JP2013186611A - 等価回路作成方法及び等価回路作成プログラム - Google Patents

等価回路作成方法及び等価回路作成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】3端子コンデンサが実装された回路のシミュレーションを精度よく行うことができる
【解決手段】ラインLin1は、外部電極14a,14b間を接続する。ラインLin2は、外部電極14c,14d間を接続する。ラインLin3は、コンデンサ成分C1が設けられ、かつ、ラインLin1,Lin2を接続する。回路成分A3は、ラインLin2とラインLin3との接続部分と外部電極14cとの間に設けられているインダクタ成分Lg1又は抵抗成分Rg1の少なくともいずれか1つからなる。回路成分A4は、ラインLin2とラインLin3との接続部分と外部電極14dとの間に設けられているインダクタ成分Lg2又は抵抗成分Rg2の少なくともいずれか1つからなる。
【選択図】図4

Description

本発明は、等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムに関し、3端子コンデンサの等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムに関する。
電子機器の回路設計やプリント基板設計において、シミュレーションが利用されることがある。シミュレーションでは、3端子コンデンサ等の電子部品の等価回路のモデルを電子機器の回路に組み込んで用いることが多い。従来の3端子コンデンサの等価回路としては、例えば、図9に示す等価回路が知られている。図9は、従来の3端子コンデンサの等価回路である。
図9の3端子コンデンサでは、抵抗R500,R501,R502,R504、コイルL500,L501,L502、コンデンサC500及び外部電極502a〜502cを備えている。抵抗R500、コイルL500、抵抗R501及びコイルL501が外部電極502a,502b間に直列に接続されている。また、コイルL500と抵抗R501との間と外部電極502cとの間には、抵抗R502、コンデンサC500及びコイルL502が直列に接続されている。更に、抵抗R504は、コンデンサC500に並列に接続されている。
ところで、図9に示す等価回路では、以下に説明するように、3端子コンデンサが実装された回路基板のシミュレーションを精度よく行うことが困難である。図10は、3端子コンデンサ500が回路基板508に実装された図である。
3端子コンデンサ500は、図10に示すように、実際には4つの外部電極502a,502b,502d,502eを備えている。外部電極502a,502bは、一般的には入出力端子として用いられる。外部電極502d,502eは、一般的にはグランド端子として用いられる。このような3端子コンデンサ500は、回路基板508に実装される。より詳細には、回路基板508は、ランド電極510a〜510dを備えている。そして、外部電極502a,502b,502d,502eはそれぞれ、ランド電極510a〜510dに接合される。
しかしながら、従来の等価回路では、外部電極502d,502eは、1つの外部電極502cとみなされている。そのため、従来の等価回路が用いられたシミュレーションでは、ランド電極510c,510dの間のインピーダンスが考慮されなくなってしまう。また、ランド電極510c,510dの形状が異なる場合、ランド電極510c,510dに寄生するインダクタンスや容量も異なるため、外部電極502d,502eを流れる電流も異なるが、この電流の違いも考慮されなくなってしまう。よって、3端子コンデンサ500が実装された回路基板508全体のシミュレーションを精度よく行うことが困難であった。
なお、従来の等価回路に関する特許文献としては、例えば、特許文献1に記載の回路定数最適化方法が知られている。しかしながら、特許文献1には、3端子コンデンサが用いられた回路においてシミュレーションを精度よく行うことに関する記載は存在しない。
特開2004−71642号公報
そこで、本発明の目的は、3端子コンデンサが実装された回路基板のシミュレーションを精度よく行うことができる等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムを提供することである。
本発明の一形態に係る等価回路作成方法は、第1の端子ないし第4の端子、該第1の端子と該第2の端子との間に接続されている第1のコンデンサ導体、及び、該第3の端子と該第4の端子との間に接続されている第2のコンデンサ導体を備えている3端子コンデンサの等価回路作成方法であって、前記第1の端子と前記第2の端子との間を接続する第1のラインと、前記第3の端子と前記第4の端子との間を接続する第2のラインと、第1のコンデンサ成分が設けられ、かつ、該第1のラインと該第2のラインとを接続する第3のラインと、該第2のラインと該第3のラインとの接続部分と該第3の端子との間に設けられている第1のインダクタ成分又は第1の抵抗成分の少なくともいずれか1つからなる第1の回路成分と、該第2のラインと該第3のラインとの接続部分と該第4の端子との間に設けられている第2のインダクタ成分又は第2の抵抗成分の少なくともいずれか1つからなる第2の回路成分と、を備えている等価回路を作成する第1のステップと、前記等価回路から求められる第1のSパラメータと所定の第2のSパラメータとの差が所定値よりも小さくなるときの前記第1のコンデンサ成分、前記第1のインダクタ成分、前記第1の抵抗成分、前記第2のインダクタ成分及び前記第2の抵抗成分の値を算出する第2のステップと、を備えていること、を特徴とする。
本発明の一形態に係る等価回路作成プログラムは、第1の端子ないし第4の端子、該第1の端子と該第2の端子との間に接続されている第1のコンデンサ導体、及び、該第3の端子と該第4の端子との間に接続されている第2のコンデンサ導体を備えている3端子コンデンサの等価回路作成プログラムであって、前記第1の端子と前記第2の端子との間を接続する第1のラインと、前記第3の端子と前記第4の端子との間を接続する第2のラインと、第1のコンデンサ成分が設けられ、かつ、該第1のラインと該第2のラインとを接続する第3のラインと、該第2のラインと該第3のラインとの接続部分と該第3の端子との間に設けられている第1のインダクタ成分又は第1の抵抗成分の少なくともいずれか1つからなる第1の回路成分と、該第2のラインと該第3のラインとの接続部分と該第4の端子との間に設けられている第2のインダクタ成分又は第2の抵抗成分の少なくともいずれか1つからなる第2の回路成分と、を備えている等価回路を作成する第1のステップと、前記等価回路から求められる第1のSパラメータと所定の第2のSパラメータとの差が所定値よりも小さくなるときの前記第1のコンデンサ成分、前記第1のインダクタ成分、前記第1の抵抗成分、前記第2のインダクタ成分及び前記第2の抵抗成分の値を算出する第2のステップと、をコンピュータに実行させること、を特徴とする。
本発明によれば、3端子コンデンサが実装された回路基板のシミュレーションを精度よく行うことができる。
3端子コンデンサの外観斜視図である。 3端子コンデンサの分解斜視図である。 等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムを実行するコンピュータのブロック図である。 3端子コンデンサの等価回路である。 等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムを作成する前に行われる3端子コンデンサのパラメータの測定手順を示したフローチャートである。 3端子コンデンサの接続方法を示した図である。 等価回路作成プログラムを実行する際にコンピュータの制御部が行う動作を示したフローチャートである。 回路モジュールの断面構造図である。 従来の3端子コンデンサの等価回路である。 3端子コンデンサが回路基板に実装された図である。
以下に、本発明の実施形態に係る等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムについて説明する。以下に説明する等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムでは、概略、以下に説明する手順が実行される。まず、3端子コンデンサのSパラメータを実際に測定する。以下、実際に測定して得たSパラメータを実測Sパラメータ(実測値)と呼ぶ。次に、予め定められた回路構成を有する等価回路の各パラメータ(コンデンサ成分、インダクタ成分及び抵抗成分の値)を変化させてSパラメータをコンピュータにより計算し、実測Sパラメータに近いSパラメータが得られるときの該各パラメータを決定する。以下、計算して得たSパラメータを計算Sパラメータと呼ぶ。これにより、3端子コンデンサの等価回路を得ることができる。
(3端子コンデンサの構造)
まず、本発明の実施形態に係る等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムにおいて、シミュレーションが行われる3端子コンデンサの構造について図面を参照しながら説明する。図1は、3端子コンデンサ10の外観斜視図である。図2は、3端子コンデンサ10の分解斜視図である。
3端子コンデンサ10は、チップコンデンサであり、図1及び図2に示すように、積層体12、外部電極14(14a〜14d)及びコンデンサ導体18(18,18b)を備えている。
積層体12は、図1に示すように、直方体状をなしており、図2に示すように、長方形状のセラミック層16(16a〜16d)が積層されて構成されている。積層体12のz軸方向の負方向側の主面は、3端子コンデンサ10が回路基板に実装される際に、回路基板と対向する実装面である。
セラミック層16は、長方形状をなしており、誘電体セラミックにより作製されている。以下では、セラミック層16のz軸方向の正方向側の主面を表面と称し、セラミック層16のz軸方向の負方向側の主面を裏面と称す。
コンデンサ導体18aは、セラミック層16bの表面上に設けられており、長方形状をなしている。また、コンデンサ導体18aは、セラミック層16bのx軸方向の両側の短辺に引き出されている。
コンデンサ導体18bは、セラミック層16cの表面上に設けられており、長方形状をなしている。これにより、コンデンサ導体18a,18bは、セラミック層16を介して互いに対向している。また、コンデンサ導体18bは、セラミック層16cのy軸方向の両側の長辺に引き出されている。
コンデンサ導体18aが形成されたセラミック層16bとコンデンサ導体18bが形成されたセラミック層16cとは、z軸方向に交互に並ぶように複数積層されている。
外部電極14aは、積層体12のx軸方向の負方向側の端面を覆っている。外部電極14bは、積層体12のx軸方向の正方向側の端面を覆っている。これにより、コンデンサ導体18aは、外部電極14a,14b間に接続されている。
外部電極14cは、積層体12のy軸方向の正方向側の側面に設けられている。外部電極14dは、積層体12のy軸方向の負方向側の端面に設けられている。これにより、コンデンサ導体18bは、外部電極14c,14d間に接続されている。
(電子部品の製造方法)
次に、3端子コンデンサ10の製造方法について説明する。なお、図面は、図1及び図2を援用する。
まず、BaTiO3等のセラミック粉末に対して、バインダ及び有機溶剤を加えてボールミルに投入し、湿式調合を行って、セラミックスラリーを得る。得られたセラミックスラリーをドクターブレード法により、キャリアシート上にシート状に形成して乾燥させ、セラミック層16となるべきセラミックグリーンシートを作製する。なお、セラミック粉末の主成分は、CaTiO3,SrTiO3,CaZrO3等であってもよい。また、セラミック粉末の副成分として、Mn化合物、Mg化合物、Si化合物、Co化合物、Ni化合物、希土類化合物等が添加されていてもよい。
次に、セラミック層16となるべきセラミックグリーンシート上に、導電性材料からなるペーストをスクリーン印刷法で塗布することにより、コンデンサ導体18を形成する。導電性材料からなるペーストは、金属粉末に、有機バインダ及び有機溶剤が加えられたものである。金属粉末は、例えば、Ni、Cu、Ag、Pd、Ag−Pd合金、Au等である。
次に、セラミック層18となるべきセラミックグリーンシートを積層して未焼成のマザー積層体を得る。この後、未焼成のマザー積層体に対して、プレスを施す。
次に、未焼成のマザー積層体を所定寸法にカットして、複数の未焼成の積層体12を得る。この後、積層体12の表面に、バレル研磨加工等の研磨加工を施す。
次に、未焼成の積層体12を焼成する。焼成温度は、例えば、1200〜1300℃である。
次に、積層体12に外部電極14を形成する。具体的には、公知のディップ法やスリット工法等により、積層体14の表面にCu、Ni、Ag、Pd、Ag−Pd合金、Au等を含有する導電性ペーストを塗布する。そして、下地電極の焼付けを行って、下地電極を形成する。下地電極上には、Niめっき及びSnめっきを施す。これにより、外部電極14が形成される。以上の工程により、3端子コンデンサ10が完成する。
(等価回路作成方法及び等価回路作成プログラム)
以下に、等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムについて説明する。まず、等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムを実行するコンピュータの構成について図面を参照しながら説明する。図3は、等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムを実行するコンピュータ100のブロック図である。
コンピュータ100は、図3に示すように、制御部102、入力部104、記憶部106及び表示部108を備えている。制御部102は、例えば、CPUにより構成され、コンピュータ100全体の制御を行う。入力部104は、例えば、キーボードやマウス等により構成され、ユーザの入力を受け付ける。記憶部106は、例えば、メモリやハードディスク等により構成され、入力部104において入力された情報や制御部102で生成された情報、等価回路生成プログラム等を記憶する。表示部108は、例えば、ディスプレイにより構成され、制御部102の演算結果を表示する。
次に、3端子コンデンサ10の等価回路について図面を参照しながら説明する。図4は、3端子コンデンサ10の等価回路200である。
等価回路200は、図4に示すように、外部電極14a〜14d、ラインLin1〜Lin7及び回路成分A1〜A9を備えている。
ラインLin1は、外部電極14a,14b間を接続している。ラインLin2は、外部電極14c,14d間を接続している。ラインLin3は、ラインLin1とラインLin2とを接続している。
ラインLin4は、ラインLin1とラインLin3との接続部分と外部電極14cとの間を接続している。ラインLin5は、ラインLin1とラインLin3との接続部分と外部電極14dとの間を接続している。
ラインLin6は、ラインLin2とラインLin3との接続部分と外部電極14aとの間を接続している。ラインLin7は、ラインLin2とラインLin3との接続部分と外部電極14bとの間を接続している。
回路成分A1は、ラインLin1とラインLin3との接続部分と外部電極14aとの間に設けられており、抵抗成分Rt1及びインダクタ成分Lt1からなる。抵抗成分Rt1とインダクタ成分Lt1とは直列に接続されている。回路成分A2は、ラインLin1とラインLin3との接続部分と外部電極14bとの間に設けられており、抵抗成分Rt2及びインダクタ成分Lt2からなる。抵抗成分Rt2とインダクタ成分Lt2とは直列に接続されている。本実施形態では、抵抗成分Rt1と抵抗成分Rt2とは等しい。また、インダクタ成分Lt1とインダクタ成分Lt2とは等しい。
更に、インダクタ成分Lt1とインダクタ成分Lt2とは結合係数K1により電磁気的に結合している。インダクタ成分Lg1とインダクタ成分Lg2とは結合係数K2により電磁気的に結合している。
回路成分A3は、ラインLin2とラインLin3との接続部分と外部電極14cとの間に設けられており、抵抗成分Rg1及びインダクタ成分Lg1からなる。抵抗成分Rg1とインダクタ成分Lg1とは直列に接続されている。回路成分A4は、ラインLin2とラインLin3との接続部分と外部電極14dとの間に設けられており、抵抗成分Rg2及びインダクタ成分Lg2からなる。抵抗成分Rg2とインダクタ成分Lg2とは直列に接続されている。本実施形態では、抵抗成分Rg1と抵抗成分Rg2とは等しい。また、インダクタ成分Lg1とインダクタ成分Lg2とは等しい。
回路成分A5は、ラインLin3に設けられており、コンデンサ成分C1、インダクタ成分L1及び抵抗成分R1からなる。コンデンサ成分C1とインダクタ成分L1と抵抗成分R1とは直列に接続されている。
回路成分A6は、ラインLin1とラインLin3との接続部分と外部電極14cとの間に設けられており、コンデンサ成分C2、抵抗成分R2及びインダクタ成分L2からなる。コンデンサ成分C2と抵抗成分R2とインダクタ成分L2とは直列に接続されている。回路成分A7は、ラインLin1とラインLin3との接続部分と外部電極14dとの間に設けられており、コンデンサ成分C3、抵抗成分R3及びインダクタ成分L3からなる。コンデンサ成分C3と抵抗成分R3とインダクタ成分L3とは直列に接続されている。本実施形態では、コンデンサ成分C2とコンデンサ成分C3とは等しい。また、インダクタ成分L2とインダクタ成分L3とは等しい。抵抗成分R2と抵抗成分R3とは等しい。
回路成分A8は、ラインLin2とラインLin3との接続部分と外部電極14aとの間に設けられており、コンデンサ成分C4、インダクタ成分L4及び抵抗成分R4からなる。コンデンサ成分C4とインダクタ成分L4と抵抗成分R4とは直列に接続されている。回路成分A9は、ラインLin2とラインLin3との接続部分と外部電極14bとの間に設けられており、コンデンサ成分C5、インダクタ成分L5及び抵抗成分R5からなる。コンデンサ成分C5とインダクタ成分L5と抵抗成分R5とは直列に接続されている。本実施形態では、コンデンサ成分C4とコンデンサ成分C5とは等しい。また、インダクタ成分L4とインダクタ成分L5とは等しい。抵抗成分R4と抵抗成分R5とは等しい。
以上のように構成された等価回路200では、回路成分A1,A2がコンデンサ導体18aに対応している。また、回路成分A3,A4がコンデンサ導体18bに対応している。
以上のように、等価回路200は、ラインLin3から外部電極14a,14cを見たときの回路構造と、ラインLin3から外部電極14b,14dを見たときの回路構造とが対称となっている。
(コンピュータの動作)
次に、等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムを実行する際のコンピュータ100の動作について説明を行う。図5は、等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムを作成する前に行われる3端子コンデンサ10のパラメータの測定手順を示したフローチャートである。図6は、3端子コンデンサ10の接続方法を示した図である。図7は、等価回路作成プログラムを実行する際にコンピュータ100の制御部102が行う動作を示したフローチャートである。
まず、ユーザは、複数の3端子コンデンサ10のサンプルを準備する(ステップS1)。そして、ユーザは、図6(a)に示すように外部電極14a,14bが電源電圧又は信号が印加される端子として用いられ、外部電極14c,14dがグランド端子として用いられるように、3端子コンデンサ10を回路基板に実装する。以下では、図6(a)の実装構造を第1の実装構造と呼ぶ。更に、ユーザは、図6(b)に示すように、外部電極14c,14dが電源電圧又は信号が印加される端子として用いられ、外部電極14a,14bがグランド端子として用いられるように、3端子コンデンサ10を回路基板に実装する。以下では、図6(b)の実装構造を第2の実装構造と呼ぶ。
次に、ユーザは、第1の実装構造における3端子コンデンサ10の実測SパラメータP1を測定する(ステップS2)。更に、ユーザは、第2の実装構造における3端子コンデンサ10の実測SパラメータP2を測定する(ステップS3)。
次に、ユーザは、3端子コンデンサ10の外部電極14a,14b間の直流抵抗値r1を測定する(ステップS4)。更に、ユーザは、3端子コンデンサ10の外部電極14c,14d間の直流抵抗値r2を測定する(ステップS5)。以上の動作により、3端子コンデンサ10のパラメータの測定が終了する。
次に、ユーザは、コンピュータ100を起動させる。制御部102は、ユーザの入力部104からの入力に応じて、等価回路200から、第1の実装構造におけるSパラメータを計算するための第1のモデル、及び、第2の実装構造におけるSパラメータを計算するための第2のモデルを作成する(ステップS10)。
次に、ユーザは、入力部104により直流抵抗値r1,r2を入力する。応じて、制御部102は、抵抗成分Rt1,Rt2を直流抵抗値r1に準じた値に設定し、抵抗成分Rg1,Rg2を直流抵抗値r2に準じた値に設定する(ステップS11)。
次に、ユーザは、入力部104によりコンデンサ成分C1〜C5、インダクタ成分L1〜L5、抵抗成分R1〜R5及び結合係数K1,K2(以下、これらをまとめて変数と称す)の初期値を入力する。応じて、制御部102は、初期値を用いて第1のモデルの計算SパラメータP11及び第2のモデルの計算SパラメータP12を計算する(ステップS12)。これにより、制御部102は、計算SパラメータP11,P12のグラフを作成する。
次に、制御部102は、ステップS12において計算した計算SパラメータP11,P12とステップS2,S3において取得した実測SパラメータP1,P2とのエラー関数の値E1,E2(差)を計算する(ステップS13)。
次に、制御部102は、ステップS13において得られたエラー関数の値E1,E2が所定値より小さくなったかを判定する。(ステップS14)。ステップS14において、エラー関数の値E1,E2が十分に小さくなった場合には、制御部102は、このときの変数の値を等価回路200の回路成分と決定し、処理を終了する。一方、エラー関数の値E1,E2が十分に小さくなっていない場合には、本処理はステップS15に進む。
エラー関数の値E1,E2が十分に小さくなっていない場合、制御部102は、変数を変更し、計算SパラメータP11,P12を計算する(ステップS15)。この後、エラー関数の値E1,E2が所定値より小さくなるまで、ステップS13〜S15が繰り返される。変数の変更については、例えば、ADS(Advanced Design System;Agilent Technologies社製)により行うことができる。
(効果)
本実施形態に係る等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムによれば、3端子コンデンサ10が実装された回路シミュレーションを精度よく行うことができる。より詳細には、図9に示す従来の等価回路では、外部電極502d,502eは、1つの外部電極502cとみなされている。そのため、従来の等価回路が用いられたシミュレーションでは、ランド電極510c,510d間のインピーダンスや、外部電極502d,502eを流れる電流の違いを考慮にいれることができず、シミュレーションを精度よく行うことが困難であった。
一方、本実施形態に係る等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムでは、等価回路200は、外部電極14c,14dと、ラインLin2とラインLin3との接続部分と外部電極14cとの間に設けられているインダクタ成分Lg1及び抵抗成分Rg1と、ラインLin2とラインLin3との接続部分と外部電極14dとの間に設けられているインダクタ成分Lg2及び抵抗成分Rg2とを備えている。これにより、外部電極14c,14dをそれぞれランド電極510c,510dに接合させて、3端子コンデンサ10が実装された回路シミュレーションを行うことが可能となる。よって、等価回路200が用いられたシミュレーションでは、ランド電極510c,510d間のインピーダンスや、外部電極502d,502eを流れる電流の違いを考慮に入れることが可能となる。その結果、本実施形態に係る等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムによれば、3端子コンデンサ10が実装された回路のシミュレーションを精度よく行うことができる。
また、本実施形態に係る等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムによれば、第1の実装構造が適用された3端子コンデンサ10が実装された回路のシミュレーションを行うことができると共に、第2の実装構造が適用された3端子コンデンサ10が実装された回路のシミュレーションを行うことができる。より詳細には、図9に示す従来の等価回路では、外部電極502d,502eは、1つの外部電極502cとみなされていた。この場合、外部電極502d,502eに接続されているコンデンサ導体の等価回路が正確に表現されていないので、図6(b)に示す第2の実装構造が適用された3端子コンデンサ10が実装された回路のシミュレーションを正確に行うことができない。
一方、本実施形態に係る等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムによれば、等価回路200は、外部電極14a,14bと、ラインLin1とラインLin3との接続部分と外部電極14aとの間に設けられているインダクタ成分Lt1及び抵抗成分Rt1と、ラインLin1とラインLin3との接続部分と外部電極14bとの間に設けられているインダクタ成分Lt2及び抵抗成分Rt2とを備えている。更に、外部電極14c,14dと、ラインLin2とラインLin3との接続部分と外部電極14cとの間に設けられているインダクタ成分Lg1及び抵抗成分Rg1と、ラインLin2とラインLin3との接続部分と外部電極14dとの間に設けられているインダクタ成分Lg2及び抵抗成分Rg2とを備えている。これにより、外部電極14a,14b間に接続されているコンデンサ導体18aの等価回路が表現されていると共に、外部電極14c,14d間に接続されているコンデンサ導体18bの等価回路が表現されている。すなわち、等価回路200によれば、3端子コンデンサ10の構造が正確に表現されている。よって、等価回路200を用いることによって、第1の実装構造が適用された3端子コンデンサ10が実装された回路のシミュレーションを行うことができると共に、第2の実装構造が適用された3端子コンデンサ10が実装された回路のシミュレーションを行うことができる。
また、本実施形態に係る等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムによれば、3端子コンデンサ10が実装された回路のシミュレーションをより精度よく行うことができる。より詳細には、等価回路200は、コンデンサ成分C1〜C5、インダクタ成分L1〜L5及び抵抗成分R1〜R5を備えている。コンデンサ成分C1、インダクタ成分L1及び抵抗成分R1と、コンデンサ成分C2、インダクタ成分L2及び抵抗成分R2と、コンデンサ成分C3、インダクタ成分L3及び抵抗成分R3とは、並列接続されている。また、コンデンサ成分C1、インダクタ成分L1及び抵抗成分R1と、コンデンサ成分C4、インダクタ成分L4及び抵抗成分R4と、コンデンサ成分C5、インダクタ成分L5及び抵抗成分R5とは、並列接続されている。これにより、面状のコンデンサ導体18a,18bの等価回路が表現されている。その結果、本実施形態に係る等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムによれば、3端子コンデンサ10が実装された回路のシミュレーションをより精度よく行うことが可能となる。
また、本実施形態に係る等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムによれば、等価回路200の変数の決定のための計算時間を短くすることができる。より詳細には、3端子コンデンサ10では、図2に示すように、コンデンサ導体18aは、コンデンサ導体18aの対角線の交点を通過し、かつ、y軸方向に延びる直線B1に関して線対称な構造を有している。また、図2に示すように、コンデンサ導体18bは、コンデンサ導体18bの対角線の交点を通過し、かつ、x軸方向に延びる直線B2に関して線対称な構造を有している。よって、コンデンサ導体18aの等価回路は、直線B1に関して対称な構造を有している。同様に、コンデンサ導体18bの等価回路は、直線B2に関して対称な構造を有している。そこで、抵抗成分Rt1,Rt2を等しく設定し、抵抗成分Rg1,Rg2を等しく設定し、インダクタ成分Lt1,Lt2を等しく設定し、インダクタ成分Lg1,Lg2を等しく設定している。更に、コンデンサ成分C2,C3を等しく設定し、インダクタ成分L2,L3を等しく設定し、抵抗成分R2,R3を等しく設定している。更に、コンデンサ成分C4,C5を等しく設定し、インダクタ成分L4,L5を等しく設定し、抵抗成分R4,R5を等しく設定している。これにより、等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムにおいて変更すべき変数の数が少なくなる。その結果、本実施形態に係る等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムによれば、等価回路200の変数の決定のための計算時間を短くすることができる。
(等価回路の使用例)
以下に、等価回路200の使用例について図面を参照しながら説明する。図8は、回路モジュール300の断面構造図である。以下では、図8における上下方向を単に上下方向と呼び、図8における左右方向を単に左右方向と呼ぶ。
回路モジュール300は、3端子コンデンサ10、回路基板302、IC304及び直流電源306を備えている。回路モジュール300は、導体層310,312,314及びビアホール導体v1〜v5を含んでいる。
IC304及び直流電源306は、回路基板302の上側の主面に実装されている。3端子コンデンサ10は、回路基板302の下側の主面に実装されており、電源電圧の変動を抑制するためのデカップリングコンデンサである。
導体層310は回路基板302内において左右方向に延在している。導体層312は回路基板302の下側の主面に設けられている。導体層312の右端は外部電極14aにランド(図示せず)を介して接続されている。導体層314は回路基板302の下側の主面に設けられている。導体層314の左端は外部電極14bに接続されている。
ビアホール導体v1は、回路基板302内を上下方向に延在している。ビアホール導体v1の上端は導体層310に接続されている。また、ビアホール導体v1の下端は、3端子コンデンサ10の外部電極14c、14dにランド(図示せず)を介して接続されている。(便宜上、ビアホール導体v1を1本で図示している。)
ビアホール導体v2は、回路基板302内を上下方向に延在している。ビアホール導体v2の上端はIC304に接続されている。また、ビアホール導体v2の下端は導体層310の左右方向の中央に接続されている。
ビアホール導体v3は、回路基板302内を上下方向に延在している。ビアホール導体v3の上端はIC304に接続されている。また、ビアホール導体v3の下端は導体層312の左右方向の中央に接続されている。
ビアホール導体v4は、回路基板302内を上下方向に延在している。ビアホール導体v4の上端は直流電源306に接続されている。また、ビアホール導体v4の下端は導体層310の左端に接続されている。
ビアホール導体v5は、回路基板302内を上下方向に延在している。ビアホール導体v5の上端は直流電源306に接続されている。また、ビアホール導体v5の下端は導体層312の左端に接続されている。
以上のような回路モジュール300では、回路・基板設計者は、ビアホール導体v2、導体層310、ビアホール導体v1、3端子コンデンサ10、導体層312及びビアホール導体v3からなるループ回路のインピーダンス(以下、ループインピーダンスと称す)が低くなるよう設計する。ループインピーダンスを低くする方法としては、コンデンサを多数使用すること、低ESLコンデンサを使用すること、コンデンサをIC304のピンに近い位置に配置すること、回路基板302の導体層310,312,314やビアホール導体v1〜v5の構造を変更すること等が挙げられる。いずれの方法によってループインピーダンスを低くするのかを決定するためには。回路シミュレーションを用いて回路モジュール300の設計を行うことが有効である。
回路モジュール300の回路シミュレーションを行う場合には、3段階のシミュレーションを行う。まず、回路基板302の導体層310,312,314及びビアホール導体v1〜v5を入力し、回路基板302のみの特性を電磁界シミュレーションで求める。次に、本実施形態に係る等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムによって3端子コンデンサ10の等価回路、等価回路の変数を得る。最後に、電磁界シミュレーションで求めた回路基板302の特性と3端子コンデンサ10の3端子コンデンサ10の等価回路、等価回路の変数に基づいて、回路モジュール300の回路シミュレーションを行う。これにより、回路モジュール300のループインピーダンスを計算する。
(その他の実施形態)
本発明に係る等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムによれば、前記実施形態に係る等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムに限らず、その要旨の範囲内において変更可能である。
なお、等価回路200において、コンデンサ成分C2〜C5、インダクタ成分L2〜L5及び抵抗成分R2〜R5が設けられていなくてもよい。更に、等価回路200において、抵抗成分Rt1,Rt2及びインダクタ成分Lt1,Lt2が設けられていなくてもよい。
また、回路成分A1は、抵抗成分Rt1又はインダクタ成分Lt1の少なくともいずれか1つからなっていればよい。回路成分A2は、抵抗成分Rt2又はインダクタ成分Lt2の少なくともいずれか1つからなっていればよい。回路成分A3は、抵抗成分Rg1又はインダクタ成分Lg1の少なくともいずれか1つからなっていればよい。回路成分A4は、抵抗成分Rg2又はインダクタ成分Lg2の少なくともいずれか1つからなっていればよい。
また、回路成分A5は、コンデンサ成分C1を含み、インダクタ成分L1及び抵抗成分R1の少なくともいずれか1つを含んでいてもよい。回路成分A6は、コンデンサ成分C2、インダクタ成分L2及び抵抗成分R2の少なくともいずれか1つからなっていればよい。回路成分A7は、コンデンサ成分C3、インダクタ成分L3及び抵抗成分R3の少なくともいずれか1つからなっていればよい。
また、回路成分A8は、コンデンサ成分C4、インダクタ成分L4及び抵抗成分R4の少なくともいずれか1つからなっていればよい。回路成分A9は、コンデンサ成分C5、インダクタ成分L5及び抵抗成分R5の少なくともいずれか1つからなっていればよい。
また、等価回路200では、コンデンサ成分C1、インダクタ成分L1及び抵抗成分R1と、コンデンサ成分C2、インダクタ成分L2及び抵抗成分R2と、コンデンサ成分C3、インダクタ成分L3及び抵抗成分R3とは、並列接続されている。また、コンデンサ成分C1、インダクタ成分L1及び抵抗成分R1と、コンデンサ成分C4、インダクタ成分L4及び抵抗成分R4と、コンデンサ成分C5、インダクタ成分L5及び抵抗成分R5とは、並列接続されている。ただし、さらに多くのコンデンサ成分、インダクタ成分及び抵抗成分がコンデンサ成分C1、インダクタ成分L1及び抵抗成分R1に並列に接続されていてもよい。
また、前記実施形態では、制御部102は、エラー関数の値E1,E2の両方が最小となったときの等価回路200の変数を算出している。しかしながら、制御部102は、エラー関数の値E1,E2が所定の値よりも小さくなるときの等価回路200の変数を算出してもよい。
また、第2のSパラメータは、必ずしも実測値でなくてもよい。例えば、ある3端子コンデンサが市場に流通していて、Sパラメータに関する情報がウェブサイト等に掲載されている場合、当該Sパラメータが第2のSパラメータとなり得る。この場合、本発明に基づいて等価回路を作成することにより、当該3端子コンデンサの特徴を推定することが可能となる。例えば、等価回路のあるインダクタ成分が小さいとわかった場合、当該3端子コンデンサの内部電極に特徴があるのではないか、といった推測が可能となる。
以上のように、本発明は、等価回路作成方法及び等価回路作成プログラムに有用であり、特に、3端子コンデンサが実装された回路のシミュレーションを精度よく行うことができる点において優れている。
A1〜A9 回路成分
C1〜C5 コンデンサ成分
K1,K2 結合係数
L1〜L5,Lg1,Lg2,Lt1,Lt2 インダクタ成分
Lin1〜Lin7 ライン
R1〜R5,Rg1,Rg2,Rt1,Rt2 抵抗成分
10 3端子コンデンサ
12 積層体
14a〜14d 外部電極
16a〜16d セラミック層
18a,18b コンデンサ導体
100 コンピュータ
102 制御部
104 入力部
106 記憶部
108 表示部
200 等価回路

Claims (12)

  1. 第1の端子ないし第4の端子、該第1の端子と該第2の端子との間に接続されている第1のコンデンサ導体、及び、該第3の端子と該第4の端子との間に接続されている第2のコンデンサ導体を備えている3端子コンデンサの等価回路作成方法であって、
    前記第1の端子と前記第2の端子との間を接続する第1のラインと、
    前記第3の端子と前記第4の端子との間を接続する第2のラインと、
    第1のコンデンサ成分が設けられ、かつ、該第1のラインと該第2のラインとを接続する第3のラインと、
    該第2のラインと該第3のラインとの接続部分と該第3の端子との間に設けられている第1のインダクタ成分又は第1の抵抗成分の少なくともいずれか1つからなる第1の回路成分と、
    該第2のラインと該第3のラインとの接続部分と該第4の端子との間に設けられている第2のインダクタ成分又は第2の抵抗成分の少なくともいずれか1つからなる第2の回路成分と、
    を備えている等価回路を作成する第1のステップと、
    前記等価回路から求められる第1のSパラメータと所定の第2のSパラメータとの差が所定値よりも小さくなるときの前記第1のコンデンサ成分、前記第1のインダクタ成分、前記第1の抵抗成分、前記第2のインダクタ成分及び前記第2の抵抗成分の値を算出する第2のステップと、
    を備えていること、
    を特徴とする等価回路作成方法。
  2. 前記第1のインダクタ成分と前記第2のインダクタ成分とは等しく、
    前記第1の抵抗成分と前記第2の抵抗成分とは等しいこと、
    を特徴とする請求項1に記載の等価回路作成方法。
  3. 前記等価回路は、前記第1のラインと前記第3のラインとの接続部分と前記第1の端子との間に設けられている第3のインダクタ成分又は第3の抵抗成分の少なくともいずれか1つからなる第3の回路成分と、該第1のラインと該第3のラインとの接続部分と前記第2の端子との間に設けられている第4のインダクタ成分又は第4の抵抗成分の少なくともいずれか1つからなる第4の回路成分と、を更に備えており、
    前記第2のステップでは、前記第1のSパラメータと前記第2のSパラメータとの差が所定値よりも小さくなるときの前記第3のインダクタ成分、前記第3の抵抗成分、前記第4のインダクタ成分及び前記第4の抵抗成分の値を算出すること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の等価回路作成方法。
  4. 前記第3のインダクタ成分と前記第4のインダクタ成分とは等しく、
    前記第3の抵抗成分と前記第4の抵抗成分とは等しいこと、
    を特徴とする請求項3に記載の等価回路作成方法。
  5. 前記等価回路は、第2のコンデンサ成分、第5のインダクタ成分及び第5の抵抗成分からなる第5の回路成分が設けられ、かつ、前記第1のラインと前記第3のラインとの接続部分と前記第3の端子との間を接続する第4のライン、及び、第3のコンデンサ成分、第6のインダクタ成分及び第6の抵抗成分からなる第6の回路成分が設けられ、かつ、該第1のラインと該第3のラインとの接続部分と前記第4の端子との間を接続する第5のラインを、更に備えており、
    前記第2のステップでは、前記第1のSパラメータと前記第2のSパラメータとの差が所定値よりも小さくなるときの前記第2のコンデンサ成分、前記第5のインダクタ成分、前記第5の抵抗成分、前記第3のコンデンサ成分、前記第6のインダクタ成分及び前記第6の抵抗成分の値を算出すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の等価回路作成方法。
  6. 前記第2のコンデンサ成分と前記第3のコンデンサ成分とは等しく、
    前記第5のインダクタ成分と前記第6のインダクタ成分とは等しく、
    前記第5の抵抗成分と前記第6の抵抗成分とは等しいこと、
    を特徴とする請求項5に記載の等価回路作成方法。
  7. 前記等価回路は、第4のコンデンサ成分、第7のインダクタ成分及び第7の抵抗成分からなる第7の回路成分が設けられ、かつ、前記第2のラインと前記第3のラインとの接続部分と前記第1の端子との間を接続する第6のライン、及び、第5のコンデンサ成分、第8のインダクタ成分及び第8の抵抗成分からなる第8の回路成分が設けられ、かつ、該第2のラインと該第3のラインとの接続部分と前記第2の端子との間を接続する第7のラインを、更に備えており、
    前記第2のステップでは、前記第1のSパラメータと前記第2のSパラメータとの差が所定値よりも小さくなるときの前記第4のコンデンサ成分、前記第7のインダクタ成分、前記第7の抵抗成分、前記第5のコンデンサ成分、前記第8のインダクタ成分及び前記第8の抵抗成分の値を算出すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の等価回路作成方法。
  8. 前記第4のコンデンサ成分と前記第5のコンデンサ成分とは等しく、
    前記第7のインダクタ成分と前記第8のインダクタ成分とは等しく、
    前記第7の抵抗成分と前記第8の抵抗成分とは等しいこと、
    を特徴とする請求項7に記載の等価回路作成方法。
  9. 前記第3のラインには、第9のインダクタ成分又は第9の抵抗成分の少なくともいずれか1つが更に設けられており、
    前記第1のコンデンサ成分、前記第9のインダクタ成分及び前記第9の抵抗成分は、第9の回路成分を構成していること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の等価回路作成方法。
  10. 前記第2のSパラメータは、前記3端子コンデンサのSパラメータの実測値であること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の等価回路作成方法。
  11. 前記第2のステップでは、前記第1のSパラメータと前記第2のSパラメータとの差が所定値よりも小さくなるときの前記第1のインダクタ成分と前記第2のインダクタ成分との第1の結合係数及び前記第3のインダクタ成分と前記第4のインダクタ成分との第2の結合係数の値を算出すること、
    を特徴とする請求項3又は請求項10のいずれかに記載の等価回路作成方法。
  12. 第1の端子ないし第4の端子、該第1の端子と該第2の端子との間に接続されている第1のコンデンサ導体、及び、該第3の端子と該第4の端子との間に接続されている第2のコンデンサ導体を備えている3端子コンデンサの等価回路作成プログラムであって、
    前記第1の端子と前記第2の端子との間を接続する第1のラインと、前記第3の端子と前記第4の端子との間を接続する第2のラインと、第1のコンデンサ成分が設けられ、かつ、該第1のラインと該第2のラインとを接続する第3のラインと、該第2のラインと該第3のラインとの接続部分と該第3の端子との間に設けられている第1のインダクタ成分又は第1の抵抗成分の少なくともいずれか1つからなる第1の回路成分と、該第2のラインと該第3のラインとの接続部分と該第4の端子との間に設けられている第2のインダクタ成分又は第2の抵抗成分の少なくともいずれか1つからなる第2の回路成分と、を備えている等価回路を作成する第1のステップと、
    前記等価回路から求められる第1のSパラメータと所定の第2のSパラメータとの差が所定値よりも小さくなるときの前記第1のコンデンサ成分、前記第1のインダクタ成分、前記第1の抵抗成分、前記第2のインダクタ成分及び前記第2の抵抗成分の値を算出する第2のステップと、
    をコンピュータに実行させること、
    を特徴とする等価回路作成プログラム。
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