JP2013187540A - 薄膜型共通モードフィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】既存の薄膜型成技術を用いて、相互離間した1、2次コイルパターン電極間に磁性材料よりなるコア磁性層が設けられた共通モードフィルタを提供する。
【解決手段】本発明の薄膜型共通モードフィルタは、第1の磁性基板10と、この第1の磁性基板10上に設けられ、第1次のコイルパターン電極を備える第1の積層体20と、この第1の積層体20上に設けられるコア磁性層30と、このコア磁性層30上に設けられ、第2次のコイルパターン電極を備える第2の積層体40と、この第2の積層体40上に設けられる第2の磁性基板50とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、共通モードフィルタに関し、特に、相互離間した1、2次コイルパターン電極間に磁性材料よりなるコア磁性層が設けられた薄膜型共通モードフィルタに関する。
最近、システムの構成やデータ容量の増大に伴って高伝送速度が要求されられる。このため、差動信号方式が多用されている。通常、伝送速度を増大させるために信号を高周波化すると、該信号の高周波化によって不要の電子波(すなわち、ノイズ)が生成され、該信号とノイズとが重なる現象が発生することになる。そのため、高速の差動信号ライン(すなわち、2個の信号ライン)間での不均衡が生じ、共通モードノイズが発生してしまう。
このような共通モードノイズを除去するために、共通モードフィルタが主に用いられる。この共通モードフィルタは、高速差動信号ラインに主に適用されるEMIフィルタである。
共通モードノイズは差動信号ラインで発生するノイズである。このような共通モードノイズは、共通モードフィルタによって取り除かれる。共通モードフィルタは、家電機器などのEMC特性の向上または携帯電話などのアンテナ特性の向上に寄与する。
しかし、多量のデータをやりとるために、メイン機器と周辺機器とのGHz帯域の高周波数帯域でデータを送受する場合、前述のように、信号の遅延やその他妨害によってデータの円滑な処理が難しくなるという問題がある。特に、ディジタルTVのように、通信、映像音響信号ライン等の多様なポート・ツー・ポート(port−to−port)間を接続して使用する場合、内部信号ライン遅延、送受信歪みのような問題が頻繁に発生することがある。
そのため、既存のEMI対策部品(例えば、共通モードフィルタ)を巻線型または積層型タイプとして製作しているが、チップ部品の寸法が大きく、電気的特性が悪く、特定の部位や大面積の回路基板に限定的に適用されるという問題がある。
また、最近の電子製品などはスリム化、小型化、複合化、多機能化されていて、このような機能に応じる共通モードフィルタが求められている。このような巻線型または積層型共通モードフィルタが製造されているが、小面積上への複雑な内部回路の形成に限界があり、最近、薄膜型共通モードフィルタの製作が要求されている。
コイル部品においては、該コイル部品の電気的な特性を向上させるために、1次コイルと2次コイルとの間の電磁気的な結合力を増加させることが重要な課題になる。このため、二つのコイル間の間隔を小さくするか、または漏れ磁束が発生しないように磁路を形成しなければならない。
薄膜型共通モードフィルタの場合、スパッタリング(sputtering)法、蒸発(evaporation)法、空気蒸着(aero−deposition)法などの薄膜型成技術を用いることによって、1、2次コイル間の間隔を数μmまで小さくできるため、従来の製品に比べて電磁気的な結合度が高くなり且つ部品の小型化も可能であるが、巻線型または積層型共通モードフィルタに比べて製造費用が増加し、生産性が低下するという短所がある。
これに関連して、特許文献1は、上面及び下面のうちの少なくともいずれか一つに電極パターンが形成されている非磁性体電極層とこの非磁性体電極層の中央開口部及び該非磁性体電極層の側面に位置する内部磁性体層とが1単位になる、少なくとも2層以上の内部電極層と、この内部電極層の両面に接触するカバー層と、前記電極パターンの一部に接続される外部電極端子とを含むコイル部品が示されている。
このようなコイル部品の製造方法では、まず、キャリアフィルム上に各々磁性体膜及び非磁性体膜を形成してなされるグリーンシートを準備する。
続いて、磁性体膜及び非磁性体膜からなるグリーンシートにカットラインを形成し、このカットラインの形成された非磁性体膜のグリーンシートにビアホールを形成する。
続いて、ビアホールの形成された非磁性体膜のグリーンシートの上面に電極パターンを形成し、磁性体膜及び非磁性体膜のグリーンシートにおいて不要な部分を取り除く。
続いて、磁性体膜のグリーンシートと、カットラインの形成された磁性体膜のグリーンシートと、カットラインの形成された非磁性体膜のグリーンシートとビアホール及び電極パターンの形成された非磁性体膜のグリーンシートとを積層し、該積層された積層体を焼成し、該焼成された積層体の外面に電極端子を形成することによって、前述のコイル部品を製造する。
韓国特許公開第10-2002-0059899号公報 日本特開2004-072006号公報 日本特開2006-196812号公報
しかし、積層型共通モードフィルタと異なり、スパッタリング法、蒸発法、空気蒸着法などの薄膜型成技術によって製作される薄膜型共通モードフィルタの場合、特許文献1で提示した乾食製造方式では、共通モードフィルタの特性を向上するためにコイルパターン電極の中心部にコア磁心を設ける過程は易しくない。
薄膜型共通モードフィルタは、コイルパターン電極間の間隔が数μmに過ぎなく、コイルパターン電極が印刷される絶縁シートの厚さも数mmとして非常に薄いため、非磁性体と磁性体との間の垂直界面を安定して形成するのが非常に難しい。また、垂直方向に対して、内部電極による厚さ、非磁性体の厚さ及び磁性体の厚さを適宜調整するのが非常に難しい。そのため、構造的な安定性が脆弱になり、コイル間の絶縁性などの問題点を引き起こす恐れがある。
また、磁性体と非磁性体とをレーヤごとに打抜け、必要によって半カット(half cutting)をした後、該磁性体及び非磁性体を各々積層することによって1個のレーヤが構成されるため、製造方式が複雑で、製造費用が高くなるという問題がある。
本発明は上記の問題点に鑑みて成されたものであって、既存の薄膜型成技術を用いて、相互離間した1、2次コイルパターン電極間に酸性材料よりなるコア磁性層が設けられた共通モードフィルタを提供することに、その目的がある。
上記目的を解決するために、本発明によれば、第1の磁性基板と、前記第1の磁性基板上に設けられ、第1次のコイルパターン電極を備える第1の積層体と、前記第1の積層体上に設けられるコア磁性層と、前記コア磁性層上に設けられ、第2次のコイルパターン電極を備える第2の積層体と、前記第2の積層体上に設けられる第2の磁性基板と、を含む薄膜型共通モードフィルタが提供される。
一実施形態によれば、前記第1の積層体は、内部電極が一面に形成された絶縁シートが少なくとも一つ以上積層されてなされる。
一実施形態によれば、前記第1次のコイルパターン電極は、前記絶縁シートが少なくとも二つ以上の場合、各絶縁シートに形成された内部電極がビアホールを通じて接続されることによって形成される。
また、一実施形態によれば、前記第2の積層体は、内部電極が一面に形成された絶縁シートが少なくとも一つ以上積層されてなされる。
また、一実施形態によれば、前記第2次のコイルパターン電極は、前記絶縁シートが少なくとも二つ以上の場合、各絶縁シートに形成された内部電極がビアホールを通じて接続されることによって形成される。
また、一実施形態によれば、前記内部電極は、フォトリソグラフィ(Photolithography)、電子ビーム(E−beam)またはイオンビーム(Focused Ion Beam)リソグラフィ、乾食エッチング(Dry Etching)、湿食エッチング(Wet Etching)、ナノインプリント(Nano−Imprint)のうちのいずれか一つによって形成される。
また、一実施形態によれば、前記絶縁シートが少なくとも二つ以上の場合、各絶縁シートは、化学気相蒸着(Chemical Vapor Deposition:CVD))法、スパッタリング(sputtering)法、蒸発(evaporation)法、空気蒸着(aero−deposition)法、コールドスプレー(Cold Spray)法、MBE(Molecular Beam Epitaxy)法、ALD(Atom Layer Deposition)法などの物理的蒸着(Physcial Vapor Deposition:PVD)法、シルクスクリーン(Silk Screen)法のうちの少なくともいずれか一つによって蒸着される。
また、一実施形態によれば、前記第1及び第2の磁性基板と前記コア磁性層とは同一材料で構成される。
また、一実施形態によれば、前記第1及び第2の磁性基板と前記コア磁性層とは、酸化アルミニウム(Al)、室化アルミニウム(AlN)、ガラス(Glass)、石英(Quartz)、フェライト(Ferrite)よりなる群から選ばれる少なくとも一つまたは少なくとも二つの材料の混合物によって形成される。
また、一実施形態によれば、前記絶縁シートは、ポリイミド(Polyimide)、エポキシ樹脂(Epoxy Resin)、ベンゾシクロブテン(Benzocyc10butene:BCB)、高分子重合体(Polymer)よりなる群から選ばれる少なくとも一つまたは少なくとも二つの材料の混合物によって形成される。
また、一実施形態によれば、前記薄膜型共通モードフィルタは、前記第1次のコイルパターン電極の一端及び他端と、前記第2次のコイルパターン電極の一端及び他端とに各々接続された外部電極端子を、さらに含む。
また、一実施形態によれば、前記薄膜型共通モードフィルタは、前記第1の積層体と前記コア磁性層との間と、前記第2の積層体と前記第2の磁性基板との間とに設けられた絶縁膜を、さらに含む。
また、上記目的を解決するために、本発明によれば、第1の磁性基板と、前記第1の磁性基板上に設けられ、一面に内部電極が形成された絶縁シートが複数積層されてなされる第1の積層体と、前記第1の積層体上に設けられるコア磁性層と、前記コア磁性層上に設けられ、一面に内部電極が形成された絶縁シートが複数積層されてなされる第2の積層体と、前記第2の積層体上に設けられる第2の磁性基板と、を含む薄膜型共通モードフィルタが提供される。
一実施形態によれば、前記第1次のコイルパターン電極は、前記第1の積層体を構成する第1の絶縁シートに形成された内部電極と、前記第2の積層体を構成する第3の絶縁シートに形成された内部電極とをビアホールを通じて接続することによって形成され、前記第2次のコイルパターン電極は、前記第1の積層体を構成する第2の絶縁シートに形成された内部電極と、前記第2の積層体を構成する第4の絶縁シートに形成された内部電極とをビアホールを通じて接続することによって形成される。
また、一実施形態によれば、前記内部電極は、フォトリソグラフィ(Photolithography)、電子ビーム(E−beam)またはイオンビーム(Focused Ion Beam)リソグラフィ、乾食エッチング(Dry Etching)、湿食エッチング(Wet Etching)、ナノインプリント(Nano−Imprint)のうちのいずれか一つによって形成される。
また、一実施形態によれば、前記複数の絶縁シートは、化学気相蒸着(Chemical Vapor Deposition:CVD))法、スパッタリング(sputtering)法、蒸発(evaporation)法、空気蒸着(aero−deposition)法、コールドスプレー(Cold Spray)法、MBE(Molecular Beam Epitaxy)法、ALD(Atom Layer Deposition)法などの物理的蒸着(Physcial Vapor Deposition:PVD)法、シルクスクリーニング(Silk Screen)法のうちの少なくともいずれか一つによって蒸着される。
また、一実施形態によれば、前記第1及び第2の磯性基板と前記コア磁性層とは同一材料で構成される。
また、一実施形態によれば、前記第1及び第2の磁性基板と前記コア磁性層とは、酸化アルミニウム(Al)、窒化アルミニウム(AlN)、ガラス(Glass)、石英(Quartz)及びフェライト(Ferrite)よりなる群から選ばれる少なくとも一つまたは少なくとも二つの材料の混合物によって形成される。
また、一実施形態によれば、前記絶縁シートは、ポリイミド(Polyimide)、エポキシ樹脂(Epoxy Resin)、ベンゾシクロブテン(Benzocyc10butene:BCB)及び高分子重合体(Polymer)よりなる群から選ばれる少なくとも一つまたは少なくとも二つの材料の混合物によって形成される。
また、一実施形態によれば、前記薄膜型共通モードフィルタは、前記第1の積層体と前記コア磁性層との間と、前記第2の積層体と前記第2の磁性基板との間とに設けられた絶縁膜を、さらに含む。
また、一実施形態によれば、前記薄膜型共通モードフィルタは、前記第1次のコイルパターン電極の一端及び他端と、前記第2次のコイルパターン電極の一端及び他端とに各々接続された外部電極端子を、さらに含む。
本発明の薄膜型共通モードフィルタによれば、コイルパターン電極が含まれた積層体間に磁性材料よりなるコア磁性層を形成することによって、従来の共通モードフィルタに比べて、低周波帯域での共通モードインピーダンスが増加し、自己共振周波数(Self Resonance Frequency:SRF)の帯域がより高周波帯域に移動することになる。
また、本発明の薄膜型共通モードフィルタは、既存の薄膜型成技術をそのまま用いて製造することができ、安定な構造及び高結合係数を保障し、製造単価を節減すると共に製品の生産性を向上させることができるという効果が奏する。
本発明による薄膜型共通モードフィルタの分解斜視図である。 本発明による薄膜型共通モードフィルタのインピーダンス特性グラフである。 本発明による薄膜型共通モードフィルタの外部斜視図である。 本発明の他の実施形態による薄膜型共通モードフィルタの分解斜視図である。
以下、本発明の好適な実施の形態は図面を参考にして詳細に説明する。次に示される各実施の形態は当業者にとって本発明の思想が十分に伝達されるようにするために例として挙げられるものである。従って、本発明は以下示している各実施の形態に限定されることなく他の形態で具体化される。そして、図面において、装置の大きさ及び厚さなどは便宜上誇張して表現される。明細書全体に渡って同一の参照符号は同一の構成要素を示している。
本明細書で使われた用語は、実施形態を説明するためのものであって、本発明を制限しようとするものではない。本明細書において、単数形は文句で特別に言及しない限り複数形も含む。明細書で使われる「含む」とは、言及された構成要素、ステップ、動作及び/又は素子は、一つ以上の他の構成要素、ステップ、動作及び/又は素子の存在または追加を排除しないことに理解されたい。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態の構成及び作用効果をもっと詳しく説明する。
図1は、本発明による薄膜型共通モードフィルタの分解斜視図である。
図1を参照して、本発明による薄膜型共通モードフィルタは、第1の磁性基板10と、この第1の磁性基板10上に設けられた第1の積層体20と、この第1の積層体20上に設けられたコア磁性層30と、このコア磁性層30上に設けられた第2の積層体40と、この第2の積層体40上に設けられた第2の磁性基板50とを含む。
第1の磁性基板10及び第2の磁性基板50は長板状に形成され、完成済の共通モードフィルタにおいてベース基材になる。すなわち、完成済の共通モードフィルタにおいて、第1の磁性基板10及び第2の磁性基板50は一対をなして各々共通モードフィルタの最上部及び最下部に位置する。
このような第1の磁性基板10及び第2の磁性基板50は、磁性材料から成り、磁気ループ(Magnetic loop)を形成する。よって、該磁性基板は、望ましくは、透磁率が高く、品質係数が高く、高周波インピーダンスが高いものを使う。
詳しくは、前記第1の磁性基板10及び第2の磁性基板50は、酸化アルミニウム(Al)、室化アルミニウム(AlN)、ガラス(Glass)、石英(Quartz)及びフェライト(Ferrite)よりなる群から選ばれる少なくとも一つまたは少なくとも二つの材料の混合物によって形成される。
前記第1の積層体20は第1次のコイルパターン電極を含み、前記第2の積層体40は第2次のコイルパターン電極を含む。
コイルパターン電極は、共通モードフィルタに電源が印加されると、電流の導通によって磁場を発生するコイル形状の導電体パターンである。このようなコイルパターン電極は、各絶縁シート上に印刷した導電体パターンがビアホール(via hole)を通じて電気的に接続されて形成される。
第1の積層体20及び第2の積層体40の構造について詳記する。これらの第1の積層体20及び第2の積層体40は、内部電極が一面に形成された絶縁シートが少なくとも一つ以上積層されてなされる。該内部電極は、銀(Ag)、パラジウム(Pd)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、金(Au)、銅(Cu)及び白金(Pt)よりなる群から選ばれる少なくとも一つまたは少なくとも二つの材料の混合物によって形成されてもよく、伝導性の優れる他の材料によって形成されてもよい。
前記絶縁シートは、層間の密着力を付与し、該絶縁シートに形成された内部電極が互いに短絡しないようにすると共に、該内部電極による凹凸を枯らしする機能をする。このような前記絶縁シートはポリイミド(Polyimide)、エポキシ樹脂(Epoxy Resin)、ベンゾシクロブテン(Benzocyc10butene:BCB)、高分子重合体(polymer)よりなる群から選ばれる少なくとも一つまたは少なくとも二つの材料の混合物によって形成される。
前記絶縁シートが少なくとも二つ以上の場合、第1次のコイルパターン電極は、各絶縁シートに形成された内部電極は、上部絶縁シートに形成されたビアホールを通じて接続されて形成される。
一例として、図1に示すように、第1の絶縁シート21に形成された第1の内部電極21aの一端21aaは、該第1の絶縁シート21の上面に位置する第2の絶縁シート22に形成されたビアホール22bを通じて第2の内部電極22aの一端22aaに電気的に接続され、第1次のコイルパターン電極が形成される。
また、第3の絶縁シート41に形成された第3の内部電極41aの一端41aaは、前記第3の絶縁シート41の上面に位置する第4の絶縁シート42に形成されたビアホール42bを通じて第4の内部電極42aの一端42aaに電気的に接続されることによって、第2次のコイルパターン電極が形成される。
一実施形態によれば、各絶縁シートに形成される内部電極は、フォトリソグラフィ(Photolithography)、電子ビーム(E−beam)またはイオンビーム(Focused Ion Beam)リソグラフィ、乾食エッチング(Dry Etching)、混食エッチング(Wet Etching)及びナノインプリント(Nano−Imprint)のうちのいずれか一つの方式によって形成される。
また、一実施形態によれば、各絶縁シートは、化学気相蒸着(Chemical Vapor Deposition:CVD))法、スパッタリング(sputtering)法、蒸発(evaporation)法、空気蒸着(aero−deposition)法、コールドスプレー(Cold Spray)法、MBE(Molecular Beam Epitaxy)法、ALD(Atom Layer Deposition)法などの物理的蒸着(Physcial Vapor Deposition:PVD)法、シルクスクリーニング(Silk Screen)法などの薄膜型成技術のうちの少なくともいずれか一つによって順に蒸着される。このような薄膜型成技術は、当業者にとっては周知であるため、これに対する詳細は略する事にする。
第1の積層体20と第2の積層体40との間に設けられるコア磁性層30は、第1及び第2の磁性基板50と共に磁気ループを形成するので、第1及び第2の磁性基板50と同一材料よりなるのが望ましい。よって、コア磁性層30は、酸化アルミニウム(Al)、窒化アルミニウム(AlN)、ガラス(Glass)、石英(Quartz)、フェライト(Ferrite)よりなる群から選ばれる少なくとも一つまたは少なくとも二つの材料の混合物によって形成されてもよい。
このようなコア磁性層30は、第1及び第2の積層体を構成する絶縁シートと同様に、前述の多様な薄膜型成技術のうちの少なくともいずれか一つによって第1の積層体20上に蒸着される。
このように、本発明による薄膜型共通モードフィルタは、既存の薄膜型成技術をそのまま用いて製造することができ、構造的に安定され、高い結合係数を保障すると共に製造単価を節減し、製品の生産性を向上させることができる。
図2は、本発明による薄膜型共通モードフィルタと従来の共通モードフィルタとのインピーダンス特性を比較したグラフである。図2中、曲線L1は、上下部の磁性基板間に第1次のコイルパターン電極及び第2次コイルパターン電極から成る積層体が設けられた従来の共通モードフィルタのインピーダンス特性を示すグラフで、曲線L2は、本発明による薄膜型共通モードフィルタのインピーダンス特性を示すグラフである。
図2を参照して、本発明による薄膜型共通モードフィルタは、第1の積層体20と第2の積層体40との間に設けられるコア磁性層30を備えることによって、従来の共通モードフィルタに比べて、低周波帯域での共通モードインピーダシスが増加し、自己共振周波数(Self Resonance Frequency:SRF)の帯域がより高周波帯域に移動することが認められる。
また本発明による薄膜型共通モードフィルタは、第1の積層体20とコア磁性層30との問に設けられる絶縁膜23をさらに備える。同様に、第2の積層体40と第2の磁性基板50との間に絶縁膜43がさらに設けられる。
一般に、磁性材料よりなるコア磁性層30は絶縁性が低いため、第2の絶縁シート22に形成された内部電極との絶縁性を確保するために、絶縁膜23、43が設けられる。
図3は、本発明による薄膜型共通モードフィルタの外部斜視図である。図3に示すように、本発明による薄膜型共通モードフィルタは、第1次のコイルパターン電極の一端及び他端と、第2次のコイルパターン電極の一端及び他端とに各々外部電極端子61、62及び63、64を追加で設けられる。
図1及び図3に示すように、詳しくは、第1の内部電極21aの他端から引出された電極21abは外部電極端子61に接続され、第2の内部電極22aの他端から引出された電極22abは外部電極端子62に接続される。また、第3の内部電極41aの他端から引出された電極41abは外部電極端子63に接続され、第2の内部電極42aの他端から引出された電極42abは外部電極端子64に接続される。
これによって、第1及び第2次のコイルパターン電極は、外部電極端子61、62、63、64を通じて外部回路に電気的に接続される。
次に、本発明の他の実施形態による薄膜型共通モードフィルタに対して説明する。
図4は、本発明の他の実施形態による薄膜型共通モードフィルタの分解斜視図である。
図4を参照して、本発明の他の実施形態による薄膜型共通モードフィルタは、第1の磁性基板100と、この第1の磁性基板100上に設けられた第1の積層体200と、この第1の積層体200上に設けられたコア磁性層300と、このコア磁性層300上に設けられた第2の積層体400と、この第2の積層体400上に設けられた第2の磁性基板500とを含む。
また、本発明による薄膜型共通モードフィルタでは、絶縁性を確保するために、第1の積層体200とコア磁性層300との間には絶縁膜230がさらに設けられる。同様に、第2の積層体400と第2の磁性基板500との間には、絶縁膜430がさらに設けられる。
磁性材料よりなる第1の磁性基板100及び第2の磁性基板500は磁気ループを形成するため、透磁率が高く、品質係数が高く、高周波インピーダンスが高いものを使うことが望ましい。詳しくは、これらの第1及び第2の磁性基板100、500は、酸化アルミニウム(Al)、窒化アルミニウム(AlN)、ガラス(Glass)、石英(Quartz)、フェライト(Ferrite)よりなる群から選ばれる少なくとも一つまたは少なくとも二つの材料の混合物によって形成されてもよい。
第1の積層体200は、第1の磁性基板100上に設けられ、一面に内部電極が形成された絶縁シートが複数積層されてなされる。同様に、第2の積層体400は、一面に内部電極が形成された絶縁シートが複数積層されてなされる。
第1の積層体200及び第2の積層体400の構造について詳記する。図4に示すように、第1の積層体200を構成する第1の絶縁シート210の一面には第1の内部電極210aが形成され、第2の絶縁シート220の一面には第2の内部電極220aが形成される。また、第2の積層体400を構成する第3の絶縁シート410の一面には第3の内部電極410aが形成され、第4の絶縁シート420の一面には第4の内部電極420aが形成される。
第1の絶縁シート210に形成された第1の内部電極210aの一端210aaは、第2の絶縁シート220に形成されたビアホール220b、絶縁膜230に形成されたビアホール230a、コア磁性層300に形成されたビアホール300a及び第3の絶縁シート410に形成されたビアホール410bを通じて、第3の内部電極410aの一端410aaに電気的に接続されることによって、第1次のコイルパターン電極を形成する。
また、第2の絶縁シート220に形成された内部電極220aの一端220aaは、絶縁膜230に形成されたビアホール230b、コア磁性層300に形成されたビアホール300b、第3の絶縁シート410に形成されたビアホール410c及び第4の絶縁シート420に形成されたビアホール420bを通じて、第4の内部電極420aの一端420aaに電気的に接続されることによって、第2次のコイルパターン電極を形成する。
複数の絶縁シートは、化学気相蒸着(Chemical Vapor Deposition:CVD))法、スパッタリング(sputtering)法、蒸発(evaporation)法、空気蒸着(aero−deposition)法、コールドスプレー(Cold Spray)法、MBE(Molecular Beam Epitaxy)法、ALD(Atom Layer Deposition)法などの物理的蒸着(Physcial Vapor Deposition:PVD)法、シルクスクリーン(Silk Screen)法などの薄膜型成技術のうちの少なくともいずれか一つによって順に蒸着される。
また、第1の積層体200と第2の積層体400との間に設けられるコア磁性層300も、第1の積層体200及び第2の積層体400を構成する各絶縁シートと同様に、前述のさまざまな薄膜型成技術のうちの少なくともいずれか一つによって第1の積層体200上に蒸着される。
前述のように、本発明による薄膜型共通モードフィルタは、既存の薄膜型成技術をそのまま用いて製造することができ、構造的に安定され、高い結合係数を保障すると共に製造単価を節減することによって、製品の生産性を向上させることができる。
また、本発明の他の実施形態による共通モードフィルタは、第1の内部電極210aの他端から引出された電極210ab、第2の内部電極220aの他端から引出された電極220ab、第3の内部電極410aの他端から引出された電極410ab及び第2の内部電極420aの他端から引出された電極420abの各々に接続された外部電極端子(図示せず)を追加で備えることによって、外部回路に電気的に接続されてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、前記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10、100 第1の磁性基板
20、200 第1の積層体
30、300 コア磁性層
40、400 第2の積層体
50、500 第2の磁性基板
23、43、230、430 絶縁膜
21a、210a 第1の内部電極
22a、220a 第2の内部電極
41a、410a 第1の内部電極
42a、420a 第2の内部電極

Claims (21)

  1. 第1の磁性基板と、
    前記第1の磁性基板上に設けられ、第1次のコイルパターン電極を備える第1の積層体と、
    前記第1の積層体上に設けられるコア磁性層と、
    前記コア磁性層上に設けられ、第2次のコイルパターン電極を備える第2の積層体と、
    前記第2の積層体上に設けられる第2の磁性基板と、を含む薄膜型共通モードフィルタ。
  2. 前記第1の積層体は、内部電極が一面に形成された絶縁シートが少なくとも一つ以上積層されてなされる、請求項1に記載の薄膜型共通モードフィルタ。
  3. 前記第1次のコイルパターン電極は、前記絶縁シートが少なくとも二つ以上の場合、各絶縁シートに形成された内部電極がビアホールを通じて接続されて形成される、請求項2に記載の薄膜型共通モードフィルタ。
  4. 前記第2の積層体は、内部電極が一面に形成された絶縁シートが少なくとも一つ以上積層されてなされる、請求項1に記載の薄膜型共通モードフィルタ。
  5. 前記第2次のコイルパターン電極は、前記絶縁シートが少なくとも二つ以上の場合、各絶縁シートに形成された内部電極がビアホールを通じて接続されて形成される、請求項4に記載の薄膜型共通モードフィルタ。
  6. 前記内部電極は、フォトリソグラフィ(Photolithography)、電子ビーム(E−beam)またはイオンビーム(Focused Ion Beam)リソグラフィ、乾食エッチング(Dry Etching)、湿食エッチング(Wet Etching)、ナノインプリント(nano−imprint)のうちのいずれか一つによって形成される、請求項2または4に記載の薄膜型共通モードフィルタ。
  7. 前記各絶縁シートは、該絶縁シートが少なくとも二つ以上の場合、化学気相蒸着(Chemical Vapor Deposition:CVD))法、スパッタリング(sputtering)法、蒸発(evaporation)法、空気蒸着(aero−deposition)法、コールドスプレー(Cold Spray)法、MBE(Molecular Beam Epitaxy)法、ALD(Atom Layer Deposition)法を含む物理的蒸着(Physcial Vapor Deposition:PVD)法、シルクスクリーン(Silk Screen)法のうちの少なくともいずれか一つによって蒸着される、請求項2または4に記載の薄膜型共通モードフィルタ。
  8. 前記第1及び第2の磁性基板と前記コア磁性層とは、同一材料で構成される、請求項1に記載の薄膜型共通モードフィルタ。
  9. 前記第1及び第2の磁性基板と前記コア磁性層とは、酸化アルミニウム(Al)、窒化アルミニウム(AlN)、ガラス(Glass)、石英(Quartz)及びフェフイト(Ferrite)よりなる群から選ばれる少なくとも一つまたは少なくとも二つの材料の混合物によって形成される、請求項8に記載の薄膜型共通モードフィルタ。
  10. 前記絶縁シートは、ポリイミド(Polyimide)、エポキシ樹脂(Epoxy Resin)、ベンゾシクロブテン(Benzocyclobutene:BCB)及び、高分子重合体(polymer)よりなる群から選ばれる少なくとも一つまたは少なくとも二つの材料の温合物によって形成される、請求項2または4に記載の薄膜型共通モードフィルタ。
  11. 前記第1次のコイルパターン電極の一端及び他端と前記第2次のコイルパターン電極の一端及び他端に各々接続された外部電極端子をさらに含む、請求項1に記載の薄膜型共通モードフィルタ。
  12. 前記第1の積層体と前記コア磁性層との間及び前記第2の積層体と前記第2の磁性基板との間に設けられた絶縁膜をさらに含む、請求項1に記載の薄膜型共通モードフィルタ。
  13. 第1の磁性基板と、
    前記第1の磁性基板上に設けられ、一面に内部電極が形成された絶縁シートが複数積層されてなされる第1の積層体と、
    前記第1の積層体上に設けられるコア磁性層と、前記コア磁性層上に設けられ、一面に内部電極が形成された絶縁シートが複数積層されてなされる第2の積層体と、
    前記第2の積層体上に設けられる第2の磁性基板と、を含む薄膜型共通モードフィルタ。
  14. 前記第1次のコイルパターン電極は、前記第1の積層体を構成する第1の絶縁シートに形成された内部電極と、前記第2の積層体を構成する第3の絶縁シートに形成された内部電極とがビアホールを通じて接続されて形成され、
    前記第2次のコイルパターン電極は、前記第1の積層体を構成する第2の絶縁シートに形成された内部電極と、前記第2の積層体を構成する第4の絶縁シートに形成された内部電極とがビアホールを通じて接続されて形成される、請求項13に記載の薄膜型共通モードフィルタ。
  15. 前記内部電極は、フォトリソグラフィ(Photolithography)、電子ビーム(E−beam)またはイオンビーム(Focused Ion Beam)リソグラフィ、乾食エッチング(Dry Etching)、湿食エッチング(Wet Etching)及びナノインプリント(Nano−Imprint)のうちのいずれか一つによって形成される、請求項13に記載の薄膜型共通モードフィルタ。
  16. 前記複数の絶縁シートは、化学気相蒸着(Chemical Vapor Deposition:CVD)法、スパッタリング(sputtering)法、蒸発(evaporation)法、空気蒸着(aero−deposition)法、コールドスプレー(Cold Spray)法、MBE(Molecular Beam Epitaxy)法、ALD(Atom Layer Deposition)法を含む物理的蒸着(Physcial Vapor Deposition:PVD)法及びシルクスクリーン(Silk Screen)法のうちの少なくともいずれか一つによって蒸着される、請求項13に記載の薄膜型共通モードフィルタ。
  17. 前記第1及び第2の磁性基板と前記コア磁性層とは、同一材料で構成される、請求項13に記載の薄膜型共通モードフィルタ。
  18. 前記第1及び第2の磁性基板と前記コア磁性層とは、酸化アルミニウム(Al)、窒化アルミニウム(AlN)、ガラス(Glass)、石英(Quartz)及びフェライト(Ferrite)よりなる群から選ばれる少なくとも一つまたは少なくとも二つの材料の混合物によって形成される、請求項17に記載の薄膜型共通モードフイルタ。
  19. 前記絶縁シートは、ポリイミド(Polyimide)、エポキシ樹脂(Epoxy Resin)、ベンゾシクロブテン(Benzocyclobutene:BCB)及び高分子重合体(polymer)よりなる群から選ばれる少なくとも一つまたは少なくとも二つの材料の混合物によって形成される、請求項13に記載の薄膜型共通モードフィルタ。
  20. 前記第1の積層体と前記コア磁性層との間及び前記第2の積層体と前記第2の磁性基板との間に設けられた絶縁膜をさらに含む、請求項13に記載の薄膜型共通モードフィルタ。
  21. 前記第1次のコイルパターン電極の一端及び他端と前記第2次のコイルパターン電極の一端及び他端とに各々接続された外部電極端子をさらに含む、請求項14に記載の薄膜型共通モードフィルタ。
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