JP5812930B2 - フィルター枠及びそれを備えた換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フィルター枠及びそれを備えた換気装置に関するものである。
従来から、任意のフィルターが取り付けられるフィルター枠をフィルターユニット本体に取り付け、このフィルターユニット本体を換気装置本体に設置するような構成の換気装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術では、専用の金型を製造し、成型機で射出成形をすることでフィルター枠を得ている。
国際公開第2010/095237号
特許文献1に記載の技術は、フィルター枠を得るにあたり、専用の金型や成型機が必要であるため、その分換気装置の製造コストが増加してしまうという課題があった。
また、様々なサイズのフィルター枠が小ロットで必要になるような場合においては、フィルターサイズ別に専用の金型を製造しなければならず、製造コストが増加してしまうという課題がより顕著となる可能性がある。
特許文献1に記載の技術は、射出成型によってフィルター枠を得るものであるため、フィルター枠の最小肉厚寸法を確保する必要がある。すなわち、特許文献1に記載の技術は、フィルター枠の最小肉厚寸法の確保によって、フィルター枠に取り付けるフィルターの厚みが制約されてしまうことから、フィルターの設計自由度を損ねてしまうという課題があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、製造コストを抑制すること、及び設置されるフィルターの設計自由度を高めることを実現するフィルター枠を提供することを目的としている。
本発明に係るフィルター枠は、流体中の塵埃を取り除くフィルターを保持し、換気装置に設置されるフィルター枠において、組み立てられた状態においてフィルターの上流側面及び下流側面を露出させる開放部分が形成されている平板状の部材を、折り曲げてフィルターを収納するように立体的に組み立てて箱状とし、組み立てた状態において、フィルターの上流側側面又は下流側側面を露出させる開放部分が形成されている平板状の部材に対応する第1の面部と、第1の面部と交差するように第1の面部の端部に接続される第2の面部と、第1の面部と交差するように、第1の面部の端部のうち第2の面部が接続されている端部とは直交する端部に接続される第3の面部と、を有し、第の面部には、第1の面部が接続されている端部に対向する端部にフラップが接続され、第2の面部には、第1の面部が接続されている端部に直交する端部に耳部が接続され、第の面部とフラップとの間には、耳部が挿入されるスリットが形成されている。
本発明に係るフィルター枠によれば、組み立てた状態においてフィルターの上流側面及び下流側面を露出させる開放部分が形成されている平板状の部材を、折り曲げてフィルターを収納するように立体的に組み立てて箱状としているので、製造コストを抑制することができる。
また、本発明に係るフィルター枠によれば、射出成型によってフィルター枠を得るものではないことから、射出成型における最小肉厚寸法を確保することを考慮しなくともよく、フィルターのサイズの設計自由度を高めることができる。
本発明の実施の形態に係る換気装置の本体の据付状態における斜視図である。 図1に示す換気装置の本体から外気清浄フィルターユニットを取り出した状態の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る換気装置の本体の主要部の概要構成例を示す模式図である。 外気清浄フィルターユニットの斜視図である。 図4に示す外気清浄フィルターユニットの点線A−Aにおける縦断面図である。 外気清浄フィルターユニットをフィルター枠と外気フィルターケースと外気フィルターフレームとに分解した状態の斜視図である。 フィルター枠の開状態(折りクセ前状態)の正面図である。 フィルター枠を組み立てた状態の斜視図である。 フィルター枠の開状態(折りクセ付加後)の斜視図である。 フィルター枠に折り曲げを実施した後のフィルター枠の斜視図である。 図10の状態から、さらにフィルター枠に対して折り曲げを実施した後のフィルター枠の斜視図である。 フィルター枠を組み立てた状態において、フィルター枠を折り曲げることにより生じる戻り力(バックスプリング)についての説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施の形態に係る換気装置の本体500の据付状態における斜視図である。図2は、図1に示す換気装置の本体500から外気清浄フィルターユニット301を取り出した状態の斜視図である。図3は、実施の形態に係る換気装置の本体500の主要部の概要構成例を示す模式図である。
本実施の形態に係るフィルター枠1は、製造コストの抑制及び設計自由度を高めることを可能とするものである。
まず、フィルター枠1の説明の前に、フィルター枠1が設置される換気装置の一例について説明する。換気装置は、たとえば、建物内の屋根裏空間又は1階天井裏空間などに、本体500が設置されるものである。そして、換気装置は、本体500が建物内に設けられた外気ダクト、給気ダクト及び排気ダクトなどに接続されている。
すなわち、換気装置は、本体500に、建物外の空間に連通する外気ダクトを介して塵埃や虫などを含む外気が供給される。そして、当該外気が本体500内に設けられるフィルターによって清浄された後に給気ダクトを介して建物内に供給される。また、換気装置は、本体500に建物内の空気が吸い込まれ、排気ダクトを介して排出されるようになっている。
以下に、換気装置の本体500について説明する。
(本体500)
本体500は、略直方体形状の外郭を有するものであり、外気を取り込むための第1送風機572と、室内空気を取り込むための第2送風機574と、本体500に導入した外気と給気とを熱交換させる熱交換素子部571と、本体500内に導入した外気を清浄する外気清浄フィルターユニット301と、本体500の下面の一部を構成するパネル501と、パネル501に設けられる排気フィルター502とを有している。
本体500には、外気ダクトに接続される外気ダクト接続口523が設けられ、給気ダクトに接続される給気ダクト接続口524が設けられ、排気ダクトに接続される排気ダクト接続口522が設けられている。なお、図1及び図2に示すように、給気ダクト接続口524が複数形成された例を図示したが、その形成される数は図1及び図2に限定されるものではない。
本体500は、給気風路及び排気風路を有している。すなわち、本体500には、外気ダクト接続口523、外気清浄フィルターユニット301、熱交換素子部571、第1送風機572及び給気ダクト接続口524を連通する給気風路を有するとともに、排気フィルター502、熱交換素子部571及び第2送風機574及び排気ダクト接続口522を連通する排気風路を有している。
なお、給気風路における空気の流れは図3に示すSに対応し、排気風路における空気の流れは、図3に示すEに対応している。
本体500には、図2に示すように、外気清浄フィルターユニット301を支持するための受け部591が設けられている。この受け部591は、外気清浄フィルターユニット301が本体500に設置された状態において、後述する外気清浄フィルターユニット301のフィックスピース504に対応する位置に、フィックスピース504に対応する数だけ設けられている。
(第1送風機572及び第2送風機574)
第1送風機572及び第2送風機574は、本体500に空気を取り込み、放出するものである。第1送風機572は回転するファン572A及びファン572Aを回転させる電動機572Bにより構成され、第2送風機574は、回転するファン574A及びファン574Aを回転させる電動機574Bにより構成されている。
第1送風機572は、給気風路であって熱交換素子部571の下流側に設けられている。また、第2送風機574は、排気風路であって熱交換素子部571の下流側に設けられている。
(熱交換素子部571)
熱交換素子部571は、本体500に導入した外気(給気)と、室内の空気(排気)とを熱交換させるものである。すなわち、熱交換素子部571は、排気の熱量を給気で回収する機能を有しているものである。なお、熱交換素子部571に流入した外気(給気)と、室内の空気(排気)とは混合しないように構成されている。
熱交換素子部571は、給気風路に連通するとともに、排気風路に連通するように設けられている。そして、熱交換素子部571は、給気風路において、外気清浄フィルターユニット301の下流側であって第1送風機572の上流側に設けられている。また、熱交換素子部571は、排気風路において、排気フィルター502の下流側であって第2送風機574の上流側に設けられている。
(外気清浄フィルターユニット301)
外気清浄フィルターユニット301は、空気中の粗塵などを除去するものである。すなわち、外気清浄フィルターユニット301は、空気中の粗塵などを除去するフィルター2(図4〜図6参照)を含む複数のフィルターを有しており、本体500内に導入した空気中の粗塵などを当該フィルターで除去することができるものである。外気清浄フィルターユニット301は、給気風路において、熱交換素子部571の上流側に設けられている。
外気清浄フィルターユニット301の下部には、外気清浄フィルターユニット301を取り出す際に保持するためのハンドル505、外気清浄フィルターユニット301を本体500内に取り付けるためのフィックスピース504などが設けられている。
外気清浄フィルターユニット301は、排気フィルター502を閉じた状態において、その下部が排気フィルター502によって覆われる。そして、外気清浄フィルターユニット301は、排気フィルター502を開放することで下部が露出する(図1参照)。そして、ユーザーは、排気フィルター502を開放し、外気清浄フィルターユニット301の下部が露出させて、ハンドル505を持って外気清浄フィルターユニット301を本体500から引き出し可能となっている(図2参照)。
外気清浄フィルターユニット301は、本体500に設けられている状態において、受け部591によって支持される。すなわち、外気清浄フィルターユニット301のフィックスピース504が、受け部591によって支持されるため、外気清浄フィルターユニット301が本体500内に取り付けられるようになっている。そして、フィックスピース504を水平方向に回転させることで、受け部591からの支持が解除され、外気清浄フィルターユニット301を本体500から取り外すことが可能となっている。
外気清浄フィルターユニット301の構成などについては、後ほど図4〜図6の説明で詳述する。
(パネル501)
パネル501は、本体500の下面の一部を構成するものである。パネル501は、本体500の下面の一部を構成するように、本体500の下側に設けられている。パネル501には、排気フィルター502が本体500から引き出し可能なように、排気フィルター502の端部側が回転自在に固定されている。
(排気フィルター502)
排気フィルター502は、室内の空気に含まれる粗塵などを除去するためのフィルターであり、平面視形状が略長方形をしているものである。排気フィルター502の4つの端部側のうちの1つは、パネル501に回転自在に固定されている。
[外気清浄フィルターユニット301の概要構成]
図4は、外気清浄フィルターユニット301の斜視図である。図5は、図4に示す外気清浄フィルターユニット301の点線A−Aにおける縦断面図である。図6は、外気清浄フィルターユニット301をフィルター枠1と外気フィルターケース506と外気フィルターフレーム507とに分解した状態の斜視図である。図4〜図6を参照して、外気清浄フィルターユニット301について詳しく説明する。
外気清浄フィルターユニット301は、図6に示すように、フィルター枠1及び外気フィルターケース506が取り付け可能な外気フィルターフレーム507と、たとえばユーザーなどの用途に応じて選定される任意のフィルター2を収容するフィルター枠1と、メッシュフィルター302及び外気清浄フィルター303が収納される外気フィルターケース506とを有している。
(外気フィルターフレーム507)
外気フィルターフレーム507は、外気フィルターケース506の下側が接触して取り付けられる基部509D、基部509Dの一端側に立設される第1側面部509A、基部509Dの一端側に立設される第2側面部509B、一端が第1側面部509Aに接続され、他端が第2側面部509Bに接続される梁部509Cを有している。
(基部509D)
基部509Dは、外気フィルターフレーム507の下側の外郭を構成するものである。基部509Dには、「一端」側に第1側面部509Aが立設され、「他端」側に第2側面部509Bが立設される。ここで、「一端」及び「他端」とは、空気流れ方向から外気フィルターフレーム507を見たときに、外気フィルターフレーム507の幅における「一端」及び「他端」に対応している。
基部509Dの下面側には、外気清浄フィルターユニット301を取り出す際に保持するためのハンドル505、外気清浄フィルターユニット301を本体500内に取り付けるためのフィックスピース504が設けられている。基部509Dの上面側には、虫などが溜められる虫受け509E、水などを貯留可能なプール509F及びプール509Gが設けられている。
(ハンドル505)
ハンドル505は、外気フィルターフレーム507を本体500から取り出すことができるように、ユーザーなどが保持する部分である。ハンドル505は、下側に突出するように、基部509Dの下面側に形成されている。図5では、ハンドル505の下側に突出した部分の縦断面形状が略長方形状をしているものを例として説明しているが、それに限定されるものではない。
(フィックスピース504)
フィックスピース504は、本体500内に外気フィルターフレーム507を保持させるための部品である。フィックスピース504は、基部509Dの下面側に設けられており、水平方向に軸回転させることが可能となっている。すなわち、フィックスピース504は、所定の角度回転させられることで、外気清浄フィルターユニット301の受け部591からの保持が解除され、外気清浄フィルターユニット301を本体500から取り外すことが可能となる(図2参照)。
(虫受け509E)
虫受け509Eは、メッシュフィルター302に捕集されて、外気フィルターフレーム507に落下した虫などを含む塵埃を貯留するためのものである。すなわち、虫受け509Eは、虫などが大量に捕集されて貯留されても、圧力損失が低下して換気性能が低下してしまうことを抑制するために、所定の貯留容積を有している。虫受け509Eは、メッシュフィルター302の上流側に設けられている。また、虫受け509Eは、基部509Dの上面と、第1側面部509Aの内側面と、第2側面部509Bの内側面とによって構成されている。
(プール509F及びプール509G)
プール509F及びプール509Gは、水などを貯留可能なものである。たとえば、外気に霧を多く含む場合には、当該霧がメッシュフィルター302及び外気清浄フィルター303で凝縮し、自重で下方に流れ落ちる。プール509F及びプール509Gは、この下方に流れ落ちた水を貯留可能である。
プール509F及びプール509Gは、少なくとも、基部509Dの上面と、第1側面部509Aの内側面と、第2側面部509Bの内側面とによって構成されている。プール509Fよりもプール509Gが下流側に設けられている。
(第1側面部509A及び第2側面部509B)
第1側面部509Aは、基部509Dの一端側に立設されるものであり、フィルター枠1及び外気フィルターケース506を保持するものである。
第1側面部509Aは、フィルター枠1及び外気フィルターケース506が外気フィルターフレーム507に取り付けられた状態において、フィルター枠1及び外気フィルターケース506の一方の側面に対向しており、フィルター枠1及び外気フィルターケース506の一方の側面側を保持するものである。なお、第1側面部509Aには、フィルター枠1の一方の端部側を保持するための挿入溝304Aが形成されている。
第2側面部509Bは、第1側面部509Aの対向位置であって基部509Dの他端側に立設されるものであり、フィルター枠1及び外気フィルターケース506を保持するものである。
第2側面部509Bは、フィルター枠1及び外気フィルターケース506が外気フィルターフレーム507に取り付けられた状態において、フィルター枠1及び外気フィルターケース506の他方の側面に対向しており、フィルター枠1及び外気フィルターケース506の他方の側面側を保持するものである。なお、第2側面部509Bには、フィルター枠1の他方の端部側を保持するための挿入溝304Bが形成されている。
(梁部509C)
梁部509Cは、一端が第1側面部509Aに接続され、他端が第2側面部509Bに接続されるものである。梁部509Cには、第1側面部509Aから第2側面部509Bに向かって伸びるように設けられるリブ509Hが形成されており、外気清浄フィルターユニット301が本体500に取り付けられた際の給気風路などの気密性を向上させている。
(フィルター枠1)
フィルター枠1は、薄肉板材であり、たとえばトムソン型やカッターによる裁断などにより得ることができるものである。また、フィルター枠1は、後述の図7〜図12で説明するように、所定の形状の部材を折り曲げて立体的に組み立てて箱状とし、縦断面視形状が略長方形の枠が構成されるようになっている。すなわち、フィルター枠1は、任意のフィルター2をフィルター枠1の後面部11(後述する)上に置いて折りたたむことで、任意のフィルター2を覆うように収納し、フィルター2を保持することができるものである。
なお、任意のフィルター2としては、たとえば、不織布フィルター、NOx吸収フィルター、特殊紙製プリーツフィルターのように、ユーザーなどの用途に応じて選定される。
フィルター枠1は、図6に示すように、空気流れ方向に対して略垂直となるように、外気フィルターフレーム507に設けられている。より詳細には、フィルター枠1の下端部側が外気フィルターフレーム507の基部509Dに保持され、フィルター枠1の一方の側端部側が第1側面部509Aに保持され、フィルター枠1の他方の側端部側が第2側面部509Bに保持される。また、フィルター枠1は、空気流れ方向において、外気フィルターケース506の下流側に設けられている。
フィルター枠1の詳しい構成などについては、後ほどの図7〜図12の説明で詳述する。
(外気フィルターケース506)
外気フィルターケース506は、メッシュフィルター302及び外気清浄フィルター303を収納するものであり、メッシュフィルターフレーム509及び外気フィルター保持部510から構成されている。
メッシュフィルターフレーム509は、メッシュフィルター302を保持するとともに、外気フィルター保持部510と共に外気清浄フィルター303を収納するものである。メッシュフィルターフレーム509は、空気流れ方向において、外気フィルター保持部510よりも上流側に位置するように、外気フィルターフレーム507に取り付けられる。メッシュフィルターフレーム509の上部には、外気フィルター保持部510と嵌合するツメ部508が形成されている。
外気フィルター保持部510は、メッシュフィルターフレーム509と共に外気清浄フィルター303を収納するものである。外気フィルター保持部510は、空気流れ方向において、メッシュフィルターフレーム509よりも上流側に位置するように設けられるものである。外気フィルター保持部510の上部には、メッシュフィルターフレーム509と嵌合するツメ部508が形成されている。
メッシュフィルター302は、外気に含まれる粗塵、特に径の大きい粗塵などを除去するように構成されたフィルターである。メッシュフィルター302は、空気流れ方向に対して略垂直となるように、外気フィルターケース506に設けられている。より詳細には、メッシュフィルター302は、その上流側面がメッシュフィルターフレーム509に押しつけられて設けられ、メッシュフィルター302の下流側面が外気清浄フィルター303の前面側に押しつけられて設けられている。
外気清浄フィルター303は、粗塵などのうち、たとえば花粉などの細かい塵埃を除去するフィルターである。外気清浄フィルター303は、空気流れ方向に対して略垂直となるように、外気フィルターケース506に設けられている。より詳細には、外気清浄フィルター303は、その上流側面がメッシュフィルター302に押しつけられて設けられ、外気清浄フィルター303の下流側面が外気フィルター保持部510に押しつけられて設けられている。
図7は、フィルター枠1の開状態(折りクセ前状態)の正面図である。図8は、フィルター枠1を組み立てた状態の斜視図である。図7及び8を参照してフィルター枠1の構成について詳しく説明する。
フィルター枠1は、フィルター枠1が外気フィルターフレーム507に取り付けられた状態において、フィルター枠1の後面を構成する後面部11と、フィルター枠1の一方の側面を構成し、第2側面部509Bに対向するように設けられる第1側面部12と、フィルター枠1の他方の側面を構成し、第1側面部509Aに対向するように設けられる第2側面部13とを有している。
また、フィルター枠1は、フィルター枠1が外気フィルターフレーム507に取り付けられた状態において、フィルター枠1の上面を構成する上面部14と、フィルター枠1の底面を構成する底面部15と、フィルター枠1の前面を構成し、外気フィルターケース506と対向するように設けられる前面部16とを有している。
(後面部11)
後面部11には、フィルター枠1が外気フィルターフレーム507に取り付けられた状態において、左端側に第1側面部12が接続され、右端側に第2側面部13が接続されている。また、後面部11には、フィルター枠1が外気フィルターフレーム507に取り付けられた状態において、上端側に上面部14が接続され、下端側に底面部15が接続されている。
後面部11には、フィルター2の後面側を接触して保持するリブ11Aが3本形成されている。リブ11Aは、フィルター2を保持するとともに、フィルター枠1の変形を抑制することが可能となっている。なお、リブ11Aの本数は、3本に限定されるものではない。また、このリブ11Aは、フィルター枠1が外気フィルターフレーム507に取り付けられた状態において、鉛直方向に略平行に設けられている場合を例に説明したが、たとえば水平方向に略平行に設けられていてもよい。そして、後面部11とリブ11Aとの間は、空気が流れるように開口17が形成されている。
(第1側面部13)
第1側面部13は、一端側に後面部11が接続され、他端側にフィルター枠1の形状を保持するフラップ22が接続されている。第1側面部13とフラップ22とは、中央部近傍が接続されているが、両端側が接続されていない。この接続されていない部分は、接続されている部分を折った際に、スリット(隙間)が形成されるようになっている(図9参照)。すなわち、第1側面部13とフラップ22との接続部分を折り曲げると、第1側面部13とフラップ22との間には、後述する耳部41及び耳部51を挿入するスリット71及び72が形成されるようになっている。
(第2側面部12)
第2側面部12は、第1側面部13と同様の構成を有するものである。第2側面部12は、一端側に後面部11が接続され、他端側にフィルター枠1の形状を保持するフラップ21が接続されている。第2側面部12とフラップ21とは、中央部近傍が接続されているが、両端側が接続されていない。この接続されていない部分は、接続されている部分を折った際に、スリット(隙間)が形成されるようになっている。すなわち、第2側面部12とフラップ21との接続部分を折り曲げると、第2側面部12とフラップ21との間には、後述する耳部42及び耳部52を挿入するスリット73及び74が形成されるようになっている。
(上面部14)
上面部14は、フィルター枠1が外気フィルターフレーム507に取り付けられた状態において、左端側に耳部42が接続され、右端側に耳部41が接続されている。また、上面部14には、フィルター枠1が外気フィルターフレーム507に取り付けられた状態において、給気風路の上流側の端部側にフィルター枠1の形状を保持するフラップ23が接続され、給気風路の下流側の端部側に後面部11が接続されている。
フラップ23は、上面部14と耳部42との接続部分を折り曲げ、耳部42をスリット73に挿入した状態で、上面部14に対して折り曲げられる(図10参照)。すなわち、フラップ23の両端部側は、フラップ21及びフラップ22よりも上流側(図10の紙面上側)に来るように折り曲げられ、前面部16とフラップ21及びフラップ22とに挟まれている。
また、フラップ23には、後述するフラップ31〜33が挿入されるスリット81〜83が形成されている。このスリット81〜83にフラップ31〜33が挿入されることによってフィルター枠1の形状を保持することが可能となっている(図12参照)。
耳部41及び耳部42は、上面部14に接続されるものであり、フラップ21及びフラップ22を支持することが可能となっている。耳部41については、フィルター枠1が組み立てられた状態において、スリット71に挿入されて第1側面部12とフラップ21との間に挟まれるようにして設けられる。
また、耳部42については、フィルター枠1が組み立てられた状態において、スリット73に挿入されて第2側面部12とフラップ21との間に挟まれるようにして設けられる。
(底面部15)
底面部15は、フィルター枠1が外気フィルターフレーム507に取り付けられた状態において、左端側に耳部52が接続され、右端側に耳部51が接続されている。また、底面部15には、フィルター枠1が外気フィルターフレーム507に取り付けられた状態において、給気風路の上流側の端部側に前面部16が接続され、給気風路の下流側の端部側に後面部11が接続されている。
耳部51及び耳部52は、底面部15に接続されるものであり、フラップ21及びフラップ22を支持することが可能となっている。耳部51については、フィルター枠1が組み立てられた状態において、スリット72に挿入されて第1側面部12とフラップ21との間に挟まれるようにして設けられる。
また、耳部52については、フィルター枠1が組み立てられた状態において、スリット74に挿入されて第2側面部12とフラップ21との間に挟まれるようにして設けられる。
(前面部16)
前面部16には、フィルター枠1が外気フィルターフレーム507に取り付けられた状態において、下端側に底面部15が接続され、上端側にスリット81〜83に挿入されるフラップ31〜33が接続されている。
フラップ31は、その中央部近傍と前面部16とが接続されており、フラップ31の両端部側が接続されていない。フラップ31のうち、前面部16と接続されていない部分が腕部34、35である(図11参照)。同様に、フラップ32は、腕部36、37を有し、フラップ33は、腕部38、39を有している。これにより、フラップ31〜33がスリット81〜83に挿入されると状態において、フラップ31〜33がフラップ23と契合し、フィルター枠1を確実に組み立てることができるようになっている。
前面部16には、後面部11のリブ11Aと対応するように、フィルター2の前面側を接触して保持するリブ16Aが3本形成されている。リブ16Aは、フィルター2を保持するとともに、フィルター枠1の変形を抑制することが可能になっている。なお、リブ16Aの本数は、3本に限定されるものではない。また、このリブ16Aは、フィルター枠1が外気フィルターフレーム507に取り付けられた状態において、鉛直方向に略平行に設けられている場合を例に説明したが、たとえば水平方向に略平行に設けられていてもよい。そして、前面部16とリブ16Aとの間は、空気が流れるように開口18が形成されている。
図9は、フィルター枠1の開状態(折りクセ付加後)の斜視図である。図10は、フィルター枠1に折り曲げを実施した後のフィルター枠1の斜視図である。図11は、図10から、さらにフィルター枠に対して折り曲げを実施した後のフィルター枠1の斜視図である。なお、図11(a)は、底面部15と前面部16とを折り曲げる前の状態であり、図11(b)は、底面部15と前面部16とを折り曲げた後の状態である。図9〜図11を参照してフィルター枠1の組み立て方法について説明する。
フィルター枠1の後面部11の前面(上流側の面)を基準面としたとき、第1側面部12、第2側面部13、上面部14及び底面部15を、この基準面側に折り曲げる。より詳細には、図9に示すように、第2側面部13側の折り曲げ202及び第1側面部12側の折り曲げ201を基準面側に実施した後に、上面部14の折り曲げ203及び底面部15の折り曲げ204を基準面側に実施する(図9参照)。
なお、第1側面部13とフラップ22とを折り曲げることによって(折り曲げ202)、第1側面部13とフラップ22との間にスリット71及びスリット72が形成される(図9参照)。第2側面部12とフラップ21とを折り曲げることによって(折り曲げ201)、第2側面部12とフラップ21との間にスリット73及びスリット74が形成される(図9参照)。
また、上面部14は、この形成されたスリット71に耳部41を挿入するとともに、スリット73に耳部42を挿入するように折り曲げる(折り曲げ203、図10参照)。底面部15は、形成されたスリット72に耳部51を挿入するとともに、スリット74に耳部52を挿入するように折り曲げる(折り曲げ204、図10参照)。
また、図10に示すように、前面部16に接続されたフラップ31〜33を折り曲げるとともに(図10参照)、上面部14に接続されたフラップ23をフラップ21及びフラップ22に接触するように折り曲げておく(図11(a)参照)。
そして、図11(a)の状態から図11(b)の状態に移行する際には、底面部15と前面部16とを折り曲げる(折り曲げ205)。すなわち、前面部16を、後面部11に向かう側に折り曲げ、フラップ31をスリット81に挿入し、フラップ32をスリット82に挿入し、フラップ33をスリット83に挿入する。
なお、フラップ31がスリット81に挿入されると、フラップ23の内面に腕部34及び腕部35が契合する。同様に、フラップ32がスリット82に挿入されると、フラップ23の内面に腕部36及び腕部37が契合し、フラップ33がスリット83に挿入されると、フラップ23の内面に腕部38及び腕部39が契合する。
このようにフィルター枠1は、耳部41、42、51、52及びスリット71〜74と、フラップ31〜33及びスリット81〜83とを備える構成とすることで、接着材や特殊な工具を用いずとも組立ることができるようになっている。これにより、本実施の形態の換気装置の製造コストを抑制することが可能となっている。
図12は、フィルター枠1を組み立てた状態において、フィルター枠1を折り曲げることにより生じる戻り力(バックスプリング)についての説明図である。
フィルター枠1を構成する部材は、上述の折り曲げ201〜205がなされると、折り曲げられていない状態に戻ろうとするバックスプリングが起こる。すなわち、フィルター枠1には、戻り力211、戻り力212、戻り力213及び戻り力214が生じる。
ここで、戻り力213は、上面部14及びフラップ23のバックスプリングにより生じる力である。また、戻り力214は、底面部15、前面部16、フラップ31、フラップ32及びフラップ33のバックスプリングにより生じる力である。また、戻り力212は、第1側面部13及びフラップ22のバックスプリングによって生じる力である。さらに、戻り力211は、第2側面部12及びフラップ21のバックスプリングによって生じる力である。
まず、戻り力213及び戻り力214に対しては、フラップ31、フラップ32及びフラップ33に備えた腕部34〜39と、フラップ23内面との契合する力が働き、フィルター枠1の閉状態が保たれるようになっている。
また、戻り力212及び戻り力211に対しては、耳部41、耳部42、耳部51及び耳部52が、フラップ21及びフラップ22を支えることで、ストッパーの役割を果たし、閉状態に保たれる。
より詳細には、耳部41は、フィルター枠1が組み立てられた状態において、スリット71に挿入されて第1側面部12とフラップ21との間に挟まれるようにして設けられる。これにより、耳部41は、フィルター枠1が組み立てられた状態から、図7の組み立てられていない状態に戻ろうとする力211、221(バックスプリング)が働いても、第1側面部13及びフラップ22を組み立てられた状態の位置に保持することができる。
耳部42は、フィルター枠1が組み立てられた状態において、スリット73に挿入されて第2側面部12とフラップ21との間に挟まれるようにして設けられる。これにより、耳部42は、フィルター枠1が組み立てられた状態から、図7の組み立てられていない状態に戻ろうとする力211、221(バックスプリング)が働いても、第2側面部12及びフラップ21を組み立てられた状態の位置に保持することができる。
耳部51は、フィルター枠1が組み立てられた状態において、スリット72に挿入されて第1側面部12とフラップ21との間に挟まれるようにして設けられる。これにより、耳部51は、フィルター枠1が組み立てられた状態から、図7の組み立てられていない状態に戻ろうとする力211、221(バックスプリング)が働いても、第1側面部13及びフラップ22を組み立てられた状態の位置に保持することができる。
また、耳部52については、フィルター枠1が組み立てられた状態において、スリット74に挿入されて第2側面部12とフラップ21との間に挟まれるようにして設けられる。これにより、耳部52は、フィルター枠1が組み立てられた状態から、図7の組み立てられていない状態に戻ろうとする力211、221(バックスプリング)が働いても、第2側面部12及びフラップ21を組み立てられた状態の位置に保持することができる。
なお、耳部41及び耳部42は、前面部16及び後面部11との間に設けられるため、たとえば、上面部14から後面部11に向かう方向の力がかかった際にフィルター枠1が変形してしまうことを抑制することも可能となっている。耳部51及び耳部52については、前面部16及び後面部11との間に設けられるため、たとえば、上面部14から後面部11に向かう方向の力がかかった際にフィルター枠1が変形してしまうことを抑制することも可能となっている。
[給気及び排気の流れ]
外気ダクト接続口523から導入された外気(給気)は、メッシュフィルター302を通過する。ここで虫などの粗塵が除去される。虫などの粗塵は、そのままメッシュフィルター302上に留まるか、もしくは自重で落下し虫受け509Eに貯留される。
メッシュフィルター302を通過した花粉などの微細な集塵は、外気清浄フィルター303及びフィルター2で捕集される。
このように、メッシュフィルター302、外気清浄フィルター303及びフィルター2を通過した給気は、熱交換素子部571に流入して排気と熱交換した後に、給気ダクト接続口524から放出される。
排気フィルター502で粗塵などが除去された後に本体500内に流入した室内空気(排気)は、熱交換素子部571に流入して給気と熱交換した後に、第2送風機574を介して排気ダクト接続口522から放出される。
[実施の形態に係るフィルター枠1の効果]
実施の形態に係るフィルター枠は、フィルター枠1が薄肉板材であり、たとえばトムソン型やカッターによる裁断などによりフィルター枠1を得ることができる。そして、薄肉板材であるフィルター枠1を折り曲げることで、フィルター2を保持するためのフィルター枠1を組み立てることができる。このため、フィルター枠1を作製するための成型機や専用金型を必要としない分、その分換気装置の製造コストを抑制することができる。
実施の形態に係るフィルター枠1は、射出成型によってフィルター枠1を得るものではないことから、射出成型における最小肉厚寸法を確保することを考慮しなくてもよいため、フィルター2のサイズの設計自由度を向上させたものとなっている。
実施の形態に係るフィルター枠1は、専用金型を必要としないため、小ロットで様々なサイズのフィルター2の製造に比較的容易に対応することができる。
実施の形態に係るフィルター枠1は、耳部41、42、51、52及びスリット71〜74と、フラップ31〜33及びスリット81〜83を有している。このため、接着材などによる閉状態保持のための固定材料が不要であり、薄肉板材であるフィルター枠1を折り曲げることで組み立てることができ、組立性の高いものとなっている。
実施の形態に係るフィルター枠1は、フィルター枠1のフラップ31〜33とスリット81〜83との契が、かえりによる機械的な契合であるため、温度や湿度の変化する環境においても信頼性の高い契合を実現できる。
1 フィルター枠、2 フィルター、11 後面部、11A リブ(第1リブ)、12 第1側面部、13 第2側面部、14 上面部、15 底面部、16 前面部、16A リブ(第2リブ)、17、18 開口、21 フラップ(第2フラップ)、22 フラップ(第1フラップ)、23 フラップ(第3フラップ)、31〜33 フラップ(第4フラップ)、34〜39 腕部、41 耳部(第1耳部)、42 耳部(第2耳部)、51 耳部(第3耳部)、52 耳部(第4耳部)、71 スリット(第1スリット)、72 スリット(第2スリット)、73 スリット(第3スリット)、74 スリット(第4スリット)、81〜83 スリット(開口部)、201〜205 折り曲げ、211〜214 戻り力、301 外気清浄フィルターユニット、302 メッシュフィルター、303 外気清浄フィルター、304A、304B 挿入溝、500 本体、501 パネル、502 排気フィルター、504 フィックスピース、505 ハンドル、506 外気フィルターケース、507 外気フィルターフレーム、508 ツメ部、509 メッシュフィルターフレーム、509A 第1側面部、509B 第2側面部、509C 梁部、509D 基部、509E 虫受け、509F、509G プール、509H リブ、510 外気フィルター保持部、511 メッシュフィルター、522 排気ダクト接続口、523 外気ダクト接続口、524 給気ダクト接続口、571 熱交換素子部、572 第1送風機、572A ファン、572B 電動機、574 第2送風機、574A ファン、574B 電動機、591 受け部。

Claims (9)

  1. 流体中の塵埃を取り除くフィルターを保持し、換気装置に設置されるフィルター枠において、
    組み立てられた状態において前記フィルターの上流側面及び下流側面を露出させる開放部分が形成されている平板状の部材を、折り曲げて前記フィルターを収納するように立体的に組み立てて箱状とし、
    組み立てた状態において、
    前記フィルターの上流側側面又は下流側側面を露出させる開放部分が形成されている平板状の部材に対応する第1の面部と、
    前記第1の面部と交差するように前記第1の面部の端部に接続される第2の面部と
    前記第1の面部と交差するように、前記第1の面部の端部のうち前記第2の面部が接続されている端部とは直交する端部に接続される第3の面部と、を有し、
    前記第の面部には、
    前記第1の面部が接続されている端部に対向する端部にフラップが接続され、
    前記第2の面部には、
    前記第1の面部が接続されている端部に直交する端部に耳部が接続され、
    前記第の面部と前記フラップとの間には、
    前記耳部が挿入されるスリットが形成されている
    ことを特徴とするフィルター枠。
  2. 組み立てた状態において、
    前記フィルターの下流側面に対向し、前記フィルターの下流側面を露出させる開放部分が形成されている後面部と、
    前記フィルターの下端側と対向し、前記後面部の下端側に接続される平板状の底面部と、
    前記フィルターの上端側と対向し、前記後面部の上端側に接続される平板状の上面部と、
    流体の流れ方向の幅方向における前記フィルターの一端側と対向し、前記後面部の一端側に接続される平板状の第1側面部と、
    流体の流れ方向の幅方向における前記フィルターの他端側と対向し、前記後面部の他端側に接続される平板状の第2側面部と、
    前記フィルターの上流側面に対向し、前記フィルターの上流側面を露出させる開放部分が形成され、前記後面部が接続されている側とは反対側の前記底面部に接続される平板状の前面部とを有し、
    前記前面部及び前記後面部は、
    第1の面部に含まれ、
    前記上面部及び前記底面部は、
    前記第2の面部に含まれ、
    前記第1側面部及び前記第2側面部は、
    前記第3の面部に含まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載のフィルター枠。
  3. 前記フラップは、
    前記後面部が接続されている側とは反対側の前記第1側面部に接続される第1フラップと、
    前記後面部が接続されている側とは反対側の前記第2側面部に接続される第2フラップとを有し、
    前記耳部は、
    前記第1フラップ側であって前記上面部の一端側に接続される第1耳部、及び前記第2フラップ側であって前記上面部の他端側に接続される第2耳部と、
    前記第1フラップ側であって前記底面部の一端側に接続される第3耳部、及び前記第2フラップ側であって前記底面部の他端側に接続される第4耳部とを有し、
    前記スリットは、
    前記第1フラップと前記第1側面部との間に形成され、前記第1耳部が挿入される第1スリットと、
    前記第1フラップと前記第1側面部との間に形成され、前記第3耳部が挿入される第2スリットと、
    前記第2フラップと前記第2側面部との間に形成され、前記第2耳部が挿入される第3スリットと、
    前記第2フラップと前記第2側面部との間に形成され、前記第4耳部が挿入される第4スリットとを有する
    ことを特徴とする請求項2に記載のフィルター枠。
  4. 流体中の塵埃を取り除くフィルターを保持し、換気装置に設置されるフィルター枠において、
    組み立てられた状態において前記フィルターの上流側面及び下流側面を露出させる開放部分が形成されている平板状の部材を、折り曲げて前記フィルターを収納するように立体的に組み立てて箱状とし、
    組み立てた状態において、
    前記フィルターの下流側面に対向し、前記フィルターの下流側面を露出させる開放部分が形成されている後面部と、
    前記フィルターの下端側と対向し、前記後面部の下端側に接続される平板状の底面部と、
    前記フィルターの上端側と対向し、前記後面部の上端側に接続される平板状の上面部と、
    流体の流れ方向の幅方向における前記フィルターの一端側と対向し、前記後面部の一端側に接続される平板状の第1側面部と、
    流体の流れ方向の幅方向における前記フィルターの他端側と対向し、前記後面部の他端側に接続される平板状の第2側面部と、
    前記フィルターの上流側面に対向し、前記フィルターの上流側面を露出させる開放部分が形成され、前記後面部が接続されている側とは反対側の前記底面部に接続される平板状の前面部と、
    を有し、
    前記後面部が接続されている側とは反対側の前記第1側面部に接続される第1フラップと、
    前記後面部が接続されている側とは反対側の前記第2側面部に接続される第2フラップと、
    前記第1フラップ側であって前記上面部の一端側に接続される第1耳部、及び前記第2フラップ側であって前記上面部の他端側に接続される第2耳部と、
    前記第1フラップ側であって前記底面部の一端側に接続される第3耳部、及び前記第2フラップ側であって前記底面部の他端側に接続される第4耳部と、
    を有し、
    前記第1フラップと前記第1側面部との間には、
    前記第1耳部が挿入される第1スリット及び前記第3耳部が挿入される第2スリットが形成され、
    前記第2フラップと前記第2側面部との間には、
    前記第2耳部が挿入される第3スリット及び前記第4耳部が挿入される第4スリットが形成されている
    ことを特徴とするフィルター枠。
  5. 前記後面部が接続されている側とは反対側の前記上面部に接続され、開口部が形成されている第3フラップと、
    前記底面部が接続されている側とは反対側の前記前面部に接続され、前記第3フラップの前記開口部に挿入される第4フラップと、
    を有する
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載のフィルター枠。
  6. 前記第3フラップは、
    前記第1フラップ及び第2フラップと、前記前面部との間に挟まれる
    ことを特徴とする請求項3に従属する請求項5又は請求項4に従属する請求項5に記載のフィルター枠。
  7. 前記第4フラップは、
    前記第3フラップの前記開口部に挿入された状態で、前記第3フラップと契合する腕部が形成されている
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のフィルター枠。
  8. 前記前面部には、
    組み立てた状態において、前記上面部側から前記底面部側にかけて前記フィルターを保持する第1リブが形成され、
    前記後面部には、
    組み立てた状態において、前記上面部側から前記底面部側にかけて前記フィルターを保持する第2リブが形成されている
    ことを特徴とする請求項2〜7のいずれか一項に記載のフィルター枠。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の前記フィルター枠を備えている
    ことを特徴とする換気装置。
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