JPH0518656U - 空気調和機のフイルタ装置 - Google Patents
空気調和機のフイルタ装置Info
- Publication number
- JPH0518656U JPH0518656U JP068599U JP6859991U JPH0518656U JP H0518656 U JPH0518656 U JP H0518656U JP 068599 U JP068599 U JP 068599U JP 6859991 U JP6859991 U JP 6859991U JP H0518656 U JPH0518656 U JP H0518656U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- air conditioner
- filter device
- air
- indoor unit
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- Pending
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Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
- Electrostatic Separation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気調和機の室内機ユニットのフィルタ装置
の改善を図る。 【構成】 空気調和機の室内機ユニット内には空気清浄
用のフィルタ装置がある。その一つに、例えば図2
(A)に示されるような枠体11に、図2(B)に示され
るような鋸の歯の形をしたフィルタ(プリーツフィル
タ)12を収めるタイプのものがある。この枠体11はプラ
スチックでできており、本体11aに対して蓋体11bは開
閉自在になっている。11cは室内機ユニットへの着脱を
容易にするための把手である。本体11aの内側の両サイ
ドにはフィルタ12の山部を内側から支持する複数のリブ
11dを設ける。これらリブ11dはフィルタ12の山部を内
側から支持するので、フィルタ12の折り曲げのピッチを
揃えることができる。
の改善を図る。 【構成】 空気調和機の室内機ユニット内には空気清浄
用のフィルタ装置がある。その一つに、例えば図2
(A)に示されるような枠体11に、図2(B)に示され
るような鋸の歯の形をしたフィルタ(プリーツフィル
タ)12を収めるタイプのものがある。この枠体11はプラ
スチックでできており、本体11aに対して蓋体11bは開
閉自在になっている。11cは室内機ユニットへの着脱を
容易にするための把手である。本体11aの内側の両サイ
ドにはフィルタ12の山部を内側から支持する複数のリブ
11dを設ける。これらリブ11dはフィルタ12の山部を内
側から支持するので、フィルタ12の折り曲げのピッチを
揃えることができる。
Description
【0001】
本考案は空気調和機の室内機ユニットのフィルタ装置に関する。
【0002】
空気調和機の室内機ユニットは概略、図1に示されるような構成になっている 。図において、1は筐体で、この筐体1は、本体2と、この本体2に着脱可能に 被せられる前面カバー3とで構成されており、この前面カバー3の上部とその正 面パネル3aには室内空気を取り込むための吸込口3b,3cが設けられ、前面 下部には熱交換された空気を室内に送出するための吹出口4が形成されている。 これら吸込口3b,3cと吹出口4とを結ぶ空気通路5内には、吸込口3b,3 c寄りに着脱自在に設けられたエアーフィルタ6と、前記本体2側と前面カバー 3にそれぞれ対向するように分割形成された逆V字形の熱交換器7と、この熱交 換器7の下部に配置された送風機(クロスフローファン)8等があり、熱交換器 7により熱交換された空気は送風機8によって室内に送出されるようになってい る。また、前記吹出口4には風の向きを調節する風向板9が設けられている。更 に、前記エアーフィルタ6と熱交換器7との間には煙草のヤニ等を除去すること のできるフィルタ装置10が設けられている。このフィルタ装置10は空気通路5内 への着脱が可能で、図4に示されるような開閉自在な枠体21とプリーツフィルタ と呼ばれる鋸歯状の静電フィルタ22とから成っている。
【0003】
ところで、前記フィルタ装置10に使用される静電フィルタ22は、そのフィルタ 効果を高めるために山と谷を交互に有する鋸歯状に形成されているが、このフィ ルタ自体は柔らかくて、かつ、素材の厚さが2ミリ前後のスポンジ状のものであ るため、鋸の形が伸びたり、くずれたりして、不均一に成り易い欠点がある。そ こで従来は折り曲げのピッチを一定に保つために、鋸歯状に形成された静電フィ ルタ22の山の両端部にテープ23を圧接するなどして枠体21に収めたり、包装(袋 詰め)したりしていた。しかしながら、このような加工は手間のかかるもので、 非能率的であり、包装にしても多分に気を使わなければならないという問題があ った。したがって、本考案においては、これらの課題を解決した空気調和機のフ ィルタ装置を提供することを目的としている。
【0004】
本考案は上記の課題を解決するためになされたものであり、鋸歯状に折り曲げ た静電フィルタを開閉自在な枠体に収め、室内機ユニットの空気通路内に配置す るようにしてなる空気調和機のフィルタ装置において、前記枠体の内側に、前記 静電フィルタの山部に位置する複数のリブを設けることにした。
【0005】
上記の構成であれば、鋸歯状に折り曲げた静電フィルタが収容される枠体の内 側に、その静電フィルタの山部に位置する複数のリブが設けられているので、そ のリブで静電フィルタの山部を内側より支持することができる。これに伴って、 同静電フィルタの動きは抑制され、枠体内での伸び縮みがなくなる。したがって 、静電フィルタ側にそのフィルタの形状を保持するためのテープ等を施しておか なくても、枠体に収容するときに所定の折り曲げピッチにすることができる。
【0006】
以下、本考案の一実施例を図1〜図3に基づいて説明する。図1は室内機ユニ ットの内部を表す側断面図で、1は筐体である。この筐体1は本体2と、この本 体2に着脱自在に被せられる前面カバー3とから成っており、この前面カバー3 の正面パネル3aは上部が開閉自在に軸支されている。そして、前面カバー3の 上部とその正面パネル3aにはそれぞれ室内空気を取り込むための吸込口3b, 3cが設けられ、前面下部には吹出口4が形成されている。吸込口3b,3cと 吹出口4との間には空気通路5が形成されており、この空気通路5内には前面カ バー3の内面に沿わせて本体2寄りまで移動させることのできる着脱自在なエア ーフィルタ6と、三分割された熱交換器7と、送風機(クロスフローファン)8 とが配置され、熱交換器7により熱交換された空気は送風機8により吹出口4に 送られ、室内への風向は風向板9によって調節されるようになっている。
【0007】 熱交換器7は水平方向に三分割され、隣接する二つが逆V字形に形成されたも ので、その一つを本体2側に向け、他を前面カバー3側に向けて配置している。 送風機8は逆V字形に形成された熱交換器7の下部中央に設けている。このよう な配置であれば送風機8と三分割された各熱交換器との距離差が少なくなり熱交 換器7を通過する空気の分布(風速分布)を良くすることができると共に、筐体 1を小型化することができるからである。
【0008】 ところで、本考案に係わるフィルタ装置10は空気通路5内への着脱が可能とな っており、図2に示されるような開閉自在な枠体11に、プリーツフィルタと呼ば れる鋸歯状に形成された静電フィルタ12を収める構成になっている。この静電フ ィルタ12はスポンジ状の柔らかい素材を予め鋸歯状に折り曲げて作ったもので、 室内機ユニットへの装着時に枠体11に収容するようになっている。枠体11はプラ スチックを用いた成形品で、本体11aと蓋体11bとは一体になっており、かつ、 本体11a側には室内機ユニットへの着脱を容易にする把手11cが設けられている 。また、本体11aの内部には静電フィルタ12の山部を内側より支持する複数のリ ブ11dが所定の間隔で設けられている。このリブ11dは静電フィルタ12を枠体11 内に収容したときに、その静電フィルタ12の山間のピッチを平均化させるための ものである。
【0009】 図3は静電フィルタ12が枠体11内に収容されたときの様子を表す部分図で、本 体11a側に設けられたリブ11dは鋸歯状になっている静電フィルタ12の折り曲げ 部(山部)を内側から支える形になっている。このリブ11dは静電フィルタ12の 折り曲げのピッチに合わせた間隔で本体11aの内側両サイドに複数個づつ設けら れているので、静電フィルタ12の横移動を阻止することができると共に、各リブ 11d間の山の数(各山間のピッチ)を揃えることができるわけである。
【0010】
以上、説明したようなフィルタ装置であるならば、その枠体の内側に静電フィ ルタの折り曲げのピッチに合わせた複数のリブが設けられたことにより、静電フ ィルタの動きは抑えられ、折り曲げのピッチが揃えられるので、静電フィルタは その折り曲げのピッチを予め揃えておく前加工の手間やテープ等の部品が要らな くなると共に、鋸歯状に折り曲げられた静電フィルタは圧縮状態でも保管できる ので、その包装も容易になる。
【図1】本考案および従来例に係わる室内機ユニットの
概略構成側断面図である。
概略構成側断面図である。
【図2】本考案の一実施例を示すフィルタ装置の分解斜
視図である。
視図である。
【図3】本考案の一実施例を示す要部拡大図である。
【図4】従来例を示すフィルタ装置の分解斜視図であ
る。
る。
1 筐体 2 本体 3 前面カバー 3a 正面パネル 3b 吸込口 3c 吸込口 4 吹出口 5 空気通路 6 エアーフィルタ 7 熱交換器 8 送風機 9 風向板 10 フィルタ装置 11 枠体 11a 本体 11b 蓋体 11c 把手 11d リブ 12 静電フィルタ(プリーツフィルタ)
Claims (2)
- 【請求項1】 鋸歯状に折り曲げた静電フィルタを開閉
自在な枠体に収め、室内機ユニットの空気通路内に配置
するようにしてなる空気調和機のフィルタ装置におい
て、前記枠体の内側に、前記静電フィルタの山部に位置
する複数のリブを設けてなることを特徴とする空気調和
機のフィルタ装置。 - 【請求項2】 前記リブを、前記枠体内の両側に設けて
なる請求項1記載の空気調和機のフィルタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP068599U JPH0518656U (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 空気調和機のフイルタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP068599U JPH0518656U (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 空気調和機のフイルタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0518656U true JPH0518656U (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=13378419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP068599U Pending JPH0518656U (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 空気調和機のフイルタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0518656U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003200015A (ja) * | 2002-12-26 | 2003-07-15 | Yamatoyo Sangyo Kk | 空気清浄用フィルター装置 |
JP2004051037A (ja) * | 2002-07-23 | 2004-02-19 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 鉄道車両用エアフィルター |
JP2013164234A (ja) * | 2012-02-13 | 2013-08-22 | Mitsubishi Electric Corp | 換気装置 |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP068599U patent/JPH0518656U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004051037A (ja) * | 2002-07-23 | 2004-02-19 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 鉄道車両用エアフィルター |
JP2003200015A (ja) * | 2002-12-26 | 2003-07-15 | Yamatoyo Sangyo Kk | 空気清浄用フィルター装置 |
JP2013164234A (ja) * | 2012-02-13 | 2013-08-22 | Mitsubishi Electric Corp | 換気装置 |
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