JPH0335369Y2 - - Google Patents

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JPH0335369Y2
JPH0335369Y2 JP1986101769U JP10176986U JPH0335369Y2 JP H0335369 Y2 JPH0335369 Y2 JP H0335369Y2 JP 1986101769 U JP1986101769 U JP 1986101769U JP 10176986 U JP10176986 U JP 10176986U JP H0335369 Y2 JPH0335369 Y2 JP H0335369Y2
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JP1986101769U
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はフイルター用濾材に関し、特に不織
布等でなる濾紙を一定幅でジグザグ状に折畳んだ
濾材であつて、フイルター枠に対する着脱を容易
にできるようにしたものである。
〔従来の技術〕
不織布等をジグザグ状に折畳み、多数のプリー
ツを形成してなる濾材は、フイルター枠の内側に
固着される構造になつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このため、従来の場合は濾材が汚れた場合は、
濾材のみを交換することができず、枠ごと交換す
る必要があり、不経済であるという問題があつ
た。
このような問題に対処するため、従来実願昭54
−59084号や特開昭58−92443号公報により、フイ
ルター用濾材の周面にそれを取囲む箱状の保持枠
を取付け、その保持枠をフイルター枠に着脱でき
るようにしたフイルターが提案されている。
しかし、上記の構造では、濾材の大きさが保持
枠の形状で決められてしまうために、フイルター
枠の寸法がわずか変化した場合でもサイズの異な
る濾材が必要になり、フイルター枠に対して用意
される濾材の種類が多くなる問題がある。
また、保持枠により濾材を小さく折畳むことが
できず、形状がかさばつたものになるために、収
納性が悪いという問題もある。
一方、特開昭61−74619号公報には、濾材の両
側辺にクツシヨン体を取付け、そのクツシヨン体
の変形力を利用してフイルター枠に濾材を取付け
るようにしたフイルターが提案されているが、こ
の場合も、濾材の取付け寸法がクツシヨン体の形
状で規制されるために、フイルター枠の寸法が変
化するごとに濾材を変える必要があり、また、ク
ツシヨン材の形状保持力により濾材が小さく折畳
めないという欠点がある。
そこで、この考案は、濾材のみを交換できるよ
うにすると共に、取付け寸法の調整ができ、しか
も小さく折畳んで収納できるようにすることを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は、
濾紙を所定の間隔でジグザグ状に折畳んで多数の
プリーツを形成し、各プリーツの間隔保持テープ
を濾材の全幅に渡り添設し、上記テープを各プリ
ーツの山頂部に接着したフイルター用濾材におい
て、上記濾材の折畳み方向の両端面に、濾材の側
面形状とほぼ同じ大きさの補強板を固着し、その
補強板にフイルター枠に対する係合段部を形成し
た構成としたものである。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
この考案の濾材Aは、第1図及び第4図に示す
ように、不織布等でなる濾紙1を一定幅をもつて
ジグザグ状に折畳み、多数のプリーツ2を形成
し、そのプリーツ2と直角方向に間隔保持テープ
3を添設したものである。
上記のテープ3は、不織布、アルミ箔等を基材
とし、その片面に熱溶融型接着剤を塗布積層した
ものである。このテープ3は、図示のように、各
プリーツ2の山頂部分においてのみ接着され、山
頂相互間においては架橋状になつている。このテ
ープ3を添設する位置は、例えば第1図に示すよ
うに、濾材Aの中央部及び上下両端部に選定さ
れ、また流入側と流出側の各面に設けられる。な
お、流入側と流出側で対向するテープ3が同じ位
置にならないように、上下方向に少なくともテー
プ3の幅だけずらせることが望ましい。
上記の濾材Aを両端面にはプラスチツク等でな
る補強板4が固着されている。補強板4の前面側
(流入)の端面4aは、濾材Aの前面側の山頂と
一致するように固着され、後面側においては一定
寸法aだけ後方に突出し、また上下両端面におい
て一定寸法bだけ上下に突出している。これらの
突出部分において補強板4の内側面は一定寸法c
だけ薄く形成され、これにより補強板4の3辺に
わたる係合段部5が形成されている。
なお、上記補強板4の前面中程には、把持用リ
ボン6が取付けられている。
この考案のフイルター用濾材Aは以上のごとき
ものであり、フイルター枠7内に収納して使用さ
れ、濾過機能を喪失すると適宜取出して交換され
る。
フイルター枠7は、第1図に示すように、流れ
の下流側の面に補強兼用の支持棧8が形成され
る。また両側枠7a内面の流出側の辺に沿つて係
合溝9(第4図参照)が形成されるとともに、上
下枠7bの内面においても両側枠7aに接近した
部分に前記の係合溝9と連続した係合溝9′(第
3図参照)が形成される。これらの係合溝9,
9′に前記補強板上記の係合段部5を嵌合する。
また、フイルター枠7内の上下枠7bの内面に
スポンジ、植毛体等の柔軟なシール材10を装着
し、これによつて濾材Aの上下方向の寸法誤差を
吸収し、濾材Aの上下端縁と上下枠7bの内面か
らの空気の漏れを防止する。
上記のフイルター枠7の前面側(流入側)の開
口面には、押え枠11が着脱自在に嵌合される。
この押え枠11には、着脱を容易にするため、取
手12が設けられている。
フイルター枠7は上記のように構成され、前述
のように、濾材Aの補強板4をフイルター枠7の
幅に合わせて拡ろげ、その係合段部5を係合溝
9,9′に嵌合して押込むとともに、その前面に
押え枠11を嵌着して組立てる(第2図及び第4
図参照)。
濾材Aの搬送時や収納する場合は、濾材Aをプ
リーツに沿つて折畳み、薄いコンパクトな形状に
して収納する。
なお、第5図に示すように、後面側に活性炭を
含む吸臭シート13を取付ける場合もある。
〔効果〕
この考案は以上のごときものであり、濾材Aの
各プリーツの山頂部分を間隔保持テープにより連
結しているので、両方の補強板を拡ろげた場合の
引張り力が均等に伝達され、各プリーツ間のピツ
チを一定間隔に拡ろげることができる。
また、濾材の装着の際は、補強板の係合段部を
フイルター枠の係合溝に嵌合するだけで安定よく
装着することができ、またその取外しも容易に行
うことができる。
さらに、補強板を濾材の折畳み方向の両端面に
取付けたので、濾材の折畳み量を変化させること
により取付け寸法を変えることができ、フイルタ
ー枠に対する濾材のサイズの種類を少なくするこ
とができる。
また、補強板を濾材の側面形状とほぼ同じ大き
さにしたので、濾材を折畳むことにより薄くコン
パクトな形状にすることができ、搬送や収納が容
易に行なえる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の濾材を使用したフイルター
の分解斜視図、第2図は同上の組立状態の斜視
図、第3図は第2図の一部縦断正面図、第4図は
第2図の横断平面図、第5図は他の実施例の横断
平面図である。 A……濾材、1……濾紙、2……プリーツ、3
……テープ、4……補強板、5……係合段部、7
……フイルター枠、9,9′……係合溝、10…
…シール材、11……押え枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 濾紙を所定の間隔でジグザグ状に折畳んで多数
    のプリーツを形成し、各プリーツの間隔保持テー
    プを濾材の全幅に渡り添設し、上記テープを各プ
    リーツの山頂部に接着したフイルター用濾材にお
    いて、上記濾材の折畳み方向の両端面に、濾材の
    側面形状とほぼ同じ大きさの補強板を固着し、そ
    の補強板にフイルター枠に対する係合段部を形成
    したことを特徴とするフイルター用濾材。
JP1986101769U 1986-07-01 1986-07-01 Expired JPH0335369Y2 (ja)

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JP1986101769U JPH0335369Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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JP1986101769U JPH0335369Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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JPS639209U JPS639209U (ja) 1988-01-21
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JPS6354911A (ja) * 1986-08-27 1988-03-09 Hitachi Ltd 室内空気清浄器用濾過体
JP2003284913A (ja) * 2002-03-27 2003-10-07 Kanai Hiroaki 濾材交換型エアフィルタ及びフィルタユニット

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JPS6174619A (ja) * 1984-09-20 1986-04-16 Matsushita Electric Works Ltd 空気清浄器

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JPS639209U (ja) 1988-01-21

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