JP2011240932A - 液体用スパウト付き袋及びバッグインボックス - Google Patents
液体用スパウト付き袋及びバッグインボックス Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011240932A JP2011240932A JP2010111865A JP2010111865A JP2011240932A JP 2011240932 A JP2011240932 A JP 2011240932A JP 2010111865 A JP2010111865 A JP 2010111865A JP 2010111865 A JP2010111865 A JP 2010111865A JP 2011240932 A JP2011240932 A JP 2011240932A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- spout
- liquid
- rear wall
- flexible
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】可撓性の前壁及び後壁と、前記前壁に固定されたスパウトとで構成され、前記前壁と後壁とを重ねて周縁を互いに固定して内容液収容部とし、この内容液収容部から袋の外部へ内容液を注出する流出路が前記スパウトに設けられてなり、可撓性の前記後壁が、可撓性フィルムの一部をエンボスして構成されていて、前記前壁に固定されたスパウトに対向する位置において、前記後壁の可撓性フィルムに直線状のエンボスが施されていることを特徴とする液体用スパウト付き袋。この直線状エンボスが後壁の可撓性を低下させスパウトと袋の密着を防止して、流路を確保する。
【選択図】 図1
Description
このような細長状部材が袋に設けられている場合には、袋の内容物を或る程度注出したとしても、細長状部材によって袋が潰れるのが防止されると共に流入口から遠方に位置する内容物を流入口まで案内することができる。従って、スパウトの流入口周りに液溜まりは生じず、袋内の内容物を最後まで注出できるようになる。
特許文献3の注出口部材においては袋の内容物が前記通路を通って流入口に流入するので、袋の内容物を最後まで注出することができる。
また、細長状部材が袋を突刺するのを防止する観点からは細長状部材を袋内部に固定して配置することが求められるが、このためには特許文献2に記載されているようにかなり大型の装置が必要とされ、バッグインボックスの製造業者にとっても好ましいものではない。
図4にはこの液体用スパウト付き袋の平面図及びそのA−A’線における断面図を示した。
すなわち、可撓性の前壁及び後壁と、前記前壁に固定されたスパウト(2)とで構成され、前記前壁フィルム(6)と後壁フィルム(7)とを重ねて周縁を互いに固定して内容液収容部(4)とし、この内容液収容部から袋の外部へ内容液を注出する流出路が前記スパウト(2)に設けられてなる液体用スパウト付き袋において、 可撓性の前記後壁が、複数枚の可撓性のフィルムを重ね合わせると共に、その一部を互いに熱融着して構成されており、 前記前壁に固定されたスパウトに対向する位置(12)において、前記複数枚の可撓性フィルムが互いに直線状に熱融着されている液体用スパウト付き袋である。
スパウトとで構成され、前記前壁と後壁とを重ねて周縁を互いに固定して内容液収容部とし、この内容液収容部から袋の外部へ内容液を注出する流出路が前記スパウトに設けられてなる液体用スパウト付き袋であって、
可撓性の前記後壁が、可撓性フィルムの一部をエンボスして構成されており、前記前壁に固定されたスパウトに対向する位置において、前記後壁の可撓性フィルムに直線状のエンボスが施されていることを特徴とする液体用スパウト付き袋である
可撓性の前記後壁が、一部をエンボスした可撓性フィルムで構成されており、前記前壁に固定されたスパウトに対向する位置において、前記後壁の可撓性フィルムに直線状のエンボスが施されていることを特徴とするバッグインボックスである。
本発明に係る袋は、可撓性の前壁(6)及び後壁(7)と、前記前壁に固定されたスパウト(2)とで構成される。可撓性の前記前壁及び後壁は可撓性のフィルムで構成されている。
この場合、袋外面からの突き刺しなどによって外側のフィルムが破れた場合にも、内容液が漏れることがない。図示の例は、1枚のフィルムで可撓性の前記前壁(6)を構成している。
容液の流出路を確実に確保することができる。
まず、前壁を構成するフィルム及び後壁を構成するフィルムを準備する。前壁を構成するフィルム及び後壁を構成するフィルムとしては、通常のプラスチックフィルムが利用できる。例えば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルムなどである。また、2種類のフィルムを積層して得られた多層フィルムを使用することもできるし、プラスチックフィルムに金属箔を積層した多層フィルムを使用することもできる。
2…スパウト
3…周縁シール部
4…内容液収容部
5…エンボス部
6…前壁フィルム
7…後壁フィルム
8…内容液
9…袋
10…外箱
11…液体用スパウト付き袋
12…シール部
Claims (4)
- 可撓性の前壁及び後壁と、前記前壁に固定されたスパウトとで構成され、前記前壁と後壁とを重ねて周縁を互いに固定して内容液収容部とし、この内容液収容部から袋の外部へ内容液を注出する流出路が前記スパウトに設けられてなる液体用スパウト付き袋であって、可撓性の前記後壁が、可撓性フィルムの一部をエンボスして構成されており、前記前壁に固定されたスパウトに対向する位置において、前記後壁の可撓性フィルムに直線状のエンボスが施されていることを特徴とする液体用スパウト付き袋。
- 前記直線状のエンボスを複数本備えていることを特徴とする請求項1に記載の液体用スパウト付き袋。
- 複数本の前記直線状のエンボスが互いに平行に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の液体用スパウト付き袋。
- 外箱と、この外箱に収納された内容液入りの袋とからなるバッグインボックスにおいて、前記袋が、可撓性の前壁及び後壁と、前記前壁に固定されたスパウトとで構成され、前記前壁と後壁とを重ねて周縁を互いに固定して内容液収容部とし、この内容液収容部から袋の外部へ内容液を注出する流出路が前記スパウトに設けられてなる液体用スパウト付き袋であって、可撓性の前記後壁が、一部をエンボスした可撓性フィルムの構成されており、前記前壁に固定されたスパウトに対向する位置において、前記後壁の可撓性フィルムに直線状のエンボスが施されていることを特徴とするバッグインボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010111865A JP2011240932A (ja) | 2010-05-14 | 2010-05-14 | 液体用スパウト付き袋及びバッグインボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010111865A JP2011240932A (ja) | 2010-05-14 | 2010-05-14 | 液体用スパウト付き袋及びバッグインボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011240932A true JP2011240932A (ja) | 2011-12-01 |
Family
ID=45408000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010111865A Pending JP2011240932A (ja) | 2010-05-14 | 2010-05-14 | 液体用スパウト付き袋及びバッグインボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011240932A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015124008A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-06 | 花王株式会社 | 詰替え用袋容器 |
US10155615B2 (en) | 2016-09-26 | 2018-12-18 | Dow Global Technologies Llc | Seal bar and process for using same |
WO2021251343A1 (ja) * | 2020-06-09 | 2021-12-16 | 株式会社資生堂 | パウチ容器の製造方法、パウチ容器、キャップ付きパウチ容器、及び吐出機構付き二重容器 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61501623A (ja) * | 1984-03-29 | 1986-08-07 | リクイ−ボツクス コ−ポレ−シヨン | 液体用容器及びその製造方法 |
JPS6367271A (ja) * | 1986-07-04 | 1988-03-26 | コ−ト−ルズ、パッケジング、オ−ストラリア、リミテッド | 可撓性容器 |
JPH04502600A (ja) * | 1988-12-20 | 1992-05-14 | ザ・コカ―コーラ・カンパニー | 排出路を備えた収縮式袋及びこれを作製するための方法 |
JPH11227786A (ja) * | 1998-02-19 | 1999-08-24 | Dainippon Printing Co Ltd | バッグインボックスの内袋 |
JP2001130633A (ja) * | 1999-11-02 | 2001-05-15 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 流動体貯蔵容器 |
JP2007112452A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 注出補助部材およびその注出補助部材を袋の注出口部に貼着した注出口部付き袋 |
JP2010030689A (ja) * | 2009-11-09 | 2010-02-12 | Yushin:Kk | 逆止機能ノズルを備えるフレキシブル包装袋 |
JP2010095272A (ja) * | 2008-10-15 | 2010-04-30 | Yushin:Kk | 逆止機能ノズルを備えるフレキシブル包装袋および液状物充填包装構造体 |
-
2010
- 2010-05-14 JP JP2010111865A patent/JP2011240932A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61501623A (ja) * | 1984-03-29 | 1986-08-07 | リクイ−ボツクス コ−ポレ−シヨン | 液体用容器及びその製造方法 |
JPS6367271A (ja) * | 1986-07-04 | 1988-03-26 | コ−ト−ルズ、パッケジング、オ−ストラリア、リミテッド | 可撓性容器 |
JPH04502600A (ja) * | 1988-12-20 | 1992-05-14 | ザ・コカ―コーラ・カンパニー | 排出路を備えた収縮式袋及びこれを作製するための方法 |
JPH11227786A (ja) * | 1998-02-19 | 1999-08-24 | Dainippon Printing Co Ltd | バッグインボックスの内袋 |
JP2001130633A (ja) * | 1999-11-02 | 2001-05-15 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 流動体貯蔵容器 |
JP2007112452A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 注出補助部材およびその注出補助部材を袋の注出口部に貼着した注出口部付き袋 |
JP2010095272A (ja) * | 2008-10-15 | 2010-04-30 | Yushin:Kk | 逆止機能ノズルを備えるフレキシブル包装袋および液状物充填包装構造体 |
JP2010030689A (ja) * | 2009-11-09 | 2010-02-12 | Yushin:Kk | 逆止機能ノズルを備えるフレキシブル包装袋 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015124008A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-06 | 花王株式会社 | 詰替え用袋容器 |
US10155615B2 (en) | 2016-09-26 | 2018-12-18 | Dow Global Technologies Llc | Seal bar and process for using same |
WO2021251343A1 (ja) * | 2020-06-09 | 2021-12-16 | 株式会社資生堂 | パウチ容器の製造方法、パウチ容器、キャップ付きパウチ容器、及び吐出機構付き二重容器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4828413B2 (ja) | パウチ及びスパウト付きパウチ容器 | |
EP3612464B1 (en) | Bubble valve for flexible packaging | |
JP5177846B2 (ja) | 包装容器 | |
JP2006193173A (ja) | 包装袋及びその製造方法 | |
JP2011240932A (ja) | 液体用スパウト付き袋及びバッグインボックス | |
JP2015137107A (ja) | 注出具、及びそのような注出具によって構成される割り栓 | |
EP3543161B1 (en) | Self-standing bag and method for manufacturing same | |
JP5473170B2 (ja) | スパウト付き収容体 | |
JP5983917B2 (ja) | 注出口付き包装袋 | |
AU2018288115B2 (en) | Spout-equipped packaging bag and manufacturing method therefor, and spout-equipped packaging bag that contains contents | |
JP2018024472A (ja) | スパウト付きガゼット袋形成用のガゼット袋体 | |
JP5257156B2 (ja) | 液体用スパウト付き袋及びバッグインボックス | |
JP5257155B2 (ja) | 液体用スパウト付き袋及びバッグインボックス | |
JP5899618B2 (ja) | 注出口付包装袋及び注出口付包装袋の製造方法 | |
JP5157113B2 (ja) | 注出口付きパウチの製造方法 | |
JP3139752U (ja) | 流体包装容器 | |
KR20210077685A (ko) | 튜브 용기 및 그 제조 방법 | |
JP7229320B2 (ja) | 自立袋 | |
JP6012966B2 (ja) | スパウト付き収容体 | |
JP2011251735A (ja) | 閉塞防止機能付きスパウト | |
JP2014005002A (ja) | 口栓付き紙容器およびその製造方法 | |
JP5885055B2 (ja) | 収容体 | |
JP6098869B2 (ja) | 注出口付き包装袋 | |
JP2011073682A (ja) | 収容体 | |
JP7028571B2 (ja) | ガゼット袋体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130419 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140115 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140304 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140701 |