JP2010205004A - 回路モデル作成装置、回路モデル作成方法、シミュレーション装置、及び、シミュレーション方法 - Google Patents
回路モデル作成装置、回路モデル作成方法、シミュレーション装置、及び、シミュレーション方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】実装面から帰還電流が流れるグランド層までの距離が所定値である回路基板に表面実装された受動素子に対応する基本等価回路モデルに対し、実装面からグランド層までの距離を変数とした寄生インダクタンスの変化を取得する取得手段122と、取得手段により取得された寄生インダクタンスの変化を基本等価回路モデルに反映することにより、実装面からグランド層までの距離が任意の等価回路モデル情報を作成する作成手段123とを備える。
【選択図】 図5
Description
ここで、実装面からグランド層までの距離hがh=100[μm]の場合、これに対応する寄生インダクタンスは43[pH]である。また、実装面からグランド層までの距離hがh=60[μm]の場合、これに対応する寄生インダクタンスは20[pH]である。図17から明らかなように、距離hを100[μm]とした条件下での等価回路モデルに対して、上記の(17)式を用いて補償した等価回路モデルの変更曲線は精度良く実測値と適合する。
Claims (10)
- 回路基板に表面実装される受動素子の等価回路モデル情報を作成する回路モデル作成装置において、
実装面から帰還電流が流れるグランド層までの距離が所定値である回路基板に表面実装された受動素子に対応する基本等価回路モデルに対し、上記実装面からグランド層までの距離を変数とした寄生インダクタンスの変化を取得する取得手段と、
上記取得手段により取得された寄生インダクタンスの変化を上記基本等価回路モデルに反映することにより、上記実装面からグランド層までの距離が任意の等価回路モデル情報を作成する作成手段とを備える回路モデル作成装置。 - 上記取得手段は、上記受動素子の特性を表す第1の回路モデルに、上記帰還電流が流れる帰還経路による寄生インダクタンスを表す第2の回路モデルを直列接続した上記基本等価回路モデルに対する寄生インダクタンスの変化を取得することを特徴とする請求項1記載の回路モデル作成装置。
- 上記受動素子は、積層型セラミックチップコンデンサであり、
上記取得手段は、上記実装面からグランド層までの距離を変化させたときの、上記積層型セラミックチップコンデンサの基本自己共振周波数よりも高周波領域における寄生インダクタンスの変化を解析することにより、上記基本等価回路モデルに対する寄生インダクタンスの変化を取得することを特徴とする請求項1記載の回路モデル作成装置。 - 上記基本等価回路モデルは、上記積層型セラミックチップコンデンサのキャパシタンスを含む回路特性を示す第1の回路モデルの両端に、該積層型セラミックチップコンデンサの基本自己共振周波数よりも高周波領域における寄生インダクタンスを示す第2の回路モデルをそれぞれ直列接続した等価回路モデルであることを特徴とする請求項3記載の回路モデル作成装置。
- 上記第1の回路モデルは、上記積層型積層型セラミックチップコンデンサの基本自己共振周波数から高周波数領域に亘る各自己共振周波数に対応する共振回路モデルが、複数並列接続されたモデルであることを特徴とする請求項4記載の回路モデル作成装置。
- 上記作成手段は、上記基本等価回路モデルと、上記取得手段により取得された寄生インダクタンスの変化を上記実装面からグランド層までの距離を変数として表した関数とを対応付けた情報を、上記任意の等価回路モデル情報として作成することを特徴とする請求項1記載の回路モデル作成装置。
- 上記作成手段は、上記基本等価回路モデルと、上記実装面からグランド層までの各距離に対応する上記取得手段により取得された寄生インダクタンスとを対応付けた情報を、上記任意の等価回路モデル情報として作成することを特徴とする請求項1記載の回路モデル作成装置。
- 回路基板に表面実装される受動素子の等価回路モデル情報を作成する回路モデル作成方法において、
実装面から帰還電流が流れるグランド層までの距離が所定値である回路基板に表面実装された受動素子に対応する基本等価回路モデルに対し、上記実装面からグランド層までの距離を変数とした寄生インダクタンスの変化を取得する取得ステップと、
上記取得手段により取得された寄生インダクタンスの変化を上記基本等価回路モデルに反映することにより、上記実装面からグランド層までの距離が任意の等価回路モデル情報を作成する作成ステップとを有する回路モデル作成方法。 - 受動素子を表面実装した回路基板の回路特性をシミュレーションするシミュレーション装置において、
上記受動素子の特性と、該受動素子が表面実装される回路基板における実装面から帰還電流が流れるグランド層までの距離とが設定される設定手段と、
上記実装面からグランド層までの距離が所定値である回路基板に表面実装された受動素子に対応する基本等価回路モデルに対して、該距離を変数として取得された寄生インダクタンスの変化を反映した任意の等価回路モデル情報を記憶する記憶手段と、
上記記憶手段から、上記設定手段により設定された実装面からグランド層までの距離に対応する等価回路モデル情報を読み出し、読み出した等価回路モデル情報を用いて回路特性を解析する解析手段とを備えるシミュレーション装置。 - 受動素子を表面実装した回路基板の回路特性をシミュレーションするシミュレーション方法において、
上記受動素子の特性と、該受動素子が表面実装される回路基板における実装面から帰還電流が流れるグランド層までの距離とが設定される設定ステップと、
上記実装面からグランド層までの距離が所定値である回路基板に表面実装された受動素子に対応する基本等価回路モデルに対して、該距離を変数として取得された寄生インダクタンスの変化を反映した任意の等価回路モデル情報を記憶する記憶手段から、上記設定ステップにより設定された実装面からグランド層までの距離に対応する等価回路モデル情報を読み出し、読み出した等価回路モデル情報を用いて回路特性を解析する解析ステップとを有するシミュレーション方法。
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