい(スパウト20の形状は円筒に限らない)。
また、スパウト20は、シート状部材2a,2bに溶着される溶着領域40(図2において斜線で示される部分)と、溶着領域40によって取り囲まれるように2つの区画室20A,20Bを跨いで延在される密着領域42(図2において白抜きで示される部分)とをその周側面に有している。この場合、スパウト20の密着領域42は、シート状部材2a,2bが溶着されることなく密着(あるいは圧着)する部分である。
溶着領域40は、シート状部材2a,2bの内面と溶着し易いような形状となっていれば良く、例えば、断面が舟形形状、楕円形状、円形状のようなものが該当する(断面略舟形形状と総称する)。そして、シート状部材2a,2b間に介在されたスパウト20の溶着領域40に対して、図示しないヒートバーにより、重ね合わせたシート状部材2a,2bが溶着される。
前記隔壁30によって仕切られるスパウト20の下側の第1の区画室20Aは、収容本体2の収容部S内に連通するとともに、収容部S内の収容物を注出させるための注出口24を密着領域42に有する。本実施形態では、2つの注出口24がスパウト20の周側面の両側に、例えば周方向に180°離間されて設けられているが、注出口24の数については2つに限らず、また、注出口24の配置形態も両側対向位置に限らない。要は、第1の区画室20Aに対応して密着領域42に1つ以上の注出口24が設けられていればよい。
前記隔壁30によって仕切られるスパウト20の上側の第2の区画室20Bは、流出口20aを通じて外部に開放されるとともに、第1の区画室20Aの注出口24から注出される収容物を、密着領域42を介して受け入れるための流入口22を密着領域42に有する。本実施形態では、2つの流入口22が対応する注出口24と上下にほぼ位置合わせされた状態でスパウト20の周側面の両側に周方向に180°離間されて設けられているが、流入口22の数については2つに限らず、また、流入口22の配置形態も両側対向位置に限らない。要は、第2の区画室20Bに対応して密着領域42に1つ以上の流入口22が設けられていればよい。
なお、本実施形態では、流入口22および注出口24がスパウト20の周側面と略面一に設けられているが、スパウト20の周側面から径方向外側に突出する凸部を設け、この凸部の先端に流入口22および注出口24を形成してもよい。その場合、凸部の先端を平坦な面に形成してシート状部材2a,2bの内面が密着し易い形状にしておくことが好ましい。このような構成では、前記凸部によってシート状部材2a,2bが径方向外側に弾性的に引き伸ばされるようになるため、密着領域42において前記凸部の先端面にシート状部材2a,2bがその引張力によって圧接し、流入口22および注出口24を十分なシール状態で閉塞できるようになる。
次に、図4〜図6を参照して、上記構成のスパウト付き収容体1の作用について説明する。
まず、上記構成のスパウト付き収容体1の収容部S内に収容された収容物60(図5参照)を外部に注出する(流出させる)場合には、図1の切り取りラインCで上縁部5および側縁部6の一部を破断して、スパウト20を外部に露出させる。
その後、収容本体2の収容部Sに押圧力を作用させると、この押圧力を受ける収容部S内の収容物60が、図4〜図6の矢印で示されるように、下側の第1の区画室20Aを通じて、密着領域42でスパウト20に密着している(密着領域42で注出口24を閉塞している)シート状部材2a,2bを押圧するようになる。そして、この押圧力により、密着領域42のシート状部材2a,2bがスパウト20の周側面から離間して(シート状部材2a,2bが押し広げられ)注出口22および流入口24が開放される(図6の(b)参照)。
これにより、収容物60は、第1の区画室20Aから、開放された注出口24を通じて流出し、密着状態が解放されたシート状部材2a,2bとスパウト20の周側面との間の空間(シート状部材2a,2bが押し広げられることにより注出口24と流入口22との間に形成される収容物60のための流路)を介して流入口22から上側の第2の区画室内20Bに流入して、流出口20aを介して外部に流出されるようになる。このときの収容物60の各区画室20A,20Bに対する充填状態が図5に斜線および交差線で示されている。
そして、このような収容物60を注出して収容部Sに作用する押圧力を解除した後、第2の区画室20Bに、収容物60をそのまま貯留しておくことが可能となる。この際、シート状部材2a,2bに作用する押圧力が解除されるため、密着領域42のシート状部材2a,2bは再びスパウト20の周側面に密着して注出口24および流入口22を閉塞するため、収容物注出後に、収容部S内に外気が流入することを確実に防止することが可能となる(第2の区画室によるシール効果と、シート状部材が密着することによる確実なシール効果)。
以上、説明したように、本実施形態のスパウト付き収容体1によれば、収容本体2の収容部Sは、隔壁30によって外部から隔離されるとともに、注出口24および流入口22とシート状部材2a,2bとの密着領域42によっても外部から更に隔離されている。すなわち、収容部Sが外部に対して2段階で隔離された状態となっているため、収容物注出後のシール性を、従来(例えば、シート同士の密着領域のみで収容物を収容本体内部に保持する特許文献1)と比べて飛躍的に高めることができ(収容物注出後の再シール性能を高めることができ)、収容物注出後の収容物の漏出を防止できる。
また、本実施形態では、スパウト20が流出口20aで外部に開放している(外部に露出されている)ため、サックバック効果(注出口24および流入口22が閉じられる際に外気との圧力差で収容物60が収容部S内へ向けて吸引される効果)も得られ、確実な再シール性が得られるとともに、液だれを確実に防止することができる。
また、スパウト20の流出口20aに対しては、閉塞キャップ(図示せず)を装着することも可能となり、これにより、外部に対して収容部Sを確実に遮断することが可能となる。さらに、本実施形態の構成では、前述した作用効果を実現するために、スパウト20に隔壁30を設けて注出口24および流入口22を形成するだけで済むため、製造も容易である。
また、本実施形態では、第2の区画室20Bが、流出口20aを通じた収容物60の流出後に収容物60を貯留させる貯留室を形成しているため(図5参照)、収容物60を注出する度に、第2の区画室20Bに常に一定量の収容物60(図5に交差線で示される)を貯留させることが可能となり、収容物60の計量機能を得ることができる。また、本実施形態では、注出口24および流入口22が互いに上下にほぼ位置合わせされた状態でスパウト20の周側面の両側にそれぞれ形成されるため、効率的な押圧力の伝達および収容物の流出を実現することができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、種々変形して実施することが可能である。例えば、前述した実施形態では、スパウト20が収容本体2の上縁部5から一段低く形成されたスパウト取り付け縁部9に取着(溶着)されているが、シート状部材2a,2bの縁部に溶着されるスパウト20は、収容本体2の形状に応じて、その取着位置を適宜変更することが可能である。また、スパウト20の全体的な構成や、溶着領域42の形状、流出口20a、注出口24、および、流入口22の配設位置、形成個数についても適宜変形することが可能である。また、前述した実施形態では、スパウト20の内部が1つの隔壁30によって2つの区画室に仕切られているが、複数の隔壁によって3つ以上の区画室に仕切られてもよく、要は、少なくとも2つの区画室がスパウト20の内部に存在すればよい。
1 スパウト付き収容体
2 収容本体
2a,2b シート状部材
9 スパウト取り付け縁部
20 スパウト
20a 流出口
20A 第1の区画室
20B 第2の区画室
22 流入口
24 注出口
30 隔壁
40 溶着領域
42 密着領域
S 収容部

Claims (4)

  1. シート状部材を重ねて周囲を溶着することにより収容物が収容される収容部を形成する収容本体と、前記シート状部材に介在され、前記収容部内の収容物を流出させるための流出口を形成する筒状のスパウトと、を有するスパウト付き収容体であって、
    前記スパウトは、その内部を2つの区画室に分ける隔壁を備えるとともに、前記シート状部材に溶着される溶着領域と、前記溶着領域によって取り囲まれるように前記2つの区画室を跨いで、前記シート状部材に溶着されることなく密着する密着領域とを周側面に有し、
    前記隔壁によって仕切られる前記スパウトの第1の区画室は、前記収容部内に連通するとともに、前記収容部内の収容物を注出させるための注出口を前記密着領域に有し、
    前記隔壁によって仕切られる前記スパウトの第2の区画室は、前記流出口を通じて外部に開放されるとともに、前記注出口から注出される収容物を、前記密着領域を介して受け入れるための流入口を前記密着領域に有する、
    ことを特徴とするスパウト付き収容体。
  2. 前記スパウトが前記隔壁によって上下に仕切られることにより前記2つの区画室が形成され、
    前記注出口および前記流入口は、互いに上下にほぼ位置合わせされた状態で前記スパウトの周側面に形成されることを特徴とする請求項1に記載のスパウト付き収容体。
  3. 前記第2の区画室は、前記流出口を通じた収容物の流出後に収容物を貯留させる貯留室を形成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスパウト付き収容体。
  4. 前記注出口および流入口は、前記スパウトの周側面から突出しており、前記シート状部材は、前記突出する注出口および流入口に圧着して、注出口および流入口をシール状態で閉塞することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のスパウト付き収容体。
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