JP2003200015A - 空気清浄用フィルター装置 - Google Patents

空気清浄用フィルター装置

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JP2003200015A
JP2003200015A JP2002377540A JP2002377540A JP2003200015A JP 2003200015 A JP2003200015 A JP 2003200015A JP 2002377540 A JP2002377540 A JP 2002377540A JP 2002377540 A JP2002377540 A JP 2002377540A JP 2003200015 A JP2003200015 A JP 2003200015A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 波状の濾過式フィルター材を使用した空気清
浄用フィルター装置の製造組立コストの低減化。 【解決手段】 三角波状に折り込んだフィルター材3の
周縁部に、その表裏両面側から一対の第1枠体4と第2
枠体5を分離可能に被着嵌合させたフィルター装置で、
第2枠体5にフィルター材3を嵌着した後、第1枠体3
の面枠部4’aの内面に突設した突部6をフィルター材
3の波状周縁部3aの谷部mに係止させて波ピッチpを
均等化して波板形状を安定させ、この波状周縁部3aの
端面と第2枠体5の辺枠部5”aの間に第1枠体3の辺
枠部4”aを嵌挿させてフィルター材3の波状周縁部3
aの端面開口を塞いで空気のリークを抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調用途や空気清
浄機用として広く利用されている波状の濾過式フィルタ
ー材を使用したフィルター装置で、詳しくは波状にプリ
ーツ加工された濾過式フィルター材の周縁部に補強用枠
体を嵌着した空気清浄用フィルター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気を浄化するフィルター材は、不織布
や濾紙等の素材を波状にプリーツ加工して空気が通過す
る表面積を大きくした濾過式フィルター材が一般的であ
る。この種のフィルター材は、例えば図14に示すよう
に大面積の不織布や濾紙の反物状の素材を幅方向に定ピ
ッチで交互に逆方向に折り曲げて三角波状にプリーツ加
工して製造される。
【0003】図14の波状フィルター材1は、波状面の
波ピッチpが不揃いになると空気浄化機能が低下するこ
とから、波状フィルター材1の波状周縁部1aの端面に
補強材2を接着剤やホットメルト法等で固定して製品化
される。或いは、図示しない特殊な用途の波状フィルタ
ー材においては、その周縁部に矩形の木枠を接着剤等で
一体に組み付けて、木枠で波状フィルター材の形状を固
定化した木枠組みフィルター装置として製品化されてい
る。
【0004】図14の補強材2は、波状フィルター材1
の波ピッチpを一定に揃えて、フィルター材1の波板形
状を維持させ、全体の寸法形状を安定させる。すなわ
ち、波状フィルター材1の波方向を横方向とすると、フ
ィルター材1は横方向で伸縮して形状が安定せず、この
ままのフィルター材1の波状の対向二辺の周縁部1aと
残りの対向二辺の直状周縁部1bに仮に矩形の枠体を嵌
着して補強しても、枠体に対して波状フィルター材1が
伸縮して枠体から外れたり、フィルター材1の横方向で
の波ピッチpが大小不揃いとなる等の不具合が生じるこ
とから、フィルター材1の波状周縁部1aの開放端面に
波ピッチpを固定化する補強材2を固着している。この
種の補強材2は、伸縮しないテープや線条等であり、テ
ープの場合はフィルター材1の波状周縁部1aの端面の
開口を塞ぎ、この開口端面からの空気のリークを抑制し
て、フィルター材全体の濾過性能、空気浄化機能を高め
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような波状フィ
ルター材の単品は量産が容易で安価に製作できるが、波
状フィルター材に形状を安定させるための補強材や木枠
を固着する作業工程の作業性が悪くて、波状フィルター
材を使用したフィルター装置の製造組立コストの低減化
が難しい。また、補強材のために空気清浄用フィルター
材単体の部品点数が多くなり、その分、材料コストが高
くなる。特に、木枠組みフィルター材を使用したもの
は、厚みが大きくて嵩張り、輸送コストが高く付くと共
に、廃棄処理時に木枠との接着剤等の温度管理やフィル
ター材のリサイクルの面で問題の多い廃棄物となってお
り、廃棄等の処理コストが高くなる問題がある。
【0006】さらに、波状フィルター材は汚れると洗浄
して再生するか、廃棄して新しいものと交換されるが、
洗浄再生の場合に波状フィルター材の入り組んだ形状か
ら効果的な洗浄が困難であり、洗浄後の再生も入り組ん
だ嵩張る形状から再生装置が大型化する問題がある。ま
た、汚れた波状フィルター材を廃棄して新品と交換する
場合には、次のことが問題となる。交換されるフィルタ
ー材の新品は、フィルター製造工場等に保管され、工場
出荷されて店頭販売等されるが、このような交換用フィ
ルター材は、波状フィルター材の波ピッチを補強材等で
固定化して全体のサイズを再使用される定形の枠体サイ
ズに合わせたものであるため、交換用フィルター材を定
形の枠体サイズより小形に縮小化して保管し、輸送して
店頭販売等することが難しくて、交換用フィルター材の
保管スペース、店頭販売スペースの縮小化と輸送コスト
の低減化が難しい。
【0007】本発明の目的は、製造組立コストや輸送コ
ストの低減化が容易であり、フィルター材の洗浄再生処
理が有利に行える空気清浄用フィルター装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的を達成
する技術的手段は、波状にプリーツ加工されたフィルタ
ー材と、相互に組付け・分離可能な第1枠体と第2枠体
から成るフィルター枠とを備え、第1枠体は通気口とな
る開口部と、フィルター材の周縁部を支持する枠部とフ
ィルター材の波状面の隣接する山部間に挿入されてフィ
ルター材のプリーツ折り線方向と直角方向の形状寸法を
規制する少なくとも1つの突部を有し、第2枠体は通気
口となる開口部と、フィルター材の周縁部を支持する枠
部とを有して、第1枠体と第2枠体とをフィルター材を
収容して相互に組付けた構造を特徴とする。
【0009】ここで、第1枠体と第2枠体はアルミフレ
ームや樹脂フレーム等の枠で、各々が波状フィルター材
の周縁部に分離可能に被着嵌合され、被着時にフィルタ
ー材を補強してその波状の形状を維持させる。また、第
1枠体と第2枠体が被着嵌合されるフィルター材は、濾
紙等を波状にプリーツ加工しただけの単品の適用が可能
であり、このフィルター材は一対の枠体が外されると反
物状に引き延ばされて簡単かつ効果的に洗浄等され、或
いは、波ピッチが最小になるように折り畳まれて最小ス
ペースでもって保管等されるものの適用が可能である。
【0010】また、本発明は、上記第1枠体の枠部はフ
ィルター材の一方の面の周縁を支持する面枠部を少なく
とも有し、かつ、この面枠部のフィルター材のプリーツ
折り線方向に位置する内面にフィルター材の形状を規制
する突部を有し、第2枠体の枠部はフィルター材の他方
の面の周縁を支持する面枠部と、この面枠部の外側辺か
ら屈曲状に起立してフィルター材の各辺を支持する辺枠
部とを有することを特徴とする。
【0011】さらに、本発明は、上記第1枠体がその面
枠部の外側辺から屈曲状に起立してフィルター材の各辺
を支持する辺枠部を更に有して、第1枠体の辺枠部と第
2枠体の辺枠部とを相互に入れ込み状に組付けるように
したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図1乃至図8に、第2の実施形態を図9乃至図13に示
し、順に説明する。
【0013】図1の分解図に示される第1の実施形態の
空気清浄用フィルター装置は、全体が矩形の波状濾過式
フィルター材3と、フィルター材3の矩形の周縁部に、
この周縁部の表裏両面側から脱着可能に嵌着される第1
枠体4と第2枠体5で構成される。フィルター材3は、
例えば反物状の長尺な不織布や濾紙等の素材を定ピッチ
で交互に逆方向に折り曲げて三角波状にプリーツ加工し
たものを所定長さで切断して製造される。矩形のフィル
ター材3の周縁部は、谷部mと山部nが交互に連続する
対向2辺の波状周縁部3aと、残りの対向2辺の直状周
縁部3bで形成される。フィルター材3の素材はプリー
ツ加工性に優れた、かつ、洗浄において形状が変化し難
いヒート加工性に富み耐熱性に優れたものが望ましい。
また、一対の各枠体4,5が嵌着される前のフィルター
材3の波ピッチp(隣接する山部間隔、又は、隣接する
谷部間隔)は任意であり、このフィルター材3は波板方
向に伸展又は圧縮自在である。
【0014】一対の第1枠体5と第2枠体4は、何回も
の洗浄が可能で寸法安定性に優れたアルミニウムや樹脂
等の素材からなるほぼ同一寸法形状の枠部材である。第
1枠体4は、例えばフィルター材3の表裏いずれか片面
側から波状周縁部3aに被着される面枠部4’aと直状
周縁部3bに被着される面枠部4’bと、この各面枠部
4’a、4’bの外側辺から内方に一体に延在してフィ
ルター材3の矩形の四辺に被着される辺枠部4”a、
4”bを有する。第2枠体5は、フィルター材3の表裏
いずれか片面側から波状周縁部3aに被着される面枠部
5’aと直状周縁部3bに被着される面枠部5’bと、
この各面枠部5’a、5’bの外側辺から内方に一体に
延在してフィルター材3の矩形の四辺に被着される辺枠
部5”a、5”bを有する。
【0015】また、フィルター材3の波状周縁部3aに
被着される第1枠体4の各面枠部4’aにフィルター材
3の波板形状を規制する突部6が形成される。突部6
は、面枠部4’aの内面の1箇所、或いは、等間隔の複
数箇所に打ち出し成形等で突設され、図面では1つの面
枠部4’aの長手方向の中央部を含む複数箇所に突部6
を形成している。1つの突部6の形状サイズは、例えば
図3に示すように波状フィルター材3の1つの谷部mに
波幅方向で係止するように設定される。波状フィルター
材3の波状周縁部3aの任意箇所の谷部mの各々に突部
6が係止することで、フィルター材3の波方向の伸縮動
作が突部6で規制されて、フィルター材3の形状が所定
波ピッチpのほぼ定形の波板形状に維持される。このよ
うな突部6の数は、フィルター材3の複数の谷部mと同
数に設定してもよいが、谷部mより少数に設定すること
が後述するフィルター装置の組立性をより良好にする上
で望ましい。
【0016】第1枠体4がアルミニウム板製品の場合、
例えば図6に示すように面枠部4’aと辺枠部4”aの
断面L形フレーム4cと、面枠部4’bと辺枠部4”b
の断面L形フレーム4dの端面同士を直角に突き合わ
せ、突き合わせ部分をアルミニウムのL形連結板4eで
連結するようにして、第1枠体4を矩形に製造するよう
にすれば、安価に量産性良く製造できる。第2枠体5も
第1枠体4と同様に製造すればよい。
【0017】波状フィルター材3の矩形の周縁部に第1
枠体4と第2枠体5を嵌着したフィルター装置を図2に
示し、その各断面図を図3と図4に示す。このフィルタ
ー装置の組立は、まず第2枠体5に波状フィルター材3
の周縁部をこの周縁部の表裏いずれか片面側から嵌合さ
せ、次に第1枠体4をフィルター材3の周縁部の他の片
面側から嵌合させて行われる。フィルター材3の表裏両
面側からの両枠体4,5の嵌合は、この両者の辺枠部
4”aと5”a、及び、辺枠部4”bと5”bをフィル
ター材3の矩形の端面に沿わせて重合させた状態で、互
いに分離分割可能に結合させることで行われる。
【0018】例えば、図3に示すように第2枠体5に波
状フィルター材3の周縁部を嵌合させると、全体を略水
平にして第2枠体5を波状フィルター材3の波方向であ
る横方向に手動で振動させて、フィルター材3の全体の
波ピッチpが均等になるようにする。このときのフィル
ター材3は、その対向2辺の波状周縁部3aが第2枠体
5の面枠部5’a上にほぼ自由に保持された状態で波方
向左右に振動して、波板の弾性復原力で波ピッチpが均
等化する。次に、略水平な第2枠体5の真上から第1枠
体4を被せて両枠体4,5を合体させ、そのまま両者を
離脱可能に係合させる。
【0019】この両枠体4,5の嵌合による合体は、次
のようにすることが後述理由で望ましい。すなわち、図
1と図5に示される第1枠体4の辺枠部4”aの両端に
形成したスリット7を第2枠体5の辺枠部5”bの両端
部に嵌挿して、第2枠体5の辺枠部5”bの外面に第1
枠体4の辺枠部4”bを重合させ、かつ、図4に示すよ
うに第2枠体5の辺枠部5”aの内面とフィルター材3
の波状周縁部3aの端面の間に第1枠体4の辺枠部4”
aを嵌挿させる。
【0020】上記のようにフィルター材3が嵌着された
第2枠体5の辺枠部5”bの外面に第1枠体4の辺枠部
4”bを重ねるように嵌挿することで、第1枠体4がフ
ィルター材3の直状周縁部3bに邪魔されること無く容
易に第2枠体5に嵌合できるようになる。また、フィル
ター材3が嵌着された第2枠体5の辺枠部5”aとフィ
ルター材3の波状周縁部3aの端面の間に第1枠体4の
辺枠部4”aを嵌挿させることで、第1枠体4の辺枠部
4”aがフィルター材3の波状周縁部3aの開口端面を
直接に塞いで、この端面開口からの空気のリークを抑制
してフィルター材3の空気浄化機能を安定した良好なも
のにする。
【0021】ここで、図1の寸法引出線に示すように第
2枠体4の対向する2辺の辺枠部5”aの離隔寸法をL
とし、フィルター材3の波線方向の長さをDとすると、
L=D〜(D−0.5mm)の範囲に規制することが望
ましい。この寸法規制でフィルター材3が嵌着された第
2枠体5の辺枠部5”aとフィルター材3の波状周縁部
3aの端面の間に第1枠体4の辺枠部4”aが作業性良
く確実に嵌挿でき、かつ、第1枠体4の辺枠部4”aが
フィルター材3の波状周縁部3aの開口端面を気密に塞
いで、この端面開口からの空気のリークを効果的に抑制
し、フィルター材3の空気浄化機能をより安定した良好
なものにする。なお、L>Dであると第1枠体4の辺枠
部4”aとフィルター材3の波状端面の間に隙間ができ
て空気のリーク量が増大し、フィルター材3の空気浄化
機能が低下する。また、L<(D−0.5mm)である
と第1枠体4をフィルター材3に嵌挿するときに辺枠部
4”aがフィルター材3の波状周縁部3aに引っ掛かっ
て第1枠体4の第2枠体5への組付作業が難しくなる。
【0022】また、上記のようにフィルター材3が嵌着
された第2枠体5の辺枠部5”aとフィルター材3の波
状周縁部3aの端面の間に第1枠体4の辺枠部4”aを
嵌挿させることで、第1枠体4の面枠部4’aの突部6
がフィルター材3の谷部mに係止して、フィルター材3
の波状の形状が安定したものとなる。なお、図示しない
が仮に第2枠体にも第1枠体と同様な突部を形成した場
合、上記のように第2枠体に嵌着した波状フィルター材
を左右に振動させて波ピッチを均等化するときに、第2
枠体の突部が邪魔となって波ピッチの均等化作業が難し
くなるので、かかる突部は一方の第1枠体だけに設ける
ことが有効である。
【0023】図2の空気清浄用フィルター装置は、フィ
ルター材3がゴミ等の付着で汚れて空気清浄機能が低下
すると、第1枠体4と第2枠体5が分離されてフィルタ
ー材3が取り外され、汚れたフィルター材3だけが廃棄
処分されるか、後述のように洗浄リサイクル処理され、
一対の各枠体4,5は新品かリサイクルされたフィルタ
ー材に再使用される。新品の交換用フィルター材は、例
えば図7に示す波状フィルター材3’である。この交換
用フィルター材3’は凹凸波の幅方向に伸縮自在である
ことから、幅方向に縮小させて最小サイズかつ最小体積
の状態で保管し、輸送して店頭販売等されるものの適用
が、交換品の保管スペースや店頭販売スペースの縮小
化、輸送コストの低減化の上で望ましい。
【0024】なお、汚れたフィルター材3のリサイクル
のための洗浄は、波状フィルター材3の単体が伸縮自在
であることから、例えば図8に示す各工程で行うことが
可能であり望ましい。まず、汚れた単体の波状フィルタ
ー材3を引き延ばしながら予洗槽11内で60〜70℃
のアルカリ洗浄液に浸漬して予備洗浄してから、本洗槽
12内で60〜70℃の洗浄水で高圧スプレーし超音波
振動を加えて本洗浄する。本洗浄されたフィルター材3
をすすぎ槽13内で常温の防汚加工剤入り水流による高
圧スプレーですすぎをしてから、フィルター材3を脱水
ローラ14に通して常温で強制脱水し、最後に乾燥炉1
5に通して90〜100℃の熱風で強制乾燥する。この
ように波状フィルター材を反物状に引き延ばしながら連
続的に洗浄し乾燥させることで、省スペースでの高速洗
浄が容易となり、波状フィルター材のリサイクルの実用
化を容易にする。
【0025】次に、図9乃至図13に示される第2の実
施形態の空気清浄用フィルター装置を説明する。この第
2の実施形態のフィルター装置の基本構造は、図1の第
1の実施形態と同様であり、図9のフィルター装置にお
ける図1のフィルター装置と同一、又は、相当する部分
には同一符号を付して説明の重複を避ける。
【0026】図9(A)、(B)に示されるフィルター
装置における第1枠体4と第2枠体5は、例えば樹脂成
形品である。第1枠体4は、図10及び図11に示すよ
うに矩形の面枠部4’a、4’bを有し、この面枠部
4’a、4’bが矩形のフィルター材3の片面側の周縁
部に当接するようにしてある。第2枠体5は、図12及
び図13に示すように矩形の面枠部5’a、5’bとそ
の各外側辺から一体に屈曲させた辺枠部5”a、5”b
を有し、この面枠部5’a、5’bが矩形のフィルター
材3の他面側の周縁部に当接し、辺枠部5”a、5”b
がフィルター材3の矩形の端面に対峙するようにしてあ
る。
【0027】図9の第2の実施形態は、フィルター材3
の直状周縁部3bに対応する第2枠体5の面枠部5’b
の内面に係止板5cを一体に起立状に成形して、係止板
5cとこれに対向する辺枠部5”bとの間に所定幅の係
止溝5dを形成し、この係止溝5dにフィルター材3の
直状周縁部3bを挿入して仮保持させることを特徴とす
る。係止板5cの面枠部5’bからの高さは、辺枠部
5”bの高さよりフィルター材3の厚さ程度だけ低く設
定される。係止溝5dの幅は、フィルター材3の厚さの
数倍程度に設定されて、この係止溝5dに図9(A)又
は(B)に示すようにフィルター材3の直状周縁部3b
の外側1枚分又は2枚分が挿入されるようにしてある。
【0028】上記第2枠体5に波状フィルター材3を手
動で嵌着する場合、図7に示すように圧縮されたフィル
ター材3を両手で規定サイズ程度まで拡げて、両端の直
状周縁部3bを対応する係止溝5dに挿入する。例え
ば、図9(A)に示すように係止溝5dにフィルター材
3の直状周縁部3bの最外側の1枚を挿入して、この1
枚と2枚目の間の谷部mを係止板5cに係止させる。或
いは、図9(B)に示すように係止溝5dにフィルター
材3の直状周縁部3bの最外側の1枚と次の2枚目を重
ねた状態で挿入して、2枚目と3枚目の間の谷部mを係
止板5cに係止させる。
【0029】図9(A)、(B)のようにフィルター材
3の両端の直状周縁部3bを係止板5cに係止させて仮
保持させることで、第2枠体5内でフィルター材3が規
定サイズに保持されて、第2枠体5へのフィルター材3
の組付作業が簡単迅速に行えるようになる。また、第2
枠体5内でフィルター材3が規定サイズに保持され、伸
縮等して形状が安定しなかった直状周縁部3bが係止溝
5dに挿入されることで形状が安定するので、次に行わ
れる第2枠体5への第1枠体4の組付作業が容易にな
る。
【0030】なお、図9の第2の実施形態における第1
枠体4は、上記係止板5cを有する第2枠体5に対応さ
せた図10及び図11に示す形状が望ましい。すなわ
ち、第1枠体4の矩形の面枠部4’a、4’bを、その
外面の外側辺に一体に屈曲させたリブ部4cで補強し、
波状フィルター材3の波状周縁部3aに対応する面枠部
4’aの内面にフィルター材3の形状を規制する突部6
を一体に形成し、波状フィルター材3の直状周縁部3b
に対応する面枠部4’bの内面に第2枠体5の係止溝5
dに嵌挿される突片4dを一体に形成する。
【0031】図9に示すように、第2枠体5に係止溝5
dを利用してフィルター材3を嵌着した後、第2枠体5
に第1枠体4を嵌合させるとき、第1枠体4の突片4d
を係止溝5dに嵌挿して、係止溝5dに先に嵌挿された
フィルター材3の直状周縁部3bを突片4dで係止板5
cに押圧するようにする。このようにすることで両枠体
4,5で挟持されたフィルター材3の伸縮し易い直状周
縁部3bが強固に固定化されて、波状フィルター材3の
変形が確実に防止される。
【0032】なお、図10及び図11に示される第1枠
体4においては、矩形の面枠部4’a、4’bの内側辺
に格子枠4eを一体に形成して、フィルター材3の脱落
を防止するようにしている。同様に図12及び図13に
示される第2枠体5においても、その矩形の面枠部5’
a、5’bに格子枠5eを一体に形成しているが、これ
らの格子枠4e,5eは必ずしも必要としない。
【0033】本発明は以上の実施形態に限らず、特に第
1枠体と第2枠体の形状はその材質によって適宜改変さ
れるもので、例えば第2枠体にフィルター材の端面の各
辺を支持する辺枠部を設けると、他方の第1枠体には必
ずしも同様な辺枠部を設ける必要が無くて、第1枠体は
フィルター材の形状を規制する突部を有する面枠部だけ
で構成することも可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、波状フィルター材の周
縁部の表裏両面側から一対の第1枠体と第2枠体を分離
可能に被着嵌合させ、一方の枠体の突部をフィルター材
の波状周縁部の谷部に係止させてフィルター材を所定の
波板形状に保持した状態でフィルター材を定形に補強し
たので、フィルター材に不織布や濾紙等を単に波状に折
り込んだ量産が容易で製作費の安い単品が使用できて、
フィルター装置の材料費、製造組立コストの低減化が可
能となる。また、フィルター材からの第1枠体と第2枠
体の分離が容易であり、さらに、枠体から分離されたフ
ィルター材を反物状に引き延ばして洗浄し乾燥させるこ
とが容易となって、フィルター材のリサイクルと、リサ
イクル設備の省スペース化が容易となる。また、汚れた
フィルター材の交換品も伸縮可能な波状フィルター材で
あるため、この交換品を枠体サイズより小形に縮小して
包装、保管、店頭販売等することができ、このようにす
ることで交換用フィルター材の保管費や輸送コストの低
減化、保管スペースと店頭販売スペースの縮小化が可能
となる。
【0035】また、第2枠体に波状フィルター材の直状
周縁部が嵌挿されて仮保持される係止溝を形成すること
で、波状フィルター材の伸縮して形状が安定しない直状
周縁部の形状が第2枠体に嵌着される時点で安定して、
第2枠体への波状フィルター材の取付作業が容易にな
り、かつ、第2枠体への第1枠体の取付作業もフィルタ
ー材で邪魔されることなく容易になって、フィルター装
置の組立作業の改善が図れる。
【0036】また、波状フィルター材の周縁部の端面で
第1枠体と第2枠体の辺枠部を重合させ、フィルター材
の波状周縁部の谷部に係止する突部を有する第1枠体の
辺枠部でフィルター材の波状周縁部の端面の開口を塞ぐ
ようにすることで、フィルター材の波状周縁部の開口端
面からの空気のリークが抑制されて、フィルター材全体
の空気清浄機能が強化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す空気清浄用フィ
ルター装置の分解斜視図。
【図2】図1フィルター装置の組立後の斜視図。
【図3】図2T1−T1線に沿う拡大断面図。
【図4】図3T2−T2線に沿う断面図。
【図5】図1フィルター装置における第1枠体と第2枠
体の部分拡大斜視図。
【図6】図1フィルター装置における第1枠体の部分斜
視図。
【図7】図1フィルター装置におけるフィルター材の保
管時等の斜視図。
【図8】フィルター材の洗浄乾燥工程システムの概要を
示す側面図。
【図9】(A)、(B)は本発明の第2の実施形態を示
す空気清浄用フィルター装置の部分断面図。
【図10】図9フィルター装置における第1枠体の底面
図。
【図11】図10T3−T3線に沿う断面図とその部分
拡大図。
【図12】図9フィルター装置における第2枠体の平面
図。
【図13】図12T4−T4線に沿う断面図とその一部
拡大図。
【図14】従来の空気清浄用フィルター装置における波
状フィルター材の斜視図。
【符号の説明】
3 フィルター材 3a 波状周縁部 3b 直状周縁部 m 谷部 n 山部 4 第1枠体 4’a、4’b 枠部、面枠部 4”a、4”b 枠部、辺枠部 5 第2枠体 5’a、5’b 枠部、面枠部 5”a、5”b 枠部、辺枠部 5c 係止板 5d 係止溝 6 突部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波状にプリーツ加工されたフィルター材
    と、相互に組付け・分離可能な第1枠体及び第2枠体か
    らなるフィルター枠とを備え、 前記第1枠体は、通気口となる開口部と、前記フィルタ
    ー材の周縁部を支持する枠部と、前記フィルター材の波
    状面の隣接する山部間に挿入されてフィルター材のプリ
    ーツ折り線方向と直角方向の形状寸法を規制する少なく
    とも1つの突部とを有し、 前記第2枠体は、通気口となる開口部と、前記フィルタ
    ー材の周縁部を支持する枠部とを有し、 前記第1枠体と第2枠体とをフィルター材を収容して相
    互に組付けた空気清浄用フィルター装置。
  2. 【請求項2】 前記第1枠体の枠部は、前記フィルター
    材の一方の面の周縁を支持する面枠部を少なくとも有
    し、かつ、前記フィルター材のプリーツ折り線方向に位
    置する前記面枠部の内面に前記突部を有し、 前記第2枠体の枠部は、前記フィルター材の他方の面の
    周縁を支持する面枠部と、この面枠部の外側辺から屈曲
    状に起立してフィルター材の各辺を支持する辺枠部とを
    有する請求項1記載の空気清浄用フィルター装置。
  3. 【請求項3】 前記第1枠体が、前記面枠部の外側辺か
    ら屈曲状に起立して前記フィルター材の各辺を支持する
    辺枠部をさらに有し、この第1枠体の辺枠部と第2枠体
    の辺枠部とを相互に入れ込み状に組付ける請求項2記載
    の空気清浄用フィルター装置。
  4. 【請求項4】 前記第2枠体の前記フィルター材のプリ
    ーツ折り線と平行な前記面枠部の内面に、この面枠部か
    ら起立する前記辺枠部とでフィルター材のプリーツ折り
    線と平行な直状の周縁部が挿入されるとこの直状周縁部
    を仮止め保持する係止溝を形成する係止板を一体に形成
    した請求項2又は3記載の空気浄化用フィルター装置。
  5. 【請求項5】 前記フィルター材のプリーツ折り線方向
    において、前記第1枠体の辺枠部を、これに対応する前
    記第2枠体の辺枠部の内面に組み入れて、フィルター材
    の周縁部に第1枠体と第2枠体を被着させた請求項3記
    載の空気清浄用フィルター装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載の空気清浄
    用フィルター装置に用いるフィルター枠。
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