JPH044809Y2 - - Google Patents
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- JPH044809Y2 JPH044809Y2 JP14873486U JP14873486U JPH044809Y2 JP H044809 Y2 JPH044809 Y2 JP H044809Y2 JP 14873486 U JP14873486 U JP 14873486U JP 14873486 U JP14873486 U JP 14873486U JP H044809 Y2 JPH044809 Y2 JP H044809Y2
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- Expired
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 7
- 238000004887 air purification Methods 0.000 claims description 2
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- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は車両、オフイスなどの室内の空気を
浄化するためのフイルタに関する。
浄化するためのフイルタに関する。
(従来の技術)
最近の車両では後部座席の後側の室内に、ブロ
アとフイルタをダクト中に組込んだ空気浄化装置
を配設し、車室内にこもる煙草の煙や綿埃などの
ごみまたは臭気などを除去するようにしている
が、そのためのフイルタ部材の一つが実開昭55−
174923号として提案されている。
アとフイルタをダクト中に組込んだ空気浄化装置
を配設し、車室内にこもる煙草の煙や綿埃などの
ごみまたは臭気などを除去するようにしている
が、そのためのフイルタ部材の一つが実開昭55−
174923号として提案されている。
その概略を示せば第4図および第5図のとおり
であり、前面に取手1aを有し両側壁の内面に所
要数の山形突起2を形成したプラスチツク製のケ
ース枠1と、幅がケース枠1の内幅にほぼ等しく
長手方向に波状にひだ付け加工を施した紙3お
よびケース枠1に内接する大きさで両側片4a,
4bの下側にケース枠内面の山形突起2にかみ合
う山形突起5をくし歯状に設けた押え枠4とから
なり、先ず、ひだ山の両側部をケース枠1の山形
突起2に係合させつつ紙3をケース枠1中に収
容し、次いで押え枠4のくし歯状突起5をケース
枠1の山形突起2にかみ合せながら、押え枠4を
ケース枠1に嵌合し、第5図のように紙3の両
側部を両突起2,5で挟み込んで紙3をケース
枠1に装着させている。
であり、前面に取手1aを有し両側壁の内面に所
要数の山形突起2を形成したプラスチツク製のケ
ース枠1と、幅がケース枠1の内幅にほぼ等しく
長手方向に波状にひだ付け加工を施した紙3お
よびケース枠1に内接する大きさで両側片4a,
4bの下側にケース枠内面の山形突起2にかみ合
う山形突起5をくし歯状に設けた押え枠4とから
なり、先ず、ひだ山の両側部をケース枠1の山形
突起2に係合させつつ紙3をケース枠1中に収
容し、次いで押え枠4のくし歯状突起5をケース
枠1の山形突起2にかみ合せながら、押え枠4を
ケース枠1に嵌合し、第5図のように紙3の両
側部を両突起2,5で挟み込んで紙3をケース
枠1に装着させている。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、上記のフイルタでは紙のひだ山の
数はケース枠の内面に設けられる山形突起の数に
制限されて自由に増加させることができず、それ
だけ過面積が小さなものであり、そして、紙
の側部は単にケース枠でおおわれるだけなのでシ
ールが確実でなく、しかも目詰まりなどで紙を
交換したくても使用者では多数のひだを山形突起
に係合させながらケース枠に装着する作業が厄介
なので殆んど使い捨てしている実情にある。
数はケース枠の内面に設けられる山形突起の数に
制限されて自由に増加させることができず、それ
だけ過面積が小さなものであり、そして、紙
の側部は単にケース枠でおおわれるだけなのでシ
ールが確実でなく、しかも目詰まりなどで紙を
交換したくても使用者では多数のひだを山形突起
に係合させながらケース枠に装着する作業が厄介
なので殆んど使い捨てしている実情にある。
そこで、この考案は材の過面積を自由にふ
やすことができると共に材側部のシールが確実
で、材の交換が容易にできるフイルタを提供す
るものである。
やすことができると共に材側部のシールが確実
で、材の交換が容易にできるフイルタを提供す
るものである。
(問題点を解決するための手段ならびに作用)
上記目的のもとにこの考案は室内空気浄化用の
フイルタとして、長手方向に波状にひだ付けされ
た所要大きさの材の両端部に材とほぼ同じ幅
で外端にフツク部を備えた係止具の内端をそれぞ
れ気密に取付け、少なくとも材の両側部分に、
上端に係合部を有するシール層を被着して過エ
レメントとなし、該過エレメントを、両側壁と
上端に細長みぞを有する両端壁とからなるケース
枠に、上記係止具フツク部とシール層係合部を介
して着脱可能に装着したことを特徴とするもので
あり、その使用に当つては、ダクトの空気取入口
の近傍に配設し、ブロアを作動することにより室
内の空気が紙エレメントを上方から下方に通過
し、綿埃などの細かな塵埃や煙草の煙、臭気など
が除去され、浄化された空気が室内に還流され
る。
フイルタとして、長手方向に波状にひだ付けされ
た所要大きさの材の両端部に材とほぼ同じ幅
で外端にフツク部を備えた係止具の内端をそれぞ
れ気密に取付け、少なくとも材の両側部分に、
上端に係合部を有するシール層を被着して過エ
レメントとなし、該過エレメントを、両側壁と
上端に細長みぞを有する両端壁とからなるケース
枠に、上記係止具フツク部とシール層係合部を介
して着脱可能に装着したことを特徴とするもので
あり、その使用に当つては、ダクトの空気取入口
の近傍に配設し、ブロアを作動することにより室
内の空気が紙エレメントを上方から下方に通過
し、綿埃などの細かな塵埃や煙草の煙、臭気など
が除去され、浄化された空気が室内に還流され
る。
そして、紙エレメントの交換に当たつては、
ダクトからケース枠を抜き取り、過エレメント
を両端の係合部を両側からつかんでケース枠から
取り外し、新しいエレメントをケース枠に装着す
る。
ダクトからケース枠を抜き取り、過エレメント
を両端の係合部を両側からつかんでケース枠から
取り外し、新しいエレメントをケース枠に装着す
る。
(実施例)
第1図はこの考案に係るフイルタを分離して示
すものであり、13は長手方向に波状にひだ付け
加工された所要の長さと幅の紙や活性炭紙など
の材であつて、その上向きの両端部には材と
同じ幅で横S字状をなした係止具14がその内端
挾持部14aで材を気密に挾持して取付けられ
ており、また、材13の両側部(図では前後
部)全体と係止具14の外端フツク部14b以外
の部分にはウレタン、塩化ビニルなどの硬質合成
樹脂からなり上端係止部15aを備えて逆L字状
をなしたシール層15がモールド成形により被着
され、一つの過エレメント10を形成してい
る。
すものであり、13は長手方向に波状にひだ付け
加工された所要の長さと幅の紙や活性炭紙など
の材であつて、その上向きの両端部には材と
同じ幅で横S字状をなした係止具14がその内端
挾持部14aで材を気密に挾持して取付けられ
ており、また、材13の両側部(図では前後
部)全体と係止具14の外端フツク部14b以外
の部分にはウレタン、塩化ビニルなどの硬質合成
樹脂からなり上端係止部15aを備えて逆L字状
をなしたシール層15がモールド成形により被着
され、一つの過エレメント10を形成してい
る。
11は上記の過エレメント10を嵌挿できる
大きさのプラスチツク製のケース枠であつて、両
側壁(図で前後壁)11aは上記シール層15の
上端係止部15aが掛止められるように両端壁1
1bより一段低く形成され、両端壁11bの上端
面には係止具14の外端フツク部14bを係合さ
せるための細長なみぞ12が穿設されている。
大きさのプラスチツク製のケース枠であつて、両
側壁(図で前後壁)11aは上記シール層15の
上端係止部15aが掛止められるように両端壁1
1bより一段低く形成され、両端壁11bの上端
面には係止具14の外端フツク部14bを係合さ
せるための細長なみぞ12が穿設されている。
そして、このケース枠11には上方から上記
過エレメント10が嵌め込まれ、両端係止具14
のフツク部14bがケース枠11の端壁の細長み
ぞ12に係合されると共にシール層15の上端係
合部15aが両側壁11aの上端面に掛け止めら
れて、第2図のようにケース枠11に過エレメ
ント10が着脱可能に取付けられる。
過エレメント10が嵌め込まれ、両端係止具14
のフツク部14bがケース枠11の端壁の細長み
ぞ12に係合されると共にシール層15の上端係
合部15aが両側壁11aの上端面に掛け止めら
れて、第2図のようにケース枠11に過エレメ
ント10が着脱可能に取付けられる。
なお、図中の16はケース枠11の端壁に取付
けられた取手である。
けられた取手である。
しかして、上記フイルタ部材はダクトの空気取
入口の近傍に配設され、ブロアの回転により車内
の空気が材13を上方から下方に通過し、塵埃
や臭気が捕捉されて浄化され、再び車室内に還流
する。
入口の近傍に配設され、ブロアの回転により車内
の空気が材13を上方から下方に通過し、塵埃
や臭気が捕捉されて浄化され、再び車室内に還流
する。
そして、長期の使用により材13が目詰まり
したり、損傷したりした際には、ダクトからケー
ス枠11を引き出し、過エレメント10の両端
の係合部を両側からつかみ、フツク部14bをみ
ぞ12との係合およびシール層係合部15aと側
壁との掛止めを解いてケース枠11から過エレ
メント10を取り外し、新しいもの交換すればよ
い。
したり、損傷したりした際には、ダクトからケー
ス枠11を引き出し、過エレメント10の両端
の係合部を両側からつかみ、フツク部14bをみ
ぞ12との係合およびシール層係合部15aと側
壁との掛止めを解いてケース枠11から過エレ
メント10を取り外し、新しいもの交換すればよ
い。
また、第3図に示すように係止具フツク部14
bの上端に薄く合成樹脂材18を施してシール層
15と連結し、シールの向上を図るようにしても
よい。
bの上端に薄く合成樹脂材18を施してシール層
15と連結し、シールの向上を図るようにしても
よい。
(考案の効果)
以上のようにこの考案では、波状にひだ付けら
れた材をケース枠に装着するに際し、従来のよ
うにケース枠内面の山形突起に係合させる必要が
ないので、材のひだ山数を適宜にふやして過
面積を増加させることができ、また、材の両端
には係止具を気密に取付けると共に両側部全体に
はシール層を被着したので、フイルタ部材として
のシール性が確実で充分な剛性を備えており、ま
た、過エレメントはケース枠に対し着脱可能で
しかも単に嵌め込めばよいので、材の交換がや
り易いなどの利点を有する。
れた材をケース枠に装着するに際し、従来のよ
うにケース枠内面の山形突起に係合させる必要が
ないので、材のひだ山数を適宜にふやして過
面積を増加させることができ、また、材の両端
には係止具を気密に取付けると共に両側部全体に
はシール層を被着したので、フイルタ部材として
のシール性が確実で充分な剛性を備えており、ま
た、過エレメントはケース枠に対し着脱可能で
しかも単に嵌め込めばよいので、材の交換がや
り易いなどの利点を有する。
なお、本考案は車両に限らず、オフイスや一般
の家庭の室内空気の浄化に役立てることができ
る。
の家庭の室内空気の浄化に役立てることができ
る。
第1図はこの考案の分離斜視図。第2図は一部
を切除した組立状態の斜視図。第3図は係止具部
分の変更例の斜視図。第4図は従来品の分離斜視
図。第5図は従来の紙の装着状態を示す一部の
斜視図。 図中、10……過エレメント、11……ケー
ス枠、11a……側壁、11b……端壁、12…
…細長みぞ、13……材、14……係止具、1
4b……フツク部、15……シール層、15a…
…係合部。
を切除した組立状態の斜視図。第3図は係止具部
分の変更例の斜視図。第4図は従来品の分離斜視
図。第5図は従来の紙の装着状態を示す一部の
斜視図。 図中、10……過エレメント、11……ケー
ス枠、11a……側壁、11b……端壁、12…
…細長みぞ、13……材、14……係止具、1
4b……フツク部、15……シール層、15a…
…係合部。
Claims (1)
- 波状にひだ付けされた材の両端部に材とほ
ぼ同じ幅で外端にフツク部を備えた係止具の内端
をそれぞれ気密に取付け、少なくとも材の両側
部分に、上端に係合部を有するシール層を被着し
て過エレメントとなし、該過エレメントを、
両側壁と上端に細長みぞを有する両端壁とからな
るケース枠に、上記係止具のフツク部とシール層
係合部を介して着脱可能に装着してなる室内空気
浄化用のフイルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14873486U JPH044809Y2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14873486U JPH044809Y2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6354419U JPS6354419U (ja) | 1988-04-12 |
JPH044809Y2 true JPH044809Y2 (ja) | 1992-02-12 |
Family
ID=31063284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14873486U Expired JPH044809Y2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH044809Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0545376Y2 (ja) * | 1987-09-30 | 1993-11-19 | ||
JP5097358B2 (ja) * | 2006-04-28 | 2012-12-12 | 日本無機株式会社 | フィルタ装置 |
-
1986
- 1986-09-30 JP JP14873486U patent/JPH044809Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6354419U (ja) | 1988-04-12 |
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