JP2013164234A - 換気装置 - Google Patents
換気装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013164234A JP2013164234A JP2012028451A JP2012028451A JP2013164234A JP 2013164234 A JP2013164234 A JP 2013164234A JP 2012028451 A JP2012028451 A JP 2012028451A JP 2012028451 A JP2012028451 A JP 2012028451A JP 2013164234 A JP2013164234 A JP 2013164234A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- outside air
- air filter
- mesh
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 title claims abstract description 27
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 30
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 abstract description 7
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 58
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 19
- 241000238631 Hexapoda Species 0.000 description 14
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 10
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 8
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 4
- MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N Nitric oxide Chemical compound O=[N] MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 230000001877 deodorizing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
【解決手段】空気が導入される本体1と、本体1内に設けられ、第1フィルター13、及び当該第1フィルター13の下流側に配置される第2フィルター14が収納される外気フィルターケース7と、を有し、外気フィルターケース7は、空気流れ方向に対して略平行に設けられ、第2フィルター14を外気フィルターケース7内で湾曲した形状に保持する第2フィルター保持部15を有する。
【選択図】図6
Description
特許文献1に記載の技術は、メッシュフィルターユニットが外気取入れ口に配置され、外気清浄フィルターが外気フィルターケースに収納されてメッシュフィルターユニットの隣接する下流側に配置され、外気に含まれる塵埃などが室内へ入るのを防止することができるようになっているものである。
また、特許文献1に記載の技術は、風路面積も制限されてフィルターサイズが小さい分、フィルターの圧力損失が増加してしまう可能性があった。
すなわち、特許文献1に記載の技術は、清掃の際に、メッシュフィルターユニットを取り出す作業と、外気清浄フィルターを取り出す作業とが必要となる分、メンテナンス性(利便性)が損なわれてしまう可能性があった。
本発明に係る換気装置によれば、第1フィルター及び第2フィルターの両方が外気フィルターケースに設けられるので、外気フィルターケースを取り出す動作で両方のフィルターを取り出すことができ、メンテナンスしやすくなっている。
実施の形態.
図1は、実施の形態に係る換気装置の本体1の据付状態における斜視図である。図2は、図1に示す換気装置の本体1から外気フィルターユニット4を取り出した状態の斜視図である。図3は、実施の形態に係る換気装置の本体1の主要部の概要構成例を示す模式図である。
本実施の形態に係る換気装置は、集塵効率及び圧力損失を向上させるとともに、メンテナンスをしやすくする改良が加えられたものである。
すなわち、換気装置は、本体1に、建物外の空間に連通する外気ダクトを介して塵埃や虫などを含む外気が供給される。そして、当該外気が本体1内に設けられるフィルターによって清浄された後に給気ダクトを介して建物内に供給される。また、換気装置は、本体1に建物内の空気が吸い込まれ、排気ダクトを介して排出されるようになっている。
以下に、換気装置の本体1について説明する。
本体1は、略直方体形状の外郭を有するものであり、外気を取り込むための第1送風機72と、室内空気を取り込むための第2送風機74と、本体1に導入した外気と給気とを熱交換させる熱交換素子部71と、本体1内に導入した外気を清浄する外気フィルターユニット4と、本体1の下面の一部を構成するパネル2と、パネル2に設けられる排気フィルター3とを有している。
なお、給気風路における空気の流れは図3に示すSに対応し、排気風路における空気の流れは、図3に示すEに対応している。
本体1には、外気フィルターユニット4が本体1に取り付けられた状態において、外気フィルターユニット4の有する気密リブ18(図4〜図6参照)の対向位置に、パッキンなどが設けられた溝(図示省略)が形成されている。そして、外気フィルターユニット4が本体1に取り付けられた状態において、この溝の形成部分が気密リブ18が押しつけられることで給気風路の気密性が向上している。
第1送風機72及び第2送風機74は、本体1に空気を取り込み、放出するものである。第1送風機72は回転するファン72A及びファン72Aを回転させる電動機72Bにより構成され、第2送風機74は、回転するファン74A及びファン74Aを回転させる電動機74Bにより構成されている。
第1送風機72は、給気風路であって熱交換素子部71の下流側に設けられている。また、第2送風機74は、排気風路であって熱交換素子部71の下流側に設けられている。
熱交換素子部71は、本体1に導入した外気(給気)と、室内の空気(排気)とを熱交換させるものである。すなわち、熱交換素子部71は、排気の熱量を給気で回収する機能を有しているものである。なお、熱交換素子部71に流入した外気(給気)と、室内の空気(排気)とは混合しないように構成されている。
熱交換素子部71は、給気風路に連通するとともに、排気風路に連通するように設けられている。そして、熱交換素子部71は、給気風路において、外気フィルターユニット4の下流側であって第1送風機72の上流側に設けられている。また、熱交換素子部71は、排気風路において、排気フィルター3の上流側であって第2送風機74の下流側に設けられている。
外気フィルターユニット4は、空気中の粗塵などを除去するものである。すなわち、外気フィルターユニット4は、空気中の粗塵などを除去するフィルターを有しており、本体1内に導入した空気中の粗塵などを当該フィルターで除去することができるものである。外気フィルターユニット4は、給気風路において、熱交換素子部71の上流側に設けられている。
外気フィルターユニット4の下部には、外気フィルターユニット4を取り出す際に保持するためのハンドル6、外気フィルターユニット4を本体1内に取り付けるためのフィックスピース5などが設けられている。
外気フィルターユニット4の構成などについては、後ほどの図4〜図10の説明で詳述する。
パネル2は、本体1の下面の一部を構成するものである。パネル2は、本体1の下面の一部を構成するように、本体1の下側に設けられている。パネル2には、排気フィルター3が本体1から引き出し可能なように、排気フィルター3の端部側が回転自在に固定されている。
排気フィルター3は、室内の空気に含まれる粗塵などを除去するためのフィルターであり、平面視形状が略長方形をしているものである。排気フィルター3の4つの端部側のうちの1つは、パネル2に回転自在に固定されている。
図4は、外気フィルターユニット4の斜視図である。図5は、外気フィルターユニット4を外気フィルターケース7と外気フィルターフレーム8に分解した斜視図である。図6は、外気フィルターユニット4の縦断面図である。なお、図4及び図5は、外気フィルターケース7内に取り付けられるフィルターを取り外した状態における斜視図である。図4〜図6を参照して、外気フィルターユニット4について詳しく説明する。
外気フィルターユニット4には、図6に示すように、外気フィルターケース7及びフィルター801が、外気フィルターフレーム8から上下に引き出し可能なように設けられている。
外気フィルターフレーム8は、外気フィルターケース7の下側が接触して取り付けられる基部101D、基部101Dの一端側に立設される第1側面部101A、基部101Dの一端側に立設される第2側面部101B、一端が第1側面部101Aに接続され、他端が第2側面部101Bに接続される梁部101Cを有している。
基部101Dは、外気フィルターフレーム8の下側の外郭を構成するものである。基部101Dには、「一端」側に第1側面部101Aが立設され、「他端」側に第2側面部101Bが立設される。ここで、「一端」及び「他端」とは、空気流れ方向から外気フィルターフレーム8を見たときに、外気フィルターフレーム8の幅における「一端」及び「他端」に対応している。
基部101Dの下面側には、外気フィルターユニット4を取り出す際に保持するためのハンドル6、外気フィルターユニット4を本体1内に取り付けるためのフィックスピース5が3つ設けられている。
基部101Dには、第1送風機72によって発生する吸引力により、フィルター801が変形することを抑制するため、位置決め凸部172が設けられている。
ハンドル6は、外気フィルターフレーム8を本体1から取り出すことができるように、ユーザーなどが保持する部分である。ハンドル6は、下側に突出するように、基部101Dの下面側に形成されている。図6では、ハンドル6の下側に突出した部分の縦断面形状が略長方形状をしているものを例として説明しているが、それに限定されるものではない。
しかしながら、本実施の形態に係る換気装置のハンドル6は、外気フィルターフレーム8に設けられているため、ユーザーにとって容易に視認することが可能となっている。そして、ユーザーは、ハンドル6を保持して引き出すことで、メッシュフィルター13、不織布フィルター14及びフィルター801の全てを一度に引き出すことができ、ユーザーがハンドル6を手探りで探すような状況になることを防止することができる。
フィックスピース5は、本体1内に外気フィルターフレーム8を保持させるための部品である。フィックスピース5は、基部101Dの下面側に設けられている。すなわち、基部101Dの下面側にはネジ受けボス107が設けられており、フィックスピース5は、ネジ105がワッシャー104を介してネジ受けボス107に螺合されることで固定されている。
また、フィックスピース5は、本体1側ではなく、外気フィルターフレーム8側に設けられているため、フィックスピース5を解除して外気フィルターユニット4を取り出す際には、ユーザーが外気フィルターユニット4を手で持つこととなる。これにより、フィックスピース5を解除した瞬間に、外気フィルターユニット4が落下してしまうことを防止することができる。
また、フィックスピース5が基部101Dに設けられ、受け部91が本体1に設けられた例を説明したが、それに限定されるものではなく、フィックスピース5が本体1に設けられ、受け部91が基部101Dに設けられていてもよい。
さらに、フィックスピース5は、3つ設けられた例を図示しているがそれに限定されるものではない。
虫ストック部138は、メッシュフィルター13に捕集されて、外気フィルターフレーム8に落下した粗塵などを貯留するためのものである。すなわち、虫ストック部138は、粗塵などが大量に捕集されて貯留されても、圧力損失が低下して換気性能が低下してしまうことを抑制するために、所定の貯留容積を有している。
虫ストック部138は、メッシュフィルター13の上流側に設けられている。また、虫ストック部138は、基部101Dの上面と、第1側面部101Aの内側面と、第2側面部101Bの内側面とによって構成されている。
なお、外気フィルターユニット4の清掃の際には、ユーザーが、虫ストック部138に溜まった粗塵などを、外気フィルターユニット4を本体1から取り出した後に、掃除機などで吸引して除去することができるようになっている。
プール大155は、水などを貯留可能なものである。たとえば、外気に霧を多く含む場合には、当該霧がメッシュフィルター13及び不織布フィルター14で凝縮し、自重で下方に流れ落ちる。プール大155は、この下方に流れ落ちた水を貯留可能となっているものである。
プール大155は、少なくとも、基部101Dの上面と、第1側面部101Aの内側面と、第2側面部101Bの内側面とによって構成されている。プール大155は、基部101Dの上面に形成された凹形状をしているものである。
プール大155は、給気風路と連通して設けられている。このため、プール大155内に貯留された水は、霧が納まった後、本体1内に供給される空気によって乾燥して除去される。
プール小156も、プール大155と同様に水などを貯留可能なものである。プール小156は、メッシュフィルター13で凝縮した水のうち、メッシュフィルター13よりも上流側に流れ落ちた水を貯留するものである。プール小156は、第1側面部101Aから第2側面部101Bに向かって伸びるように設けられている。
プール小156も、プール大155と同様に、給気風路と連通して設けられている。このため、プール小156内に貯留された水は、霧が納まった後、本体1内に供給される空気によって乾燥して除去される。
第1側面部101Aは、基部101Dの一端側に立設されるものであり、外気フィルターケース7及びフィルター801を保持するものである。
第1側面部101Aは、外気フィルターケース7が外気フィルターフレーム8に取り付けられた状態において、外気フィルターケース7の一方の側面に対向しており、外気フィルターケース7の一方の側面側を保持するものである。
また、第1側面部101Aは、フィルター801が外気フィルターフレーム8に取り付けられた状態において、外気フィルターケース7の一方の側面に対向しており、フィルター801の一方の側面側を保持するものである。
さらに、第1側面部101Aの外側面、すなわち外気フィルターケース7が設けられる側とは反対側の側面には、垂直方向に気密リブ(図示省略)が形成されている。この図示省略の気密リブは、梁部101Cに形成される気密リブ18の一端側から連続的に接続されているものである。
第2側面部101Bは、第1側面部101Aに対称な形状を有するものである。すなわち、第2側面部101Bは、基部101Dの他端側に立設されるものであり、外気フィルターケース7及びフィルター801を保持するものである。
第2側面部101Bは、外気フィルターケース7が外気フィルターフレーム8に取り付けられた状態において、外気フィルターケース7の他方の側面に対向しており、外気フィルターケース7の他方の側面側を保持するものである。
また、第2側面部101Bは、フィルター801が外気フィルターフレーム8に取り付けられた状態において、外気フィルターケース7の他方の側面に対向しており、フィルター801の他方の側面側を保持するものである。
さらに、第2側面部101Bの外側面、すなわち外気フィルターケース7が設けられる側とは反対側の側面には、垂直方向に気密リブ(図示省略)が形成されている。この図示省略の気密リブは、梁部101Cに形成される気密リブ18の他端側から連続的に接続されているものである。
梁部101Cは、一端が第1側面部101Aに接続され、他端が第2側面部101Bに接続されるものである。梁部101Cには、上側に突出して設けられる気密リブ18が形成されている。
気密リブ18は、第1側面部101Aから第2側面部101Bに向かって伸びるように形成されている。より詳細には、梁部101Cは、外気フィルターユニット4が本体1に取り付けられた状態において、水平面に対して平行に設けられている。
そして、気密リブ18は、その一端が第1側面部101Aに形成された気密リブ(図示省略)に接続され、他端が第2側面部101Bに形成された気密リブ(図示省略)に接続されており、水平面に対して平行に設けられている。
気密リブ18は、外気フィルターユニット4が本体1に取り付けられた状態において、本体1内に設けられるパッキンが設けられた溝(図示省略)に押しつけられるようにして設けられ、給気風路の気密性を確保している。
フィルター801は、たとえばNOX (窒素酸化物)除去フィルターや脱臭フィルターなどのように、ユーザーなどの用途に応じて選定されるフィルターである。フィルター801の平面視形状は、略長方形をしている。
フィルター801は、図6に示すように、空気流れ方向に対して略垂直となるように、外気フィルターフレーム8に設けられている。より詳細には、フィルター801の下端部側が外気フィルターフレーム8の基部101Dに保持され、フィルター801の一方の側端部側が第1側面部101Aに保持され、フィルター801の他方の側端部側が第2側面部101Bに保持される。
また、フィルター801は、空気流れ方向において、外気フィルターケース7の下流側に設けられている。
図7は、外気フィルターケース7を開いた状態の斜視図である。図8は、図7に示す外気フィルターケース7に不織布フィルター14を取り付ける場合の説明図である。図7及び図8を参照して、外気フィルターケース7について説明する。
外気フィルターケース7は、メッシュフィルターフレーム10及び外気フィルター保持部11から構成され、メッシュフィルター13及び不織布フィルター14が内部に収納可能となっているものである。
外気フィルターケース7は、たとえば樹脂などで構成されるものであるが、外気フィルターフレーム8とは異なる色の樹脂を採用で構成するとよい。たとえば、外気フィルターケース7の樹脂の色は、ナチュラル色(乳白色)とするとよい。これにより、外気フィルターケース7と外気フィルターフレーム8とが別部品であることが簡単に認識できるようになり、ユーザーが、外気フィルターケース7と外気フィルターフレーム8とをどのように分離するかが分からなくなってしまうことを防止することができる。
メッシュフィルターフレーム10は、メッシュフィルター13を保持するとともに、外気フィルター保持部11と共に不織布フィルター14を収納するものである。メッシュフィルターフレーム10は、空気流れ方向において、外気フィルター保持部11よりも上流側に位置するように、外気フィルターフレーム8に取り付けられる。
メッシュフィルターフレーム10には、メッシュフィルター13の前面側に接触して保持するメッシュフィルター保持リブ19が3本形成されている。メッシュフィルター保持リブ19は、メッシュフィルター13がたわむことや、メンテナンス時に破れたりすることを防止するものである。なお、メッシュフィルター保持リブ19の本数は、3本に限定されるものではない。
メッシュフィルターフレーム10は、外気フィルター保持部11と嵌合した状態において、不織布フィルター14及びメッシュフィルター13が収納される空間を形成する。すなわち、メッシュフィルターフレーム10と外気フィルター保持部11とが閉じた状態において、メッシュフィルターフレーム10と外気フィルター保持部11との間には、所定の間隔が設けられており、不織布フィルター14及びメッシュフィルター13を収納可能となっている。
外気フィルター保持部11は、メッシュフィルターフレーム10と共に不織布フィルター14を収納するものである。外気フィルター保持部11は、空気流れ方向において、メッシュフィルターフレーム10よりも上流側に位置するように設けられるものである。
外気フィルター保持部11も、メッシュフィルターフレーム10と同様に、空気流れ方向に垂直な断面形状が、長方形形状をしてるものである。すなわち、外気フィルター保持部11は、上面、下面及び両側面を有し、前面側及び後面側が開放された形状をしているものである。
不織布フィルター形状ガイド15は、この不織布フィルター14が外気フィルターケース7内に設けられている状態において、不織布フィルター14が湾曲(アーチ状)した状態を維持可能なように、不織布フィルター14を保持するものである。
不織布フィルターガイド15は、「空気流れ方向に平行であって鉛直方向に平行」となるようにリブ15Aに立設され、給気風路の圧力損失が低減してしまうことを抑制している。
不織布フィルター形状ガイド15は、第1側面部101A又は第2側面部101Bに垂直な方向から見た平面形状が、半楕円形形状をしているものである。すなわち、不織布フィルター形状ガイド15は、半楕円形の外周に対応する縁が上流側に位置するように設けられている。そして、当該縁の部分不織布フィルター14との接触部分となる。
また、不織布フィルター形状ガイド15の形状は、第1側面部101A又は第2側面部101Bに垂直な方向から見た平面形状が、半楕円形形状に限定されるものではなく、縁の部分が曲面状になっていればよく、たとえば半円形形状などでもよい。
同様に、外気フィルター保持部11の側面のうち第2側面部101Bに対向する方の内側には、高性能フィルター16を保持する第2高性能フィルターガイド(図示省略)が設けられている。
第1高性能フィルターガイド17は高性能フィルター16の一端側を保持し、第2高性能フィルターガイドは、高性能フィルター16の他端側を保持する。すなわち、第1高性能フィルターガイド17には、高性能フィルター16の端面を差し込むことが出来るようになっており、高性能フィルター16と外気フィルター保持部11に隙間が発生し、供給された外気が高性能フィルター16を通らずに通過することを防ぐことができるようになっている。
また、外気フィルターケース7と外気フィルターフレーム8との色が異なるとともに、ツメ部9A、9Bがあることによって、ユーザーが、視覚的、構造的に外気フィルターケースと外気フィルターフレーム8とを分離可能であることが容易に判断することが可能となっている。なお、外気フィルターフレーム8の色は、たとえば黒色とするとよい。
さらに、本実施の形態では、ツメ部9Aが外気フィルター保持部11と嵌合し、ツメ部11Bがメッシュフィルターフレーム10と嵌合する場合を例に説明したがそれに限定されるものではなく、たとえばツメ部9A及びツメ部9Bを、ツメ部9Aとツメ部9Bとが嵌合するように構成してもよい。
メッシュフィルター13は、外気に含まれる粗塵、特に径の大きい粗塵などを除去するように構成されたフィルターである。メッシュフィルター13は、たとえば、メッシュフィルターフレーム10に溶着で固定、或いはメッシュフィルターフレーム10と一体成形されたものである。
メッシュフィルター13は、空気流れ方向に対して略垂直となるように、外気フィルターケース7に設けられている。より詳細には、メッシュフィルター13は、その上流側面がメッシュフィルター保持リブ19の後面側に押しつけられて設けられ、メッシュフィルター13の下流側面が不織布フィルター14の前面側に押しつけられて設けられている。
不織布フィルター14は、粗塵などのうち、たとえば花粉などの細かい塵埃を除去するフィルターである。不織布フィルター14は、外気フィルターケース7に収納された状態において、不織布フィルター形状ガイド15の縁に沿うように湾曲して設けられるものである。
このように、不織布フィルター14は、湾曲させないで空気流れ方向に対して垂直に設けられる場合と比較すると、供給される外気との接触面積が1.5倍程度拡大するため、塵埃の除去効率を向上させるとともに及び圧力損失を低減させることができるようになっている。
外気フィルターケース7は、不織布フィルター14の代わりに、より捕集性能の高い高性能フィルター16を設置できるようになっている。図9及び図10を参照して、高性能フィルター16について説明する。
高性能フィルター16は、プリーツ形状をしているフィルターであり、不織布フィルター14よりもさらに集塵性能の高いフィルターである。
高性能フィルター16は、外気フィルターケース7に収納された状態において、一端側が第1高性能フィルターガイド17によって保持され、他端側が第2高性能フィルターガイドによって保持されるものである。これにより、高性能フィルター16と外気フィルター保持部11に隙間が発生し、供給された外気が高性能フィルター16を通らずに通過することを防ぐことができるようになっている。
また、高性能フィルター16には、外気フィルターケース7に収納された状態において、プリーツ間に不織布フィルター形状ガイド15が設けられるようになっており、確実に高性能フィルター16を保持することが可能となっている。
外気ダクト接続口23から導入された外気(給気)は、メッシュフィルター13を通過する。ここで虫などの粗塵が除去される。虫などの粗塵は、そのままメッシュフィルター13上に留まるか、もしくは自重で落下し虫ストック部138に貯留される。
メッシュフィルター13を通過した花粉などの微細な集塵は、不織布フィルター14或いは高性能フィルター16で捕集される。
このように、メッシュフィルター13と、不織布フィルター14或いは高性能フィルター16とを通過した給気は、熱交換素子部71に流入して排気と熱交換した後に、給気ダクト接続口24から放出される。
排気フィルター3で粗塵などが除去された後に本体1内に流入した室内空気(排気)は、熱交換素子部71に流入して給気と熱交換した後に、第2送風機74を介して排気ダクト接続口22から放出される。
実施の形態に係る換気装置は、外気フィルターケース7にメッシュフィルター保持リブ19が設けられているので、不織布フィルター14が湾曲した状態で外気フィルターケース7内に収納されるため、供給された外気に対する不織布フィルター14の接触面積を拡大することができ、集塵効率の向上及び圧力損失低減を実現することができる。
たとえば、建物の天井などに換気装置が設置されると、脚立などに登らなければ外気フィルターユニット4を取り出すことができない。しかしながら、本実施の形態に係る換気装置のように、外気フィルターユニット4を取り出すことで、メッシュフィルター13、不織布フィルター14(或いは高性能フィルター16)及びフィルター801を一度に取り出すことができると、その分ユーザーの負荷を軽減させることができる。
なお、高性能フィルター16には、プリーツが形成されるため、不織布フィルター14と比較するとかさばる部材である。しかしながら、高性能フィルター16は、プリーツ間に不織布フィルター形状ガイド15を収めることが可能となっており、外気フィルターケース7のスペースを有効に活用することができるようになっている。
Claims (9)
- 空気が導入される本体と、
前記本体内に設けられ、第1フィルター、及び当該第1フィルターの下流側に配置される第2フィルターが収納される外気フィルターケースと、
を有し、
前記外気フィルターケースは、
空気流れ方向に対して略平行に設けられ、前記第2フィルターを前記外気フィルターケース内で湾曲した形状に保持する第2フィルター保持部を有する
ことを特徴とする換気装置。 - 前記第2フィルター保持部は、
略半楕円形形状に形成され、
当該略半楕円の外周部分で前記第2フィルターを保持する
ことを特徴とする請求項1に記載の換気装置。 - 前記第2フィルター保持部は、
鉛直方向に略平行、又は水平方向に略平行に設けられた
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の換気装置。 - 前記外気フィルターケースは、
前記第1フィルターが空気流れ方向に対して略垂直に取り付けられるメッシュフィルターフレームの下端側が、
前記第2フィルター保持部が形成された外気フィルター保持部の下端側とヒンジを介して接続されて構成されている
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の換気装置。 - 前記メッシュフィルターフレームの上部には、
上側に突出して形成され、前記外気フィルター保持部と嵌合する第1嵌合部が形成され、
前記外気フィルター保持部の上部には、
上側に突出して形成され、前記メッシュフィルターフレームと嵌合する第2嵌合部が形成され、
前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とは、
前記第1嵌合部が前記外気フィルター保持部に嵌合し、前記第2嵌合部が前記メッシュフィルターフレームに嵌合した状態において、隣接するように形成されている
ことを特徴とする請求項4に記載の換気装置。 - 前記メッシュフィルターフレームの上部には、
上側に突出して形成され、前記外気フィルター保持部と嵌合する第1嵌合部が形成され、
前記外気フィルター保持部の上部には、
上側に突出して形成され、前記第1嵌合部と嵌合する第2嵌合部が形成された
ことを特徴とする請求項4に記載の換気装置。 - 前記外気フィルターケースが収納されて、前記本体に取り付けられる外気フィルターフレームを有し、
前記外気フィルターフレームには、
当該外気フィルターフレームを引き出すハンドルが、下側に突出して形成されている
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の換気装置。 - 前記外気フィルターケースは、
前記外気フィルターフレームとは異なる色の樹脂で形成された
ことを特徴とする請求項7に記載の換気装置。 - 前記第2フィルターの代わりに、プリーツ形状をした第3フィルターが前記外気フィルターケースに取り付けられる場合であって、
前記外気フィルターフレームには、
対向する側面に、前記第3フィルターを保持するフィルターガイドが形成され、
前記第3フィルターは、
一方の端部側と他方の端部側とが前記フィルターガイドに保持されるとともに、
前記プリーツの間に前記第2フィルター保持部が設けられて、当該第2フィルター保持部に保持される
ことを特徴とする請求項1〜8に記載の換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012028451A JP5822752B2 (ja) | 2012-02-13 | 2012-02-13 | 換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012028451A JP5822752B2 (ja) | 2012-02-13 | 2012-02-13 | 換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013164234A true JP2013164234A (ja) | 2013-08-22 |
JP5822752B2 JP5822752B2 (ja) | 2015-11-24 |
Family
ID=49175686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012028451A Active JP5822752B2 (ja) | 2012-02-13 | 2012-02-13 | 換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5822752B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015158313A (ja) * | 2014-02-24 | 2015-09-03 | 三菱電機株式会社 | 熱交換換気装置 |
JP2021143808A (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-24 | 三菱電機株式会社 | 換気装置 |
JPWO2021260811A1 (ja) * | 2020-06-23 | 2021-12-30 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0518656U (ja) * | 1991-08-28 | 1993-03-09 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機のフイルタ装置 |
US5234481A (en) * | 1990-03-26 | 1993-08-10 | Societe d'Etude et de Recherche en Ventilation et Aeraulique Serva, ZA | Filtration and pressure stabilization device for variable-flow ventilation system |
JPH11108410A (ja) * | 1997-10-02 | 1999-04-23 | Mitsubishi Electric Corp | エアフィルタ、エアフィルタ付き熱交換器、及び空調換気装置。 |
JPH11267435A (ja) * | 1998-03-25 | 1999-10-05 | Matsushita Seiko Co Ltd | 空気清浄ユニットと空気清浄装置 |
JP2001235986A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-08-31 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2004340508A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 換気装置 |
JP2006292253A (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 換気装置 |
US20090183636A1 (en) * | 2004-11-11 | 2009-07-23 | Levine Lawrence T | Air purifier device |
WO2010095237A1 (ja) * | 2009-02-19 | 2010-08-26 | 三菱電機株式会社 | 熱交換換気装置 |
-
2012
- 2012-02-13 JP JP2012028451A patent/JP5822752B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5234481A (en) * | 1990-03-26 | 1993-08-10 | Societe d'Etude et de Recherche en Ventilation et Aeraulique Serva, ZA | Filtration and pressure stabilization device for variable-flow ventilation system |
JPH0518656U (ja) * | 1991-08-28 | 1993-03-09 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機のフイルタ装置 |
JPH11108410A (ja) * | 1997-10-02 | 1999-04-23 | Mitsubishi Electric Corp | エアフィルタ、エアフィルタ付き熱交換器、及び空調換気装置。 |
JPH11267435A (ja) * | 1998-03-25 | 1999-10-05 | Matsushita Seiko Co Ltd | 空気清浄ユニットと空気清浄装置 |
JP2001235986A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-08-31 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2004340508A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 換気装置 |
US20090183636A1 (en) * | 2004-11-11 | 2009-07-23 | Levine Lawrence T | Air purifier device |
JP2006292253A (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 換気装置 |
WO2010095237A1 (ja) * | 2009-02-19 | 2010-08-26 | 三菱電機株式会社 | 熱交換換気装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015158313A (ja) * | 2014-02-24 | 2015-09-03 | 三菱電機株式会社 | 熱交換換気装置 |
JP2021143808A (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-24 | 三菱電機株式会社 | 換気装置 |
JP7296908B2 (ja) | 2020-03-13 | 2023-06-23 | 三菱電機株式会社 | 換気装置 |
JPWO2021260811A1 (ja) * | 2020-06-23 | 2021-12-30 | ||
JP7305048B2 (ja) | 2020-06-23 | 2023-07-07 | 三菱電機株式会社 | フィルター枠および換気装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5822752B2 (ja) | 2015-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100708358B1 (ko) | 송풍 장치 및 그것을 이용한 공기 조화기 | |
KR101539020B1 (ko) | 저소음 저발열 구조의 클린룸 진공청소기 | |
JP5674633B2 (ja) | 換気装置 | |
JP5822752B2 (ja) | 換気装置 | |
JP5188282B2 (ja) | 熱交換換気装置およびフィルターユニット | |
JP5812930B2 (ja) | フィルター枠及びそれを備えた換気装置 | |
CN210189351U (zh) | 一种实木打磨除尘设备 | |
JP2018054192A (ja) | 空気清浄装置 | |
JP2007101146A (ja) | ダクトファン | |
JP4747643B2 (ja) | 手乾燥装置 | |
KR20170090256A (ko) | 흡기유닛 및 이를 포함하는 환기장치 | |
JPH11325535A (ja) | 室内換気ユニットの防虫構造 | |
JP4165246B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP5616843B2 (ja) | 換気装置 | |
JP6210690B2 (ja) | 換気装置 | |
JP2015205224A (ja) | 空気清浄機 | |
JP2009022349A (ja) | 電気機器及び電気掃除機 | |
KR101431750B1 (ko) | 정화유닛 어셈블리 및 이를 포함하는 공기조화기 | |
JP2007183079A (ja) | 空気調節装置並びにその排気管の開閉弁取付方法 | |
KR100556313B1 (ko) | 환기시스템 | |
CN216143831U (zh) | 新风模块、空调室内机及空调 | |
JP6169015B2 (ja) | 熱交換換気装置 | |
JP4708069B2 (ja) | 空気清浄機 | |
JP5247560B2 (ja) | 熱交換換気装置および熱交換換気システム | |
JPH08168622A (ja) | 空気清浄機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140625 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150210 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150908 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151006 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5822752 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |