JPH0528409Y2 - - Google Patents

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JPH0528409Y2
JPH0528409Y2 JP1988158114U JP15811488U JPH0528409Y2 JP H0528409 Y2 JPH0528409 Y2 JP H0528409Y2 JP 1988158114 U JP1988158114 U JP 1988158114U JP 15811488 U JP15811488 U JP 15811488U JP H0528409 Y2 JPH0528409 Y2 JP H0528409Y2
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は換気扇用カバー、一層詳しくはシー
ト状フイルターとこのフイルターを保持するカバ
ー本体とよりなり、かつフイルターがカバー本体
に対して取替え可能にされてなるものの改良に係
わるものである。
(従来の技術) 換気扇がその作動中に吸引する排気中に含まれ
る油煙、塵埃等によつて汚染されるのを防止する
ため、種々の構造を有する換気扇用カバーが提案
されている。その代表的なものとして、アルミニ
ウム箔から成形された枠体又はプラスチツクから
成形された枠体からなるカバー本体と、このカバ
ー本体の前面の排気吸引のための開口窓を塞ぐ形
態で、カバー本体に固着されたシート状のフイル
ター材(例えば不織布など)とからなる換気扇用
カバーが知られている(例えば実開昭54−123473
号公報、実開昭52−154067号公報)。
このようなカバーにおいては、その使用によつ
てフイルターが或る程度汚れるとき、全体を排棄
してしまうことになるので、フイルター材を取替
え可能なものとし、カバー本体は繰返し使用でき
るようにしたものが提案されている(例えば、実
開昭58−179432号公報)。
(考案が解決しようとする課題) フイルター材のみが、カバー本体に対し取換え
可能となつている従来技術のものでは、例えばカ
バー本体に設けた小さな押さえ片でフイルター周
縁を部分的に押さえるようにしてあるので、柔軟
なシート状のフイルターはその押えられている部
分以外の箇所はカバー本体前面の吸気のための開
口窓に対し浮き上つた状態となり、またフイルタ
ー取替えのため、押さえ片を繰り返し曲げたり、
延ばしたりするときは折損する恐れもある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解消し、シー
ト状のフイルターが、カバー本体の前面の開口窓
に密接し、しかも取替え用のフイルター材は折り
たたまれて嵩張ることなく、流通経路に乗せるこ
とのできるようにした換気扇用カバーを提供する
ものであつて、その要旨とするところは換気扇の
外枠に対して取付け可能に構成されたカバー本体
と、このカバー本体の吸気側前面に形成される開
口窓を塞ぐように設けられるシート状のフイルタ
ーとよりなるカバーにおいて、上記フイルターに
は、その外周縁の対向する位置に隔離されて、実
質的な直線状をなす、細帯状の補強片が設けら
れ、この補強片には、上記カバー本体の吸気側前
面に対し、着脱可能な止着具が設けられてなる換
気扇用カバーに存する。
次に本考案を添付図面について説明する。
第1図は本考案のカバーを構成するカバー本体
の一例の斜視略図、第2図は第1図中、A−A線
における断面略図、第3図は本考案のカバーを構
成するフイルターの一例の斜視略図、第4図は同
じくフイルターの別の例の斜視略図である。
図中、1はカバー本体、2はカバー本体1を構
成する膨出部、3はカバー本体1を構成する周縁
部、4は膨出部2の前面、5は前面4に設けられ
た、排棄ガスが流入する開口窓、6は補強用のリ
ブ、7は前面4に設けられた、止着具8を収容す
る凹所、9は止着具、10及び10′はカール、
11はフイルター(例えば不織布)、12,13,
17及び18はフイルター11の周縁に設けられ
る補強片、14,16,19及び21は止着具、
15は止着具16をフイルター11に取付けるた
めの補助片、20は止着具21をフイルター11
に取付けるための補助片である。
カバー本体1は例えば従来法に従つてアルミニ
ウム箔からプレス成形によつて製造される。この
カバー本体1は第1図に示されるように、平坦な
周縁部3から上方に突出している膨出部2を有す
る形状をなし、周縁部3は被覆しようとする換気
扇の外枠に随意取付けられるように、例えば裏面
に両面接着テープが取付けられる。
膨出部2の吸気側前面4には排気を吸引するた
めの開口窓5が設けられ、かつ適宜の形状のリブ
6によつて補強されている。
一方、開口窓5を塞ぐフイルターは第3図に示
されるように、(第3図に示すものは、第1図に
示されるカバー本体に対して用いられる)カバー
本体の膨出部の前面4の全面を被覆する形状、寸
法からなる。第1図に示されるカバー本体1は、
その膨出部2を平面的に見ると正方形をなしてい
るので、フイルター11は第3図に示されるよう
に正方形をなし、この正方形の対向する2辺、そ
れぞれに、細帯状の補強片12及び13が設けら
れる。この補強片12及び13の材料としては硬
質のプラスチツク薄板、又はアルミニウム或いは
鉄のような金属の薄板が用いられ、これらは、例
えば接着剤でフイルター11に接着される。
第3図はフイルターを、カバー本体1の前面4
に接する面を上側にして見た図面であり、補強片
12及び13にはそれぞれ止着具14が固設され
る。さらに要すれば、補強片12と13との間に
挟まれたフイルター周縁に補強片15(このもの
も補強片12,13と同様の材料からなる)を介
して止着具16がフイルター11に固設される。
これらの止着具14,16としては両面接着テー
プを用いるのが好ましい。
一方、フイルターでもつて被覆するカバー本体
1の前面4には、上記止着具14及び16が当接
する箇所に、止着具8及び9を設ける。この止着
具8及び9は、上記止着具14及び16が両面接
着テープであるときにはこ止着具8及び9も同じ
く両面接着テープであつてもよく、又は接着力の
ない、単に止着具14及び16の接着テープに接
着され易いものであつてもよい。従つて止着具1
4及び16が接着テープであつて、かつその接着
テープが前面4に対し、良く接着するものであれ
ば図面において8及び9で示す止着具を特に設け
なくとも差支えない。
前面4に設けられる止着具8は第2図に示され
る凹所7のように、その設置箇所を凹部とし、そ
の中に設けるようにするとよい。このようにする
のは止着具14に厚みがあるとき、その厚みの分
だけ止着具14が内方に入り込み、補強片12又
は13が前面4の面に密着するようになるからで
ある。止着具9も、同様の目的でもつて凹所の中
に設けるのがよい。
止着具14として接着テープを用いる場合、そ
のテープの接着力は著しく大きいものとせず、少
し力を加えて引張れば離脱するような程度のもの
とするのがよい。即ち、本考案のカバーではフイ
ルターが使用により汚れるとき、適宜、フイルタ
ーをカバー本体からはずし、新しいフイルターと
取替えるので、取りはずしか可能なものとする必
要があるからである。
また止着具8,9と止着具14,16の結合は
磁石を利用したものとしてもよい。この場合、一
方が磁石であれば、当接する他方は単なる鉄であ
つてもよい。補強片12及び13が鉄製薄板から
なるときは、当接する相手の止着具8を磁石とす
るだけでもよい。
また補強片12及び13に設ける止着具は、第
3図に示すものではそれぞれ1個としたが2個以
上にしてもよい。
以上のような構造からなるフイルターを第1図
に示すようなカバー本体1の前面4の上に被せ、
それぞれの止着具で結合させるとき、特にフイル
ター11に対しその両側の補強片12及び13で
もつて両側方に引つ張るようにして前面4に密接
させるときは、フイルター11が前面4から浮き
上つたような状態にならず、フイルター機能を充
分に発揮させることができる。
また、第1図に示すカバー本体1における止着
具8の位置をそれぞれ外方にずらせ、膨出部2の
側壁部に設け、それに対応して第3図に示すフイ
ルターの幅を大きくし、膨出部2の側壁において
補強片12及び13を固定するようにしてもよ
い。
カバー本体の膨出部の前面が円形である場合に
は、第4図に示すような形態のフイルターを用い
る。この場合、補強片17及び18は円周に沿つ
たもの、即ち湾曲したものとなる。しかし全体と
しては細帯状が長く延びた形のものである。即
ち、本考案において補強片が「実質的な直線状を
なす」とは、細帯が幾何学的に直線をなしている
もののほか、僅かに湾曲しているが全体として細
帯が長く延びた形をなし、幾何学的直線をなす細
帯の区域から外れている部分が僅かであつて、こ
の対向する2つの補強片を外方に引つ張るとき、
その間にあるシート状フイルターが両側方にたる
みなく引張られた状態になるものをいう。
かゝる「実質的に直線状をなす」という規定に
含まれるその他の例としては、例えばカバー本体
の前面4の形状が、正方形の四隅において僅かに
削られた形、即ち八角形をなす場合、フイルター
もこの形に相当する八角形となし、それの対向す
る長手の2辺のそれぞれの辺と、その辺の両端に
連なる短い辺(正方形の角が削られてできた辺)
を含めた部分までの形をなす補強片が挙げられ
る。
更に、この補強片12,13又は17,18の
大きさは、それぞれ一つの補強片が、フイルター
の全外周の1/3以下の大きさに当るものを指すと
いうことができる。即ち上記1/3以下の大きさに
すると、それぞれの補強片は、「実質的に直線状
をなす」ものとみられる。
そしてフイルターにおける1対の補強片は、フ
イルター外周縁につき、対向する位置に隔離さ
れ、かつ対称的でなけらばならない。
第4図に示すものは、補強片17,18の形状
が異なるだけで、その他の点は第3図について説
明したと同様である。
(考案の効果) (イ) 本考案のカバーは、カバー本体に対してフイ
ルターが着脱自在であるので、使用によつて汚
染されたフイルターは新しいフイルターと簡単
に取替えて使用することができる。
(ロ) 本考案のカバーで用いられるフイルターはそ
の周縁の対向する側縁部に長手の補強片が固着
され、この補強片を両側方に引張つた形でカバ
ー本体の開口窓を覆うことができ、フイルター
は開口窓の上位に浮き上るようなことなく、開
口窓部分に密接するので換気扇の汚れ防止効果
が充分に達成される。
(ハ) 本考案のカバーにおいて用いらているフイル
ターは、その周縁の対向する側縁部に長手の補
強片が固着されているので、この補強片を軸に
して折畳み、小さく包装することが出来、取替
用のフイルターのみを商品として流通経路に乗
せる場合、極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカバーを達成するカバー本体
の一例の斜視略図、第2図は第1図中、A−A線
における断面略図、第3図は本考案のカバーを構
成するフイルターの一例の斜視略図、第4図は同
じくフイルターの別の例の斜視略図である。 図中、1はカバー本体、2は膨出部、3は周縁
部、4は膨出部2の前面、5は開口窓、11はフ
イルター、12,13,17及び18は補強片、
14及び19は止着具である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 換気扇の外枠に対して取付け可能に構成された
    カバー本体と、このカバー本体の吸気側前面に形
    成される開口窓を塞ぐように設けられるシート状
    のフイルターとよりなるカバーにおいて、上記フ
    イルターには、その外周縁の対向する位置に隔離
    されて、実質的な直線状をなす、細帯状の補強片
    が設けられ、この補強片には、上記カバー本体の
    吸気側前面に対し、着脱可能な止着具が設けられ
    てなる換気扇用カバー。
JP1988158114U 1988-12-06 1988-12-06 Expired - Lifetime JPH0528409Y2 (ja)

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JP1988158114U JPH0528409Y2 (ja) 1988-12-06 1988-12-06

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JPH0281333U JPH0281333U (ja) 1990-06-22
JPH0528409Y2 true JPH0528409Y2 (ja) 1993-07-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62152132U (ja) * 1986-03-19 1987-09-26

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JPH0281333U (ja) 1990-06-22

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